JP2006267260A - プラント設備シミュレーション装置及びプラント設備シミュレーションシステム - Google Patents

プラント設備シミュレーション装置及びプラント設備シミュレーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 電気設備等のプラントからプラントデータをインターフェイスを介して収集すると共に、このプラントデータを用いてプラントの運転操作のシミュレーションを行うようにしたプラント設備シミュレーションシステムを得る。
【解決手段】 プラントサーバ2は、プラント1からプラントデータをプラントバス通信網11を介して取得し、プラントデータベース21に格納しておき、シミュレーション装置3は、サーバ用インターフェイス34aにより、プラントサーバ2からプラントデータを取得し、これをシミュレーションデータに変換して、シミュレーションを実行するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、プラントの電気設備等の設計情報及びプラントのデータを使って、電気設備に関する操作シミュレーションを行なうプラント設備シミュレーション装置及びプラント設備シミュレーションシステムに関するものである。
従来のプラント設備シミュレーションシステムにおいては、あらかじめ構築してある擬似プラントの構成要素ごとの数式モデルによりシミュレーションを行っている。その際、使用するシミュレーション用データは、その都度入力することにより作成している。
特許文献1は、CAD上で通常のCADと同様に作画することで、プラントの各部材の接続データファイルが自動生成され、この各部材の属性データを入力して属性データファイルを作成し、この二つのデータファイルを用いてシミュレーション計算機に入力して、各プラント構成要素毎の数式モデルにより、シミュレーション計算を行うものが、示されている。
特開平7−261654号公報(第2〜3頁、図1)
特許文献1を含めて、従来のプラント設備シミュレーションシステムには、プラントとシミュレーションシステムの間にデータをやり取りするインターフェイスがなかった。そのため、現状もしくは過去の状態のシミュレーションを行なうために、プラント設備の状態を設定する必要があった。そのため、シミュレーションデータの入力に時間がかかるとともに設定ミスが発生していた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、電気設備等のプラントからプラントデータをインターフェイスを介して収集すると共に、このプラントデータを用いてプラントの運転操作のシミュレーションを行うようにしたプラント設備シミュレーション装置及びプラント設備シミュレーションシステムを得ることを目的とする。
この発明に係わるプラント設備シミュレーション装置においては、プラント設備の操作シミュレーションを行うプラント設備シミュレーション装置において、プラント設備のプラントデータを取得するシミュレータ用データ取得手段、このシミュレータ用データ取得手段により取得されたプラントデータを操作シミュレーションに適したデータ形式をもつシミュレーションデータに変換するデータ形式変換手段、このデータ形式変換手段により変換されたシミュレーションデータを用いて操作シミュレーションを実行するシミュレーション実行手段、及びこのシミュレーション実行手段が操作シミュレーションを実行する上で各種データベースとのインターフェイスを行うシミュレーション統合インターフェイスを備えたものである。
この発明は、以上説明したように、プラント設備の操作シミュレーションを行うプラント設備シミュレーション装置において、プラント設備のプラントデータを取得するシミュレータ用データ取得手段、このシミュレータ用データ取得手段により取得されたプラントデータを操作シミュレーションに適したデータ形式をもつシミュレーションデータに変換するデータ形式変換手段、このデータ形式変換手段により変換されたシミュレーションデータを用いて操作シミュレーションを実行するシミュレーション実行手段、及びこのシミュレーション実行手段が操作シミュレーションを実行する上で各種データベースとのインターフェイスを行うシミュレーション統合インターフェイスを備えたので、シミュレータ用データ取得手段によりプラントデータを取得し、このプラントデータを用いてシミュレーションを行うことができる。
実施の形態1.
