JP2009088946A - 携帯情報通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線LANインターフェースを用いた通信が可能な領域への入退場の際に、利用者自身が手動で第2通信モードと第1通信モードとの切り替えを行うことなく、自動で切り替えを行う携帯情報通信端末を提供すること。
【解決手段】本発明は、無線LANネットワークを用いて通信を行う第1通信モードと携帯電話ネットワークを用いて通信を行う第2通信モードを有する携帯情報通信端末において、無線LANネットワーク内で第1通信モードでの通信を行うために必要な環境設定情報を得て、記憶手段に記録する読み取り部と、第1通信モードの領域に入ったとき、及び第1通信モードの領域から出たときに、切り替え部が環境設定情報に基づいて第2通信モードと第1通信モードとの切り替えを行う切り替え部とを備えることで、利用者自身が意識することなく自動で通信モード切り替えを行う。


【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯情報通信端末に関し、特にマルチバンドの携帯情報通信端末に関する。
昨今の通信事業においては、携帯電話を家庭のコードレス電話の子機や企業の内線電話として利用したり、携帯電話で固定電話の安い通話料金を享受したり、異なるベアラ(通信方式)間での通信をシームレスに切り替え、社内外のどこにいても一台の携帯電話で連絡がつくなどのサービスを享受することができるFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスに対する期待が日増しに高まっている。
このFMCサービスの実現に際しては、移動体通信方式と他通信方式のように少なくとも2つ以上のベアラ(通信方式)をサポートする端末が必須であり、携帯電話事業者、携帯電話機開発メーカーは、ユーザのニーズを満たすマルチバンド携帯電話機の開発に注力している。
これまでに世の中に供給されているマルチバンド携帯電話機は、無線LAN通信を行うためには、無線LANサービス提供側及び無線LAN利用者の双方において所定の設定を事前に施しておく必要がある。即ち、無線LANサービス提供側のサーバもしくはアクセスポイントには、接続を許可するマルチバンド携帯電話機の識別情報を予め登録しておく必要があり、無線LANサービスを享受する側のマルチバンド携帯電話機内部には接続する無線LANエリアで使用する暗号化キー等の無線LAN設定情報を予め設定しておく必要がある。
また、マルチバンド携帯電話機の利用者は、通常は携帯電話通信網内において、携帯電話基地局との間で、携帯電話無線インタフェースを用いた通信で行ない、無線LAN通信可能エリアにいる時、利用者自身が無線LAN通信モードへの切り替え操作を手動で行うことにより、無線LANインタフェースを用いた通信を可能としている。
昨今のIP電話などのように、無線LANインタフェースを用いた通信は、携帯電話無線インタフェースを用いて通信する場合のそれと異なる安価な通信料金設定がされており、利用者にとってのメリットは大きい。従い、その利便性をさらに高めるためには、マルチバンド携帯電話機が無線LAN許可エリアに入った時点で、ユーザが意識することなく携帯電話無線インタフェースから無線LANインタフェースに自動で切替えるといった、いわゆるシームレスハンドオーバーの機能が所望されているが、端末及びネットワークにおける規格の統一化が必要であり、実現に向けては、課題が山積している。
また、現状広く行われている無線LANサービスの提供形態として、ホットスポットサービスが挙げられる。これは、予め無線LAN事業者に登録しているユーザが無線LAN事業者が駅や飲食店等の施設内にあらかじめ用意した所定の無線LANエリアにおいて無線LAN通信を用いた通信を享受できるというものである。しかしながら、ホットスポットサービスにおいては、個々のユーザが無線LAN事業者から提供された登録情報を、利用者があらかじめマルチバンド携帯電話機に設定しておく必要があるが、手順が複雑であり、ビジネスマンをはじめとする限られた人にしか利用されていないというのが実状である。
