JPH08234977A - ソフトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式 - Google Patents

ソフトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式

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JPH08234977A
JPH08234977A JP3638195A JP3638195A JPH08234977A JP H08234977 A JPH08234977 A JP H08234977A JP 3638195 A JP3638195 A JP 3638195A JP 3638195 A JP3638195 A JP 3638195A JP H08234977 A JPH08234977 A JP H08234977A
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progress
software
management
basic
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JP3638195A
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Yoshiyasu Sasage
佳保 捧
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェアプロジェクト全体の進捗状況を
総合的にかつ効率的に容易に把握することのできる多面
的進捗管理方式を提供する。 【構成】 端末2から入力された構成情報の階層的な関
連付けを行い基礎情報として予め基礎情報ファイル10
に登録し、また過去情報ファイル20から過去のプロジ
ェクトの実績情報を参照して計画立案を行わせる基礎情
報登録部4と、現時点における各構成情報に関する進捗
状況を収集し基礎情報に基づいて進捗情報として定性的
情報を定性的情報ファイル12に蓄積する定性的情報収
集部6と、定量的情報を定量的情報ファイル14に蓄積
する定量的情報収集部8と、基礎情報に基づいて進捗情
報を検索・編集し指定された階層レベルの管理情報を作
成する情報検索編集部16と、作成された管理情報を端
末2に表示させる管理情報表示部18と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソフトウェア開発プロジ
ェクトにおける進捗管理を行う上で、進捗状況に基づい
た様々な進捗情報を複合的に組み合わせて詳細なものか
ら全体的なものに到るまで統合的された好適な管理情報
を得るための多面的進捗管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア開発プロジェクトにおいて
ソフトウェアを納期までに完成させるために、通常は必
要とするプログラム本数、試験項目数、作成文書数等の
作業量などを抽出し、それに基づいて納期までの工程計
画を立案する。プロジェクトでは、この計画に基づいて
ソフトウェア開発を行し、その差異を逐次確認すること
で進捗管理を行っている。従来からソフトウェア開発が
予定通り行われているか否かは、開発の進捗情報を指定
期間(マイルストーン)ごとに収集しソフトウェア(プ
ログラム)単位に把握して評価していた。
【0003】図10は、従来におけるソフトウェア開発
プロジェクトにおける進捗管理の方法を説明するために
用いる概念図である。一般に進捗管理を行う際、まず管
理者等は、開発作業の進捗を把握すべき管理指標を決め
る。管理指標は、例えば、サブシステムに含まれる各ア
プリケーションプログラムの開発状況、アプリケーショ
ンプログラムを構成する各サブプログラムの試験実施状
況等である。この管理指標に基づき、工程を計画し、そ
の進捗状況を把握するための管理表を作成する。プロジ
ェクトが進むにつれ上がってくる進捗状況つまり作業実
績を収集し、アプリケーションプログラムの開発計画と
その進捗実績、サブプログラムの試験項目数と試験実施
数など計画と実績とを対比させて出力する。通常、進捗
状況は、プログラム作成本数、試験実施数等の定量的情
報であり、管理指標は、これら定量的情報で表された進
捗状況を数値、グラフ等で一枚又は一連の画面、印刷等
で表示され把握される。なお、プロジェクトチームは、
全体をみる管理者、各サブシステム(アプリケーショ
ン)毎のリーダ、実際にソフトウェアを作成する開発担
