JP2010258784A - 移動体通信システムの基地局 - Google Patents

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【課題】煩雑な設定作業をしないで、自分、家族または一時利用者の端末のみを基地局に接続可能にし、基地局への他人の無線接続を制限する基地局を提供する。
【解決手段】移動体通信システムの基地局(100)は、基地局(100)の動作設定を許可された移動機(MS1)を識別するための認証データを保持し、認証データを用いて基地局(100)の動作設定を許可された移動機(MS1)を認証する認証部(150)、認証された移動機(MS1)から、基地局(100)を利用する移動機の情報または移動機の利用者情報を取得する取得部(124)、取得した移動機の情報または移動機の利用者情報を格納する記憶部(130)、格納された移動機の情報または移動機の利用者情報に基づいて、移動機の基地局(100)への無線接続を制御する制御部(126)を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体通信システムの基地局に関する。
近年、移動体通信用の機器、特に携帯電話端末は急速に普及し、人口がある程度あるエリアはほとんどカバーされるようになった。しかしながら、家屋や建物の内部の空間や立地状況が悪い場所では、通常の既存基地局(即ち、広域基地局)からの電波が届かず圏外となるエリアや、電波が弱く通信が安定しないエリアが存在している。このような圏外となるエリアに対応するものとして、出力電力が小さく、半径数メートル〜数10メートル程度のセル(サービスエリア)を提供する小型基地局が開発されている(非特許文献1を参照されたい。)。このような超小規模のセル自体、或いは、当該セルを提供する小型基地局をフェムトセルと称する。
一方、一般家庭においても、光回線、ADSLなどのブロードバンド回線の常時接続が普及しているため、フェムトセルと移動体通信システムを接続する環境(即ちバックボーン)は整いつつある。さらに、通信事業者としては、フェムトセルおよびブロードバンド回線の利用によって、本来消費されるはずであった通常の既存基地局の帯域を使わずに済むというメリットもある。従って、近い将来フェムトセルの本格的な開発および使用が期待されている。
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/070710_01.html
このようなフェムトセルを個人ユーザが購入し、自宅に設置した場合、フェムトセルが提供するカバーエリアに入ってきた移動機(携帯電話端末等)は、当該フェムトセルに無線接続することが可能となる。そうすると、例えば、個人ユーザにより購入・設置したフェムトセルを、他人が自由にアクセスすることが出来る。これを許してしまうと、当該個人自身が使いたいときに、他人にフェムトセルの無線帯域を消費されてしまい、スループットが不足したり、場合によっては、フェムトセルへの無線接続を拒否されることも想定される。
フェムトセルに類似するものとして、例えば、無線LAN基地局がある。無線LAN基地局では、使用するユーザを制限したい場合は、ユーザが端末(PC)のID(MACアドレス)を登録して、使用しアクセスするためのID、パスワードを入力するようにしている。ところが、このような無線LAN基地局の設定は、PCや専用ソフトを使う煩雑かつ複雑な人手による作業であり、子供からお年寄りまでを含む携帯電話端末のユーザに、このような設定作業を強いるのは酷である。従って、無線LAN基地局のような煩雑な設定作業をしないで、フェムトセルを自己および自分の家族の端末や、自分が許可した端末のみに使用可能とする機能、すなわち、未許可の端末のフェムトセルへの無線接続を制限する簡易な機能があれば便利である。
また、フェムトセルの利用者が端末を複数持っていた場合に、利用者の家族間や友人間の通信が割り引かれる「家族割引」等のサービスの普及も考えられる。このサービスでは、例えば、利用者が割引サービスを受けるグループを予め店頭で申し込み、キャリア(事業者)側が、申込の内容に基づきグループ登録情報を携帯電話網のサーバに登録しておく。登録された内容は、基本料金や通話料、通信料などの課金時に各種割引用データベースとして用いられる。このように店頭で予め申し込んだサービスに加入している端末のみにフェムトセルの利用を制限する機能もあればさらに便利である。しかしながら、上述のような機能は開発されていない。
