JP2006031326A - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 業務改善活動を実施する技術者のスキルによらず、品質の良いTo−Beモデルを設計する。
【解決手段】 任意のプロセスに対して代替プロセスが存在する階層構造のビジネスプロセスについて、各プロセスの構成を示す表示情報と、代替プロセスに変更した際の効果を示す付加情報とをモデル情報記憶部108に記憶し、入力部101からビジネスプロセスの情報が入力された際に、モデル解析部104が、当該ビジネスプロセスの構成を解析し、解析結果を示す表示情報を生成し、検索部105が、生成された表示情報と記憶されている表示情報から、入力されたビジネスプロセスに類似するビジネスプロセスを抽出し、抽出されたビジネスプロセスを表示するとともに操作者に特定のビジネスプロセスを選択させ、選択されたビジネスプロセスに代替プロセスが存在する場合に、付加情報に基づき、代替プロセス名、変更した際の効果、代替プロセスの構成を表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 任意のプロセスに対して代替プロセスが存在する階層構造のビジネスプロセスについて、各プロセスの構成を示す表示情報と、代替プロセスに変更した際の効果を示す付加情報とをモデル情報記憶部108に記憶し、入力部101からビジネスプロセスの情報が入力された際に、モデル解析部104が、当該ビジネスプロセスの構成を解析し、解析結果を示す表示情報を生成し、検索部105が、生成された表示情報と記憶されている表示情報から、入力されたビジネスプロセスに類似するビジネスプロセスを抽出し、抽出されたビジネスプロセスを表示するとともに操作者に特定のビジネスプロセスを選択させ、選択されたビジネスプロセスに代替プロセスが存在する場合に、付加情報に基づき、代替プロセス名、変更した際の効果、代替プロセスの構成を表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、階層構造プロセスの解析および管理に関し、特に、所定のビジネスモデルを表現するための階層構造のビジネスプロセス(業務の実施手順)の解析及び管理に関する。
組織等の活動(=業務と呼ぶ)を改善する場合には、通常以下の手順を踏む。
・ 現状の業務の視覚化:現状実施している業務を抽象化および単純化したモデル、すなわちビジネスモデルを作成する。このモデルをAs−Isモデルと呼ぶ。モデルは階層化されたビジネスプロセス(業務の実施手順)の集まりで表現できる。
・ 現状の問題点の抽出:As−Isモデルを分析し、問題となるビジネスプロセスを抽出する。
・ 目標とする業務の設計:As−Isモデルを元に、問題となるビジネスプロセスの問題点を改善したビジネスプロセスを設計し、それらを組み合わせて目標とするビジネスモデルを作成する。これをTo−Beモデルと呼ぶ。
・ 業務改善の実施:To−Beモデルのビジネスプロセスに従って、実際の業務の実施手順(2ステップで実行していた業務を1ステップで実行するなど)や実現方式(人手からシステムへなど)を変更していく。
・ 現状の業務の視覚化:現状実施している業務を抽象化および単純化したモデル、すなわちビジネスモデルを作成する。このモデルをAs−Isモデルと呼ぶ。モデルは階層化されたビジネスプロセス(業務の実施手順)の集まりで表現できる。
・ 現状の問題点の抽出:As−Isモデルを分析し、問題となるビジネスプロセスを抽出する。
・ 目標とする業務の設計:As−Isモデルを元に、問題となるビジネスプロセスの問題点を改善したビジネスプロセスを設計し、それらを組み合わせて目標とするビジネスモデルを作成する。これをTo−Beモデルと呼ぶ。
・ 業務改善の実施:To−Beモデルのビジネスプロセスに従って、実際の業務の実施手順(2ステップで実行していた業務を1ステップで実行するなど)や実現方式(人手からシステムへなど)を変更していく。
従来の方法では問題点の抽出および目標とする業務の設計は、業務分析および業務設計スキルを保有した技術者が過去の経験を元に実施していた。また、業務設計は業界での最良の業務の実施手順であるビジネスプロセス(=ベストプラクティスと呼ぶ)を集積したリファレンスモデルを参考に、リファレンスモデル内に蓄積されているビジネスプロセスを組み合わせることで設計する方法もとられていた。
As−Isモデルの作成方法については、業務機能系統図とデータフロー図の整合性をとりながら作成する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
目標とする指標を導き出す方法については、目標業績から目標とする指標(在庫削減率等)を導き出す方法が考案されている(例えば、特許文献2)。
また、As−Isモデル内のビジネスプロセスの統合や重複ビジネスプロセスの削除に関するTo−Beモデルの自動生成の方法が考案されている(例えば、特許文献3)。
特開平10−177477号公報
特開2003−223551号公報
特開2002−352064号公報