当者等のメンバにより構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、管理指標に基づいた進捗状況を把握すること
ができたとしても、ソフトウェア/プログラム単位で個
別に管理資料を作成していた。つまり、各担当者が独自
の方法で管理指標を設定していたので、進捗状況の管理
単位が大まかであったり緻密であったりして不統一であ
った。これにより、管理対象相互の関連付けができなか
ったりする場合があった。例えば、ある担当者のサブシ
ステムでは、構成するアプリケーションプログラムの進
捗状況までを把握し、他の担当者のサブシステムでは、
構成する各アプリケーションプログラムのみならず各ア
プリケーションプログラムを構成する各サブプログラム
さらには各サブプログラムを構成するモジュールまでの
進捗状況を把握する場合等である。
【0005】このことは、管理資料の膨大につながり、
正確な進捗状況を把握するには複数の資料を参照しなく
てはならず、ソフトウェアプロジェクトの規模が大きく
なるに従い弊害をもたらすことになる。
【0006】また、人の経験に基づく直感的な情報等定
量的に表すことが困難である定性的な情報は、ほとんど
利用されていなかった。
【0007】また、過去のソフトウェアプロジェクトの
実績情報は、記録されてはいるものの利用されることは
ほとんどなかった。
【0008】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、ソフトウェアプロ
ジェクト全体の進捗状況を総合的にかつ効率的に容易に
把握することのできる多面的進捗管理方式を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、ソフトウェア開発
の進捗状況を収集・編集し管理情報を作成してソフトウ
ェアプロジェクトにおける進捗管理を行う進捗管理方式
において、ソフトウェア開発を行うソフトウェア構成、
ハードウェア構成及びソフトウェア機能構成等に関する
構成情報の関連付けを行い基礎情報として予め基礎情報
ファイルに登録する基礎情報登録手段と、現時点におけ
る各構成情報に関する進捗状況を収集し前記基礎情報に
基づいて進捗情報として情報ファイルに登録する情報収
集手段と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のソ
フトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式に
おいて、前記基礎情報登録手段は、他のソフトウェアプ
ロジェクトにおける実績情報を検索可能とし、当該実績
情報を参照させながら計画立案させることを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載のソ
フトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式に
おいて、前記進捗情報は、定性的情報を含むことを特徴
とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載のソ
フトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式に
おいて、前記定性的情報は、外部から入力される評価基
準により設定されることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載のソフトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理
方式において、前記進捗情報を検索・編集し作成する管
理情報を前記基礎情報に基づいて作成する管理情報編集
手段と、前記管理情報を表示させる表示手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項5記載のソ
フトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式に
おいて、前記進捗情報は、定量的情報及び定性的情報で
構成され、前記管理情報編集手段は、基礎情報に基づい
て定量的情報と定性的情報とを組み合わせて管理情報を
作成することを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項5記載のソ
フトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式に
おいて、前記基礎情報登録手段は、構成情報を階層的な
基礎情報として登録し、前記管理情報編集手段は、指定
