JPH08202440A - プラント制御監視装置およびプラントのシミュレーション方法 - Google Patents

プラント制御監視装置およびプラントのシミュレーション方法

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JPH08202440A
JPH08202440A JP1102095A JP1102095A JPH08202440A JP H08202440 A JPH08202440 A JP H08202440A JP 1102095 A JP1102095 A JP 1102095A JP 1102095 A JP1102095 A JP 1102095A JP H08202440 A JPH08202440 A JP H08202440A
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plant
screen
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touch
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JP1102095A
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Shinichi Takaoka
慎一 高岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRTタッチオペレーションで、操作した内
容を画面タッチの座標データと共に保存し、補機の操作
履歴を残すことにより、この補機の操作と同様の操作を
ワンタッチで実行可能とし、また、トラブル解析を容易
にする。 【構成】 CRT2に取り付けられたタッチパネル1に
より、操作対象とする補機の画面を選択し、補機画面の
操作内容(コマンド)をタッチして、その操作内容とタ
ッチした座標データとプロセス制御監視計算機3のシス
テム時計5の時刻とを、画面タッチ記録ファイル6とし
てハードディスク4に保存する。この画面タッチ記録フ
ァイルをワンタッチで読み出して、その内容の操作を自
動的に実行し、誤りのない操作が実現できる。また、補
機操作を画面上に再現してトラブル解析を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CRT等の表示装置
の画面上でタッチオペレーションにより操作するプラン
ト制御監視装置およびプラントのシミュレーション方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラント制御監視装置では、プラ
ントの各機器の操作画面において、補機への動作指令を
送出した履歴をファイルに残していたが、画面をタッチ
操作した履歴を残してはいなかった。
【0003】次に動作について説明する。プラント制御
監視装置において、プラント機器のファン、ダンパ、弁
等の補機の操作を行う際は、まず、補機画面において補
機ボタンをタッチし操作対象補機を選択する。すると、
ポップアップウインドウがあらわれるので、例えば、フ
ァンの場合は「入」「切」のボタンがあり、「入」また
は「切」のボタンを画面上でタッチすることにより、フ
ァンの入り切り動作が行われる。また、ダンパの場合は
「開」「閉」「自動」などがあり、所望の操作を選択す
る。
【0004】次に、上記選択をすると次の画面で「実
行」「取消」を聞いてくるので、実行ボタンを押すこと
により操作対象補機へ命令が出て指定した操作が実行さ
れる。この時点において初めてハードディスクの補機の
動作履歴ファイルに動作履歴が保存されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント制御監
視装置は、以上のように構成されており、プラント機器
の動作履歴を残すことは可能であったが、画面タッチ記
録ファイルを作成する方式でなかったために、定型バッ
チ操作や、プラント運転員のタッチ操作履歴まで残すこ
とはできなかった。
【0006】また、プロセス制御監視ロジックあるいは
プラント制御監視パラメータ(温度、流量、圧力等)の
変更履歴を残すためには、変更の都度過去のファイルを
すべて残す必要性があり、変更を頻繁に行った際、ハー
ドディスク等の記憶装置の容量を大量に使用する問題点
があった。
【0007】この発明は上記にような課題を解決するた
めになされたものであり、プラント機器操作履歴および
プロセス制御監視ロジックあるいはプラント制御監視パ
ラメータの変更履歴を格納し、格納したプラント機器操
作履歴と同一の操作を画面上の指定により簡単に実行で
き、また、複数の操作を組み合わせた定型バッチ操作も
画面上の指定により簡単に実行できるプラント制御監視
装置を得ることを目的とする。
【0008】また、変更の都度過去のファイルすべてを
残す必要のないファイルとして、記憶装置の容量を大量