実施の形態1は、シミュレータ装置がプラントサーバから、プラントサーバの保有するプラントデータの中から特定のタイミングでのプラントデータ(スナップショットデータ)を抜き出すようにしたものである。
以下、この発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。
図1において、プラント1は、プラント監視をしているプラントデータ(帳票データ、トレンドデータ、アラーム履歴データ等)をプラントバス通信網11に情報を流しており、プラントサーバ2は、プラントバス通信網11からプラントデータ収集出力プログラム22を使って、プラントデータを取得し、プラントデータベース21に、この取得したプラントデータを保存している。
シミュレーション装置3は、シミュレーション制御部30(シミュレーション実行手段を含む)により、シミュレーション装置3内の各部を制御すると共にプラント1の電気設備等の運転操作シミュレーションを行う。シミュレーションに必要なデータを保存及び抽出するシミュレーション統合インターフェイス31と、CAD図面や信号項目表や制御条件が保存された図面データベース32と、プラントデータを変換してシミュレーションデータを作成するシミュレーションエンジン33(データ形式変換手段)と、このシミュレーションエンジン33によって作成されたシミュレーションデータが保存されるシミュレーションデータベース315と、プラントサーバ2からプラントデータを取得し、シミュレーションエンジン33に取得したプラントデータを供給するシミュレータ用データ生成プログラム34(シミュレータ用データ取得手段)とから構成されており、シミュレータ用データ生成プログラム34は、サーバ用I/F34aを使い、インターネット通信網4を介して、プラントサーバ2からプラントデータベース21のプラントデータを取得することができる。
次に、動作について図2を用いて説明する。
図2は、この発明の実施の形態1によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、インターネット通信網を利用して、シミュレーション装置3がプラントサーバ2からプラントデータを取得し、シミュレーションデータを作るフローを表したものである。
まず、シミュレーション装置3のシミュレーション制御部30は、スナップショット要求をシミュレータ用データ生成プログラム34に要求する(ステップS101)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、プラントデータ収集出力プログラム22にプラントデータベース21より、データを取得するように、データ要求を行う(ステップS102)。プラントデータ収集出力プログラム22は、プラントデータベース21から、指定データを検索し(ステップS103)、データを取得する。
次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、取得したデータをシミュレータ用データ生成プログラム34に送る(ステップS104)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、受け取ったデータを、シミュレーションエンジン33に、データ変換させるために送信する(ステップS105)。
次に、シミュレーションエンジン33は、スナップショットデータを、シミュレーション制御部30が実行できるデータ形式のシミュレーションデータに変換する(ステップS106)。シミュレーションエンジン33は、シミュレーション統合インターフェイス31に、シミュレーションデータ保存要求を行う(ステップS107)。次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、シミュレーションデータとして、シミュレーションデータベース315に保存し(ステップS108)、保存結果をシミュレーション制御部30に通知する(ステップS109)。シミュレーション制御部30は、保存されたシミュレーションデータと、図面データベース32に保存された図面データとをシミュレーション統合インターフェイス31により組合せて、シミュレーションを実行する(ステップS110)。
なお、シミュレーションデータベース315に保存されるシミュレーションデータは、シミュレーションが終了すれば廃棄される一時的なデータとしてもよい。
実施の形態1によれば、これらの手順を行うことにより、シミュレーション装置からのスナップショット要求によるピンポイント指定でインターフェイスを介してプラントデータを得られることで、様々な状態のスナップショットデータが容易に得られ、これを図面データと組み合わせて、電気設備等のシミュレーションを容易に行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1は、図1のようにサーバ用I/F34aによりプラントサーバ2と通信してプラントデータを取得する場合について述べたが、実施の形態2は、図3に示すように、バス用I/F34bを設け、プラントバス通信網11に流れているプラントデータを直接取得するようにした。これにより、最新のプラントデータによりシミュレーションすることができる。
図3は、この発明の実施の形態2によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。
図3において、1〜3、11、21、22、30〜34、315は図1におけるものと同一のものである。図3では、シミュレーション装置3に、プラントバス通信網11に流れているプラントデータを直接取得するバス用I/F34bを設けている。
次に、動作について図4を用いて説明する。
図4は、この発明の実施の形態2によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、シミュレーション装置3がプラントバス通信網11からプラントデータを取得し、シミュレーションのデータを作るフローを表したものである。
まず、シミュレーション装置3のシミュレーション制御部30は、スナップショット要求をシミュレータ用データ生成プログラム34に要求する(ステップS201)。次に、シミュレータ用生成プログラム34は、プラントバス通信網11より指定された瞬間のプラントデータを収集する(ステップS202)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、収集したデータを、シミュレーションエンジン33に、シミュレーションデータ変換させるために送信する(ステップS203)。
次に、シミュレーションエンジン33は、スナップショットデータをシミュレーションデータに変換する(ステップS204)。シミュレーションエンジン33は、シミュレーション統合インターフェイス31に、シミュレーションデータ保存要求を行う(ステップS205)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、シミュレーションデータとして、シミュレーションデータベース315に保存する(ステップS206)。次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、データ保存結果をシミュレーション制御部30に通知する(ステップS207)。
最後に、シミュレーション制御部30は、ステップS206で保存されたシミュレーションデータをもとに、図面データベース32に保存された図面データをシミュレーション統合インターフェイス31により組合せて、シミュレーションを実行する(ステップS208)。
実施の形態2によれば、これらの手順を行うことにより、シミュレーション装置は、プラントバス通信網から最新のスナップショットデータを得ることができ、プラントの最新状態のデータによる電気設備等のシミュレーションを容易に構築できる。
実施の形態3.
