JP2005107936A - 工程管理システム、サーバ、及び工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

工程管理システム、サーバ、及び工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 構成上の特徴を十分に生かすことのできる管理データの内容・構造の組み合わせを用いることにより、よりきめ細かな工程管理を可能とする。
【解決手段】 前工程とそれに対応する次工程との接続を示す接続情報に関連付けられたデータであって、前工程における製品としてのデータと次工程における部品としてのデータとを含む1つのファイルを、工程管理システム上の各接続情報に対して生成するデータ生成手段を備え、該少なくとも1つの前工程と次工程との接続情報に関連付けられたデータに基づいて工程の管理を行う。
【選択図】 図9

Description

この発明は、次工程において部品として用いられる物品を製品として製造する前工程と、少なくとも1つの前工程において製造された製品を部品として用いて第2の製品を製造する次工程を連鎖的に接続することにより、複数の工程を階層的に配置した構成としてモデル化された工程管理システム、及び工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体、さらに該工程管理システムに備えられたサーバに関する。
従来、ある生産ラインにおいて製品が製造される場合、ライン上を上流から下流に流れる主たる部品に対して各種の部品を順次組み付ける構成が取られていた。本出願人は、各部品が他の生産設備において製品として製造されたものであることに着目し、部品を受け入れて製品(各生産設備において製造される部品)を製造する機能的単位を「工程」と捉えて、最終的な製品の製造を、複数の「工程」が階層的に接続された構造として表現することにより、生産管理を容易にすると共に、トレーサビリティを向上することができる工程管理システムを提案している(特許文献1参照)。
特開2001−56706号公報
上記特許文献1に示されるようなシステム構成においても、管理データの内容、データ構造によっては、データ量が不必要に増大してデータの解析を円滑かつ迅速に行うことができなかったり、データが不十分で必要な解析を行うことができなかったりする。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、例えば上記のようなシステム構成において、構成上の特徴を十分に生かすことのできる管理データの内容・構造の組み合わせを用いることにより、よりきめ細かな工程管理を可能とする工程管理システムを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様に係る工程管理システムは、次工程において部品として用いられる物品を製品として製造する前工程と、少なくとも1つの前工程において製造された製品を部品として用いて第2の製品を製造する次工程を連鎖的に接続することにより、複数の工程を階層的に配置した構成としてモデル化されたシステムであり、前工程とそれに対応する次工程との接続を示す接続情報に関連付けられたデータであって、前工程における製品としてのデータと次工程における部品としてのデータとを含む1つのファイルを、工程管理システム上の各接続情報に対して生成するデータ生成手段を備えている。製品としてのデータは、少なくとも、前工程の名称データと、製品の製造を開始する時刻データと、製品の製造を終了する時刻データと、製品を次工程に搬出する時刻データと、該製品の製造中に発生した不良品に関するデータとを含んでおり、部品としてのデータは、少なくとも、次工程の名称データと、次工程での部品の使用を開始する時刻を示す時刻データと、部品の使用を終了する時刻を示す時刻データと、部品が前工程から搬入された時刻を示す時刻データと、部品の使用中に発生した不良品に関するデータとを含んでいる。本発明の工程管理システムは、該少なくとも1つの前工程と次工程との接続情報に関連付けられたデータに基づいて工程の管理を行う。
また、上記工程管理システムにおいて、少なくとも1つの前工程において製品を製造中に発生した不良品に関するデータは、少なくとも1つの前工程で発生した不良品の数のデータを含んでいることが好ましい。
また、上記工程管理システムにおいて、該製品としてのデータは、さらに、前工程の作業者に関するデータを含んでいることが好ましい。
また、上記工程管理システムにおいて、該部品としてのデータは、さらに、次工程の作業者に関するデータを含んでいることが好ましい。
また、上記工程管理システムにおいて、データ生成手段は、前工程に対応した第1の端末と、次工程に対応した第2の端末を備えていることが好ましい。
また、上記工程管理システムに備えられたサーバは、各接続情報について、第1の端末から製品としてのデータを取得し、第2の端末から部品としてのデータを取得し、取得した製品としてのデータと部品としてのデータとを合わせて、接続情報毎に1つのファイルとして記録するデータ格納手段を有しているものであってもよい。
また、上記工程管理システムは、各接続情報について、第1の端末から製品としてのデータを取得し、第2の端末から部品としてのデータを取得し、取得した製品としてのデータと部品としてのデータとを合わせて、接続情報毎に1つのファイルとして記録するデータ格納手段を有しているものであってもよい。
また、上記工程管理システムに備えられた、工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、各接続情報に対応した、製品としてのデータと部品としてのデータからなるファイルが記録されたものであってもよい。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る記録媒体は、複数の工程を経て製造される製品の各工程を管理する為の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、各工程間で搬送される製品群を構成する物品の集合体である複数の物品群の各々に対応した複数の物品群用記憶領域を有しており、該複数の物品群用記憶領域の各々に、各物品群を識別する為の物品群識別データと、該物品群識別データに関連付けられた、該物品群を使用する工程に関するデータであって、製造した物品を集合させて物品群とする工程に関する現在工程データと、該物品群から物品を取り出す工程に関する次工程データとからなるデータが1つのファイルとして記録されている。
