JP2005334442A - スプリント材 - Google Patents

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JP2005334442A JP2004159662A JP2004159662A JP2005334442A JP 2005334442 A JP2005334442 A JP 2005334442A JP 2004159662 A JP2004159662 A JP 2004159662A JP 2004159662 A JP2004159662 A JP 2004159662A JP 2005334442 A JP2005334442 A JP 2005334442A
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Abstract

【課題】 基材に保持された硬化性樹脂の被覆層への移行を防ぎ、手袋を使用することなく被覆層の外側から素手で取り扱うことができるようなスプリント材を得ようとする。
【解決手段】 患部の皮膚表面を保護する皮膚接触層2の上に、硬化性樹脂3を基材4に保持させた芯材層5を位置させる。この芯材層5の上を被覆層6で覆う。被覆層6は硬化性樹脂3と非反応性であり、水や光や熱などの硬化因子を透過させる孔7を有する。また、この被覆層6は、硬化性樹脂3が染み透らない材料で、網目、織目等の無い一体に形成されている。そして、その厚みが少なくとも1.4mm以上ある。この被覆層6は、スプリント材1を使用するときに、手が硬化性樹脂3と接触することを防止する。
このスプリント材1は、皮膚接触層2を患部に当て、被覆層6側から素手で操作して適用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、整形外科分野、スポーツ分野において体の一部に適用し、治療又は保護の目的で患部を固定又は支持するスプリント材に関する。特に、人や動物の骨折、捻挫、矯正などの治療や予防に、またスポーツ等において転倒、衝撃などから身体を保護するためのスプリント材に関する。
整形外科分野では、スプリント材は骨折、捻挫又は変形等の疾患部位を外方から覆うようにして、固定、矯正又は支持を行う目的で使用される。骨折等の直後は患部が大きく腫れており発熱もあるので、すぐにギプスを巻くことができず、先ずスプリント材を当てて患部を固定している。また、スプリント材は、簡便性と共に正確な固定、支持ができるため脱臼、捻挫等の場合にも使用されている。
従来スプリント材は、患部を綿で覆い、その上から木片や梯子状シーネを当て、更にその上から伸縮性包帯等を巻いて固定していたが、患部との適合性に劣る点があった。
その後、開放(連通)気泡型フォームシート等に水硬化性樹脂を保持させたスプリント材が開示され多く用いられるようになった。この水硬化性樹脂を用いたスプリント材は、ゴム手袋を手に嵌めて密封した袋から取り出し、水を張ったバケツ等の中に全体を浸して水硬化性樹脂に水を供給する。そして、水の中から引き上げて軽く絞り、予め下巻き材を巻いておいた患部にスプリント材を当てて沿わせるようにし、その上から弾力包帯を巻いて水硬化性樹脂を硬化させる。硬化したスプリント材は、患部に合致した支持固定を行うと共に、容易に取り外しもできるようにしたものである。(特許文献1)
更に、その後水硬化性樹脂を保持させたものを被覆材で包んだスプリント材も提供されるようになった。こうした被覆材で包んだスプリント材では、下巻き材を必要とせず直接患部に当てがうことができるものもある。
このような被覆材で包んだスプリント材では、被覆材に編物、織物、不織布等が使用されている。こうした編物、織物、不織布等は繊維の集合体から構成されているから、繊維間に流動性のある樹脂が入り込む隙間が多く、樹脂が染み透って行きやすい。このような構造により、保存中に樹脂が被覆材に移行して行くことがある。
更に、編物、織物、不織布等では、繊維の集合体を織ったり、編んだり、繊維を積み重ねたりしているので、その織目や編目等を伝わって水硬化性樹脂が被覆材に浸透し、一層被覆材の表面に移行して行きやすくなっている。
