JPH0756606A - 計測監視制御装置の構築支援装置 - Google Patents

計測監視制御装置の構築支援装置

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JPH0756606A
JPH0756606A JP20483393A JP20483393A JPH0756606A JP H0756606 A JPH0756606 A JP H0756606A JP 20483393 A JP20483393 A JP 20483393A JP 20483393 A JP20483393 A JP 20483393A JP H0756606 A JPH0756606 A JP H0756606A
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JP20483393A
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Hiroyuki Sakaguchi
浩幸 坂口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計測監視制御装置の構築支援装置に関し、効
率的にかつ選択もれがなく装置を構築することができ、
装置の仕様決定の途中でシミュレーションにより仕様を
確認することができ、装置構築の全工程の作業を支援す
ることを目的とする。 【構成】 端末11とホストコンピュータ12からな
り、ホストコンピュータ12に、計測監視制御装置の装
置構築に必要な情報が格納されている知識ベース13
と、知識ベース13から質問がなくなるまで繰り返して
構築機器情報とセットアップ情報を得る推論管理手段1
4と、定義体に変換処理を行う定義体変換処理手段16
と、定義体が記憶される定義体記憶手段17と、構築機
器情報、セットアップ情報および定義体が格納されるデ
ータベース15と、データベース15に格納された各情
報を利用して表示編集を行いシミュレーション画面を作
成するシミュレーション画面作成手段20を設けるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計測監視制御装置の構
築支援装置に関する。計測監視制御装置の形態は、ネッ
トワークの高度化に伴い、対象物が広域に分散し、ネッ
トワークを媒体として、計測監視制御を行うものが一般
的になってきている。
【0002】このような広域に分散した対象物を計測監
視制御する装置を構築する場合、様々な知識を必要とす
るため、装置構築を容易にすることができる装置を開発
する必要がある。
【0003】
【従来の技術】構築支援装置の対象となる計測監視制御
装置を図24に示す。図24において、1は雨量を計測
する雨量計(センサ)、2は水位を計測する水位計(セ
ンサ)であり、これらのセンサ1,2は前記2種類のも
のに限定されるものではなく、計測制御対象により必要
に応じて設けられる。
【0004】センサ1,2は計測制御対象の状態を常時
または一定時間間隔毎に計測し、計測した状態によって
は、排水のためにポンプ3などが作動される。これらの
センサ1,2、ポンプ3などは、複数個所にそれぞれ設
けられ、各計測信号は、端末収集装置4,5にそれぞれ
収集される。各端末収集装置4,5で収集された計測信
号は、センタ収集装置6に収集され、センサ収集装置6
からデータ処理装置7に送られる。また、他機関のシス
テムからのデータもモデム8を介してデータ処理装置7
に送られる。データ処理装置7ではセンタ収集装置6か
ら送られてきた計測信号や他のデータを計測制御データ
ベースに蓄積し、また、計測信号や他のデータに基づい
て計測制御対象の状態を判別し、異常があるときは、ポ
ンプ3などに制御信号を送る。
【0005】データ処理装置7には複数の端末9がそれ
ぞれ接続され、端末9は計測制御装置全体の監視を行
う。端末9で、現在のデータ、または時系列のデータを
定期的に利用する場合に、操作者は装置で設けられた操
作手順により、一画面ごとに表示を行って、データを獲
得し、画面編集を行っていた。
【0006】このような計測監視制御装置を構築するた
めには、センサ1,2、端末収集装置4,5、センタ収
集装置6、データ処理装置7、端末9、その他電源装
置、ITVなどに関する幅広い知識が必要であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の計測監視制御装置を構築する方法にあって
