JP2013206020A - 業務フロー生成支援システム及び業務フロー生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】課題の構造を関係付けて表示する。
【解決手段】前記業務フロー要素を時系列順に表示する第1の表示モードと、前記付加要素の関連性を表示する第2の表示モードとに切り替えて前記業務フローを表示し、前記プロセッサは、前記第1の表示モードで前記業務フローを表示する場合、前記業務フロー要素を、時系列順に配置し、業務フロー関係線によって関連付け、かつ、前記業務フロー要素と前記付加要素とを、前記時系列方向と異なる方向に延伸する付加情報関係線によって関連付けて、表示するための表示データを生成し、前記第2の表示モードで前記業務フローを表示する場合、関連する付加要素同士が近接して表示されるように、前記業務フロー要素を並び替えて表示するための表示データを生成する。
【選択図】図27

Description

本発明は、業務フローの生成を支援するシステムに関する。
企業活動は、ますますグローバル化が進展し、情報システムが担う役割も大きくなっている。近年では、ビジネスアナリシス、ステークホルダマネジメントなど、上流工程推進に関する取り組みへの意識が高まっている。このため、システム開発の上流工程においてステークホルダとの合意形成を促進し、システム利用者の経験価値(エクスペリエンス)を高める要求開発手法として、業務フローチャートを用いて業務を解析する方法が提案されている。
また、業務フローチャートを作成する方法として、表示装置にフローチャートを描く際、機能パーツライブラリを使用し、この機能パーツは、フローチャート中に使用されて一定の処理を完結する手順を表現する図形パーツ群により構成され、機能パーツ群を、許された場所に許された順で挿入し、フローチャートを組み立てる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−296357号公報
前述した、業務フローチャートを作成する方法では、予め定められたフローのテンプレートを用いて効率的にフローチャートを作成することができるが、案件によって異なる業務フローの付加情報を見やすく配置することは難しいという問題点がある。
また、業務フローチャートを解析することによって、対象業務の現状を把握するだけでなく、そこに潜む本質的な課題を抽出することもできる。しかし、業務フローチャートでは、時間軸に沿って要素が配置されているため、課題の関係(構造)を見出すことが困難である。よって、業務フローチャートから本質的な課題を抽出する作業は検討者のセンスに依存し、誰もが課題を適切に抽出できるわけではない。
このため、課題の構造を関係付けて表示し、業務における課題を分析するためのツールが求められている。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、業務フロー作成支援システムであって、プログラムを実行するプロセッサと、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリとを有し、前記プロセッサが所定のプログラムを実行することによって、業務を表す業務フロー要素に関連付けられる付加要素とを含む業務フローを作成するための情報を提供し、前記業務フロー要素を時系列順に表示する第1の表示モードと、前記付加要素の関連性を表示する第2の表示モードとに切り替えて前記業務フローを表示し、前記プロセッサは、前記第1の表示モードで前記業務フローを表示する場合、前記業務フロー要素を、時系列順に配置し、業務フロー関係線によって関連付け、かつ、前記業務フロー要素と前記付加要素とを、前記時系列方向と異なる方向に延伸する付加情報関係線によって関連付けて、表示するための表示データを生成し、前記第2の表示モードで前記業務フローを表示する場合、関連する付加要素同士が近接して表示されるように、前記業務フロー要素を並び替えて表示するための表示データを生成することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、時間軸を除いて課題の構造を関係付けて表示することによって、課題の構造が整理しやすくなる。
本発明の実施形態の業務フロー生成支援システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の付加要素を追加する第1の方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素を追加する第1の方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素を追加する第2の方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素を追加する第2の方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素を追加する第3の方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素を追加する第3の方法の説明図である。 本発明の実施形態の業務フロー要素データベース2000の構成例の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素データベース2100の構成例の説明図である。 本発明の実施形態の表示オブジェクトデータベース2200の構成例の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素を付加する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の付加情報関係線1030の移動の説明図である。 本発明の実施形態の付加情報関係線1030の移動の説明図である。 本発明の実施形態の付加情報関係線1030の移動の別な方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加情報関係線1030の移動の別な方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素1040の順序を変更の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素1040の順序を変更の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素1040の順序を変更の別な方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素1040の順序を変更の別な方法の説明図である。 