された構成情報の階層レベルで進捗情報を検索・編集し
管理情報を作成することを特徴とする。
【0016】
【作用】以上のような構成を有する第1の発明において
は、構成情報の関連付けを行い予め基礎情報として登録
しておく。ソフトウェア開発中に逐次得られる全ての進
捗状況を基礎情報に基づいた進捗情報として蓄積する。
第2の発明においては、基礎情報に基づいて工程計画を
立案する際に他のソフトウェアプロジェクトにおける実
績情報を参照にすることができるので、より適切に現実
的にかつ迅速に立案することができる。
【0017】第3、4の発明においては、定性的情報を
評価基準で表すようにしたので従来ほとんど取り扱われ
なかった定性的情報を進捗情報として取り組むことがで
きる。
【0018】第5の発明においては、蓄積された進捗情
報から基礎情報に基づいて管理情報を編集し、表示する
ようにしたので、プロジェクト全体で進捗状況を統合さ
れた形式で得ることができる。第6の発明においては、
基礎情報に基づいて進捗情報を編集するので、定量的情
報と定性的情報とを組み合わせて同一の管理情報に組み
込むことができる。
【0019】また、第7の発明においては、基礎情報は
関連した各構成情報を階層的に関連付けて形成されてお
り、進捗状況は各構成情報のレベルで蓄積されている。
従って、基礎情報のどの階層レベルで管理情報を作成し
表示させる場合でも、階層レベルに関係なく同じ進捗情
報から管理情報を作成するので、情報の矛盾は生じな
い。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0021】図1は、本発明に係る多面的進捗管理方式
の一実施例を示したブロック図である。図1において
は、構成情報の入力、管理情報の表示及び評価基準の入
力を行う端末2と、入力された構成情報の関連付けを行
い基礎情報として予め登録する基礎情報登録手段として
の基礎情報登録部4と、現時点における各構成情報に関
する進捗状況を収集し基礎情報に基づいて進捗情報とし
て蓄積する情報収集手段として定性的情報を取り扱う定
性的情報収集部6及び定量的情報を取り扱う定量的情報
収集部8と、が示されている。関連付けされた構成情報
は本実施例における基礎情報として基礎情報ファイル1
0に、定性的情報は定性的情報ファイル12に、定量的
情報は定量的情報ファイル14に、それぞれ格納され
る。図1には、更に各情報ファイル10、12、14か
ら各種情報を取り出し、基礎情報に基づいて進捗情報を
検索・編集し管理情報を作成する管理情報編集手段とし
ての情報検索編集部16と、作成された管理情報を端末
2に表示させる表示手段としての管理情報表示部18
と、が示されている。また、本実施例においては、他の
ソフトウェアプロジェクトにおける実績情報を蓄積した
過去情報ファイル20を有している。本実施例における
多面的進捗管理方式は、一般的な構成を有するコンピュ
ータによって実施される。従って、基礎情報登録部4、
定性的情報収集部6、定量的情報収集部8、情報検索編
集部16及び管理情報表示部18は、コンピュータにお
けるCPUとCPUで実行されるアプリケーションプロ
グラムとで実現されることになる。なお、端末2は、図
1においては1台のみ図示したが、複数台設けてよい。
本実施例では、プロジェクトメンバ全員に割り当てるも
のとする。
【0022】ここで、本実施例において取り扱う各種情
報について説明する。
【0023】まず、構成情報は、ソフトウェア構成、ハ
ードウェア構成及びソフトウェア機能構成等に関する情
報である。例えばソフトウェア構成で説明すると、1つ
のシステムを構成するサブシステムは、複数のアプリケ
ーションプログラムで構成され、各アプリケーションプ
ログラムは複数のサブプログラムで構成される。また、
各サブプログラムは複数のモジュールから構成され、モ
ジュールにおいても複数のモジュールに分割されている
場合もある。このようなサブシステム、アプリケーショ
ンプログラム、モジュールそれぞれが構成情報である。
構成情報は、ある程度の設計変更はあるもののソフトウ
ェア開発開始時点において予めわかっている情報であ
る。
【0024】基礎情報は、前述した構成情報を関連付け
て形成される情報である。つまり、上記ソフトウェア構
成で説明すると、サブシステム、アプリケーションプロ
グラム及びモジュールの階層的な関係の関連付けて明確
にした情報となる。
【0025】また、進捗状況は、開発プロジェクトの全
工程のうちどのくらい開発が進んだかを示すが、この進
捗状況を示すデータが進捗情報である。進捗情報には、
原データとして定量的情報と定性的情報とが含まれる。
