JP2002344665A - 無線携帯端末システム - Google Patents

無線携帯端末システム

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JP2002344665A
JP2002344665A JP2001148110A JP2001148110A JP2002344665A JP 2002344665 A JP2002344665 A JP 2002344665A JP 2001148110 A JP2001148110 A JP 2001148110A JP 2001148110 A JP2001148110 A JP 2001148110A JP 2002344665 A JP2002344665 A JP 2002344665A
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function
substitute
alternative
wireless
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JP2001148110A
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Fumitaka Seki
文隆 関
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池切れ警告等の緊急自体が発生した場合で
も、課金先を変更することなく引き続き電話サービスを
受けることができるようにする。 【解決手段】 電話交換機100と、無線基地局203
と、被代替携帯端末301と、代替携帯端末302と、
これらを適宜結ぶ通信経路401〜403とから構成さ
れており、代替携帯端末302が電話サービスを受け得
る端末であり、被代替携帯端末301が、特定の通信経
路を経て、課金先情報を含む端末識別情報および暗証番
号を送信する機能を有しており、代替携帯端末302
が、特定の通信経路を経て、課金先情報および暗証番号
を送受信するとともに記録する機能を有しており、さら
に、電話交換機100が、特定の通信経路を経て、課金
先情報および暗証番号の受信と確認と照合とを行う機能
を有していることで、代替携帯端末302によって被代
替携帯端末301の代替通信が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線携帯端末によ
り電話サービスを行う無線携帯端末システムに関するも
のであり、無線携帯端末の代替が行われる無線携帯端末
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般加入電話に代わり、いつでも
どこでも電話サービスを受けることができるという利便
性から、無線携帯電話の需要が伸びており、すでに一般
加入電話を凌ぐ加入者数を得ている。そして、音楽、動
画配信およびWeb(World Wide Web)
閲覧等のより高度なアプリケーションが提供されること
で、無線携帯電話の所有者が、無線携帯端末を利用して
自由度の高いサービスを受けることができるようになっ
てきている。しかし、どれだけ性能が良い無線携帯電話
であっても充電池の持続時間に制約が有り、また無線携
帯電話は、常に無線基地局に対して微弱電波を発信して
いるため、通話といった電話サービスを受けている最中
でなくても電力が消耗してしまう。現状で無線携帯電話
の実質の待ち受け時間は平均約200時間程度であり、
電話サービスの利用に伴い、待ち受け可能時間は急激に
短くなる。
【0003】従来の無線携帯電話を用いた無線通信方式
の一例として、特開平7−23135号公報に開示され
ている無線電話通信方法がある。
【0004】この無線電話通信方法は、従来の端末識別
情報による端末照合や課金手続を、自宅等の、既に加入
手続済みの電話回線や電話番号等の課金先情報および暗
証番号により代替することにより、無線携帯電話を利用
して、低料金での発信専用の電話サービスを実施すると
いったものである。
【0005】なお、この無線電話通信方法は、高価であ
った無線携帯電話サービスの料金に対抗するための、第
2世代コードレス電話システム(PHP)を利用した低
価格ソリューションであり、本来屋内や限定された無線
携帯電話間での無線通話を屋外で使用することを目的と
している。従って、発信専用として制限を受けるととも
に、端末識別情報および暗証番号の情報漏れに対する安
全性は確保されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の無線携
帯端末システムでは、使用中の携帯端末が電池切れして
しまった場合には、この携帯端末を電源がある場所まで
持って行って充電するまでは、携帯端末が使用できなく
なるといった問題があった。
【0007】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたものであり、電池切れ警告等の緊急自体が発生し
た場合でも、課金先を変更することなく引き続き電話サ
ービスを受けることができる無線携帯端末システムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の無線携帯端末シ
ステムは、電話交換機と、無線基地局と、被代替携帯端
末と、代替携帯端末と、これらを適宜結ぶ通信経路とか
ら構成されており、代替携帯端末が電話サービスを受け
得る端末であり、被代替携帯端末が、特定の通信経路を
経て、課金先情報を含む端末識別情報および暗証番号を
送信する機能を有しており、代替携帯端末が、特定の通
信経路を経て、課金先情報および暗証番号を送受信する
とともに記録する機能を有しており、さらに、電話交換
機が、特定の通信経路を経て、課金先情報および暗証番
号の受信と確認と照合とを行う機能を有していること
で、代替携帯端末によって被代替携帯端末の代替通信が
行われるといったものである。
【0009】この発明によれば、課金先を被代替携帯端
末とする電話サービスを受けることができ、その際に、
被代替携帯端末と代替携帯端末との間を特定の通信経路
を経てつなぐことによって、安全性の高い代替通信を行
うことができる。
【0010】また、前記被代替携帯端末が端末識別情報
および暗証番号を代替携帯端末に送信する際に利用する
通信経路として、被代替携帯端末から電話交換機および
無線基地局を経て代替携帯端末に達する通信経路、また
は被代替携帯端末と代替携帯端末とを直接結ぶ無線また
は有線の通信経路のいずれかを利用するものであっても
よい。
【0011】この場合には、被代替携帯端末と代替携帯
端末との間の情報伝達手段として、より高い利便性・安
全性を得る通信経路を提供することができる。
【0012】また、前記電話交換機が、被代替携帯端末
の端末識別情報および暗証番号の受信と確認と照合とを
行う機能に加え、代替携帯端末の端末識別情報の受信と
確認とを行う機能とともに、課金先情報と接続先情報と
を比較し、その比較結果を被代替携帯端末に送信する機
能を有するものであってもよい。
【0013】電話サービスの利用状況が不明瞭であった
場合には防犯上問題がある。また、悪用された場合、通
話料金の請求を受け取るまで知る術が無い等、危険が高
い。しかし、前述したような構成を有している場合に
は、不正使用が発生した場合に、被代替携帯端末側にて
サービス停止等の迅速な判断が可能である。
【0014】また、前記被代替携帯端末が、代替依頼の
際、登録済みの代替用電話番号、契約済みの電話サービ
スオプションおよび着信メロディーといった代替携帯端
末が保持していない情報と、利用権限に関するデータを
転送する機能とを有しており、代替携帯端末が、代替携
帯端末が代替利用されているときのみ、これらの情報お
よび利用権限を保持しているものであってもよい。
【0015】この場合には、所有者の希望に応じた設定
(例えば、電話帳、契約済みの電話サービスオプション
および着信メロディ等)や、携帯端末を使用する上で必
要不可欠となる機能についても、被代替携帯端末と同様
の状態で代替携帯端末を使用することができる。その結
果、他者が使用する携帯端末を扱う場合に感じるような
不便さを解消することができる。
【0016】また、前記代替携帯端末および被代替携帯
端末のうちの少なくとも一方が、利用権限に対して制約
