JP2767817B2 - シーケンサの接点の模擬動作方法 - Google Patents
シーケンサの接点の模擬動作方法Info
- Publication number
- JP2767817B2 JP2767817B2 JP63168293A JP16829388A JP2767817B2 JP 2767817 B2 JP2767817 B2 JP 2767817B2 JP 63168293 A JP63168293 A JP 63168293A JP 16829388 A JP16829388 A JP 16829388A JP 2767817 B2 JP2767817 B2 JP 2767817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- command
- lock
- output
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明はシーケンサの接点を模擬的に動作させる方
法に関する。
法に関する。
B.発明の概要 この発明はシーケンサの接点を模擬的に動作させる方
法において、 a接点やb接点等の演算を行う接点命令に対応してそ
れら接点の強制入力出力(ロック)命令を設定して、こ
れらを接点の強制入力出力テーブルに格納し、接点の強
制入力出力(ロック)命令実行時に前記接点命令を実行
するようにしたことにより、 シーケンス演算途中でもデータ内容が変化するダイレ
クト入力データのロックおよび加算、乗算等の演算を行
う数値命令の演算結果をビットデータとしてロックでき
るようにしたものである。
法において、 a接点やb接点等の演算を行う接点命令に対応してそ
れら接点の強制入力出力(ロック)命令を設定して、こ
れらを接点の強制入力出力テーブルに格納し、接点の強
制入力出力(ロック)命令実行時に前記接点命令を実行
するようにしたことにより、 シーケンス演算途中でもデータ内容が変化するダイレ
クト入力データのロックおよび加算、乗算等の演算を行
う数値命令の演算結果をビットデータとしてロックでき
るようにしたものである。
C.従来の技術 シーケンスコントローラにはユーザプログラムの試験
やメンテナンスを目的として、強制入力出力(以下ロッ
ク)機能が用意されている。このロック機能の中で、ビ
ットデータをロックするのがビットロック機能である。
ビットロック機能を実現する場合、従来は以下に示すよ
うな手段を用いていた。
やメンテナンスを目的として、強制入力出力(以下ロッ
ク)機能が用意されている。このロック機能の中で、ビ
ットデータをロックするのがビットロック機能である。
ビットロック機能を実現する場合、従来は以下に示すよ
うな手段を用いていた。
(1)予め、ロックアドレスを変更する命令をロック命
令に変更しておく。
令に変更しておく。
(2)入力データをメモリに書き込む。
(3)ロックデータをメモリに書き込む。
(4)シーケンス演算を行う。
(5)出力データをメモリから読み出す。
以後、(1)から(5)を繰り返えす。
上記のようにしておくことにより、入力データのロッ
クも出力データの強制入力も出力データの強制出力も可
能である。ここでロック命令とはコイル命令の機能を実
行させなくする命令で、ロックデータを変更するすべて
のコイル命令を、このロック命令にする。これによっ
て、同一アドレスを2つ以上のコイル命令が変更してい
る場合でもロックが可能になる。
クも出力データの強制入力も出力データの強制出力も可
能である。ここでロック命令とはコイル命令の機能を実
行させなくする命令で、ロックデータを変更するすべて
のコイル命令を、このロック命令にする。これによっ
て、同一アドレスを2つ以上のコイル命令が変更してい
る場合でもロックが可能になる。
D.発明が解決しようとする課題 上記のような手段によってダイレクト入力を行ってい
る入力データをロックする場合、及び数値命令の演算結
果をビットデータ入力として使用する場合、ロックデー
タを上記(3)に示すようにメモリに書き込んだ後で、
データ内容が変化したとすると、そのデータのロックが
不可能となる問題がある。これを解決するにはプロセス
入力自身をロックするか、ダイレクト入力データを一度
メモリに読み込んで、そのメモリをロックしなければな
らない問題がある。
る入力データをロックする場合、及び数値命令の演算結
果をビットデータ入力として使用する場合、ロックデー
タを上記(3)に示すようにメモリに書き込んだ後で、
データ内容が変化したとすると、そのデータのロックが
不可能となる問題がある。これを解決するにはプロセス
入力自身をロックするか、ダイレクト入力データを一度
メモリに読み込んで、そのメモリをロックしなければな
らない問題がある。
また、数値命令の演算の場合には第4図に示す従来の
方式ではCビット「0」をロックしようとしても、A+
Bの演算結果がメモリに残っているためにロックできな
い問題がある。
方式ではCビット「0」をロックしようとしても、A+
