JP2011018260A - 製造情報収集装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレーサビリティに必要な製造情報を読み取る収集機器や対象となる製造情報の種類に変更が生じても容易にトレーサビリティシステムが構築できる製造情報収集装置を提供する。
【解決手段】製造情報収集部110はトレーサビリティに必要な製造現場の製造情報を各種収集機器200〜600を使って読み取り、製造情報収集解析振分部120に送信する。製造情報収集解析振分部120は製造情報属性定義テーブルを参照し、製造情報属性を判定し、製造情報管理部150を介してDB160に製造情報を保持する。工程完了の場合は工程単位情報紐付け部130は製造情報送信部140に完了を通知し、これを受けて他の情報処理部700に工程単位の製造情報を送信する。収集機器や対象となる製造情報の種類が変更となった場合でも製造情報属性定義テーブルの内容変更や収集機能の追加だけで対応が可能。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の作業工程を経て製品が製造されるまでの間に複数の作業工程から製造情報を収集する製造情報収集装置および方法に関するものである。
近年、製品のトレーサビリティに対する要求が高まり、製造現場においても製品を構成する部品とそれらの製造/品質情報を関連付けて履歴管理し、不具合発生時の迅速な対応(1次的/恒久の対策)のために不具合が影響する部品ロット番号または製品ロット番号および不具合原因の特定が図れるトレーサビリティシステムが要求されている。
工場では、このようなトレーサビリティで必要となる製造情報を、バーコードリーダーを中心にした機器を用いて収集している。その他にも収集機器としてハンディターミナル、タッチパネル、温湿度計、タッチパネル(パソコン)、キーボード(パソコン)、OCR、デジタルペン、携帯電話/PDA、カメラ、ヘッドフォンマイクなど多岐にわたる収集機器があり、工場および作業工程にあわせた機種選定が可能になってきている。加えて最近では、RFIDリーダ/ライタを用いた製造情報の収集も行われるようになってきた。
しかしながら、これらの収集機器を開発するメーカーは多岐にわたり、収集インタフェースが統一されていないため、収集ロジックを作業工程にあわせて最初から開発しなければならなかった。また、収集機器間の製造情報を作業工程と関連付けて収集したい場合、使用する収集機器間での連携ロジックを開発する必要があった。
下記特許文献1では、製作品情報入力端末よりトレーサビリティ情報を入力し、製作品情報と紐付けてデータベースで管理する方法が提案されている。
特開2007−193525号公報
上述した特許文献1に記載された従来技術は、以下のような課題がある。
特許文献1では、製作品情報入力端末に接続されたキーボード、表示機器、バーコードリーダー、バーコードプリンタによる情報収集の実施例が記載されている。この方法では、各収集機器と収集機器から読み取る製造情報との対応関係を統一された仕様に基づいて定義していないため、担当する開発者の判断によって収集する製造情報を読み取る収集機器が個別に決められる。このため収集機器毎の収集情報に関して整合性が保たれない、あるいは機能拡張が容易に行えない、という問題が発生する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、各収集機器から収集される製造情報のインターフェース統一と製造情報属性定義により、製造情報の紐付けを可能とする製造情報収集装置および方法を提供するものである。
上記課題を解決するために本発明の製造情報収集装置は、製造現場の製造情報を収集する各種収集機器から製造情報を収集する製造情報収集手段と、前記製造情報収集手段から受け取った製造情報aと予め定義された製造情報属性定義テーブルとから判断して新たに製造情報bと製造情報cと作業指示情報に振分ける製造情報収集解析振分手段と、前記製造情報収集解析振分手段から受け取った前記製造情報bをデータベースに記録する製造情報管理手段と、作業工程完了後に前記製造情報収集解析振分手段から受け取った前記製造情報cを基に前記データベースに記録されている前記製造情報bと予め定義された製造情報属性定義テーブルとから作業工程内における製造情報dとして作業工程と前記製造情報bを紐付ける工程単位情報紐付け管理手段と、前記工程単位情報紐付け管理手段から受け取った前記製造情報dを他の情報処理部に送信する製造情報送信手段とで構成する。