条件を定める機能を有しているものであってもよい。こ
の場合、前記制約条件を定める機能として代替携帯端末
の使用可能回数を定める機能を有しているものであって
もよい。また、前記制約条件を定める機能として代替携
帯端末の使用可能期間を定める機能を有しているもので
あってもよい。また、前記制約条件を定める機能として
代替携帯端末が受信のみまたは発信のみを行うことを定
める機能を有しているものであってもよい。さらに、前
記制約条件を定める機能として代替携帯端末の1通話当
たりの最大通話時間を定める機能を有しているものであ
ってもよい。
【0017】一時的な利用権限貸与により代替携帯端末
による電話サービスを受けた後、必要が無くなればその
利用権限を停止する必要があるが、この停止処理は面倒
であり、さらに、処理をし忘れた場合等に代替携帯端末
を悪用されるといった問題が発生する恐れがある。しか
し、前述のような各構成を有している場合には、利用権
限に制限を与えることでこのような問題を解決すること
ができる。
【0018】また、前記代替携帯端末が、発光ダイオー
ドによる表示、画面表示およびメロディーのうちの少な
くとも1つによって代替携帯端末の利用状況を通達する
機能を有しているものであってもよい。
【0019】この場合には、代替携帯端末によって、所
有者に対して無線携帯端末システムの代替利用状況を視
覚的・聴覚的に明示して、所有者の、通話料金等といっ
た不安要因を排除することができる。
【0020】また、前記被代替携帯端末が、電池切れと
なったときに被代替携帯端末から所持者に対して警告を
行うことにより、代替携帯端末の利用を促す機能を有し
ているものであってもよい。
【0021】この場合には、所有者が被代替携帯端末の
電池切れ時期を見逃すことがなく、代替利用のための初
期操作を確実に行うことができる。
【0022】また、本発明の無線携帯端末システムは、
電話交換機と、無線基地局と、被代替携帯端末と、代替
携帯端末と、これらを適宜結ぶ複数の通信経路とから構
成されており、代替携帯端末が電話サービスを受け得る
端末であり、被代替携帯端末が、特定の通信経路を経
て、課金先情報を含む端末識別情報を送信する機能を有
しており、代替携帯端末が、特定の通信経路を経て、課
金先情報を送受信するとともに記録する機能に加え、代
替携帯端末自体の接続先情報を含む端末識別情報を送信
する機能を有しており、電話交換機が、特定の通信経路
を経て、課金先情報および接続先情報の受信と確認とを
行う機能を有していることで、代替携帯端末によって被
代替携帯端末の代替通信が行われるといったものであ
る。
【0023】この発明によれば、複数の代替携帯端末に
被代替携帯端末の利用権限を与えた場合についても、電
話交換機において代替利用状況を確認でき、予め電話交
換機側で無線携帯端末システムの利用を限定できる。
【0024】また、前記被代替携帯端末が端末識別情報
を代替携帯端末に送信する際に利用する通信経路とし
て、被代替携帯端末から電話交換機および無線基地局を
経て代替携帯端末に達する通信経路と、被代替携帯端末
と代替携帯端末とを直接結ぶ無線または有線の通信経路
があるものであってもよい。
【0025】この場合には、被代替携帯端末と代替携帯
端末との間の情報伝達手段として、より高い利便性・安
全性を得る通信経路を提供することができる。
【0026】また、前記電話交換機が、被代替携帯端末
の端末識別情報の受信と確認とを行う機能に加え、代替
携帯端末の端末識別情報の受信と確認とを行う機能とと
もに、課金先情報と接続先情報とを比較し、その比較結
果を被代替携帯端末に送信する機能を有するものであっ
てもよい。
【0027】電話サービスの利用状況が不明瞭であった
場合には防犯上問題がある。また、悪用された場合、通
話料金の請求を受け取るまで知る術が無い等、危険が高
い。しかし、前述したような構成を有している場合に
は、不正使用が発生した場合に、被代替携帯端末側にて
サービス停止等の迅速な判断が可能である。
【0028】また、前記被代替携帯端末が、代替依頼の
際、登録済みの代替用電話番号、契約済みの電話サービ
スオプションおよび着信メロディーといった代替携帯端
末が保持していない情報と、利用権限に関するデータを
転送する機能とを有しており、代替携帯端末が、代替携
帯端末が代替利用されているときのみ、これらの情報お
よび利用権限を保持しているものであってもよい。
【0029】この場合には、所有者の希望に応じた設定
(例えば、電話帳、契約済みの電話サービスオプション
および着信メロディ等)や、携帯端末を使用する上で必
要不可欠となる機能についても、被代替携帯端末と同様
の状態で代替携帯端末を使用することができる。その結
果、他者が使用する携帯端末を扱う場合に感じるような
不便さを解消することができる。
【0030】また、前記代替携帯端末および被代替携帯
端末のうちの少なくとも一方が、利用権限に対して制約
条件を定める機能を有しているものであってもよい。こ
の場合、前記制約条件を定める機能として代替携帯端末
の使用可能回数を定める機能を有しているものであって
もよい。また、前記制約条件を定める機能として代替携
帯端末の使用可能期間を定める機能を有しているもので
あってもよい。また、前記制約条件を定める機能として
代替携帯端末が受信のみまたは発信のみを行うことを定
める機能を有しているものであってもよい。さらに、前
記制約条件を定める機能として代替携帯端末の1通話当
たりの最大通話時間を定める機能を有しているものであ
ってもよい。
【0031】一時的な利用権限貸与により代替携帯端末
による電話サービスを受けた後、必要が無くなればその
利用権限を停止する必要があるが、この停止処理は面倒
であり、さらに、処理をし忘れた場合等に代替携帯端末
を悪用されるといった問題が発生する恐れがある。しか
し、前述のような各構成を有している場合には、利用権
限に制限を与えることでこのような問題を解決すること
ができる。
【0032】また、前記代替携帯端末が、発光ダイオー
ドによる表示、画面表示およびメロディーのうちの少な
くとも1つによって代替携帯端末の利用状況を通達する
機能を有しているものであってもよい。
【0033】この場合には、代替携帯端末によって、所
有者に対して無線携帯端末システムの代替利用状況を視
覚的・聴覚的に明示して、所有者の、通話料金等といっ
た不安要因を排除することができる。
【0034】また、前記被代替携帯端末が、電池切れと
なったときに被代替携帯端末から所持者に対して警告を
行うことにより、代替携帯端末の利用を促す機能を有し
ているものであってもよい。
【0035】この場合には、所有者が被代替携帯端末の
電池切れ時期を見逃すことがなく、代替利用のための初
期操作を確実に行うことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の無線携帯端末シス
テムの一実施の形態について図面を参照しつつ説明す
る。
【0037】図1は、本発明の無線携帯端末システムの
一実施の形態を示す説明図である。
【0038】この無線携帯端末システムは、電話交換機
100と、複数の無線基地局(図1においては、第1無
線基地局201、第2無線基地局202および第3無線
基地局が図示されている)と、被代替携帯端末301
と、代替携帯端末302と、これらを適宜結ぶ複数の通
信経路(図1においては、第1通信経路401、第2通
信経路402および第3通信経路403が示されてい
る。)とから構成されている。なお、図1に示した接続
環境は一例であり、複数の無線基地局の代表として3つ
の無線基地局を示したが、無線基地局の数はこれに限定
されるものではない。さらに、利用される無線基地局も
被代替携帯端末の所有者の移動に伴い切り換わり、それ
にともない通信経路も適宜変更される。
【0039】電話交換機100には、第1無線基地局2
01、第2無線基地局202および第3無線基地局20
3が接続されている。電話交換機100は、被代替携帯
端末301や代替携帯端末302等といった無線携帯端
末からのダイヤリング操作にともない、所定の無線基地
局、例えば第3無線基地局203を介して、この無線携
帯端末と接続される。そして、無線携帯端末が電話サー
ビスを受けることができるようになる。
【0040】また、電話交換機100と無線携帯端末と