Bの演算結果がメモリに残っているためにロックできな
い問題がある。
この発明は、内容が変化した後のデータも数値命令の
演算結果もロックできるようにしたシーケンサの接点の
模擬動作方法を提供することを目的とする。
演算結果もロックできるようにしたシーケンサの接点の
模擬動作方法を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段及び作用 この発明は、シーケンスコントローラの試験やメンテ
ナンス時に使用される強制入力出力機能を備えたシーケ
ンスにおいて、 a接点やb接点等の演算を行う接点命令に対応してそ
れら接点の強制入力出力命令を設定して接点の強制入力
出力テーブルに前記接点命令とともに、接点の強制入力
出力命令を格納場所が示された番号を付して格納し、接
点の強制入力出力命令実行時に前記接点命令を実行する
ようにしたものである。
ナンス時に使用される強制入力出力機能を備えたシーケ
ンスにおいて、 a接点やb接点等の演算を行う接点命令に対応してそ
れら接点の強制入力出力命令を設定して接点の強制入力
出力テーブルに前記接点命令とともに、接点の強制入力
出力命令を格納場所が示された番号を付して格納し、接
点の強制入力出力命令実行時に前記接点命令を実行する
ようにしたものである。
F.実施例 以下この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、ビットアドレス“A"の内容とビットアドレ
ス“B"の内容を反転した結果の論理積結果をビットアド
レス“C"に書き込むプログラムを示したリレーラダー図
で、この第1図において、最初の2命令が接点命令、後
の命令がコイル命令である。接点命令はビットアドレス
で指定されたデータを読み込んで、その内容を使用して
演算を行う命令である。また、コイル命令は接点命令で
演算した結果を指定されたビットアドレスで書き込むた
めの命令である。第2図は接点命令“A"をロックしたも
のである。一般にロック命令はコイル命令に対する命令
であるが、この発明においては、接点命令(a接点,b接
点など)に対応する接点ロック命令を設定する。接点ロ
ック命令は接点命令をロックするために使用する命令で
ある。接点命令を接点ロック命令に置き換えることで接
点命令のロック処理を実現する。これを設定することに
よってロックすべきビットデータを参照するすべての接
点命令を接点ロック命令にしてしまう。この接点ロック
命令はメモリ内の指定したビットを指定したロック値に
してから元の接点命令を実行する命令である。この処理
を行うためには、元の接点命令を覚えておかなければな
らない。この元の接点命令は第3図に示すように接点ロ
ックテーブルに格納しておき、接点ロック命令内に接点
ロックテーブルの格納場所を示す番号をセットしてお
く。このようにしておけば、接点ロック命令実行時に、
元の接点命令を再生して実行できる。
ス“B"の内容を反転した結果の論理積結果をビットアド
レス“C"に書き込むプログラムを示したリレーラダー図
で、この第1図において、最初の2命令が接点命令、後
の命令がコイル命令である。接点命令はビットアドレス
で指定されたデータを読み込んで、その内容を使用して
演算を行う命令である。また、コイル命令は接点命令で
演算した結果を指定されたビットアドレスで書き込むた
めの命令である。第2図は接点命令“A"をロックしたも
のである。一般にロック命令はコイル命令に対する命令
であるが、この発明においては、接点命令(a接点,b接
点など)に対応する接点ロック命令を設定する。接点ロ
ック命令は接点命令をロックするために使用する命令で
ある。接点命令を接点ロック命令に置き換えることで接
点命令のロック処理を実現する。これを設定することに
よってロックすべきビットデータを参照するすべての接
点命令を接点ロック命令にしてしまう。この接点ロック
命令はメモリ内の指定したビットを指定したロック値に
してから元の接点命令を実行する命令である。この処理
を行うためには、元の接点命令を覚えておかなければな
らない。この元の接点命令は第3図に示すように接点ロ
ックテーブルに格納しておき、接点ロック命令内に接点
ロックテーブルの格納場所を示す番号をセットしてお
く。このようにしておけば、接点ロック命令実行時に、
元の接点命令を再生して実行できる。
G.発明の効果 以上述べたように、この発明によれば、シーケンス演
算途中でもデータ内容が変化するダイレクト入力データ
のロックも接点ロック命令を使用することにより可能に
できる利点がある。また、数値命令の演算結果をその結
果によらないでビットデータとしてロックすることがで
きる。
算途中でもデータ内容が変化するダイレクト入力データ
のロックも接点ロック命令を使用することにより可能に
できる利点がある。また、数値命令の演算結果をその結
果によらないでビットデータとしてロックすることがで
きる。
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示すリレーラ
