JPH06259405A - シミュレーション装置 - Google Patents

シミュレーション装置

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Publication number
JPH06259405A
JPH06259405A JP4501593A JP4501593A JPH06259405A JP H06259405 A JPH06259405 A JP H06259405A JP 4501593 A JP4501593 A JP 4501593A JP 4501593 A JP4501593 A JP 4501593A JP H06259405 A JPH06259405 A JP H06259405A
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JP
Japan
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simulation
data transmission
data
result
transmission line
Prior art date
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Pending
Application number
JP4501593A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kajiwara
繁 梶原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06259405A publication Critical patent/JPH06259405A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、シミュレーション結果をリアルタイ
ムの実データとして外部でも利用可能にすることを目的
とする。 【構成】本発明のシミュレーション装置は、シミュレー
ション対象の動作特性を表わした数学的モデルに基づい
て入力データに応じた所定のシミュレーション演算を実
行し、そのシミュレーション結果を出力するものにおい
て、装置本体16が接続されるデータ伝送路13に対し
該データ伝送路13におけるデータ伝送に割込みをかけ
て、前記シミュレーション結果を実時間間隔で出力する
データ送出手段27〜29を具備する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物理的現象,社会的現
象,システムの動作等を模擬した数学的モデルに基づい
てそれらの動きをシミュレーションするシミュレーショ
ン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実際のシステムが複雑なためにそ
の動作結果を解析的に解けない場合、又は実際のシステ
ムでの実験が危険を伴うために実験が制限される場合、
さらに実際の実験が時間的,経済的に実現困難な場合
に、そのシステムの動きを別の計算機でシミュレーショ
ンすることが行われていた。
【0003】シミュレーションには、物理シミュレーシ
ョンと論理シミュレーションとがある。物理シミュレー
ションとは実物を縮小した小規模の構造物や流体模型を
使用したシミュレーションである。論理シミュレーショ
ンとは、動作特性を表現した数学的モデルを使ったシミ
ュレーションである。
【0004】論理シミュレーションは膨大な数値の計算
を高速に行う必要があるため、一般的に計算機が用いら
れる。その計算機でのシミュレーション結果は、数値演
算結果のデータであり、数値演算という処理の性格上、
状態量の2次元、或いは3次元の関係を示したものとな
る。従って、シミュレーション結果は、2次元、3次元
のグラフとして視覚化される場合が多い。
【0005】ところで、一般的に、計算機システムにお
けるシミュレーション装置は、計算機システムに1つの
機能として組込まれて実現されているものと、計算機シ
ステムから独立した1システムとして実現されるものと
の2通りがある。
【0006】図5はシミュレーション装置を計算機本体
の1機能として組込んだものを示している。このように
シミュレーション装置が計算機本体内に1機能として組
込まれた場合には、シミュレーション装置はシステム上
のオプション機能としての性格を持つことになる。
【0007】図6はシミュレーション装置をプロセス制
御システムの制御装置内に計算機本体の1機能として組
み込まず、単体で1システムを構成するように接続した
ものである。この様に構成した場合、シミュレーション
装置は計算機本体とは別に入出力装置としてマン・マシ
ン・インターフェース(MMI)を持つ必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2つの方式にはそれぞれ次のような問題がある。一般
的にシステム自体が定常運転に入るとシステムとしてシ
ミュレーション装置を必要としなくなることが多い。従
って、シミュレーション装置を計算機の1機能として組
込んでいる場合は、普段は使用しない機能が組込まれて
いるため、システム全体としては無駄が多く、またシス
テムを複雑化する要因となる。
【0009】シュミレーションの対象が頻繁に変化する
場合は、その変化に合わせてシミュレーション装置の内
容を変更することになる。この場合、可変部となるシミ
ュレーション装置を計算機の1機能として組込んでいる
場合には、その変更作業が困難であった。
【0010】またシミュレーション装置を独立したシス
テムとして構成した場合は、マン・マシン・インターフ
ェースを計算機本体とは別個に準備する必要があり、シ
ステム全体としてコストアップになると共に操作性の低
下を招くことになる。
【0011】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、システムの1機能として組み込むことなく、
かつ独立したシステムとして設けることなく、既存設備
の機能を流用して実現でき、構成の簡略化とコストの低
下を図ることができ、データの一元管理によるデータの
管理,加工が容易で操作性を改善できるシミュレーショ