は、センサ、端末、収集装置、センタ収集装置、データ
制御装置、端末、その他電源装置、ITVなどの幅広い
知識が必要であるため、装置の構築ノウハウを身につけ
るのが難しく、未熟なまま装置を構築しているのが現状
であった。また、ユーザも仕様打合せ段階で装置が完成
した時点の全体の動きを把握することが難しく、この意
識のヅレが後工程での手直しにつながり、装置開発を円
滑に行うことが難しかった。
【0008】また、このような装置構築をコンピュータ
を利用してより簡単に行うためのものとしてCASE
(Computer Assisted Software Engineering)が提供さ
れてきているが、ソフトウエア開発を主な処理範囲とし
ており、システムエンジニアリング全般を支援するもの
はなかった。本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、装置の構築ノウハウを充分身
につけていなくても標準的な装置であれば、効率的にか
つ選択もれがなく装置を構築することができ、また、装
置の仕様決定の途中でシミュレーションにより仕様を確
認することができ、さらに、装置構築の全工程の作業を
支援することができる構築支援装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は、端末11とホストコンピュータ1
2からなり、該ホストコンピュータ12に、計測監視制
御装置の装置構築に必要な情報が格納されている知識ベ
ース13と、前記端末11に対して質問と回答の選択肢
を出力し端末11から返送される回答をもとに前記知識
ベース13から次の質問と回答の選択肢を得るサイクル
を知識ベース13からの質問がなくなるまで繰り返して
構築機器情報と、装置構成を示す装置情報と取扱いデー
タ情報よりなるセットアップ情報を得る推論管理手段1
4と、前記セットアップ情報から各画面にどのデータを
表示するかを決定した定義体に変換処理を行う定義体変
換処理手段16と、該定義体変換処理手段16で変換処
理された定義体が記憶される定義体記憶手段17と、前
記構築機器情報、前記セットアップ情報および前記定義
体が格納されるデータベース15と、該データベース1
5に格納された各情報を利用して表示編集を行いシミュ
レーションを行うためのシミュレーション画面を作成す
るとともに模擬データを与えて各地での流量を算出して
表示するシミュレーション画面作成手段20を設けたこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記ホストコンピュータ
12に、前記データベース15に格納された定義体の追
加、削除、挿入、移動、項目内容変更などの編集を行う
編集手段18を設けたことを特徴とする。また、本発明
は、前記シミュレーション画面作成手段20が、流入量
などの模擬データが予め与えられ格納されている模擬デ
ータ記憶手段21と、ゲート開度などの制御変数が格納
される制御変数記憶手段22と、前記データベース15
に格納された各情報のうちの演算式を取り出して各地点
での流量を演算する流量演算手段23と、前記データベ
ース15に格納された各情報を利用し表示編集してシミ
ュレーション画面を表示編集する表示編集手段24を有
することを特徴とする。
【0011】
【作用】このような構成を備えた本発明の計測監視制御
装置の構築支援装置によれば、推論管理手段14により
知識ベース13から質問がなくなるまで質問と回答の選
択肢を得るサイクルを繰り返して、セットアップ情報と
構築機器情報を抽出し、抽出したセットアップ情報の変
換処理を行って定義体を作成し、データベース15に定
義体、セットアップ情報、構築機器情報を格納した後
に、格納した各情報を利用して表示編集を行い、シミュ
レーション画面を作成するとともに、模擬データを与え
て各地での流量を算出して表示するようにしたため、装
置の構築ノウハウを充分身につけていなくても標準的な
装置であれば、その装置を効率的にかつ選択もれなく構
築することができる。
【0012】また、シミュレーション画面を作成して、
シミュレーションを行うようにしたため、装置の仕様決
定の途中で仕様を確認することができ、手直しを少なく
することができる。さらに、従来個人の経験に頼る部分
が多かったシステムエンジニアリングを含めて、装置構