ダー図、第3図は接点ロックテーブルの説明図、第4図
は従来例を説明するラダー図である。 A,B……接点、C……機器。
ダー図、第3図は接点ロックテーブルの説明図、第4図
は従来例を説明するラダー図である。 A,B……接点、C……機器。
Claims (1)
- 【請求項1】シーケンスコントローラの試験やメンテナ
ンス時に使用される強制入力出力機能を備えたシーケン
スにおいて、 a接点やb接点等の演算を行う接点命令に対応してそれ
ら接点の強制入力出力命令を設定して接点の強制入力出
力テーブルに前記接点命令とともに、接点の強制入力出
力命令を格納場所が示された番号を付して格納し、接点
の強制入力出力命令実行時に前記接点命令を実行するよ
うにしたことを特徴とするシーケンサの接点の模擬動作
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63168293A JP2767817B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | シーケンサの接点の模擬動作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63168293A JP2767817B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | シーケンサの接点の模擬動作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0217504A JPH0217504A (ja) | 1990-01-22 |
JP2767817B2 true JP2767817B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=15865326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63168293A Expired - Fee Related JP2767817B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | シーケンサの接点の模擬動作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767817B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP63168293A patent/JP2767817B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0217504A (ja) | 1990-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2767817B2 (ja) | シーケンサの接点の模擬動作方法 | |
JP2767818B2 (ja) | シーケンサの数値模擬動作方法 | |
JPS6211920A (ja) | コマンドリカバリ方式 | |
JPS6238729B2 (ja) | ||
JP2504151B2 (ja) | デ―タ処理装置 | |
JPH01137348A (ja) | データ書込みシステム | |
JP2833933B2 (ja) | インサーキット・エミュレータ | |
JP2507399B2 (ja) | デ―タベ―ス装置 | |
JPS59168528A (ja) | イニシヤル・プログラム・ロ−ド方式 | |
JPS62274303A (ja) | シ−ケンス制御方法 | |
JPS644211B2 (ja) | ||
JPS5842487B2 (ja) | プログラムのロ−デイング方式 | |
JPS5927303A (ja) | プログラム修正装置 | |
JPS626341A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH0784620A (ja) | 工具経路情報の変換処理方法 | |
JPS62266627A (ja) | 命令実行停止装置 | |
JPS6329825A (ja) | 対話処理方式 | |
JPS59194605A (ja) | 組立配線の段取り情報自動出力装置 | |
JPS59144090A (ja) | スタツクメモリ装置 | |
JPH0264828A (ja) | アドレストレース回路 | |
JPS60114937A (ja) | マイクロプログラム処理装置 | |
JPS6356739A (ja) | ヒストリメモリ制御方式 | |
JPH04256031A (ja) | プログラミング言語における例外処理方法 | |
JPS59218527A (ja) | コマンド・チエツク方式 | |
JPH05233379A (ja) | 実行履歴記憶装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |