JP4998154B2 - 製造不良要因解析支援装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る製造不良要因解析支援装置の構成を示すブロック図である。図1において本発明の実施形態に係る製造不良要因解析支援装置は、バス100を介して解析支援制御手段200、製造履歴情報蓄積手段300、製造履歴情報表示手段400、および、第1の情報取得手段110〜第4の情報取得手段140が接続される構成である。そして解析支援制御手段200は、一般の情報処理装置にあてはめれば、プログラムによって制御される中央制御装置ユニットに相当し、また製造履歴情報蓄積手段300はRAM(Random Access Memory)に相当し、製造履歴情報表示手段400はディスプレイ(出力装置)に相当し、さらに第1の情報取得手段110〜第4の情報取得手段140は入力装置に相当する。なお解析支援制御手段200を制御するためのプログラムを格納するプログラム格納部は図1には示していないが、解析支援制御手段200内に備えられているものとする。
(1)1列目のセルを模様付け(色付け)し、当該セルに数値表示を行う。
(2-1)n列目の内容と(n−1)列目のセルの内容を比較する。
(2-2)同一なら、(n−1)列目と同じ模様で模様付け(色付け)し、当該セルに数値表示を行う。
上記において各セルは対応した情報項目の内容を提示し、同一内容毎にセルまたはセル内の文字の模様替え(色替え)を行って表示する。また、同一内容のセルを矩形で囲んで表示するようにしもよい。さらに、図3、図4の上半部に示すように情報項目として各製品製造ロット番号対応に製造数や各検査工程での不良率をマトリックス表示する補助マトリックス表を並べて表示(以下、不良率等表示20と呼ぶ)すること、図4のようにセルの模様付け(色付け)と矩形で囲んだ領域明示の併用により不良要因の迅速な特定に対し相乗効果を期待することができる。
履歴情報表示30によってもたらされる製造不良要因の解析例を以下に説明する。上述したように解析支援制御手段200による製造不良要因解析支援に基づいて製造履歴情報表示手段400に製造履歴情報表示30がなされ、この製造履歴情報表示30を見て解析者が以下のような不良要因を簡単に推定することができる。すなわち図3を用いて説明すると、図3の例では、不良率等表示20の製品製造ロット番号L003(21)では検査工程kの不良率が25%(22)と他の製品製造ロット番号に比べて不良率が多くなっているのが見て取れる。ここで、マトリックス表上の製造履歴情報表示30を見ると、製品製造ロット番号L003(31)列で部品C_ロット番号行がCL003(32)となっていて他の製品製造ロット番号と異なっているのが見て取れる。このためこのCL003(32)の部品ロット番号が不良要因であると簡単に推定できる。このようにして、不良要因を推定したことにより後々影響が出てくる製品(影響製品)、たとえば上記例では不良要因CL003(32)を包含する製品製造ロット番号L003(31)の製品すべて、を迅速に特定することができる。
(1)指定された区切り前後の列の内容が異なる行を抽出する。
(2)抽出された各情報項目について以下の処理を実施する。ただし、区切り箇所指定の場合には、表示されている列すべて、また列グループ指定の場合には、グループ列のすべて、を対象とする。
(2-2) 区切り後の列から順次後の列を比較し区切り後の列と内容が同じ場合は1ポイントを加算する。
(3)ポイントの高い情報項目から順に表示する。
ここでは、ポイントの加算をどの列も共通に1ポイントで行っているが、区切りから近い順にポイントを高くして算出することでも良い。たとえば、区切りから一番遠い列を1ポイントとして区切りに向かって列のポイントを1ずつ高くするなどでも良い。情報項目の抽出の目的に応じて増やすポイントを変更できるようにしても良い。
110 第1の情報取得手段
112 工程情報収集手段
114 記憶部
120 第2の情報取得手段
122 工程情報収集手段
124 記憶部
130 第3の情報取得手段
132 工程情報収集手段
134 記憶部
140 第4の情報取得手段
142 工程情報収集手段
144 記憶部
200 解析支援制御手段
300 製造履歴情報蓄積手段
400 製造履歴情報表示手段
Claims (6)
- 作業工程の製造にかかわる製品、部品、設備、作業者の情報および製品の検査良否、不良現象などの検査結果情報を収集する工程情報収集手段と、前記工程情報収集手段が収集した情報を製品の製造ロット番号に紐付けて製造履歴情報として管理する製造履歴情報蓄積手段と、前記工程情報収集手段が収集した情報を読み込み、製品の製造ロット番号に紐付けて製造履歴情報として管理できるよう前記製造履歴情報蓄積手段に蓄積させ、前記製造履歴情報蓄積手段に蓄積させた前記製造履歴情報を読み込み、製品単位、製造順に並べた製品の製造ロット番号とその製造に係わる情報項目とのマトリックス表上に、対応した情報項目の内容を同一内容毎に括って表示するよう制御して解析支援を行う解析支援制御手段と、該解析支援制御手段の制御に基づいて製品単位、製造順に並べた製品の製造ロット番号または製品の識別番号とその製造に係わる情報項目とのマトリックス表上に対応した情報項目の内容を同一内容毎に括って表示する製造履歴情報表示手段と、を備える製造不良要因解析支援装置において、
前記マトリックス表は、前記製造ロット番号または前記製品の識別番号を製造順に列の項目とし、部品ロット番号、作業者名、製造条件など製造にかかわる情報項目を行の項目として構成され、