実施の形態3は、図1を援用して説明する。
実施の形態1は、シミュレーション装置3が、サーバ用I/F34aによりプラントサーバ2と通信してプラントデータのスナップショットデータを取得する場合について述べたが、実施の形態3は、サーバ用I/F34aにより、ある特定期間のデータのプラントデータ(区間データ)をプラントサーバ2から取得するようにした。事故前後の区間データを用いて図面データと組合せてシミュレーションを行うことにより、事故や障害の原因究明、誤操作による事故防止を目的としたシミュレーションを行うことができる。
次に、動作について図5を用いて説明する。
図5は、この発明の実施の形態3によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、インターネット通信網4を利用して、シミュレーション装置3がプラントサーバ2からプラントデータを取得し、シミュレーションのデータを作るフローを表したものである。
まず、シミュレーション装置3のシミュレーション制御部30は、区間データ要求をシミュレータ用データ生成プログラム34に要求する(ステップS301)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、プラントデータ収集出力プログラム22にプラントデータベース21より、データを取得するように、指定日時のデータを要求する(ステップS302)。
プラントデータ収集出力プログラム22は、プラントデータベース21から、指定データを検索し(ステップS303)、区間データを取得する。次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、取得した区間データをシミュレータ用データ生成プログラム34に送る(ステップS304)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、受け取ったデータを、シミュレーションエンジン33にシミュレータデータ変換のために送る(ステップS305)。
次に、シミュレーションエンジン33は、区間データをシミュレーションデータに変換する(ステップS306)。シミュレーションエンジン33は、シミュレーション統合インターフェイス31に、シミュレーションデータ保存要求を行う(ステップS307)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、シミュレーションデータとして、シミュレーションデータベース315に保存した(ステップS308)後、データ保存結果をシミュレーション制御部30に通知する(ステップS309)。
最後に、シミュレーション制御部30は、ステップS308で保存されたシミュレーションデータをもとに、図面データベース32に保存された図面データをシミュレーション統合インターフェイス31により組合せて、シミュレーションを実行する(ステップS310)。
実施の形態3によれば、これらの手順を行うことにより、シミュレーション装置からの区間データ要求による事故前後の区間データを得られることで、事故や障害の原因究明、誤操作による事故防止を目的としたシミュレーションを行うことができる。
実施の形態4.
実施の形態4は、実施の形態1に追加した機能により、シミュレーション装置3は、シミュレーション実行時に操作された運転操作手順を操作マクロに生成し、操作マクロデータベース37に蓄えるようにしたものである。
また、この操作マクロは、シミュレーション装置3からプラントサーバ2に送信することで、プラントサーバ2の制御により、操作マクロにしたがった実際のプラントの運転を行うことができる。
以下、この発明の実施の形態4を図6に基づいて説明する。
図6は、この発明の実施の形態4によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。
図6において、1〜4、11、21、22、30〜34、34a、315は図1におけるものと、34bは図3におけるものとそれぞれ同一のものである。図6では、プラントサーバ2に、プラントマクロ操作プログラム23、このプラントマクロ操作プログラム23により操作マクロが保存される操作準備マクロデータベース26、この操作準備マクロデータベース26の操作マクロを用いてシミュレーションを行う操作マクロシミュレータ機能24(操作マクロシミュレータ手段)、及び操作準備マクロデータベース26の操作マクロを用いて実際のプラントの操作を行う操作準備マクロ実行機能25(操作マクロ実行手段)を設けている。
シミュレーション装置3に、運転操作のシミュレーション結果に基づき、運転操作手順の操作マクロを生成する操作マクロ生成エンジン36、操作マクロ生成エンジン36により生成された操作マクロを保存する操作マクロデータベース37及び操作マクロをプラントサーバ2に送信するマクロデータ収集出力プログラム38を設ける。
次に、動作について図7を用いて説明する。
図7は、この発明の実施の形態4によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、電気設備等の運転操作シミュレーションの操作マクロデータを作るフロー(状態遷移図)を表したものである。
シミュレーション装置3のシミュレーション制御部30は、操作マクロ生成要求をシミュレータ用データ生成プログラム34に要求する(ステップS401)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、プラントデータ収集出力プログラム22にプラントデータベース21より、操作マクロ生成要求に合致するデータを取得するように、指定データ要求を行う(ステップS402)。
プラントデータ収集出力プログラム22は、プラントデータベース21から、指定されたデータの抽出を行い(ステップS403)、データを取得する。次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、取得したデータをシミュレータ用データ生成プログラム34に、指定条件抽出結果データとして送る(ステップS404)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、受け取った抽出データをシミュレーションエンジン33に送信する(ステップS405)。