従来の方法では問題点の抽出および目標とする業務の設計は、業務分析および業務設計スキルを保有した技術者が過去の経験を元に実施していた。そのため、To−Beモデルの品質が技術者のスキルに依存するという問題があった。また、リファレンスモデルを利用する設計方法では、できあがったTo−Beモデルのレベルが高すぎて、改善を実施する段階になって実現できないという問題が発生する場合がある。
また、特許文献1では、As−Isモデルの問題点の抽出方法およびTo−Beモデルの設計方法は記載されていない。
また、特許文献2では、目標とする指標を導き出す方法は記載されているが、指標を実現する方法(=ビジネスプロセス)を導き出す方法は記載されていない。
また、特許文献3では、As−Isモデルにあらわれないビジネスプロセスを組み合わせたTo−Beモデルは設計できない。
また、特許文献1では、As−Isモデルの問題点の抽出方法およびTo−Beモデルの設計方法は記載されていない。
また、特許文献2では、目標とする指標を導き出す方法は記載されているが、指標を実現する方法(=ビジネスプロセス)を導き出す方法は記載されていない。
また、特許文献3では、As−Isモデルにあらわれないビジネスプロセスを組み合わせたTo−Beモデルは設計できない。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、業務改善活動を実施する技術者のスキルによらず、品質の良いTo−Beモデルを設計し、かつ、設計したTo−Beモデルが実行可能なモデルとなり、かつ、As−Isモデルに現れないビジネスモデルを組み合わせたTo−Beモデルを設計できることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
複数のプロセスが階層構造となった階層構造プロセスであって任意のプロセスに対して少なくとも一つ以上の代替プロセスが存在する階層構造プロセスについて、各プロセスの構成を示す構成情報と、被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を示す代替関係情報とを記憶する情報記憶部と、
解析対象となる解析対象プロセスの情報を入力する情報入力部と、
前記情報入力部により入力された解析対象プロセスの情報に基づき、解析対象プロセスの構成を解析し、解析対象プロセスの構成を示す解析情報を生成する解析情報生成部と、
前記解析情報生成部により生成された解析情報と前記情報記憶部に記憶された構成情報とに基づき、階層構造プロセスに含まれるプロセスの中から解析対象プロセスと所定の関係を有するプロセスを少なくとも一つ以上抽出するプロセス抽出部と、
前記抽出部により抽出されたプロセスの中から特定のプロセスを選択プロセスとして選択するプロセス選択部と、
前記プロセス選択部により選択された選択プロセスに代替プロセスが存在するか否かを判断し、代替プロセスが存在する場合に、代替プロセスについての代替関係情報を抽出する代替関係情報抽出部と、
前記代替関係情報抽出部により抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を表示する表示部とを有することを特徴とする。
複数のプロセスが階層構造となった階層構造プロセスであって任意のプロセスに対して少なくとも一つ以上の代替プロセスが存在する階層構造プロセスについて、各プロセスの構成を示す構成情報と、被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を示す代替関係情報とを記憶する情報記憶部と、
解析対象となる解析対象プロセスの情報を入力する情報入力部と、
前記情報入力部により入力された解析対象プロセスの情報に基づき、解析対象プロセスの構成を解析し、解析対象プロセスの構成を示す解析情報を生成する解析情報生成部と、
前記解析情報生成部により生成された解析情報と前記情報記憶部に記憶された構成情報とに基づき、階層構造プロセスに含まれるプロセスの中から解析対象プロセスと所定の関係を有するプロセスを少なくとも一つ以上抽出するプロセス抽出部と、
前記抽出部により抽出されたプロセスの中から特定のプロセスを選択プロセスとして選択するプロセス選択部と、
前記プロセス選択部により選択された選択プロセスに代替プロセスが存在するか否かを判断し、代替プロセスが存在する場合に、代替プロセスについての代替関係情報を抽出する代替関係情報抽出部と、
前記代替関係情報抽出部により抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を表示する表示部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、解析対象のプロセスの改善を検討する際に、解析対象のプロセスと所定の関係のあるプロセスを選択し、選択したプロセスとその代替プロセスとの代替関係の属性を参照することで、代替プロセスを参考にしながら解析対象のプロセスの改善を図ることができ、これにより分析者のスキルに依存せずに効果的なプロセスの設計が可能となる。
実施の形態1.