築の全工程の作業を支援することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図23は本発明の一実施例を示す図であ
る。図2は本発明の一実施例に係る全体構成図である。
図2において、11は端末、12は端末11が接続され
たホストコンピュータであり、ホストコンピュータ12
内には知識ベース13が設けられている。
【0014】知識ベース13には計測監視制御装置の装
置構成に必要な情報が格納されている。すなわち、知識
ベース13には、装置構築規則、センサ、端末収集装
置、センタ収集装置、データ処理装置、端末、その他電
源装置、ITVなどの機器に関する情報、および入力デ
ータから算出されるデータに関する情報が格納されてい
る。
【0015】装置構築規則は、「もし(A)ならば、
(B)とする。」というような形式で、知識ベース13
に格納され、また、(A)を得るための質問も格納され
る。質問の回答としての(A)は、複数個用意されるこ
ともある。この場合には、回答は複数の選択肢から選
ぶ。個々の機器の特徴を示す情報としては、例えば図3
に示すようなものがある。
【0016】図3は機器のうちの温水フロート式水位計
の特徴を示す情報の説明図である。機器の情報として
は、例えば名称、重量、図番、使用電源、出力信号形
式、出力信号範囲などが知識ベース13に格納されてい
る。また、知識ベース14には、例えば図4に示すよう
に、入力データから算出されるデータに関する情報が格
納されている。図4では河川水位についての最新値、定
時値、正時値、日平均値、日最大値、日最小値、月平均
値、月最大値、月最小値、上限値、警報値などが知識ベ
ース13に格納されている。
【0017】図2において、14は推論管理手段として
の推論管理部であり、推論管理部14は、端末11に対
して質問と回答の選択肢を出力し、端末11から返送さ
れる回答をもとに知識ベース13から次の質問と回答の
選択肢を得るサイクルを知識ベース13からの質問がな
くなるまで繰り返す。こうして、推論管理部14は知識
ベース13からセットアップ情報と構築機器情報を抽出
して、データベース15に格納する。
【0018】セットアップ情報は、機器の特徴を示す情
報と入力から算出されるデータに関する情報により、作
成され、装置構成を示す情報である。セットアップ情報
は、図5に示すように、システム情報と取扱いデータ情
報により構成される。取扱いデータ情報のうちの算出方
法は、各地点での流量を算出する演算式などを示す。
【0019】また、構築機器情報は、図6に示すよう
に、システム情報と設置機器情報により構成される。図
2において、16は定義体変換処理手段としての定義体
変換処理部であり、定義体変換処理部16は、セットア
ップ情報を変換処理して定義体を作成する。定義体は、
各画面にどのデータを表示するかを決定したものであ
り、図7に示すように、正時データ表、定時データ表、
正時データグラフ、定時データグラフ、最新データ状況
図などよりなる。
【0020】定義体変換処理部16により変換処理され
た画面定義体としての定義体の例を図8に示す。また、
画面定義体の具体的な例を図9に示す。図2において、
17は定義体記憶手段としての定義体ファイルであり、
定義体ファイル17内には変換処理された定義体が格納
される。
【0021】15は前記データベースであり、データベ
ース15には、セットアップ情報、構築機器情報、変換
処理された定義体および定義体を検索するための検索情
報が格納される。検索情報としては、例えば図10に示
すようなものがある。すなわち、定義体を容易に取り出
すことができるように、画面番号、定義体レベル、定義
体項目名、定義体値などがデータベース15に格納され
ている。
【0022】図2において、18は編集手段としての編
集部であり、編集部18はデータベース15内の定義体
を取り出して定義体の編集を行う。すなわち、編集部1
8は定義体の追加、削除、挿入、移動、項目内容変更な
どを行い、その編集結果を画面19に表示する。20は
シミュレーション画面作成手段としてのシミュレーショ
ン画面作成部であり、シミュレーション画面作成部20
はデータベース15内に格納したセットアップ情報、構
築機器情報、定義体を利用し、表示編集を行って、シミ
ュレーションを行うためのシミュレーション画面を作成
するとともに、模擬データを与えて各地での流量を算出
し画面19に表示する。
