JPH0784620A - 工具経路情報の変換処理方法 - Google Patents
工具経路情報の変換処理方法Info
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- JPH0784620A JPH0784620A JP22573093A JP22573093A JPH0784620A JP H0784620 A JPH0784620 A JP H0784620A JP 22573093 A JP22573093 A JP 22573093A JP 22573093 A JP22573093 A JP 22573093A JP H0784620 A JPH0784620 A JP H0784620A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具経路情報によって出力されるNC加工シ
ミュレーションの結果について、NCデータしか理解で
きない者でも容易に対処できるようにする。 【構成】 サブプログラムを含んだNCデータ1の各レ
コードに行番号を付し、さらに、サブプログラムの内容
をメインプログラム中に展開して、サブプログラムを含
まないNCデータ2を作成する(ステップ1)。このN
Cデータ2から工具経路情報への変換を行ない(ステッ
プ2)、得られた工具経路情報3を用いてNC加工シミ
ュレーションを行う(ステップ3)。そして、エラー情
報4が発生したら、工具経路情報3におけるエラーレコ
ードと対応するNCデータ2におけるレコードを求める
(ステップ4)。このNCデータ2におけるレコードの
末尾には行番号が付されているので、NCデータ1にお
いて対応するレコードを求めることができる(ステップ
5)。
ミュレーションの結果について、NCデータしか理解で
きない者でも容易に対処できるようにする。 【構成】 サブプログラムを含んだNCデータ1の各レ
コードに行番号を付し、さらに、サブプログラムの内容
をメインプログラム中に展開して、サブプログラムを含
まないNCデータ2を作成する(ステップ1)。このN
Cデータ2から工具経路情報への変換を行ない(ステッ
プ2)、得られた工具経路情報3を用いてNC加工シミ
ュレーションを行う(ステップ3)。そして、エラー情
報4が発生したら、工具経路情報3におけるエラーレコ
ードと対応するNCデータ2におけるレコードを求める
(ステップ4)。このNCデータ2におけるレコードの
末尾には行番号が付されているので、NCデータ1にお
いて対応するレコードを求めることができる(ステップ
5)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC加工シミュレーシ
ョンを実行する際に用いる工具経路情報の変換処理方法
に関するものである。
ョンを実行する際に用いる工具経路情報の変換処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC加工の際に用いるNCデータは、一
般に、CAD/CAM又は自動プラグラミング装置によ
って作成される。この場合のNCデータは、メインプロ
グラムの他に、サブプログラムを含んでいるのが通常で
ある。
般に、CAD/CAM又は自動プラグラミング装置によ
って作成される。この場合のNCデータは、メインプロ
グラムの他に、サブプログラムを含んでいるのが通常で
ある。
【0003】ところで、NC加工を実際に行う前に、コ
ンピュータによるNC加工シミュレーションを行う場合
がある。このNC加工シミュレーションは工具経路情報
(例えば、旋盤加工などでバイトがどのような軌跡を辿
るかについての情報)に基いて行われるが、工具経路情
報はCAD/CAMにより作成される。
ンピュータによるNC加工シミュレーションを行う場合
がある。このNC加工シミュレーションは工具経路情報
(例えば、旋盤加工などでバイトがどのような軌跡を辿
るかについての情報)に基いて行われるが、工具経路情
報はCAD/CAMにより作成される。
【0004】NCデータをCAD/CAMにより作成し
た場合には、それと同時に工具経路情報も作成されるの
で、直ちにNC加工シミュレーションを実行することが
できる。
た場合には、それと同時に工具経路情報も作成されるの
で、直ちにNC加工シミュレーションを実行することが
できる。
【0005】一方、NCデータを自動プログラミング装
置により作成した場合は、工具経路情報が存在しないの
で、NCデータから工具経路情報を作成する必要があ
る。この場合、このNCデータにはサブプログラムが含
まれているので、このサブプログラムの内容をメインプ
ログラム中に展開して、一旦、サブプログラムを含まな
いNCデータを作成し、これに基いて工具経路情報を作
成しなければならい。
置により作成した場合は、工具経路情報が存在しないの