なお、上述のような設定作業を行うために、フェムトセル自体にキーボードやボタン等の操作入力部を設けることも考えられる。しかしながら、フェムトセルにそのような操作入力部を設けることは、フェムトセルの大型化や製造工程の複雑化にもつながる。さらに、フェムトセルに操作入力部を設けると、入力状況を確認するための表示部もフェムトセルに設ける必要があり、同様に、上述の理由により好ましくない。また、無線LAN基地局のように、アクセスするのにIDやパスワードの入力を用いると、それらIDやパスワードがわかれば誰でも基地局の設定が可能となるため、悪意のある人物に、不正規の端末を利用端末として登録されてしまうおそれもある。
そこで、本発明は、煩雑な設定作業を行わずに、自分、家族、許可した人物の端末のみが利用している端末を基地局に接続可能にし、基地局への不正規の無線接続を制限する基地局(フェムトセル)を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、本発明による基地局(一般回線(ADSL等のブロードバンド回線)を介して移動体通信網に接続される基地局(フェムトセル))は、
該基地局の動作設定を許可された移動機を識別するための認証データを保持し、該認証データを用いて前記基地局の動作設定を許可された移動機を認証する認証部と、
該認証部により認証された(基地局の動作設定を許可された)移動機から、前記基地局を利用する移動機の情報または移動機の利用者情報を(無線接続を介して)取得する取得部と、
該取得部により取得した移動機の情報または移動機の利用者情報を格納する記憶部と、
該記憶部に格納された移動機の情報または移動機の利用者情報に基づいて、移動機の前記基地局への無線接続を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施態様による基地局(一般回線(ADSL等のブロードバンド回線)を介して移動体通信網に接続される基地局(フェムトセル))は、
該基地局の動作設定を許可された移動機を識別するための認証データを保持し、該認証データを用いて前記基地局の動作設定を許可された移動機を認証する認証部と、
該認証部により認証された(基地局の動作設定を許可された)移動機の指示に基づいて、該移動機の利用者が前記移動体通信システムの事業者に対して契約している他の移動機の情報または他の移動機の利用者情報(家族割引等のグループサービスに関する情報)を該事業者のサーバから取得する取得部と、
該取得部により取得した他の移動機の情報または他の移動機の利用者情報に基づいて、移動機の前記基地局への無線接続を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様による基地局(一般回線(ADSL等のブロードバンド回線)を介して移動体通信網に接続される基地局(フェムトセル))は、
前記取得部が、移動通信網を介して前記他の移動機の情報または前記他の移動機の利用者情報を取得する、
ことを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。なお、方法やプログラムの各ステップは、データの処理においては必要に応じて、CPU、DSPなどの演算処理装置を使用するものであり、入力したデータや加工・生成したデータなどをHDD、メモリなどの記憶装置に格納するものである。
本発明によれば、煩雑な設定作業を行わずに、自分、家族、許可した人物が利用している端末を基地局に接続可能にし、基地局への不正規の無線接続を制限する基地局(フェムトセル)を提供することができ、ユーザの利便性が向上する。
本発明の一実施態様によるフェムトセル(小型基地局)を使った移動体通信システムの概略構成図である。 図1に示したフェムトセルのブロック図である。 実施例1によるフェムトセルの処理を示すフローチャートである。 、実施例2による、フェムトセル100と移動機MS1の処理を示すフローチャートの一例である。 実施例3による、フェムトセル100と移動機MS1の処理を示すフローチャートの一例である。 アプリケーションを起動させた移動機の画面の一例を示す図である。 移動機MS1の画面の一例を示す図である。 図7で「登録端末設定モード」ボタンが選択された場合の移動機MS1の画面の一例を示す図である。 移動機MS1がフェムトセル100に登録された場合に、移動機MS1が登録端末設定モードにあるときの移動機MS1の画面の一例を示す図である。 移動機MS1の画面の一例を示す図である。 移動機MS1の画面の一例を示す図である。 移動機MS1の画面の一例を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施態様によるフェムトセル(小型基地局)を使った移動体通信システムの概略構成図である。