【0023】すなわち、シミュレーション画面作成部2
0は、図11に示すように、模擬データ記憶手段として
の模擬データファイル21、制御変数記憶手段としての
制御変数ファイル22、流量演算手段としての流量演算
部23および表示編集手段としての表示編集部24を有
している。模擬データファイル21には、流入量、注水
量などの模擬データが予め時系列に設定される。
【0024】制御変数ファイル22には、各水門のゲー
ト開度などの制御変数が端末11より与えられる。流量
演算部23は、演算式をデータベース15より取り出し
て各地点での流量を演算する。表示編集部24は、セッ
トアップ情報、標準機器情報、定義体を利用し、表示編
集を行って、シミュレーション画面を作成し、画面19
に表示する。作成されたシミュレーション画面を見て、
シミュレーションを行う。
【0025】次に、動作を説明する。まず、設計者は、
端末11を操作し、推論管理部14により、知識ベース
13から計測監視制御装置の装置構築に必要な構築機器
情報およびセットアップ情報を引き出す。この推論管理
の手順を図12に示す。
【0026】図12に示すように、まず、推論の目標を
知識ベース13に与える。次に、知識ベース13から装
置構築規則を取り出す。知識ベース13には、「もし
(A)ならば、(B)とする。」のような形式で、構築
規則が格納されており、また、(A)を得るための質問
も記述されている。質問の回答としての(A)は、複数
個用意されることもある。この場合、回答は複数の選択
肢から選ぶことになる。
【0027】次に、質問と回答の選択肢を端末11側に
表示し、設計者に提示する。次に、端末11から回答を
得る。次に、回答に従って、必要な機器およびセットア
ップ内容を決定し、構築機器情報、セットアップ情報と
して抽出する。次に、回答を知識ベース13に返す。
【0028】次に、前記規則に記述した指示が実行さ
れ、次の条件を探索する。最後に、未確定条件がなくな
ってから、抽出した構築機器情報およびセットアップ情
報をデータベース15に格納する。次に、前記構築機器
情報のうち、あるセンサの機種を選択する手順を詳細に
説明する。
【0029】図13はあるセンサの機能を取り出す手順
を示す。図13に示すように、下線部分が質問として端
末11の画面に表示され、回答の選択肢として*記号が
ついた項目が同時に表示される。例えば、「何を計測し
ますか?」の質問では、回答の選択肢として、「水位,
流量,開度,雨量」の4項が表示され、その中から、
「水位」を選択すると、水位計に関する質問が次に表示
される。
【0030】温水フロート式水位計が選択されると、温
水フロート式水位計の特徴を知識ベース13から取り出
す。知識ベース13の中には、規則だけではなく、個々
の機器の特徴を示す情報も格納されている。この機器の
特徴を示す情報は、前記図3に示すような形式で格納さ
れている。さらに、入力データから算出されるデータに
関する情報も前記図4に示すように格納されている。
【0031】次に、推論管理部14により抽出されたセ
ットアップ情報を前記図5に示す。セットアップ情報
は、機器の特徴を示す情報と入力データから算出される
データに関する情報により作成され、装置構成を示す情
報であるセットアップ情報は、システム情報と取扱いデ
ータ情報よりなり、システム情報や取扱いデータ情報の
うち、先に示した機器の特徴とデータに関する情報に記
述されていない内容については、端末11側から入力し
てもらう。
【0032】セットアップ情報を確定する方法を以下に
示す。先に装置構築に必要な機器が抽出されており、こ
の機器から入力されるデータから算出されるデータをデ
ータに関する情報から抽出する。これが、この装置で取
り扱えるデータとなる。次に、推論管理部14により抽
出される構築機器情報を前記図6に示す。
【0033】構築機器情報は、システム情報と設置機器
情報よりなり、設置機器情報は全構築機器数分ある。上
位機器項目キー番号とは、装置がロッカーに実装されて
いる場合、そのロッカーの機器項目キー番号のことを指
す。プリント板ならば、装置の機器項目キー番号とな
る。構築機器情報とは、装置構築に必要な機器の情報で
ある。
【0034】次に、得られたセットアップ情報から定義
体を作成する方法について説明する。定義体は、各画面
にどのデータを表示するかを決定したもので、画面定義
体よりなる。画面定義体は、背景定義体、画面制御定義