また、好適には、本発明の製造情報収集装置は、前記製造情報収集解析振分手段が、前記製造情報aと予め定義された製造情報の前記属性定義テーブルとから判断してトリガ定義有りで前記製造情報aが作業指示情報の場合には、前記製造情報収集手段に前記作業指示情報を送信することで製造情報を収集することが望ましい。
また、好適には、本発明の製造情報収集装置は、前記製造情報属性定義テーブルの情報が、工程名または工程識別番号の少なくともどちらかを含む情報、さらに製造情報名および製造情報識別番号を含む情報、収集機器名または収集機器識別名の少なくともどちらかを含む情報と、が関連付けて定義され、さらに製造情報を収集するためにトリガが必要な場合にはトリガを与える収集機器と製造情報を収集する収集機器が紐付き定義されていることが望ましい。
また、好適には、本発明の製造情報収集装置は、前記工程単位情報紐付け管理手段が、前記製造情報cを基に前記データベースに記録されている前記製造情報bと、前記製造情報属性定義テーブルの工程名または工程識別番号の少なくともどちらかを含む情報と、を紐付けて、前記製造情報dとして前記製造情報送信手段に送信することが望ましい。
本発明の製造情報収集方法は、製造現場の製造情報を収集する各種収集機器から製造情報を読み取る製造情報収集工程と、前記製造情報収集工程から受け取った前記製造情報aと前記製造情報属性定義テーブルを参照し、(1)トリガ定義有りで作業着手の場合と、(2)トリガ定義無しの場合と、(3)トリガ定義有りで作業完了の場合と、で処理を振り分ける製造情報収集解析振分工程と、(1)の場合には、製造情報bをデータベースに記録する製造情報管理工程と、作業指示情報を製造情報収集工程に送信する工程と、前記作業指示情報を受け取ったタイミングで製造情報を収集する製造情報収集工程と、(2)の場合には、製造情報bを前記データベースに記録する製造情報管理工程と、(3)の場合には、前記製造情報bを前記データベースに記録する製造情報管理工程と、前記製造情報収集解析振分工程から受け取った前記製造情報cと製造情報bおよび前記製造情報属性定義テーブルを参照し、工程単位に紐付け製造情報dとする工程単位情報紐付け工程と、
前記工程単位情報紐付け工程から受け取った前記製造情報dを他の情報処理部に送信する製造情報送信工程と、を備える。
本発明の製造情報収集装置によれば、収集ロジックがすでに作成されている既存の収集機器において、作業工程の収集機器を追加・変更・削除したい場合、製造情報属性定義テーブル上の属性定義を変更するだけで対応可能であり、トレーサビリティシステムの変更に要する工数を低減できる、という効果が得られる。
本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の構成と接続機器を示す図である。 本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の処理フローである。 本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の機器情報テーブル例を示す図である。 本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の製造情報属性定義テーブル例1を示す図である。 本発明の実施形態に係る製造情報管理DBの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る他の情報処理機能に送信する情報例を示す図である。 本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の製造情報属性定義テーブル例2を示す図である。 本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の製造情報属性定義テーブル例3を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を説明する。初めに本発明の実施形態に係るそれぞれの図の説明を行い、さらに具体的には図2の処理フローに従い、図4の製造情報属性テーブルを用いた形態の実施例を説明する。
は、本発明における製造情報収集装置の構成と接続機器を示す図である。