図1は本実施の形態の業務モデル設計支援システム(情報処理装置)および方法(情報処理方法)の一例を示す構成図である。
図1は本実施の形態の業務モデル設計支援システム(情報処理装置)および方法(情報処理方法)の一例を示す構成図である。
図1において、入力部101はビジネスプロセスをダイアログ形式で入力したり編集したり付加情報を入力したり、ビジネスプロセスを表示したり類似のビジネスプロセスを検索したり付加情報を表示したりビジネスプロセスを保存するための指示を入力する。表示部102はビジネスプロセスや付加情報を表示する。制御部103は業務モデル設計支援システム内の情報の流れを制御する。モデル解析部104は表示情報をビジネスプロセスから生成する。検索部105は指定されたビジネスプロセスに類似のモデル情報をモデル情報記憶部108から抽出する。なお、ここで、モデル情報とは、表示情報と付加情報を指す。また、モデル情報記憶部108はモデル情報を保持する。なお、各部の動作の詳細は後述するが、入力部101は情報入力部の例であり、制御部103はプロセス選択部の例であり、モデル解析部104は解析情報生成部の例であり、検索部105はプロセス抽出部及び代替関係情報抽出部の例であり、生成部106は表示形式構成情報生成部の例であり、モデル情報記憶部108は情報記憶部の例である。
図3は本実施の形態のビジネスプロセスの表示形式と構造の一例を示す図である。
図3において、300はビジネスプロセス(BP0)である。301はビジネスプロセス(BP0)300の下位のビジネスプロセス(BP1)である。302はビジネスプロセス(BP0)300の下位のビジネスプロセス(BP2)である。303はビジネスプロセス(BP0)300の下位のビジネスプロセス(BP3)である。304はビジネスプロセス(BP1)301の実現手順の1例を示すビジネスプロセス(BP1−0)である。305はビジネスプロセス(BP1)301の実現手順の1例を示すビジネスプロセス(BP1−1)である。306はビジネスプロセス(BP1)301の実現手順の1例を示すビジネスプロセス(BP1−2)である。311はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.1)である。312はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.2)である。313はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.3)である。314はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.4)である。315はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.5)である。
図3において、300はビジネスプロセス(BP0)である。301はビジネスプロセス(BP0)300の下位のビジネスプロセス(BP1)である。302はビジネスプロセス(BP0)300の下位のビジネスプロセス(BP2)である。303はビジネスプロセス(BP0)300の下位のビジネスプロセス(BP3)である。304はビジネスプロセス(BP1)301の実現手順の1例を示すビジネスプロセス(BP1−0)である。305はビジネスプロセス(BP1)301の実現手順の1例を示すビジネスプロセス(BP1−1)である。306はビジネスプロセス(BP1)301の実現手順の1例を示すビジネスプロセス(BP1−2)である。311はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.1)である。312はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.2)である。313はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.3)である。314はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.4)である。315はビジネスプロセス(BP1)301の下位のビジネスプロセス(BP1.5)である。
図3に示すように、本実施の形態におけるビジネスプロセスは階層構造となっている。また、図3の例では、ビジネスプロセス(BP1)301の実現手順として、ビジネスプロセス(BP1−0)304、ビジネスプロセス(BP1−1)305、ビジネスプロセス(BP1−2)306の3つがある。ビジネスプロセス(BP1−1)305、ビジネスプロセス(BP1−2)306はビジネスプロセス(BP1−0)304を代替する関係になっており、ビジネスプロセス(BP1−1)305、ビジネスプロセス(BP1−2)306はビジネスプロセス(BP1−0)304の代替プロセスである。このように、本実施の形態に係るビジネスプロセスは、複数のプロセスが階層構造となった階層構造であり、任意のプロセスに対して少なくとも一つ以上の代替プロセスが存在する。このため、本実施の形態に係るビジネスプロセスは、階層構造プロセスの一例である。
図4は本実施の形態の表示情報の構造の一例を示し、ビジネスプロセスの実現方式の対応関係を示す図である。
401はビジネスプロセス名を保持するカラムであり、402は401に含まれるビジネスプロセスの実現方式を表すビジネスプロセス名を保持するカラムである。
401はビジネスプロセス名を保持するカラムであり、402は401に含まれるビジネスプロセスの実現方式を表すビジネスプロセス名を保持するカラムである。
図5は本実施の形態の表示情報の構造の一例を示し、ビジネスプロセスのフローの接続関係を示した図である。
501はビジネスプロセス名を保持するカラム、502はフロー間の接続関係の始点を保持するカラム、503はフロー間の接続関係の終点を保持するカラムである。なお、図4及び図5に示す表示情報は、各プロセスの構成を示す構成情報の例である。なお、図4及び図5に示す表示情報は、モデル情報の一部としてモデル情報記憶部108に記録されている。
501はビジネスプロセス名を保持するカラム、502はフロー間の接続関係の始点を保持するカラム、503はフロー間の接続関係の終点を保持するカラムである。なお、図4及び図5に示す表示情報は、各プロセスの構成を示す構成情報の例である。なお、図4及び図5に示す表示情報は、モデル情報の一部としてモデル情報記憶部108に記録されている。