このような情報の設定を容易に行うための技術として、特許文献1には、端末と無線LANアクセスポイント間の無線LANで用いる暗号鍵の設定情報をRFIDタグに登録しておき、RFIDリーダ機能と無線LANインターフェースを持つ端末と、RFIDリーダ機能を持つ無線LANアクセスポイントを近づけることで、暗号鍵の設定情報をRFIDタグから読み込ませ、両者の間で使用される暗号鍵の設定を容易に行う技術が述べられている。
特開2005−142907
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、無線LAN通信に必要な設定情報が複雑であるという課題に対し、必要な設定情報の端末への設定をRFIDを介して容易に行うことを目的とするものであり、実際に無線LANインターフェースを用いた通信を行うときには、利用者自身が手動でモードを切り替える必要がある。即ち、所定のエリアに入った際に通信モードを自動で切り替えるというものではない。
本発明による携帯情報通信端末は、無線LANネットワークを用いて通信を行う第1通信モードと携帯電話ネットワーク を用いて通信を行う第2通信モードを有する携帯情報通信端末において、無線LANネットワーク内で第1通信モードでの通信を行うために必要な環境設定情報を得て、記憶手段に記録する読み取り部と、第1通信モードの領域に入ったとき、切り替え部が環境設定情報に基づいて第2通信モードから第1通信モードへの切り替えを行う切り替え部と、を備えることを特徴とする。
本発明により、無線LANが設置される施設内において、無線LAN環境設定情報のマルチバンド携帯電話機ならびにアクセスポイントにおける設定登録、削除を動的に行うことを可能とすると共に、無線LAN通信インターフェースと携帯電話無線インターフェース間の自動切換えを提供することを特徴とする。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るマルチバンド携帯電話機におけるRFIDを用いる通信切り替え方式を説明する上で必要なシステム構成を示す図である。施設1には、無線LANアクセス用の設備として、管理サーバ2、管理用端末3、インターネット接続GW12、無線LANアクセスポイント8、入場検出用RFIDタグ5、退場検出用RFIDタグ7を備えている。
管理サーバ2は、無線LAN利用者が無線LAN設備を利用するにあたって必要なWEPキーを管理する。管理用端末3は無線LAN管理者が管理サーバ2へのデータ投入を行う端末である。インターネット接続GW12は、インターネット接続を行うためのゲートウェイである。無線LANアクセスポイント8は、マルチバンド携帯電話機6とは無線LANインターフェース9で接続されている。
図2は、予約時の手順を示すシーケンス図である。ステップ1において、利用者が電話/インターネットで施設1に施設利用予約を申し込むと、管理者がステップ2において、利用者の携帯電話番号や利用期間を管理用端末3で登録操作を行う。このデータはステップ3により管理サーバ2に通知される。次にステップ4において、管理サーバ2は、管理用端末3から通知されたデータを登録する。
図3−1、図3−2は、入場時の手順1を示すシーケンス図である。ステップ1でマルチバンド携帯電話機6は施設1内に設置された入場用RFIDタグ5を検出し、ステップ2において入場検出用RFIDタグ5からWebサーバ14のアクセス用URLと施設IDを読み出す。ステップ3において、マルチバンド携帯電話機6は、このアクセス用URLと施設IDを用いて、Webサーバ14にアクセスし、ステップ4においてWebサーバ14から管理サーバのURLと施設1内の全ての無線LANアクセスポイント8との通信を行うために必要な設定情報を得る。尚、ここでは、Webサーバ14を介して管理サーバ2のURLと設定情報を得ることとしているが、これらの情報を入場用RFIDタグに登録しておき、ステップ2においてマルチバンド携帯電話機6が読み出すこととしても構わない。
次にマルチバンド携帯電話機6はステップ5において管理サーバ2に対して携帯電話番号及びMACアドレスなどのデータの登録を指示する。ここでは、MACアドレスを例としているが、端末を一意に特定できるものであれば、他のデータでもよく、携帯電話番号のみでも構わない。
管理サーバ2は、ステップ6において、端末情報登録応答として、設定が必要なデータをマルチバンド携帯電話機6に通知し、マルチバンド携帯電話機6はステップ7において設定を行う。この手順により、施設1内のローカル無線LANアクセスが可能となる。