本発明の実施形態の付加要素1040の順序を変更する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態において業務フローを表示する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態において業務フローを表示する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態において業務フローを表示する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態において業務フローを表示する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態において、時系列ビューから課題構造ビューに表示を切り替える処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の課題構造ビューの表示例の説明図である。 本発明の実施形態の課題構造ビューの表示例の説明図である。 本発明の実施形態の課題構造ビューの表示例の説明図である。 本発明の実施形態の課題構造ビューの表示例の説明図である。 本発明の実施形態の課題構造ビューの表示例の説明図である。 本発明の実施形態の課題構造ビューの表示例の説明図である。 本発明の実施形態の課題構造ビューを表示する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の課題構造ビューから時系列ビューに表示を切り替える処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の評価値Fを計算する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の課題を評価する処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の解決策/課題の一覧表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態の業務フローの別な表示例の説明図である。 本発明の実施形態の業務フローの別な表示例の説明図である。 本発明の実施形態の業務フローの別な表示例の説明図である。 本発明の実施形態の業務フローの別な表示例の説明図である。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態の業務フロー生成支援システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態の業務フロー生成支援システムは、処理装置101、入力装置102、出力装置103、記憶装置104及び通信インターフェース105を有する計算機である。
処理装置101は、プログラムを実行するプロセッサ(CPU)、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを有する。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、記憶装置104に格納されたプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。
入力装置102は、キーボード及びマウスなどであり、ユーザからの入力を受けるインターフェースである。出力装置103は、ディスプレイ装置及びプリンタなどであり、ユーザが視認可能な形式で演算結果を出力する。
記憶装置104は、例えば、磁気記憶装置、フラッシュメモリ等の大容量かつ不揮発性の記憶装置であり、処理装置101のプロセッサが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを格納する。すなわち、プログラムは、記憶装置104から読み出されて、RAMにロードされて、プロセッサによって実行される。
通信インターフェース105は、所定のプロトコルに従って、他の装置との通信を制御するネットワークインターフェース装置である。
なお、処理装置101のプロセッサによって実行されるプログラムは、不揮発性の記憶媒体又はネットワークを介して、業務フロー生成支援システムに提供される。このため、業務フロー生成支援システムを構成する計算機は、記憶媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)からデータを読むためのインターフェースを有するとよい。
本実施形態のシステムは、物理的に一つの計算機上に構築されても、物理的には一つ又は複数の計算機上に構成された論理区画上に構築されてもよい。
<付加要素の追加>
図2から図7は、本発明の実施形態の付加要素の追加を説明する図である。
まず、図2、図3を用いて、付加要素を追加する第1の方法について説明する。
本実施形態の業務フロー生成支援システムが作成する業務フローは、業務フロー関係線1020によって結合された業務フロー要素1010によって構成される。
また、業務フローは、付加要素1040を含む。付加要素1040は、業務フロー要素1010に付随する付加情報関係線1030によって、業務フロー要素1010と関連付けられる。なお、付加情報関係線1030は、付加要素1040を業務フロー要素1010に近づけると、付加要素1040が近づいた業務フロー要素1010を貫く串のように現れる。そして、図3に示すように、付加要素1040が業務フロー要素1010の下まで移動すると、付加情報関係線1030が付加要素1040を貫くように付加要素1040の下まで延長され、付加要素1040と業務フロー要素1010とを関連付ける。この際、業務フロー要素データベース2000(図8参照)の付加要素欄2005に、付加要素IDを登録する。
次に、図4、図5を用いて、付加要素を追加する第2の方法について説明する。第2の方法では、付加要素1040を追加する際に付加要素追加ボタン1050を用いる。
第2の方法では、カーソルを業務フロー要素1010に近づけると、カーソルが近づいた業務フロー要素1010を貫く串のように付加情報関係線1030が現れ、さらに、カーソルが付加情報関係線1030に近づくと、付加情報関係線1030の先端(カーソルに近い端部)に付加要素追加ボタン1050が現れる。
そして、図5に示すように、付加要素追加ボタン1050を付加要素1040までドラッグし、付加要素追加ボタン1050と付加要素1040とが接すると、付加要素1040を貫くように付加要素1040の下まで付加情報関係線1030を延伸し、付加要素1040と業務フロー要素1010とを関連付ける。この際、業務フロー要素データベース2000(図8参照)の付加要素欄2005に、付加要素IDを登録する。
次に、図6、図7を用いて、付加要素を追加する第3の方法について説明する。第2の方法では、付加要素1040を追加する際に付加要素追加メニュー1060を用いる。
第3の方法では、前述した第2の方法と同様に、カーソルを業務フロー要素1010に近づけると、カーソルが近づいた業務フロー要素1010を貫く串のように付加情報関係線1030が現れ、さらに、カーソルが付加情報関係線1030に近づくと、付加情報関係線1030の先端(カーソルに近い端部)に付加要素追加ボタン1050が現れる。