に使用しないことを目的とする。
【0009】また、トラブル(プラントトリップあるい
はプラント制御監視装置のシャットダウン等)時の、プ
ラント運転員の操作解析を容易にすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係るプロセス制御監視装置は、プラン
トの運転制御及び監視を行うプラント制御監視装置にお
いて、プラントの運転制御操作を表示装置の画面上のタ
ッチ操作により実行する画面タッチ操作手段、上記タッ
チ操作した画面の種類とその画面のタッチ座標とその時
刻と操作内容とを保存する画面タッチ記録ファイルを備
え、上記画面タッチ記録ファイルを読み出してタッチ操
作を画面上に再現可能としたものである。
【0011】(2)また、画面タッチ記録ファイル内の
所望のプラント運転制御操作を指定すると、上記画面タ
ッチ記録ファイルから指定に応じたデータを読み出して
操作を実行する自動操作手段を備えたものである。
【0012】(3)また、画面タッチ記録ファイルは、
予めプラントの運転手順を複数の操作の組み合わせで構
成し保存した定型バッチ操作ファイルとし、この定型バ
ッチ操作ファイルを指定するとその内容に基づいた操作
を実行する自動操作手段を備えたものである。
【0013】(4)また、プラント運転制御操作に伴う
プラントのプロセス制御監視のロジックとパラメータと
の変更履歴を変更時刻と共に保存する履歴ファイルを設
け、この履歴ファイルを読み出して上記プロセス制御監
視のロジックとパラメータの変更履歴を画面上で再現可
能としたものである。
【0014】(5)また、履歴ファイル内の所望のプラ
ント運転制御操作および時刻を指定すると、履歴ファイ
ルから上記指定されたプラント運転制御操作に関わる上
記指定された時刻のプロセス制御監視ロジックとパラメ
ータとを読み出し、その読み出したデータで上記プロセ
ス制御監視ロジックとパラメータとを設定して、プラン
トの状態を復元するプラント状態復元手段を備えたもの
である。
【0015】(6)また、プラントの運転制御操作に基
づいてプロセス制御監視パラメータのトレンドデータを
保存するヒストリカルトレンドデータファイルを設け、
所望のパラメータのトレンドを指示すると、画面タッチ
記録ファイルの操作履歴および上記ヒストリカルトレン
ドデータファイルのデータから、時刻にリンクした操作
履歴とパラメータのトレンドとを一括画面表示するトレ
ンド表示手段を備えたものである。
【0016】(7)この発明に係るプラントのシミュレ
ーション方法は、プラントの画面タッチ記録ファイルを
プラントシミュレータで読み出して、プラント運転制御
操作の再現を行うようにしたものである。
【0017】
【作用】
(1)この発明のプロセス制御監視装置は、画面タッチ
操作手段でプラントの運転制御操作を表示装置の画面上
のタッチ操作により実行し、画面タッチ記録ファイルに
上記タッチ操作した画面の種類とその画面のタッチ座標
とその時刻と操作内容とを保存し、この画面タッチ記録
ファイルを読み出してタッチ操作を画面上に再現可能と
する。
【0018】(2)また、画面タッチ記録ファイル内の
所望のプラント運転制御操作を指定すると、自動操作手
段で画面タッチ記録ファイルから上記指定に応じたデー
タを読み出して操作を実行する。
【0019】(3)また、画面タッチ記録ファイルを予
めプラントの運転手順を複数の操作の組み合わせで構成
し保存した定型バッチ操作ファイルとし、この定型バッ
チ操作ファイルを指定すると自動操作手段でその内容に
基づいた操作を実行する。
【0020】(4)また、履歴ファイルにプラント運転
制御操作に伴うプラントのプロセス制御監視のロジック
とパラメータとの変更履歴を変更時刻と共に保存し、こ
の履歴ファイルを読み出して上記プロセス制御監視のロ
ジックとパラメータの変更履歴を画面上で再現可能とし
たものである。
【0021】(5)また、履歴ファイル内の所望のプラ
ント運転制御操作および時刻を指定すると、プラント状
態復元手段により、上記指定されたプラント運転制御操
作に関わる上記指定された時刻のプロセス制御監視ロジ
ックとパラメータとを読み出し、その読み出したデータ
で上記プロセス制御監視ロジックとパラメータとを設定
して、プラントの状態を復元する。
【0022】(6)また、ヒストリカルトレンドデータ
ファイルに、プラントの運転制御操作に基づいてプロセ
ス制御監視パラメータのトレンドデータを保存し、所望
のパラメータのトレンドを指示すると、トレンド表示手
段により、画面タッチ記録ファイルの操作履歴および上
記ヒストリカルトレンドデータファイルのデータから、
時刻にリンクした操作履歴とパラメータのトレンドとを
一括画面表示する。
【0023】(7)この発明のプラントのシミュレーシ
ョン方法は、プラントの画面タッチ記録ファイルをプラ
ントシミュレータで読み出して、プラント運転制御操作
の再現を行う。
