JPH08222887A - 製品製造変更履歴・不良履歴管理システム - Google Patents

製品製造変更履歴・不良履歴管理システム

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JPH08222887A
JPH08222887A JP4625495A JP4625495A JPH08222887A JP H08222887 A JPH08222887 A JP H08222887A JP 4625495 A JP4625495 A JP 4625495A JP 4625495 A JP4625495 A JP 4625495A JP H08222887 A JPH08222887 A JP H08222887A
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JP4625495A
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Junko Noji
純子 野地
Hiromi Minato
弘美 湊
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セット1台毎又はマウント基板毎の製品製造
変更履歴、不良発生履歴を検索できる製品製造変更履歴
・不良履歴管理システムを提供する。 【構成】 データ処理手段1と、データ処理手段1にオ
ンラインで接続された入力手段2と表示手段3と出力手
段4と記憶手段とを備え、記憶手段は、セットシリアル
番号や基板のシリアル番号を記述したセット・基板シリ
アル番号対応ファイル5、基板のロット生産日や基板シ
リアル番号を記述した生産ロット内訳ファイル6、基板
生産プログラム変更履歴ファイル7、基板製造変更連絡
書ファイル15、及びセット毎の不良履歴や基板不良履
歴を記述した不良履歴ファイル8を含んでいる。セット
シリアル番号と基板シリアル番号を対応させたファイル
を備えているため、このシステムを利用すると、所定機
種のセット単位及び基板単位の製造変更履歴、セット単
位及び基板単位の不良発生履歴を検索できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品が市場に出る前の
製品の製造変更履歴を管理し、及び製造工程や市場にて
不良が発見され、そのフィードバックに基づく不良履歴
を管理する製品製造変更・不良履歴管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】製品を製造する場合、一般的にその製品
を製造する作業標準書に基づいて製造するが、この作業
標準書に基づく製造を変更する場合、製造変更連絡書
(Product Change Notice、以下
PCNともいう。)が発行されることがある。
【0003】この製造変更連絡書(PCN)は、一時的
に作業標準書に記載されている内容と異なる作業を指示
し、その期間を過ぎると元に戻す場合や、作業標準書を
修正しなければならないが、その手続期間がなく即時に
指示をしなければならない場合等に限定作業標準書とし
て発行されるものである。
【0004】前記製造変更連絡書を管理する場合、これ
までは、機種、マウント基板、ロット(LOT)、製造
変更連絡書番号、製造課別といった個別の仕分け方を採
用するのが一般的であり、このような仕分け方では製造
した機種のセット1台単位で見た対応済製造変更につい
ては検索することができないのが現状である。
【0005】そのため、市場でセットやそのセットを構
成するマウント基板の不良が発生した場合、そのセット
やマウント基板がいつ頃製造され、いかなる製造変更が
行われたかを見分ける手段がなく、修理者、設計者はロ
ット番号等から過去に行われた大幅な製造変更で対応し
そうな変更に見当を着けて修理作業、改修を行わざるを
えなかった。しかし、この方法では時間がかかり、その
対応策も的確であるかどうか見分けるのに困難を伴っ
た。
【0006】一方、製造工程や市場において不良が発生
したセットの多くは、製造過程において何らかの不具合
が生じ、改修や修理を施しているのが一般的である。そ
して、前記発生した不良の履歴をセット一台単位として