その後、付加要素追加ボタン1050をクリックすると、付加要素のメニュー1060が表示される。メニュー1060では、ユーザの気持ち、課題、経験価値などの付加要素の属性を選択し、選択した内容は付加要素データベース2100の種別2102(図9参照)に登録される。そして、メニュー1060から一つを選択すると、選択した付加要素が付加情報関係線1030に追加され、付加要素1040と業務フロー要素1010とを関連付ける。この際、業務フロー要素データベース2000(図8参照)の付加要素欄2005に、付加要素IDを登録する。
なお、付加要素1040が画面上に表示された状態で、表示された付加要素1040の内容を記入することができる。なお、メニュー1060に表示される付加要素の順番は、実際に追加された付加要素1040の順にソートされて表示するとよい。
図8は、本発明の実施形態の業務フロー要素データベース2000の構成例を説明する図である。業務フロー要素データベース2000は、業務フローに含まれる業務フロー要素1010を表すデータベースで、記憶装置104に格納される。
業務フロー要素データベース2000は、業務フロー要素ID2001、前ステップ2002、次ステップ2003、ステークホルダ2004及び付加要素2005の情報を含む。
業務フロー要素ID2001は、業務フロー要素1010を一意に識別するための識別情報である。前ステップ2002及び次ステップ2003は、それぞれ、この業務フロー要素の前及び後のステップの業務フロー要素の識別情報である。ステークホルダ2004は、この業務フロー要素1010に関係する者(例えば、この処理を実行する者)である。付加要素2005は、この業務フロー要素1010に関係付けられる付加要素1040のIDである。
図9は、本発明の実施形態の付加要素データベース2100の構成例を説明する図である。付加要素データベース2100は、業務フローに含まれる付加要素1040を表すデータベースで、記憶装置104に格納される。
付加要素データベース2100は、付加要素ID2101、種別2102、リンク2103及び重み付け2104の情報を含む。
付加要素ID2101は、付加要素1040を一意に識別するための識別情報である。なお、付加要素ID2101は、業務フロー要素ID2001と重複しない識別情報が付与されれば、別体系でも、同体系でもよい。
種別2102は、付加要素1040の種類を表し、例えば、ユーザの気持ち、課題、経験価値、課題などの付加要素に付与される属性である。リンク2103は、この付加情報1040が関連付けられている業務フロー要素1010の識別情報である。重み付け2104は、この付加要素1040の評価値であり、後述する評価値計算処理(図34、図35)によって計算された値である。
図10は、本発明の実施形態の表示オブジェクトデータベース2200の構成例を説明する図である。表示オブジェクトデータベース2100は、業務フローに含まれる要素(業務フロー要素1010、付加要素1040)の画面上の表示位置を表すデータベースで、処理装置101のRAMに格納される。
表示オブジェクトデータベース2200は、オブジェクト種別2201、ID2202、テキスト2203、時系列基準座標X2204、時系列基準座標Y2205、課題構造基準座標X2206、課題構造基準座標Y2207、大きさ2208及び色2209の情報を含む。
オブジェクト種別2201は、画面上に表示される業務フローに含まれる要素の種別であり、業務フロー要素か付加要素かを表す。ID2202は、この要素を一意に識別するための識別情報であり、業務フロー要素ID2001及び付加要素ID2101と同じ識別情報を使用する。テキスト2203は、この要素内に表示される文字である。
時系列基準座標X2204及び時系列基準座標Y2205は、時系列ビュー(図26)において、この要素が表示される位置(画面上のX座標、Y座標)である。課題構造基準座標X2206及び課題構造基準座標Y2207は、課題構造ビュー(図27)において、この要素が表示される位置(画面上のX座標、Y座標)である。大きさ2208は、この要素が表示される画面上の大きさ(例えば、ドット数)である。色2209は、この要素が画面上に表示される色である。
なお、業務フロー関係線1020及び付加情報関係線1030は、表示オブジェクトデータベース2200に登録されないが、業務フロー要素データベース2000のリンク情報(前ステップ2002及び後ステップ2003)及び、付加要素データベース2100のリンク2103から生成される。例えば、業務フロー要素座標と、当該業務フロー要素の前ステップ2002の要素の座標のデータから、二つの業務フロー要素を繋ぐように関係線が描かれる。従って、関係線で結ばれる要素の座標が変化した時に、要素の座標の変化量によって、関係線が変化(移動、延伸)する。
業務フロー要素データベース2000、付加要素データベース2100、表示オブジェクトデータベース2200は、業務フローの作成時に作成され、業務フローに含まれる業務フロー要素及び付加要素が変更(追加、削除)された場合や、業務フロー要素及び付加要素の関連付けが変更された場合に更新される。また、表示オブジェクトデータベース2200は、業務フロー要素及び付加要素の関連付けが変更されない場合でも、関係線が移動したときや、フローチャートの表示が変更され、ある要素の移動に伴って他の要素が移動したときに更新される。
<付加要素の付加>
図11は、本発明の実施形態の付加要素を付加する処理のフローチャートである。この付加要素付加処理は、業務フロー生成支援システムの処理装置(プロセッサ)101によって実行される。
まず、関係線及び要素の状態を監視し(S101)、付加情報関係線1030に付加要素1040がドラッグされたかを判定する(S102)。
その結果、付加要素1040が付加情報関係線1030に接する位置まで移動すると、ドラッグされた付加要素1040の付加要素ID2101を業務フロー要素データベース2000の付加要素欄2005に追加し、付加要素1040を付加情報関係線1030(業務フロー要素1010)に追加する(S103)。
<関係線の移動>
図12、図13は、本発明の実施形態の付加情報関係線1030の移動を説明する図である。
まず、図12に示すように、付加情報関係線1030に付いている付加要素1040をドラッグすると、その付加要素1040が付加情報関係線1030から分離する。
図13に示すように、業務フロー要素1010(又は、付加情報関係線1030)をドラッグすると、業務フロー要素1010と共に付加情報関係線1030に付いている全ての要素が一緒に動く。
図14、図15は、本発明の実施形態の付加情報関係線1030の移動の別な方法を説明する図である。図14、図15に示す方法では、付加要素1040を付加情報関係線1030から分離することなく、業務フロー要素1010(すなわち、付加情報関係線1030)を移動する。