ステップ8において利用者がチェックイン手続きなどの施設利用手続きを済ませると、ステップ9において管理用端末3から管理サーバ2に対して携帯電話番号の登録指示が発行される。次に管理サーバ2は、利用者が保持するマルチバンド携帯電話機6が無線LAN通信を行うのに必要なWEPキーをステップ10にて払い出す。次に、その携帯電話番号が施設管理者により予め登録された番号であるか否か、ステップ11において確認を行う。
携帯電話番号が管理サーバ2に登録されていない番号であれば、ステップ12によりマルチバンド携帯電話機6にチェックNGを通知する。ステップ11において携帯電話番号が見つかった場合は、ステップ13により管理サーバ3から無線LANアクセスポイント8に対し、携帯電話番号とWEPキーの登録が指示され、ステップ14において無線LANアクセスポイント8がWEPキーを登録する。
ステップ15において、その結果が管理サーバ2に返却されると共に、ステップ16によりマルチバンド携帯電話機6に認証結果が通知される。ステップ17において、マルチバンド携帯電話機6で端末情報登録応答の結果を参照し、正常応答であればステップ18によりWEPキーをマルチバンド携帯電話機6内に登録する。これらの手順により、外部アクセスを含めたインターネットアクセスが許容される。尚、ステップ17の判定がNGであれば、マルチバンド携帯電話機6は、ローカル無線LANの設定並びに動作を継続する。
図4は、退場時の手順1を示すシーケンス図である。退場検出用RFIDタグ7は退場ゲートに設置されている。ステップ1でマルチバンド携帯電話機6は施設1内に設置された退場用RFIDタグ7を検出し、ステップ2において管理サーバのアクセス用URLを読み出す。次にマルチバンド携帯電話機はステップ3において管理サーバ2に端末情報削除指示を発行する。次に管理サーバ2は、その携帯電話番号が施設管理者により予め登録された番号であるか否か、ステップ4において確認を行う。携帯電話番号が管理サーバ2に存在しなければ、ステップ5によりマルチバンド携帯電話機6にNGを通知する。
ステップ4において携帯電話番号が登録済み番号と一致すれば、ステップ6において管理サーバ2はアクセスポイント8に対してデータの削除を指示する。アクセスポイント8は、この指示を受け、ステップ7においてデータを削除し、その結果をステップ8において管理サーバ2に通知する。管理サーバ2は、この結果をステップ9によりマルチバンド携帯電話機6に通知する。ステップ10において、携帯電話機は管理サーバ2から通知された結果を参照し、正常応答であればステップ11において設定情報を削除し、ステップ12において、通信モードを無線LAN通信モードから携帯電話通信モードに切り替える。
この通信モード切替動作により、携帯電話無線インターフェースを用いた通信が可能となる。尚、ステップ10においてチェック結果が異常であった場合、マルチバンド携帯電話機6はその旨画面に表示し、ローカル無線LAN利用の状態を継続させる。
図5は、入場時の手順2を示すシーケンス図である。ステップ1でマルチバンド携帯電話機6は施設1内に設置された入場用RFIDタグ5を検出し、ステップ2において入場検出用RFIDタグ5からWebサーバ14のアクセス用URLと施設IDを読み出す。ステップ3において、マルチバンド携帯電話機6は、このアクセス用URLと施設IDを用いて、Webサーバ14にアクセスし、ステップ4においてWebサーバ14から管理サーバのURLと施設1内の全ての無線LANアクセスポイント8との通信を行うために必要な設定情報を得る。尚、ここでは、Webサーバ14を介して管理サーバ2のURLと設定情報を得ることとしているが、これらの情報を入場用RFIDタグに登録しておき、ステップ2においてマルチバンド携帯電話機6が読み出すこととしても構わない。
次にマルチバンド携帯電話機6はステップ5において管理サーバ2に対して端末情報
登録指示を発行する。管理サーバ2は、その携帯電話番号が施設管理者により予め登録された番号であるか否か、ステップ6において確認を行う。登録がされていなければ、ステップ7によりマルチバンド携帯電話機6に通知する。もしくは、施設利用申し込みがその場でなされるのであれば、ここで管理用端末3から携帯電話番号を登録し、ステップ8以降の手順に進めることも可能である。ステップ6において携帯電話番号が登録済み番号と一致すれば、利用者が保持するマルチバンド携帯電話機が無線LAN通信を行うのに必要なWEPキーがステップ8で管理サーバ2により払い出される。ステップ9において管理サーバ2はアクセスポイント8に対して利用ユーザの保有するマルチバンド携帯電話機の携帯電話番号、MACアドレス、及びWEPキーなどのデータの登録を指示する。ここでは、MACアドレスを例としているが、端末を一意に特定できるものであれば、他のデータでもよく、携帯電話番号のみでも構わない。
