JP2005321571A - カラー画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 K単色の濃度補正テーブルを、カラーセンサによる制御前に更新する必要があり、事前の単色制御が必要不可欠であった。
【解決手段】 転写材に黒及びカラー色材を混合したパッチをそれぞれ形成してそのパッチの色度を検知し(S11)、その検知された黒のパッチの各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得し、その取得した黒の階調度と、黒のパッチの検知結果に基づいて黒の明度情報を補正する(S17)。また黒の階調度に対応する色度を目標色度とし(S16)、当該目標色度と、カラー色材を用いたパッチを検知した色度とに基づいてカラー色材の混合比率を補正する(S18)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の色材を用いて記録媒体上にカラー画像を形成するカラー画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
近年、電子写真方式やインクジェット方式等を採用したカラー画像形成装置に対して高解像、高画質化が求められている。特に形成されたカラー画像の濃度の階調と、その濃度安定性は、そのカラー画像形成装置の画像形成特性に大きな影響を与える。しかし一般的に、カラー画像形成装置では、環境の変化や長時間の使用により、形成される画像の濃度が変動することが知られている。特に電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、わずかな濃度の変動でも、形成される画像のカラーバランスが崩れてしまう恐れがあるので、常に一定の階調−濃度特性を保つ必要がある。そこで、このようなカラー画像形成装置では、各色のトナーに対して、絶対温湿度に応じた数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件、画像データを補正するためのルックアップテーブル(LUT)等の階調補正手段を備え、温湿度センサによって測定された絶対湿度に基づいて、その環境での最適なプロセス条件や階調補正の最適値を選択している。
また、装置各部の特性が変動しても一定の階調−濃度特性が得られるように、各色のトナーを使用して、濃度検知用パッチ画像を中間転写体や感光ドラム等の上に形成し、その未定着トナー画像の濃度を濃度検知センサで光学的に検知し、その検知結果に基づいて露光量、現像バイアスなどのプロセス条件を変更して濃度制御を行うことにより、安定した画像を得るようにしている(特許文献1参照)。
しかし、このような濃度検知センサを用いた濃度制御(以下、単色制御)は、パッチ画像を中間転写体や感光ドラム等の上に形成し、そのパッチ画像の濃度を検知するもので、その後に行われる転写材へのトナー像の転写、及び定着による画像のカラーバランスの変化については検知していない。しかし、カラーバランスは、転写材へのトナー像の転写における転写効率や、定着による加熱及び加圧によっても変化する。このような変化には、上述した未定着トナーの濃度を検知する濃度検知センサを用いた濃度制御では対応できない。
そこで転写材へのトナー像の転写及び定着後に、その転写材上の単色トナー画像の濃度又はフルカラー画像の色度を検知する濃度又は色度検知センサ(以下、カラーセンサ)を定着器の下流側に設置し、そのカラーセンサの出力に応じて、露光量や現像バイアスなどのプロセス条件や画像データの補正を行うルックアップテーブル(LUT)などにフィードバックし、転写材上に形成される画像の濃度又は色度制御を行うカラー画像形成装置が考えられている。このカラーセンサは、CMYKの各色を識別したり、濃度又は色度を検知するために、例えば発光素子として赤(R)、緑(G)、青(B)を発光する光源を用いている。また或は、発光素子として白色(W)を発光する光源を用い、受光素子上に赤(R)、緑(G)、青(B)等の分光透過率が異なる3種のフィルタを形成したもので構成している。このカラーセンサにより得られる3つの出力、例えばRGB出力からCMYKを識別したり、また画像の濃度を検知することができる。また、このRGB出力を線形変換等で数学的な処理をしたり、ルックアップテーブル(LUT)で変換することにより、画像の色度を検知することができる。
また形成される画像の濃度又は色度の制御方法は、従来より様々な方法が提案されている。例えば、形成された画像を測定した濃度からガンマ特性制御や、その測定した色度からカラーマッチングテーブルや色分解テーブルの補正する従来例の一つとして、転写材及びその転写材上に形成されたパッチの色度を検知するカラーセンサを用いて、転写材上の黒単色の階調パッチと、CMY混色の階調パッチの色度を検知し、これら2種の階調パッチの色度を相対比較し、一致した場合にCMY混色の階調パッチは無彩色であり、このCMY混色階調パッチの明度は黒単色の階調パッチの明度と同じであると判断することが提案されている(特許文献2参照)。更に、この色識別判断結果により、CMY混色の階調パッチが無彩色となる混合比率を算出し、階調−濃度特性を一定に保つカラー画像形成装置が提案されている。この方式は、黒単色の分光反射特性を基準とし、CMYの混色比率を決定するため、カラーセンサの分光特性のばらつきを補正できるという利点を有している。
特許第3430702号 特開2003−084532号公報
しかしながら、特許文献2による黒(K)の単色色度にCMY混色グレーを合わせる制御では、少なくともK単色の濃度補正テーブルを、カラーセンサによる制御前に更新する必要があり、事前の単色制御が必要不可欠であった。更に、更新したKの濃度−階調特性が適切でない場合、即ち、基準となるべきKの明度が無視できないほど変動してしまった場合(明度のみが変動して人間が許容する色差ΔEが、ΔE>3となった場合)、このKの変動に追従してCMY混色グレーの明度変動が生じる。その結果、色処理及びハーフトーン特性が、設計段階で設定された各色の階調−濃度特性とずれてしまうことになる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の特徴は、色安定性及び階調−濃度特性に優れたカラー画像形成装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明の一態様に係るカラー画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置であって、