の掛け橋の役割を担う第1無線基地局201、第2無線
基地局202および第3無線基地局203には、複数の
無線携帯端末が接続されている。ここでは、この複数の
無線携帯端末の中に、第3無線基地局203に電池切れ
の警告を受け、これ以上電話サービスの継続および開始
が困難である等、何らかの理由により電話サービスの利
用権限を他の無線携帯端末に貸与することを希望する被
代替携帯端末301と、被代替携帯端末の近傍にあり、
被代替携帯端末301の代わりに電話サービスの継続お
よび開始が可能な代替携帯端末302とがあるものとす
る。
【0041】続いて、図1に示す無線携帯端末システム
を構成する被代替携帯端末301および代替携帯端末3
02の一例について、図面を参照しつつ説明する。
【0042】図2は、図1に示す無線携帯端末システム
を構成する被代替携帯端末の外観の一例を示す説明図で
あり、図3は、図1に示す無線携帯端末システムを構成
する代替携帯端末302の外観の一例を示す説明図であ
る。
【0043】被代替携帯端末301には電話番号987
6543210が割り当てられており、代替携帯端末3
02には電話番号0123456789が割り当てられ
ている。
【0044】被代替携帯端末301および代替携帯端末
302それぞれは、画面表示部501,508と、キー
入力部502,509と、電池残量表示メータ503,
510と、アンテナ504,511と、スピーカ50
5,512と、LED発光部506,513と、マイク
507,514とを備えている。
【0045】画面表示部501,508は、文字や記号
によりシステム内部の状態や設定情報、および操作手順
等を表示し、操作者に対して視覚的に様々な情報を提供
する。キー入力部502,509は、整列配置された各
種ボタンスイッチにより構成され、特定の操作に従いボ
タンスイッチを押下することで、電話番号等の入力が可
能である。なお、キー入力部502,509は、後述の
図5、図6、図10および図11に示す被代替携帯端末
301および代替携帯端末302と同様の機構を有して
いる。電池残量表示メータ503,510は、その表示
状態から、所有者が残りの通話可能時間および待受け可
能時間を推測することができるようになっている。
【0046】次に、本発明の無線携帯端末システムの実
施例1および実施例2それぞれについて図面を参照しつ
つ説明する。 [実施例1]まず、本発明の無線携帯端末システムの実
施例1について説明する。
【0047】図4は、本実施例において無線携帯端末シ
ステムを構成する電話交換機100の一例を示す説明図
であり、図5は、本実施例において無線携帯端末システ
ムを構成する被代替携帯端末301の構成の一例を示す
説明図であり、図6は、本実施例において無線携帯端末
システムを構成する代替携帯端末302の構成の一例を
示す説明図である。
【0048】電話交換機100は、図4に示すように、
本実施例では第3無線基地局203を介して、被代替携
帯端末301から送られてきた接続先情報を取り込む接
続先情報入手手段110と、被代替携帯端末301から
送られてきた課金先情報を取り込む課金先情報入手手段
111と、被代替携帯端末301から送られてきた暗証
番号を取り込む暗証番号入手手段112と、入手した接
続先情報の確認を行う接続先情報確認手段120と、入
手した課金先情報の確認を行う課金先情報確認手段12
1と、入手した暗証番号の照合を行う暗証番号照合手段
122と、入手した接続先情報を記録する接続先情報記
録手段130と、入手した課金先情報を記録する課金先
情報記録手段131と、入手した暗証番号を記録する暗
証番号記録手段132と、課金先情報および接続先情報
の比較を行う課金先−接続先情報比較手段140と、応
答処理の作成を行う応答処理作成手段150と、応答処
理の送信を行う応答処理送信手段160とを備えてい
る。
【0049】また、被代替携帯端末301に関しては、
図5に示すように、表示部340(図2に示す画像表示
部501に対応している)とキー入力手段315(図2
に示すキー入力部502に対応している)とを備えてい
る。このキー入力手段315に、課金先情報および暗証
番号の記録を行う課金先情報・暗証番号記録手段310
と、代替許可の要請を行う代替許可要請手段316と、
固有設定情報および制約条件の記録を行う固有設定情報
・制約条件記録手段317とが接続されているととも
に、応答処理を行う応答処理手段319が設けられてい
る。さらに、課金先情報・暗証番号記録手段310に
は、暗号化処理を行う暗号化手段314が接続されてお
り、この暗号化手段314には課金先情報および暗証番
号の送信を行う課金先情報・暗証番号送信手段311が
接続されている。さらにまた、固有設定情報・制約条件
記録手段317には、固有設定情報および制約条件の送
信を行う固有設定情報・制約条件送信手段318が接続
されている。
【0050】一方、代替携帯端末302に関しては、図
6に示すように、表示部350(図3に示す画面表示部
508に対応している)とキー入力手段329(図3に
示すキー入力部509に対応している)とを備えてい
る。このキー入力手段329に、代替許可に対する応答
を行う代替許可応答手段330と、固有設定情報および
制約条件の記録を行う固有設定情報・制約条件記録手段
332とが接続されているとともに、課金先情報および
暗証番号の受信を行う課金先情報・暗証番号受信手段3
22と、この課金先情報・暗証番号受信手段322に接
続された、暗号化解除処理を行う暗号化解除手段328
と、この暗号化解除手段328に接続された、課金先情
報および暗証番号の記録を行う課金先情報・暗証番号記
録手段323と、この課金先情報・暗証番号記録手段3
23に接続された、課金先情報および暗証番号の送信を
行う課金先情報・暗証番号送信手段324と、この接続
先情報の記録を行う接続先情報記録手段320と、この
接続先情報記録手段320に接続された、接続先情報の
送信を行う接続先情報送信手段321とが設けられてい
る。さらに、固有設定情報・制約条件記録手段332に
は固有設定情報および制約条件の受信を行う固有設定情
報・制約条件受信手段331が接続されている。
【0051】続いて、本実施例の無線携帯端末システム
において、代替携帯端末を用いて電話サービスを受ける
ために行われる手続の一例について図面を参照しつつ説
明する。
【0052】図7は、図1に示す代替携帯端末を用いて
電話サービスを受けるために行われる手続の一例を示す
フローチャートである。
【0053】まず、所有者が被代替携帯端末301のキ
ー入力手段315を用いて所定の操作を行うと、代替許
可要請手段316が代替携帯端末302に対して代替利
用の許可要請を行う。さらに、代替携帯端末302に対
して代替利用の制約を与える場合は、所有者が、キー入
力手段315を操作して、制約条件(使用回数、使用可
能期限、受信/発信専用、1通話当りの最大通話時間
等)を入力し、固有設定情報・制約条件記録手段317
に記録するとともに、固有設定情報・制約条件送信手段
318から代替携帯端末302に向けて制約条件と許可
要請とを送信する(ステップS1−1)。このとき、被
代替携帯端末301の表示部340(図2に示す画面表
示部501)には、図2に示すように、固有設定情報お
よび制約条件が表示される。また、許可要請を送信する
際の通信経路として、図1に示すように、被代替携帯端
末301と第3無線基地局203とを結ぶ第3通信経路
403→電話交換機100→第3無線基地局203と代
替携帯端末302とを結ぶ第2通信経路402、または
被代替携帯端末301と代替携帯端末302とを直接結
ぶ第1通信経路401を選択できる。なお、本文中にお
ける「→」は、各機器および通信経路を伝って、矢印の
方向にデータが伝播することを意味する。
【0054】続いて、代替携帯端末302は、許可要請
を受け取り、代替利用を許可するか否かの判断を行う
(ステップS1−2)。もし、許可しない場合は(ステ
ップS1−2での判断結果がNGである場合は)、処理
を終了する。一方、許可する場合は(ステップS1−2
での判断結果がOKである場合は)、制約条件を参照の
上、代替許可応答手段330によって被代替携帯端末3
01に代替許可応答を返すことで前準備を完了する。こ
の際、キー入力手段329を用いて追加制約条件を指定