次に、シミュレーションエンジン33は、抽出データをシミュレーションデータに変換する(ステップS406)。次に、シミュレーション制御部30は、シミュレーションデータを用いてシミュレーションを実行し、シミュレーション結果を得る(S407)。次に、シミュレーション制御部30は、シミュレーション統合インターフェイス31に、シミュレーション結果の送信を行う(ステップS408)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、操作マクロ生成エンジン36に操作マクロ生成要求をする(ステップS409)。次に、操作マクロ生成エンジン36は、操作マクロを生成する(ステップS410)。次に、操作マクロ生成エンジン36は、シミュレーション統合インターフェイス31に、操作マクロ生成結果を送信する(ステップS411)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、操作マクロデータベース37に、生成した操作マクロを保存する(ステップS412)。次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、操作マクロが実際のプラントで実行できる状態にあることを示す信号である操作マクロ準備状態を、シミュレーションエンジン33に送信する(ステップS413)。次に、シミュレーションエンジン33は、シミュレータ用データ生成プログラム34に、操作マクロ準備状態を送信する(ステップS414)。
次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、シミュレーション制御部30に、操作マクロ生成結果を通知する(ステップS415)。
また、ステップS412の処理のあと、シミュレーション統合インターフェイス31は、マクロデータ収集出力プログラム38に、操作マクロデータを送信する(ステップS416)。次に、マクロデータ収集出力プログラム38は、インターネット通信網4を介して、操作マクロデータをプラントマクロ操作プログラム23に送り、操作マクロデータ保存要求を行う(ステップS417)。
次に、プラントマクロ操作プログラム23は、操作マクロデータを受け取り、操作準備マクロデータベース26に保存する(ステップS418)。
実施の形態4によれば、これらの手順を行うことにより、経験が未熟な作業者が、実際の電気設備等の操作変更作業を、シミュレーション装置を用いてシミュレーションし、このシミュレーションによって確認された運転操作の作業内容を操作マクロにし、この操作マクロを用いて実際のプラントの運転操作を行うことにより、プラントの操作ミスを減らすことができる。
また、プラントサーバ上でも操作マクロを用いたシミュレーションが行え、操作マクロの動作を確認することができる。
実施の形態5.
実施の形態5は、追加した機能により、シミュレーション装置3は、現在動作中のプラントの電気設備のプラントデータを元に運転操作のシミュレーションを行いながら、プラントの電気設備の運転状態が変化したとき、その変化をシミュレータに表示するようにしたものである。
以下、この発明の実施の形態5を図8に基づいて説明する。
図8は、この発明の実施の形態5によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。
図8において、1〜4、11、21、22、30〜34、34a、315は図1におけるものと、34bは図3におけるものとそれぞれ同一のものである。図8では、シミュレーション装置3にオンラインデータの影響範囲表示機能39(オンラインデータ影響範囲表示手段)を設け、シミュレータ用データ生成プログラム34にオンラインデータ監視プログラム34c(オンラインデータ監視手段)を設けている。
次に、動作について図9を用いて説明する。
図9は、この発明の実施の形態5によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、シミュレーション装置3のシミュレータ用データ生成プログラム34を使い、電気設備等の運転シミュレーション中に、現在動作中の電気設備等が動作変更されたときに、シミュレーションに、その動作変更の影響範囲を表示するフロー(状態遷移図)を表したものである。
シミュレータ用データ生成プログラム34は、シミュレータ用データ生成プログラム34内のオンライン監視プログラム34cに、オンラインデータ監視要求を常時行っている(ステップS501)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、オンライン監視プログラム34cの監視結果から、差分データ要求をプラントデータ収集出力プログラム22に送る(ステップS502)。
次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、前回のデータとの差分データを抽出する(ステップS503)。次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、シミュレータ用データ生成プログラム34に、差分抽出結果データを送る(ステップS504)。
次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、プラントバス通信網11から指定された瞬間のプラントデータを収集し、前回値との差分データを確認する(ステップS505)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、シミュレーション統合インターフェイス31に、差分データ(オンラインデータ変更を識別したアラームデータ39b)を送信する(ステップS506)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、差分データに基づき、シミュレーション実行中のシミュレーションデータに関連するデータを抽出する(ステップS507)。次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、シミュレータ用データ生成プログラム34に、ステップS507の抽出に基づく変更箇所リスト(表示した図面に関係するオンラインデータ39a)を送信する(ステップS508)。
次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、変更箇所リストを元に、プラントデータ収集出力プログラム22へ、データを要求する(ステップS509)。次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、シミュレータ用データ生成プログラム34のデータ要求を元に、指定データをデータベースから検索する(ステップS510)。次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、検索結果を送信する(ステップS511)。
次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、受け取った検索結果から、関連するプラントデータを、シミュレーションエンジン33に送信する(ステップS512)。次に、シミュレーションエンジン33は、プラントデータをシミュレーションデータに変換する(ステップS513)。次に、シミュレーションエンジン33は、シミュレーション統合インターフェイス31に、シミュレーションデータ保存要求を行う(ステップS514)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、シミュレーションデータとしてシミュレーションデータベース315に保存する(ステップS515)。
