JPS5913216B2 - 整形用固定材 - Google Patents

整形用固定材

Info

Publication number
JPS5913216B2
JPS5913216B2 JP53007074A JP707478A JPS5913216B2 JP S5913216 B2 JPS5913216 B2 JP S5913216B2 JP 53007074 A JP53007074 A JP 53007074A JP 707478 A JP707478 A JP 707478A JP S5913216 B2 JPS5913216 B2 JP S5913216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isocyanate
nco
group
weight
fixing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53007074A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54100181A (en
Inventor
硯三 高坂
清 足立
昌幸 篠村
晃誉 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP53007074A priority Critical patent/JPS5913216B2/ja
Publication of JPS54100181A publication Critical patent/JPS54100181A/ja
Publication of JPS5913216B2 publication Critical patent/JPS5913216B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ギブス、副木、治療装具の模型ギブス、採型
用ギブス等の用途に使用できる新規な整形用固定材に関
する。
従来より整形用固定材としては、石膏包帯が広く用いら
れてきた。
骨折した場合を例にとると、挫傷した骨は、元の位置に
矯正され、石膏包帯により固定される。固定は、患部の
肢体を石膏包帯にて被覆することにより行なわれるが、
その際、皮膚は綿包帯等により保護されており、これは
直接石膏包帯が皮膚に接触しないようにすると同時にギ
ブスを切除する際、カッターによる皮膚の切傷を保護す
ることを目的としている。固定期間は、通常6週間程を
要するが、場合によつてはそれ以上の長きにわたること
もある。従来より広く用いられている石膏ギブスは、患
部の固定及び外部からの衝撃の保護に関しては十分に有
効であるが、ギブス装着のままではX線を透過しないと
いう欠点があつた。
即ち、石膏ギブスの上からでは、患部の治癒状態が診断
できず、J 診断のため石膏ギブスを切除する必要があ
り、その度にギブスを作り直していた。これは医師、患
者の双方にとつて不合理なことである。更に従来の石膏
ギブスは、重く、患者は不便を強いられていた。5 従
来の石膏包帯に関しても改良が加えられてきたが、上記
の2欠点については、石膏を使用している限り本質的な
欠陥である。
近年、石膏包帯にかわる整形用固定材が開発され始めた
例えば、石膏のかわりに、熱軟化点を有する重合体組成
物を用いるもの、紫外線硬化型樹脂組成物を用いるもの
などがあるが、前者は、柔軟性に欠けるため、肢体等に
十分フイツトしないという欠点を有している。後者は、
紫外線硬化型樹脂組成物を使用するため、紫外線照射装
置が必要である。そのために、費用がかさむばかりでな
く、装置を備えつけるスペースを必要とするなどの欠点
を有している。更に、オキシカルボニルイソシアナート
基含有樹脂を用いるものも知られているが、かかる樹脂
では反応時間が速すぎて、保存期間中に自己架橋を起こ
して硬化し、使用時には使えなくなる等の欠点を有して
いる。
本発明者等は、上記欠点のない新規な整形用固定材につ
いて鋭意研究を重ねた結果、肢体のどのような箇所にで
も容易に成形できる柔軟性を有し、患部を固定材により
被覆する作業時間中は十分に可塑性があり、作業後は速
やかに硬化し、一度硬化すれば、長期間の使用において
も患部を十分に固定し、外部からの衝撃に対し患部を完
全に保護しうる強度を発現し、患部を被覆保護した状態
でX線撮影が可能であり、軽くしかも通気性に富み、不
要の際には容易に切除することができる整形用固定材を
開発した。
即ち本発明は、ヒドロキシル基又は活性メチレン基又は
第一級又は第二級アミノ基を有する高分子化合物とオキ
シカルボニルイソシアナートを含まない多官能性イソシ
アナートとを反応させて得られる−NCO基を有するプ
レポリマ一10〜70重量%と分子中に2個以上の−N
CO基を有する低粘度のイソシアナート単量体又はオリ