図1に示すように、移動体通信システムは、フェムトセルFCL、一般のインターネットINET、携帯網接続認証用のサーバSV,携帯網(移動体通信網)CNET、公衆の基地局(広域基地局)BS1、フェムトセルFCLのサービスを提供する事業者のデータサーバDSを少なくとも含む。図1に示すように、フェムトセルFCLは、例えば一般家庭内に設置されたADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光ファイバなどのブロードバンド回線を通じて、一般のインターネットINET、及び、携帯網接続認証用のサーバSVを介して携帯網CNETに接続されている。携帯網CNETには、公衆の基地局BS1やデータサーバDSが接続されている。また、公衆の基地局BS1には、携帯電話端末(移動機)MS3が無線接続している。フェムトセルFCLのカバーエリア内に位置する携帯電話端末MS1,MS2は、フェムトセルFCLと無線接続している。
データサーバDSには、フェムトセルFCLの利用者のグループサービス(例えば家族割引)の登録状況が、フェムトセル毎のテーブルTB1として保存されている。図1の例において、テーブルTB1は、フェムトセルFCLのユーザ(契約者)である「山田さん」のフェムトセルID、アドレスと共に、グループサービスに登録している端末の端末ID、携帯電話番号、契約者名及び機種を含む。これらユーザ情報が変更された場合は、テーブルTB1の内容が変更される。また、フェムトセルFCLには、フェムトセルFCLを利用可能な端末の情報がテーブルTB2として格納され、利用可能な端末が登録される(詳細は後述する)。
図2は、図1に示したフェムトセルの概略ブロック図である。図に示すように、フェムトセル(FCL)100は、無線部110、フェムトセル制御部120、記憶部130、回線接続部140、認証部150及びアンテナANTを備える。無線部110は、携帯電話端末(移動機)との通信を行う。フェムトセル制御部120は、装置全体の制御を司る。記憶部130は、各種設定情報を保存する。回線接続部140は、ブローバンド回線と接続する。認証部150は、フェムトセル100の動作設定を許可された端末を識別するための認証データを保持し、認証データを用いてフェムトセル100の動作設定を許可された移動機を認証する。また、アンテナANTは、携帯電話端末と通信する電波を送受信する。
フェムトセル制御部120は、登録部122、取得部124及び接続制御部126を備える。登録部122は、フェムトセル100を利用する少なくとも1つの移動機の情報または移動機の利用者情報を登録する。取得部124は、認証部150により認証された端末から、フェムトセル100を利用する移動機の情報または移動機の利用者情報(電話番号や移動機の識別番号等)を、アンテナANTを介して取得する。また、取得部124は、認証部150により認証された移動機の指示に基づいて、移動機の利用者が移動体通信システムのフェムトセル100の事業者に対して契約している他の移動機の情報または他の移動機の利用者情報を、事業者のサーバデータDSから取得する。なお、登録部122は、取得部124によって無線により或いはブロードバンド回線を介して取得された、フェムトセル100を利用する移動機または移動機の利用者情報(携帯電話番号、端末IDなどの識別情報)を登録し、記憶部130に格納する。また、接続制御部126は、登録部122によって登録されている情報に基づいて、移動機のフェムトセル100への無線接続を制御する。具体的には、接続制御部126は、記憶部130に格納されている情報に対応する移動機だけを、接続許可する。
ユーザが新たにフェムトセルを購入し、自宅に設置した場合、自分名義の複数の携帯電話でそのフェムトセルを使用可能にしたい。しかしながら、フェムトセルを誰でも使える状態にしてしまうと、フェムトセルの接続可能端末数の制限や帯域の制限などによって、自分の携帯電話がフェムトセルを使えなくなってしまうことが考えられる。また、フェムトセルをユーザが個人で購入した場合、そのフェムトセルを使える人を登録する作業が、煩雑でありわずらわしい。さらに、「フェムトセルに接続可能な移動機」の登録といったフェムトセルの動作設定は、フェムトセルの利用契約を行っていない人物によって行わせないことがセキュリティ上必要である。このような煩雑な設定作業や、フェムトセルの利用契約を行っていない人物によるフェムトセルの設定登録を回避するために、本発明では、フェムトセルの動作設定を、予め許可された利用者の移動機(フェムトセルの動作設定を許可された移動機)のみが行えるようにする。
まず、フェムトセルの動作設定を許可された移動機を、フェムトセルに認証させ、さらにフェムトセルに接続可能な移動機として登録する手法を、図1〜3、6〜9を参照しながら実施例1として説明する。