さらに、シミュレーションエンジン33は、ステップS514の処理のあと、オンラインデータの影響範囲表示機能39に、オンラインデータの影響範囲をわかりやすく示すように表示変更要求を行う(ステップS516)。次に、オンラインデータの影響範囲表示機能39は、シミュレーション画面に表示された図面データなどに対するオンラインデータの影響範囲を再表示する(ステップS517)。
このオンラインデータの影響範囲をシミュレーション装置上で表示することにより、操作に関連する設備がどうなるかが判り、このためシミュレーション結果のよし悪しの判断を行うことができる。
実施の形態5によれば、これらの手順を行うことにより、稼動中のプラントの電気設備が実際に操作されたときのオンラインデータを用いてシミュレーションを行うので、実際の運転操作と同等のシミュレーションをシミュレーション装置で行え、時差の少ないシミュレーションを実現することができる。
実施の形態6.
実施の形態6は、過去の事例の操作マクロを利用して、これに研修用の説明を付け加えるなどすることにより、研修に用いられる教材データを生成するものである。
以下、この発明の実施の形態6を図10に基づいて説明する。
図10は、この発明の実施の形態6によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。
図10において、1〜4、11、21〜26、30〜38、34a、34b、315は図6におけるものと、34c、39は図8におけるものとそれぞれ同一のものである。図10では、シミュレーション装置3に、シミュレーション結果のアラームを一覧表示するアラーム一覧の表示機能312、操作マクロデータに基づき、教材データを生成する教材データ生成機能310(教材データ生成手段)、教材データを保存する研修教材データベース311を設け、教材データ生成機能310は、シミュレーションを行う区間の操作マクロデータを獲得するマクロ一覧獲得機能310a、シミュレーションを行う区間のデータを収集する区間データ収集機能310bを有している。
次に動作について図11を用いて説明する。
図11は、この発明の実施の形態6によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、シミュレーション装置3の教材データ生成機能310を使い、教材データを作り、研修を行うフローを表したものである。
まず、シミュレーション装置3のシミュレーション制御部30は、入力に基づき、シミュレータ用データ生成プログラム34に、教材データ生成要求を行う(ステップS601)。この教材データ生成要求には、過去の事例を元にして、どの操作マクロを教材とするかの指定が含まれる。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、プラントデータ収集出力プログラム22に、指定日時のデータを要求する(ステップS602)。
次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、指定データをデータベースから検索する(ステップS603)。次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、検索した結果を、シミュレータ用データ生成プログラム34に、返信する(ステップS604)。
次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、受け取った検索データを、シミュレーションエンジン33に、収集データとして送信する(ステップS605)。次に、シミュレーションエンジン33は、受け取ったデータをシミュレーションデータに変換する(ステップS606)。次に、シミュレーションエンジン33は、変換されたシミュレーションデータを、シミュレーション統合インターフェイス31に送信する(ステップS607)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、マクロ収集出力プログラム38にマクロ検索要求を行う(ステップS608)。次に、マクロデータ収集出力プログラム38は、プラントマクロ操作プログラム23に、操作準備マクロデータを要求する(ステップS609)。次に、プラントマクロ操作プログラム23は、検索要求を受け取り、操作準備マクロデータベース26から、条件に合致する操作準備マクロデータを検索する(ステップS610)。次に、プラントマクロ操作プログラム23は、マクロデータ収集出力プログラム38に検索結果である操作準備マクロを返信する(ステップS611)。次に、マクロデータ収集出力プログラム38は、シミュレーション統合インターフェイス31に、その検索結果を返信する(ステップS612)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、操作マクロデータベースから操作マクロデータを取得する(ステップS613)。次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、収集した操作準備マクロデータと操作マクロデータを、教材データ生成機能310に、収集データとして送信する(ステップS614)。
次に、教材データ生成機能310は、収集されたデータに、研修用の説明などを付与して教材データに変換する(ステップS615)。次に、教材データ生成機能310は、教材データを教材データベース311に保存する(ステップS616)。次に、教材データ生成機能310は、シミュレーション統合インターフェイス31に、収集データ保存結果を返信する(ステップS617)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、シミュレーションエンジン33に、結果の応答を行う(ステップS618)。次に、シミュレーションエンジン33は、シミュレータ用データ生成プログラム34に、結果の応答を行う(ステップS619)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、シミュレーション制御部30に、結果の応答を行い(ステップS620)、シミュレーション制御部30は、教材データ生成結果を受け取る。
次に、シミュレーション制御部30は、その教材データを元に、教材シミュレーションを実行する(ステップS621)。
実施の形態6によれば、これらの手順を行うことにより、過去の事例の操作マクロを元に、研修教材を作成することができ、事故や災害などに対応するための研修シミュレーションを行うことが可能となる。
実施の形態7.