定量的情報とは、開発したプログラム本数、ステップ
数、試験実施項目数などの数量で表すことのできる情報
である。また、定性的情報とは、客観的な数値では表現
することが困難である今後の見通し等により表現される
情報である。進捗情報は、更に定量的情報に基づいて演
算により求められた結果を含む。
【0026】実績情報は、基礎情報及び進捗情報に基づ
いて生成される情報である。つまり、単なる進捗情報の
みならず演算により求められる計画に対する進捗度合い
等から構成される。更に、過去の実績情報と組み合わせ
た情報も含まれる。
【0027】管理指標は、進捗状況を知るための指標で
あり、例えば、プログラム本数、ステップ数、試験項目
数あるいは設計仕様書ページ数、見通し等である。
【0028】管理情報は、実績情報を編集して表示され
る情報である。従って、管理情報は、計画数と実績数と
の対比、計画に対する実際の到達度等管理指標を満足さ
せるべく項目が盛り込まれている。
【0029】図2は、本実施例における前処理として基
礎情報等を形成する処理を示したフローチャートであ
り、以下、この図に基づいて動作について説明する。
【0030】まず、リーダ若しくは開発担当者は、端末
2より基礎情報登録部4を起動し、構成情報の入力(ス
テップ101)及び各構成情報の関連付けを行い(ステ
ップ102)、それを基礎情報として基礎情報ファイル
10に登録する(ステップ103)。各構成情報の関連
付けは、図3に示したように各ソフトウェア等の関係、
各機能の関係などの管理対象及び各管理対象相互の関連
と各構成情報の管理単位とを明確にしたものである。管
理単位を明確にすることで各構成情報の階層レベルを明
確にすることができる。
【0031】次に、管理指標に基づいてプロジェクトの
開発計画を立案する。これは、登録された基礎情報を参
照することになる。本実施例では、他のソフトウェアプ
ロジェクトにおける実績を参照できるようにしたことを
特徴としている。すなわち、必要ならば(ステップ10
4)、基礎情報登録部4に過去情報ファイル20を検索
させ、実績情報を必要な形式に編集して(ステップ10
5)、出力する(ステップ106)。図4に過去の実績
情報を表示する形式を示す。このように、過去の実績情
報をデータベース化し参照可能とすることにより本ソフ
トウェアプロジェクトの計画立案に有効利用することが
できるので、より現実的でありまた理想的な計画を立て
ることができる。過去情報ファイル20は、自コンピュ
ータになくてもネットワーク経由でアクセス可能であれ
ばよい。また、現在進行中のソフトウェアプロジェクト
に関する実績情報をもネットワークを介して参照するこ
とは可能である。このようにして開発計画が立案される
ことにより、本装置で出力される管理表の形態(表示フ
ォーマット)が決定されることになる。これは、基礎情
報ファイル10に格納される。もちろん、別ファイルを
用意してもよい。なお、上記処理は一般的にはプロジェ
クト開始前の処理であるが、開始後でも逐次変更可能で
ある。
【0032】以上のように、プロジェクト開発を開始す
るまでに管理指標に基づいて計画が決まると、この計画
に従ってプロジェクトが開始されることになる。以下、
ソフトウェア開発時において管理情報を表示させること
でプロジェクトの進捗状況を得る処理について図5に示
したフローチャートを用いて説明する。
【0033】ソフトウェア開発に着手したら、各担当者
は端末2から進捗情報を入力する(ステップ201)。
定量的情報収集部8は、入力された進捗情報が定量的情
報であった場合は(ステップ202)、例えばプログラ
ム本数、ステップ数等の場合は収集し、定量的情報ファ
イル14に蓄積する(ステップ203)。一方、入力さ
れた進捗情報が定性的情報のとき(ステップ202)、
定性的情報収集部6が入力された進捗情報を収集し、定
性的情報ファイル12に蓄積する(ステップ204)。
なお、本実施例においては、定性的情報をも取り扱うこ
とを特徴としているが、ここで、定性的情報について説
明する。
【0034】図6は、定性的情報を管理情報として表示
したときの例を示した図である。図6(a)において
は、関連付けされた全階層レベルのソフトウェア構成と
各ソフトウェア(モジュール)毎の評価項目(工程、仕
様、品質、方式等)が示されており、図6(b)におい
ては、モジュール毎の評価項目(仕様、品質等)とソフ
トウェア規模が示されている。そして、評価項目に定性
的な情報として入力された評価基準の各パターン毎に集
計され表示する。以上のように、本実施例においては、
定性的情報をも取り扱うことをできるようにした。