で、NCデータから工具経路情報を作成する必要があ
る。この場合、このNCデータにはサブプログラムが含
まれているので、このサブプログラムの内容をメインプ
ログラム中に展開して、一旦、サブプログラムを含まな
いNCデータを作成し、これに基いて工具経路情報を作
成しなければならい。
【0006】そして、このようにして作成した工具経路
情報に基いて、オペレータはNC加工シミュレーション
を実行し、エラーが発生するか否か等についてのチェッ
クを行う。
情報に基いて、オペレータはNC加工シミュレーション
を実行し、エラーが発生するか否か等についてのチェッ
クを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにNC加工
シミュレーションは工具経路情報に基いて行なわれるた
め、そのシミュレーションの結果も工具経路情報により
出力されることになる。
シミュレーションは工具経路情報に基いて行なわれるた
め、そのシミュレーションの結果も工具経路情報により
出力されることになる。
【0008】したがって、工具経路情報とNCデータの
双方を理解できる者であれば、エラー情報が発生した場
合に、工具経路情報の形で与えられたシミュレーション
結果から容易にプログラムの修正等を行うことができ
る。
双方を理解できる者であれば、エラー情報が発生した場
合に、工具経路情報の形で与えられたシミュレーション
結果から容易にプログラムの修正等を行うことができ
る。
【0009】しかし、シミュレーション結果を受け取っ
た者が工具経路情報を理解できない者である場合は、工
具経路情報におけるエラー個所がNCデータのどの個所
に該当するのかを、その都度、両者を比較しながら参照
しなければならない。
た者が工具経路情報を理解できない者である場合は、工
具経路情報におけるエラー個所がNCデータのどの個所
に該当するのかを、その都度、両者を比較しながら参照
しなければならない。
【0010】この場合、工具経路情報はサブプログラム
無しのNCデータに基いて作成されているので、この両
者間の対比を行うことができれば、それほどの困難性は
生じない。ところが、通常、このサブプログラム無しの
NCデータは表示画面等に顕在化されないものであるた
め、工具経路情報を理解できないオペレータは工具経路
情報とサブプログラム有りのNCデータとを長い時間を
かけて突き合わせ、エラー情報等のチェックを行うこと
を余儀なくされていた。
無しのNCデータに基いて作成されているので、この両
者間の対比を行うことができれば、それほどの困難性は
生じない。ところが、通常、このサブプログラム無しの
NCデータは表示画面等に顕在化されないものであるた
め、工具経路情報を理解できないオペレータは工具経路
情報とサブプログラム有りのNCデータとを長い時間を
かけて突き合わせ、エラー情報等のチェックを行うこと
を余儀なくされていた。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、工具経路情報の形で出力されるNC加工シミュレ
ーションの結果について、NCデータしか理解できない
者でも容易に対処することが可能な工具経路情報の変換
処理方法を提供することを目的としている。
あり、工具経路情報の形で出力されるNC加工シミュレ
ーションの結果について、NCデータしか理解できない
者でも容易に対処することが可能な工具経路情報の変換
処理方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、サブプログラムを含む第1のN
Cデータに対して、このサブプログラムの内容をメイン
プログラム中に展開することによって、サブプログラム
を含まない第2のNCデータを作成した後、この第2の
NCデータに基いて工具経路情報を作成し、この工具経
路情報を用いてNC加工シミュレーションを実行するN
C制御において、予め、前記工具経路情報を作成する際
に、この工具経路情報中の各レコードに対して前記第2
のNCデータ中の各レコードのNコード番号を付すと共
に、この第2のNCデータ中の各レコードに対して前記
第1のNCデータ中における各レコードの行位置を示す
行番号を付しておき、前記NC加工シミュレーションの
実行の際に、前記工具経路情報中の或るレコードが特定
された場合は、この特定されたレコードに付された前記
Nコード番号から前記第2のNCデータ中の対応するレ
コードを求め、この求めたレコードに付された前記行番
号から前記第1のNCデータ中の対応するレコードを求
める、ことを特徴とするものである。
するための手段として、サブプログラムを含む第1のN
Cデータに対して、このサブプログラムの内容をメイン
プログラム中に展開することによって、サブプログラム
を含まない第2のNCデータを作成した後、この第2の
NCデータに基いて工具経路情報を作成し、この工具経