図6は本実施の形態の付加情報の構造の一例を示す図である。
601はビジネスプロセス名を保持するカラム、602はビジネスプロセス601の改善後のビジネスプロセス名(代替プロセス名)を保持するカラム、603は改善後の効果を保持するカラムである。つまり、ビジネスプロセス(BP1−0)をビジネスプロセス(BP1−1)に切り替えれば、リードタイム削減との効果を得ることができ、更に、ビジネスプロセス(BP1−1)をビジネスプロセス(BP1−2)に切り替えれば、在庫削減との効果を得ることができる。このように、図6に示す付加情報は、被代替プロセス(ビジネスプロセス(BP1−0)又はビジネスプロセス(BP1−1))と代替プロセス(ビジネスプロセス(BP1−1)又はビジネスプロセス(BP1−2))との代替関係の属性を、代替により得られるリードタイムの削減、在庫削減といった効果として示しており、代替関係情報の例である。なお、図6に示す付加情報は、モデル情報の一部としてモデル情報記憶部108に記録されている。
601はビジネスプロセス名を保持するカラム、602はビジネスプロセス601の改善後のビジネスプロセス名(代替プロセス名)を保持するカラム、603は改善後の効果を保持するカラムである。つまり、ビジネスプロセス(BP1−0)をビジネスプロセス(BP1−1)に切り替えれば、リードタイム削減との効果を得ることができ、更に、ビジネスプロセス(BP1−1)をビジネスプロセス(BP1−2)に切り替えれば、在庫削減との効果を得ることができる。このように、図6に示す付加情報は、被代替プロセス(ビジネスプロセス(BP1−0)又はビジネスプロセス(BP1−1))と代替プロセス(ビジネスプロセス(BP1−1)又はビジネスプロセス(BP1−2))との代替関係の属性を、代替により得られるリードタイムの削減、在庫削減といった効果として示しており、代替関係情報の例である。なお、図6に示す付加情報は、モデル情報の一部としてモデル情報記憶部108に記録されている。
次に動作について説明する。
図2はこの発明の業務モデル設計支援システムおよび方法の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS001において、入力部101から操作者によって入力されたビジネスプロセスの情報と類似検索指示を入力する(情報入力ステップ)。以下の説明では、図11に示すビジネスプロセスの情報が入力されると仮定する。このビジネスプロセスは、解析対象プロセスの例である。
ステップS002において、モデル解析部104が入力部101から入力されたビジネスプロセスの構成を解析し、入力されたビジネスプロセスの構成を示す図12に示すような表示情報(解析情報)を生成する(解析情報生成ステップ)。
また、ステップS003において、入力部101から入力された類似検索指示を制御部103が解釈し、モデル解析部104において表示情報が作成されると、モデル解析部104から表示情報が制御部103にわたり、制御部103は表示情報と類似検索指示を検索部105に渡す。検索部105は表示情報を元に、類似のビジネスプロセス名501に含まれるビジネスプロセス名をモデル情報記憶部108から検索し、類似度合いと供に複数を制御部103に渡す(プロセス抽出部)。
この実施の形態では、図11又は図12に示す入力したビジネスプロセスに対して、ビジネスプロセス(BP1−0)304及び他のビジネスプロセスが類似のビジネスプロセスとしてマッチしたとする。そして、ビジネスプロセス(BP1−0)に関しては、(BP1−0)とそれに関わる表示情報、すなわち、図5において、ビジネスプロセス名501が(BP1−0)のレコードに含まれる始点502および終点503に含まれる値の組合せを渡す。また、他に抽出されたビジネスプロセスに関しても同様の情報が制御部に提供される。
この実施の形態では、図11又は図12に示す入力したビジネスプロセスに対して、ビジネスプロセス(BP1−0)304及び他のビジネスプロセスが類似のビジネスプロセスとしてマッチしたとする。そして、ビジネスプロセス(BP1−0)に関しては、(BP1−0)とそれに関わる表示情報、すなわち、図5において、ビジネスプロセス名501が(BP1−0)のレコードに含まれる始点502および終点503に含まれる値の組合せを渡す。また、他に抽出されたビジネスプロセスに関しても同様の情報が制御部に提供される。
類似度合いの判断は、本実施の形態では始点のカラム502および終点のカラム503に含まれるビジネスプロセス名の数およびビジネスプロセス名および始点のカラム502と終点のカラム503の組合せが一致する度合いを基準とするが、別の基準を採用してもいい。
ステップS004において、制御部103は類似ビジネスプロセスの表示情報を生成部106に渡し、生成部106は表示情報から表示部102が表示可能な表示形式でビジネスプロセスの構成を示す情報(抽出プロセス表示形式構成情報)を作成し、制御部103に返す。つまり、図3に示すような表示形式にて、S003で抽出されたビジネスプロセスの構成を示す情報を生成する。
制御部103は、ビジネスプロセス名、類似度、ビジネスプロセスの表示形式を表示部に渡し、表示部は、ビジネスプロセス名、類似度、ビジネスプロセスを表示する。
制御部103は、ビジネスプロセス名、類似度、ビジネスプロセスの表示形式を表示部に渡し、表示部は、ビジネスプロセス名、類似度、ビジネスプロセスを表示する。
ステップS005において、操作者の入力を受け付け、操作者の入力に基づいて、表示されたビジネスプロセス名の中から特定のビジネスプロセス名を選択する(プロセス選択ステップ)。本実施の形態の場合、ビジネスプロセス(BP1−0)が選択されたものとする。選択されたビジネスプロセス名(BP1−0)とTo−Be検索指示を入力部101から入力し、制御部103がTo−Be検索指示解釈し、ビジネスプロセス名とTo−Be検索指示を検索部105に渡す。