図3は、実施例1によるフェムトセルの処理を示すフローチャートである。実施例1では、フェムトセル100に接続できる端末として自端末を登録する処理について説明する。図3の処理に先立って、以下の事前作業が必要となる。フェムトセル100を購入する際に、フェムトセル100の契約ユーザは、自分の携帯電話番号およびフェムトセル固有の番号を申込書に記載し、フェムトセル固有の番号と自分の携帯電話番号が対応付けられた状態で、事業者のデータサーバDS内のテーブルTB1に保存されているようにする。なお、購入したユーザが複数回線契約していた場合は、ユーザの登録情報を含むテーブルTB1には、購入した複数のフェムトセルIDの情報がそれぞれの回線(端末)に対して書き加えられる。また、フェムトセル100のユーザの端末の少なくとも1つに、フェムトセル100の動作設定を許可された端末としてフェムトセル100に認証されるための認証データ(フェムトセルID_A)が書き込まれる。なお、図1の例では、フェムトセル100の動作設定を許可された端末を、端末MS1とする。
まず、フェムトセル100が設置場所のブロードバンド回線(光ファイバーやADSL)に接続されて電源がオンされ、図3のフローチャートが開始する。なお、フェムトセル100は、電源オンやリセットからの復帰時などブロードバンド回線接続時にブロードバンド回線(インターネットINET)経由で携帯網CNETとの接続を試行し、キャリアのデータサーバDSとネゴシエーションを取り、携帯網CNETと接続可能な状態になる。ネゴシエーションではフェムトセルFCLがどこに繋がっているかというIPアドレスなどの位置情報が、データサーバDSに登録される。尚、フェムトセル100は、各端末を位置登録する事や確認する事は可能だが、通話の通常利用は不可能な状態である。
ステップP11にて、フェムトセル100は、周囲の端末をサーチする。すなわち、周囲の端末に、端末が自局に位置登録するのに必要な情報を送信する。ステップS11にて、フェムトセル100の動作設定を許可された端末MS1がフェムトセルに位置登録され、フェムトセルとの通信が可能になる。ステップS12にて、端末MS1が、予め登録されているフェムトセル登録用アプリケーションを起動させる。フェムトセル登録用アプリケーションは、フェムトセル100に自端末や他の端末を登録するためのアプリケーションである。なお、このアプリケーションは、フェムトセル100の動作設定を許可された端末に限らず登録してもよいし、動作設定を許可された端末にのみ登録してもよい。前者の場合でも、後述するように認証データによって、フェムトセルの動作設定を許可された端末のみにフェムトセルの動作設定を行わせることができる。また、図6に、アプリケーション(フェムトセル設定)を起動させる端末の画面の一例を示す。このアプリケーションはフェムトセルに位置登録しているときにのみ起動できるようにすれば、不用意に情報を送信してしまうことがなくなる。
ステップS13にて、端末MS1は、位置登録しているフェムトセルにアクセスし、登録要求を行う。すなわち、図6において、端末MS1のユーザによって「フェムトセル設定」ボタンが選択された場合に、登録要求が行われる。この時、店頭で登録したフェムトセルに認証されるための認証データ(フェムトセルID_A)が、フェムトセル100へ一緒に送信される。ステップP12にて、フェムトセル100は、端末MS1から登録要求コマンドを受信する。ステップP13にて、フェムトセル100の認証部150は、端末MS1から送信されたフェムトセル100に対する認証データ(フェムトセルID_A)と、フェムトセル100自体が予め記憶部130に保持する認証データ(フェムトセルID)とが、一致するか否かを判定する。ステップP13にて一致しないと判定された場合、ステップP14にて、フェムトセル制御部120は、登録要求への応答として、無線部110を介して登録要求拒否を端末MS1に送信する。
ステップP13にて、認証部150によって認証データが一致すると判定された場合、ステップP15にて、フェムトセル設定モード(ステップP15〜P17)がスタートする。図7に、この時の端末MS1の画面の一例を示す。図7のように、端末MS1では、フェムトセル設定用の画面右上に「認証OK」と表示され、端末MS1が、フェムトセル100の動作設定を許可された端末として認証されたことがわかる。この場合、端末MS1は、フェムトセル100の動作設定が可能であり、図7の「登録端末設定モード」ボタンが選択されると、フェムトセル100を利用する端末を登録するためのモードに移ることができる。なお、図8に、図7で「登録端末設定モード」ボタンが選択された場合の端末MS1の画面の一例を示す。なお、図8に示すように、この段階では、どの端末もフェムトセル100に登録されておらず、「自端末」、「家族端末」、「一時利用端末」の全てが「未登録」となっている。