製造情報収集装置100のハードウェアは、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などの主メモリ、ハードディスク装置などからなり、キーボード、LCD(Liquid Crystal Display)表示装置などを備えたコンピュータ装置(パソコン)となっている(図示せず)。また本製造情報収集装置100はイーサネット(登録商標)などのネットワークで他の情報処理コンピュータ700と接続されている。さらに各種収集機器(200〜600)とはアクセス可能なインターフェース(111〜115)を備えている。
また本製造情報収集装置100の機能は、現場の製造情報を収集する各機器に対応したモジュール名を本製造情報収集装置100に組み込む収集機器管理部180、現場の製造情報を各種収集機器(200〜600)から収集し、製造情報収集解析振分部120に製造情報aとして受け渡す製造情報収集部110、製造情報aと製造情報属性定義テーブル170により解析及び振分を行う製造情報収集解析振分部120、製造情報収集解析振分部120から受け取った製造情報bを製造情報管理DB160に記録する製造情報管理部150、製造情報収集解析振分部120から受け取った製造情報cと製造情報属性定義テーブル170および製造情報管理DB160の情報により、製造情報dとして工程内における製造情報として紐付け製造情報送信部140に受け渡す工程単位情報紐付け部130、他の情報処理部700に製造情報dを送信する製造情報送信部140とで構成されている。これらの機能は、前記CPUが前記主メモリにロードされている所定のプログラムを実行することによって実現される。
製造情報収集解析振分部120についてさらに説明する。製造情報収集解析振分部120は、製造情報属性により3つの処理に振り分けている。一つ目の処理は製造情報aを受け取ったときに、収集すべき製造情報属性を読み取り、製造情報収集部に製造情報の収集を依頼する。二つ目の処理は、製造情報aを受け取ったときに、付帯情報を付けて製造情報管理部にデータベースへの記録を依頼する。三つ目の処理は、製造情報aを受け取ったときに、工程の完了を読み取り、工程単位に情報を紐付ける工程単位情報紐付け部に処理を依頼する。これにより製造情報属性の変更(収集機器、収集タイミング、製造情報の種類などの変更)にたいしてシステム変更が容易となっている。
また、本製造情報収集装置100が現場の製造情報を収集するための機器としては、無線通信が可能なRFIDリーダ・ライタ200とハンディターミナル300、製造情報収集装置100に接続されたタッチパネル400、及び周辺機器の温度や湿度を計測する温湿度計500、装置の状態を計測するI/O装置(入出力装置)を用いるものとする。
また収集機器が読み取る製造情報として具体的には、ハンディターミナル300では工程名、製造情報ID、開始の作業指示番号、終了の作業指示番号、作業者ID、部品のロット番号を読み取る。製造情報収集装置100に接続されたッチパネル400でも工程名、製造情報ID、部品のロット番号を入力できる。作業指示番号を読み取ったタイミングで温湿度計500で温度と湿度を収集する。RFIDリーダ・ライタ200はハンディターミナル300と同様に工程名、製造情報ID、開始の作業指示番号、終了の作業指示番号、作業者ID、部品のロット番号を読み取ることができる。I/O装置(入出力装置)は工程設備に付帯する機器の稼動、停止情報を読み取ることができる。
図2は、本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の処理フローである。図2に示す処理フローに従って、本発明における製造情報収集装置の処理について説明する。
製造情報収集部110は各種収集機器から製造現場の製造情報を読み取る(ステップS11)。さらに製造情報収集部110は製造情報収集解析振分部120に製造情報aを送信する(ステップS12)。
製造情報収集解析振分部120は製造情報aと収集情報属性定義テーブル170を参照し(ステップS13)、(1)トリガ定義有りで作業着手の場合と、(2)トリガ定義無しの場合と、(3)トリガ定義有りで作業完了の場合と、で処理を振り分ける(ステップS14、15)。
(1)の場合は、製造情報収集解析振分部120が製造情報管理部150を介して製造情報bをデータベースに記録し(ステップS16)、製造情報収集部110に作業指示情報を送信する(ステップS17)。製造情報収集部110は作業指示情報を受け取ったタイミングで製造情報を収集する(ステップS18)。