ステップS006において、検索部105はモデル情報記憶部108に保持されている付加情報のビジネスプロセス名601から該当ビジネスプロセスを検索し、そのビジネスプロセスの上位プロセス602に含まれるプロセス名と情報603に含まれる効果を抽出し、抽出結果を制御部103に渡す。複数存在すれば複数を渡す。本実施の形態の場合、ビジネスプロセス名601から(BP1−0)が含まれるレコードを検索し、上位プロセス602に含まれる値である(BP1−1)、及び情報603に含まれる値であるリードタイム削減を渡す。更に、上位プロセスを検索し、ビジネスプロセス名601に(BP1−1)が含まれるレコードを検索する、という操作を繰返す。従ってこの実施の形態の場合、上位プロセスとして、(BP1−1)および(BP1−2)が検索の結果マッチする。このステップS006では、操作者により選択されたプロセスの上位プロセス(代替プロセス)が存在するか否かを検索し、上位プロセス(代替プロセス)が存在する場合に、上位プロセス(代替プロセス)との代替関係の属性を示すレコード(代替関係情報)を抽出し、抽出結果を制御部103に渡す。
ステップS007において、制御部103は上位ビジネスプロセスの表示情報を生成部106に渡し、生成部106は表示情報から表示部102が表示可能な表示形式で上位ビジネスプロセスの構成を示す情報(代替プロセス表示形式構成情報)を作成し、制御部103に返す。
制御部103は、上位ビジネスプロセス名、付加情報(リードタイム削減などの効果)、上位ビジネスプロセスの表示形式を表示部に渡し、表示部は、上位ビジネスプロセス名、付加情報、上位ビジネスプロセスを表示する。図13は、表示部に表示する際の表示例を示しており、上段では、上位プロセス名として(BP1−1)が表示され、効果としてリードタイム削減が表示され、また、上位ビジネスプロセス(BP1−1)の構成が表示されている。また、同様に、下段では、上位プロセス名として(BP1−2)が表示され、効果として在庫削減が表示され、また、上位ビジネスプロセス(BP1−2)の構成が表示されている。
制御部103は、上位ビジネスプロセス名、付加情報(リードタイム削減などの効果)、上位ビジネスプロセスの表示形式を表示部に渡し、表示部は、上位ビジネスプロセス名、付加情報、上位ビジネスプロセスを表示する。図13は、表示部に表示する際の表示例を示しており、上段では、上位プロセス名として(BP1−1)が表示され、効果としてリードタイム削減が表示され、また、上位ビジネスプロセス(BP1−1)の構成が表示されている。また、同様に、下段では、上位プロセス名として(BP1−2)が表示され、効果として在庫削減が表示され、また、上位ビジネスプロセス(BP1−2)の構成が表示されている。
このように、本実施の形態では、複数のプロセスが階層構造となった階層構造プロセスであって任意のプロセスに対して少なくとも一つ以上の代替プロセスが存在する階層構造プロセスについて、各プロセスの構成を示す構成情報と、被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を示す代替関係情報とを記憶し解析対象となる解析対象プロセスの情報を入力するとともに、入力された解析対象プロセスの情報に基づき、解析対象プロセスの構成を解析し、解析対象プロセスの構成を示す解析情報を生成し、更に、生成された解析情報と記憶している構成情報とに基づき、階層構造プロセスに含まれるプロセスの中から解析対象プロセスと所定の関係を有するプロセスを少なくとも一つ以上抽出し、抽出したプロセスの中から特定のプロセスを選択プロセスとして選択し、また、選択した選択プロセスに代替プロセスが存在するか否かを判断し、代替プロセスが存在する場合に、代替プロセスについての代替関係情報を抽出し、抽出した代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を表示する。
以上のように、階層化されたビジネスモデルにおいて上位のビジネスプロセス(代替により所定の効果を得られる代替プロセス)に対応する下位のビジネスモデル(被代替プロセス)を複数保持し、その複数のビジネスプロセスは通常のビジネスプロセスから最良のビジネスプロセスまで段階的に保持し、それらビジネスプロセス間の関係を保持し、関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果を保持するようにしているので、業務改善の目標として実現したい効果にあったビジネスプロセスを選択することにより、分析者のスキルに依存せず効果のあがるビジネスプロセスの設計が可能となる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、付加情報には代替関係の属性として効果のみが保持されているが、次に付加情報の代替関係の属性として制約をあわせて保持するような実施の形態を示す。
以上の実施の形態1では、付加情報には代替関係の属性として効果のみが保持されているが、次に付加情報の代替関係の属性として制約をあわせて保持するような実施の形態を示す。
図7は、このような場合の、付加情報の構造の一例を示した図である。
604は情報603の種類を表す情報カテゴリを保持するカラムである。
601、602、603は実施の形態1と同じである。
604は情報603の種類を表す情報カテゴリを保持するカラムである。
601、602、603は実施の形態1と同じである。
つまり、図7の例では、ビジネスプロセス(BP1−0)をビジネスプロセス(BP1−1)に変更した場合には、効果としてリードタイム削減が得られるが、一方で、制約として需要予測精度の向上が必要になることを示している。
本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様であり、図2のステップS006において効果とともに制約が抽出され、ステップS007において効果とともに制約が表示される点以外は、実施の形態1と同じであるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、階層化されたビジネスモデルにおいて上位のビジネスプロセスに対応する下位のビジネスモデルを複数保持し、その複数のビジネスプロセスは通常のビジネスプロセスから最良のビジネスプロセスまで段階的に保持し、それらビジネスプロセス間の関係を保持し、関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果および制約を保持するようにしているので、企業の制約を加味して業務改善の目標として実現したい効果にあったビジネスプロセスを選択することにより、分析者のスキルに依存せず実現可能な(実現時にビジネスプロセスの設計への後戻りのない)ビジネスプロセスの設計が可能となる。
実施の形態3.