こうした樹脂の移行があると、スプリント材を包装材からとり出す際に、被覆材の表面に移行した樹脂と包装材が付着して取り出し難くなる。また、取り出したスプリント材を使用するときに、樹脂が手に付着するなどの不都合が生じる。
また、上記水硬化性樹脂の移行によって、担体の水硬化性樹脂の保持量が相対的に少なくなり、硬化状態や強度にも影響が出る場合がある。そして、これを防ぐ為に担体の樹脂保持量を多くすると、被覆材への移行量が多くなるという悪循環を生ずることとなる。
このような水硬化性樹脂の移行を防ぐ為に、被覆材にフィルムや目の詰まった不織布などを用いたものが提案された。しかし、こうした被覆材を使用すると、完成したスプリント材の通気性が悪くなり、患部に装着した時に不快に感じることが多かった。また、こうした被覆材では、被覆材の外方から水を噴霧などによって直接に水硬化性樹脂に供給して、硬化させることが困難となる。
そこで、通水性の良い編物、織物、不織布等をフッ素系やシリコーン系の撥水性、撥油性の処理剤で処理して被覆材とし、この被覆材で包むようにしたものもある。こうしたものでは、被覆材の基材と処理剤との親和性のよいものを選択することが難しいし、処理加工に手間やコストがかかる。また、多くの処理剤は水溶液タイプのものであるため、処理した被覆材を使用するときには、十分に水分を除去する必要がある。(特許文献2)
特許第2686271号公報 特許第2710991号公報
本発明は、上記したようなスプリント材を更に改良し、スプリント材を手袋を使用することなく直接、素手で取り扱うことができようにするものである。そして、保存中に硬化性樹脂が被覆材の表面に移行してくることを、効果的に防ぐことができるスプリント材を得ようとするものである。
更に、簡便に患部の固定ができて使い易く、患者にも不快感を与えないスプリント材を得ようとするものである。
本発明は、患部の皮膚表面を保護する皮膚接触層の上に、硬化性樹脂を基材に保持させた芯材層を位置させ、この芯材層の上を被覆層で覆う。この被覆層は、硬化性樹脂と非反応性であって、多数の孔を有し、上記硬化性樹脂が染み透らないような材料で、編目、織目等の無い一体成形物で形成されている。そして、この被覆層は少なくとも1.4mm以上で10mm以下の厚さを有している。
こうしたスプリント材では、硬化性樹脂が上記被覆層に染み透って行かず、この被覆層によって硬化性樹脂をスプリント材の表面から隔離された状態に保持することができる。
本発明によれば、被覆層の表面への硬化性樹脂の移行が見られないスプリント材を得ることができる。
また、このスプリント材を使用するとき、手袋を嵌めることなく被覆層の表面から直接、素手で操作して、患部に適用することができる。
更に、簡便に患部の固定ができて使い易く、通気性も良好で患者に不快感を与えないスプリント材を得ることができる。
本発明のスプリント材1は、患部に接する側に皮膚接触層2を設け、その上に硬化性樹脂3を基材4に保持させた芯材層5を位置させている。この芯材層5の上は被覆層6で覆っている。
この被覆層6は、芯材層5の硬化性樹脂3と非反応性であって、外方から供給される水や光や熱などの硬化因子を透過させる多数の孔7がある。この孔7を通過した硬化因子は、芯材層5の硬化性樹脂を硬化させることができる。また、この被覆層6は、上記硬化性樹脂が染み透らないような材料によって、編目、織目などを作らないように一体に形成されている。さらに、この被覆層6には一定の厚みがあり、上記プリント材1を患部に適用するときに、手を硬化性樹脂に接触させないようにしている。上記皮膚接触層2と被覆層6の側縁部は縫合8したり、その他の適宜の方法でスプリント材1を一体的にしている。
こうしたスプリント材1は、通常、湿気不透過性や光不透過性などの硬化因子の侵入を防止する包装材に入れて保存される。
上記被覆層6は、硬化性樹脂と非反応性であり、編物、織物のような布帛や不織布などのように繊維の集合体でできたものではなく、また、織目、編目等のない一体に成形されたものがよい。これは、繊維の集合体で構成されている材料では、各繊維間に微細な空間が多く存在しているし、更にこうした繊維で編んだり、織ったりした編目や織目などによって、流動性のある硬化性樹脂が染み透って行くから、被覆層への樹脂の移行が起こり易いことによる。上記の如く一体に形成したものでは、上記繊維間の空間や、織目、編目などが無いので、硬化性樹脂が浸透してくることがない。また、患部の形状に追従し易くするように、適度の柔軟性があるようなものが好ましい。