まず、図14に示すように、カーソルを付加情報関係線1030に交わるようにドラッグし、弧を描いてそのまま横(図では右)方向にドラッグをする(1070)。
すると、図15に示すように、カーソルの軌跡が交わる点1071から右方向に業務フロー関係線1021が延伸する。また、カーソルよりも右にある全ての要素(業務フロー要素1012、業務フロー関係線1022、付加情報関係線1030)が全て右方向に移動する。また、移動操作がされた業務フローだけではなく、その上下にある他の業務フローのうち、延伸する業務フロー関係線1021と上下方向において重なる位置にある全ての要素及び業務フロー関係線(例えば、業務フロー要素1013)を延伸し、軌跡交点1071の右側にある全ての要素が右側に移動する。
<付加要素の順序変更>
図16、図17は、本発明の実施形態の付加要素1040の順序の変更を説明する図である。
まず、図16に示すように、付加要素1040が付いている付加情報関係線1030に他の付加要素1041をドラッグする(又は、付加要素追加メニュー1060(図7)から新しい要素を選択する)。この操作によって、新しい付加要素1041が付加情報関係線1030に追加される。その際、図17に示すように、付加情報関係線1030上の付加要素1040、1041は予め定められた順番(例えば、付加要素の種類)によってソートされる。なお、新しい付加要素をドラッグした位置に新しい付加要素を追加してもよい。
図18、図19は、本発明の実施形態の付加要素1040の順序を変更の別な方法を説明する図である。
まず、図18に示すように、付加要素1040が付いている付加情報関係線1030に他の付加要素1041をドラッグする(又は、付加要素追加メニュー1060(図7)から新しい要素を選択する)。この操作によって、新しい付加情報関係線1031が既存の付加情報関係線1031(図では、業務フロー要素1010)から分岐するように延伸し、付加情報関係線1031に新しい付加要素1041が追加される。その際に、新しい付加情報関係線1031が追加される領域を作るために、左右にある全ての要素を移動する。
なお、図20のステップS118に示すように、既に、同種の付加要素1040が付加情報関係線1030に付いている場合は図18、図19に示す動作をし、同種の付加要素1040が付加情報関係線1030に付いていいない場合は図16、図17に示す動作をする。
図20は、本発明の実施形態の付加要素1040の順序を変更する処理のフローチャートである。この付加要素順序変更処理は、業務フロー生成支援システムの処理装置(プロセッサ)101によって実行される。
まず、関係線及び要素の状態を監視し(S111)、付加情報関係線1030に付加要素1040がドラッグされたかを判定する(S112)。
その結果、付加要素1040が付加情報関係線1030に接する位置まで移動すると、付加要素1040を付加情報関係線1030に追加する(S113)。
その後、追加する付加要素1040と同じ種類の付加要素が、既に付加情報関係線1030に付いているかを判定する(S114)。その結果、追加する付加要素1040と同種の付加要素が付加情報関係線1030に付いていなければ、表示オブジェクトデータベース2200を参照して、追加した付加要素1040が表示される座標を比較し、追加した付加要素1040が予め定められた順に並んでいるかを判定する(S115)。その結果、付加要素1040が予め定められた順に並んでいなければ、追加した付加要素1040が予め定められた順に並ぶように、各付加要素1040の表示位置を変更する(S116)。
その後、ドラッグされた付加要素1040の付加要素ID2101を業務フロー要素データベース2000の付加要素欄2005に記載された順序で追加する(S117)。
一方、ステップS114で、追加する付加要素1040と同種の付加要素が、既に付加情報関係線1030に付いていると判定されれば、付加情報関係線1030を分岐し、新しい付加情報関係線を生成し、新しい付加情報関係線に付加要素1040を付ける(S118)。この場合、業務フロー要素データベース2000の付加要素欄2005に、新たな系列で付加要素IDを追加したり、又は、既に登録されている業務フロー要素IDと同じIDを持つエントリを業務フロー要素データベース2000に追加してもよい。
<業務フロー表示処理>
図21から図24は、本発明の実施形態において業務フローを表示する処理のフローチャートである。この要素表示処理は、業務フロー生成支援システムの処理装置(プロセッサ)101によって実行される。
まず、ユーザによるフローチャートの表示形態(時系列ビューか、課題構造ビューか)の選択を受け付ける(S121)。ユーザによる選択が時系列ビューであれば、時系列ビュー表示処理(ステップS122)に進む。一方、ユーザによる選択が課題構造ビューであれば、課題構造ビュー表示処理(図23のステップS134)に進む。
時系列ビュー表示処理では、まず、パラメータNを初期値「1」に設定する(S122)。
その後、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素が業務フロー要素DB2000中に存在するかを判定する(S123)。その結果、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素が業務フロー要素DB2000中に存在しなければ、パラメータNに1を加算し(S127)、ステップS122に戻り、処理を繰り返す。
一方、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素が業務フロー要素DB2000中に存在すれば、表示オブジェクトデータベース2200を参照し、オブジェクト種別が「業務フロー要素」であり、かつ、IDがNの要素のテキスト2303、時系列基準座標2304、2305、大きさ2308及び色2309を取得する(S124)。
そして、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素を、取得した内容(テキスト、座標、大きさ、色)で表示するように、ビデオRAMにデータを書き込む(S125)。
その後、パラメータNが業務フロー要素IDの最大値以上であるかを判定し(S126)、パラメータNが業務フロー要素IDの最大値より少なければ、パラメータNに1を加算し(S127)、ステップS122に戻り、次の業務フロー要素について処理を繰り返す。一方、パラメータIが業務フロー要素IDの最大値以上であれば、付加要素の表示処理(ステップS128〜S133)に進む。
付加要素表示処理(図22)では、まず、パラメータNを初期値「1」に設定する(S128)。