【0024】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1はプラント制御監視装置の構成図、図2は
画面タッチ記録ファイルの構成図、図3はプラント補機
の画面を示す図、図4は動作のフローチャートを示す。
【0025】図1において、1はオペレータが操作入力
を行うタッチパネル、2は操作画面表示用CRTで、タ
ッチパネル1が取り付けられている。3はプロセス制御
監視計算機(例えば、ワークステーション)、4は計算
機3内のハードディスク装置、5は計算機3内のシステ
ム時計、6は画面タッチ記録ファイルである。
【0026】次に動作を図1,図4に基づき説明する。
補機の操作を行う際は、CRT2の画面上で操作対象の
補機を選択する(S1)。CRT2に補機画面が図3の
ように表示され(S2)、この補機画面上のボタンをタ
ッチ操作すると(S3)、タッチパネル1がタッチ座標
を感知し(S4)、このタッチ座標データがプロセス制
御監視計算機3に送られる。
【0027】プロセス制御監視計算機3は、タッチ座標
データと画面表示データにより、画面上のどのボタンが
選択されたかを判断し(S6)、補機操作のコマンドを
補機に対し発行する(S7)。その時、補機操作画面展
開時からその画面の種類(画面番号等)と、タッチ座標
データと、システム時計5の時刻と操作内容(コマン
ド)とを図2のような画面タッチ記録ファイルとしてハ
ードディスク4に保存する(S8)。
【0028】このように画面タッチ記録ファイル6で補
機の操作履歴を残すことができ、プラントの運転制御の
履歴を見ることができるので、トラブルがあった場合の
トラブル解析が容易にできる。
【0029】更に、画面タッチ記録ファイルを読み出し
操作を再現することができる。これは操作の再現を指定
すると、画面タッチ記録ファイル内の操作内容を順次実
行することにより前回と同様のプラントの運転制御操作
が再現できる。
【0030】このようにプラントの運転制御の操作で同
一の操作が有る場合、間違いなく実行することができ、
運転員の操作の習熟度に関係なく信頼性のある安定した
プラントの運転を実施することができる。
【0031】実施例2.実施例1のように、補機の操作
をした場合、画面タッチ記録ファイルの他に、操作した
際のプロセス制御監視ロジックあるいはプロセス制御監
視パラメータを履歴ファイルとしてハードディスク4に
保存し、プロセス制御監視ロジックあるいはパラメータ
の変更があると順次その履歴が分かるように時刻と共に
履歴ファイルに保存しておく。
【0032】プロセス制御監視ロジックの画面の一例を
図5に示す。図の点線のように、ロジックの系統が示さ
れると共に、GAIN,HILIMIT等の値をDAT
A欄上で変更することができ、この変更内容を履歴ファ
イルに保存する。プロセス制御監視パラメータの画面は
図示しないが、温度、圧力、流量等のパラメータも同様
に変更でき、例えば、温度を200゜Cから250゜C
に変更した場合、このデータを履歴ファイルに保存す
る。
【0033】このように変更履歴の保存をすると、変更
履歴を容易に見ることができる。また、変更履歴のみで
あるので、従来のように、変更の都度過去のロジックと
パラメータのファイルを全て残す必要がなくコンパクト
なデータ量となるので、ハードディスク4の容量を大量
に使用しない。
【0034】実施例3.実施例2では履歴ファイルにプ
ロセス制御監視のロジックとパラメータとの変更履歴を
保存するようにしたが、この履歴ファイルを用いてプラ
ント状態復元手段で、プロセス制御監視のロジックとパ
ラメータとを変更前の状態に戻すことができる。このプ
ラント状態復元手段は、対象とするプラントの運転制御
操作に対応する履歴ファイルを画面上で選択指定すると
共にその時刻を指定すると、履歴ファイルから指定時刻
のプロセス制御監視のロジックとパラメータのデータを
読み出し、そのデータの値に設定する。即ち、時刻指定
により任意の時点の設定状態に戻すことが可能となり、
プラントの状態を復元することができる。
【0035】実施例4.実施例1は、実操作に基づく補
機の操作履歴を残す場合について述べたが、この実施例
では、同じ画面タッチ記録ファイル6の保存機能によ
り、プラント運転時の定型バッチ操作をタッチパネル1
で事前に1度行い、その操作内容を定型バッチ操作ファ
イルとしてハードディスク4に保存し、定型バッチ操作
をする場合、定型バッチ操作ファイルを読み出し、いく
つかの補機操作の組み合わせをワンタッチで連続して行
う。
【0036】この操作を図6のフローチャートに示す。
先ず画面タッチにより対象補機の定型バッチ操作を行い
(T1)、操作内容(コマンド)とタッチした座標デー
タを定型バッチファイルとしてハードディスクに保存す
る(T2)。
【0037】次に、定型のバッチ処理をする場合は、補
機選択の画面上で制御監視対象の補機にタッチして定型
バッチ操作命令を発行すると(T3)、ハードディスク