こうしたものとして、合成樹脂で形成した織目や編目などの無い一体に成形したネット体などがある。この合成樹脂には、スチレン系、オレフィン系、塩化ビニル系、ウレタン系、エステル系、アミド系等の熱可塑性樹脂を用いることができる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリフッ化エチレンのなどの熱可塑性樹脂を単独で、または組合せて一体に形成したネット体が使用できる。そして、上記熱可塑性樹脂は、エラストマータイプのものが好適に用いることができる。
また、上記ポリオレフィンやエチレン・酢酸ビニル共重合体などで形成した独立気泡フォームや、表面にスキン層を形成したフォームのシート体を使用することができる。このシート体にはパンチングなどによって孔7を設けるようにするするとよい。上記スキン層の間が連続気泡を含んでいるものでは、孔の周縁を溶解などによって膜を形成したものが好適に使用できる。
上記被覆層6は、芯材層5の硬化性樹脂3をスプリント材1の表面に露出さないように作用している。この被覆層6の上から素手で触って、直接にスプリント材1を操作しても硬化性樹脂に触れないようにすることができる。そして、スプリント材1の上から弾力包帯を巻いて患部に固定するときにも、未硬化の硬化性樹脂が包帯に付着しないようにすることができる。
そして、この被覆層6に形成されている多数の孔7によって、外方から供給される水や光や熱などの硬化因子が芯材層5にスムーズに通過して行く透過性と、通気性が与えられている。この被覆層6の開口率は、約20〜70%程度で、好ましくは約30〜50%程度がよい。
この開口率は、一定範囲内における空隙が占める面積の割合であって、被覆層を形成する基材の拡大写真を撮り、写真を画像認識して機械的に求めることができる。
この被覆層6には一定の厚みがあり、患部に適用するときに、手を硬化性樹脂を保持した芯材層5と接触しないように、少なくとも約1.4mm以上の厚さを備えている。通例、その厚さは約1.4〜10mm程度であり、操作上や使用上から、スプリント全体の厚さを考慮すると、特に1.4mm〜5mm程度が好ましい。この被覆層6によってスプリント材1の表面と芯材層5の硬化性樹脂3を遠ざけることができる。この場合、スプリント全体が厚くなると、患部を固定する際に十分にフィットすることが難しく、固定性が不十分になりやすい。また、患者が装着中にスプリントが厚いと衣服等の着脱がしにくく、周囲にぶつかり易い等の日常生活に不便に感じることが多くなる。
この被覆層は、上記した厚みが増すと硬くなり、柔軟性が低くなるので、使用する場合に患部に対するフィット性が低下する傾向にある。従って、この被覆層は、厚みが薄くても、厚くても、患部に対するフィット性が低下しないような、適度の柔軟性を有するように形成する。この被覆層の柔軟性は後記するような剛軟性によって評価することができる。スプリント材を適用する時に患部の凹凸に追従しやすくする為には、この剛軟性が200mm以下の範囲が好ましく、さらに好ましくは140mm以下がよい。
上記した皮膚接触層2は、患部に接するもので緩衝性を有しており、芯材層5の未硬化の硬化性樹脂3が浸透し難く、適度の通気性があるものが好ましい。また、こうした皮膚接触層2には、芯材層5の硬化性樹脂と非反応性で柔らかく、患部の形状に追随して変形しやすいもの(成形性が良いもの)がよい。
この皮膚接触層2には、例えば、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系等の合成繊維やレーヨン等の半合成繊維、綿等の天然繊維などを使用した厚みのある不織布、立体的な編物や織物などで形成することができる。また、ウレタン系、ポリオレフィン系、エチレン・酢酸ビニル共重合体等の単体や複合体の均一発泡体、スキン層を有する発泡体で形成することができる。更に、前記各材料の積層体、不織布や立体編物・織物と発泡体の組合せ構造体などで形成することもできる。