することができ、指定した場合には、代替許可応答と同
時にこの追加制約条件を送信する(ステップS1−
3)。なお、追加制約条件は、追加された内容が固有設
定情報・制約条件記録手段332に記録される。また、
追加制約条件を予め設定しておき、全ての被代替携帯端
末301に一定の制限を課すことで操作を簡略化するこ
ともできる。さらに、代替許可応答等を送信する際の通
信経路として、代替携帯端末302と第3無線基地局2
03とを結ぶ第2通信経路402→電話交換機100→
第3無線基地局203と被代替携帯端末301とを結ぶ
第3通信経路403、または代替携帯端末302と被代
替携帯端末301とを直接結ぶ第1通信経路401を選
択できる。そして、被代替携帯端末301は、追加され
た制約条件を受け取るとともに固有設定情報・制約条件
記録手段317に記録する。
【0055】次いで、被代替携帯端末301は、被代替
携帯端末301の電話番号や識別ID(identif
ication)等の固有の端末識別番号(以下、「課
金先情報」という)および暗証番号を課金先情報・暗証
番号記録手段310から読み出し、暗号化手段314に
よって暗号化し、課金先情報・暗証番号送信手段311
から送信するとともに、固有設定情報を固有設定情報・
制約条件記録手段317から読み出し、固有設定情報・
制約条件送信手段318から送信する。なお、暗号化手
段314による暗号化は、不正行為による情報漏れを防
ぐために実施される手順であり、不要である場合には省
略可能である。また、課金先情報、暗証番号および固有
設定情報を送信する際の通信経路として、被代替携帯端
末301と第3無線基地局203とを結ぶ第3通信経路
403→電話交換機100→第3無線基地局203と代
替携帯端末302とを結ぶ第2通信経路402、または
被代替携帯端末301と代替携帯端末302とを直接結
ぶ第1通信経路401を選択できる。そして、代替携帯
端末302は、課金先情報・暗証番号受信手段322に
より課金先情報および暗号番号を受け取り、その後、受
け取った課金先情報および暗号番号を課金先情報・暗証
番号記録手段323に送信し記録するとともに、固有設
定情報・制約条件受信手段331により固有設定情報を
受け取り、その後、受け取った固有設定情報を固有設定
情報・制約条件記録手段332に送信し記録する(ステ
ップS1−4)。もし、受け取った課金先情報および暗
証番号が暗号化されている場合には、暗号解除手段32
8において暗号を解除してから、解除された課金先情報
および暗証番号を課金先情報・暗証番号記録手段323
に送信し記録する。
【0056】以上のステップS1−1からステップS1
−4までを実施することにより、被代替携帯端末301
の課金先情報および暗号番号等を代替携帯端末302に
転送し、被代替携帯端末301を課金先とする電話サー
ビスを代替携帯端末302で受けるために必要な手続が
完了する。
【0057】次に、代替携帯端末302を用いて電話サ
ービスを受ける手順について、図面を参照しつつ説明す
る。
【0058】図8は、図1に示す代替携帯端末302を
用いて電話サービスを受ける手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【0059】まず、電池切れ警告時等に、被代替携帯端
末301の所有者が、被代替携帯端末301および代替
携帯端末302のどちらの権限で電話サービスを利用す
るかを選択し、被代替携帯端末301のキー入力手段3
15を用いた所定の操作にて選択結果を入力する(ステ
ップS2−1)。
【0060】もし、代替携帯端末302が選択された場
合には(ステップS2−1での判断結果が「代替」であ
った場合には)、課金先情報に接続先情報を代入した後
(ステップS2−2)、後述のステップS2−5を実行
する。
【0061】一方、被代替携帯端末301が選択された
場合には(ステップS2−1での判断結果が「被代替」
であった場合には)、固有設定情報・制約条件記録手段
332を参照して、代替携帯端末302の代替利用が制
約条件に違反していないか否かの確認が行われる(ステ
ップS2−3)。
【0062】もし、違反がある場合には(ステップS2
−3での判断結果が「NO」であった場合には)、後述
のステップS2−16を実行する。
【0063】一方、違反が無い場合には(ステップS2
−3での判断結果が「YES」であった場合には)、固
有設定情報を適用する(ステップS2−4)。
【0064】続いて、代替携帯端末302のキー入力手
段329を操作して、課金先情報・暗証番号受信手段3
22によって固有設定情報の中から電話帳を読み出し、
相手先を選択することでダイアリング操作を実行する
(ステップS2−5)。
【0065】さらに、代替携帯端末302のキー入力手
段329を用いて、課金先情報および暗証番号を記録し
ている課金先情報・暗証番号記録手段323と、代替携
帯端末302の電話番号や識別ID等の固有の端末識別
番号 (以下、「接続先情報」という)を記録している接
続先情報記録手段320とにアクセスして、先程記録さ
れた課金先情報および暗証番号と接続先情報とを、課金
先情報・暗証番号送信手段324と接続先情報送信手段
321とより、第2通信経路402および第3無線基地
局203を介して、電話交換機100に送信する。同時
に、代替利用を明示するために、LED(液晶表示装
置)、画面表示およびメロディー等を発動させる(ステ
ップS2−6)。
【0066】なお、電話交換機100内において、課金
先情報、暗証番号および接続先情報は、図4に示すよう
に、課金先情報入手手段111、暗証番号入手手段11
2および接続先情報入手手段113それぞれにおいて受
け付けられる。さらに、接続先情報に関する処理は、代
替携帯端末302が接続先情報記録手段320と、接続
先情報送信手段321とを備えており、電話交換機10
0が接続先情報入手手段113を備えている場合のみ実
施される。
【0067】その後、課金先情報は課金先情報確認手段
121に送られて、課金先情報の示す被代替携帯端末3
01が電話サービスの利用権限を有しており、現在使用
可能状態にあるか等の確認が行われる(ステップS2−
7)。もし、使用可能状態に無い場合には(ステップS
2−7での判断結果が「NG」であった場合には)、後
述のステップS2−16を実行する。一方、使用可能状
態にあるとの確認が行われた場合には(ステップS2−
7での判断結果が「OK」であった場合には)、課金先
情報は課金先情報記録手段131に送信され記録され
る。
【0068】また、暗証番号は暗証番号照合手段122
に送られ、暗証番号の照合が行われる(ステップS2−
8)。もし、照合した結果、暗証番号が間違っていると
判断された場合には(ステップS2−8での判断結果が
「NG」であった場合には)、後述のステップS2−1
6を実行する。一方、暗証番号が正しいと判断された場
合には(ステップS2−8での判断結果が「OK」であ
った場合には)、暗証番号は暗証番号記録手段132に
送信され記録される。
【0069】さらにまた、接続先情報は接続先情報確認
手段110に送られ、接続先情報の示す代替携帯端末3
02が不正端末では無いか否かの確認が行われる(ステ
ップS2−9)。もし、不正端末であった場合には(ス
テップS2−9での判断結果が「NG」であった場合に
は)、後述のステップS2−16を実行する。一方、不
正端末ではなかった場合には(ステップS2−9での判
断結果が「OK」であった場合には)、接続先情報は接
続先情報記録手段130に送信され記録される。なお、
このステップS2−9は、電話交換機100が、被代替
携帯端末301の端末識別情報および暗証番号の受信と
確認と照合とを行う機能に加え、代替携帯端末302の
端末識別情報の受信と確認とを行う機能とともに、課金
先情報と接続先情報とを比較し、その比較結果を被代替
携帯端末301に送信する機能を有しており(即ち、課
金先−接続先情報比較手段140を有しており)、か
つ、ステップS2−8で「OK」と判断された場合のみ
実施される。従って、電話交換機100が上記の機能を
有していない場合には、ステップS2−9が実施される
ことなく後述のステップS2−10が実施される。
【0070】そして、電話交換機100内において、各
種照合および確認処理が終了し、電話サービスの利用許
可が得られれば、接続処理に続き、課金処理が行われ、