また、上記記録媒体において、物品群識別データは、各工程において時系列で処理される同一の物品を格納した物品群の各々を識別する為のデータであることが好ましい。
また、上記記録媒体において、現在工程データは、少なくとも、該現在工程の名称データと、該現在工程を担当する作業者データと、該物品群の集荷を開始する時刻データと、該物品群の集荷が終了する時刻データと、該現在工程の1つ後の工程である次工程に該物品群を搬出する時刻データと、該現在工程で発生した不良品に関するデータを含んでいることが好ましい。
また、上記記録媒体において、次工程データは、少なくとも、該次工程の名称データと、該次工程を担当する作業者データと、該物品群から物品の取り出しを開始する時刻データと、該物品群からの物品の取り出しが終了する時刻データと、該次工程の1つ前の工程である現在工程から該物品群が搬入された時刻データと、該次工程で発生した不良品に関するデータを含んでいることが好ましい。
また、上記記録媒体において、現在工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた該現在工程の名称データと、該現在工程の1つ前の工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた次工程の名称データは、同一データであってもよい。
また、上記記録媒体は、現在工程の1つ前の工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた、該物品群を搬出した時刻データと、該現在工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた、該物品群が搬入された時刻データから算出された該物品群のリードタイムを記録するリードタイム用記録領域をさらに有していてもよい。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る記録媒体は、複数の工程を経て製造される製品の各工程を管理する為の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、各工程間で搬送される製品群を構成する物品の集合体である複数の物品群の各々に対応した複数の物品群用記憶領域を有しており、該複数の物品群用記憶領域の各々に、各物品群を識別する為の物品群識別データと、該物品群識別データに関連付けられた、物品群として集荷される物品を処理する工程に関するデータであって、該物品を製造する工程に関したデータと、当該工程の次の工程に関したデータとからなるデータが1つのファイルとして記録されている。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る記録媒体は、複数の工程を経て製造される製品の各工程を管理する為の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、各工程間で搬送される製品群を構成する物品の集合体である複数の物品群の各々に対応した複数の物品群用記憶領域を有しており、該複数の物品群用記憶領域の各々に、各物品群を識別する為の物品群識別データと、該物品群識別データに関連付けられた、物品群を処理する工程に関するデータであって、前工程から搬送された該物品群に対して処理を施すことにより別の形態の物品群に変化させる工程に関したデータと、後工程に搬送された該別の形態の物品群に対して処理を施す工程に関したデータとからなるデータが1つのファイルとして記録されている。
本発明の工程管理システムによると、1つのファイルに記録された、少なくとも1つの前工程と次工程との接続情報に関連付けられたデータであって、該少なくとも1つの前工程の製品としてのデータと、該次工程の部品としてのデータからなるデータに基づいて工程の管理を行っている。従って、所望の工程間の接続情報を得たい場合、工程管理システム運営側は、1つのファイルを検索するだけで該情報を得ることができるようになる。また、上記データには不良に関する種々のデータが含まれている為、本発明の工程管理システムを採用することにより、精細な不良解析を実行することが可能となる。また、1つのファイル内に、現在工程で物品を製品として考えたときの不良データと、次工程で該物品を部品として考えたときの不良データとを備えている為、同一ファイル内の製品不良データと部品不良データに食い違いが見られる場合、例えば工程間を該物品が移動する際に何らかの問題が生じた可能性の有無等を迅速に判断できる。そのため、このように管理データを構築すると、より迅速な不良解析の実現が可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態による工程管理システムは、複数の工程からなる生産ライン全体を管理する為のシステムである。ここでいう工程とは、受け入れた部品を使用して製品を製造する機能的単位を表すものとする。すなわち工程とは、工場等の生産施設内における所定の領域に設置された工作機械等の各種生産設備、及び部品や製品を格納しておく各種倉庫、並びに、これら生産設備や倉庫を利用して生産活動を行う作業者により実現される機能的単位を示したものである。最終的な製品の製造は、このような「工程」が順次階層的に接続されたツリー構造でモデル化される。
これらの各工程は、所定の順序で接続されている。そして各工程は、前工程から搬出された部品を使用して製品を製造し、得られた製品を次工程へ搬出する。なお、部品/製品は、これらが格納される箱の中に、例えば数十個や数百個というまとまった数量格納された状態で取り扱われる。また、各箱には、当該の箱を他の箱と識別する為の箱識別情報が付与されている。より具体的には、各箱の表面に、その箱の箱識別情報を示すバーコードが貼付されている。なお、箱識別情報は、上述の如く各箱全てを識別するような情報であってもよいが、最低限、ある工程において時系列で処理される同一の部品を格納した箱群の各々を識別できるような情報であればよい。
上記の各工程における各種倉庫は、部品入庫倉庫、部品使用倉庫、製品完成倉庫、及び製品搬出倉庫からなる。以下、図1を参照して、工程内における各倉庫間の部品/製品の移動について説明する。
まず、ある工程に部品が格納された箱が到着すると、作業者は、この箱を部品入庫倉庫内に格納して保管しておく。そして製造が開始される際、作業者は、部品入庫倉庫内に保管された箱のうち必要なものを適宜選択して、部品使用倉庫へ移す。その上で作業者は、この部品使用倉庫に移された箱の中の部品を使用して製品を製造する。なお、完成した製品は、部品が格納された箱とは別の箱の中に順次格納されていく。製造が終了すると、作業者は、製品が格納された箱を製品完成倉庫内へ格納して保管しておく。そして製品出荷の際、作業者は、製品完成倉庫内に保管された箱のうち必要なものを適宜選択して、製品搬出倉庫へ移す。なお、製品搬出倉庫に移された箱は、直ちに次工程へ向けて搬出される。
図2は、各工程と各工程間の関係を模式的に示した図である。なお、図2には、複数の工程のうちの6つの工程(すなわちA工程、B工程、C工程、D工程、E工程、及びF工程)が模式的に示されている。各工程が所定の順序で接続されることにより、目的となる最終製品が生産される。
図2において、C工程は、A工程において完成した製品とB工程において完成した製品とを、当該C工程における部品として受け入れる。そして、C工程は、受け入れた部品に対して組立及び加工等の処理を施してC工程における製品として完成させ、F工程に搬出する。
F工程は、C工程による製品、D工程による製品、およびE工程による製品を部品として受け入れ、F工程における製品を完成させる。なお、この例ではF工程による製品が、生産工程群全体の最終製品となっている。
次に、上述の生産工程群における各工程を管理する為の工程管理システムの構成について説明する。図3は、本実施形態による工程管理システムの構成の一例を示す図である。本実施形態の工程管理システムは、サーバ1と、ネットワークを介して該サーバ1に接続された複数のパーソナルコンピュータ(以下、PCと略記)2と、PC2に接続された複数の端末3A〜3Fを有している。なお、端末3A〜3Fは、A工程〜F工程にそれぞれ対応させて配置されている。
以下、サーバ1、PC2および端末3A〜3Fについて詳細に説明する。
図4は、サーバ1の構成を示す図である。図4に示されるように、サーバ1は、バスBUSによって相互に接続された、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、HDD(Hard Disk Drive)13と、通信制御回路14と、表示制御回路15と、入力制御回路16とを有している。さらにサーバ1は、表示制御回路15に接続されたCRT17と、入力制御回路16に接続されたキーボード18とを有している。また、サーバ1は、通信制御回路14によりネットワークに接続されている。
HDD13には、オペレーティングシステム及びデータベース・プログラム等の各種プログラムが予め格納されている。また、HDD13には、後述する管理データであって、各工程間の接続を示すリンクに関連付けられたデータが記憶される。なお、ここでいうリンクとは、工程管理システム内の各工程間に内在している、各工程間を関連付けて接続させる為の接続情報であり、本実施形態では、箱識別情報に該当するものである。
CPU11は、HDD13に格納されたプログラムを読み出してRAM12の所定領域に展開させて実行させる。また、CPU11は、表示制御回路15を制御してCRT17に画像を画面表示させることにより、作業者に対して必要な情報を出力する。作業者がキーボード18に対して入力操作を行うと、CPU11は、入力制御回路16を介して当該入力操作を検知する。なお、製造された製品に不良が発生した場合、後述するように、作業者は、キーボード18により所定のコマンドを入力して、サーバ1に対して不良品追跡を指示することができる。
また、各PC2も、上記サーバ1と略同一の構成であり、ネットワークを介してサーバ1にそれぞれ接続されている。また、各PC2は、複数の端末を統括する機器であり、例えば図2で左側に配置されたPC2は、複数の端末3A〜3Eを統括し、それぞれの端末とネットワークを介して接続されている。
図5は、端末3Aの構成を示す図である。なお、他の各端末3B〜3Fは端末3Aと同一の構成となっている為、これら他の端末3B〜3Fの説明は、端末3Aの説明をもって省略する。図5に示されるように、端末3Aは、プログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCと略記)31、表示入力装置32、及びバーコードリーダ33を有している。
PLC31は、バスによって相互に接続された、CPU311と、ROM(Read Only Memory)312と、RAM313と、通信制御回路314と、入力制御回路315と、表示制御回路316とを有している。また、CPU311は、計時手段としての時計Mを内蔵しており、この時計Mによって、時刻(年、月、日、時、分、秒)を取得することができる。ROM312内には、データベース・プログラム等の各種プログラムが予め記憶されている。
表示入力装置32は、タッチパネル321と液晶パネル(以下、LCDと略記)322を有している。タッチパネル321は、LCD322の画面上に配置されるとともに、PLC31の入力制御回路315に接続されている。また、LCD322は、PLC31の表示制御回路316に接続されている。バーコードリーダ33は、部品/製品を格納した箱にバーコードの形態で付与された箱識別情報等を読み取るときに使用されもので、PLC31の入力制御回路315に接続されている。
PLC31のCPU311は、ROM312内に格納されたプログラムをRAM313の所定領域に展開させて実行する。また、CPU311は、表示制御回路316を制御して表示入力装置32のLCD322に画像を表示させる。この画像には、例えば、部品が搬入されたときに押圧する搬入ボタンや、製品の製造を開始するときに押圧する製造開始ボタン、製品の製造が終了したときに押圧する製造終了ボタン、製品を搬出するときに押圧する搬出ボタン等が含まれる。
作業者は、LCD322に表示された各ボタンを押すことにより、入力操作を行うことができる。すなわちLCD322の画面上に配置されたタッチパネル321は、作業者によって押圧された画面上の位置を検出可能であり、この位置を示す信号を、PLC31の入力制御回路315へ送信することができる。そしてCPU311は、この入力制御回路315を介して、作業者によって押圧された画面上の位置を検知するとともに、この位置が画面上のどのボタンの位置と一致しているかを認識することができる。