路情報を用いてNC加工シミュレーションを実行するN
C制御において、予め、前記工具経路情報を作成する際
に、この工具経路情報中の各レコードに対して前記第2
のNCデータ中の各レコードのNコード番号を付すと共
に、この第2のNCデータ中の各レコードに対して前記
第1のNCデータ中における各レコードの行位置を示す
行番号を付しておき、前記NC加工シミュレーションの
実行の際に、前記工具経路情報中の或るレコードが特定
された場合は、この特定されたレコードに付された前記
Nコード番号から前記第2のNCデータ中の対応するレ
コードを求め、この求めたレコードに付された前記行番
号から前記第1のNCデータ中の対応するレコードを求
める、ことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】NC加工シミュレーションの実行により、工具
経路情報中の或るレコードが特定されると、これに付さ
れたNコード番号から、第2のNCデータ中の対応する
レコードを求めることができる。
経路情報中の或るレコードが特定されると、これに付さ
れたNコード番号から、第2のNCデータ中の対応する
レコードを求めることができる。
【0014】第2のNCデータ中の各レコードには、第
1のNCデータ中における各レコードの行番号が付され
ているので、第1のNCデータ中の対応するレコードを
求めることができる。
1のNCデータ中における各レコードの行番号が付され
ているので、第1のNCデータ中の対応するレコードを
求めることができる。
【0015】すなわち、工具経路情報中の特定のレコー
ドの内容を自動的に、サブプログラムを含んだNCデー
タ中の対応するレコードの内容に変換することができる
ので、工具経路情報を知らない現場のオペレータであっ
ても、容易にNC加工シミュレーションから必要な情報
を得ることができる。
ドの内容を自動的に、サブプログラムを含んだNCデー
タ中の対応するレコードの内容に変換することができる
ので、工具経路情報を知らない現場のオペレータであっ
ても、容易にNC加工シミュレーションから必要な情報
を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8を参照
しつつ説明する。図1は本発明の実施例に係る変換処理
方法の概略を示すフローチャートである。そして、図2
は図1におけるステップ2の詳細を示すフローチャー
ト、図3及び図4は図1におけるステップ4の詳細を示
すフローチャート、図5は図1におけるステップ5の詳
細を示すフローチャートである。
しつつ説明する。図1は本発明の実施例に係る変換処理
方法の概略を示すフローチャートである。そして、図2
は図1におけるステップ2の詳細を示すフローチャー
ト、図3及び図4は図1におけるステップ4の詳細を示
すフローチャート、図5は図1におけるステップ5の詳
細を示すフローチャートである。
【0017】図1に示すように、まず、ステップ1で
は、サブプログラムを含んだNCデータ1に対してNコ
ード番号を付し、さらに、サブプログラムの内容をメイ
ンプログラム中に展開することにより、サブプログラム
を含まないNCデータ2を得るようにする。
は、サブプログラムを含んだNCデータ1に対してNコ
ード番号を付し、さらに、サブプログラムの内容をメイ
ンプログラム中に展開することにより、サブプログラム
を含まないNCデータ2を得るようにする。
【0018】図6は、サブプログラム有りのNCデータ
1を示す説明図であり、左側にNコード番号が付されて
いる。そして、Nコード番号が付された各レコードの末
尾には行位置を示す行番号が付されている。
1を示す説明図であり、左側にNコード番号が付されて
いる。そして、Nコード番号が付された各レコードの末
尾には行位置を示す行番号が付されている。
【0019】図7は、サブプログラム無しのNCデータ
2を示す説明図であるが、これは、図6のNCデータ1
において、サブプログラムの内容をメインプログラム中
に展開することによって得られるものである。この図7
のNCデータ2における各レコードの末尾にも行番号が
付されているが、この場合の行番号は、この図7のNC
データ2における行位置を示すものではなく、図6のN
Cデータ1における行位置を示すものである。
2を示す説明図であるが、これは、図6のNCデータ1
において、サブプログラムの内容をメインプログラム中
に展開することによって得られるものである。この図7
のNCデータ2における各レコードの末尾にも行番号が
付されているが、この場合の行番号は、この図7のNC
データ2における行位置を示すものではなく、図6のN
Cデータ1における行位置を示すものである。
【0020】次いで、ステップ2では、図7に示したサ
ブプログラム無しのNCデータ2を変換し、工具経路情
報を作成する。このときの手順を図2に基いて説明する