残しておくことがない場合、改修にあたっては設計、製
造担当者等の記憶や不良に基づく症状から予測できる原
因を逐次取り除いていく方法でしか対応できなかった。
【0007】また、各セットに組み込まれたマウント基
板に対しても、マウント基板単位での不良履歴を残して
いないため、不良の原因がマウント基板にあった場合で
も、不良発生箇所の限定や対策を決定するのに多くの時
間を要していた。その結果、担当者間の情報交換を繰り
返すことになり、工数の増大や的確な改修が行われない
ケースに繋がる。また、セットとマウント基板は密接な
関係にあるにも拘らず、双方の対応がこれまで全く取ら
れていなかった。
【0008】そのため、不良発生の度にセットの外装部
分を外して内部のマウント基板番号(基板シリアル番
号)等をチェックする必要があり、修理者の工数が増大
し、かつ修理したセットの信頼性の向上に繋がらなくな
ってしまう。サービスの基本である的確な不良対策、迅
速な不良対応を行うためには現状の管理法では不十分で
あり、最小限のキーワードからより多くの情報を引き出
せる管理システムの必要に迫られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記製造変
更の管理、不良管理の問題点に鑑み、PCNの迅速な検
索、セットや基板不良発生に対する原因の早期発見、不
良対策の迅速化、改修作業の工数削減や精度の向上を図
った製品製造変更履歴・不良履歴管理システムを提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明製品製造変更履歴
管理システムは、入力手段と、出力手段と、表示手段
と、記憶手段と、データ処理手段とから構成され、前記
記憶手段は、所定機種のセット毎のセットシリアル番号
及び該セットシリアル番号のセットを構成するマウント
基板、及び該マウント基板の基板シリアル番号を記述し
たリストをファイルしたセット・基板シリアル番号対応
ファイルと、所定マウント基板のロット生産日、基板シ
リアル番号を記述した生産ロット内訳ファイルと、所定
マウント基板の製造変更連絡書番号と所定マウント基板
の基板生産プログラム変更日を記述した生産プログラム
変更履歴ファイルと、所定マウント基板の製造変更連絡
書番号、製造変更内容及び製造変更連絡書発生年月日を
記述したマウント基板製造変更連絡書ファイルと、を含
み、前記記憶手段、入力手段、出力手段及び表示手段を
前記データ処理手段にオンラインで接続したことを特徴
とする。
【0011】本発明製品製造不良履歴管理システムは、
入力手段と、出力手段と、表示手段と記憶手段とデータ
処理手段とから構成され、前記記憶手段は、所定機種の
セット毎のセットシリアル番号及び該セットシリアル番
号のセットを構成するマウント基板名、及び該マウント
基板の基板シリアル番号を記述したリストをファイルし
たセット・基板シリアル番号対応ファイルと、セットシ
リアル番号順にソートしたセット毎不良履歴及び前記セ
ットを構成するマウント基板シリアル番号順にソートし
たマウント基板不良履歴をファイルしたセット・基板不
良履歴ファイルとを含み、前記記憶手段、入力手段、出
力手段及び表示手段を前記データ処理手段にオンライン
で接続したことを特徴とする。
【0012】
【実施例】本発明システムは、製造変更履歴管理及び不
良履歴管理の両者に対応できるシステムであるが、ま
ず、前記製造変更連絡書(PCN)の発行履歴管理につ
いて説明する。本発明システムは、従来のように製造変
更連絡書(PCN)を機種別や基板別にそれぞれ関連な
く管理する代わりに、セット(SET)1台単位で付さ
れているセットシリアル番号とセットを構成する基板1
枚単位に付された基板シリアル番号との対応を持たせて
セット固有のセット・基板シリアル番号対応ファイルを
用意して、セット固有の製造変更履歴を管理できるよう
にシステムを構成するものである。以下図1に基づいて
本発明システムの構成を説明する。
【0013】図1には、本発明システムのブロック構成
図を示している。図1に示すように、本発明システム
は、コンピュータ等のデータ処理手段1、データ処理手
段1に接続したキーボード等の入力手段2、表示手段
3、後述する帳票等を出力する出力手段4を備えてい
る。
【0014】さらに、前記データ処理手段1には、セッ