4から定型バッチファイルを読み出し(T4)、ファイ
ル内容により自動的に画面操作をして(T5)、補機へ
コマンドを発行する(T6)。操作が全て終わったか否
かを判定し(T7)、NOであればステップT5に戻り
操作が継続され、YESであれば、操作終了となる(T
8)。
【0038】実施例5.この実施例はプロセス制御監視
パラメータのヒストリカルトレンドと補機の操作履歴と
を一括表示するものである。図7はこのフローチャート
で、図8は画面の表示例を示す図である。
【0039】実施例1で作成した画面タッチ記録ファイ
ル以外に、プロセス制御監視パラメータのヒストリカル
トレンドデータを保存しておくヒストリカルトレンドデ
ータファイルを作成する。
【0040】次に、トレンドグラフ作成の手順を図7の
フローチャートを参照して説明する。画面上で対象とす
る補機のトレンドグラフ作成を指示すると(U1)、対
象補機の画面タッチ記録ファイルからその操作履歴を読
み出し(U2)、また、対象機種のヒストリカルトレン
ドデータファイルから対象機種のヒストリカルトレンド
データを読み出し(U3)、上記の画面タッチ記録ファ
イルとヒストリカルトレンドデータファイルの2つのフ
ァイルにそれぞれ保存されているシステム時計5の時刻
データに基づいて2つのデータを同期させ(U4)、図
8に示すように、補機操作の内容(弁開、弁閉など)
を、パラメータのトレンドグラフと共に一括CRT2上
に表示する(U5)。
【0041】これによりプロセスの遷移状態と補機操作
の対応が1度に確認でき、プラント状態の解析や異常時
の原因を追求することが容易になる。
【0042】実施例6.この実施例は実施例1の画面タ
ッチ記録ファイル6による補機の操作履歴をプラントシ
ミュレータにのせてファイルの読み出しを行うことによ
り、リアルタイムでプラント運転員の画面タッチオペレ
ーションの再現を行うもので、図9にその動作のフロー
チャートを示す。
【0043】図9のフローチャートに基づいて動作を説
明する。プラントシミュレータで対象補機の画面タッチ
記録ファイルを指示し(V1)、プラントシミュレータ
で対象補機の画面タッチ記録ファイルを読み出し(V
2)、ファイル内容から自動的に画面操作を実施してい
き(V3)、プラント状態の再現を行う(V4)。
【0044】これによりトラブル(プラントトリップあ
るいはプラント制御監視装置のシャットダウン等)時な
どのタッチパネル操作すべてが再現でき、解析を容易に
行えるようにする。また、運転員の訓練にも利用でき
る。
【0045】なお、このプラント運転員の画面タッチオ
ペレーションの再現は、プラントシミュレータを用いな
いで、プラント制御監視装置そのものを用いて実施して
もよい。
【0046】実施例7.上記実施例では、CRT画面タ
ッチオペレーションの場合を示したが、画面上の座標指
定によるオペレーション(マウス、トラックボール、タ
ッチペン等)すべてについても適用可能であり、この各
種のオペレーションもタッチオペレーションの一種であ
る。また、上記実施例では、表示装置にCRTを用いた
が、CRT以外の液晶表示、プラズマ表示等その他の表
示装置であってもよい。
【0047】実施例8.上記実施例では、補機の操作に
ついて説明したが、これは補機に限らずプラントの運転
制御監視を行う全ての機器やシステムに適用するとこが
できる。
【0048】
【発明の効果】
(1)以上のようにこの発明によれば、プラントの運転
操作履歴を画面タッチ記録ファイルに保存するようにし
たので、タッチ操作を画面上に再現することが容易にで
き、従って、トラブル等のプラント状態の解析も容易に
できる効果がある。
【0049】(2)また、画面タッチ記録ファイルを読
み出して操作を実行するようにしたので、再度タッチ操
作をすることなく間違いの無いプラント制御監視の操作
を行うことができる効果がある。
【0050】(3)また、定型バッチ操作ファイルを用
いて自動操作をするようにしたので、効率よく、また、
間違いの無いプラント制御監視の操作を行うことができ
る効果がある。
【0051】(4)また、履歴ファイルを設けたので、
プロセス制御監視のロジックとパラメータの変更履歴を
画面上で再現可能とすることができ、また、ハードディ
スク等の記憶装置の容量を少なくする効果がある。
【0052】(5)また、履歴ファイルの内容に基づい
て、指定されたプラント運転制御操作に関わる指定され
た時刻のプロセス制御監視ロジックとパラメータの設定
状態に復元するようにしたので、プラントの状態を復元
する操作が極めて簡単に実現できる効果がある。
【0053】(6)また、ヒストリカルトレンドデータ
ファイルと、画面タッチ記録ファイルからプロセス制御
監視用パラメータのトレンドと操作履歴とを一括画面表
示するようにしたので、プロセスの遷移状態と補機操作
の対応が1度に確認でき、プラント状態の解析や異常時
の原因を追求することが容易にできる効果がある。
