JP2009187295A - 業務プロセス分析プログラム、方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データベースに格納されているデータから、業務プロセスについて効果的な改善策を抽出できるようにする。
【解決手段】本方法では、業務識別子に対応して該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータから、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付け、注目業務プロセスインスタンスにおける上記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応する業務の成否のデータを抽出し、代替業務プロセスについての業務の成功率を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務プロセスの可視化技術に関し、具体的には、抽出された業務プロセスを分析する技術に関する。
ビジネスプロセスマネジメント(BPM:Business Process Management)は、「業務のプロセスを整理して、分析し、どうすれば効率的・効果的に仕事ができるのかという改善を継続的に行うこと」である。このためのビジネスプロセスをモデル化するためのツールとして業務モデリング技術を利用して業務プロセスを監視し、業務の流れのボトルネックを発見するなどの技術(例えば特開2006−285313号公報)がある。
また、システムが出力したイベントデータからフローを生成し、各種パラメータでフィルタリングしたイベントデータで複数のフローを生成し、並べて表示して目視で内部統制上の要点を分析するといった技術(http://www.ids-scheer.co.jp)も存在している。
さらに、特開2006−31326号公報には、業務改善活動を実施する技術者のスキルによらず、品質の良いTo−Beモデルを設計するための技術が開示されている。具体的には、任意のプロセスに対して代替プロセスが存在する階層構造のビジネスプロセスについて、各プロセスの構成を示す表示情報と、代替プロセスに変更した際の効果を示す付加情報とをモデル情報記憶部に記憶し、入力部からビジネスプロセスの情報が入力された際に、モデル解析部が、当該ビジネスプロセスの構成を解析し、解析結果を示す表示情報を生成し、検索部が、生成された表示情報と記憶されている表示情報から、入力されたビジネスプロセスに類似するビジネスプロセスを抽出し、抽出されたビジネスプロセスを表示するとともに操作者に特定のビジネスプロセスを選択させ、選択されたビジネスプロセスに代替プロセスが存在する場合に、付加情報に基づき、代替プロセス名、変更した際の効果、代替プロセスの構成を表示する。しかしながら、特定のビジネスプロセスや代替プロセスの善し悪しは本技術では判断が付かない。
特開2006−285313号公報 特開2006−31326号公報
上で述べたような技術では、業務プロセスについて問題点や効果的な改善策を容易に判断することができるわけではない。
従って、本発明の目的は、データベースに格納されているデータから、業務プロセスについて効果的な改善策を提示できるようにするための技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、データベースに格納されているデータから、業務プロセスについての問題を認識できるようにするための技術を提供することである。
本発明に係る業務プロセス分析方法は、該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータを業務識別子に対応して格納する第1データ格納部から、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、業務識別子に対応して第2データ格納部に格納するステップと、ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付けるステップと、第2データ格納部から、注目業務プロセスインスタンスにおける上記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、第1データ格納部から業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納するステップと、第3データ格納部において、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、第3データ格納部から代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている業務の成否のデータを抽出し、代替業務プロセスについての業務の成功率を算出し、代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップとを含む。
このように、特定の注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスを代替業務プロセスとして抽出して、それぞれについて業務の成功率を算出することによって、代替業務プロセスにおいて業務の成功率が高いものを改善策として採用できるようになる。なお、業務の成功率が高いものを、特にユーザに提示すべき代替業務プロセスとして抽出するようにしても良い。
また、本業務プロセス分析方法は、第2データ格納部から、注目業務プロセスインスタンスを抽出し、第1データ格納部から業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納するステップと、第3データ格納部から注目業務プロセスインスタンスに該当する業務識別子に対応して登録されている業務の成否のデータを抽出し、注目業務プロセスインスタンスについての業務の成功率を算出し、注目業務プロセスインスタンスに対応して第4データ格納部に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、代替業務プロセスとの対比として、注目業務プロセスの問題点を把握しやすくなる。
なお、上で述べた所定のデータに、成約金額が含まれるようにしてもよい。そして、第3データ格納部から代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている成約金額を抽出し、代替業務プロセスについての平均成約金額を算出し、代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップをさらに含むようにしても良い。このようにすれば、代替業務プロセスの評価を多面的にすることができるようになる。
また、上で述べた予め定められたデータが、複数のデータベースのうち該当するデータベースの名称を含むようにしてもよい。例えば、複数のデータベースの名称がイベントを表す場合には、データベースの名称を特定することによって業務プロセスインスタンスが適切に特定されるようになる。
本発明によれば、データベースに格納されているデータから、業務プロセスについて効果的な改善策を提示できるようになる。
また、本発明の他の側面によれば、データベースに格納されているデータから、業務プロセスについての問題を認識できるようになる。
本発明の一実施の形態におけるシステムの機能ブロック図を図1に示す。業務プロセス分析装置は、解析対象DB1に格納されているデータをCSV(Comma Separated Value)ファイルに変換する処理を実施するデータ変換部3と、データ変換部3によって生成されたCSVファイルが格納されるCSVファイル格納部5と、CSVファイル格納部5に格納されているデータを用いて処理を実施する更新情報取得部7と、更新情報取得部7の処理結果を格納する更新情報記憶部9と、更新情報記憶部9に格納されているデータを用いて処理を実施する業務フロー抽出部11と、業務フロー抽出部11の処理結果を格納する業務情報記憶部13と、業務情報記憶部13に格納されているデータを例えば表示装置に表示するなどの処理を実施する業務フロー表示部15と、更新情報記憶部9と業務情報記憶部13とに格納されているデータを用いて業務フロー表示部15からのデータに従って処理を実施する課題解決支援処理部17と、課題解決支援処理部17の途中の処理結果を格納する属性比較結果記憶部21と、課題解決支援処理部17の処理結果を格納するパス記憶部19と、パス記憶部19に格納されているデータを出力する結果出力部23とを有する。
図1に示しているように、以下の例では、解析対象DB1には、図面作成DB110と、工事見積DB112と、確認DB113と、図面提出DB114と、差し戻しDB115と、再確認DB116と、整理番号DB117とを含むものとする。
図面作成DB110のデータ構造及び格納データ例を図2(a)及び(b)に示す。図2(a)は、図面作成DB110のスキーマ情報を示す。図2(a)に示すように、フィールド(Field)1乃至7のそれぞれについて、フィールド名、キー設定、データ型、レコード長、コメントが設定されている。図2(b)は、図面作成DB110の格納データ例を示しており、レコード毎に、フィールド1乃至7の値が例示されている。
工事見積DB112のデータ構造及び格納データ例を図3(a)及び(b)に示す。図3(a)は、工事見積DB112のスキーマ情報を示す。図3(a)に示すように、フィールド(Field)1乃至6のそれぞれについて、フィールド名、キー設定、データ型、レコード長、コメントが設定されている。図3(b)は、工事見積DB112の格納データ例を示しており、レコード毎に、フィールド1乃至6の値が例示されている。
確認DB113のデータ構造及び格納データ例を図4(a)及び(b)に示す。図4(a)は、確認DB113のスキーマ情報を示す。図4(a)に示すように、フィールド(Field)1乃至6のそれぞれについて、フィールド名、キー設定、データ型、レコード長、コメントが設定されている。図4(b)は、確認DB113の格納データ例を示しており、レコード毎に、フィールド1乃至6の値が例示されている。
図面提出DB114のデータ構造及び格納データ例を図5(a)及び(b)に示す。図5(a)は、図面提出DB114のスキーマ情報を示す。図5(a)に示すように、フィールド(Field)1乃至5のそれぞれについて、フィールド名、キー設定、データ型、レコード長、コメントが設定されている。図5(b)は、図面提出DB114の格納データ例を示しており、レコード毎に、フィールド1乃至5の値が例示されている。
差し戻しDB115のデータ構造及び格納データ例を図6(a)及び(b)に示す。図6(a)は、差し戻しDB115のスキーマ情報を示す。図6(a)に示すように、フィールド(Field)1乃至5のそれぞれについて、フィールド名、キー設定、データ型、レコード長、コメントが設定されている。図6(b)は、差し戻しDB115の格納データ例を示しており、レコード毎に、フィールド1乃至5の値が例示されている。
再確認DB116のデータ構造及び格納データ例を図7(a)及び(b)に示す。図7(a)は、再確認DB116のスキーマ情報を示す。図7(a)に示すように、フィールド(Field)1乃至6のそれぞれについて、フィールド名、キー設定、データ型、レコード長、コメントが設定されている。図7(b)は、再確認DB116の格納データ例を示しており、レコード毎に、フィールド1乃至6の値が例示されている。
整理番号DB117のデータ構造及び格納データ例を図8(a)及び(b)に示す。図8(a)は、整理番号DB117のスキーマ情報を示す。図8(a)に示すように、フィールド(Field)1乃至5のそれぞれについて、フィールド名、キー設定、データ型、レコード長、コメントが設定されている。図8(b)は、整理番号DB117の格納データ例を示しており、レコード毎に、フィールド1乃至5の値が例示されている。