ト・基板シリアル番号対応ファイル5、基板マウント工
程における基板生産日や基板シリアル番号を記述した生
産ロット内訳ファイル6、マウント基板製造工程におけ
る生産プログラム変更履歴ファイル7、不良履歴ファイ
ル8が前記データ処理装置1にオンラインで接続されて
いる。
【0015】以下、本発明システムの意義を明確にする
ために、前記オンライン接続される各ファイルの構成及
びファイル化について説明する。 (1)図2の(A)に示す専用チェックシート9を作成
しファイル化する。この専用チェックシート9には、セ
ット1台単位で付されるセットシリアル番号と該セット
を構成する基板名と該基板1枚単位に付された基板シリ
アル番号が記入される。
【0016】前記各シリアル番号の実際の記入は、セッ
ト製造工程において、セット1台毎に行われる作業で、
セットシリアル番号と基板シリアル番号とを対応させて
記入14する(図1)。この作成された専用チェックシ
ート9を製造ラインから回収した後、専用チェックシー
ト9に記入されたデータに基づいて、セット・基板シリ
アル番号対応ファイル5を作成し、これらをデータベー
ス化する。なお、このファイル作成のフローは後述する
図4に示してある。
【0017】(2)マウント基板の生産は、何個かまと
めてロット(LOT)生産を行うが、そのロット単位で
基板マウント工程のプロセス別に生産日、勤務者、使用
マシン、不良件数、装着点数が記入された生産ロット内
訳リストファイル6を作成し、これをデータベース化す
る。図2の(B)に生産ロット内訳リスト10の一部を
示している。
【0018】(3)セットを構成するマウント基板の生
産プログラム変更履歴ファイル7を作成し、これをデー
タベース化する。この生産プログラム変更履歴は、マウ
ント基板に電子部品装着機にて部品を装着する際の座標
データ、部品データのプログラムに変更がかかった時の
履歴を残し、PCN番号、その変更日、変更をしてから
初めての基板生産日等が記入されている。図2の(C)
に、前記プログラム変更履歴11の要部を示している。
【0019】前記ファイル化したセット・基板シリアル
番号対応ファイル5、生産ロット内訳ファイル6、生産
プログラム変更履歴ファイル7を所定の記憶装置に格納
しデータベースを構築する。そして、前記各ファイル
は、図1にブロック構成図として示すように、データ処
理手段1とオンライン接続することにより、以下のよう
にしてセット毎に対応するマウント基板毎の製造変更履
歴を検索することができる。
【0020】前述した図2には、前記各ファイルから取
り出したデータに基づいて所定セットの製造変更連絡書
の履歴を検索する流れの一例を示している。ここでは、
一例としてセットシリアル番号「11111」のセット
を構成する基板名「EFー45」の基板の製造変更履歴
を検索し、図2の(E)に示すPCN履歴リスト13を
検索する例で説明する。
【0021】〈ステップ1〉セットシリアル番号「11
11」を入力手段2からデータ処理装置1に入力して、
セットシリアル番号「1111」の専用チェックシート
9をセット・基板シリアル番号対応ファイル5から読み
出し、表示手段3に表示して、該専用チェックシート9
から、EFー45基板の基板シリアル番号を調べる。こ
の例では、EFー45基板の基板シリアル番号は「A1
5」となっている。
【0022】〈ステップ2〉基板名「EFー45」を前
記入力手段2から入力し、生産ロット内訳ファイル6か
らEFー45基板の生産ロット内訳リスト10を読み出
し、EFー45基板の生産ロット内訳リスト10から前
記ステップ1で検索した基板シリアル番号を含む欄(A
11〜A20)の生産日を抜き出す。この生産日が基板
のA面とB面で異なる場合は、早い生産日(4/20)
を取り、これが基板生産開始日となる。
【0023】〈ステップ3〉生産プログラム変更履歴フ
ァイル7からEFー45基板のプログラム変更履歴11
を読み出し、このプログラム変更履歴11から前記ステ
ップ2で検索した生産開始日以前の変更日のあった製造
変更連絡書をオペレータ確認欄より探し、その欄から該
当する全ての製造変更連絡書(PCN11111〜PC
N44444)を抜き出す。これが生産開始日以前の対
応済製造変更連絡書となる。