実施の形態7は、稼動中のプラントのデータを使って、操作マクロに基づき、研修用の説明を加えて教材データを作るようにしたものである。
以下、この発明の実施の形態7を図12に基づいて説明する。
図12は、この発明の実施の形態7によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。
図12において、1〜4、11、21〜26、30〜34、34a、34c、37〜39、310〜312、310a、315は図10におけるものと同一のものである。図12は、教材データ生成機能310にオンラインデータ一括収集機能310cを設けている。
次に、動作について説明する。
図13は、この発明の実施の形態7によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、シミュレーション装置3の教材データ生成機能310を使い、プラントバス通信網から取得したプラントデータをもとに、教材データを作り、研修を行うフロー(状態遷移図)を表したものである。
まず、シミュレーション装置3のシミュレーション制御部30は、シミュレータ用データ生成プログラム34に、教材データ生成要求を行う(ステップS701)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、プラントバス通信網11より、スナップショットのプラントデータを収集する(ステップS702)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、収集したデータをシミュレーションエンジン33に送信する(ステップS703)。
次に、シミュレーションエンジン33は、受け取ったデータをスナップショットデータとして、シミュレーションデータに変換する(ステップS704)。次に、シミュレーションエンジン33は、変換されたシミュレーションデータを、シミュレーション統合インターフェイス31に送信する(ステップS705)。
次いで、ステップS706〜ステップS719として、図11のステップS608〜ステップS621と同じ処理を実行する。
実施の形態7によれば、これらの手順を行うことにより、現在のプラントの状態での教材データを作成することができ、高負荷の状態や異常発生など現在稼動中のシシステムから日々発生する状況の変化をリアルタイムに取り入れることで、種々の状況での本番に近い研修教材シミュレーションを行うことが可能となる。
実施の形態8.
実施の形態8は、プラントデータの値を条件にプラントデータを取得できるようにし、これを用いて様々なプラントの状況に応じたシミュレーションを簡単に実行できるようにした。
以下、この発明の実施の形態8を図14に基づいて説明する。
図14は、この発明の実施の形態8によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。
図14において、1〜4、11、21〜23、26、30〜34、34a、37、38、311、315は図12におけるものと同一のものである。図14は、プラントデータ収集出力プログラム22に、シミュレーション装置3から要求された条件をもとにプラントデータベース21よりプラントデータを取得することができる検索エンジン22aを設け、プラントマクロ操作プログラム23に、プラントデータの値に一致する操作マクロデータを操作準備マクロデータベース26から取得することができる検索エンジン23aを設けている。
また、シミュレーション統合インターフェイス31には、プラントデータの値の条件(上下限値など範囲)を指定する検索条件指定手段313と、入力された検索条件をもとに操作マクロデータベース37、図面データベース32、研修教材データベース311より関連するデータを取得できる機能と、マクロデータ収集出力プログラムに対して操作準備マクロデータベース26より関連するデータの検索を要求できる機能とをもった検索エンジン314を設ける。この検索エンジン314は、プラントデータの値の条件にしたがって取得されたプラントデータを用いて操作シミュレーションを実行する上で必要な各種データベースを検索する。
次に動作について図15を用いて説明する。
図15は、この発明の実施の形態8によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)であり、シミュレーション装置3のシミュレーション統合インターフェイス31にある検索条件指定手段313で指定された検索条件をもとにプラントデータ、操作マクロデータ、操作マクロに関連する図面データと研修教材のデータを取得するためのフロー(状態遷移図)を表したものである。
シミュレーション装置3のシミュレーション制御部30は、検索条件指定手段313より入力された検索条件に一致したプラントデータをプラントサーバ2から取得するためにシミュレータ用データ生成プログラム34に、検索要求を行う(ステップS801)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、プラントデータ収集出力プログラム22に、プラントデータ検索要求を送る(ステップS802)。次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、プラントデータベース21を用いて、キーワード検索を行い(ステップS803)、プラントデータ収集出力プログラム22は、シミュレータ用データ生成プログラム34に、検索結果データを送信する(ステップS804)。