ゴマ一90〜30重量%とからなる樹脂組成物を柔軟な
支持体に付着せしめてなる水で硬化しうる整形用固定材
を第1の発明とし、ヒドロキシル基又は活性メチレン基
又は第一級又は第二級アミノ基を有する高分子化合物と
オキシカルボニルイソシアナートを含まない多官能性イ
ソシアナートとを反応させて得られる−NCO基を有す
るブレポリマ一を、後処理により、−NCO基を発現せ
しめる保護剤で反応させて得られるプレポリマ一誘導体
10〜70重量%と分子中に2個以上の−NCO基を有
する低粘度のイソシアナート単量体又はオリゴマ−90
〜30重量%とからなる樹脂組成物を柔軟な支持体に付
着せしめてなる水で硬化し得る整形用固定材を第2の発
明とするものである。
本発明で用いられるヒドロキシル基又は活性メチレン基
又は第一級又は第二級アミノ基を有する高分子化合物と
してはポリエーテル、ポリオール、ポリエステルポリオ
ール、ポリアミン等の活性水素を有する高分子化合物が
挙げられ、単独又はこれらの混合物で用いられる。本発
明において上記高分子化合物は第三級アミノ窒素を含む
高分子化合物は適用されない。
本発明で用いられるオキシカルボニルイソシアナートを
含まない多官能性イソシアナートとしてはヘキサメチレ
ンジイソシアナート、トリレンジイソシアナート、キシ
リレンジイソシアナート、4,47−ジフエニルメタン
ジイソシアナート、1,5−ナフタレンジイソシアナー
トなどが挙げられ、単独又はこれらの混合物が用いられ
る。又、本発明で用いられる該多官能性イソシアナート
としては、加熱等の後処理により簡単に−NCO基を発
現させることのできる保護剤で一部の−NCO基を保護
してある少なくとも一つの−NCO基を有する上述のイ
テシアナート等の誘導体を用いることができる。前記高
分子化合物と上記多官能性イソシアナートを反応させて
得られるプレポリマ一としては前記高分子化合物中のヒ
ドロキシル基、活性メチレン基、第一級又は第二級アミ
ノ基の一部又は全部が上記多官能性イソシアナートと反
応して得られるポリウレタン系プレポリマ一、尿素系プ
レポリマ一等が挙げられぅ少なくとも該プレポリマ一中
に−NCO基又は保護剤で保護されたイソシアナート基
を有していることが必要である。
該プレポリマ一中の−NCO基又は保護剤で保護された
イソシアナート基の数は特に制限されるものではなく用
途に応じて上記高分子化合物及び多官能性イソシアナー
トの種類、添加量等によりコントロールすることが出来
るが、該プレポリマ一中に−NCO基叉は保護剤で保護
されたイソシアナート基の数は、該プレポリマ一単位重
量当りのNCO重量換算で3〜70重量%が好ましく、
特に好ましくは4〜50重量%である。
又、該プレポリマ一の分子量が200〜10,000の
液体であるものが好ましい。本発明における、後処理に
より−NCO基を発現せしめる保護剤は多官能性イソシ
アナートの一部の−NCO基あるいは前記プレポリマ一
中の一NCO基を一時的に保護するもので、本発明で得
られた整形用固定材を使用する時に加熱等の簡単な処理
により容易に−NCO基を再生することがができる保護
剤であるが、加熱等の処理により一NCO基から解離す
ること及び解離した化合物の毒性の点から保護剤として
は第三級アルコール、ラクタム、エノール等が好ましい
本発明における前記プレポリマ一あるいは前記プレポリ
マ一誘導体は親水性であることが、整形用固定材として
の機能を十分に発現させる意味から好ましい。
本発明においては前記プレポリマ一あるいは前記プレポ
リマ一誘導体に、分子中に2個以上の−NCO基を有す
る低粘度のイソシアナート単量体又はオリゴマ一を添加
するが、これにより該重合体の粘度を低下させ、作業を
改善することが可能となるばかりでなく、該イソシアナ
ート化合物を適宜に選択することにより、生成する樹脂
中の架橋構造を選定することが可能となり、且つ製品の
強度を自由に制御することが可能となる。
かかるイソシアナート化合物としては、例えばヘキサメ
チレンジイソシアナート、トリレンジイソシアナート、
4,4′−ジフエニルメタンジイソシアナートなどの単
量体またはオリゴマ一(好ましくは5量体以内)をあげ
ることができ単独又はこれらの混合物が用いられる。本
発明の樹脂組成物は、前記プレポリマ一又は前記プレポ
リマ一誘導体及び前記イソシアナート単量体又はそのオ
リゴマ一とからなるが、顔料、充填剤、−NCO基の反
応を制御するための触媒、親水性を向上させるための界
面活性剤等の添加剤を必要に応じて加えることもできる
0かかる添加剤はX線透過性、樹脂組成物のポツトライ
フ等を考慮して使用しなければならない。
該樹脂組成物中に占める前記プレポリマ一又は前記プレ
ポリマ一誘導体の割合は、使用時の作業性及び最終成形
品の性能から10重量%以上であることが必要であり、