【0024】〈ステップ4〉一方、別途用意した基板P
CNファイル15(図1)からEFー45基板PCNフ
ァイル12を抜き出して、前記ステップ3で検索した製
造変更連絡書番号と一致する欄を抜き出す。図2の
(D)に示すEFー45基板PCNファイル12には、
ロット番号、製造変更連絡書番号(PCN No)、タ
イトル(変更内容)、部署、台数、発生年月日が記述さ
れている。
【0025】前記一致した欄を抜き出すと、図2の
(E)に示すようなセットシリアル番号1111を構成
している基板シリアル番号A15のPCN履歴リストを
検索することできる。
【0026】図3には、機種名DIFー16を構成する
基板シリアル番号A8274068Aを、別途検索した
PCN履歴リストの詳細な一例を示している。このDI
Fー16のPCN履歴リストには、ロット名、基板シリ
アル番号、基板名、PCN番号、タイトル(製造変更内
容)、部署、台数、発生年月日が記述されている。この
検索したPCN履歴リストのタイトル欄を見ることによ
り、設計者、修理者は所定基板の製造変更の内容、履歴
を容易に確認でき、修理改修作業に的確迅速に対応する
ことができる。
【0027】以上、製造変更履歴管理システム及び該シ
ステムを利用したPCN検索方法について説明したが、
次に、製造変更履歴と関連の深い不良履歴管理システム
について説明する。市場や製造工程において不良が発生
した機種の多くは、製造過程において何らかの不具合が
生じ、改修や修理を施している。そこで、不良履歴を正
しく把握することによって、迅速な原因の追求と対応を
図ることが可能となる。したがって、製造変更履歴と不
良履歴の両者をシステム的に管理することにより製品の
品質、信頼性を向上させることができる。
【0028】ところで、セット内部には多くのマウント
基板が組み込まれており、不良を起こした原因がマウン
ト基板にあることも考えられる。そこで基板一枚単位の
不良履歴を把握して部品レベルまで加工した不良情報を
得ると同時に、セット単位での不良履歴を把握できるよ
うにする。前記不良履歴を把握するために、この不良履
歴管理システムも前記製造変更履歴管理システムにおい
てファイル化したのと同様の専用チェックシートを製造
ラインで作成14(図1)してファイル化したセット・
基板シリアル番号対応ファイル5を利用する。
【0029】さらに、セット毎及びマウント基板毎の不
良データを例えば月一回ごとに、市場から回収したセッ
ト、製造ラインから回収した基板毎の不良情報をファイ
ル化した不良履歴ファイル8を前記図1に示すデータ処
理手段1にオンラインで接続する。この不良履歴ファイ
ル8は、前月までの不良データとの差異部分を付け加え
る方法で更新するのが好適である。
【0030】このように、セットシリアル番号と対応す
る基板シリアル番号を記入した前記専用チェックシート
9(図2のA)にて作成したセット・基板シリアル番号
対応ファイル5と不良履歴ファイル8からのデータを利
用することにより、図1に示すシステムにて、セット
毎、マウント基板毎、セット及びマウント基板毎のそれ
ぞれの不良履歴を容易に検索することが可能となる。
【0031】以下、図4〜図9に示す不良履歴を検索す
るフローに基づいて詳述する。 〈フロー1〉図4に示すように、このフロー1では、前
記チェックシートを作成14するために、製造ラインに
てチェックシート9(図2のA)にセットシリアル番号
及びこれに対応する基板シリアル番号を記入して、チェ
ックシート9を収集16し、チェックシートデータに基
づいて、セット・基板シリアル番号対応ファイル5を作
成する。この点は、前記PCN履歴管理システムと変わ
るところはなく、ファイルを共用することができる。
【0032】〈フロー2〉このフロー2では、製造ライ
ンや市場から回収した不良情報に基づいて不良履歴ファ
イル8を作成する。この不良履歴ファイル8は、前記デ
ータ処理装置1にても作成できるが、別個のシステムに
て不良履歴ファイル8を作成して、該不良履歴ファイル
8をデータ処理手段1(図1)にオンラインで接続して
も良い。
【0033】図5に示すように、不良データがどの段階
で発生した不良データかを識別するために、不良データ
が基板調整段階の基板不良データか製造ラインで発生し
たセット不良データかを判別17して、それぞれの不良