(2)の場合は、製造情報収集解析振分部が製造情報管理部を介して製造情報bを製造情報管理DBに記録する(ステップS19)。
(3)の場合は、製造情報収集解析振分部が製造情報管理部を介して製造情報bを製造情報管理DBに記録する(ステップS21)し、工程単位紐付け部に製造情報cを通知する。工程単位紐付け部は製造情報cと収集情報属性定義テーブルおよび製造情報管理DBを参照し、製造情報dを完了通知として製造情報送信部に送信する(ステップS22)。さらに製造情報送信部140は製造情報dを他の情報処理部700に送信する(ステップS23)。
図3は、本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の機器情報テーブル例を示す図である。図3に示す機器情報テーブルは、製造情報を収集する機器名とモジュール名が対応付けて定義されている。ここでは、機器名(ハンディターミナル、タッチパネル、湿温計)がモジュール名(Handy、Touchpanel、Themometer)に対応付けられている。製造情報収集装置100内で動作する所定のプログラムは機器情報テーブルを参照し、当該機器名に対応するモジュール名に変換して所定の処理を実施する。
収集機器が追加となった場合は、図3に示す機器情報テーブルに新たな機器名とモジュール名を追加登録することで製造情報管理部180に対象機器が組み込まれる。
図4は、本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の製造情報属性定義テーブル例1を示す図である。図4に示すように、製造情報属性定義テーブルには、工程名(組立1)、工程ID(P001)、製造情報名(作業指示番号、作業者ID、部品ロット番号、温度、湿度)、収集機器モジュール名(Handy、Touchpanel、Themometer)、トリガ定義(1、0)、紐付けモジュール名(Themometer)が定義されている。
ここでは、収集機器としてハンディターミナルを使って開始または完了の作業指示番号を読み込む定義となっている。さらに、トリガ定義が1(トリガ有り)で紐付けモジュール名がThemometerとなっていることより開始の作業指示番号を読み込んだタイミングで温湿計の製造情報を収集開始することを意味する(完了の作業指示番号を読み込だときは収集完了)。また、温湿計は製造情報IDのM005、M006に対応していることより、収集機器が温湿計であり、対象の製造情報は湿度、温度であることが判る。また、製造情報IDのM002〜M004に対応するトリガ定義が0(トリガ無し)となっている製造情報は対応する収集機器で読み込むことを意味する。
また、製造情報IDのM002〜M004に対応する製造情報名の読み込み順番は特に決める必要はないが、好ましくは、初めに開始の作業指示番号を読み込んだ後、次に作業者IDを読み込み、作業者の確認をするのが良い。
図5はの実施形態に係る製造情報管理DBの構成例を示す図である。図5に示す製造情報管理DBは、作業開始タイミングで開始の作業指示番号(161)と開始時刻(162)が記録され、完了のタイミングで完了の作業指示番号(163)と完了時刻(164)、平均温度167、平均湿度(168)が記録される。部品ロット番号1(165)、部品ロット番号2(166)、その他は作業開始から完了までの間で読み込む度に記録される。この作業開始から完了までの作業指示単位を1レコードとしてデータベース管理する。
図6は、本発明の実施形態に係る他の情報処理部に送信する情報例を示す図である。図6は、工程単位情報紐付け部が情報処理機部に送信する情報であり製造情報dになる。
工程単位情報紐付け部は、製造情報cと図4の製造情報属性定義テーブル及び図5の製造情報管理DBから工程ID、作業指示番号、作業開始時刻、作業完了時刻、部品ロット番号1、部品ロット番号2、平均温度、平均湿度、その他の情報を情報処理部に送信する。
さらに具体的な実施例として図2の処理フローに従い、図4の製造情報属性テーブルを用いた形態について説明する。以下の説明に使う開始の作業指示番号および完了の指示番号は、指示番号の先頭に開始であれば「S−」、終了であれば「E−」を付けて識別している。また、図4にある作業者IDについては後述する部品ロット番号の処理フローと同じであるため、説明を省略している。