その後、付加要素IDがNの付加要素が付加要素DB2100中に存在するかを判定する(S129)。その結果、付加要素IDがNの付加要素が付加要素DB2100中に存在しなければ、パラメータNに1を加算し(S133)、ステップS129に戻り、処理を繰り返す。
一方、付加要素IDがNの付加要素が付加要素DB2100中に存在すれば、表示オブジェクトデータベース2200を参照し、オブジェクト種別が「付加要素」であり、かつ、IDがNの要素のテキスト2303、時系列基準座標2304、2305、大きさ2308及び色2309を取得する(S130)。
そして、付加要素IDがNの付加要素を、取得した内容(テキスト、座標、大きさ、色)で表示するように、ビデオRAMにデータを書き込む(S131)。
その後、パラメータNが付加要素IDの最大値以上であるかを判定し(S132)、パラメータNが付加要素IDの最大値より少なければ、パラメータNに1を加算し(S133)、ステップS129に戻り、次の付加要素について処理を繰り返す。一方、パラメータNが付加要素IDの最大値以上であれば、時系列ビュー表示処理を終了する。
課題構造表示処理(図23)では、まず、パラメータNを初期値「1」に設定する(S134)。
その後、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素が業務フロー要素DB2000中に存在するかを判定する(S135)。その結果、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素が業務フロー要素DB2000中に存在しなければ、パラメータNに1を加算し(S139)、ステップS135に戻り、処理を繰り返す。
一方、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素が業務フロー要素DB2000中に存在すれば、表示オブジェクトデータベース2200を参照し、オブジェクト種別が「業務フロー要素」であり、かつ、IDがNの要素のテキスト2303、課題構造ビュー基準座標2306、2307、大きさ2308及び色2309を取得する(S136)。
そして、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素を、取得した内容(テキスト、座標、大きさ、色)で表示するように、ビデオRAMにデータを書き込む(S137)。
その後、パラメータNが業務フロー要素IDの最大値以上であるかを判定し(S138)、パラメータNが業務フロー要素IDの最大値より少なければ、パラメータIに1を加算し(S127)、ステップS122に戻り、次の業務フロー要素について処理を繰り返す。一方、パラメータNが業務フロー要素IDの最大値以上であれば、付加要素表示処理(ステップS140〜S145)に進む。
付加要素表示処理(図24)では、まず、パラメータNを初期値「1」に設定する(S140)。
その後、付加要素IDがNの付加要素が付加要素DB2100中に存在するかを判定する(S141)。その結果、付加要素IDがNの付加要素が付加要素DB2100中に存在しなければ、パラメータNに1を加算し(S142)、ステップS129に戻り、処理を繰り返す。
一方、付加要素IDがNの付加要素が付加要素DB2100中に存在すれば、表示オブジェクトデータベース2200を参照し、オブジェクト種別が「付加要素」であり、かつ、IDがNである要素のテキスト2303、時系列基準座標2304、2305、大きさ2308及び色2309を取得する(S142)。
そして、付加要素IDがNの付加要素を、取得した内容(テキスト、座標、大きさ、色)で表示するように、ビデオRAMにデータを書き込む(S143)。
その後、パラメータNが付加要素IDの最大値以上であるかを判定し(S144)、パラメータNが付加要素IDの最大値より少なければ、パラメータJに1を加算し(S145)、ステップS141に戻り、次の付加要素について処理を繰り返す。一方、パラメータNが付加要素IDの最大値以上であれば、課題構造ビュー表示処理を終了する。
以上に説明したように、本発明の実施形態では、複数種類の付加情報を含む業務フローチャートにおいて、横(時間軸)方向に展開された業務フローの付加要素に、ユーザの気持ち、経験価値、課題などの属性を付与し、業務フロー要素同士の時間方向における関係、及び、業務フロー要素と付加要素との関係を、それぞれ、業務フロー関係線1020及び付加情報関係線1030を用いて同一平面上に配置する。このため、様々なレイアウト配置を確認するといった試行錯誤的な作業が不要となり、業務フローチャートを作成するための時間を短縮でき、複数種類の付加情報を含む業務フローチャートのレイアウト作業を効率化することができる。さらに、このようなレイアウトで業務フローチャートを提示することによって、顧客に感動を与え、「納得」から「実践」へ顧客の心を動かす効果がある。
<課題構造ビュー表示処理>
図25は、本発明の実施形態において、時系列ビューから課題構造ビューに表示を切り替える処理のフローチャートである。この表示切替処理は、業務フロー生成支援システムの処理装置(プロセッサ)101によって実行される。
まず、業務フロー要素同士をつなぐ関係線及びステークホルダの欄、罫線の表示データをビデオRAMから削除する(S151)。
その後、パラメータNを初期値「1」に設定する(S152)。
次に、業務フロー要素データベース2000を参照し、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素の付加要素を特定し、付加要素データベース2200を参照し、特定された付加要素の種別が課題であるかを判定する(S153)。
その結果、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素に課題の付加要素が付いていなければ、ID=Nの業務フロー要素、及び、当該業務フロー要素に付随する付加要素を画面から削除し(S159)、ステップS157に進む。要素を画面から削除する場合、表示オブジェクトデータベース2200の課題構造基準座標X2206及び課題構造基準Y2207の値をN/Aにする。
一方、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素に課題の付加要素が付いていれば、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素をステークホルダごとに定められたY座標に移動する(S154)。
その後、表示オブジェクトデータベース2200を参照し、ID=Nの業務フロー要素が他の要素と重なるかを判定する(S155)。その結果、ID=Nの業務フロー要素が他の要素と重ならない場合、ステップS157に進む。一方、ID=Nの業務フロー要素が他の要素と重なる場合、ID=Nの業務フロー要素及び当該業務フロー要素より右側の全ての要素を業務フロー要素1個分X方向にずらして、ID=Nの業務フロー要素が他の要素と重ならないように表示する(S156)。