次に、ステップS14にて、端末MS1は、自端末を、フェムトセルの利用者端末として登録するようにフェムトセル100に要求する。この際、端末MS1は、自端末の電話番号や端末IDの全てまたは少なくとも1つを、フェムトセル100に送信する。なお、この登録要求は、図8において、項目「自端末」の下の「未登録」ボタンが選択された場合に行われる。ステップP16にて、フェムトセル100の取得部124は、端末の電話番号や端末IDを取得し、登録部122は、取得部124で取得した情報に対応する端末を、フェムトセル100の利用端末として登録する。図9に、端末MS1がフェムトセル100に登録された場合に、端末MS1が登録端末設定モードにあるときの端末MS1の画面の一例を示す。図9に示すように、項目「自端末」には、「200x/7/7登録」と表示され、自端末がフェムトセル100に登録済みであることがわかる。その後、ステップS15にて、端末MS1は、登録用アプリケーションの終了要求をフェムトセル100へ送信する。ステップP17にて、フェムトセル100は、登録終了要求を端末MS1から受信すると、フェムトセル設定モードを終了し、通常動作に戻る。
本実施例によれば、予め店頭によって認証データを付与された端末のみがフェムトセルの動作設定を許可される。従って、IDやパスワードが分かれば基地局の動作設定が可能となる従来技術と比べ、基地局に不正にアクセスされることがなくなる。
次に、フェムトセルの動作設定を許可された端末MS1によって、フェムトセル100に接続できる端末として、自分が属するグループ(家族割引)サービスに含まれる端末を設定する処理を、図1,2,4、6〜10を参照しながら実施例2として説明する。図4は、実施例2による、フェムトセル100と端末MS1の処理を示すフローチャートの一例である。
前段階として、端末MS1は、フェムトセル100に位置登録している状態とする。まず、ステップS21にて、端末MS1は、登録用アプリケーションを起動する。これは、図6に示す画面において、端末MS1のユーザによって「フェムトセル設定」ボタンが選択された状態である。ステップS22にて、端末MS1は、位置登録しているフェムトセル100にアクセスし、登録要求を送信する。この時、店頭で登録したフェムトセルに認証されるための認証データ(フェムトセルID_A)が一緒にフェムトセル100に送信される。ステップP21にて、フェムトセル100は、端末MS1から登録要求コマンドを受信する。ステップP22にて、フェムトセル100の認証部150は、端末MS1から送信されたフェムトセル100に対する認証データ(フェムトセルID_A)と、フェムトセル100自体が予め記憶部130に保持する認証データ(フェムトセルID)とが、一致するか否かを判定する。ステップP22にて一致しないと判定された場合、ステップP29にて、フェムトセル制御部120は、登録要求への応答として、無線部110を介して登録要求拒否を端末MS1に送信し、処理を終了する。
ステップP22にて、認証部150によって認証データが一致すると判定された場合、端末MS1に認証できたことを通知し、ステップP23にて、フェムトセル設定モード(ステップP23〜P28)がスタートする。フェムトセル100によって認証されると、端末MS1の画面は図7のようになる。図7において、ユーザによって「登録端末設定モード」が選択されると、端末MS1の画面は、図9に示すものに遷移する。図9に示すように、フェムトセル100には自端末のみが登録され、家族の端末の登録がされていない状況になっている。ここで、ユーザによって項目「家族端末」の「未登録」ボタンが選択されると、ステップS23にて、家族割引データの取得要求がフェムトセル100に送信される。端末MS1からの取得要求を受け、ステップP24にて、フェムトセル100の取得部124は、回線接続部140を介して事業者のデータサーバDSにアクセスし、データのダウンロード要求を送信する。なお、検索するトリガとしては、端末MS1の電話番号や端末ID、フェムトセル100固有の番号などがある。
ステップP25にて、取得部124は、事業者のサーバからデータを受信し、記憶部130に格納する。このとき、記憶部130に家族割引データが格納されている場合は、新しくダウンロードしたデータで更新する。次に、ステップP26にて、フェムトセル制御部120は、記憶部130に格納されている家族割引データの受信完了通知を、端末MS1に通知する。図10に、このときの端末MS1の画面の一例を示す。図10に示すように、端末MS1の画面には、「フェムトセルID:1234、接続可能端末」として、登録者の名前と、その登録種別が表示される。図10の例では、「山田太郎」がフェムトセル100の契約者「本人」であり、「山田花子」が、山田太郎の「家族」として登録されていることがわかる。また、「鈴木二郎」が、フェムトセル100の「一時利用」が許可された人物として登録されている(詳細は後述する)。