はじめに作業者がトリガを与える収集機器であるハンディターミナル300で作業着手のために製造情報として工程名「組立1」と開始の作業指示番号「S−W001」および製造情報ID「M001」を読み取ると製造情報収集機能部110は、ハンディターミナルのインターフェースに従って情報を読み取る(ステップS11)。さらに製造情報収集部110は製造情報収集解析振分部120に製造情報aとして工程名「組立1」と開始の作業指示番号「S−W001」と製造情報ID「M001」を送信する(ステップS12)。
製造情報収集解析振分部120は工程名「組立1」と製造情報ID「M001」をキーとして製造情報属性定義テーブル170を参照し(ステップS13)、トリガ定義有りで作業着手と判定し、製造情報管理部150を介して製造情報bとして開始の作業指示番号「S−W001」と開始時刻「YY/MM/DD/HH/SS」を製造情報管理DB(図5参照)に記録する(ステップS16)。
さらに製造情報収集解析振分部120は情報属性定義テーブル170からトリガを与える収集機器に紐付く製造情報を収集する収集機器に対応したモジュール名「Thermometer」と「温度」および「湿度」を読み取り、製造情報収集部110に開始の作業指示情報として開始の作業指示番号「S−W001」とモジュール名「Thermometer」と「温度」および「湿度」を送信する(ステップS17)。
製造情報収集部110は開始の作業指示情報を受け取ったタイミングで製造情報を収集する収集機器である温湿計から温度と湿度の計測データを定周期で収集し、平均値を算出する(ステップS18)。
次に作業者がハンディターミナル300で工程名「組立1」と部品ロット番号「L001」および製造情報ID「M003」を読み取ると、製造情報収集機能部110は、ハンディターミナルのインターフェースに従って情報を読み取る(ステップS11)。さらに製造情報収集部110は製造情報収集解析振分部120に製造情報aとして工程名「組立1」と開始の作業指示番号「S−W001」と部品ロット番号「L001」および製造情報ID「M003」を送信する(ステップS12)。
製造情報収集解析振分部120は工程名「組立1」と製造情報ID「M003」をキーとして製造情報属性定義テーブル170を参照し(ステップS13)、トリガ定義無しと判定し、製造情報管理部150を介して製造情報bとして部品ロット番号「L001」を製造情報管理DB(図5参照)に記録する(ステップS19)。
同様に作業者がタッチパネル400で工程名「組立1」と部品のロット番号「L002」と製造情報ID「M004」を読み取ると、製造情報収集機能部110は、タッチパネルのインターフェースに従って情報を読み取る(ステップS11)。さらに製造情報収集部110は製造情報収集解析振分部120に製造情報aとして工程名「組立1」と開始の作業指示番号「S−W001」と部品ロット番号「L002」および製造情報ID「M004」を送信する(ステップS12)。
製造情報収集解析振分部120は工程名「組立1」と製造情報ID「M004」をキーとして製造情報属性定義テーブル170を参照し(ステップS13)、トリガ定義無しと判定し、製造情報管理部150を介して製造情報bとして部品ロット番号「L002」を製造情報管理DB(図5参照)に記録する(ステップS19)。また、タッチパネルで読み取る部品のロット番号はハンディターミナルで読み取る部品ロット番号と同じでも異なっていてもどちらでもかまわない。
最後に作業者がトリガを与える収集機器であるハンディターミナル300で作業完了のために製造情報として工程名「組立1」と完了の作業指示番号「E−W001」と製造情報ID「M001」を読み取ると製造情報収集機能部110は、ハンディターミナルのインターフェースに従って情報を読み取る(ステップS11)。さらに製造情報収集部110は製造情報収集解析振分部120に製造情報aとして工程名「組立1」と完了の作業指示番号「E−W001」と製造情報ID「M001」および温湿計から温度と湿度の平均値「20.0」「40.0」を送信する(ステップS12)。
製造情報収集解析振分部120は工程名「組立1」と「作業指示番号」と製造情報ID「M001」をキーとして製造情報属性定義テーブル170を参照し(ステップS13)、トリガ定義有りで作業完了と判定し、製造情報管理部150を介して製造情報bとして工程名「組立1」と作業指示番号「E−W001」と完了時刻「YY/MM/DD/HH/SS」と温度の平均値「20.0」および湿度の平均値「40.0」を製造情報管理DB(図5参照)に記録する(ステップS21)。さらに、製造情報収集解析振分部120は工程単位情報紐付け部130に製造情報cとして工程名「組立1」と完了の作業指示番号「E−W001」および製造情報ID「M001」を送信することで工程の完了を通知する。