この皮膚接触層2の厚さは、上記作用を有するものであれば比較的薄いものが望ましいが、通常、約3〜17mm程度、好ましくは約4〜15mm程度である。3mmより薄いと上記作用が得難くなり、17mmを超えると成形性が悪くなる傾向となる。
この皮膚接触層2により、患部側への当りを柔らかくし、硬化時における反応熱が患部側へ伝わるのを防ぐことができる。
上記皮膚接触層2は複層にすることができ、下層(皮膚側)は、患部へ当りをより和らげるように、通気性があり、皮膚への刺激性がなく、抗菌性のあるものが望ましい。この上層(芯材層側)には、通気性のあるものも、無いものも使用することができる。上記下層に通気性のあるものを用いれば、上層に通気性のない若しくは乏しい材料を用いることができる。こうした皮膚接触層2として、下層にポリエステル繊維の不織布を用い、上層にエチレン・酢酸ビニル共重合体の発泡シートを使用したものがある。
上記皮膚接触層2と被覆層6の間には芯材層5が位置している。この芯材層5は、基材4に硬化性樹脂3を保持させたもので形成している。この基材4は、硬化性樹脂3と非反応性であって、引張弾性率が高いものがよく、少なくとも約800Mpa程度以上のものが好ましい。また、被覆層6側から供給された水や光などの硬化因子が透過し易くするため、1cm2当り約15〜35個程度の開口を有し、開口率が約12〜48%程度であることが望ましい。こうした基材4には、ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維その他を使用した織物、編物、不織布等がある。
上記基材4に保持させる硬化性樹脂3としては、水硬化性樹脂、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂その他の硬化性樹脂を使用することができる。
水硬化性樹脂としては、一液型(変性)シリコーン樹脂、一液型(変性)ウレタン樹脂、シアノアクリレート樹脂等がある。光硬化性樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリシラン系樹脂等がある。熱硬化性樹脂としては、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂等がある。
硬化性樹脂としては、水硬化性樹脂が一般的に使用しやすい。
上記基材4に保持させる水硬化性樹脂3には、水と反応してウレタン樹脂となるポリウレタンプレポリマーを好適に用いることができる。このポリウレタンプレポリマーは、ポリオール成分とポリイソシアネートとを反応させて得られる末端にイソシアネート基を有する組成物である。
上記ポリオールには、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリエチレングリコール(PEG)、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのランダムまたはブロック共重合体などがある。このポリオールの数平均分子量としては約200〜4000程度のものが望ましく、分子量が200以下では剛性が大きく、硬くて脆い性質となり、分子量4000以上では剛性が小さく固定材としての強度が不足することがある。また、これらのポリオールと共に公知のポリオールも用いることができ、例えば、ビスフェノール系ジオール(BP、BPE)などを適宜混合して用いることができる。
上記ポリイソシアネートには、従来公知のポリイソシアネートを使用することができ、例えば4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート及びこれらのカルボジイミド変性ポリイソシアネートなどがあり、これらは単独または2種以上組合せて使用することができる。好ましくは、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、及びこれらのカルボジイミド変性ポリイソシアネート(変性MDI)を用いるとよい。