代替携帯端末302を用いた電話サービスが開始される
(ステップS2−10)。なお、この電話サービスの開
始は、後述の「代替携帯端末による電話サービス許可判
断」が実施された後開始されてもよい。
【0071】ここで、被代替携帯端末に接続状況を通達
する場合には(ステップS2−11での判断結果が「Y
ES」である場合には)、課金先情報と接続先情報とは
電話交換機100内の課金先−接続先情報比較手段14
0に送信される。そして、これらの情報が同一であれば
(ステップS2−12での判断結果が「YES」であれ
ば)、代替利用による発信処理ではないと判断し、後述
のステップS2−16を実行する。一方、これらの情報
が異なっていれば(ステップS2−12での判断結果が
「NO」であれば)、代替利用による発信処理が行われ
たものと判断し、この判断結果に基づき、応答処理作成
手段150によって、被代替携帯端末301にフィード
バックされる応答処理情報が作成される。この応答処理
情報は、応答処理送信手段160によって、第3無線基
地局203および第3通信経路403を介して被代替携
帯端末301に送信される。
【0072】なお、被代替携帯端末に接続状況を通達し
ない場合、即ちステップS2−11での判断結果が「N
O」である場合には、後述のステップS2−16を実施
する。
【0073】続いて、被代替携帯端末301の応答処理
手段319において受け取った応答処理情報に基づき、
被代替携帯端末301の所有者は、被代替携帯端末30
1を用いて電話交換機100に対して代替利用による電
話サービスの停止を指示することができる(ステップS
2−14)。もし、所有者が電話サービスの停止を指示
した場合には(ステップS2−14での判断結果がNO
であった場合には)、電話サービスの強制停止が実施さ
れ(ステップS2−15)、後述のステップS2−16
が実施される。一方、所有者が電話サービスの停止を指
示せず、通話が完了し、代替携帯端末302にて特定の
操作が行われた場合には(ステップS2−14での判断
結果が「YES」であった場合には)、電話サービスが
終了する(ステップS2−16)。
【0074】そして、電話サービスが終了するととも
に、電話交換機100内の応答処理送信手段160から
被代替携帯端末302に接続時間(料金)を示すデータ
が送信され(ステップS2−17)、処理が終了する。 [実施例2]次に、本発明の無線携帯端末システムの実
施例2について説明する。
【0075】本実施例における無線携帯端末システム
は、暗証番号を用いることなく代替携帯端末の代替利用
を可能にしているといった点において、前述の実施例1
における無線携帯端末システムと異なっている。本実施
例では、この点に関わる部分や手順について説明を行
う。
【0076】図9は、本実施例において無線携帯端末シ
ステムを構成する電話交換機100の他の例を示す説明
図であり、図10は、本実施例において無線携帯端末シ
ステムを構成する被代替携帯端末301の構成の他の例
を示す説明図であり、図11は、本実施例において無線
携帯端末システムを構成する代替携帯端末302の構成
の他の例を示す説明図である。
【0077】電話交換機100は、図9に示すように、
実施例1において示した電話交換機100と比較する
と、暗証番号の処理に関わる部分、即ち、暗証番号入手
手段112、暗証番号照合手段122および暗証番号記
録手段132が省略され、代替システム契約情報記録照
合手段123が追加された構成となっている。
【0078】また、被代替携帯端末301は、図10に
示すように、実施例1において示した被代替携帯端末3
01と比較すると、課金先情報・暗証番号記録手段31
0の代わりに課金先情報記録手段312を備えており、
課金先情報・暗証番号送信手段311の代わりに課金先
情報送信手段313を備えた構成となっている。
【0079】さらにまた、代替携帯端末302は、図1
1に示すように、実施例1において示した代替携帯端末
302と比較すると、課金先情報・暗証番号受信手段3
22の代わりに課金先情報受信手段325を備えてお
り、課金先情報・暗証番号記録手段323の代わりに課
金先情報受信手段326を備えており、課金先情報・暗
証番号送信手段324の代わりに課金先情報送信手段3
27を備えた構成となっている。
【0080】続いて、本実施例の無線携帯端末システム
において、代替携帯端末302を用いて電話サービスを
受けるために行われる手続の他の例について図面を参照
しつつ説明する。
【0081】図12は、図1に示す代替携帯端末を用い
て電話サービスを受けるために行われる手続の他の例を
示すフローチャートである。
【0082】本実施例においては、ステップS1−1を
実施する前に、予め、所有者が、代替携帯端末302と
被代替携帯端末301との間にて代替利用を有効にする
ことを電話交換機100の管理者に申請しておく。その
結果、代替システム契約情報記録照合手段123に代替
システム契約情報が登録される(ステップS1−0)。
その後、前述のステップS1−1からステップS1−4
が実施される。なお、本実施例においては暗証番号に関
する処理が行われないので、ステップS1−4では、課
金先情報および固有設定情報のみが送信される。
【0083】次いで、本実施例の無線携帯端末システム
において、代替携帯端末302を用いて電話サービスを
受ける手順の他の例について、図面を参照しつつ説明す
る。
【0084】図13は、図1に示す代替携帯端末を用い
て電話サービスを受ける手順の他の例を示すフローチャ
ートである。
【0085】本実施例においては、電話交換機100は
暗証番号を処理する機能を有していないので、ステップ
S2−7での判断結果が「OK」であった場合には、接
続先情報確認手段120と課金先情報確認手段121よ
り読み出した接続先情報および課金先情報の組み合わせ
が代替システム契約情報に存在しているか否かを代替シ
ステム契約情報記録照合手段123においてチェックし
(ステップS2−0)、暗証番号照合処理の代行を行
う。そのため、ここでは図8に示したステップS2−8
の処理(すなわち、電話交換機100での暗証番号の照
合関連処理)を省略している。そして、接続先情報およ
び課金先情報の組み合わせが代替システム契約情報に存
在している場合には(ステップS2−0での判断結果が
「OK」であった場合には)、前述のステップS2−9
を実施する。一方、接続先情報および課金先情報の組み
合わせが代替システム契約情報に存在していない場合に
は(ステップS2−0での判断結果が「NG」であった
場合には)、前述のステップS2−16を実施する。
【0086】本実施例の無線携帯端末システムは、この
ような構成を有しているので、前述の実施例1の無線携
帯端末システムと比較すると、課金先情報に対する照合
処理が異なる以外は同等の機能を実現している。
【0087】次に、電話交換機100および代替携帯端
末302それぞれで管理されている管理データ例につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0088】まず始めに、電話交換機100内において
管理されている電話サービス中の管理データの一例につ
いて説明する。
【0089】図14は、電話交換機100内に記録され
ている電話サービス中の管理データの一例を示す説明図
である。
【0090】電話交換機100では、接続先情報(接続
回線No.(番号)1では、識別ID「9876543
210」と所有者の名前「スズキ」とで構成されてい
る。)100a、課金先情報(接続回線No.1では、
識別ID「0123456789」と所有者の名前「サ
トウ」とで構成されている。)100bおよび暗証番号
(接続回線No.1では、7桁の数字「117895
1」で構成されている。)100cとともに相手先情報
(接続回線No.1では、識別ID「12345678
90」と所有者の名前「アンドウ」とで構成されてい
る。)100dが管理されている。また、電話サービス
を実施する際には、各携帯端末の契約時に登録された所
有者の名前も読み出されるので、所有者は接続先を一目
で判断できる。接続時間(接続回線No.1では、「0
0:05:17」と示している。)100eはリアルタ
イムで更新され、被代替携帯端末301および代替携帯
端末302がそれぞれ接続されている無線基地局No.