次に、図9乃至図29を用いて図1に示した業務プロセス分析装置の処理内容について説明する。図9に、メインの処理フローを示す。まず、データ変換部3は、解析対象DB1に対するデータ変換処理を実施する(ステップS1)。本データ変換処理の具体的内容を図10乃至図17を用いて説明する。まず、データ変換部3は、未処理のDBを1つ選択する(ステップS11)。そして、そのDBのスキーマ情報からフィールド名を取得し、CSVファイル格納部5におけるCSVファイルのヘッダに書き出す(ステップS13)。そして、選択されたDBの未処理の1レコードを読み出し、CSVファイル格納部5におけるCSVファイルに書き出す(ステップS15)。そして、全てのレコードについて処理したか判断する(ステップS17)。未処理のレコードが存在する場合にはステップS15に戻る。一方、全てのレコードが処理された場合には、全てのDBを処理したか判断する(ステップS19)。未処理のDBが存在している場合には、ステップS11に戻る。一方、全てのDBを処理した場合には元の処理に戻る。
図面作成DB110については、図10の処理によって、図2に示したようなデータから図11(a)に示すようなCSVファイルが生成される。このようなカンマで区切られたデータであるが、見やすいように図11(b)に示すようなテーブルで表すものとする。また、すなわち、年月日、時刻、整理番号、担当者、図面内容、図面作成工数、工事種別の列が設けられている。
図3に示したような工事見積DB112から、図10の処理によって、図12に示すようなデータが生成される。見やすいようにテーブル形式で表されているが、年月日、時刻、見積番号、整理番号、見積金額、予定納期の列が設けられている。
図4に示したような確認DB113から、図10の処理によって、図13に示すようなデータが生成される。見やすいようにテーブル形式で表されているが、年月日、時刻、確認番号、整理番号、見積番号、確認担当の列が設けられている。
図5に示したような図面提出DB114から、図10の処理によって、図14に示すようなデータが生成される。見やすいようにテーブル形式で表されているが、年月日、時刻、確認番号、整理番号、提出先の列が設けられている。
図6に示したような差し戻しDB115から、図10の処理によって、図15に示すようなデータが生成される。見やすいようにテーブル形式で表されているが、年月日、時刻、確認番号、整理番号、差し戻し理由の列が設けられている。
図7に示したような再確認DB116から、図10の処理によって、図16に示すようなデータが生成される。見やすいようにテーブル形式で表されているが、年月日、時刻、再確認番号、整理番号、確認番号、再確認担当の列が設けられている。
図8に示したような整理番号DB117から、図10の処理によって、図17に示すようなデータが生成される。見やすいようにテーブル形式で表されているが、整理番号、図面名称、成約の可否、図面作成から図面提出までの日数、成約金額の列が設けられている。
図9の説明に戻って、次に、更新情報取得部7は、CSVファイル格納部5に格納されているデータを用いて、更新情報取得処理を実施する(ステップS3)。更新情報取得処理については、図18及び図19を用いて説明する。
まず、更新情報取得部7は、CSVファイル格納部5から未処理のCSVファイルを1つ選択して読み出す(ステップS21)。そして、読み出したCSVファイルの未処理の1行(但し、ヘッダ行を除く)を選択する(ステップS23)。そして、選択行の時間(年月日+時刻)、イベントID(ここでは整理番号)、テーブル名、その他の属性情報(ヘッダ行からカラム名=属性値として抽出)を更新情報記憶部9に格納する(ステップS25)。そして、読み出したCSVファイルの全行を処理したか判断する(ステップS27)。未処理の行が存在する場合にはステップS23に戻る。一方、全ての行を処理した場合には、全CSVファイルを処理したか判断する(ステップS29)。未処理のCSVファイルが存在する場合にはステップS21に戻る。一方、全てのCSVファイルを処理した場合には、元の処理に戻る。
図18のような処理を実施すると、図19に示すようなデータが更新情報記憶部9に格納される。すなわち、時間(年月日+時刻)と、テーブル名、イベントID(整理番号)、フィールド(その他の属性情報)が登録されるようになる。フィールドの列には、時間、イベントID以外の属性情報が登録されるようになる。例えばカラム名(工事種別)=属性値(02)といった形で属性情報は登録されている。なお、本例では、テーブル名が、実施されたアクション(イベント)の名称であるから、テーブル名が抽出されている。但し、他にアクション名(イベント名)が登録されている場合には、そのデータを用いる。なお、整理番号DB117については、テーブル名がアクション名(イベント名)を表しておらず、且つ時間のデータは存在しないが、この整理番号DB117には、属性情報が登録されている。上で述べたように、成約の可否や成約金額といった重要な属性情報も含まれている。
図9の説明に戻って、次に、業務フロー抽出部11は、更新情報記憶部9に格納されているデータを用いて業務フロー抽出処理を実施する(ステップS5)。業務フロー抽出処理については、図20乃至図21を用いて説明する。まず、業務フロー抽出部11は、更新情報記憶部9において各行をイベントID毎にグループ化する(ステップS31)。同じイベントIDのレコードは同じ案件(ここでは受注業務の案件)に係るレコードだからである。そして、未処理のイベントIDを1つ選択し(ステップS33)、テーブル名の列の値を時系列で特定し、選択されたイベントIDに対応して業務情報記憶部13に登録する(ステップ35)。その後、全てのイベントIDについて処理したか判断する(ステップS37)。未処理のイベントIDが存在する場合には、ステップS33に戻る。一方、全てのイベントIDについて処理した場合には、元の処理に戻る。