また、作業者がバーコードリーダ33によってバーコードを読み取らせた場合、このバーコードリーダ33は、当該バーコードに対応したバーコードデータを取得してPLC31の入力制御回路315へ送信する。PLC31は、このとき取得したデータをPLC31のRAM313に一時的に格納する。
このように構成された各端末3A〜3Fは、通信制御回路314を介してネットワークに接続されている。RAM313に一時的に格納されたデータは、PC2及びネットワークを介してサーバ1のHDD13に記録される。
次に、実際の各工程における部品/製品の流れと、工程管理システム内のデータ処理の対応関係について説明する。なお、上述したように、各工程間における部品/製品は、箱の中に格納された(ある数量まとめられた)状態で取り扱われる。
工程管理システムは、箱の各々を1単位(1ファイル)の管理データに対応させて各種処理を実行している。これら各管理データは、サーバ1におけるデータベース・プログラム、及び各端末3A〜3Fにおけるデータベース・プログラムにより処理される。
各管理データは、ある2つの工程間を移動する箱の箱識別情報に関連付けられたデータである。箱には、一方の工程(前工程)における製品が格納される。そしてその箱の内容は、次の工程(次工程)においては部品として扱われる。これに伴い、管理データには、前工程に関するデータ、すなわち該箱に格納されている物品を製品として考えたときのデータ(前工程データ)と、次工程に関するデータ(次工程データ)、すなわち該箱に格納されている物品を部品として考えたときのデータとが含まれている。
前工程データには、例えば、該製品が製造された工程の名称のデータ(製品工程名称データ)、箱内容すなわち良品または不良品のいずれが格納される箱かというデータ(製品箱内容データ)、該製品の製造が開始された時刻のデータ(製品製造開始時刻データ)、該製品の製造が終了した時刻のデータ(製品製造終了時刻データ)、該製品製造時における温湿度等の環境条件を示すデータ(製品環境条件データ)、該製品を製品完成倉庫に入庫した時刻のデータ(製品入庫時刻データ)、該製品を次工程に搬出する時刻のデータ(製品搬出時刻データ)、該製品の製造を担当した作業者に関するデータ(製品担当者データ)、該製品の製造中に発生した不良品に関するデータ(製品不良データ)等が含まれている。なお、製品工程名称データは、該箱に該製品が格納された工程の名称のデータに置き換えることができ、製品製造開始時刻データは、該箱に対する製品の格納を開始した時刻のデータに置き換えることができ、また、製品製造終了時刻データは、該箱に対する製品の格納が終了した時刻のデータに置き換えることができる。
また、上記製品不良データには種々のデータがある。このデータには、例えば、当該工程において良品として製造された製品の数のデータ(製品合格数データ)や、当該工程において不良品となってしまった製品の数のデータ(製品不合格数データ)、当該工程において良品か不良品かが不明な製品の数のデータ(製品保留数データ)、当該工程において簡単な手直しで合格製品になる製品の数のデータ(製品手直し数データ)、当該工程において不良が発生したときの部品を製造した工程名群(不良工程名群データ)、当該工程において不良が発生した部品群別の不良品の数(部品群別不良数データ)、該製品の不良の原因を示す項目のデータ(製品不良項目データ)、該製品の不良品の数を該項目別に示したデータ(項目別製品不良数データ)等が含まれている。
また、次工程データには、例えば、該部品が使用された工程の名称のデータ(部品工程名称データ)や、該部品の使用が開始された時刻のデータ(部品使用開始時刻データ)、該部品の使用が終了した時刻のデータ(部品使用終了時刻データ)、該部品が部品入庫倉庫に搬入された時刻のデータ(部品搬入時刻データ)、該部品が部品使用倉庫に入庫した時刻のデータ(部品準備時刻データ)、該部品を使用した作業者に関するデータ(部品使用者データ)、該部品の使用中に発生した不良品に関するデータ(部品不良データ)等が含まれている。なお、部品工程名称データは、該箱から該部品が取り出された工程の名称のデータに置き換えることができ、部品使用開始時刻データは、該箱に対する部品の取り出しを開始した時刻のデータに置き換えることができ、また、部品使用終了時刻データは、該箱に対する全ての部品の取り出しが終了した時刻のデータに置き換えることができる。
また、上記部品不良データには種々のデータがある。このデータには、例えば、当該工程において良品として使用された部品の数のデータ(部品合格数データ)や、当該工程において不良品と判定された部品の数のデータ(部品不合格数データ)、部品の不良の原因を示す項目のデータ(部品不良項目データ)、部品の不良の数を該項目別に示したデータ(項目別部品不良数データ)等が含まれている。
上記の如き製品不良データ及び部品不良データを得ることにより、管理側は、不良率を加味した各工程の精細な製造計画の考案や、不良発生の予測、不良が発生した工程の優先的な改善処置、不良発生の早期発見等を実現することができる。
各工程内及び各工程間において物品(部品/製品)が移動していくと、該物品の流れに一致した状態で、対応する管理データが工程管理システム内において更新されていく。
例えば、図2におけるC工程に着目すると、上述の如く、C工程では、A工程から出荷された製品を当該C工程における部品として受け入れるとともに、B工程から出荷された製品を当該C工程における部品として受け入れる。ここで、例えばA工程において製造された製品は、所定の箱識別情報(a1、a2、a3…)がバーコードで付与された箱に格納された状態でC工程に搬出される。なお、箱識別情報「a1」が付与された箱のことを、以下、”箱a1”と略記する(他の梱包箱識別情報が付された梱包箱についても同様に略記する)。
図6は、本実施形態の管理データ更新処理を示すフローチャートである。また、図7は、図6のフローチャート(S1〜S3)に対応した、本実施形態の管理データを説明する為の図である。また、図8は、図6のフローチャート(S4〜S6)に対応した、本実施形態の管理データを説明する為の図である。また、図9は、最終的に作成される管理データを説明する為の図である。以下、図6から図9を参照して、本実施形態の管理データの更新処理の一例(箱a1に関する管理データDの更新処理)を説明する。