アクセスポイント8は、ステップ9による指示を受け、ステップ10においてデータを登録し、その結果をステップ11において管理サーバ2に通知する。管理サーバ2は、この結果をステップ12によりマルチバンド携帯電話機6に通知する。ステップ13において、マルチバンド携帯電話機6はその結果をチェックし、正常応答であればステップ14において設定情報を自身の記憶領域に登録し、ステップ15において、通信モードを携帯電話通信モードから無線LAN通信モードに切り替える。この通信モード切替動作により、施設1内のローカル無線LANアクセスが可能となる。尚、ステップ13においてチェック結果が異常であった場合、マルチバンド携帯電話機6は施設側において手続きが不完全であった旨の表示を行い、携帯電話網通信モードを継続させる。
図6は、退場時の手順1を示すシーケンス図である。退場検出用RFIDタグ7は退場ゲートに設置されている。ステップ1でマルチバンド携帯電話機6は施設1内に設置された退場用RFIDタグ7を検出し、ステップ2において管理サーバのアクセス用URLを読み出す。次にマルチバンド携帯電話機はステップ3において管理サーバ2に端末情報削除指示を発行する。次に管理サーバ2は、その携帯電話番号が施設管理者により予め登録された番号であるか否か、ステップ4において確認を行う。携帯電話番号が管理サーバ2に存在しなければ、ステップ5によりマルチバンド携帯電話機6にNGを通知する。
ステップ4において携帯電話番号が登録済み番号と一致すれば、ステップ6において管理サーバ2はアクセスポイント8に対してデータの削除を指示する。アクセスポイント8は、この指示を受け、ステップ7においてデータを削除し、その結果をステップ8において管理サーバ2に通知する。管理サーバ2は、この結果をステップ9によりマルチバンド携帯電話機6に通知する。ステップ10において、携帯電話機は管理サーバ2から通知された結果を参照し、正常応答であればステップ11において設定情報を削除し、ステップ12において、通信モードを無線LAN通信モードから携帯電話通信モードに切り替える。
この通信モード切替動作により、携帯電話無線インターフェースを用いた通信が可能となる。尚、ステップ10においてチェック結果が異常であった場合、マルチバンド携帯電話機6はその旨画面に表示し、無線LAN利用の状態を継続させる。
上述の実施例においては、エリア内に入ったことの検出ならびに各種データの読み出しの契機をマルチバンド携帯電話機6が入場用RFID5もしくは退場用RFIDタグ7をかざすこととしているが、RFIDでなくとも、QRコードの読み取り、赤外線通信を用いたデータの読み出しなど、いかなるものと差し替えても構わない。
図7は、携帯電話機のブロック構成図を示すものである。携帯電話機は、送受信回路/スピーカ、携帯電話無線インターフェース回路、インターフェース切替回路、無線LAN暗号化機能、無線LANインターフェース回路、RFIDリーダ機能、CPU、メモリを備える。
第1適用例
本願をホテルの宿泊者向けのサービスに適用する場合には、ホテルの出入り口に無線LANアクセスポイントの設定方式を記憶したRFIDタグが設置されており、第一段階としてホテル内に入場した全ての人々にホテル内ローカルLAN内のWebアクセスなど限られた範囲のサービスを提供することができる。
第二段階として、宿泊や食事などホテルの施設を利用する人々に対しては、チェックイン時あるいはオーダー時等を契機として、インターネットアクセスや各種通信など第一段階より品質の高いサービスを提供することができる。
本適用例の手順は、図3−1、3−2及び図4に示すシーケンスを用いることで、実現可能である。
第2適用例
本願をホテルの宿泊者向けのサービスに適用する場合には、第1実施例における第一段階のサービス提供をやめ、宿泊や食事などホテルの施設を利用する人々に対して提供するは、第二段階のサービスに限定することも可能である。
本適用例の手順は、図5及び図6に示すシーケンスを用いることで、実現可能である。