以上の実施の形態2では、付加情報に制約を追加したものであるが、付加情報としてさらに前提となるビジネスプロセスの情報を保持できるような実施の形態を示す。
以上の実施の形態2では、付加情報に制約を追加したものであるが、付加情報としてさらに前提となるビジネスプロセスの情報を保持できるような実施の形態を示す。
図8は、このような場合の、付加情報の構造の一例を示した図である。
情報カテゴリを保持するカラム604に前提プロセスというカテゴリを追加し、情報603には上位プロセス602のビジネスプロセスを導入する上で必須となる他のビジネスプロセスの名前を保持する。
情報カテゴリを保持するカラム604に前提プロセスというカテゴリを追加し、情報603には上位プロセス602のビジネスプロセスを導入する上で必須となる他のビジネスプロセスの名前を保持する。
つまり、図8の例では、ビジネスプロセス(BP1−1)をビジネスプロセス(BP1−2)に変更するためには、ビジネスプロセス(BP2−1)が前提プロセスとして必要になることを示している。
本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様であり、図2のステップS006において効果、制約とともに前提プロセスが抽出され、ステップS007において効果、制約とともに前提プロセスが表示される点以外は、実施の形態1と同じであるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、階層化されたビジネスモデルにおいて上位のビジネスプロセスに対応する下位のビジネスモデルを複数保持し、その複数のビジネスプロセスは通常のビジネスプロセスから最良のビジネスプロセスまで段階的に保持し、それらビジネスプロセス間の関係を保持し、関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果および制約および前提となるビジネスプロセスを保持するようにしているので、企業の制約を加味して業務改善の目標として実現したい効果にあったビジネスプロセスを選択する場合に、分析者のスキルに依存せず必要なビジネスプロセスの設計不足を防げ、実現可能な(実現時にビジネスプロセスの設計への後戻りのない)ビジネスプロセスの設計が可能となる。
以上のように、実施の形態1、2、3では、付加情報として、効果、制約、前提プロセス、という例を示したが、付加情報はこれらに限定されるわけではない。すなわち、As−IsビジネスプロセスからTo−Beビジネスプロセス(=上位プロセス)に改革する場合に、To−Beビジネスプロセスを選択する(判断する)上で、有効な情報を保有することができる。例えば、付加情報の他の構成として、図14及び図15に示すものを用いてもよい。図14では、情報カテゴリを保持するカラム604に上位プロセス作成者というカテゴリを追加し、情報603には上位プロセス602のビジネスプロセスの作成者の氏名を保持する。また、図15では、情報カテゴリを保持するカラム604に上位プロセス作成時刻というカテゴリを追加し、情報603には上位プロセス602のビジネスプロセスの作成時刻を保持する。
実施の形態4.
以上の実施の形態では、予め保持しているビジネスモデルの範囲で有効な設計を可能としたものであるが、保持しているビジネスモデル(ビジネスプロセス)を改善、拡張できるような実施の形態を示す。
以上の実施の形態では、予め保持しているビジネスモデルの範囲で有効な設計を可能としたものであるが、保持しているビジネスモデル(ビジネスプロセス)を改善、拡張できるような実施の形態を示す。
図9は、このような場合の業務モデル設計支援システムおよび方法の一例を示す構成図である。図9において、記録部107はモデル情報をモデル情報記憶部108に記録する。
次に動作について説明する。
図10はこの発明の業務モデル設計支援システムおよび方法の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS007までは実施の形態1と同じなので、詳細な説明は省略する。
ステップS008において、新規のビジネスプロセスおよび付加情報、または前ステップまでに抽出表示したビジネスプロセス及び付加情報を加工編集したビジネスプロセス及び付加情報、と保存指示を入力部101から入力する。
ステップS007までは実施の形態1と同じなので、詳細な説明は省略する。
ステップS008において、新規のビジネスプロセスおよび付加情報、または前ステップまでに抽出表示したビジネスプロセス及び付加情報を加工編集したビジネスプロセス及び付加情報、と保存指示を入力部101から入力する。
ステップS009において、入力部101から入力された保存指示を制御部103が解釈し、モデル解析部104にビジネスプロセスをわたすと、モデル解析部104はビジネスプロセスを解析し表示情報(解析情報)を生成し、制御部103に返し、制御部103は表示情報と付加情報と保存指示を記録部107に渡す。記録部107は表示情報と付加情報をモデル情報記憶部に保持する。
以上のように、変更したおよび新規に作成したビジネスプロセスおよび付加情報をモデル記憶部に記憶できるようにしているので、保持しているビジネスモデル(ビジネスプロセス)を改善、拡張でき、継続的なビジネスプロセスの進化に対応できる業務モデル設計支援システムおよび方法を提供可能となる。
前述した各実施の形態で、業務モデル設計支援システムは、コンピュータで実現できるものである。
図示していないが、業務モデル設計支援システムは、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。
例えば、CPUは、バスを介して、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信ボード、表示装置、K/B(キーボード)、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)、CDD(コンパクトディスクドライブ)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ装置、スキャナ装置等と接続されている。
前述した各実施の形態の業務モデル設計支援システムが扱うデータや情報は、記憶装置あるいは記憶部に保存され、業務モデル設計支援システムの各部により、記録され読み出されるものである。
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群(データベース)が記憶されている。
プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
上記業務モデル設計支援システムの各部は、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
上記プログラム群には、実施の形態の説明において「〜部」として説明した処理をCPUに実行させるプログラムが記憶される。これらのプログラムは、例えば、C言語やHTMLやSGMLやXMLなどのコンピュータ言語により作成される。
また、上記プログラムは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記憶され、CPUにより読み出され実行される。
ここで、以上の実施の形態1〜3で説明した業務モデル設計支援システム及び方法の特徴を以下に示す。
実施の形態1に示した業務モデル設計支援システムおよび方法は、
ビジネスプロセスを集積したビジネスモデルの設計を支援するシステムおよび方法において、
階層化したビジネスプロセスの集まりをビジネスモデルとして保持するモデル情報を保持するモデル情報記憶部と、ビジネスプロセスを入力する入力部と、ビジネスプロセスからモデル情報を抽出するモデル解析部と、モデル情報から類似するビジネスプロセスをモデル情報記憶部から抽出する検索部と、モデル情報からビジネスプロセスを生成する生成部と、ビジネスプロセスと付加情報を表示する表示部と、情報を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
ビジネスプロセスを集積したビジネスモデルの設計を支援するシステムおよび方法において、
階層化したビジネスプロセスの集まりをビジネスモデルとして保持するモデル情報を保持するモデル情報記憶部と、ビジネスプロセスを入力する入力部と、ビジネスプロセスからモデル情報を抽出するモデル解析部と、モデル情報から類似するビジネスプロセスをモデル情報記憶部から抽出する検索部と、モデル情報からビジネスプロセスを生成する生成部と、ビジネスプロセスと付加情報を表示する表示部と、情報を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
実施の形態1に示した業務モデル設計支援システムおよび方法は、上位のビジネスプロセスに対応する下位のビジネスモデルを通常のビジネスプロセスから最良のビジネスプロセスまで複数を段階的に保持するモデル情報を保持するモデル情報記憶部を備えたことを特徴とする。
実施の形態1に示した業務モデル設計支援システムおよび方法は、
複数段階的に保持するビジネスプロセス間の関係を保持し、関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果を保持するようにしているモデル情報記憶部を備えたことを特徴とする。
複数段階的に保持するビジネスプロセス間の関係を保持し、関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果を保持するようにしているモデル情報記憶部を備えたことを特徴とする。
実施の形態2に示した業務モデル設計支援システムおよび方法は、
関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果に加えて制約を保持するようにしているモデル情報記憶部を備えたことを特徴とする。
関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果に加えて制約を保持するようにしているモデル情報記憶部を備えたことを特徴とする。
実施の形態3に示した業務モデル設計支援システムおよび方法は、
関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果に制約に加えて前提となるビジネスプロセスを保持するようにしているモデル情報記憶部を備えたことを特徴とする。
関係に対してビジネスプロセスを変更したときの効果に制約に加えて前提となるビジネスプロセスを保持するようにしているモデル情報記憶部を備えたことを特徴とする。
実施の形態4に示した業務モデル設計支援システムおよび方法は、ビジネスプロセスから生成したモデル情報を保存する記録部を備えたことを特徴とする。
1 業務モデル設計支援システム、101 入力部、102 表示部、103 制御部、104 モデル解析部、105 検索部、106 生成部、107 記録部、108 モデル情報記憶部。
Claims (10)
- 複数のプロセスが階層構造となった階層構造プロセスであって任意のプロセスに対して少なくとも一つ以上の代替プロセスが存在する階層構造プロセスについて、各プロセスの構成を示す構成情報と、被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を示す代替関係情報とを記憶する情報記憶部と、
解析対象となる解析対象プロセスの情報を入力する情報入力部と、
前記情報入力部により入力された解析対象プロセスの情報に基づき、解析対象プロセスの構成を解析し、解析対象プロセスの構成を示す解析情報を生成する解析情報生成部と、
前記解析情報生成部により生成された解析情報と前記情報記憶部に記憶された構成情報とに基づき、階層構造プロセスに含まれるプロセスの中から解析対象プロセスと所定の関係を有するプロセスを少なくとも一つ以上抽出するプロセス抽出部と、
前記抽出部により抽出されたプロセスの中から特定のプロセスを選択プロセスとして選択するプロセス選択部と、
前記プロセス選択部により選択された選択プロセスに代替プロセスが存在するか否かを判断し、代替プロセスが存在する場合に、代替プロセスについての代替関係情報を抽出する代替関係情報抽出部と、
前記代替関係情報抽出部により抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を表示する表示部とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、
前記代替関係情報抽出部により選択プロセスに代替プロセスが存在すると判断された場合に、構成情報に基づき、それぞれの代替プロセスの構成を前記表示部が表示可能な形式で示す代替プロセス表示形式構成情報を生成する表示形式構成情報生成部を有し、
前記表示部は、