ン装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシミュレーション装置は、シミュレーション
対象の動作特性を表わした数学的モデルに基づいて入力
データに応じた所定のシミュレーション演算を実行し、
そのシミュレーション結果を出力するものにおいて、装
置本体が接続されるデータ伝送路に対し該データ伝送路
におけるデータ伝送に割込みをかけて、前記シミュレー
ション結果を実時間間隔で出力するデータ送出手段を具
備する構成とした。
【0013】
【作用】本発明のシミュレーション装置では、シミュレ
ーション対象の動作特性を表わした数学的モデルに基づ
いてシミュレーションされた結果が、データ送出手段に
よりデータ伝送路のデータ伝送に割込みをかけて実時間
間隔で送出できる。従って、データ伝送路に所定のイン
ターフェースを介して接続された既存機器に搭載するこ
とにより、データ伝送路に対して他の接続機器の伝送デ
ータと同様にシミュレーション結果を送出できることが
できるものとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0015】図1には、本発明に係るシミュレーション
装置が適用されたプロセス制御システムの概略的な構成
が示されている。このプロセス制御システムは、制御装
置11と監視装置12がデータ伝送路13により接続さ
れている。
【0016】制御装置11は、制御対象となるプラント
の対象プロセス14から取込まれる状態量などのデータ
を基にして制御演算を実行し、その結果である操作量で
対象プロセス14を制御して目的通りに対象プロセス1
4を運転する。
【0017】監視装置12は、システムの状態,プロセ
スの状態、制御演算結果等の監視、及び制御装置11で
の制御演算に必要な各種パラメータを設定するためのマ
ン・マシン・インターフェースとして機能する。特に、
対象プロセス14の状態は、状態量の時間変化がトレン
ドグラフの形で表示される。
【0018】制御装置11と監視装置12との間のデー
タの授受はデータ伝送路13を介して行われる。特に、
プロセス14の状態を示すプロセスデータは、制御装置
11から監視装置12へ一定の伝送周期、いわゆるスキ
ャン伝送方式によって送信されている。
【0019】データ伝送路13に対し制御系設計支援C
ADステーション(以下、CADステーションと呼ぶ)
15が接続されている。CADステーション15は、プ
ロセス制御システムで対象プロセス14を最適かつ効率
良く運転するために、対象プロセスの特性把握を含めた
制御系の設計を行うためのものである。その設計作業に
おいて、設計した制御系を対象モデルを含めて評価する
ために時間応答のシミュレーションが多用されている。
そこで、本実施例ではシミュレーシュン装置(以下、シ
ミュレータと呼ぶ)16をCADステーション15に組
込んでいる。CADステーション15の構成が図2に示
されている。
【0020】このCADステーション15は、入力I/
F21及び出力I/F22を介してデータ伝送路13に
接続されると共に、モデリング部23、制御系設計部2
4、シミュレータ16を含んで構成される。
【0021】モデリング部23は、対象プロセス14の
状態量を収集し、対象プロセス14を数式モデルで表す
ためのモデリング処理を実行する部分である。このモデ
リング部23は、対象プロセス14の状態量を収集する
ために、実際のプロセスデータを制御装置11から入力
I/F21を介して取込む場合と、不図示のデータ入力
手段から設計者が直接入力する場合とがある。
【0022】制御系設計部24は、モデリング部23で
求められた数式モデルを基に最適な制御系を構成するた
めに制御装置11で制御演算を実行する際の制御パラメ
ータ(PID制御であればP,I,Dパラメータ等であ
る)を求める部分である。
【0023】シミュレータ16は、モデリング部23で
求められた数式モデルと制御系設計部24で求められた
制御パラメータとを基に設計値の評価を行うためのシミ
ュレーションを実行するための部分である。このシミュ
レータ16が上記出力I/F22を介してデータ伝送路
13に接続されている。図3にはシミュレータ16の構
成例が示されている。
【0024】このシミュレータ16は、条件入力部2
5、シミュレーション演算部26、結果保存部27、結
果出力処理部28、定周期割込み信号発生部29とを備
えている。条件入力部25は、対象プロセスの数式モデ
ル、制御パラメータの他、シミュレーション回数等の条
件を設定する部分である。シミュレーション演算部26
は条件入力部25で設定されたシミュレーション条件を
基にシミュレーション演算を実行する部分である。結果
保存部27はシミュレーション結果をデータバッファ等
への保存処理を行う。結果出力処理部28は、結果保存
部27に保存されたシミュレーション結果を外部へ実時
間間隔で出力するための処理を実行する部分である。定
周期割込み信号発生部29は、結果出力処理部28にお
いて必要な実時間間隔を定周期の割込み信号として結果
出力処理部28へ与える。
【0025】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について図4に示すフローチャートに基づいて説明
する。シミュレータ16のシミュレーション演算部26
では、システム立上げ直後に初期化処理がなされ、続い
て条件入力部25に設定されている対象プロセスの数式
モデル、制御パラメータ、シミュレーション回数等の条
件を読み込む。そして読込んだ条件を基に一定離散時間
間隔でシミュレーション演算を実施してシミュレーショ
ン演算を出力する。
【0026】なお、上記離散時間間隔はプロセス制御シ
ステムのデータ伝送路13のスキャン伝送の送信周期に
一致させる。スキャン伝送周期に一致していない場合
は、演算結果を時間軸においてスケール変換する処理が
シミュレーション演算後に介在することになる。
【0027】シミュレーション演算部26で求められた
シミュレーション結果は、結果保存部27で一度データ
バッファにファイリングされ、結果出力処理部28へ渡
される。そして結果出力処理部28が、定周期割込み信
号発生部29から定周期で与えられる割込み信号を基に
して、バッファリングされているシミュレーション結果
を上記スキャン伝送周期に合わせて出力I/F22を介