次に工程単位情報紐付け部130は工程名「組立1」と製造情報ID「M001」をキーとして製造情報属性定義テーブル(図4参照)を参照するとともに完了の作業指示番号「E−W001」をキーとして製造情報管理部150を介して製造情報管理DBの情報(図5参照)を参照し、製造情報dとして工程ID「P001」、作業指示番号「W001」、開始時刻「YY/MM/DD/HH/SS」、完了時刻「YY/MM/DD/HH/SS」、部品ロット番号1「L001」、部品ロット番号2「L002」、平均温度「20.0」、平均湿度「40.0」およびその他の情報を製造情報送信部に送信する(ステップS22)。
製造情報送信部140は製造情報d(図6参照)をネットワークで結ばれている他の情報処理部(情報処理コンピュータ)700にTCP/IP通信などの通信手段で送信する(ステップS23)。
図7は、本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の製造情報属性定義テーブル例2を示す図である。既存の工程に、例えば、使用しているはんだコテNo.の収集を追加する場合
には、図7に示すようにはんだコテNo.に関する定義を一行追加することで、新たに製造情
報が追加できる。
図8は、本発明の実施形態に係る製造情報収集装置の製造情報属性定義テーブル例3を示す図である。また同じ製造情報を収集する組立2の作業工程を追加する場合には、図8に示すように定義を追加することで、新たに製造情報が追加できる。
また作業者の確認が必要な場合には、製造情報属性定義テーブル170に作業者IDを追加しておき、ハンディターミナル300で作業者IDを読み取ったときに予めデータベースに登録されている許可すべき作業者IDと比較することで確認できる(図示せず)。
以上に説明した実施形態においては、新しい機種(収集機器)を追加する場合は、統一化したインタフェースの収集処理を作成し、機器情報テーブルへの機器名とモジュール名の追加と製造情報属性定義テーブルへの属性定義の追加によって、対応が可能となり、システム変更に要する工数を低減できる、という効果が得られる。
さらに、システムの拡張に伴うシステムの安定性、工場のライン変更が容易に行えるなど、メンテナンス性が向上する、という効果も得られる。
100 製造情報収集装置
110 製造情報収集部
111 RFID リーダ・ライタ情報インターフェース
112 ハンディターミナル情報インターフェース
113 タッチパネル情報インターフェース
114 温湿度計情報インターフェース
115 設備情報インターフェース
120 製造情報収集解析振分部
130 工程単位情報紐付け部
140 製造情報送信部
150 製造情報管理部
160 製造情報管理データベース
161 開始作業指示番号
162 開始時刻
163 完了作業指示番号
164 完了時刻
165 部品ロット番号1
166 部品ロット番号2
167 平均温度
168 平均湿度
170 製造情報属性定義テーブル
180 収集機器管理部
190 機器情報テーブル
200 RFID リーダ・ライタ
300 ハンディターミナル
400 タッチパネル
500 温湿度計
600 I/O装置(入出力装置)
700 他の情報処理部

Claims (6)

  1. 製造現場の製造情報を収集する各種収集機器から製造情報を収集する製造情報収集手段と、
    前記製造情報収集手段から受け取った製造情報aと予め定義された製造情報属性定義テーブルとから判断して新たに製造情報bと製造情報cと作業指示情報に振分ける製造情報収集解析振分手段と、
    前記製造情報収集解析振分手段から受け取った前記製造情報bをデータベースに記録する製造情報管理手段と、
    作業工程完了後に前記製造情報収集解析振分手段から受け取った前記製造情報cを基に前記データベースに記録されている前記製造情報bと予め定義された製造情報属性定義テーブルとから作業工程内における製造情報dとして作業工程と前記製造情報bを紐付ける工程単位情報紐付け管理手段と、
    前記工程単位情報紐付け管理手段から受け取った前記製造情報dを他の情報処理部に送信する製造情報送信手段と、
    で構成することを特徴とする製造情報収集装置。