特に好ましくは30重量%である。10重量%以下では
硬化時間が長くなりすぎたり、最終成形品に耐久性を付
与すること、即ち曲げ硬さにおいて10kg/d以上の
強度を発現させることが困難となる。
又、上限は70重量%以下であることが必要で、それ以
上では発泡反応、硬化反応が急激に起り、高い発熱を伴
なうため使用が困難となる場合があり、更には最終成形
品に可撓性が発現する場合があり好ましくない。本発明
に使用する柔軟な支持体は、前記樹脂組成物を付着させ
ることが出来、かつ患部の肢体等を被覆するに十分な柔
軟性を有していることが必要であり、通常の編織物はも
ちろん、各種不織布、フイルム等のシート状又は筒状の
形態のものが用いられる。
このようなシート状物又は筒状物を構成する繊維又はフ
イルムは木綿等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、ポ
リエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリ
プロピレン繊維、ポリビニルアルコール繊維等の合成繊
維または重合体フイルムからなる。
該支持体の目付は、本発明品の使用用途、樹脂組成、支
持体の組成、構造等により適宜選定すればよいが、柔軟
性を特に必要とする場合は1000〜209/イのもの
が好適である。該樹脂組成物を該支持体に付着させるに
は、通常の方法、例えば含浸法、ロールコート法、転写
法が用いられる。該樹脂組成物の付着量は50%0wf
〜1000960wfが最適であり、50%0wf以下
では、被覆材としての強度を発現できず、1000%0
wf以上では作業が困難となる。こうして得られた整形
用固定材は十分に柔軟で可塑性を有しており、シート状
、筒状、ロール状又はピース状等の状態で水分を遮断す
るために密閉容器、袋等に保存される。該整形用固定材
は、患部を被覆する前に水又は水を主成分とする浴中に
浸されるが、水に接触するとクリーム状になり、極めて
柔軟となり、どのような形状にでも容易に成形可能とな
る。
クリーム状態は、−NCO基を有する重合体と水とが発
泡反応を開始したことを意味しており、続いて架橋反応
が主に低粘度のイソシアナート化合物との間で行なわれ
、硬化が起る。従つて該樹脂は水との反応により発泡構
造をもつことになり、かつ架橋反応が行なわれる故に、
本発明の整形用固定材を使用した場合、硬化後軽くまた
使用に耐えるに十分な強度を有しているのである。又、
該整形用固定材と水との反応は、使用する前記ブレポリ
マ一又は前記プレポリマ一誘導体、樹脂組成、水の温度
、前記触媒等により制御することで硬化時間を任意に選
択することが可能である。本発明においては、該整形用
固定材と水との反応条件は特に限定されるものではない
が、使用時の作業性等の面から水の温度は約30〜45
℃程度が好ましく、例えば該整形用固定材を40℃の水
又は水を主成分とする浴中に数秒〜数十秒浸漬した後の
浴外における硬化時間が10〜20分間であるものが好
ましい。
この場合、硬化時間が10分以下のものでは作業中の手
直しがむずかしくなり、逆に20分以上要するものでは
患部における該整形用固定材の保持が煩雑となるきらい
がある。本発明においては、該整形用固定材と水との反
応を促進させるために、水中に、水をアルカリ性にする
物質である第三級アミン、スズ化合物等のイソシアナー
トの活性剤を添加することも可能である。
なお、本発明において−NCO基が保護剤により保護さ
れているプレポリマ一誘導体を用いて得られる整形用固
定材を使用するときは、水と反応させる前に加熱等の後
処理を実施することにより−NCO基を再生した後に水
に浸漬して使用する。
本発明により得られる整形用固定材と水との反応で硬化
処理された被覆材の強度はJIS−K69llに準拠し
た曲げ硬さ試験において10kg/CTIL以上の値を
有していることが好ましく、10kg/Crltより低
い場合では長期間の使用に不向きであり、かかる強度を
発現させるには、該樹脂組成、該支持体の構成素材、三
次構造、該樹脂組成物の付着量等を適宜選定することに
より達成できる。本発明の整形用固定材を使用した場合
、患部の肢体等を被覆した状態で十分にX線を透過しう
るため、治癒の程度を容易に診断できる。
本発明の固定材は、肢体等の固定材、副木、コルセツト
等治療装具の採型などの用途に特に有効であるが、例え
ば石膏の鋳型、縫製用人台等の成型材に使用することも
できる。
以下、本発明を実施例にて詳述する。
下記実施例中、部は重量部を意味する。
実施例 1 15c7n巾にスリツトしたガーゼにEGH−401(
三井日曹ウレタン社製ポリエーテル系ポリウレタンブレ
ポリマ一)50部、4,4′−ジフエニルメタンジイソ
シアナート50部からなる樹脂組成物を、デイツプーニ
ツプ方式により320%0wf付着させ、ロール状に巻