A工程において製品の製造を開始するとき(S1)、作業者は、先ず、A工程で部品として取り扱われる各物品が格納された各箱群の中からそれぞれ1つの箱を選択し、端末3Aのバーコードリーダ33を使用してそれらに貼付されたバーコードを読み取る。また、A工程で製造された製品が格納される箱群の中の1つの箱を選択し、バーコードリーダ33により該箱に貼付されたバーコードを読み取る。このとき作業者は、今から実施する作業に使用される部品が格納された箱と、該部品により製造された製品が格納される箱を選択する。これら選択された箱に関連した作業が終了すると、作業者は、部品が格納された各箱群、及び製品が格納される箱群の中から新たに箱を選択し、バーコードリーダ33により該箱に貼付されたバーコードを読み取る。この作業は全ての箱について実施される。なお、ここでは便宜上、A工程で製造された製品が格納される箱群のうち箱a1についてのみ説明し、他の箱についての説明は省略する。また、部品が格納される箱a1の処理例を後述する為、部品が格納された箱群についての管理データの更新処理のここでの説明は省略する。
箱a1には、例えば、箱識別情報a1や、製造された製品が格納される工程の名称のデータ(製品工程名称データD、ここではA工程)、良品、不良品、良否不明品、または手直し品のいずれを格納する箱かというデータ(製品箱内容データD、ここでは良品)を含んだバーコードが貼付されている。このときバーコードリーダ33により読み取られたデータは、端末3AのRAM313に格納される。
なお、製品工程名称データDは、A工程で部品として取り扱われる物品が格納された箱に付与された部品工程名称データ(後述)と同一のデータとなる。このことから、製品工程名称データDを含む管理データDには、「C工程」が部品工程名称データとして含まれることになる。
バーコードリーダ33により上記のデータを端末3Aに入力すると、作業者は、タッチパネル321を操作して端末3Aにさらにデータを入力する。ここで入力されるデータには、例えば、当該工程における製品の製造を担当する作業者のデータ(製品担当者データD)や、当該工程における製品の製造時の温湿度等のデータ(製品環境条件データD)、当該工程における製品の製造を開始する時刻(上述した製造開始ボタンの押圧により入力されるデータであって、製品製造開始時刻データT)等が挙げられる。以上のように、A工程において製品の製造を開始するとき、RAM313にはデータD〜D及び時刻データTが格納される(図7(a)参照)。なお、製品担当者データDや製品環境条件データDの入力を製品製造開始のトリガーと考えて、上記DまたはDのいずれかが端末3Aに入力された時刻を内部時計により取得し、製品製造開始時刻データTとしてRAM313に記憶させてもよい。担当者データD3は、その都度入力するのではなく、作業者が端末3Aを使用開始するときに入力し、以降の処理においては、入力されたデータを利用するようにしても良い。
製品担当者データDは、他の工程における製品担当者データや部品使用者データ(後述)と比較されることによりA工程を担当する作業者の製品製造能力を管理側に知らせることができるデータである。例えば、各管理データから得られる情報に基づいて各工程における単位時間当たりの製品製造数を割り出して各データを比較することにより、管理側は、各作業者の製品製造速度を知ることができる。また、A工程で良品とされていた製品がC工程で不良部品として判定された場合、A工程またはC工程のいずれかの良否判定が誤っている可能性がある。その後調査を行って、いずれかの工程に良否判定ミスがあったことが明らかとなったとき、管理側は、ミスを犯した作業者を特定することができる。この製品担当者データDを活用することにより作業者の勤怠管理を行うことができる為、管理側は、作業者に対する能力向上を促すことができる。
製品環境条件データDは、製品が良品・不良品となった時の条件(例えば温度・湿度等)を管理側に知らせるためのデータである。管理側は、製品環境条件データDに基づいて、不良の原因(温度・湿度条件)を解析することができる。
製品製造開始時刻データT及び後述する種々の時刻データは、単位時間当たりの製品製造数や、追跡情報、リードタイム、不良解析等の様々な解析に使用されるデータである。
データD〜D及び時刻データTを端末3Aに入力すると、作業者は、A工程における製品の製造を開始する。そして完成した製品の各々を箱a1に入れる度に、その製品の状態をタッチパネル321により端末3Aに入力する。なお、ここでいう製品の状態とは、当該製品の製造中に発生した不良品に関するものである。このとき端末3Aに入力される不良品に関するデータには、例えば、当該工程において良品として製造された製品の数のデータ(製品合格数データD)や、上述した製品不合格数データ、製品保留数データ、製品手直し数データ、不良工程名群データ、部品群別不良数データ、製品不良項目データ、項目別製品不良数データ等が挙げられる。箱a1は良品(工程Cにおいて部品として使用可能な製品)を格納する箱である為、作業者は、箱a1に製品を入れる度にタッチパネル321により製品の合格数(良品数)をカウントする所定の操作を実行する。
なお、箱a1が不良品を格納する箱である場合には、端末3Aには、製品不合格数データ、不良工程名群データ、部品群別不良数データ、製品不良項目データ、項目別製品不良数データが入力される。また、箱a1が良否不明品を格納する箱である場合には、端末3Aには、製品保留数データが入力される。また、箱a1が手直し品を格納する箱である場合には、端末3Aには、製品手直し数データが入力される。
箱a1に対する製品の製造(格納作業も含む)が終了し(S2)、作業者によりタッチパネル321の製造終了ボタンが押圧されると、その押圧時刻が当該工程の製品の製造が終了した時刻(製品製造終了時刻データT)としてRAM313に格納されると共に、カウントされていた製品合格数の総数が製品合格数データDとしてRAM313に格納される(図7(b)参照)。
管理側は、製品製造終了時刻データT、製品製造開始時刻データT、製品合格数データD、製品不合格数データ、製品保留数データ、製品手直し数データに基づいて、上述した単位時間当たりの製品製造数を算出することができる。
A工程における製品の製造が終了すると、箱a1は、在庫として製品完成倉庫に入庫される。そしてその際RAM313には当該製品を製品完成倉庫に入庫した時刻のデータ(製品入庫時刻データT)が入力される。箱a1に関する管理データDの最新の時刻データが製品入庫時刻データTである場合、箱a1が製品完成倉庫に保管されていることを意味する。すなわち製品入庫時刻データTは、箱a1の現在の位置情報を管理側に知らせる為のデータでもある。