データをシリアル番号順にソート18、19して、セッ
ト・基板不良履歴ファイル8を作成し、データベース化
する。
【0034】以上は、前記各ファイルの作成フローであ
るが、以下説明するフロー3〜6は、図1に示すシステ
ムを利用した不良履歴の検索フローである。
【0035】〈フロー3〉図6に示すように、データ処
理装置1の入力手段2から検索したい機種名を入力20
して一致する機種名がある場合は、表示手段3にその機
種を構成するマウント基板の一覧を表示して、オペレー
タが後の入力ミスを侵さないように入力事例を表示す
る。その後、その機種のセットシリアル番号を入力21
し不良データの検索開始の準備が完了する。
【0036】〈フロー4〉まず、必要とする検索リスト
の形式により、セットと基板の両方を含む不良履歴か、
セット単位のみか、マウント基板単位のみかのデータの
種類を入力手段2から選択22する。このフロー4では
基板単位のみの不良履歴を検索する場合のフローであ
る。図7に示す基板単位の検索の場合は、データ処理装
置1の入力手段2から基板単位を選択し、セットシリア
ル番号及び基板名を入力23する。
【0037】前記フロー3の段階で既にセットシリアル
番号は入力21されているので、このフロー4では基板
名を入力23するだけで良い。そして入力した基板名及
びセットシリアル番号が一致する不良履歴データが前記
不良履歴ファイル8から読み出されて、帳票(紙)4ま
たは表示手段3に画面出力する。このフロー4で検索し
たマウント基板の不良内容及び修理内容の出力例を、図
10の(A)に示している。
【0038】〈フロー5〉このフロー5では、セット単
位の不良履歴を検索する。なお、前記フロー4、フロー
5及び後述するフロー6は、前記データ種類の選択の態
様によってその選択順序を変更できる。図8に示すよう
に、セット単位の不良履歴検索を選択した場合は、セッ
トシリアル番号を入力する。このセットシリアル番号に
対応するセットを構成するマウント基板の不良履歴デー
タに基づいて、そのセットの不良履歴のみが帳票(紙)
4または表示手段3に画面出力する。このフロー5で検
索した不良内容及び修理内容出力例を図10の(B)に
示している。
【0039】〈フロー6〉図9に示すこのフロー6で
は、セット及びマウント基板の両者の不良履歴を同時に
検索する場合で、セットシリアル番号を入力する。入力
したセットシリアル番号に対応するセットを構成するマ
ウント基板の不良履歴データに基づいて、その機種名及
びそのセットを構成するマウント基板の両者の不良履歴
が帳票(紙)4または画面出力3する。このフロー6の
出力例を図10の(C)に示している。ここではセット
毎及び基板毎の両者の不良内容及び修理内容が出力され
る。
【0040】本発明製品製造変更・不良履歴管理システ
ムによって、製品製造変更履歴、不良履歴をセット毎、
又はセットを構成する基板毎に製造変更履歴や不良履歴
を検索して、そのリストを修理者、改修者に提供するこ
とにより、直ちに修理改修業務に的確に対応することが
できる。
【0041】
【発明の効果】本発明システムは、セット毎のシリアル
番号とセットを構成する基板シリアル番号の対応チェッ
クシートを製造ラインで作成し、これをファイル化した
データベースを構築する作業を追加するだけで、従来の
システムでは困難であったセット単位、基板単位の製造
変更履歴、不良履歴を容易に検索することができる。そ
のため、不良対策の迅速化が図れるとともに、改修作業
の工数削減や精度の向上に寄与できる。また、本発明シ
ステムは、製造ラインのみならず、市場で発生する不良
情報をも回収してそのデータを利用しているので、市場
での基板不良発生に対する原因の早期発見と的確な対策
を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムのブロック構成図である。
【図2】本発明システムにおいて、製造変更履歴リスト
を検索する際の画面表示及び検索フローを示す図であ
る。
【図3】本発明システムを用いて検索した製造変更履歴
リストの一例を示す図である。
【図4】本発明システムに利用するセットシリアル番号
・マウント基板シリアル番号対応ファイル作成のフロー
を示す図である。