【0035】次に、管理情報を出力する際の処理につい
て図7を用いて説明する。この処理は、メンバによって
逐次要求することができる。
【0036】いずれかのメンバは、参照したい管理情報
及び出力させたい階層レベルを指定することで管理情報
の表示の要求を行う(ステップ301、302)。情報
検索編集部16は、その指定に応じて基礎情報ファイル
10から要求のあった基礎情報とその表示フォーマッ
ト、定性的情報ファイル12あるいは定量的情報ファイ
ル14から必要な情報を取り出し実績情報を作成する
(ステップ303)。この時点で実績情報を作成するこ
とで、最新の進捗情報に基づいて演算等を行うことがで
きる。また、基礎情報の追加/削除、定性的情報の更
新、計画の変更にも対処することができる。そして、階
層レベルに応じて管理情報を作成する(ステップ30
4)。例えばプログラミングしたステップ数を表示させ
る場合、実績情報では、最下位レベルのモジュール毎の
ステップ数を得ることになる。ここで、上位のプログラ
ム単位にステップ数を表示させるべく階層レベルを指定
した場合は、各プログラムに含まれるモジュールのステ
ップ数を集計して得ることになる。どのプログラムにど
のモジュールが含まれるかは基礎情報に登録されてい
る。従って、どの階層レベルが指定されても出力される
情報に矛盾を生じることはない。このようにして、管理
情報が得られると、管理情報表示部18は、所定の表示
フォーマットでその管理情報を端末2に表示する(ステ
ップ305)。図8、9は、本実施例における表示例で
ある。図8に示した表示例では規模等の定量的情報と品
質状況等の定性的情報とが複合されて表示されている。
また、ソフトウェア構成に関する情報は、プログラム単
位であり、他の階層レベルの情報に関しては表示されて
いない。ただし、図8のようにプログラム毎に表示され
た管理情報であっても実際は下位のモジュールに対する
実績情報を集計して得られた情報なので、より下位の管
理情報と矛盾することはない。
【0037】なお、上記実施例では、管理単位方向の階
層レベルについてのみ説明したが、管理対象方向につい
ても必要な情報を選択して表示させることができる。つ
まり、担当者にとっては自分が担当しているソフトウェ
アに関する情報さえあればよいわけであり、他のソフト
ウェアに関する情報は不要である。
【0038】また、上記実施例においては、管理情報を
表示するときに進捗情報を取り出し実績情報を求めるよ
うにしているが、定性的情報収集部6及び定量的情報収
集部8において計画を参照し実績を計算し各情報ファイ
ル12、14に登録するようにしてもよい。これによ
り、管理情報の表示時の演算数を減らすことができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基礎情報
に基づいてソフトウェアプロジェクトの進捗状況を収集
するようにしたので、担当者による独自の進捗状況の把
握からプロジェクト全体で統一形式的な進捗情報を得る
ことが可能となる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、他のプロジ
ェクトの実績情報を参照可能とすることにより有効利用
でき、ソフトウェアプロジェクトにおいてより適切に現
実的にかつ迅速に計画を立てることが可能となる。
【0041】請求項3、4記載の発明によれば、定性的
情報を評価基準で表し進捗情報として取り込むようにし
たので、定性的情報でも進捗状況を把握することが可能
となる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、蓄積された
進捗情報から基礎情報に基づいて管理情報を作成するよ
うにしたので、プロジェクト全体の進捗状況を統合され
た形式で得ることが可能となる。
【0043】請求項6記載の発明によれば、基礎情報に
基づいて定量的情報と定性的情報とを組み合わせて同一
の管理情報に組み込むことができるようにしたので、実
態に即した進捗状況を得ることが可能となる。
【0044】請求項7記載の発明によれば、基礎情報の
どの階層レベルで管理情報を作成し表示させる場合で
も、階層レベルに関係なく進捗情報から一元的に管理情
報を作成するので、表示される情報に矛盾を生じさせる
ことはない。従って、信頼性のある効率的な表示形態で
進捗状況を把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多面的進捗管理方式の一実施例
を示したブロック図である。
【図2】 本実施例における前処理として基礎情報等を