記録媒体に黒及びカラー色材を混合した検査用画像をそれぞれ形成する検知画像形成手段と、
前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知手段と、
前記検知手段により検出された、前記黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記黒の階調度と、前記検知手段により検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正手段と、
前記取得手段により取得された前記黒の階調度に対応する色度を目標色度とし、当該目標色度と前記検知手段により前記カラー色材を用いた検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正手段とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るカラー画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置であって、
カラー色材を混合した複数の検査用画像と1つの黒の検査用画像とからなる検知画像組を、記録媒体に複数組形成する検知画像形成手段と、
前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知手段と、
前記検知手段により検出された、前記複数組の黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記黒の階調度と、前記検知手段により検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正手段と、
前記取得手段により取得された前記黒の階調度に対応する色度を前記各階調における目標色度とし、当該目標色度と前記検知手段により前記カラー色材を混合した各階調に対応する検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正手段とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るカラー画像形成装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置の制御方法であって、
記録媒体に黒及びカラー色材を混合した検査用画像をそれぞれ形成する検知画像形成工程と、
前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知工程と、
前記検知工程で検出された、前記黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した前記黒の階調度と、前記検知工程で検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正工程と、
前記取得工程で取得された前記黒の階調度に対応する色度を目標色度とし、当該目標色度と前記検知工程で前記カラー色材を用いた検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正工程とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るカラー画像形成装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置の制御方法であって、
カラー色材を混合した複数の検査用画像と1つの黒の検査用画像とからなる検知画像組を、記録媒体に複数組形成する検知画像形成工程と、
前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知工程と、
前記検知工程で検出された、前記複数組の黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得された前記黒の階調度と、前記検知工程で検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正工程と、
前記取得工程で取得された前記黒の階調度に対応する色度を前記各階調における目標色度とし、当該目標色度と前記検知工程で前記カラー色材を混合した各階調に対応する検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、検知した黒の検査用画像の色度情報から、目標色度に合致するカラー色材の混合比率を求めることにより、黒の検査用画像明度成分が変動した場合でも、カラー色材による形成色を色設計時と同じにすることができるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体27を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の画像形成部の構成を示す図である。
本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、図1に示す様に画像形成部において、画像信号に基づいて画像処理部(不図示)が制御した露光光により、各感光ドラム上に静電潜像を形成し、これら静電潜像をそれぞれ対応する色のトナーで現像して単色トナー像を形成し、この単色トナー像を中間転写体27上で重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を転写材11へ転写し、その転写材11上の多色トナー像を定着部により定着させることにより画像を形成している。
この画像形成部は給紙部21a,21b、現像色の色数に対応する数分並置した各ステーションに対応する感光体(以下、感光ドラム)22Y,22M,22C,22K、一次帯電手段としての注入帯電手段を構成する注入帯電器23Y,23M,23C,23K、トナーカートリッジ25Y,25M,25C,25K、現像手段を構成する現像器26Y,26M,26C,26K、中間転写体27、転写ローラ28および定着部30を備えている。