と、まず、図7のNCデータ2を読込み(ステップ20
1)、これを1レコードずつ工具経路情報3に変換する
(ステップ202)。そして、変換してできた工具経路
情報3の各レコードの末尾に、図7のNCデータのNコ
ード番号を付加し(ステップ203)、これをファイル
に出力して記憶させる(ステップ204)。
ブプログラム無しのNCデータ2を変換し、工具経路情
報を作成する。このときの手順を図2に基いて説明する
と、まず、図7のNCデータ2を読込み(ステップ20
1)、これを1レコードずつ工具経路情報3に変換する
(ステップ202)。そして、変換してできた工具経路
情報3の各レコードの末尾に、図7のNCデータのNコ
ード番号を付加し(ステップ203)、これをファイル
に出力して記憶させる(ステップ204)。
【0021】図8は、この工具経路情報3を示す説明図
であり、各レコードの末尾には、図7のNCデータ2に
おけるNコード番号に対応する4桁の数字が付されてい
る。
であり、各レコードの末尾には、図7のNCデータ2に
おけるNコード番号に対応する4桁の数字が付されてい
る。
【0022】このようにして、工具経路情報3を作成し
たら、次に、ステップ3でNC加工シミュレーションを
実行する。そして、エラー情報4が発生した場合、この
エラー情報は工具経路情報により表されるが、ステップ
4,5の手順により、容易にサブプログラム有りのNC
データ1により表わすことができる。
たら、次に、ステップ3でNC加工シミュレーションを
実行する。そして、エラー情報4が発生した場合、この
エラー情報は工具経路情報により表されるが、ステップ
4,5の手順により、容易にサブプログラム有りのNC
データ1により表わすことができる。
【0023】ステップ4では、工具経路情報3中の或る
レコードがエラーとして特定された場合に、このエラー
レコードは図7のサブプログラム無しのNCデータ2に
おいて、どのレコードになるのかを求める。この求め方
には二つの方法がある。
レコードがエラーとして特定された場合に、このエラー
レコードは図7のサブプログラム無しのNCデータ2に
おいて、どのレコードになるのかを求める。この求め方
には二つの方法がある。
【0024】まず、1番目の方法を図3により説明する
と、工具経路情報3中の或るレコードがエラーレコード
として特定されると(ステップ401)、このエラーレ
コードの末尾に付されている4桁の数字を取出し(ステ
ップ402)、これを図7のNCデータ2におけるNコ
ード番号と比較する(ステップ403)。そして、両者
が一致したレコードがあったならば、図7のNCデータ
2における、そのレコードが図8におけるエラーレコー
ドに対応するものであることがわかる(ステップ40
4)。
と、工具経路情報3中の或るレコードがエラーレコード
として特定されると(ステップ401)、このエラーレ
コードの末尾に付されている4桁の数字を取出し(ステ
ップ402)、これを図7のNCデータ2におけるNコ
ード番号と比較する(ステップ403)。そして、両者
が一致したレコードがあったならば、図7のNCデータ
2における、そのレコードが図8におけるエラーレコー
ドに対応するものであることがわかる(ステップ40
4)。
【0025】上記のステップ401〜404を、具体例
により説明すると、例えば、図8の工具経路情報3にお
いて、上から9行目及び10行目にある「RAPID」
及び「GOTO/0,0,0」の二つのレコードがエラ
ーコードとして特定されたとする。この二つのレコード
の末尾に付されている4桁の番号すなわちNコード番号
は「1090」であるから、図7のNCデータにおい
て、「1090」が含まれているレコードを上から順に
検索すればよい。これにより、上から11行目にあるレ
コード「N1090G90G00X0Y0」を求めるこ
とができる。
により説明すると、例えば、図8の工具経路情報3にお
いて、上から9行目及び10行目にある「RAPID」
及び「GOTO/0,0,0」の二つのレコードがエラ
ーコードとして特定されたとする。この二つのレコード
の末尾に付されている4桁の番号すなわちNコード番号
は「1090」であるから、図7のNCデータにおい
て、「1090」が含まれているレコードを上から順に
検索すればよい。これにより、上から11行目にあるレ
コード「N1090G90G00X0Y0」を求めるこ
とができる。
【0026】次に、2番目の方法を説明すると、工具経
路情報3中の或るレコードがエラーレコードとして特定
された場合(ステップ411)、図7のNCデータ2か
ら、再度、工具経路情報3を1レコードずつ順に作成
(変換)していく(ステップ412)。こうして新たに
作成されていく工具経路情報中の出力レコード番号すな
わち末尾の4桁の数字と、先の工具経路情報中のエラー
レコード番号とを比較する(ステップ413)。そし
て、両者が一致した時点で新たな変換を中止するが、そ