(符号100f、100gにより示す)に基づき料金が
算出される。
【0091】次に、電話交換機100内において管理さ
れている代替システム契約情報の管理データの一例につ
いて説明する。
【0092】電話交換機100では、表1に示すよう
に、データNo.、被代替携帯端末301および代替携
帯端末302それぞれの個別識別IDおよび所有者の名
前が一対一で記録されている。このように、所有者の名
前も同時に管理されているので、所有者は各携帯端末の
所有者を一目で判別できる。
【0093】
【表1】
【0094】次に、代替携帯端末302内において管理
されている管理データの一例について説明する。
【0095】代替携帯端末302が複数の被代替携帯端
末301に対し代替利用を適用した場合でも情報は個別
に管理されており、電話サービスを受ける際には複数の
利用権限(複数の管理データ)の中から1つの利用権限
(1つの管理データ)を選択する。表2に示すように、
各管理データは、接続先情報、課金先情報、相手先情報
および暗証番号に加え、制約条件および固有設定情報か
ら構成されており、必要に応じて読み出すことができ
る。
【0096】
【表2】
【0097】また、代替携帯端末302内において管理
される管理データの他の例としては、表3および表4に
示すような固有設定情報がある。表3に示した管理デー
タは電話帳データの一例であり、データNo.、名前、
電話番号(TEL)、電子メールアドレス(E−mai
l)、呼出音および権利保有者の名称等から構成されて
いる。また、表4に示した管理データは着信メロディー
データの一例であり、データNo.、タイトルおよび権
利保有者の名称等から構成されている。各着信メロディ
ーには権利保有者が設定されており、誰からどの携帯端
末に電話があったかにより着信メロディーを使い分ける
ことで、明確に着信状況を判断できる。
【0098】
【表3】
【0099】
【表4】
【0100】これらの電話帳データおよび着信メロディ
ーデータは、権利保有者の名称によって、表1に示す管
理データと関連付けられており、権利保有者による電話
サービスを開始する際に参照され利用される。
【0101】さらにまた、代替携帯端末302内におい
て管理される管理データの他の例としては、表5に示す
ような履歴情報データがあげられる。
【0102】
【表5】
【0103】この履歴情報データは、履歴No.、名
前、電話番号(TEL)、接続時間および課金先情報か
ら構成されており、全ての着信に関して、課金先情報を
記録したものであり、着信履歴から1つの電話番号を選
択して電話をかける場合、課金先情報を権利保有者とし
た電話サービスでのみ通話が許可される。
【0104】次に、代替携帯端末を利用しているとき
に、この代替携帯端末の表示部に表示される無線携帯端
末システムサービス通知の表示例について図面を参照し
つつ説明する。
【0105】図15は、代替携帯端末を利用していると
きに、この代替携帯端末302の表示部350に表示さ
れるサービス通知の表示例を示す説明図である。
【0106】代替携帯端末302の表示部350には、
通話先情報302a、課金先情報302bおよび通話時
間302c等といった接続状況が表示される。サービス
通知は通話中および通話後に表示されるとともに、通話
中には、図3に示すLED発光部513が特定のパター
ンで点滅するので、代替携帯端末の所有者は課金先を明
確に知ることができる。
【0107】
【発明の効果】本発明の無線携帯端末システムは、電話
交換機と、無線基地局と、被代替携帯端末と、代替携帯
端末と、これらを適宜結ぶ通信経路とから構成されてお
り、代替携帯端末が電話サービスを受け得る端末であ
り、被代替携帯端末が、特定の通信経路を経て、課金先
情報を含む端末識別情報および暗証番号を送信する機能
を有しており、代替携帯端末が、特定の通信経路を経
て、課金先情報および暗証番号を送受信するとともに記
録する機能を有しており、さらに、電話交換機が、特定
の通信経路を経て、課金先情報および暗証番号の受信と
確認と照合とを行う機能を有していることで、代替携帯
端末によって被代替携帯端末の代替通信が行われるとい
ったものであり、被代替携帯端末に電池切れ警告等の緊
急自体が発生した場合に、代替携帯端末を利用すること
で、課金先を被代替携帯端末とする電話サービスを受け
ることができる。その際に、被代替携帯端末と代替携帯
端末との間を特定の通信経路を経てつなぐことによっ
て、安全性の高い代替通信を行うことができる。
【0108】また、前記被代替携帯端末が端末識別情報
および暗証番号を代替携帯端末に送信する際に利用する
通信経路として、被代替携帯端末から電話交換機および
無線基地局を経て代替携帯端末に達する通信経路と、被
代替携帯端末と代替携帯端末とを直接結ぶ無線または有
線の通信経路があるものであってもよく、この場合に
は、被代替携帯端末と代替携帯端末との間の情報伝達手
段として、より高い利便性・安全性を得る通信経路を提
供することができる。
【0109】また、前記電話交換機が、被代替携帯端末
の端末識別情報および暗証番号の受信と確認と照合とを
行う機能に加え、代替携帯端末の端末識別情報の受信と
確認とを行う機能とともに、課金先情報と接続先情報と
を比較し、その比較結果を被代替携帯端末に送信する機
能を有するものであってもよく、この場合には、不正使
用が発生した場合に、被代替携帯端末側にてサービス停
止等の迅速な判断が可能である。また、電話サービスの
利用明細についても、無線携帯端末ごとの詳細な使用状
況を記載することができる。
【0110】また、前記被代替携帯端末が、代替依頼の
際、登録済みの代替用電話番号、契約済みの電話サービ
スオプションおよび着信メロディーといった代替携帯端
末が保持していない情報と、利用権限に関するデータを
転送する機能とを有しており、代替携帯端末が、当該代
替携帯端末が代替利用されているときのみ、これらの情
報および利用権限を保持しているものであってもよく、
この場合には、所有者の希望に応じた設定(例えば、電
話帳、契約済みの電話サービスオプションおよび着信メ
ロディ等)や、携帯端末を使用する上で必要不可欠とな
る機能についても、被代替携帯端末と同様の状態で代替
携帯端末を使用することができる。また、着信メロディ
ーも自分の好みのものを転送しておけば、被代替携帯端
末または代替携帯端末のどちらに着信があったのかを区
別することができる。
【0111】また、前記代替携帯端末および被代替携帯
端末のうちの少なくとも一方が、利用権限に対して制約
条件を定める機能を有しているものであってもよく、こ
の場合には、利用権限に制限を与えることで、代替利用
の利用権限を解除する等といった面倒な操作を簡昜化す
ることができる。
【0112】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末の使用可能回数を定める機能を有しているも
のであってもよく、この場合には、利用権限に制限を与
えることで、代替利用の利用権限を解除する等といった
面倒な操作を簡昜化することができる。
【0113】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末の使用可能期間を定める機能を有しているも
のであってもよく、この場合には、利用権限に制限を与
えることで、代替利用の利用権限を解除する等といった
面倒な操作を簡昜化することができる。
【0114】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末が受信のみまたは発信のみを行うことを定め
る機能を有しているものであってもよく、この場合に
は、利用用途に応じた最適(最低限)な機能を与えるこ
とができる。
【0115】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末の1通話当たりの最大通話時間を定める機能
を有しているものであってもよく、この場合には、利用
権限に制限を与えることで、代替利用の利用権限を解除
する等といった面倒な操作を簡昜化することができる。
【0116】また、前記代替携帯端末が、発光ダイオー
ドによる表示、画面表示およびメロディーのうちの少な
くとも1つによって代替携帯端末の利用状況を通達する
機能を有しているものであってもよく、この場合には、
代替携帯端末によって、所有者に対して無線携帯端末シ
ステムの代替利用状況を視覚的・聴覚的に明示して、所
有者の、通話料金等といった不安要因を排除することが
できる。
【0117】また、前記被代替携帯端末が、電池切れと
なる直前に被代替携帯端末から所持者に対して警告を行
うことにより、代替携帯端末の利用を促す機能を有して
いるものであってもよく、この場合には、LED、画面