き、整形用固定材を得た。
この固定材を、ポリエステルフイルムーアルミ箔−ポリ
エチレンフイルムの積層体からなる密閉袋に入れて保管
した。3ケ月後、整形用固定材を取り出し、40℃の温
湯に1分間浸した後、軽く手で絞り、長さ30cm1直
径6c1rLで、あらかじめネツト包帯オルテツクス(
東京衛材研究所製綿包帯)で下巻きされたアクリル製円
筒に、該固定材が13層になるように巻きつけた。
硬化時間は約20分であつた。このものの厚さ、目付、
曲げ硬さはそれぞれ4.8mm120009/イ、7.
5kg/C!IL(15.6kg/d)であつた。比較
として、15C!!L巾の市販の石膏包帯を38℃の温
湯に浸し、上記の円筒に13層になるように巻きつけた
。硬化時間は約17分であつた。このものの厚さ、目付
、曲げ硬さはそれぞれ6.9u16800f!/Trl
l6kg/c:m(8.7kg/d)であつた。このこ
とから、本発明品は、従来品の了の重量で、従来品以上
の強度を有していることが判明した。又、本発明品はX
線をよく透過し、且つ使用後、通常の振動鋸歯円板にて
切断可能であつた。
実施例 215CIfL巾にスリツトしたガーゼに、E
GH一40130部と4,4′−ジフエニルメタンジイ
ソシアナート70部とからなる樹脂組成物をデイツブー
ニツプ方式により、300%0wf付着させて、ロール
状に巻き取り、実施例1で用いたのと同じ袋に入れて密
閉保管した。
3ケ月後、該固定材を取り出し、0.5%の炭酸ナトリ
ウムを含む40℃の温湯に10秒間浸漬し、以下実施例
1と同様の手順にて使用した。
このものの厚さ、目付及び曲げ硬さは、それぞれ4.5
wm118009/イ、7.2kg/礪(16kg/d
)であり、硬化時間は約15分であつた。実施例 3 1.5dX38vnのポリエステル繊維からなる接着剤
を使用しないで繊維を交絡させることにより十分な強力
を発現させた、目付48g/イの有孔不織布に、実施例
1で用いたと同様の樹脂組成物をロールコート方式にて
、300%0wfになるように付着させて、ロール状に
巻きつけ、実施例1で用いたのと同じ袋に入れ密閉保管
した。
6ケ月後、この整形用固定材を袋から取り出し、40℃
の温湯に1分間浸漬し、軽く絞つた後、実施例1と同様
の方法により使用した。
硬化時間は約18分であつた。このものの厚さ、目付、
曲げ硬さは、それぞれ7.41!1123009/Rr
ll9k9/C!RL(12.2kg/(−FL)であ
つた。実施例 4アクリル繊維からなる目付2009/
Tfll直径7?のチユーブ状編物に、HP−30(三
井日曹ウレタン社製ポリエーテル系ポリウレタンブレポ
リマ一)30部、EGH−40130部、4,4′−ジ
フエニルメタンジイソシアナート40部及び顔料2部か
らなる樹脂組成物を、デイツプーニツプ方式により、4
80%0wfになるように付着せしめ、ロール状に巻き
つけ、実施例1で用いたのと同じ袋に入れ密閉保存した
3ケ月後、袋から取り出し、40℃の温湯に30秒間浸
漬し、軽く絞つた後、実施例1で用いたアクリル製円筒
に、靴下をはかせるようにして被覆した。
硬化時間は約11分であつた。このものの曲げ硬さは5
.81<9/?(12.9kg/d)であつた。このも
のは、支持体にチユーブ状編物を使用しているため通気
性が良好であつた。実施例 5 アジピン酸213部、テトラエチレングリコール340
部を、窒素置換しながら酸価が5以下になるまで撹拌し
つつ、常法により、エステル化反応を行つた。
得られたエステル化合物200部に、トリレンジイソシ
アナート17.4部を加えて、反応を進行させ、NCO
価3.6%のポリエステル系ポリーウレタンブレポリマ
一を得た。このポリエステル系ポリウレタンプレポリマ
一30部、EGH−40130部、4,4′−ジフエニ
ルメタンジイソシアナート40部、プルロニツクL−6
4(旭電化工業社製非イオン系界面活性剤)4部からな
る樹脂組成物を、実施例3で用いたと同様の目付609
/mlの有孔不織布に、450%0wfになるようにデ
イツブーニツプ方式にて付着させ、シート状にて、実施
例1で用いたのと同じ袋に入れ、密閉保管した。
6ケ月後、袋から取り出し、1%の炭酸ナトリウムを含
む40℃の温湯に、10秒間浸漬し、軽く絞つた後、直
径10CffLの塩化ビニル製エルボ一にシートが3層
になるように被覆した。
硬化時間は約20分であつた。このものの曲げ硬さは6
.7kg/?(14.9kg/d)であつた。実施例
6 実施例5により得た、ポリエステル系ポリウレタンプレ
ポリマ一の−NCO基を、アセト酢酸エチルにて保護し
たイソシアナート再生体30部、4,4′−ジフエニル
メタンジイソシアナート50部からなる樹脂組成物を、
1.5dX3811のレーヨン繊維からなる、目付47
9/イの、接着剤を用いないで繊維を交絡させ、強力を