その後、パラメータNが要素IDの最大値以上であるかを判定し(S157)、パラメータNが要素IDの最大値より少なければ、パラメータNに1を加算し(S158)、ステップS153に戻り、次の要素について処理を繰り返す。一方、パラメータNが付加要素IDの最大値以上であれば、表示切替処理を終了する。
図26から図31は、本発明の実施形態の課題構造ビューの表示例を説明する図である。
時系列ビューでは、図26に示すように、縦軸にステークホルダを、横軸に時間を設定して、業務フロー用を及び付加要素を表示する。
課題構造ビューでは、図27に示すように、「課題」の付加要素を持つ業務フロー要素のみを表示し、「課題」の付加要素を持たない業務フロー要素は非表示となる。また、業務フロー関係線が業務フロー要素から取り除かれており、全ての要素が縦方向に重ならない位置に配置される。
次に、ある付加情報関係線の課題要素にその原因となる課題を追加する場合について説明する。
まず、図2から図7を用いて前述したいずれかの方法によって、種別が課題である付加要素1043を業務フロー要素Aの付加情報関係線1031に付ける。
その後、業務フロー要素Aの付加情報関係線1031に付いている付加情報1043を、業務フロー要素Eに関連付ける。この場合、業務フロー要素Eの付加情報関係線1032の下端にカーソルを重ねることによって、付加情報関係線1032の先端(カーソルに近い端部)に付加要素追加ボタン1050が現れる。そして、付加要素追加ボタン1050をドラッグする。付加要素追加ボタン1050が付加要素1043まで移動した状態を、図28に示す。この際、業務フロー要素データベース2000の業務フロー要素Eの付加要素欄2005に、付加要素ID1043の付加要素IDを登録する。
このように、付加要素追加ボタン1050を他の付加要素まで移動することによって、付加要素を他の業務フロー要素にも関連付けることができる。
図29に示すように、付加要素1043を業務フロー要素Eに関連付けた状態では、同じ付加要素1043に関連付けた付加情報関係線1031、1032(業務フロー要素A、E)が隣に位置するように、業務フロー要素の配置順序を変更する。この場合、付加情報関係線1031、1032を曲げて、業務フロー要素Aの付加情報関係線1031と、業務フロー要素Eの付加情報関係線1032との両方が、付加要素1043に付くように表示する。
なお、業務フロー要素をドラッグして別の業務フロー要素と重ねることによって、当該二つの業務フロー要素にまたがる付加要素を生成してもよい。
他の要素に対しても同様の操作を行うことによって、図30に示すように、課題をより上位の課題に結び付けることができる。そして、最終的には経営課題にまで結びつけることができる。関連付けられている下位の付加要素が近接しない場合でも、付加要素を関連付けるように付加情報関係線を曲げて表示する。
また、付加要素1043と業務フロー要素A、Eとの関係を業務フロー要素データベース2000に登録するので、図31に示すように、課題構造ビューを時系列ビューに戻した場合も課題の付加要素と業務フロー要素との関係を維持することができる。
図32は、本発明の実施形態の課題構造ビューを表示する処理のフローチャートである。
まず、関係線及び要素の状態を監視し(S161)、種別が課題である付加要素1043と付加要素追加ボタン1050とが重なったかを判定する(S162)。
その結果、付加要素追加ボタン1050が付加要素1043に接する位置まで移動したと判定されると、その付加要素1043に付けられている関係線が操作された関係線(付加要素追加ボタン1050に繋がっている付加情報関係線)のどちら側にあるかを判定する(S163)。
その付加要素1043に付けられている関係線が操作された関係線の左側にある場合、その付加要素1043が付けられている関係線の右隣に操作された関係線を移動するように、ビデオRAMにデータを書き込む(S164)。一方、その付加要素1043に付けられている関係線が操作された関係線の右側にある場合、その付加要素1043が付けられている関係線の左隣に操作された関係線を移動するように、ビデオRAMにデータを書き込む(S165)。
その後、移動した関係線の右側の全ての要素が右に移動するように、ビデオRAMにデータを書き込む(S166)。
図33は、本発明の実施形態の課題構造ビューから時系列ビューに表示を切り替える処理のフローチャートである。
まず、パラメータNを初期値「1」に設定する(S171)。
その後、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素に上位の付加要素(種別が課題であるもの)が付いているかを判定する。具体的には、業務フロー要素データベース2000を参照し、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素の付加要素を特定し、付加要素データベース2200を参照し、特定された付加要素の種別に課題があるかを判定する(S172)。その結果、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素に上位の付加要素(課題)が付いていなければ、ステップS178に進む。
一方、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素に上位の付加要素(課題)が付いていれば、その上位の付加要素(課題)が他の要素と接続されているかを判定する(S173)。その結果、その上位の付加要素(課題)が他の要素と接続されていなければ、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素と同じX座標に当該上位課題要素を表示し(S174)、ステップS178に進む。
一方、その上位の付加要素(課題)が他の要素と接続されていれば、接続されている要素のステークホルダは、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素のステークホルダと同じであるかを判定する(S175)。その結果、ステークホルダが同じであれば、接続されているすべての要素の付加情報関係線と上位課題要素を線でつなぎ、接続されている全ての課題要素の中心位置がX座標となるように当該上位課題要素を表示する(S176)。
一方、ステークホルダが異なれば、ステークホルダの間にスペースを作り、その中にX座標が接続されているすべての課題要素の中心位置となるように当該上位課題要素を表示する(S177)。
その後、ステップS178では、パラメータNが業務フロー要素IDの最大値以上であるかを判定し(S178)、パラメータNが要素IDの最大値より少なければ、パラメータNに1を加算し(S179)、ステップS172に戻り、次の業務フロー要素について処理を繰り返す。一方、パラメータNが付加要素IDの最大値以上であれば、表示切替処理を終了する。
<課題の評価>