【0054】(7)また、プラントの画面タッチ記録フ
ァイルをプラントシミュレータで読み出して、プラント
運転制御操作の再現を行うようにしたので、プラントの
運転状態の解析が容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるプラント制御監視
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施例1による画面タッチ記録フ
ァイルの構成図である。
【図3】 この発明の実施例1による補機の操作画面を
示す図である。
【図4】 この発明の実施例1による動作のフローチャ
ートである。
【図5】 この発明の実施例2によるプロセス制御監視
ロジックの画面を示す図である。
【図6】 この発明の実施例4による動作のフローチャ
ートである。
【図7】 この発明の実施例5による動作のフローチャ
ートである。
【図8】 この発明の実施例5によるヒストリカルトレ
ンドグラフを示す図である。
【図9】 この発明の実施例6による動作のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 タッチパネル、2 CRT、3 プロセス制御監視
計算機、4 ハードディスク、5 システム時計、6
画面タッチ記録ファイル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの運転制御及び監視を行うプラ
    ント制御監視装置において、プラントの運転制御操作を
    表示装置の画面上のタッチ操作により実行する画面タッ
    チ操作手段、上記タッチ操作した画面の種類とその画面
    のタッチ座標とその時刻と操作内容とを保存する画面タ
    ッチ記録ファイルを備え、上記画面タッチ記録ファイル
    を読み出してタッチ操作を画面上に再現可能としたこと
    を特徴とするプラント制御監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、画面タッチ記録ファ
    イル内の所望のプラント運転制御操作を指定すると、上
    記画面タッチ記録ファイルから指定に応じたデータを読
    み出して操作を実行する自動操作手段を備えたことを特
    徴とするプラント制御監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、画面タッチ記録ファ
    イルは、予めプラントの運転手順を複数の操作の組み合
    わせで構成し保存した定型バッチ操作ファイルとし、こ
    の定型バッチ操作ファイルを指定するとその内容に基づ
    いた操作を実行する自動操作手段を備えたことを特徴と
    するプラント制御監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    プラント運転制御操作に伴うプラントのプロセス制御監
    視のロジックとパラメータとの変更履歴を変更時刻と共
    に保存する履歴ファイルを設け、この履歴ファイルを読
    み出して上記プロセス制御監視のロジックとパラメータ
    の変更履歴を画面上で再現可能としたことを特徴とする
    プラント制御監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、履歴ファイル内の所
    望のプラント運転制御操作および時刻を指定すると、履
    歴ファイルから上記指定されたプラント運転制御操作に
    関わる上記指定された時刻のプロセス制御監視ロジック
    とパラメータとを読み出し、その読み出したデータで上
    記プロセス制御監視ロジックとパラメータとを設定し
    て、プラントの状態を復元するプラント状態復元手段を
    備えたことを特徴とするプラント制御監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5において、プラントの運転
    制御操作に基づいてプロセス制御監視パラメータのトレ
    ンドデータを保存するヒストリカルトレンドデータファ
    イルを設け、所望のパラメータのトレンドを指示する
    と、画面タッチ記録ファイルの操作履歴および上記ヒス
    トリカルトレンドデータファイルのデータから、時刻に
    リンクした操作履歴とパラメータのトレンドとを一括画
    面表示するトレンド表示手段を備えたことを特徴とする
    プラント制御監視装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の画面タッチ記録ファイルをプ
    ラントシミュレータで読み出して、プラント運転制御操
    作の再現を行うようにしたことを特徴とするプラントの
    シミュレーション方法。
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