前記表示形式構成情報生成部により生成された代替プロセス表示形式構成情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセス抽出部は、
階層構造プロセスに含まれるプロセスについて、解析対象プロセスとの類似度合いを判断し、解析対象プロセスとの類似度合いが一定レベル以上のプロセスを少なくとも一つ以上抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、更に、
構成情報に基づき、前記プロセス抽出部により抽出されたそれぞれのプロセスの構成を前記表示部が表示可能な形式で示す抽出プロセス表示形式構成情報を生成する表示形式構成情報生成部を有し、
前記表示部は、
前記プロセス抽出部により抽出されたプロセスごとに、抽出プロセス表示形式構成情報を表示し、
前記情報入力部は、
前記プロセス抽出部により抽出されたプロセスの中から選択すべきプロセスを指示するプロセス選択指示を入力し、
前記プロセス選択部は、
プロセス選択指示にて指示されたプロセスを選択プロセスとして選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報記憶部は、
被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性として、被代替プロセスを代替プロセスに変更した際の効果を示す代替関係情報を記憶し、
前記表示部は、
前記代替関係情報抽出部により抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスを代替プロセスに変更した際の効果を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報記憶部は、
被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性として、被代替プロセスを代替プロセスに変更した際の制約を示す代替関係情報を記憶し、
前記表示部は、
前記代替関係情報抽出部により抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスを代替プロセスに変更した際の制約を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報記憶部は、
被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性として、被代替プロセスを代替プロセスに変更する際に前提となるプロセスを示す代替関係情報を記憶し、
前記表示部は、
前記代替関係情報抽出部により抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスを代替プロセスに変更する際に前提となるプロセスを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報記憶部は、
前記解析情報生成部により生成された解析対象プロセスの解析情報を記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 複数のプロセスが階層構造となった階層構造プロセスであって任意のプロセスに対して少なくとも一つ以上の代替プロセスが存在する階層構造プロセスについて、各プロセスの構成を示す構成情報と、被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を示す代替関係情報とを記憶して行う情報処理方法であって、
解析対象となる解析対象プロセスの情報を入力する情報入力ステップと、
前記情報入力ステップにより入力された解析対象プロセスの情報に基づき、解析対象プロセスの構成を解析し、解析対象プロセスの構成を示す解析情報を生成する解析情報生成ステップと、
前記解析情報生成ステップにより生成された解析情報と記憶している構成情報とに基づき、階層構造プロセスに含まれるプロセスの中から解析対象プロセスと所定の関係を有するプロセスを少なくとも一つ以上抽出するプロセス抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出されたプロセスの中から特定のプロセスを選択プロセスとして選択するプロセス選択ステップと、
前記プロセス選択ステップにより選択された選択プロセスに代替プロセスが存在するか否かを判断し、代替プロセスが存在する場合に、代替プロセスについての代替関係情報を抽出する代替関係情報抽出ステップと、
前記代替関係情報抽出ステップにより抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を表示する表示ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - 複数のプロセスが階層構造となった階層構造プロセスであって任意のプロセスに対して少なくとも一つ以上の代替プロセスが存在する階層構造プロセスについて、各プロセスの構成を示す構成情報と、被代替プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を示す代替関係情報とを記憶したコンピュータに実行させるプログラムであって、
解析対象となる解析対象プロセスの情報を入力する情報入力処理と、
前記情報入力処理により入力された解析対象プロセスの情報に基づき、解析対象プロセスの構成を解析し、解析対象プロセスの構成を示す解析情報を生成する解析情報生成処理と、
前記解析情報生成処理により生成された解析情報と記憶されている構成情報とに基づき、階層構造プロセスに含まれるプロセスの中から解析対象プロセスと所定の関係を有するプロセスを少なくとも一つ以上抽出するプロセス抽出処理と、
前記抽出処理により抽出されたプロセスの中から特定のプロセスを選択プロセスとして選択するプロセス選択処理と、
前記プロセス選択処理により選択された選択プロセスに代替プロセスが存在するか否かを判断し、代替プロセスが存在する場合に、代替プロセスについての代替関係情報を抽出する代替関係情報抽出処理と、
前記代替関係情報抽出処理により抽出された代替関係情報に基づき、代替プロセスごとに、選択プロセスと代替プロセスとの代替関係の属性を表示する表示処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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