C工程側からA工程で製造した製品が要求された場合、A工程の作業者は、製品完成倉庫内に保管された箱a1を製品搬出倉庫へ移す。すなわち箱a1をC工程に向けて搬出する(S3)。このとき作業者は、箱a1を製品搬出倉庫へ移した時刻、すなわちタッチパネル321の搬出ボタンを押圧することにより、箱a1をC工程に向けて搬出した時刻のデータ(製品搬出時刻データT)を内部時計により取得して、端末3AのRAM313に記憶させる(図7(c)参照)。
RAM313に一時的に格納されたデータD〜D及び時刻データT〜Tは、箱に格納されている物品を製品として考えたときのデータであって、A工程に関するデータである。(以下、箱a1製品データと略記)。製品搬出時刻データTがRAM313に記憶されたとき箱a1はA工程から離れる為、この箱a1製品データのみを含む管理データDは、PC2及びネットワークを介してサーバ1に送信され、1つのファイルとしてHDD13に記録される。
A工程から搬出された箱a1がC工程の部品入庫倉庫に搬入されると(S4)、作業者は、C工程に対応されて配置された端末Cを使用して箱a1に関する管理データDの更新処理を進めていく。なお、端末Cの構成は端末Aの構成と同一である為、ここでの端末Cの各構成要素の説明は省略する。以下、端末Cの各構成要素を、便宜上、端末Aの対応する各構成要素の符号に”c”を付すことにより示す。
箱a1が部品入庫倉庫に搬入されると、箱a1が部品入庫倉庫に搬入された時刻のデータ(部品搬入時刻データT)を、端末Cのタッチパネル321cの搬入ボタンを押圧することによりRAM313cに記憶させる(図8(a)参照)。箱a1に関する管理データDの最新の時刻データが部品搬入時刻データTである場合、箱a1が部品入庫倉庫に保管されていることを意味する。すなわち部品搬入時刻データTは、箱a1の現在の位置情報を管理側に知らせる為のデータである。
また、部品搬入時刻データTと製品搬出時刻データTとの差を算出することにより、A工程からC工程への部品納入のリードタイムを知ることができる。ここで算出されたリードタイムは、例えば他のデータと共にA工程やC工程の管理データに記憶されてもよい。
C工程において製品の製造作業の準備するとき、作業者は、部品入庫倉庫内に保管された箱a1を部品使用倉庫へ移す。このとき作業者は、箱a1を部品使用倉庫へ移した時刻のデータ(部品準備時刻データT)を、タッチパネル321cを操作することによりRAM313cに記憶させる。
C工程において製品の製造を開始するとき(S5)、C工程の作業者は、先ず、C工程で部品として取り扱われる各物品が格納された各箱群(A工程及びB工程で製造された製品が格納された箱)の中からそれぞれ1つの箱を選択し、端末3Cのバーコードリーダ33cを使用してそれらに貼付されたバーコードを読み取る。また、C工程で製造された製品が格納される箱群の中の1つの箱を選択し、バーコードリーダ33cにより該箱に貼付されたバーコードを読み取る。このとき作業者は、今から実施する作業に使用される部品が格納された箱と、該部品により製造された製品が格納される箱を選択する。これら選択された箱に関連した作業が終了すると、作業者は、部品が格納された各箱群、及び製品が格納される箱群の中から新たに箱を選択し、バーコードリーダ33cにより該箱に貼付されたバーコードを読み取る。この作業は全ての箱について実施される。なお、ここでは便宜上、C工程で部品として取り扱われる物品を格納した箱群のうち箱a1についてのみ説明し、他の箱についての説明は省略する。また、C工程で製造された製品を格納する箱群についての管理データの更新処理の説明は、上述した箱a1の説明をもって省略する。
箱a1には、上述した箱識別情報a1や、製品工程名称データD、製品箱内容データDの他に、部品として使用される工程の名称のデータ(部品工程名称データD、ここではC工程)を含んだバーコードが貼付されている。このときバーコードリーダ33cにより読み取られたデータは、RAM313cに格納される。
なお、部品工程名称データDは、C工程で製造された製品を格納する箱に付与された製品工程名称データと同一のデータとなる。具体的には両データとも「C工程」を示すデータである。
バーコードリーダ33cにより上記のデータを端末3Cに入力し、作業者は、さらにタッチパネル321cを操作して端末3Cにさらにデータを入力する。ここで入力されるデータには、例えば、当該工程において部品を使用する作業者のデータ(部品使用者データD)や、当該工程において部品の使用を開始する時刻(部品使用開始時刻データT)等が挙げられる。以上のように、C工程において部品の使用を開始するとき、RAM313cにはデータD、D、及び時刻データT〜Tが格納されている(図8(b)参照)。なお、部品使用者データDの入力を部品使用開始のトリガーと考えて、部品使用者データDが端末3Cに入力された時刻を部品使用開始時刻データTとしてRAM313cに記憶させることもできる。
部品使用者データDは、上述した製品担当者データDと同様に、他の工程における部品使用者データや製品担当者データと比較されることによりC工程を担当する作業者の製品製造能力を管理側に知らせることができるデータである。
データD、D、及び時刻データT〜Tが端末3Cに入力されると、作業者は、C工程において部品の使用を開始する。このとき箱a1から部品を取り出す度に、その部品の状態をタッチパネル321cにより端末3Cに入力する。なお、ここでいう部品の状態とは、箱a1に格納されている部品に含まれている不良品に関するものである。このとき端末3Cに入力される不良品に関するデータには、例えば、当該工程において良品として使用された部品の数のデータ(部品合格数データD)や、当該工程において不良品と判定された部品の数のデータ(部品不合格数データD)、部品の不良の原因を示す項目のデータ(部品不良項目データD10)、部品の不良の数を該項目別に示したデータ(項目別部品不良数データD11)等が挙げられる。
C工程における部品の使用が終了(言い換えると製品の製造が終了)し(S6)、作業者によりタッチパネル321が操作されると、その操作時刻が当該工程の部品の使用が終了した時刻(部品使用終了時刻データT)としてRAM313cに格納されると共に、データD〜D11がRAM313cに格納される(図8(c)参照)。
RAM313cに一時的に格納されたデータD〜D11及び時刻データT〜Tは、箱に格納されている物品を部品として考えたときのデータであって、C工程に関するデータである。(以下、箱a1部品データと略記)。部品使用終了時刻データTがRAM313cに記憶された時点で箱a1の役割(すなわち物品の格納・移動)は終了した為、この箱a1部品データのみを含む管理データは、ネットワークを介してサーバ1に送信され、先に送信された箱a1製品データのみを含む管理データDを更新する。最終的に、管理データDは、箱a1製品データ及び箱a1部品データの両方を含む1つのファイルとしてHDD13に記録される(図9参照)。
本実施形態の工程管理システムでトレーサビリティを実行する場合、サーバ1は、HDD13に記録された各箱に対応した各管理データに含まれた、製品製造中を示す時間のデータ(時刻データT〜Tの間の時間データに相当)と、部品使用中を示す時間のデータ(時刻データT〜Tの間の時間データに相当)を検索する。このとき、ある工程に関連付けられた製品データを有する管理データの製品製造中の時間と、当該工程に関連付けられた部品データを有する管理データの部品使用中の時間とで重複する時間がある場合、それらの管理データに関連付けられた箱は、重複している時間中、同一工程で同時に使用されていることを意味する。従って、この重複時間を検索することにより、ある箱に格納された製品がいずれの箱の部品を使用して製造されたかどうかを特定することができる。すなわち本実施形態の工程管理システムによると、箱単位で物品を特定できる為、精細なトレーサビリティを実行することができる。
以上の如く、本発明の工程管理システムでは、各工程間を移動する物品を格納する各箱に識別情報を付与し、各箱に関連した処理が実行されていく度に、各識別情報と関連付けられた種々のデータを収集し、それら収集した各工程間毎のデータをそれぞれ1つのファイルとしてサーバ1に記憶させている。従って、サーバ1には、各工程間のリンクに関連付けられたファイルが蓄積されていく。そのため、所望の工程間の接続情報を得たい場合、管理側は、1つのファイルを検索するだけで該情報を得ることができるようになる。
また、本発明の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体によると、1つのファイル内に、現在工程で物品を製品として考えたときの不良データと、次工程で該物品を部品として考えたときの不良データとを備えている。従って、同一ファイル内の製品不良データと部品不良データに食い違いが見られる場合、例えば断できる。そのため、このように管理データを構築すると、より迅速な不良解析の実現が可能となる。
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
なお、本実施形態では、部品を加工して製品を製造する行為を工程と定義し、各工程間を移動する集合体を箱と定義している。しかしながら本実施形態工程間を該物品が移動する際に何らかの問題が生じた可能性の有無等を迅速に判の如きシステムは、これら「工程」、「部品」、「製品」、「箱」を他のものに置き換えることにより、他の分野(流通、経済等)にも応用できる。
本発明の実施形態における工程間を移動する箱の移動経路を示す図である。 本発明の実施形態における各工程と各工程間の関係を模式的に示した図である。 本発明の実施形態による工程管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態のサーバの構成を示す図である。 本発明の実施形態の端末の構成を示す図である。 本発明の実施形態の管理データ更新処理を示すフローチャートである。 図6のフローチャート(S1〜S3)に対応した、本実施形態の管理データを説明する為の図である。 図6のフローチャート(S4〜S6)に対応した、本実施形態の管理データを説明する為の図である。 本発明の実施形態において最終的に作成される管理データを説明する為の図である。
符号の説明
1 サーバ
2 PC
3A〜3F 端末
11 CPU
13 HDD
31 PLC
33 バーコードリーダ
a1 箱

Claims (16)

  1. 次工程において部品として用いられる物品を製品として製造する前工程と、少なくとも1つの前工程において製造された製品を部品として用いて第2の製品を製造する次工程を連鎖的に接続することにより、複数の工程を階層的に配置した構成としてモデル化された工程管理システムにおいて、
    前工程とそれに対応する次工程との接続を示す接続情報に関連付けられたデータであって、前工程における製品としてのデータと次工程における部品としてのデータとを含む1つのファイルを、工程管理システム上の各接続情報に対して生成するデータ生成手段を備え、
    製品としてのデータは、少なくとも、前工程の名称データと、製品の製造を開始する時刻データと、製品の製造を終了する時刻データと、製品を次工程に搬出する時刻データと、該製品の製造中に発生した不良品に関するデータとを含み、
    部品としてのデータは、少なくとも、次工程の名称データと、次工程での部品の使用を開始する時刻を示す時刻データと、部品の使用を終了する時刻を示す時刻データと、部品が前工程から搬入された時刻を示す時刻データと、部品の使用中に発生した不良品に関するデータとを含み、
    該少なくとも1つの前工程と次工程との接続情報に関連付けられたデータに基づいて工程の管理を行うこと、を特徴とする工程管理システム。
  2. 少なくとも1つの前工程において製品を製造中に発生した不良品に関するデータは、少なくとも1つの前工程で発生した不良品の数のデータを含むこと、を特徴とする請求項1に記載の工程管理システム。
  3. 該製品としてのデータは、さらに、前工程の作業者に関するデータを含むこと、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の工程管理システム。
  4. 該部品としてのデータは、さらに、次工程の作業者に関するデータを含むこと、を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の工程管理システム。
  5. 前記データ生成手段は、前工程に対応した第1の端末と、次工程に対応した第2の端末を備えたことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の工程管理システム。
  6. 請求項1から請求項5に記載の工程管理システムに備えられたサーバであって、
    各接続情報について、第1の端末から製品としてのデータを取得し、第2の端末から部品としてのデータを取得し、
    取得した製品としてのデータと部品としてのデータとを合わせて、接続情報毎に1つのファイルとして記録するデータ格納手段を有すること、を特徴とするサーバ。
  7. 各接続情報について、第1の端末から製品としてのデータを取得し、第2の端末から部品としてのデータを取得し、
    取得した製品としてのデータと部品としてのデータとを合わせて、接続情報毎に1つのファイルとして記録するデータ格納手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれかに記載の工程管理システム。
  8. 請求項6に記載のサーバまたは請求項7に記載の工程管理システムにおいて用いられ、各接続情報に対応した、製品としてのデータと部品としてのデータからなるファイルが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 複数の工程を経て製造される製品の各工程を管理する為の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    各工程間で搬送される製品群を構成する物品の集合体である複数の物品群の各々に対応した複数の物品群用記憶領域を有し、
    該複数の物品群用記憶領域の各々に、各物品群を識別する為の物品群識別データと、
    該物品群識別データに関連付けられた、該物品群を使用する工程に関するデータであって、製造した物品を集合させて物品群とする工程に関する現在工程データと、該物品群から物品を取り出す工程に関する次工程データと、からなるデータが1つのファイルとして記録されていること、を特徴とする工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 前記物品群識別データは、各工程において時系列で処理される同一の物品を格納した物品群の各々を識別する為のデータであること、を特徴とする請求項9に記載の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 前記現在工程データは、少なくとも、該現在工程の名称データと、該現在工程を担当する作業者データと、該物品群の集荷を開始する時刻データと、該物品群の集荷が終了する時刻データと、該現在工程の1つ後の工程である次工程に該物品群を搬出する時刻データと、該現在工程で発生した不良品に関するデータを含むこと、を特徴とする請求項9または請求項10のいずれかに記載の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 前記次工程データは、少なくとも、該次工程の名称データと、該次工程を担当する作業者データと、該物品群から物品の取り出しを開始する時刻データと、該物品群からの物品の取り出しが終了する時刻データと、該次工程の1つ前の工程である現在工程から該物品群が搬入された時刻データと、該次工程で発生した不良品に関するデータを含むこと、を特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 現在工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた該現在工程の名称データと、該現在工程の1つ前の工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた次工程の名称データは、同一データであること、を特徴とする請求項12に記載の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 現在工程の1つ前の工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた、該物品群を搬出した時刻データと、該現在工程で集荷された物品群の物品群識別データに関連付けられた、該物品群が搬入された時刻データから算出された該物品群のリードタイムを記録するリードタイム用記録領域をさらに有したこと、を特徴とする請求項12または請求項13のいずれかに記載の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 複数の工程を経て製造される製品の各工程を管理する為の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    各工程間で搬送される製品群を構成する物品の集合体である複数の物品群の各々に対応した複数の物品群用記憶領域を有し、
    該複数の物品群用記憶領域の各々に、各物品群を識別する為の物品群識別データと、
    該物品群識別データに関連付けられた、物品群として集荷される物品を処理する工程に関するデータであって、該物品を製造する工程に関したデータと、当該工程の次の工程に関したデータと、からなるデータが1つのファイルとして記録されていること、を特徴とする工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 複数の工程を経て製造される製品の各工程を管理する為の工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    各工程間で搬送される製品群を構成する物品の集合体である複数の物品群の各々に対応した複数の物品群用記憶領域を有し、
    該複数の物品群用記憶領域の各々に、各物品群を識別する為の物品群識別データと、
    該物品群識別データに関連付けられた、物品群を処理する工程に関するデータであって、前工程から搬送された該物品群に対して処理を施すことにより別の形態の物品群に変化させる工程に関したデータと、後工程に搬送された該別の形態の物品群に対して処理を施す工程に関したデータと、からなるデータが1つのファイルとして記録されていること、を特徴とする工程管理データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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