末端にイソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーを得るための、ポリオールとポリイソシアネートとの配合比率は、通常ポリオール1当量当りポリイソシアネートを約2〜5当量、好ましくは約2.5〜5当量にする。両者の反応は、通常約30〜100℃、好ましくは約50〜80℃で加熱攪拌することで達成される。ポリウレタンプレポリマーの粘度は、通常室温23℃で約10〜50Pa・s、好ましくは約15〜40Pa・sにするとよい。
反応触媒としては、貯蔵安定性に優れたものを選択使用するとよく、従来からよく知られているものとして、ジモルホリノジエチルエーテル、ビス(2,6-ジメチルモルホリノ)ジエチルエーテルなどの置換ジモルホリノジエチルエーテル類があり、これらを単独または2種以上混合して用いることができる。
上記ポリウレタンプレポリマーには適宜安定剤を含有させるとよく、こうした安定剤としては公知のベンゾイルクロライド、メタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸等を使用することができる。これらの安定剤も単独または2種以上混合して用いることができる。
上記水硬化性樹脂には揺変性付与剤を加えると支持材中の偏在化を一層防ぐことができる。こうした揺変性付与剤としては、シリカ、酸化チタン、有機系のポリアルキレングリコールの末端水酸基を水酸基処理剤で処理したポリアルキレン変性化合物で一般にポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールまたはこれらの共重合体を塩化メチル、脂肪酸等で処理したものがある。また、芳香族カルボン酸エステル類、D−ソルビトールと芳香族アルデヒドとのアセタール化反応により合成されたベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール、トリベンジリデンソルビトール、ジトリリデンソルビトール類等を使用することができる。使用量としては、水硬化性ウレタンプレポリマーに対して約0.01〜3wt%程度、好ましくは約0.03〜1wt%程度である。
界面活性剤を上記水硬化性樹脂と共に用いることができ、カチオン系、両性イオン系が使用できる。中でも非イオン系としては非脂肪酸アルカノールアミド系、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等、アニオン系としてはエーテルカルボン酸、スルホサクシネート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム等、カチオン系としてはアルキルアンモニユウム塩等が使用できる。又、添加量としては水硬化性樹脂中に対し約0.1〜3%程度で、水硬化性樹脂へ直接配合したり、基材に水硬化性樹脂を保持させた後に、噴霧や塗布によって表面に付着処理してもよい。この界面活性剤は、水硬化性樹脂に対する濡れや浸透性を一層良化する。
本発明のポリウレタンプレポリマーには更に、必要に応じて消泡剤、酸化防止剤、粘度調整剤、粘着力抑制剤、紫外線吸収剤、顔料や染料等の着色剤等の各種添加剤を適宜使用することができる。
ポリウレタンプレポリマーの調製にあたっては、ポリオールとポリイソシアネートとから得られたポリウレタンプレポリマーに、上記触媒、安定剤、各種添加剤を加えればよい。また、上記ポリウレタンプレポリマーを製造する際にポリオール、ポリイソシアネートと共に、あらかじめ触媒、安定剤、各種添加剤の一部または全量を加えておいてもよい。
上記基材4にポリウレタンプレポリマーを保持させるには、従来公知の方法でよく、例えば低湿度に調整された室内でポリウレタンプレポリマーをロールによって基材に塗布する方法によって行うことができる。得られたものを保存するには、湿気を遮断できる容器や包装材中に密封するとよい。
上記した水硬化性樹脂3を保持させた基材4は、一枚で使用することもできるが、通例、適用部位に応じた強度が得られるように複数枚を重ねて支持材にするとよい。上肢などあまり強い作用が加わらない場合には少ない枚数でよいが、下肢用等には枚数を増やすとよい。基材にガラス繊維で形成した編布を使用する場合には、約2〜15枚程度の範囲内で選択すればよく、汎用品としては約4〜8枚程度重ねたものを支持材にするとよい。図に示すものでは7枚重ねている。