の時点での図7におけるレコードがエラーレコードに対
応するものとして特定される(ステップ414)。
路情報3中の或るレコードがエラーレコードとして特定
された場合(ステップ411)、図7のNCデータ2か
ら、再度、工具経路情報3を1レコードずつ順に作成
(変換)していく(ステップ412)。こうして新たに
作成されていく工具経路情報中の出力レコード番号すな
わち末尾の4桁の数字と、先の工具経路情報中のエラー
レコード番号とを比較する(ステップ413)。そし
て、両者が一致した時点で新たな変換を中止するが、そ
の時点での図7におけるレコードがエラーレコードに対
応するものとして特定される(ステップ414)。
【0027】さて、上記のように、図8におけるエラー
レコードに対応するレコードが図7において特定された
ら、さらに、このレコードに対応する図6のレコードを
求めるようにする。
レコードに対応するレコードが図7において特定された
ら、さらに、このレコードに対応する図6のレコードを
求めるようにする。
【0028】すなわち、上記のように、図7におけるエ
ラーレコードが求められたとすると、その末尾に付され
ている数値すなわち行番号がわかるので(ステップ50
1)、この行番号と同じ数値の行番号を有するレコード
を図6において求める(ステップ502)。そして、図
7におけるエラーレコードの行番号と一致した行番号を
有する図6におけるレコードを、出力画面中で反転表示
させ、これがエラーレコードであることをオペレータに
知らせるようにする(ステップ503)。
ラーレコードが求められたとすると、その末尾に付され
ている数値すなわち行番号がわかるので(ステップ50
1)、この行番号と同じ数値の行番号を有するレコード
を図6において求める(ステップ502)。そして、図
7におけるエラーレコードの行番号と一致した行番号を
有する図6におけるレコードを、出力画面中で反転表示
させ、これがエラーレコードであることをオペレータに
知らせるようにする(ステップ503)。
【0029】前述した具体例で説明すると、図7におい
て特定されたレコード「N1090G90 G00 X
0 Y0」の末尾に付されている行番号は「11」であ
るから、図6において、この「11」の行番号を有する
レコードを探す。すると、図6の上から11番目のレコ
ード「N1090 G90 G00 X0 Y0」が特
定され、これが反転表示される。
て特定されたレコード「N1090G90 G00 X
0 Y0」の末尾に付されている行番号は「11」であ
るから、図6において、この「11」の行番号を有する
レコードを探す。すると、図6の上から11番目のレコ
ード「N1090 G90 G00 X0 Y0」が特
定され、これが反転表示される。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、NCデ
ータから工具経路情報を作成する際に、NCデータの各
レコードの末尾に行番号を付加する構成としているの
で、工具経路情報によって出力されるNC加工シミュレ
ーションの結果について、NCデータしか理解できない
者であっても容易に対処することが可能となる。
ータから工具経路情報を作成する際に、NCデータの各
レコードの末尾に行番号を付加する構成としているの
で、工具経路情報によって出力されるNC加工シミュレ
ーションの結果について、NCデータしか理解できない
者であっても容易に対処することが可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る変換処理方法の概略を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図2】図1における一部のステップの詳細を示したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図3】図1における一部のステップの詳細を示したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図4】図1における一部のステップの詳細を示したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図5】図1における一部のステップの詳細を示したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図6】本発明の実施例で用いられるサブプログラム有
りのNCデータの具体例を示す説明図。
りのNCデータの具体例を示す説明図。
【図7】本発明の実施例で用いられるサブプログラム無
しのNCデータの具体例を示す説明図。
しのNCデータの具体例を示す説明図。
【図8】本発明の実施例で用いられる工具経路情報の具
体例を示す説明図。
体例を示す説明図。