次に、本発明の実施形態のフローチャート生成処理システムによる評価値の計算について説明する。
まず、課題とは、業務フロー要素(具体的なアクション)に関連して定義された問題点であり、具体的な問題に関連付けられている。また、課題は、複数の課題を子ノードとして持っていてもよい。
図34は、本発明の実施形態の評価値Fを計算する処理のフローチャートである。
まず、評価値Fを初期値「0」に設定する(S181)。
その後、業務フロー要素が、種別が課題である付加要素も持っているかを判定する。具体的には、業務フロー要素データベース2000を参照し、業務フロー要素IDがNの業務フロー要素の付加要素を特定し、付加要素データベース2200を参照し、特定された付加要素の種別に課題があるかを判定する(S182)。その結果、業務フロー要素が、種別が課題である付加要素も持っていなければ、ステップS185に進む。
一方、業務フロー要素が、種別が課題である付加要素も持っていれば、課題評価処理(図35)を呼び出して、F_eを計算し(S183)、計算されたF_eをFに加算する(S184)。
その後、未処理の子課題のノードがあるかを判定する(S185)。その結果、全ての子課題のノードの処理が終了していれば、評価値Fを確定する。
一方、未処理の子課題のノードがあれば、評価値計算処理を再帰的に呼び出すことによって、子課題の評価F_cを計算する(S186)。そして、子課題の評価値F_cに所定の係数(K_c/100)を乗じた値をFに加算する(S187)。この所定の係数は、ある課題Aを解決した場合、その子ノードの課題CはK_c%解決されると推定される場合の値である。K_cは、事前のアンケート結果から与えられた推定値や、聞き取り調査員(エスノグラファ)による推定値などを用いることができる。その後、ステップS185に戻り、全ての子課題のノードの処理が終了するまで、子課題の評価F_cを計算する処理を繰り返す。
評価値計算処理によって計算された評価値は、前述した時系列ビュー及び課題構成ビューにおいて表示することができる。例えば、評価値を数値で表示したり、評価値によって色を変えて表示したり、評価値によって大きさを変えて表示してもよい(図31の1044参照)。
図35は、本発明の実施形態の課題を評価する処理のフローチャートである。この課題評価処理は評価値計算処理のステップS183で呼び出され、F_eを計算する。
まず、第1の要因として、前記業務フロー要素によって表される業務が行われる延べ回数を算出し、算出された回数をF_1とする(S201)。次に、第2の要因として、この業務によって問題が発生する頻度を算出し、算出された頻度をF_2とする(S202)。さらに、第3の要因として、この問題が発生した時の被害額(例えば、時間と心理的影響を金額に換算した値)を算出し、算出された被害額をF_3とする(S203)。
その後、計算されたF_1、F_2、F_3を乗じてF_eを計算し(S204)、呼び出し元の処理に戻る。
なお、図35に示す課題評価処理では、アクションを取り扱う延べ回数、問題が発生する頻度及び問題が発生した時の被害コストの三つの指標で課題を評価したが、これは例示であって、いずれか一つ以上の指標を用いればよく、また、他の指標と組み合わせてもよい。
図36は、本発明の実施形態の解決策/課題の一覧表示画面の例を説明する図である。解決策/課題の一覧表示画面は、出力装置(ディスプレイ装置)103に表示される。
解決策/課題の一覧表示画面は、整理番号・ニックネーム1101、解決策1102、導入コスト1103、対応する課題1104及び問題の重要度1105の表示欄を含む。
整理番号・ニックネーム欄1101は、解決策/課題を一意に識別するための識別情報又は名称を表示する。解決策欄1102は、この課題の解決策の名前(例えば、ニックネーム)、概要、技術資料へのリンク、To−Be Exテーブル(将来業務についてのExテーブル)へのリンクなどを表示する。導入コスト欄1103は、この解決策のコスト、見積文書へのリンクなどを表示する。対応する課題欄1104は、この課題と関連する課題、As−Is Exテーブルへのリンクなどを表示する。問題の重要度欄1105は、評価値計算処理(図34)で計算された評価値Fを表示する。
以上に説明したように、本発明の実施形態によると、時間軸を除いて課題の構造を関係付けて表示する課題構造ビューを設けたことによって、課題の構造が整理しやすくなる。現状の業務を表す業務フローチャートは、対象業務の現状を把握するだけでなく、そこに潜む本質的な課題を抽出するためのツールにもなっている。しかし、業務フローチャートから本質的な課題を抽出する作業は検討者のセンスに依存し、誰もが課題を適切に抽出できるわけではない。このため、本発明の実施形態の課題構造ビューによると、検討者の力量に依存することなく、業務に潜む本質的な課題を容易に抽出することができる。
また、課題の評価結果を提示するので、課題の重要度によって、真に解決が必要な課題を選択することができる。また、課題の評価において、下位の子課題の重要度を考慮して課題の評価結果を計算するので、真に解決が必要な課題を適切に選択することができる。
<他の表示態様>
図37から図40は、本発明の実施形態の業務フローの別な表示例を説明する図である。
図37に示すように、時系列ビューは、全ての業務フロー要素を表示する。その後、表示態様を簡易表示に変更することによって、業務フロー関係線を持たない(すなわち、付加要素を持たない)業務フロー要素を省略して表示することができる。なお、図38に示すように、付加要素を持たない業務フロー要素を、小さい要素マークに縮小して表示してもよい。この簡易表示は、業務フロー要素データベース2000の付加要素2005を参照し、付加要素が関連付けられていない業務フロー要素を特定し、特定された業務フロー要素を非表示(又は縮小表示)することによって実現することができる。
また、図39に示すように、概略フローと、その中に含まれる詳細フローとを分けて表示することができる。この場合、表示態様を概略表示に変更することによって、図40に示すように、詳細フローを省略して表示することができる。なお、図40に示すように、詳細フロー中の業務フロー要素を、小さい要素マークに縮小して表示してもよい。
以上に説明したように、本発明の実施形態では、業務フローチャート内の要素を、説明の意図に応じて、非表示(又は、省略して)表示することができるので、聴衆の意識を特定の要素にフォーカスすることができる。また、本実施形態の業務フローチャートは、顧客への説明を通してブラッシュアップされる。最終的には、業務フローチャートを用いて顧客にプレゼンテーションを行い、顧客に感動を与え、「納得」から「実践」へと顧客の心を動かすために使用される。業務フローチャートのこのような使い方を考慮すると、業務フローチャートの内容を効果的に顧客に説明することが重要になるが、業務フローチャートの情報量が多いため、その中から特定の情報をフォーカスしながら分かりやすく説明することが難しい。このため、本発明の実施形態では、特に、付加情報関係線1030の特性を利用して表示する要素を制御することによって、聴衆に分かりやすいフローチャートに変形して表示することができる。