表示およびメロディー等で代替利用を視覚的または聴覚
的に判断することができるので、所有者は、精神的な負
担を感じることなく、気軽に代替携帯端末を利用でき
る。
【0118】本発明の無線携帯端末システムは、電話交
換機と、無線基地局と、被代替携帯端末と、代替携帯端
末と、これらを適宜結ぶ複数の通信経路とから構成され
ており、代替携帯端末が電話サービスを受け得る端末で
あり、被代替携帯端末が、特定の通信経路を経て、課金
先情報を含む端末識別情報を送信する機能を有してお
り、代替携帯端末が、特定の通信経路を経て、課金先情
報を送受信するとともに記録する機能に加え、代替携帯
端末自体の接続先情報を含む端末識別情報を送信する機
能を有しており、電話交換機が、特定の通信経路を経
て、課金先情報および接続先情報の受信と確認とを行う
機能を有していることで、代替携帯端末によって被代替
携帯端末の代替通信が行われるといったものであり、こ
の発明によれば、暗証番号についての処理を省くことが
でき、システムの簡昜化が図れる。また、電話交換機の
管理者に予め申請が必要となるが、代替携帯端末と被代
替携帯端末と関係を明確にすることで、システムの安全
性が向上する。
【0119】また、前記被代替携帯端末が端末識別情報
を代替携帯端末に送信する際に利用する通信経路とし
て、被代替携帯端末から電話交換機および無線基地局を
経て代替携帯端末に達する通信経路と、被代替携帯端末
と代替携帯端末とを直接結ぶ無線または有線の通信経路
があるものであってもよく、この場合には、被代替携帯
端末と代替携帯端末との間の情報伝達手段として、より
高い利便性・安全性を得る通信経路を提供することがで
きる。
【0120】また、前記電話交換機が、被代替携帯端末
の端末識別情報の受信と確認とを行う機能に加え、代替
携帯端末の端末識別情報の受信と確認とを行う機能とと
もに、課金先情報と接続先情報とを比較し、その比較結
果を被代替携帯端末に送信する機能を有するものであっ
てもよく、この場合には、不正使用が発生した場合に、
被代替携帯端末側にてサービス停止等の迅速な判断が可
能である。また、電話サービスの利用明細についても、
無線携帯端末ごとの詳細な使用状況を記載することがで
きる。
【0121】また、前記被代替携帯端末が、代替依頼の
際、登録済みの代替用電話番号、契約済みの電話サービ
スオプションおよび着信メロディーといった代替携帯端
末が保持していない情報と、利用権限に関するデータを
転送する機能とを有しており、代替携帯端末が、代替携
帯端末が代替利用されているときのみ、これらの情報お
よび利用権限を保持しているものであってもよく、この
場合には、所有者の希望に応じた設定(例えば、電話
帳、契約済みの電話サービスオプションおよび着信メロ
ディ等)や、携帯端末を使用する上で必要不可欠となる
機能についても、被代替携帯端末と同様の状態で代替携
帯端末を使用することができる。また、着信メロディー
も自分の好みのものを転送しておけば、被代替携帯端末
または代替携帯端末のどちらに着信があったのかを区別
することができる。
【0122】また、前記代替携帯端末および被代替携帯
端末のうちの少なくとも一方が、利用権限に対して制約
条件を定める機能を有しているものであってもよく、こ
の場合には、利用権限に制限を与えることで、代替利用
の利用権限を解除する等といった面倒な操作を簡昜化す
ることができる。
【0123】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末の使用可能回数を定める機能を有しているも
のであってもよく、この場合には、利用権限に制限を与
えることで、代替利用の利用権限を解除する等といった
面倒な操作を簡昜化することができる。
【0124】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末の使用可能期間を定める機能を有しているも
のであってもよく、この場合には、利用権限に制限を与
えることで、代替利用の利用権限を解除する等といった
面倒な操作を簡昜化することができる。
【0125】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末が受信のみまたは発信のみを行うことを定め
る機能を有しているものであってもよく、この場合に
は、利用用途に応じた最適(最低限)な機能を与えるこ
とができる。
【0126】また、前記制約条件を定める機能として代
替携帯端末の1通話当たりの最大通話時間を定める機能
を有しているものであってもよく、この場合には、利用
権限に制限を与えることで、代替利用の利用権限を解除
する等といった面倒な操作を簡昜化することができる。
【0127】また、前記代替携帯端末が、発光ダイオー
ドによる表示、画面表示およびメロディーのうちの少な
くとも1つによって代替携帯端末の利用状況を通達する
機能を有しているものであってもよく、この場合には、
代替携帯端末によって、所有者に対して無線携帯端末シ
ステムの代替利用状況を視覚的・聴覚的に明示して、所
有者の、通話料金等といった不安要因を排除することが
できる。
【0128】また、前記被代替携帯端末が、電池切れと
なる直前に被代替携帯端末から所持者に対して警告を行
うことにより、代替携帯端末の利用を促す機能を有して
いるものであってもよく、この場合には、LED、画面
表示およびメロディー等で代替利用を視覚的または聴覚
的に判断することができるので、所有者は、精神的な負
担を感じることなく、気軽に代替携帯端末を利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線携帯端末システムの一実施の形態
を示す説明図である。
【図2】図1に示す無線携帯端末システムを構成する被
代替携帯端末の外観の一例を示す説明図である。
【図3】図1に示す無線携帯端末システムを構成する代
替携帯端末の外観の一例を示す説明図である。
【図4】実施例1において無線携帯端末システムを構成
する電話交換機の一例を示す説明図である。
【図5】実施例1において無線携帯端末システムを構成
する被代替携帯端末の構成の一例を示す説明図である。
【図6】実施例1において無線携帯端末システムを構成
する代替携帯端末の構成の一例を示す説明図である。
【図7】図1に示す代替携帯端末を用いて電話サービス
を受けるために行われる手続の一例を示すフローチャー
トである。
【図8】図1に示す代替携帯端末を用いて電話サービス
を受ける手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】実施例2において無線携帯端末システムを構成
する電話交換機の他の例を示す説明図である。
【図10】実施例2において無線携帯端末システムを構
成する被代替携帯端末の構成の他の例を示す説明図であ
る。
【図11】実施例2において無線携帯端末システムを構
成する代替携帯端末の構成の他の例を示す説明図であ
る。
【図12】図1に示す代替携帯端末を用いて電話サービ
スを受けるために行われる手続の他の例を示すフローチ
ャートである。
【図13】図1に示す代替携帯端末を用いて電話サービ
スを受ける手順の他の例を示すフローチャートである。
【図14】電話交換機内に記録されている電話サービス
中の管理データの一例を示す説明図である。
【図15】代替携帯端末を利用しているときに、この代
替携帯端末の表示部に表示されるサービス通知の表示例
を示す説明図である。
【符号の説明】
100 電話交換機 110 接続先情報入手手段 111 課金先情報入手手段 112 暗証番号入手手段 120 接続先情報確認手段 121 課金先情報確認手段 122 暗証番号照合手段 130 接続先記録手段 131 課金先情報記録手段 132 暗証番号記録手段 140 課金先−接続先情報比較手段 150 応答処理作成手段 160 応答処理送信手段 201 第1無線基地局 202 第2無線基地局 203 第3無線基地局 301 被代替携帯端末 302 代替携帯端末 310 課金先情報・暗証番号記録手段 311 課金先情報・暗証番号送信手段 314 暗号化手段 315 キー入力手段 316 代替許可要請手段 317 固有設定情報・制約条件記録手段 318 固有設定情報・制約条件送信手段 319 応答処理手段 322 課金先情報・暗証番号受信手段 320 接続先情報記録手段 321 接続先情報送信手段 324 課金先情報・暗証番号送信手段 328 暗号化解除手段 329 キー入力手段 330 代替許可応答手段 331 固有設定情報・制約条件受信手段 332 固有設定情報・制約条件記録手段 340 表示部 350 表示部 401 第1通信経路 402 第2通信経路 403 第3通信経路

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換機と、無線基地局と、被代替携