発現せしめた、15CT1L巾の有孔不織布に、デイツ
ブーニツブ方式により、450%0wf付着させ、ロー
ル状に巻きとり、実施例1で用いたのと同じ袋に入れ密
閉保管した。
6ケ月後、該密閉袋を15『Cで5分間加熱処理したの
ち、実施例1と同様の方法で使用した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒドロキシル基又は活性メチレン基又は第一級又は
    第二級アミノ基を有する高分子化合物とオキシカルボニ
    ルイソシアナートを含まない多管能性イソシアナートを
    反応させて得られる−NCO基を有するプレポリマー1
    0〜70重量%と分子中に2個以上の−NCO基を有す
    る低粘度のイソシアナート単量体又はオリゴマー90〜
    30重量%とからなる樹脂組成物を柔軟な支持体に付着
    せしめてなる水で硬化しうる整形用固定材。 2 多官能性イソシアナートが、後処理により−NCO
    基を発現せしめる保護剤で一部の−NCO基が保護され
    た少なくとも一つ以上の−NCO基を有するイソシアナ
    ートである特許請求の範囲第1項記載の整形用固定材。 3 ヒドロキシル基又は活性メチレン基又は第一級又は
    第二級アミノ基を有する高分子化合物とオキシカルボニ
    ルイソシアナートを含まない多官能性イソシアナートと
    を反応させて得られる−NCO基を有するプレポリマー
    を、後処理により−NCO基を発現せしめる保護剤で反
    応させて得られるプレポリマー誘導体10〜70重量%
    と分子中に2個以上の−NCO基を有する低粘度のイソ
    シアナート単量体又はオリゴマー90〜30重量%とか
    らなる樹脂組成物を柔軟な支持体に付着せしめてなる水
    で硬化し得る整形用固定材。
JP53007074A 1978-01-25 1978-01-25 整形用固定材 Expired JPS5913216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53007074A JPS5913216B2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 整形用固定材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53007074A JPS5913216B2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 整形用固定材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54100181A JPS54100181A (en) 1979-08-07
JPS5913216B2 true JPS5913216B2 (ja) 1984-03-28

Family

ID=11655923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53007074A Expired JPS5913216B2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 整形用固定材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5913216B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9724504B2 (en) 2005-07-06 2017-08-08 Icu Medical, Inc. Medical connector

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59197254A (ja) * 1983-04-23 1984-11-08 黒田 良幸 ギブス材料
JPS59227171A (ja) * 1983-06-08 1984-12-20 Oki Electric Ind Co Ltd カラ−センサ
JPS6010616U (ja) * 1983-07-01 1985-01-24 三菱レイヨン株式会社 矯正用装具
JPS60108049A (ja) * 1983-11-18 1985-06-13 黒田 良幸 ギブス材料
US5002047A (en) * 1986-09-03 1991-03-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Orthotic pads and methods
US4968542A (en) * 1986-09-03 1990-11-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Curable material for semi-rigid resilient orthopedic support
US5203764A (en) * 1985-10-04 1993-04-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Foam pads useful in wound management
US5195945A (en) * 1985-10-04 1993-03-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Orthotic pads and methods
US5007418A (en) * 1986-09-03 1991-04-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Resilient semi-rigid orthopedic support devices
US4856502A (en) * 1987-05-05 1989-08-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Curable resin coated sheets having reduced tack
EP0295031A3 (en) * 1987-06-12 1991-05-08 SMITH & NEPHEW plc Orthopaedic splinting material
US6673727B2 (en) 2001-02-01 2004-01-06 Ebi, L.P. Orthopedic casts with controlled flexibility

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9724504B2 (en) 2005-07-06 2017-08-08 Icu Medical, Inc. Medical connector

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54100181A (en) 1979-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0035517B1 (en) Water-activated casting material
US4841958A (en) Nonwoven orthopedic casting materials with apertures
US6595938B1 (en) Article having soft and hard regions
US4498467A (en) Orthopedic cast, device and method for forming same and package therefor
US4309990A (en) Foam medical cast
US6991610B2 (en) Orthopedic fixture
GB1578895A (en) Bandaging material for producing a supporting bandage
JPH05212102A (ja) 創傷処置に有用な発泡体パッド
JPS5913216B2 (ja) 整形用固定材
JPH08508908A (ja) 合成キャスト用テープに使用する水溶性フィルム
IE55685B1 (en) Formable orthopaedic casts and splints
JPH08505792A (ja) 整形外科支持材料及び方法
JPS63203155A (ja) 製形外科用固定物品および固定法
KR20010032008A (ko) 규산염을 포함하는 정형 외과용 지지 재료
US20190083293A1 (en) Orthopedic cast and splint bandages with encapsulated hardening medium and method
KR100319261B1 (ko) 정형용 부목재 및 보조기
US6756467B2 (en) Curable compositions
KR100266962B1 (ko) 정형용부목재
JPS607724Y2 (ja) 整形用固定材
JP2004129902A (ja) スプリント材
JP4696313B2 (ja) 整形外科用固定材
US2781757A (en) Laminated cast in fracture treatment
JPS624136B2 (ja)
JPS596060A (ja) 整形用固定材料
CA1167341A (en) Foam medical cast