次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、シミュレーションエンジン33にプラントデータ検索結果を送信する(ステップS805)。次に、シミュレーションエンジン33は、検索結果データをシミュレーションデータに変換し(ステップS806)、シミュレーション統合インターフェイス31に、変換されたシミュレーションデータを送信する(ステップS807)。
シミュレーション統合インターフェイス31は、取得したデータをメモリ上に保存する。次に、シミュレーションエンジン33は、シミュレータ用データ生成プログラム34にプラントデータ検索結果の応答を送る(ステップS808)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、入力された検索条件に一致する操作マクロ、それに関連する図面、教材データを検索するためにシミュレーション統合インターフェイス31に、シミュレーションデータ検索要求を送る(ステップS809)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、ステップS809で入力されたシミュレーションデータ検索要求に基づき、検索条件生成を行い(ステップS810)、作成した検索条件をもとに検索エンジン314に、検索要求を送る(ステップS811)。次に、検索エンジン314は、操作マクロ・図面・研修教材の各データよりキーワード検索を行い(ステップS812)、シミュレーション統合インターフェイス31に、検索結果の応答を送る(ステップS813)。
次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、マクロデータ収集出力プログラム38に、操作準備マクロ検索要求を送る(ステップS814)。次に、マクロデータ収集出力プログラム38は、プラントマクロ操作プログラム23に操作準備マクロデータ要求を送る(ステップS815)。次に、プラントマクロ操作プログラム23は、条件に合致する操作準備マクロデータを検索し(ステップS816)、操作準備マクロ検索結果データをマクロデータ収集出力プログラム38に送る(ステップS817)。
次に、プラントデータ収集出力プログラム22は、取得した操作準備マクロデータをシミュレーション統合インターフェイス31に送る(ステップS818)。次に、シミュレーション統合インターフェイス31は、シミュレータ用データ生成プログラム34にシミュレーションデータ検索結果の応答を送る(ステップS819)。次に、シミュレータ用データ生成プログラム34は、シミュレーション制御部30に、検索結果表示要求を行う(ステップS820)。
実施の形態8によれば、プラントデータの値を条件にプラントデータを取得できるようにしたので、様々なプラントの状況に応じたシミュレーションが簡単に実行できるようになる。
また、取得したプラントデータに合致する過去の操作マクロ、図面データを取得できるようにしたので、これらを基にしたシミュレーションを実行することで、様々なプラントの状況における最適な操作手順を見つけ出すことが容易になる。
この発明の実施の形態1によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。 この発明の実施の形態2によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。 この発明の実施の形態3によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。 この発明の実施の形態4によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。 この発明の実施の形態5によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。 この発明の実施の形態6によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。 この発明の実施の形態7によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態7によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。 この発明の実施の形態8によるプラント設備シミュレーションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態8によるプラント設備シミュレーションシステムの動作を示すフロー図(状態遷移図)である。
符号の説明
1 プラント、2 プラントサーバ、3 シミュレーション装置、
4 インターネット通信網、11 プラントバス通信網、
21 プラントデータベース、22 プラントデータ収集出力プログラム、
22a (プラントデータ用)検索エンジン、
23 プラントマクロ操作プログラム、
23a (操作準備マクロデータ用)検索エンジン、
24 操作マクロシミュレータ機能、25 操作準備マクロ実行機能、
26 操作準備マクロデータベース、30 シミュレーション制御部、
31 シミュレーション統合インターフェイス、32 図面データベース、
33 シミュレーションエンジン、34 シミュレータ用データ生成プログラム、
34a サーバ用I/F、34b バス用I/F、
34c オンラインデータ監視プログラム、
36 操作マクロ生成エンジン、37 操作マクロデータベース、