体、画面遷移定義体、画面データ定義体から構成され
る。
【0035】背景定義体は、背景、例えば、枠などを定
義したものである。画面制御定義体は、画面制御、例え
ば、表やグラフを定義したものである。画面遷移定義体
は、画面遷移を定義したものである。画面データ定義体
は、画面に表示されるデータを定義したものである。こ
こでは、画面データ定義体を例にして説明する。本実施
例が対象としている装置の一つに「水管理システム」が
あり、この装置では、河川の水系毎に設置されているセ
ンサから収集されるデータを表示する。
【0036】セットアップ情報から画面データ定義体を
作成する方法を水管理システムを例にして説明する。 (1)まず、系統キー番号からデータをツリー構造に並
べる。自己の系統キー番号と上位系統キー番号から、各
データをツリー構造に並べることができる。系統キー番
号は、図14(A)に示すようにとる。系統キー番号
は、(m−n)、(m1−n1,m2−n2)で示され
るが、(m−n)は系統キー番号を示し、mはレベル番
号、nは通番(各レベル毎)を示し、(m1−n1)は
自系統キー番号、(m2−n2)は上位系統キー番号を
示す。
【0037】(2)次に、各系統キー番号に属する局番
号を抽出する。図14(B)に示すように、石狩川(1
−1,0−0)に属する局番号001〜004が抽出さ
れる。 (3)次に、各局番号に属する施設番号を抽出する。図
14(C)に示すように、旭川局(004)に属する施
設番号雨量計(00001)、水位計(00002)が
抽出される。
【0038】(4)次に、各施設番号から収集されるデ
ータキー番号を抽出する。図14(D)に示すように、
水位計(00002)より旭川局水位(00−00−0
0−01)が抽出される。 (5)次に、(4)で示した系統を使用して、画面デー
タ定義体を作成する。この処理は、定義体変換処理部1
6で行う。
【0039】この変換処理の手順を以下に示す。前記図
7に示すようなメインメニュー配下の画面のうち正時デ
ータ表の画面を例にとって、(4)項に示した系統図の
内容から各画面にデータを配分する。並べる順番は、系
統キー番号「1−1」を筆頭として、この系統キー番号
に直接続する局の筆頭局番に属するデータのうちデータ
種別が一致するものをデータ番号順に並べる。続けて、
局番順にデータを並べる。データ種別は、画面毎に表示
する内容に合わせて、付けられている。
【0040】系統キー番号「1−1」が終了したら、
「1−1」に接続する系統キー番号のうちの通番順に同
様にデータを並べる。この作業を全ての系統キー番号に
ついて行う。表1〜nは、それぞれ8データを表示する
ことができるので、8データづつ区切り、1画面に配分
する。
【0041】こうして、定義体変換処理部16で変換処
理された画面データ定義体を図8に示す。画面データ定
義体は、定義体ファイル17内に格納される。こうし
て、得られた画面データ定義体の具体例を前記図9に示
す。次に、作成された画面定義体は、セットアップ情
報、構築機器情報とともに、データベース15に格納さ
れる。また、データベース15には定義体を容易に検索
して取り出すために、前記図10に示すような検索情報
も格納される。図10の項目において、前記画面データ
定義体と一致している項目とない項目があるが、一致し
ている項目は、そのまま格納し、ない項目は、既に入力
されているセットアップ情報や構築機器情報との関連が
分かるように、キー番号を記述してある。備考について
は、端末11より入力する。
【0042】次に、データベース15内に格納された画
面定義体の編集を編集部18で編集して、画面19に表
示する。図15に編集前の画面系統図を示す。なお、番
号は図面番号を示す。編集には、追加、削除、挿入、移
動、項目内容変更がある。 (1)まず、追加について説明する。
【0043】例えば、図16に示すように、画面000
7を画面0001の配下に追加する。この場合には、画
面0001の内のボタンをクリックし、画面0007を
起動する指定を行う。 (2)次に、削除について説明する。例えば、図17に
示すように、画面0006から画面0002配下から削
除する。この場合には、画面0002内の画面0006
の起動ボタンを削除する。
【0044】(3)次に、挿入について説明する。例え
ば、図18に示すように、画面0001とその配下の画
面の間に画面0007を挿入する。この場合には、画面
0001にある画面0002〜0004の起動ボタンを