このスプリント材1を使用するときには、湿気不透過性の包装材等から、手に手袋を嵌めることなくスプリント材1を取り出し、被覆層6の外側から噴霧器、エアゾール容器等を使用して水を噴霧する。 供給された水は被覆層6に染み透ることなくスムーズにこれを通過して芯材層5へ進入して行き、水硬化性樹脂3との反応が始まる。
このスプリント材1の皮膚接触層2側を直接患部に当て、被覆層6側から直接手で触りながら形を整え、その上から弾力包帯で巻いてモールディングをする。次第に硬化が進み全体が硬化すればスプリントが出来上がって、患部を固定することができる。出来上がったスプリントは、必要に応じ随時に患部から取り外すことができる。
上記した噴霧等によって供給する水に界面活性剤を加えておくと、水硬化性樹脂に対する水の浸透がよくなるので好ましいことが多い。この界面活性剤としては、非イオン系、アニオン系、カチオン系、両性系界面活性剤のいずれも使用可能であるが、上記した水硬化性樹脂と共に使用するような界面活性剤を用いるとよい。
また、場合によっては、このスプリント材1を水中に浸漬して使用することもできる。
上記した光硬化性樹脂は、樹脂に、光反応開始剤(たとえば光ラジカル重合開始剤等)、光増感剤などのその他が成分を含有する組成物である。
使用する樹脂は、一般的に使用されている光照射により架橋しうる感光性基を有する光硬化性樹脂であれば、特に限定されるものではなく、適宜使用することができる。
該樹脂としては、例えば、少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物で、モノマー、プレポリマー、2量体、3量体等のオリゴマー、それらの混合物がある。更にそれらの共重合体がある。
また、上記以外に、例えば、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、アルキド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ノボラック系樹脂及びこれらの二種以上の変性樹脂に光重合性不飽和基が結合したものが使用できる。
上記光重合性不飽和基としては、例えばアクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、スチリル基、アリル基、シンナモイル基、シンナミリデン基、アジド基等が挙げられる。こうした光硬化性樹脂において、単官能及び多官能(メタ)アクリレートが一般的であり、例えば、感光性基として(メタ)アクリロイル基を含む光硬化性樹脂、感光性基としてシンナモイル基を含む光硬化性樹脂、感光性基としてアリル基を含む光硬化性樹脂などが挙げられる。この光硬化性樹脂は、下記光ラジカル重合開始剤と組み合わせて使用することが好ましい。これらの光硬化性樹脂は、単独で、また適宜混合して使用することができる。
更に、必要に応じて、従来から公知のアクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ゴム、ウレタン樹脂等の不飽和基を含有しない樹脂を配合することができる。
上記した光反応開始剤としては、光ラジカル重合開始剤を使用することができる。この光ラジカル重合開始剤としては、一般に使用されている光ラジカル重合開始剤であれば特に制限されない。例えば、ベンゾフェノン,ベンゾインメチルエーテル,ベンゾインイソプロピルエーテル,ベンジル,キサントン、チオキサントン,アントラキノンなどの芳香族カルボニル化合物、アセトフェノン,プロピオフェノン,α−ヒドロキシイソブチルフェノン,α,α’−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノン,1−ヒドロキシ−1−シクロヘキシルアセトフェノン,ジアセチルアセトフェノンなどのアセトフェノン類、ベンゾイルパーオキサイド,t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート,t−ブチルハイドロパーオキサイド,ジ−t−ブチルジパーオキシイソフタレート,3・3’・4・4