してデータ伝送路13へ送出される。
【0028】一方、監視装置12ではデータ伝送路13
を介して制御装置11からスキャン伝送されてくるプロ
セスデータを取込み、対象プロセス14の状態の時間変
化を、トレンドデータとしてグラフ表示する。プロセス
制御システムのデータ伝送路13上にはCADステーシ
ョン15からシミュレーション結果がリアルタイムで送
出されているため、監視装置12は制御装置11からの
プロセスデータと同様に扱うことができる。従って、シ
ミュレーション結果を実データと同様に扱ってトレンド
グラフとして表示できるものとなる。
【0029】この様に本実施例によれば、CADステー
ション15にシミュレータ16を組込み、そのシミュレ
ータ16にシミュレーション結果をシステムのスキャン
伝送周期に合わせてデータ伝送路上13へ送出可能に構
成したので、CADステーション15の機能を流用する
ことができ、独立したシステムでシミュレータを構成す
る場合に比べ、既存の設備を有効に利用でき、コストダ
ウンを図ることができる。
【0030】また本実施例によれば、シミュレーション
結果のデータを、制御装置11,監視装置12でプロセ
スデータ等の通常データと同レベルで扱うことができ、
データの管理,加工が容易になる。また制御装置11、
或いは監視装置12の計算機にシミュレーション機能を
組込む必要がないので、標準機能と付加機能の分離を明
確にすることができる。なお、上記実施例ではCADス
テーション15の機能をシミュレータ16に流用した
が、その他の既存システムを利用することもできる。本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
【0031】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、計
算機内に1機能として組み込むことなく、かつ独立した
システムとして設けることなく、既存設備の機能を流用
して実現でき、構成の簡略化とコストの低下を図ること
ができ、シミュレーション結果を外部においてリアルタ
イムの実データと同等に扱え、データの一元管理による
データの管理,加工が容易なシミュレーション装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプロセス制御システム
の概略図である。
【図2】図1に示すプロセス制御システムに接続された
CADステーションの構成図である。
【図3】CADステーションに組込まれたシミュレータ
の構成図である。
【図4】シミュレータの動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】シミュレータを組込んだ計算機の構成図であ
る。
【図6】シミュレータを独立したシステムとしたシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
11…制御装置、12…監視装置、13…データ伝送
路、15…制御系設計CADステーション、16…シミ
ュレータ、21…入力I/F、22…出力I/F、25
…条件入力部、26…シミュレーション演算部、27…
結果保存部、28…結果出力処理部、29…定周期割込
み信号発生部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シミュレーション対象の動作特性を表わ
    した数学的モデルに基づいて入力データに応じた所定の
    シミュレーション演算を実行し、そのシミュレーション
    結果を出力するシミュレーション装置において、装置本
    体が接続されるデータ伝送路に対し該データ伝送路にお
    けるデータ伝送に割込みをかけて、前記シミュレーショ
    ン結果を実時間間隔で出力するデータ送出手段を具備し
    たことを特徴とするシミュレーション装置。
JP4501593A 1993-03-05 1993-03-05 シミュレーション装置 Pending JPH06259405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4501593A JPH06259405A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 シミュレーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4501593A JPH06259405A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 シミュレーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06259405A true JPH06259405A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12707533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4501593A Pending JPH06259405A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 シミュレーション装置

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JP (1) JPH06259405A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4846885B2 (ja) * 1996-04-04 2011-12-28 エマソン プロセス マネージメント パワー アンド ウォーター ソリューションズ, インコーポレイテッド 分散プロセス制御システムのための刺激型シミュレータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4846885B2 (ja) * 1996-04-04 2011-12-28 エマソン プロセス マネージメント パワー アンド ウォーター ソリューションズ, インコーポレイテッド 分散プロセス制御システムのための刺激型シミュレータ

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