【図5】セット・基板不良履歴ファイル作成のフローを
示す図である。
【図6】機種名設定及びセットシリアル番号設定のフロ
ーを示す図である。
【図7】マウント基板単位の不良履歴リスト検索のフロ
ーを示す図である。
【図8】セット単位の不良履歴リスト検索のフローを示
す図である。
【図9】マウント基板・セット単位の全ての不良履歴リ
ストを検索するフローを示す図である。
【図10】不良履歴リストの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 データ処理手段 2 入力手段 3 表示手段 5 セット・基板シリアル番号対応ファイル 6 生産ロット内訳ファイル 7 生産プログラム変更履歴ファイル 8 不良履歴ファイル 15 マウント基板製造変更連絡書ファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段と、出力手段と、表示手段と、
    記憶手段と、データ処理手段とから構成され、 前記記憶手段は、 所定機種のセット毎のセットシリアル番号及び該セット
    シリアル番号のセットを構成するマウント基板、及び該
    マウント基板の基板シリアル番号を記述したリストをフ
    ァイルしたセット・基板シリアル番号対応ファイルと、 所定マウント基板のロット生産日、基板シリアル番号を
    記述した生産ロット内訳ファイルと、 所定マウント基板の製造変更連絡書番号と所定マウント
    基板の基板生産プログラム変更日を記述した生産プログ
    ラム変更履歴ファイルと、 所定マウント基板の製造変更連絡書番号、製造変更内容
    及び製造変更連絡書発生年月日を記述したマウント基板
    製造変更連絡書ファイルとを含み、 前記記憶手段、入力手段、出力手段及び表示手段を前記
    データ処理手段にオンラインで接続したことを特徴とす
    る製品製造変更履歴管理システム。
  2. 【請求項2】 入力手段と、出力手段と、表示手段と、
    記憶手段と、データ処理手段とから構成され、 前記記憶手段は、 所定機種のセット毎のセットシリアル番号及び該セット
    シリアル番号のセットを構成するマウント基板、及び該
    マウント基板の基板シリアル番号を記述したリストをフ
    ァイルしたセット・基板シリアル番号対応ファイルと、 所定マウント基板のロット生産日、基板シリアル番号を
    記述した生産ロット内訳ファイルと、 所定マウント基板の製造変更連絡書番号と所定マウント
    基板の基板生産プログラム変更日を記述した生産プログ
    ラム変更履歴ファイルと、 所定マウント基板の製造変更連絡書番号、製造変更内容
    及び製造変更連絡書発生年月日を記述したマウント基板
    製造変更連絡書ファイルとを含み、 前記記憶手段、入力手段、出力手段及び表示手段を前記
    データ処理手段にオンラインで接続したことを特徴とす
    る製品製造変更履歴管理システムを利用した製造変更履
    歴検索方法において、 セットシリアル番号を前記入力手段にて前記データ処理
    手段に入力することにより、前記セット・基板シリアル
    番号対応ファイルから前記セットシリアル番号に対応す
    るチェックシートを読み出して前記表示手段に表示して
    基板シリアル番号を検索する第1のステップと、 前記第1ステップにおいて表示手段に表示されたチェッ
    クシートから検索すべき所定マウント基板の基板名を選
    択して前記入力手段にて前記データ処理手段に入力し、
    前記生産ロット内訳ファイルから前記所定マウント基板
    の生産開始日及び所定基板シリアル番号を読み出して前
    記表示手段に表示して生産開始日を検索する第2のステ
    ップと、 前記所定マウント基板の基板名を前記入力手段から前記
    データ処理手段に入力して、前記生産プログラム変更履
    歴ファイルから前記所定マウント基板の製造変更連絡書
    番号及び該製造変更連絡書番号に対応するプログラム変
    更年月日を読み出して前記表示手段に表示して前記生産
    開始日以前の製造変更連絡書番号を検索する第3のステ
    ップと、 所定マウント基板の基板名を前記入力手段にて前記デー