38 マクロデータ収集出力プログラム、
39 オンラインデータの影響範囲表示機能、
39a 表示した図面に関係するオンラインデータ、
39b オンラインデータ変更を識別したアラームデータ、
310 教材データ生成機能、310a マクロ一覧獲得機能、
310b 区間データ収集機能、310c オンラインデータ一括収集機能、
311 研修教材データベース、312 アラーム一覧の表示機能、
313 検索条件指定手段、314 検索エンジン、
315 シミュレーションデータベース。

Claims (12)

  1. プラント設備の操作シミュレーションを行うプラント設備シミュレーション装置において、上記プラント設備のプラントデータを取得するシミュレータ用データ取得手段、このシミュレータ用データ取得手段により取得された上記プラントデータを上記操作シミュレーションに適したデータ形式をもつシミュレーションデータに変換するデータ形式変換手段、このデータ形式変換手段により変換されたシミュレーションデータを用いて上記操作シミュレーションを実行するシミュレーション実行手段、及びこのシミュレーション実行手段が上記操作シミュレーションを実行する上で各種データベースとのインターフェイスを行うシミュレーション統合インターフェイスを備えたことを特徴とするプラント設備シミュレーション装置。
  2. 上記プラントデータを上記プラント設備から取得して保存するプラントサーバと接続するサーバ用インターフェイスを備え、上記シミュレータ用データ取得手段は、上記サーバ用インターフェイスを介して上記プラントサーバから上記プラントデータを取得することを特徴とする請求項1記載のプラント設備シミュレーション装置。
  3. 上記プラント設備が上記プラントデータを流すプラントバス通信網と接続するバス用インターフェイスを備え、上記シミュレータ用データ取得手段は、上記バス用インターフェイスを介して上記プラントバス通信網から上記プラントデータを取得することを特徴とする請求項1記載のプラント設備シミュレーション装置。
  4. 上記シミュレータ用データ取得手段によって取得される上記プラントデータは、一時点でのデータであるスナップショットデータであることを特徴とする請求項1記載のプラント設備シミュレーション装置。
  5. 上記シミュレータ用データ取得手段によって取得される上記プラントデータは、指定された期間のデータであることを特徴とする請求項1記載のプラント設備シミュレーション装置。
  6. 上記シミュレーション実行手段により実行された上記操作シミュレーションの結果得られる操作手順に基づき操作マクロデータを生成する操作マクロ生成エンジン、及びこの操作マクロ生成エンジンにより生成された操作マクロデータを保存する操作マクロデータベースを備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント設備シミュレーション装置。
  7. 上記操作マクロ生成エンジンにより生成された操作マクロデータ及び上記シミュレータ用データ取得手段により取得された上記プラントデータを用いて、上記プラント設備の操作についての研修用の説明を加えた教材データを生成する教材データ生成手段を備えたことを特徴とする請求項6記載のプラント設備シミュレーション装置。
  8. 上記プラントデータの値を用いてプラントデータの検索条件を指定する検索条件指定手段、及びこの検索条件指定手段により指定された検索条件に応じたプラントデータが、上記シミュレータ用データ取得手段によって取得され、この取得されたプラントデータを用いて上記操作シミュレーションを実行する上で各種データベースを検索する検索エンジンを備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント設備シミュレーション装置。
  9. 最新の上記プラントデータの変化を監視するオンラインデータ監視手段、及びこのオンラインデータ監視手段により検出された上記プラントデータの変化に基づき、シミュレーション中の画面上に上記プラントデータの変化の影響範囲を表示するオンラインデータ影響範囲表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント設備シミュレーション装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載のプラント設備シミュレーション装置、及び上記プラントデータを保存するプラントデータベースを有し、上記プラント設備シミュレーション装置に上記プラントデータベースに保存されたプラントデータを供給するプラントサーバを備えたことを特徴とするプラント設備シミュレーションシステム。
  11. 上記プラント設備シミュレーション装置は、上記操作マクロデータを上記プラントサーバに送信すると共に、上記プラントサーバは、上記送信された操作マクロデータを用いて上記プラント設備を制御する操作マクロ実行手段を有することを特徴とする請求項10記載のプラント設備シミュレーションシステム。
  12. 上記プラント設備シミュレーション装置は、上記操作マクロデータを上記プラントサーバに送信すると共に、上記プラントサーバは、上記送信された操作マクロデータを用いて、上記プラント設備の操作シミュレーションを行う操作マクロシミュレータ手段を有することを特徴とする請求項10記載のプラント設備シミュレーションシステム。
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