1 サブプログラムを含んだNCデータ。 2 サブプログラムを含まないNCデータ 3 工具経路情報
Claims (1)
- 【請求項1】サブプログラムを含む第1のNCデータに
対して、このサブプログラムの内容をメインプログラム
中に展開することによって、サブプログラムを含まない
第2のNCデータを作成した後、この第2のNCデータ
に基いて工具経路情報を作成し、この工具経路情報を用
いてNC加工シミュレーションを実行するNC制御にお
いて、 予め、前記工具経路情報を作成する際に、この工具経路
情報中の各レコードに対して前記第2のNCデータ中の
各レコードのNコード番号を付すと共に、この第2のN
Cデータ中の各レコードに対して前記第1のNCデータ
中における各レコードの行位置を示す行番号を付してお
き、 前記NC加工シミュレーションの実行の際に、前記工具
経路情報中の或るレコードが特定された場合は、この特
定されたレコードに付された前記Nコード番号から前記
第2のNCデータ中の対応するレコードを求め、この求
めたレコードに付された前記行番号から前記第1のNC
データ中の対応するレコードを求める、 ことを特徴とする工具経路情報の変換処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22573093A JPH0784620A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 工具経路情報の変換処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22573093A JPH0784620A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 工具経路情報の変換処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784620A true JPH0784620A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16833930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22573093A Pending JPH0784620A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 工具経路情報の変換処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784620A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10352815A1 (de) * | 2003-11-12 | 2005-06-30 | Siemens Ag | Simulationsverfahren für eine Bearbeitung eines, Werkstücks durch eine Werkzeugmaschine, entsprechendes Computerprogramm und korrespondierender Rechner |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP22573093A patent/JPH0784620A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10352815A1 (de) * | 2003-11-12 | 2005-06-30 | Siemens Ag | Simulationsverfahren für eine Bearbeitung eines, Werkstücks durch eine Werkzeugmaschine, entsprechendes Computerprogramm und korrespondierender Rechner |
US7174225B2 (en) | 2003-11-12 | 2007-02-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and system for simulating processing of a workpiece with a machine tool |
DE10352815B4 (de) * | 2003-11-12 | 2009-06-25 | Siemens Ag | Simulationsverfahren für eine Bearbeitung eines Werkstücks durch eine Werkzeugmaschine und korrespondierender Rechner |
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