例えば図21に示すようなデータが業務情報記憶部13に格納される。図21の例では、イベントIDの列と、プロセスインスタンスの列とが設けられている。プロセスインスタンスとは、実際に実施された業務におけるイベント(アクション)の遷移を表すものである。すなわち、イベントIDがJT01では、図面作成を実施して、工事見積を実施して、確認を実施して、差し戻しを実施し、再確認を実施して、図面提出を実施している。実際の業務では、必ずイベントIDがJT01と同様のプロセスで業務処理を行っているわけではなく、イベントIDがJT04の場合のように、図面作成を実施して、工事見積を実施し、確認を実施して、図面提出を実施して終了する場合もある。このように、イベントID毎に、実際に実施されたイベントの遷移の系列をプロセスインスタンスとして登録する。
図9の説明に戻って、次に、業務フロー表示部15は、業務情報記憶部13に格納されているプロセスインスタンスを表示装置に表示する(ステップS6)。例えば、図22に示すような表示を行う。図22の例では、各プロセスインスタンスを、それを構成するイベントをノードとしてノード間をリンク線で接続した形で示している。図22の例では、同じイベントについては同じ高さになるように調整されているので、特定のプロセスインスタンスにおいて特定のイベントが抜けていることがよく分かるようになっている。
図9の説明に戻って、次に、業務フロー表示部15及び課題解決支援処理部17は、更新情報記憶部9及び業務情報記憶部13に格納されたデータを用いて課題解決支援処理を実施する(ステップS7)。課題解決支援処理については、図23A乃至図29を用いて説明する。
ユーザは、図22のような表示を見て、注目すべきプロセスインスタンス(注目プロセスインスタンス)と、当該注目プロセスインスタンスにおいてさらに注目すべき2つのイベント(注目イベント)とを選択する。
業務プロセス分析装置の業務フロー表示部15は、ユーザからの注目プロセスインスタンス及び2つの注目イベントの選択入力を受け付け、注目プロセスインスタンスの識別情報及び2つの注目イベントの識別情報を、課題解決支援処理部17に出力する(ステップS41)。図22の例では、例えば、イベントIDがJT05のプロセスインスタンスを注目プロセスインスタンスとして選択し、さらに工事見積と図面提出を注目イベントとして選択したものとする。
次に、課題解決支援処理部17は、パス記憶部19を初期化する(ステップS43)。また、属性比較結果記憶部21を初期化する(ステップS45)。そして、業務情報記憶部13において未処理のプロセスインスタンスを1つ特定し(ステップS47)、特定されたプロセスインスタンスが、注目プロセスインスタンス又はその代替パスであるか判断する(ステップS49)。図23Bにおけるプロセス(A)は、上で選択された注目プロセスインスタンスである。そして、工事見積と図面提出とが注目イベントとして選択されているので、工事見積と図面提出の間を別経路で遷移するパスが、代替パスである。具体的には、図面作成、工事見積、確認、図面提出から構成されるプロセス(B)と、図面作成、工事見積、確認、差し戻し、再確認、図面提出から構成されるプロセス(C)とは、工事見積と図面提出の間を別経路で遷移するパスであるから、代替パスである。一方、図22の例では存在しないが、図面作成から直接図面提出へ遷移するようなプロセス(D)が存在している場合には、工事見積から図面提出の間を別経路で遷移するパスを有しないので、代替パスではない、ということになる。ステップS49で、注目プロセスインスタンス又は代替パスではないと判断されると、処理をせずにステップS53に移行する。
一方、ステップS49で、特定されたプロセスインスタンスが代替パス又は注目プロセスインスタンスである場合には、課題解決支援処理部17は、特定されたプロセスインスタンスの所定の属性を、当該特定されたプロセスインスタンスのイベントIDで検索して、更新情報記憶部9から抽出し、特定されたプロセスインスタンスのデータ及びイベントIDに対応して属性比較結果記憶部21に格納する(ステップS51)。なお、注目プロセスインスタンスと、代替パスとでは別に格納するものとする。
属性比較結果記憶部21に格納されるデータの一例を図24及び図25に示す。図24は、代替パスについてのデータ例を示す。図24では、プロセスインスタンスの具体的内容と、該当するイベントIDと、属性情報として成約の可否、日数(図面作成から図面提出までの日数)、成約金額、工事種別とが登録されるようになっている。属性情報には、成約の可否、成約金額といった業務の効果を表す情報と、日数や工事種別などの業務の性質や内容を表す情報とが含まれるが、これに限定するものではない。図25に、注目プロセスインスタンスについてのデータ例を示す。格納するデータ項目については、図24と同様である。
ステップS49で、特定されたプロセスインスタンスが注目プロセスインスタンスでもなく、代替パスでもないと判断された場合又はステップS51の後に、課題解決支援処理部17は、更新情報記憶部9に格納されている全プロセスインスタンスについて処理したか判断する(ステップS53)。未処理のプロセスインスタンスが存在する場合には、ステップS47に戻る。
一方、全てのプロセスインスタンスについて処理した場合には、課題解決支援処理部17は、同一代替パス毎及び注目プロセスインスタンスに対して、特定の属性の特性値(例えば成約率(=成約した件数/(成約した件数+成約しなかった件数))や平均値(=値の合計/件数))を算出し、パス記憶部19に格納する(ステップS55)。具体的には、代替パスの種類別に、成約率、平均日数、平均成約金額を算出する。図24の例では、図面作成、工事見積、確認、差し戻し、再確認、図面作成という第1の代替パスと、図面作成、工事見積、確認、図面提出という第2の代替パスとが存在しており、それぞれについて、成約率、平均日数、平均成約金額が算出される。なお、該当するイベントID及び工事種別についても、パス記憶部19に格納する。パス記憶部19には、図26に示すようなデータが格納されることになる。
また、注目プロセスインスタンスについても、集約して、成約率、平均日数、平均成約金額を算出する。図25の例では、図面作成、工事見積、図面作成という注目プロセスインスタンスについて、成約率、平均日数及び平均金額が算出され、該当するイベントID及び工事種別が、パス記憶部19に格納される。パス記憶部19には、図27に示すようなデータが格納されることになる。
その後、課題解決支援処理部17は、例えば業務フロー表示部15を介して注目するプロセスインスタンスをさらに選択するか入力するように促し、入力に応じて、注目するプロセスインスタンスをさらに選択するか判断する(ステップS57)。さらに注目するプロセスインスタンスを選択する場合にはステップS41に戻る。そうでない場合には処理を終了して元の処理に戻る。
図9の説明に戻って、結果出力部23は、パス記憶部19に格納されているデータを表示装置などに出力する(ステップS9)。例えば図28及び図29のようなデータを表示装置に表示する。図28に示すように、注目プロセスインスタンスと、その代替パスとを、イベントをノードとしてイベント間をリンク線で接続した図でプロセスを分かりやすく提示すると共に、図29に示すように、成約率、平均日数、平均成約金額、工事種別を各プロセスについて列挙するテーブルを示すことによって、注目プロセスインスタンスの問題点や解決策を分かりやすく提示する。図28及び図29の例では、注目プロセスインスタンスが図面作成、工事見積、図面提出といった「確認」というイベントが含まれないものであるが、代替パスでは、少なくとも一回「確認」というイベントが含まれる。そうすると、成約率が2倍以上となっている。これは、注目プロセスインスタンスは、確認という作業を行っていないために、成約率が悪くなっていると考えられる。同様に、平均成約金額についても、「確認」というイベントを実施すれば、向上することが分かる。また、代替パス(B)と代替パス(C)とを比較すると、代替パスでは「差し戻し」及び「再確認」というイベントが加えられている。そうすると、成約率は若干下がるが、平均成約金額は飛躍的に上昇していることが分かる。また、工事種別を見ると、代替パス(B)では「01」及び「02」であるが、代替パス(C)では「02」のみとなっている。これは、工事種別「02」については、金額が高いため「差し戻し」及び「再確認」というイベントを経由することが必須というようにも見えるが、例えば、工事種別「01」についても、通常の案件については代替パス(B)を採用し、重要案件については代替パス(C)を採用すれば、成約率が向上すると考えられる。このような分析が容易に行うことができ、改善策や問題点を特定できるようになる。
以上のような処理を実施することによって、データベースのデータから実際に実行されている業務のフローを容易に特定することができ、さらにその問題点や改善策を認識できるようになる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で述べた例では、代替パスの種類数が少ないので、全てを提示することに問題はないが、例えば多数の代替パスが抽出された場合には、成約率の高い代替パスを優先して提示するようにしても良い。すなわち、ステップS9の前に、成約率で代替パスを降順にソートするようにしても良い。また、成約金額と成約率とをポイント化して当該ポイントの高い順にソートするようにして、ソート結果をユーザに提示するようにしても良い。
また、図1で示した機能ブロック図は一例であって、実際のプログラムモジュール構成とは異なる場合がある。処理フローについても同様の処理結果を得られる場合には、ステップの順番を入れ替えたり、並行に実施しても良い場合もある。
さらに、プロセスインスタンスの生成法については、一例を上で述べたが、他の手法を用いて生成するようにしても良い。
なお、業務プロセス分析装置は、図30に示すように、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。OS及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータを業務識別子に対応して格納する第1データ格納部から、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、業務識別子に対応して第2データ格納部に格納するステップと、
ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付けるステップと、
前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスにおける前記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納するステップと、
前記第3データ格納部において、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記代替業務プロセスについての業務の成功率を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップと、
をコンピュータに実行させるための業務プロセス分析プログラム。
(付記2)
前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを前記第3データ格納部に格納するステップと、
前記第3データ格納部から前記注目業務プロセスインスタンスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記注目業務プロセスインスタンスについての業務の成功率を算出し、前記注目業務プロセスインスタンスに対応して前記第4データ格納部に格納するステップと、
をさらにコンピュータに実行させるための付記1記載の業務プロセス分析プログラム。
(付記3)
前記所定のデータに、成約金額が含まれ、