画面0007に移動する。そして、画面0001に画面
0007の起動ボタンを追加する。
【0045】(4)次に、移動について説明する。例え
ば、図19に示すように、画面0006を画面0001
配下に移動する。この場合には、画面0002の画面0
006の起動ボタンを画面0001に移動する。 (5)次に、項目内容変更について説明する。
【0046】例えば、図20に示すように、画面000
4の画面名称を変更する。例えば、画面名称を「水位・
流量グラフ−1」から「水位・流量表−1」に変更した
ときは、変更後画面は、図21に示すようになる。次
に、シミュレーション画面の作成について説明する。シ
ミュレーション画面は、データベース15に格納されて
いるセットアップ情報、構築機器情報および定義体を利
用して作成され、画面19に表示され、シミュレーショ
ンが行われる。
【0047】この場合、流入量や注水量などの模擬デー
タを模擬データファイル21に時系列に設定しておき、
また、ゲート開度などの制御変数を制御変数ファイル2
2に与え、定義体に含まれている演算式を用いて各地点
での流量を流量演算部23により演算し、表示編集部2
4により表示編集を行って、画面19にシミュレーショ
ン画面を出力する。
【0048】図22に示すシュミレーション画面は、用
水管理システムで使用する画面である。このシステムの
水路は、人工的に作られたもので、雨が自然流入する量
は、無視できる。したがって、上流の流量が下流へその
まま流れていくと想定することができる。水路の途中で
他の水路と合流したり、分流したりするため、その地点
で流量の変動がある分流する箇所では、ゲートが設けら
れ、分水量の調節が行われる。
【0049】以上の前提のもとに、各地点での流量を図
23に示す式で算出することができる。シミュレーショ
ンで使用される模擬データは、各地点での流量の最大値
を考慮し、その1/3の流量を中心として上下動するデ
ータとする。この状態で、ゲートを上下動させると、各
ゲートを通過する流量が変化する。ただし、各ゲートを
通過する水が次の地点に達するための時間を各地点間距
離と流速から求め、次の地点の流量が変化する時間が遅
れるようにする。流速は、各地点の勾配等の条件から算
出する。
【0050】また、ゲートの制御指示が現場の端末装置
に伝わって、ゲートが動作し、変化した開度がセンタ側
に送り返されるまでに要する時間も考慮し、使用してい
る伝送速度で画面に表示されている開度が遅れて変化す
るようにする。したがって、開度が目標値に達した時に
停止操作を行っても、実際に開度が停止した値は、この
遅れ時間によって異なる。
【0051】以上のように、本実施例においては、装置
の構築ノウハウを充分身につけていなくても、標準的な
装置であれば、効率的に、かつ、選択もれなく装置を構
築することができる。また、シミュレーションを行うこ
とができるため、装置の仕様決定の途中でシミュレーシ
ョンにより仕様を確認することができ、作成者と要求側
の認識のずれを防ぎ、手直しを少なくすることができ
る。
【0052】さらに、ソフトウエアの組み合わせで実現
するものに限定されず、従来個人の経験に頼る部分が多
かったシステムエンジニアリングを含めて、装置構築の
全工程の作業を支援することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、知識ベースからセットアップ情報と構築機器情報を
推論管理により抽出し、セットアップ情報を変換処理し
て、定義体を作成し、定義体、セットアップ情報、構築
機器情報を利用してシミュレーション画面を作成するよ
うにしたため、装置構築ノウハウを充分身につけていな
くても標準的な装置を容易に構築することができる。ま
た、シミュレーションを行うようにしたため、仕様決定
の途中で仕様を確認することができ、手直しを少なくす
ることができる。さらに、システムエンジニアリングを
含めて、装置構築の全工程の作業を支援することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示す全体構成図
【図3】機器の情報の説明図
【図4】算出されるデータに関する情報の説明図
【図5】セットアップ情報の説明図
【図6】構築機器情報の説明図
【図7】基本の画面の説明図
【図8】画面定義体を示す図
【図9】画面定義体の具体的例を示す図
【図10】定義体の検索情報の説明図
【図11】シミュレーション画面作成部の内部構成図
【図12】推論管理の手順を示す図
【図13】あるセンサの機種を取り出す手順を示す図
【図14】画面定義体を作成する説明図
【図15】編集前の画面系統を示す図
【図16】追加の説明図
【図17】削除の説明図
【図18】挿入の説明図
【図19】移動の説明図
【図20】項目内容変更の説明図
【図21】項目内容変更の画面を示す図
【図22】シミュレーション画面を示す図
【図23】各地点での流量算出の説明図
【図24】計測監視制御装置を示す図
【符号の説明】
11:端末 12:ホストコンピュータ 13:知識ベース 14:推論管理部(推論管理手段) 15:データベース 16:定義体変換処理部(定義体変換処理手段) 17:定義体ファイル(定義体記憶手段) 18:編集部(編集手段) 19:画面 20:シミュレーション画面作成部(シミュレーション
画面作成手段) 21:模擬データファイル(模擬データ記憶手段) 22:制御変数ファイル(制御変数記憶手段) 23:流量演算部(流量演算手段) 24:表示編集部(表示編集手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末(11)とホストコンピュータ(1
    2)からなり、該ホストコンピュータ(12)に、計測
    監視制御装置の装置構築に必要な情報が格納されている
    知識ベース(13)と、 前記端末(11)に対して質問と回答の選択肢を出力し
    端末(11)から返送される回答をもとに前記知識ベー
    ス(13)から次の質問と回答の選択肢を得るサイクル
    を知識ベース(13)からの質問がなくなるまで繰り返
    して構築機器情報と、装置構成を示す装置情報と取扱い
    データ情報よりなるセットアップ情報を得る推論管理手
    段(14)と、 前記セットアップ情報から各画面にどのデータを表示す
    るかを決定した定義体に変換処理を行う定義体変換処理
    手段(16)と、 該定義体変換処理手段(16)で変換処理された定義体
    が記憶される定義体記憶手段(17)と、 前記構築機器情報、前記セットアップ情報および前記定
    義体が格納されるデータベース(15)と、 該データベース(15)に格納された各情報を利用して
    表示編集を行いシミュレーションを行うためのシミュレ
    ーション画面を作成するとともに模擬データを与えて各
    地での流量を算出して表示するシミュレーション画面作
    成手段(20)を設けたことを特徴とする計測監視制御
    装置の支援装置。
  2. 【請求項2】前記ホストコンピュータ(12)に、前記
    データベース(15)に格納された定義体の追加、削
    除、挿入、移動、項目内容変更などの編集を行う編集手
    段(18)を設けたことを特徴とする請求項1の計測監
    視制御装置の構築支援装置。
  3. 【請求項3】前記シミュレーション画面作成手段(2
    0)が、流入量などの模擬データが予め与えられ格納さ
    れている模擬データ記憶手段(21)と、 ゲート開度などの制御変数が格納される制御変数記憶手
    段(22)と、 前記データベース(15)に格納された各情報のうちの
    演算式を取り出して各地点での流量を演算する流量演算
    手段(23)と、 前記データベース(15)に格納された各情報を利用し
    表示編集してシミュレーション画面を表示編集する表示
    編集手段(24)を有することを特徴とする請求項1の
    計測監視制御装置の構築支援装置。
JP20483393A 1993-08-19 1993-08-19 計測監視制御装置の構築支援装置 Withdrawn JPH0756606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226825A (ja) * 1997-02-14 2007-09-06 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御のための環境の構成を補助するためのシステム
WO2022260150A1 (ja) 2021-06-09 2022-12-15 Ultimatrust株式会社 情報処理装置、プログラム及びデータ処理方法

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