第3適用例
本願を企業内に適用する場合には、企業施設の入場ゲートに無線LANアクセスポイントの設定方式を記憶したRFIDタグが設置されており、企業の従業員が入場する際に、マルチバンド携帯電話機をRFIDタグにかざすことで、企業施設内の無線LANアクセスポイントの設定情報を読み込むことが可能となる。
企業においては、複数ある部門毎に、無線LANアクセスポイントの設定方式が異なる場合がある。無線LANインタフェースを持つマルチバンド携帯電話機で従来のように無線LANアクセスポイントの設定方式を携帯電話機内部に予め記憶しておく方式では、施設内の全ての部門の無線LANアクセスポイントの設定方式を統一しておく必要が生じる。
無線LANアクセスポイントの設定方式を各部門で統一することは、無線LANアクセスポイントの設定方式を変更する時には、全ての部門で同時に変更する必要が生じることになり、非効率的である。また、セキュリティの面で好ましくない。本願発明の実施例によれば部門毎に異なる無線LANアクセスポイントの設定方式にすることが可能であり、各部門の設備を変更する際に全ての部門を同時に変更しなくてもよく、効率的である。また各部門の設定方式が異なればセキュリティの面で好ましい。
このように同一施設内に設置してあった場合であっても、各無線LANアクセスポイントの管理が個々に独立している場合であっても、本願により共通処理として行うことができる。
また、携帯電話番号毎に設定可能なアクセスポイントに制限を持たすことにより、アクセス制限を行うことができる。
その他の効果
従来の手順においては、無線LANアクセスポイント毎に異なる無線LAN設定をマルチバンド携帯電話機に設定しておく必要がある。しかしながら、このように無線LAN設定情報を予めマルチバンド携帯電話機に記憶しておく方法においては、施設内あるいは拠点間において、無線LANアクセスポイントの無線LAN設定方法を統一しておく必要があり、独立性が保たれないという制約が生じる。これに対し、本願発明は、施設内に無線LAN設定情報を記憶したRFIDタグを設置し、RFIDリーダ機能を持つマルチバンド携帯電話機で無線LAN設定情報を読み込むため、マルチバンド携帯電話機に無線LAN設定情報を予め記憶しておかなくても良い。また、施設内の各無線LANアクセスポイントの無線LAN設定方式を統一しなくても良い。
本願を用いることで、ある無線LANエリアを利用する必要がなくなった場合に、当該無線LAN設定情報を手動で解除する仕組みを設けることも可能である。
また、入場の際に自動で無線LANの設定を行うことについて上記実施例、適用例にて説明したが、退場の際に、無線LANの設定を消去することを自動で行っても良い。これは、マルチバンド携帯電話機がエリア外に出たことを検出し(例えば退場用RFIDにタッチする等)、使用できなくなった無線LAN設定を削除することによって実現することができる。これによって携帯電話機の無線LAN設定の領域がなくなってしまうこと及び、ホテル等の利用後サービスを受けることができなくなっているにもかかわらず、無線LANの設定が残っていることによって当該無線LANに接続できてしまう(ただ乗り)等の問題をも解決することができる。
なお、管理サーバを配置し、施設内の無線LANアクセスポイントを使用した無線LAN通 信を許可する施設利用者であるか否かを判断することにより、所定の設定動作を行った ユーザ全てではなく、施設側が設けた条件を満たすユーザのみに使用を制限させることが可能となる。
本願のシステム構成図 予約時の手順を示すシーケンス 入場時の手順1を示すシーケンス 入場時の手順1を示すシーケンス 退場時の手順1を示すシーケンス 入場時の手順2を示すシーケンス 退場時の手順2を示すシーケンス 携帯電話機のブロック構成図
符号の説明
1.施設 2.管理サーバ 3.管理用端末 4.無線LAN
5.入場用RFIDタグ 6.マルチバンド携帯電話機
7.退場用RFIDタグ 8.無線LANアクセスポイント
9.無線LANインターフェース 10.携帯電話基地局
11.携帯電話無線インターフェース 12.インターネット接続ゲートウェィ
13.外部のネットワーク 14.Webサーバ

Claims (14)

  1. 無線LANネットワークを用いて通信を行う第1通信モードと携帯電話ネットワークを用いて通信を行う第2通信モードを有する携帯情報通信端末において、