101 処理装置
102 入力装置
103 出力装置
104 記憶装置
105 通信インターフェース

Claims (12)

  1. 業務フロー作成支援システムであって、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリとを備え、
    前記プロセッサが所定のプログラムを実行することによって、個々の業務を表す業務フロー要素と付加要素とを含む業務フローを作成するための情報を提供し、
    前記業務フロー要素を時系列順に表示する第1の表示モードと、前記付加要素の関連性を表示する第2の表示モードとに切り替えて前記業務フローを表示し、
    前記付加要素は、前記業務フロー要素又は前記付加要素に関連付けられるものであって、
    前記プロセッサは、
    業務フロー要素を時系列順に表示する第1の表示モードで前記業務フローを表示する場合、前記業務フロー要素を、時系列順に配置し、業務フロー関係線によって関連付け、かつ、前記業務フロー要素と前記付加要素とを、前記時系列方向と異なる方向に延伸する付加情報関係線によって関連付けて、表示するための表示データを生成し、
    付加要素の関連性を表示する第2の表示モードで前記業務フローを表示する場合、関連する付加要素同士が近接して表示されるように、前記業務フロー要素を並び替えて表示するための表示データを生成することを特徴とする業務フロー作成支援システム。
  2. 前記プロセッサは、
    前記業務フロー要素に関連付けられている課題を示す付加要素を、前記業務フロー要素のステークホルダによって定められた位置に移動し、
    前記移動した業務フロー要素が他の要素と重なる場合、当該業務フロー要素及び当該業務フロー要素より右側の全ての要素を右方向に移動して、要素が重ならないように配置した表示データを生成することを特徴とする請求項1に記載の業務フロー作成支援システム。
  3. 前記プロセッサは、前記付加要素によって表される課題を評価し、前記課題の評価結果を表した表示データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の業務フロー作成支援システム。
  4. 前記プロセッサは、
    ある付加要素に関連付けられている付加要素によって表される下位の課題を評価し、
    当該下位の課題の評価結果に所定の係数を乗じた値を、上位の付加要素によって表される上位の課題の評価値に加算することによって、課題を評価することを特徴とする請求項3に記載の業務フロー作成支援システム。
  5. 前記プロセッサは、前記業務フロー要素によって表される業務が行われる延べ回数、当該業務によって問題が発生する頻度、及び、当該問題が発生した時の被害額の少なくとも一つを用いて、前記課題を評価することを特徴とする請求項3又は4に記載の業務フロー作成支援システム。
  6. 前記プロセッサは、前記第1の表示モードで前記業務フローを表示する場合、前記関連付けられている付加要素が近接しないとき、前記付加情報関係線を曲げて、両付加要素を関連付けて表示するための表示データを生成することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の業務フロー作成支援システム。
  7. 業務フロー作成支援システムにおいて実行される業務フロー作成支援方法であって、
    前記業務フロー作成支援システムは、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリとを有し、
    前記プロセッサが所定のプログラムを実行することによって、個々の業務を表す業務フロー要素と付加要素とを含む業務フローを作成するための情報を提供し、
    前記業務フロー要素を時系列順に表示する第1の表示モードと、前記付加要素の関連性を表示する第2の表示モードとに切り替えて前記業務フローを表示し、
    前記付加要素は、前記業務フロー要素又は前記付加要素に関連付けられるものであって、
    前記方法は、
    業務フロー要素を時系列順に表示する第1の表示モードで前記業務フローを表示する場合、前記業務フロー要素を、時系列順に配置し、業務フロー関係線によって関連付け、かつ、前記業務フロー要素と前記付加要素とを、前記時系列方向と異なる方向に延伸する付加情報関係線によって関連付けて、表示するための表示データを生成するステップと、
    付加要素の関連性を表示する第2の表示モードで前記業務フローを表示する場合、関連する付加要素同士が近接して表示されるように、前記業務フロー要素を並び替えて表示するための表示データを生成するステップとを含むことを特徴とする業務フロー作成支援方法。
  8. 前記方法は、
    前記業務フロー要素に関連付けられている課題を示す付加要素を、前記業務フロー要素のステークホルダによって定められた位置に移動するステップと、
    前記移動した業務フロー要素が他の要素と重なる場合、当該業務フロー要素及び当該業務フロー要素より右側の全ての要素を右方向に移動して、要素が重ならないように配置した表示データを生成するステップとを含むことを特徴とする請求項7に記載の業務フロー作成支援方法。
  9. 前記方法は、前記付加要素によって表される課題を評価し、前記課題の評価結果を表した表示データを生成するステップを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の業務フロー作成支援方法。
  10. 前記方法は、
    ある付加要素に関連付けられている付加要素によって表される下位の課題を評価し、
    当該下位の課題の評価結果に所定の係数を乗じた値を、上位の付加要素によって表される上位の課題の評価値に加算することによって、課題を評価することを特徴とする請求項9に記載の業務フロー作成支援方法。
  11. 前記方法は、前記業務フロー要素によって表される業務が行われる延べ回数、当該業務によって問題が発生する頻度、及び、当該問題が発生した時の被害額の少なくとも一つを用いて、前記課題を評価するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の業務フロー作成支援方法。
  12. 前記方法は、前記第1の表示モードで前記業務フローを表示する場合、前記関連付けられている付加要素が近接しないとき、前記付加情報関係線を曲げて、両付加要素を関連付けて表示するための表示データを生成するステップを含むことを特徴とする請求項7から11のいずれか一つに記載の業務フロー作成支援方法。
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