    タ処理手段に入力してマウント基板製造変更連絡書ファ
    イルから前記所定マウント基板の全ての製造変更連絡書
    番号、変更内容及び発生年月日を読み出して前記表示手
    段に表示する第4のステップと、 前記第3のステップにて得られた所定マウント基板の生
    産開始日以前の製造変更連絡書番号と一致する製造変更
    連絡書を前記第4のステップで得られた製造変更連絡書
    から抽出する第5のステップとからなる所定マウント基
    板の製造変更履歴リスト検索方法。
  3. 【請求項3】 入力手段と、出力手段と、表示手段と、
    記憶手段と、データ処理手段とから構成され、 前記記憶手段は、 所定機種のセット毎のセットシリアル番号及び該セット
    シリアル番号のセットを構成するマウント基板名、及び
    該マウント基板の基板シリアル番号を記述したリストを
    ファイルしたセット・基板シリアル番号対応ファイル
    と、 セットシリアル番号順にソートしたセット毎不良履歴及
    び前記セットを構成するマウント基板シリアル番号順に
    ソートしたマウント基板不良履歴をファイルしたセット
    ・基板不良履歴ファイルとを含み、 前記記憶手段、入力手段、出力手段及び表示手段を前記
    データ処理手段にオンラインで接続したことを特徴とす
    る製品製造不良履歴管理システム。
  4. 【請求項4】 入力手段と、出力手段と、表示手段と、
    記憶手段と、データ処理手段とから構成され、 前記記憶手段は、 所定機種のセット毎のセットシリアル番号及び該セット
    シリアル番号のセットを構成するマウント基板名、及び
    該マウント基板の基板シリアル番号を記述したリストを
    ファイルしたセット・基板シリアル番号対応ファイル
    と、 セットシリアル番号順にソートしたセット毎不良履歴及
    び前記セットを構成するマウント基板シリアル番号順に
    ソートしたマウント基板不良履歴をファイルしたセット
    ・基板不良履歴ファイルとを含み、 前記記憶手段、入力手段、出力手段及び表示手段を前記
    データ処理手段にオンラインで接続したことを特徴とす
    る製品製造不良履歴管理システムを利用した製品製造不
    良履歴検索方法において、 前記入力手段にて機種名と基板名、又は機種名とセット
    シリアル番号を前記データ処理手段に入力し、 前記セット・基板シリアル番号対応ファイルからセット
    シリアル番号及びマウント基板シリアル番号を読み出
    し、 前記セット・基板不良履歴ファイルから、前記入力した
    基板名と一致する基板不良履歴リスト、又は前記入力し
    たセットシリアル番号と一致するセットの不良履歴リス
    トを前記出力手段から選択的に出力することを特徴とす
    る製品製造不良履歴リスト検索方法。
  5. 【請求項5】 入力手段と、出力手段と、表示手段と、
    記憶手段と、データ処理手段とから構成され、 前記記憶手段は、 所定機種のセット毎のセットシリアル番号及び該セット
    シリアル番号のセットを構成するマウント基板、及び該
    マウント基板の基板シリアル番号を記述したリストをフ
    ァイルしたセット・基板シリアル番号対応ファイルと、 所定マウント基板のロット生産日、基板シリアル番号を
    記述した生産ロット内訳ファイルと、 所定マウント基板の製造変更連絡書番号と所定マウント
    基板の基板生産プログラム変更日を記述した生産プログ
    ラム変更履歴ファイルと、 所定マウント基板の製造変更連絡書番号、製造変更内容
    及び製造変更連絡書発生年月日を記述したマウント基板
    製造変更連絡書ファイルと、 セットシリアル番号順にソートしたセット毎不良履歴及
    び前記セットを構成するマウント基板シリアル番号順に
    ソートしたマウント基板不良履歴をファイルしたセット
    ・基板不良履歴ファイルとを含み、 前記記憶手段、入力手段、出力手段及び表示手段を前記
    データ処理手段にオンラインで接続したことを特徴とす
    る製品製造変更履歴・不良履歴管理システム。
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