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノンなどの有機過酸化物、ジフェニルヨードブロマイド,ジフェニルヨードニウムクロライドなどのジフェニルヨードニウムハロゲン化物、四臭化炭素,クロロホルム,ヨードホルムなどの有機ハロゲン化物、3−フェニル−5−イソオキサゾロン,2・4・6−トリス(トリクロロメチル)−1・3・5−トリアジンベンズアントロンなどの複素環式及び多環式化合物、2・2’−アゾ(2・4−ジメチルバレロニトリル),2・2−アゾビスイソブチロニトリル,1・1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル),2・2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)などのアゾ化合物、鉄−アレン錯体、チタノセン化合物、アシルホスフィンオキサイド化合物、ビスイミダゾール系化合物、N−アリールグリシジル系化合物、アクリジン系化合物、芳香族ケトン/芳香族アミンの組み合わせ、ペルオキシケタール等が挙げられる。
更に、光増感剤としては、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、4−ジメチルアミン安息香酸メチル、4−ジメチルアミン安息香酸エチル、4,4−ジメチルアミノベンゾフェノン、4,4−ジエチルアミノベンゾフェノン等がある。
この光硬化性樹脂組成物には、必要に応じて更に種々の成分を配合することができる。例えば、貯蔵中にゲル化を防止し、貯蔵安定性を維持するために安定剤を配合することができる。この安定剤としては、たとえば、ハイドロキノン、ハイドロキノンメチルエーテル、t−ブチルハイドロキノンおよびカテコール等のフェノール類、ベンゾキノン、ナフトキノンおよびフェニルベンゾキノン等のキノン類等がある。
上記芯材層に光硬化性樹脂を用いたスプリント材を使用するときには、遮光性の包装材等から、手に手袋を嵌めることなくスプリント材を取り出し、被覆層の外側から紫外線、可視光線等の発生装置を用いて光を照射する。そして、このスプリント材の皮膚接触層側を直接患部に当て、被覆層側から直接手で触りながら形を整え、その上から弾力包帯で巻いてモールディングをする。光硬化性樹脂は次第に硬化し、全体が硬化すればスプリントが出来上がって、患部を固定することができる。
出来上がったスプリントは、必要に応じ随時に患部から取り外すことができる。また、このスプリント材は患部に当てて適用した後に、光を照射して硬化させることもできる。
上記芯材層に熱硬化性樹脂を用いたスプリント材を使用するときには、硬化因子として熱を加熱装置によって与えること以外は、上記光硬化性樹脂を用いたスプリント材と同様にして使用することができる。
実施例及び比較例として下記する皮膚接触層、芯材層、被覆層を用意した。
(実施例1)
(1)皮膚接触層: ポリエステル(PET)繊維の不織布、目付量300g/m2
(2)芯材層
(2−1) 基材: ガラス繊維の編物、開口率22%
(2−2) 水硬化性樹脂: 図4に示す樹脂B
(2−3) 重ね枚数: 7枚重ね合せ
(3)被覆層
(3−1) 材質: ポリプロピレン(PP)のエラストマー製の一体成形ネット体
(3−2) 開口率: 40%
(3−3) 厚さ: 1.4mm
(3−4) 剛軟性: 70mm
(剛軟性の測定方法)
下記する「45度カンチレバー法」により測定した。
被覆層を形成する試料から、2cm×15cmの試験片を幅方向及び長さ方向にそれぞれ5枚ずつ採取し、一端が45度の斜面をもつ表面の滑らかな水平台の上に、試験片の短辺をスケール基線に合せて置く。次に試験片を斜面の方向に緩やかに滑らせて、試験片の一端の中央点が斜面と接したとき、他端の位置をスケールによって読む。剛軟度は、試験片が移動した長さ(mm)で示され、それぞれ5枚の表裏で測定し、幅方向及び長さ方向の各々の平均値を算出し、整数値で表す。
(実施例2、3)
図5に示すとおりである。
皮膚接触層は、各々上記実施例1と同じである。芯材層の水硬化性樹脂は、各々図4に示す樹脂Aを使用した。
図表中、被覆層の「PE」はポリエチレン、「EVA」はエチレン・酢酸ビニル共重合体でいずれもエラストマーである(以下同じ)。