    前記無線LANネットワーク内で前記第1通信モードでの通信を行うために必要な環境
    設定情報を得て、記憶手段に記録する読み取り部と、
    前記第1通信モードの領域に入ったとき、前記環境設定情報に基づいて前記第2通信モードから前記第1通信モードへの切り替えを行う切り替え部と、を備える
    ことを特徴とする携帯情報通信端末。
  2. 前記切り替え部は、前記第1通信モードの領域から出たとき、前記第1通信モードから前記第2通信モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報通信端末。
  3. 前記読み取り部は、前記第1通信モードの領域から出たとき、前記環境設定情報を前記記憶手段から削除する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯情報通信端末。
  4. 前記読み取り部は、前記第1通信モードの領域に入ったことを第1のタグを介して検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報通信端末。
  5. 前記読み取り部は、前記第1通信モードの領域から出たことを第2のタグを介して検出する
    ことを特徴とする請求項2及び請求項3に記載の携帯情報通信端末。
  6. 前記第2通信モードから前記第1通信モードへの切替は、前記携帯情報通信端末が前記
    無線LANネットワーク内における使用を許可されていたときに行われること
    を特徴とする請求項1に記載の携帯情報通信端末。
  7. 前記第1のタグあるいは前記第2のタグから前記環境設定情報を得る際に無線通信方式を用いる
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項6に記載の携帯情報通信端末。
  8. 前記第1のタグあるいは前記第2のタグから前記環境設定情報を得る際に二次元バーコードを用いる
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項6に記載の携帯情報通信端末。
  9. 無線LANネットワークを用いて通信を行う第1通信モードと携帯電話ネットワークを用いて通信を行う第2通信モードでの通信を提供する通信システムであって、
    携帯情報通信端末が前記無線LANネットワーク内で前記第1通信モードでの通信を行
    うために必要となる環境設定情報をアクセスポイント及び前記携帯情報通信端末が第1の
    タグから得て登録し、
    前記携帯情報通信端末が、前記第2通信モードから前記第1通信モードに切り替える
    ことを特徴とする情報通信システム。
  10. 管理サーバが、前記携帯情報通信端末が予め使用を許可されている端末であると判定し
    た場合に、前記環境設定情報を前記アクセスポイント及び前記携帯情報通信端末に設定す

    ことを特徴とする請求項9に記載の情報通信システム。
  11. 前記携帯情報通信端末は前記無線LANネットワークから出たことを第2のタグから得たとき、
    前記通信方式を前記第1通信モードからに前記第2通信モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項9および請求項10に記載の情報通信システム。
  12. 前記携帯情報通信端末は前記無線LANネットワークから出たことを第2のタグから得たとき、
    前記管理サーバが、前記環境設定情報を前記アクセスポイント及び前記携帯情報通信端末に設定から削除する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報通信システム。
  13. 前記携帯情報通信端末及び前記アクセスポイントが無線通信方式を用いて前記第1のタグあるいは前記第2のタグから前記環境設定情報を得る
    ことを特徴とする請求項9乃至12に記載の情報通信システム。
  14. 前記携帯情報通信端末及び前記アクセスポイントが二次元コードを用いて前記第1のタグもしくは前記第2のタグに登録された前記環境設定情報を得る
    ことを特徴とする請求項9乃至12に記載の情報通信システム。
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