  2. 前記製造情報収集解析振分手段は、前記製造情報aと予め定義された前記製造情報属性定義テーブルとから判断してトリガ定義有りで前記製造情報aが作業指示情報の場合には、製造情報収集手段に前記作業指示情報を送信することで製造情報を収集することを特徴とする請求項1記載の製造情報収集装置。
  3. 前記製造情報属性定義テーブルの情報は、工程名または工程識別番号の少なくともどちらかを含む情報、さらに製造情報名および製造情報識別番号を含む情報、収集機器名または収集機器識別名の少なくともどちらかを含む情報、とが関連付けて定義され、さらに製造情報を収集するためにトリガが必要な場合にはトリガを与える収集機器と製造情報を収集する収集機器が紐付き定義されている請求項1または2記載の製造情報収集装置。
  4. 前記工程単位情報紐付け管理手段は、前記製造情報cを基に前記データベースに記録されている前記製造情報bと、前記属性定義テーブルの工程名または工程識別番号の少なくともどちらかを含む情報と、を紐付けて、前記製造情報dとして前記製造情報送信手段に送信する請求項1〜3記載のいずれかの製造情報収集装置。
  5. 製造現場の製造情報を収集する各種収集機器から製造情報を収集する製造情報収集手段と、
    前記製造情報収集手段から受け取った製造情報aと予め定義された製造情報属性定義テーブルとから判断して新たに製造情報bと製造情報cと作業指示情報に振分ける製造情報収集解析振分手段と、
    前記製造情報収集解析振分手段から受け取った前記製造情報bをデータベースに記録する製造情報管理手段と、
    作業工程完了後に前記製造情報収集解析振分手段から受け取った前記製造情報cを基に前記データベースに記録されている前記第製造情報bと予め定義された製造情報属性定義テーブルとから作業工程内における製造情報dとして作業工程と前記製造情報bを紐付ける工程単位情報紐付け管理手段と、
    前記工程単位情報紐付け管理手段から受け取った前記製造情報dを他の情報処理部に送信する製造情報送信手段と、
    で構成され、
    前記製造情報収集解析振分手段は、前記製造情報aと予め定義された前記製造情報属性定義テーブルとから判断してトリガ定義有りで前記製造情報aが作業指示情報の場合には、前記製造情報収集手段に前記作業指示情報を送信することで製造情報を収集し、
    前記製造情報属性定義テーブルの情報は、工程名または工程識別番号の少なくともどちらかを含む情報、さらに製造情報名および製造情報識別番号を含む情報、収集機器名または収集機器識別名の少なくともどちらかを含む情報、とが関連付けて定義され、さらに製造情報を収集するためにトリガが必要な場合にはトリガを与える収集機器と製造情報を収集する収集機器が紐付き定義され、
    前記工程単位情報紐付け管理手段は、前記製造情報cを基に前記データベースに記録されている前記製造情報bと、前記属性定義テーブルの工程名または工程識別番号の少なくともどちらかを含む情報と、を紐付けて、前記製造情報dとして前記製造情報送信手段に送信することを特徴とする製造情報収集装置。
  6. 製造現場の製造情報を収集する各種収集機器から製造情報を読み取る製造情報収集工程と、
    前記製造情報収集工程から受け取った前記製造情報aと前記製造情報属性定義テーブルを参照し、
    (1)トリガ定義有りで作業着手の場合と、
    (2)トリガ定義無しの場合と、
    (3)トリガ定義有りで作業完了の場合と、
    で処理を振り分ける製造情報収集解析振分工程と、
    (1)の場合には、製造情報bをデータベースに記録する製造情報管理工程と、作業指示情報を製造情報収集工程に送信する工程と、前記作業指示情報を受け取ったタイミングで製造情報を収集する製造情報収集工程と、
    (2)の場合には、製造情報bを前記データベースに記録する製造情報管理工程と、
    (3)の場合には、前記製造情報bを前記データベースに記録する製造情報管理工程と、前記製造情報収集解析振分工程から受け取った前記製造情報cと製造情報bおよび前記製造情報属性定義テーブルを参照し、工程単位に紐付け製造情報dとする工程単位情報紐付け工程と、
    前記工程単位情報紐付け工程から受け取った前記製造情報dを他の情報処理部に送信する製造情報送信工程と、
    を備えることを特徴とする製造情報収集方法。


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