前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記成約金額を抽出し、前記代替業務プロセスについての平均成約金額を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップ、
をさらにコンピュータに実行させるための付記1記載の業務プロセス分析プログラム。
(付記4)
前記予め定められたデータが、複数のデータベースのうち該当するデータベースの名称を含む
付記1記載の業務プロセス分析プログラム。
(付記5)
該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータを業務識別子に対応して格納する第1データ格納部から、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、業務識別子に対応して第2データ格納部に格納するステップと、
ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付けるステップと、
前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスにおける前記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納するステップと、
前記第3データ格納部において、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記代替業務プロセスについての業務の成功率を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップと、
を含み、コンピュータに実行される業務プロセス分析方法。
(付記6)
該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータを業務識別子に対応して格納する第1データ格納部から、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、業務識別子に対応して第2データ格納部に格納する手段と、
ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付ける手段と、
前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスにおける前記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納する手段と、
前記第3データ格納部において、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記代替業務プロセスについての業務の成功率を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納する手段と、
を有する業務プロセス分析装置。
本発明の実施の形態に係る業務プロセス分析装置の機能ブロック図である。 (a)及び(b)は、図面作成DBに格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)は、工事見積DBに格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)は、確認DBに格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)は、図面提出DBに格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)は、差し戻しDBに格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)は、再確認DBに格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)は、整理番号DBに格納されるデータの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるメインの処理フローを示す図である。 データ変換処理の処理フローを示す図である。 (a)及び(b)は、図面作成DBのCSVファイル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 工事見積DBのCSVファイル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 確認DBのCSVファイル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図面提出DBのCSVファイル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 差し戻しDBのCSVファイル格納部に格納に格納されるデータの一例を示す図である。 再確認DBのCSVファイル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 整理番号DBのCSVファイル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 更新情報取得処理の処理フローを示す図である。 更新情報記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 業務フロー抽出処理の処理フローを示す図である。 業務情報記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 プロセスインスタンスの一例を示す図である。 課題解決支援処理の処理フローを示す図である。 代替パスを説明するための図である。 属性比較結果記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 属性比較結果記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 パス記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 パス記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 処理結果の表示データの一例を示す図である。 処理結果の表示データの一例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 解析対象DB 3 データ変換部