前記解析支援制御手段は、前記マトリックス表において、1つの情報項目を同一内容セルの集合単位に1行ずつに分け、同一内容のセル以外はブランクとしてセルの内容を提示し、内容が表示されているセルが左側から右下がりに階段状に並ぶように複数行として、情報項目単位に内容が表示されているセルまたはセル内の文字の模様替えを行って表示するよう制御することを特徴とする製造不良要因解析支援装置。 - 作業工程の製造にかかわる製品、部品、設備、作業者の情報および製品の検査良否、不良現象などの検査結果情報を収集する工程情報収集手段と、前記工程情報収集手段が収集した情報を製品の製造ロット番号に紐付けて製造履歴情報として管理する製造履歴情報蓄積手段と、前記工程情報収集手段が収集した情報を読み込み、製品の製造ロット番号に紐付けて製造履歴情報として管理できるよう前記製造履歴情報蓄積手段に蓄積させ、前記製造履歴情報蓄積手段に蓄積させた前記製造履歴情報を読み込み、製品単位、製造順に並べた製品の製造ロット番号とその製造に係わる情報項目とのマトリックス表上に、対応した情報項目の内容を同一内容毎に括って表示するよう制御して解析支援を行う解析支援制御手段と、該解析支援制御手段の制御に基づいて製品単位、製造順に並べた製品の製造ロット番号または製品の識別番号とその製造に係わる情報項目とのマトリックス表上に対応した情報項目の内容を同一内容毎に括って表示する製造履歴情報表示手段と、を備える製造不良要因解析支援装置において、
前記マトリックス表は、前記製造ロット番号または前記製品の識別番号を製造順に列の項目とし、部品ロット番号、作業者名、製造条件など製造にかかわる情報項目を行の項目として構成され、
前記解析支援制御手段は、前記マトリックス表において、1つの情報項目を同一内容セルの集合単位に1行ずつに分け、同一内容のセル以外はブランクとしてセルの内容を提示し、内容が表示されているセルが左側から右下がりに階段状に並ぶように複数行として、情報項目単位にセル集合全体を矩形で囲んで表示するよう制御することを特徴とする製造不良要因解析支援装置。 - 作業工程の製造にかかわる製品、部品、設備、作業者の情報および製品の検査良否、不良現象などの検査結果情報を収集する工程情報収集手段と、前記工程情報収集手段が収集した情報を製品の製造ロット番号に紐付けて製造履歴情報として管理する製造履歴情報蓄積手段と、前記工程情報収集手段が収集した情報を読み込み、製品の製造ロット番号に紐付けて製造履歴情報として管理できるよう前記製造履歴情報蓄積手段に蓄積させ、前記製造履歴情報蓄積手段に蓄積させた前記製造履歴情報を読み込み、製品単位、製造順に並べた製品の製造ロット番号とその製造に係わる情報項目とのマトリックス表上に、対応した情報項目の内容を同一内容毎に括って表示するよう制御して解析支援を行う解析支援制御手段と、該解析支援制御手段の制御に基づいて製品単位、製造順に並べた製品の製造ロット番号または製品の識別番号とその製造に係わる情報項目とのマトリックス表上に対応した情報項目の内容を同一内容毎に括って表示する製造履歴情報表示手段と、を備える製造不良要因解析支援装置において、
前記マトリックス表は、前記製造ロット番号または前記製品の識別番号を製造順に列の項目とし、部品ロット番号、作業者名、製造条件など製造にかかわる情報項目を行の項目として構成され、
前記解析支援制御手段は、前記マトリックス表において、1つの情報項目を同一内容セルの集合単位に1行ずつに分け、同一内容のセル以外はブランクとしてセルの内容を提示し、内容が表示されているセルが左側から右下がりに階段状に並ぶように複数行として、情報項目単位に内容が表示されているセルまたはセル内の文字の模様替えをすることと情報項目単位にセル集合全体を矩形で囲い込むことを併用して表示する表示するよう制御することを特徴とする製造不良要因解析支援装置。 - 前記解析支援制御手段は、前記製造履歴情報蓄積手段に蓄積させた前記製造履歴情報を読み込み、製品単位、製造順に並べた製品の製造ロット番号対応に製造数や各検査工程での不良率をマトリックス表示する補助マトリックス表を前記マトリックス表に並べて表示するよう制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の製造不良要因解析支援装置。
- 前記解析支援制御手段は、前記マトリックス表の製造時間順に列の項目とした前記製造ロット番号または前記製品の識別番号の区切り箇所を指定し、前記マトリックス表の行の項目としている部品ロット番号、作業者名、製造条件など製造にかかわる情報項目のうち、その区切り箇所の前後の製造ロット番号または前記製品の識別番号で変化している情報項目を上位行に表示するよう制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の製造不良要因解析支援装置。
- 前記解析支援制御手段は、前記マトリックス表の製造時間順に列の項目とした前記製造ロット番号または前記製品の識別番号の隣り合った2つのグループを指定し、前記マトリックス表の行の項目としている部品ロット番号、作業者名、製造条件など製造にかかわる情報項目のうち、指定した2つのグループの区切り箇所の前後の製造ロット番号または前記製品の識別番号で変化度合いの大きい情報項目を上位行に表示するよう制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の製造不良要因解析支援装置。
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