形成する処理を示したフローチャートである。
【図3】 本実施例における管理対象及び各管理対象相
互の関連と各構成情報の管理単位との関係を示した図で
ある。
【図4】 本実施例において過去の実績情報の表示形式
を示した図である。
【図5】 本実施例においてソフトウェア開発時におい
てプロジェクトの進捗状況を得る処理を示したフローチ
ャートである。
【図6】 本実施例において定性的情報を管理情報とし
て表示したときの例を示した図である。
【図7】 本実施例において管理情報を出力する際の処
理を示したフローチャートである。
【図8】 本実施例における管理情報の表示例を示した
図である。
【図9】 本実施例における管理情報の表示例を示した
図である。
【図10】 従来におけるソフトウェア開発プロジェク
トにおける進捗管理の方法を説明するために用いる概念
図である。
【符号の説明】
2 端末、4 基礎情報登録部、6 定性的情報収集
部、8 定量的情報収集部、10 基礎情報ファイル、
12 定性的情報ファイル、14 定量的情報ファイ
ル、16 情報検索編集部、18 管理情報表示部、2
0 過去情報ファイル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェア開発の進捗状況を収集・編
    集し管理情報を作成してソフトウェアプロジェクトにお
    ける進捗管理を行う進捗管理方式において、 ソフトウェア開発を行うソフトウェア構成、ハードウェ
    ア構成及びソフトウェア機能構成等に関する構成情報の
    関連付けを行い基礎情報として予め基礎情報ファイルに
    登録する基礎情報登録手段と、 現時点における各構成情報に関する進捗状況を収集し前
    記基礎情報に基づいて進捗情報として情報ファイルに登
    録する情報収集手段と、 を有することを特徴とするソフトウェアプロジェクトに
    おける多面的進捗管理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソフトウェアプロジェク
    トにおける多面的進捗管理方式において、 前記基礎情報登録手段は、他のソフトウェアプロジェク
    トにおける実績情報を検索可能とし、当該実績情報を参
    照させながら計画立案させることを特徴とするソフトウ
    ェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のソフトウェアプロジェク
    トにおける多面的進捗管理方式において、 前記進捗情報は、定性的情報を含むことを特徴とするソ
    フトウェアプロジェクトにおける多面的進捗管理方式。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のソフトウェアプロジェク
    トにおける多面的進捗管理方式において、 前記定性的情報は、外部から入力される評価基準により
    設定されることを特徴とするソフトウェアプロジェクト
    における多面的進捗管理方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のソフトウェアプロ
    ジェクトにおける多面的進捗管理方式において、 前記進捗情報を検索・編集し作成する管理情報を前記基
    礎情報に基づいて作成する管理情報編集手段と、 前記管理情報を表示させる表示手段と、 を有することを特徴とするソフトウェアプロジェクトに
    おける多面的進捗管理方式。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のソフトウェアプロジェク
    トにおける多面的進捗管理方式において、 前記進捗情報は、定量的情報及び定性的情報で構成さ
    れ、 前記管理情報編集手段は、基礎情報に基づいて定量的情
    報と定性的情報とを組み合わせて管理情報を作成するこ
    とを特徴とするソフトウェアプロジェクトにおける多面
    的進捗管理方式。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のソフトウェアプロジェク
    トにおける多面的進捗管理方式において、 前記基礎情報登録手段は、構成情報を階層的な基礎情報
    として登録し、 前記管理情報編集手段は、指定された構成情報の階層レ
    ベルで進捗情報を検索・編集し管理情報を作成すること
    を特徴とするソフトウェアプロジェクトにおける多面的
    進捗管理方式。
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