端末MS1は、フェムトセル100から完了通知を受信すると、ステップS24にて、フェムトセル100に登録終了要求を送信する。これは、端末MS1のユーザによって、図10に表示された内容で登録することが確認された場合である。端末MS1から登録終了要求を受けると、ステップP27にて、家族割引端末(「山田花子」に対応する端末)を登録する。その後、端末MS1によってアプリケーション終了要求が送信されると(ステップS25)、フェムトセル100は、ステップP28にて、フェムトセル設定モードを終了する。
本実施例によれば、フェムトセルの動作設定を許可された端末が、家族割引等のグループサービスに関するデータをキャリアのサーバから取得し、そのデータに基づいてフェムトセルの利用登録処理を行うため、ユーザが手作業により入力する必要がなく、登録作業をより簡単に行うことが可能となる。
次に、フェムトセルの動作設定を許可された端末MS1によって、ある端末を、フェムトセル100に接続できる一時利用端末として設定する処理を、図1,2,5,6〜12を参照しながら実施例3として説明する。図5は、実施例3による、フェムトセル100と端末MS1の処理を示すフローチャートの一例である。
前段階として、端末MS1は、フェムトセル100に位置登録している状態とする。まず、ステップS31にて、端末MS1は、登録用アプリケーションを起動する。これは、図6に示す画面において、端末MS1のユーザによって「フェムトセル設定」ボタンが選択された状態である。ステップS32にて、端末MS1は、位置登録しているフェムトセル100にアクセスし、登録要求を送信する。この時、店頭で登録したフェムトセルに認証されるための認証データ(フェムトセルID_A)が一緒に送信される。ステップP31にて、フェムトセル100は、端末MS1から登録要求コマンドを受信する。ステップP32にて、フェムトセル100の認証部150は、端末MS1から送信されたフェムトセル100に対する認証データ(フェムトセルID_A)と、フェムトセル100自体が予め記憶部130に保持する認証データ(フェムトセルID)とが、一致するか否かを判定する。ステップP32にて一致しないと判定された場合、ステップP37にて、フェムトセル制御部120は、登録要求への応答として、無線部110を介して登録要求拒否を端末MS1に送信し、処理を終了する。
ステップP32にて、認証部150によって認証データが一致すると判定された場合、端末MS1に認証できたことを通知し、ステップP23にて、フェムトセル設定モード(ステップP32〜P36)がスタートする。フェムトセル100によって認証されると、端末MS1の画面は図7のようになる。図7において、ユーザによって「登録端末設定モード」が選択されると、端末MS1の画面は、図9に示すものに遷移する。なお、図9の例では、項目「家族端末」が「未登録」となっているが、実施例2で説明した処理によって家族端末が登録されている場合は、例えば、「200x/8/8登録済み」のような表示となる。ここで、ユーザによって項目「一時利用端末」の「電話帳より登録」ボタン又は「個別入力」ボタンが選択されると、端末MS1の画面は、一時利用端末として許可する端末の電話番号を電話帳から選択する画面又は、個別に入力する画面となる。図11に、「電話帳より選択」ボタンが選択された場合の端末MS1の画面の一例を示す。ここで、ユーザによって電話番号が選択又は入力されると、ステップS33にて、一時利用端末として登録したい電話番号がフェムトセル100に送信される。端末MS1から登録要求を受信すると、ステップP34にて、フェムトセル100の登録部122は、通信可能端末として端末より送信された電話番号の端末を登録する。次に、端末MS1は、ステップS34にて、個別に登録した端末の使用期限設定をフェムトセル100に送信する。フェムトセル100のフェムトセル制御部120は、ステップP35にて、一時利用端末の、フェムトセル100の使用期限を設定する。端末MS1は、一時利用端末の設定を終了する場合、ステップS35にて、登録終了要求をフェムトセル100に送信する。ステップP36にて、登録終了要求を受信すると、フェムトセル100は、フェムトセル設定モードを終了させる。