(比較例1)
(1)皮膚接触層: 目付量200g/mとした以外は実施例1と同様にした。
(2)芯材層: 実施例1と同じ
(3)被覆層
(3−1) 材質: ポリエステル(PET)繊維の不織布、目付量200g/m
(3−2) 開口率: 通気性はあるが目視できる孔は無い。
(3−3) 厚さ: 1.7mm
(3−4) 剛軟性: 140mm
(比較例2、3)
図6に示すとおりである。
芯材層の水硬化性樹脂は、比較例2では図4に示す樹脂Bを、比較例3では樹脂Aを使用した。
図表中、皮膚接触層の「PU」はポリウレタン、被覆層の「PP」はポリプロピレンのエラストマーを示す。
(物性評価)
上記各実施例、比較例について水硬化性樹脂の移行状態を調べる物性評価試験を行った。
(試験要領):スプリント材に、10cm×10cm当たり19.6Nの荷重をかけ、50℃で7日間保管し、被覆層への水硬化性樹脂の移行を目視により確認した。
(試験の評価):目視による評価は下記により行った。
A: 被覆層への樹脂の移行が見られない。
B: 樹脂は被覆層の外側表面へ達していないが、芯材層と接触している面から外側表面までの間に樹脂の移行が確認できる。
C: 被覆層への樹脂の移行があり、外側表面にも樹脂の移行が確認できる。
(物性評価の結果)
上記実施例及び比較例についての物性評価の結果は、図5及び図6の図表中に示した。
実施例では、いずれも評価がAであって、水硬化性樹脂の被覆層への移行が見られなかった。一方、比較例においては、評価がいずれもB〜CまたはCであり、被覆層への樹脂の移行が見られ、実施例との間で明らかな差が見られた。
本発明の実施例を示す一部切欠斜視図である。 図1のものの断面図である。 図1のものの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施例に使用した水硬化性樹脂の組成を示す図表である。 本発明の実施例の組成及び物性評価の結果を示す図表である。 本発明の比較例の組成及び物性評価の結果を示す図表である。
符号の説明
1 スプリント材
2 皮膚接触層
3 水硬化性樹脂
4 基材
5 芯材層
6 被覆層
7 孔
8 縫合

Claims (10)

  1. 患部に当接する皮膚接触層と、該皮膚接触層の上に載置され基材に硬化性樹脂を保持させた芯材層と、該芯材層の上を覆う被覆層を具備し、該被覆層は硬化性樹脂と非反応性で、多数の孔を有し、上記硬化性樹脂が染み透らない材料で織目や編目の無い一体に形成され、少なくとも厚さが1.4mm〜10mmであることを特徴とするスプリント材。
  2. 上記被覆層が合成樹脂製のネット体で形成されている請求項1記載のスプリント材。
  3. 上記被覆層の開口率が20〜70%である請求項1または2記載のスプリント材。
  4. 上記合成樹脂製のネット体がスチレン系、オレフィン系、塩化ビニル系、ウレタン系、エステル系、アミド系から選ばれる熱可塑性樹脂又はこれらの複合体で形成されている請求項3記載のスプリント材。
  5. 上記合成樹脂製のネット体がポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体から選ばれる熱可塑性エラストマー又はこれらの複合体で形成されている請求項4記載のスプリント材。
  6. 上記被覆層が独立気泡フォームまたはスキン層を有するフォームにパンチング等で孔を設けたシート体で形成されている請求項1または3記載のスプリント材。
  7. 上記芯材層が複数の層で構成され、各層の基材が1cm当たり15〜35個の開口を有し、開口率が12〜48%である請求項1〜6のいずれかに記載のスプリント材。
  8. 上記硬化性樹脂が水硬化性樹脂である請求項1〜7のいずれかに記載のスプリント材。
  9. 上記水硬化性樹脂はポリオール成分とポリイソシアネートを含むポリウレタンプレポリマーと触媒と揺変性付与剤を含有する請求項8記載のスプリント材。
  10. 上記硬化性樹脂が光硬化性樹脂である請求項1〜7のいずれかに記載のスプリント材。
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