5 CSVファイル格納部 7 更新情報取得部
9 更新情報記憶部 11 業務フロー抽出部
13 業務情報記憶部 15 業務フロー表示部
17 課題解決支援処理部 19 パス記憶部
21 属性比較結果記憶部 23 結果出力部

Claims (5)

  1. 該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータを業務識別子に対応して格納する第1データ格納部から、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、業務識別子に対応して第2データ格納部に格納するステップと、
    ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付けるステップと、
    前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスにおける前記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納するステップと、
    前記第3データ格納部において、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記代替業務プロセスについての業務の成功率を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップと、
    をコンピュータに実行させるための業務プロセス分析プログラム。
  2. 前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを前記第3データ格納部に格納するステップと、
    前記第3データ格納部から前記注目業務プロセスインスタンスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記注目業務プロセスインスタンスについての業務の成功率を算出し、前記注目業務プロセスインスタンスに対応して前記第4データ格納部に格納するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させるための請求項1記載の業務プロセス分析プログラム。
  3. 前記所定のデータに、成約金額が含まれ、
    前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記成約金額を抽出し、前記代替業務プロセスについての平均成約金額を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップ、
    をさらにコンピュータに実行させるための請求項1記載の業務プロセス分析プログラム。
  4. 該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータを業務識別子に対応して格納する第1データ格納部から、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、業務識別子に対応して第2データ格納部に格納するステップと、
    ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付けるステップと、
    前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスにおける前記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納するステップと、
    前記第3データ格納部において、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記代替業務プロセスについての業務の成功率を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納するステップと、
    を含み、コンピュータに実行される業務プロセス分析方法。
  5. 対応して該当する場合には時間及び業務の成否を含む予め定められたデータを業務識別子に対応して格納する第1データ格納部から、同一業務識別子に係るデータを時系列に集約することによって業務プロセスインスタンスを生成し、業務識別子に対応して第2データ格納部に格納する手段と、
    ユーザから、注目業務プロセスインスタンスの指定及び当該注目業務プロセスインスタンスを構成する2つの注目イベントを受け付ける手段と、
    前記第2データ格納部から、前記注目業務プロセスインスタンスにおける前記2つの注目イベント間のパスを代替するパスを有する業務プロセスインスタンスを抽出し、前記第1データ格納部から前記業務の成否のデータを含む所定のデータを抽出し、前記業務識別子と抽出したデータとを第3データ格納部に格納する手段と、
    前記第3データ格納部において、同一業務プロセスインスタンス毎に集約して代替業務プロセスとして特定し、前記第3データ格納部から前記代替業務プロセスに該当する業務識別子に対応して登録されている前記業務の成否のデータを抽出し、前記代替業務プロセスについての業務の成功率を算出し、前記代替業務プロセスに対応して第4データ格納部に格納する手段と、
    を有する業務プロセス分析装置。
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