実施例1〜3の処理によって、フェムトセル100を利用可能な端末の情報を格納するテーブルTB2は、図1に示すようになる。フェムトセル100の接続制御部126は、テーブルTB2に記録されている端末(ユーザ本人、その家族、一時的に許可された携帯電話)にのみ、フェムトセル100への無線接続を許可する。なお、実施例1〜3の処理に応じた登録方法によって、端末の種別(「本人」「家族」「一時利用」)が自動的にわけられ、認証データを持った端末の番号は「本人」、家族割データを用いて登録された番号は「家族」、認証データを持った端末より個別に登録された番号は「一時利用」となる。この種別情報は、例えば、フェムトセルにファイルサーバー機能を持たせた場合などに、アクセス権限をつける場合に利用することができる。
なお、フェムトセル100の利用を、実施例1〜3の処理で登録した端末に制限しないようにしたい場合も考えられる。そのような場合に、フェムトセル100へのアクセス制限の設定解除を、端末MS1によってのみ行えるようにしてもよい。例えば、フェムトセル設定アプリケーションを端末MS1において起動した、図7に示す端末MS1の画面において、「アクセス制限モード」が設定されると、図12に示す画面が端末MS1に表示され、「アクセス制限設定」ボタン又は「アクセス制限解除」ボタンを選択することにより、それぞれ、「アクセス制限」、すなわち、フェムトセル100の利用端末を登録端末にのみ制限するモードと、「アクセス制限解除」、すなわち任意の端末にフェムトセル100を利用させるモードとを、切り換えることができる。
本発明の利点を再度述べる。本発明によれば、煩雑な設定作業を行わずに、自分が利用している端末や、その家族の端末、又は一時的に利用を許可する端末のみを基地局に接続可能にし、基地局への他人の無線接続を制限する基地局(フェムトセル)を提供することが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。例えば、上述の実施例では移動機として携帯電話端末を例として説明したが、本発明はこれに限られるものではないことに留意されたい。例えば、移動機としては、フェムトセルへの接続が可能であるならば、PDA(パーソナルデジタルアシスタンス)、携帯ゲーム機、携帯オーディオプレーヤー、携帯ビデオプレイヤー、携帯電子辞書、携帯電子書籍ビューワーなどの携帯電子機器に幅広く本発明を適用することが可能である。
100,FCL フェムトセル
110 無線部
120 フェムトセル制御部
122 登録部
124 取得部
126 接続制御部
130 記憶部
140 回線接続部
150 認証部
ANT アンテナ
BS1 基地局
CNET 携帯網
DS データサーバ
INET インターネット
MS1−MS3 携帯電話
SV サーバ
TB1,TB2 テーブル

Claims (3)

  1. 移動体通信システムの基地局であって、
    該基地局の動作設定を許可された移動機を識別するための認証データを保持し、該認証データを用いて前記基地局の動作設定を許可された前記移動機を認証する認証部と、
    該認証部により認証された移動機から、前記基地局を利用する移動機の情報または移動機の利用者情報を取得する取得部と、
    該取得部により取得した移動機の情報または移動機の利用者情報を格納する記憶部と、
    該記憶部に格納された移動機の情報または移動機の利用者情報に基づいて、移動機の前記基地局への無線接続を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  2. 移動体通信システムの基地局であって、
    該基地局の動作設定を許可された移動機を識別するための認証データを保持し、該認証データを用いて前記基地局の動作設定を許可された前記移動機を認証する認証部と、
    該認証部により認証された移動機の指示に基づいて、該移動機の利用者が前記移動体通信システムの事業者に対して契約している他の移動機の情報または他の移動機の利用者情報を、該事業者のサーバから取得する取得部と、
    該取得部により取得した他の移動機の情報または他の移動機の利用者情報を格納する記憶部と、
    該記憶部に格納された他の移動機の情報または他の移動機の利用者情報に基づいて、移動機の前記基地局への無線接続を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  3. 請求項2に記載の基地局において、
    前記取得部が、移動体通信網を介して前記他の移動機の情報または前記他の移動機の利用者情報を取得する、
    ことを特徴とする基地局。
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