    帯端末と、代替携帯端末と、これらを適宜結ぶ通信経路
    とから構成されており、代替携帯端末が電話サービスを
    受け得る端末であり、被代替携帯端末が、特定の通信経
    路を経て、課金先情報を含む端末識別情報および暗証番
    号を送信する機能を有しており、代替携帯端末が、特定
    の通信経路を経て、課金先情報および暗証番号を送受信
    するとともに記録する機能を有しており、さらに、電話
    交換機が、特定の通信経路を経て、課金先情報および暗
    証番号の受信と確認と照合とを行う機能を有しているこ
    とで、代替携帯端末によって被代替携帯端末の代替通信
    が行われることを特徴とする無線携帯端末システム。
  2. 【請求項2】 前記被代替携帯端末が端末識別情報およ
    び暗証番号を代替携帯端末に送信する際に利用する通信
    経路として、被代替携帯端末から電話交換機および無線
    基地局を経て代替携帯端末に達する通信経路、または被
    代替携帯端末と代替携帯端末とを直接結ぶ無線または有
    線の通信経路のいずれかを利用する請求項1記載の無線
    携帯端末システム。
  3. 【請求項3】 前記電話交換機が、被代替携帯端末の端
    末識別情報および暗証番号の受信と確認と照合とを行う
    機能に加え、代替携帯端末の端末識別情報の受信と確認
    とを行う機能とともに、課金先情報と接続先情報とを比
    較し、その比較結果を被代替携帯端末に送信する機能を
    有するものである請求項1または2記載の無線携帯端末
    システム。
  4. 【請求項4】 前記被代替携帯端末が、代替依頼の際、
    登録済みの代替用電話番号、契約済みの電話サービスオ
    プションおよび着信メロディーといった代替携帯端末が
    保持していない情報と、利用権限に関するデータを転送
    する機能とを有しており、代替携帯端末が、当該代替携
    帯端末が代替利用されているときのみ、これらの情報お
    よび利用権限を保持している請求項1、2または3記載
    の無線携帯端末システム。
  5. 【請求項5】 前記代替携帯端末および被代替携帯端末
    のうちの少なくとも一方が、利用権限に対して制約条件
    を定める機能を有している請求項1、2、3または4記
    載の無線携帯端末システム。
  6. 【請求項6】 前記制約条件を定める機能として代替携
    帯端末の使用可能回数を定める機能を有している請求項
    5記載の無線携帯端末システム。
  7. 【請求項7】 前記制約条件を定める機能として代替携
    帯端末の使用可能期間を定める機能を有している請求項
    5記載の無線携帯端末システム。
  8. 【請求項8】 前記制約条件を定める機能として代替携
    帯端末が受信のみまたは発信のみを行うことを定める機
    能を有している請求項5記載の無線携帯端末システム。
  9. 【請求項9】 前記制約条件を定める機能として代替携
    帯端末の1通話当たりの最大通話時間を定める機能を有
    している請求項5記載の無線携帯端末システム。
  10. 【請求項10】 前記代替携帯端末が、発光ダイオード
    による表示、画面表示およびメロディーのうちの少なく
    とも1つによって代替携帯端末の利用状況を通達する機
    能を有している請求項1または3記載の無線携帯端末シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記被代替携帯端末が、電池切れとな
    ったときに被代替携帯端末から所持者に対して警告を行
    うことにより、代替携帯端末の利用を促す機能を有して
    いる請求項1または3記載の無線携帯端末システム。
  12. 【請求項12】 電話交換機と、無線基地局と、被代替
    携帯端末と、代替携帯端末と、これらを適宜結ぶ複数の
    通信経路とから構成されており、代替携帯端末が電話サ
    ービスを受け得る端末であり、被代替携帯端末が、特定
    の通信経路を経て、課金先情報を含む端末識別情報を送
    信する機能を有しており、代替携帯端末が、特定の通信
    経路を経て、課金先情報を送受信するとともに記録する
    機能に加え、代替携帯端末自体の接続先情報を含む端末
    識別情報を送信する機能を有しており、電話交換機が、
    特定の通信経路を経て、課金先情報および接続先情報の
    受信と確認とを行う機能を有していることで、代替携帯
    端末によって被代替携帯端末の代替通信が行われること
    を特徴とする無線携帯端末システム。
  13. 【請求項13】 前記被代替携帯端末が端末識別情報を
    代替携帯端末に送信する際に利用する通信経路として、
    被代替携帯端末から電話交換機および無線基地局を経て
    代替携帯端末に達する通信経路と、被代替携帯端末と代
    替携帯端末とを直接結ぶ無線または有線の通信経路があ
    る請求項12記載の無線携帯端末システム。
  14. 【請求項14】 前記電話交換機が、被代替携帯端末の
    端末識別情報の受信と確認とを行う機能に加え、代替携
    帯端末の端末識別情報の受信と確認とを行う機能ととも
    に、課金先情報と接続先情報とを比較し、その比較結果
    を被代替携帯端末に送信する機能を有するものである請
    求項12または13記載の無線携帯端末システム。
  15. 【請求項15】 前記被代替携帯端末が、代替依頼の
    際、登録済みの代替用電話番号、契約済みの電話サービ
    スオプションおよび着信メロディーといった代替携帯端
    末が保持していない情報と、利用権限に関するデータを
    転送する機能とを有しており、代替携帯端末が、代替携
    帯端末が代替利用されているときのみ、これらの情報お
    よび利用権限を保持している請求項12、13または1
    4記載の無線携帯端末システム。
  16. 【請求項16】 前記代替携帯端末および被代替携帯端
    末のうちの少なくとも一方が、利用権限に対して制約条
    件を定める機能を有している請求項12、13、14ま
    たは15記載の無線携帯端末システム。
  17. 【請求項17】 前記制約条件を定める機能として代替
    携帯端末の使用可能回数を定める機能を有している請求
    項16記載の無線携帯端末システム。
  18. 【請求項18】 前記制約条件を定める機能として代替
    携帯端末の使用可能期間を定める機能を有している請求
    項16記載の無線携帯端末システム。
  19. 【請求項19】 前記制約条件を定める機能として代替
    携帯端末が受信のみまたは発信のみを行うことを定める
    機能を有している請求項16記載の無線携帯端末システ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記制約条件を定める機能として代替
    携帯端末の1通話当たりの最大通話時間を定める機能を
    有している請求項16記載の無線携帯端末システム。
  21. 【請求項21】 前記代替携帯端末が、発光ダイオード
    による表示、画面表示およびメロディーのうちの少なく
    とも1つによって代替携帯端末の利用状況を通達する機
    能を有している請求項12または14記載の無線携帯端
    末システム。
  22. 【請求項22】 前記被代替携帯端末が、電池切れとな
    ったときに被代替携帯端末から所持者に対して警告を行
    うことにより、代替携帯端末の利用を促す機能を有して
    いる請求項12または14記載の無線携帯端末システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010258784A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Kyocera Corp 移動体通信システムの基地局
WO2014003797A1 (en) * 2012-06-30 2014-01-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for virtual replication of a mobile phone
JP2014239348A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 富士通株式会社 端末装置,及び移動通信システム

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