ここで感光ドラム22Y,22M,22C,22Kのそれぞれは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されることにより、感光ドラム22Y,22M,22C,22Kを画像形成動作に応じて、図1において反時計周り方向に回転させている。また一次帯電手段として、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光ドラム22Y,22M,22C,22Kのそれぞれを帯電させるための注入帯電器23Y,23M,23C,23Kをそれぞれ備えており、各注入帯電器にはスリーブ23YS,23MS,23CS,23KSが備えられている。各感光ドラム22Y,22M,22C,22Kへの露光光は、それぞれ対応するスキャナ部24Y,24M,24C,24Kから送られ、各露光光が各感光ドラム22Y,22M,22C,22Kの表面を選択的に露光することにより静電潜像が形成されるように構成されている。また現像手段として、感光ドラム上の静電潜像を可視化するために、各ステーションは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う各現像器26Y,26M,26C,26Kを備えており、各現像器には、スリーブ26YS,26MS,26CS,26KSのそれぞれが設けられている。ここで各現像器は、この画像形成装置に脱着可能に取り付けられている。更に、中間転写体27は、感光ドラム22Y,22M,22C,22Kに接触しており、カラー画像形成時に時計周り方向に、感光ドラム22Y,22M,22C,22Kの回転に伴って回転し、この中間転写体27上に各色のトナー像が重ねて転写される。その後、後述する転写ローラ28が中間転写体27に接触して(28aで示す位置)、転写材11を転写ローラ28と中間転写体27により狭持して搬送し、転写材11に中間転写体27上の多色トナー像が転写される。転写ローラ28は、転写材11上に多色トナー像を転写している間、28aに示す位置で転写材11に当接し、転写処理後は28bで示す位置に離間する。
定着部30は、転写材11を搬送させながら、転写材11に転写された多色トナー像を溶融定着させるもので、図1に示すように転写材11を加熱する定着ローラ31と転写材11を定着ローラ31に圧接させるための加圧ローラ32を備えている。ここで定着ローラ31と加圧ローラ32は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ33,34が内蔵されている。即ち、多色トナー像を保持した転写材11は、定着ローラ31と加圧ローラ32により搬送されるとともに、熱及び圧力が加えられトナーが転写材11の表面に定着される。こうしてトナー像が定着された後の転写材11は、排出ローラ(不図示)の回転によって排紙トレイ(不図示)に排出されて画像形成動作を終了する。
クリーニング手段29は、中間転写体27上に残ったトナーを除去する。こうして除去された廃トナーは、図示しないクリーナ容器に蓄えられる。42はカラーセンサで、転写材11上に転写されて定着されたカラー画像(ここではカラーパッチ)の色を光学的に検出している。21aは複数枚の転写材11(記録紙等)を積載して収容している用紙カセット、21bは複数枚の転写材11(記録紙等)を積載して収容している用紙トレイである。41は未定着トナー用濃度検知センサで、中間転写体27へ向けて配置されており、中間転写体27の表面上に形成されたパッチのトナー濃度を測定するのに用いられる。
図2は、本実施の形態に係るカラー画像形成装置における画像形成処理を説明するフローチャートである。
まずステップS1で、ホストコンピュータ等から送られてくるRGB信号を、予め用意しているカラーマッチングテーブル321(図3)により、このカラー画像形成装置の色再現域に合わせたデバイスRGB信号(以下、DevRGBという)に変換する。次にステップS2で、このDevRGB信号を、予め用意している色分解テーブル322(図3)により、このカラー画像形成装置のトナー(色材)の色に対応するCMYK信号に変換する。次にステップS3で、各画像形成装置に固有の階調−濃度特性を補正する濃度補正テーブル323(図3)により、CMYK信号を補正してC’M’Y’K’信号に変換する。次にステップS4で、ディザ等のハーフトーン処理を行って、C’M’Y’K’信号をC''M''Y''K''信号に変換する。更に1画素が多値である場合、ステップS5で、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)テーブル324(図3)を用いて、C''M''Y''K''信号に対応するスキャナ部24C,24M,24Y,24Kのそれぞれの露光時間Tc,Tm,Ty,Tkを決定して出力する。
ここで上述したように、未定着トナー用濃度検知センサ41は中間転写体27へ向けて配置されており、中間転写体27の表面上に形成されたトナーパッチの濃度を測定している。
図3は、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図において、300は制御部で、このカラー画像形成装置全体の動作を制御している。プリンタエンジン301は、図1に示すような構成を備える画像形成部を有しており、制御部300からの制御信号及びデータに応じて、転写材である記録紙上に画像を形成する。
制御部300は、マイクロプロセッサなどのCPU310、CPU310による制御動作時に各種データを記憶するワークエリアとして使用されると共に、各種データを一時的に保存するRAM311、そしてCPU310により実行されるプログラムやデータを記憶するROM312を備えている。このROM312には、上述したカラーマッチングテーブル321、色分解テーブル322、濃度補正テーブル323、PWMテーブル324が設けられている。更には後述するパッチデータを格納しているパッチデータエリア326が設けられている。またメモリ313は書き換え可能な不揮発メモリで、ここには図9を参照して後述するテーブル1(330)が記憶されている。尚、このテーブル1(330)が固定的であれば、ROM312に記憶されていても良い。ここで濃度補正テーブル323は、Y,M,C,Kのそれぞれに対して設けられており、ROM312にはデフォルトのテーブルが、メモリ313のテーブル330には、後述の処理により更新された、Y,M,C,Kの各濃度補正テーブルが記憶される。
図4は、この実施の形態に係る中間転写体27上の未定着トナー像の濃度を検知する濃度検知センサ41の構成の一例を示す図である。
この濃度検知センサ41は、LEDなどの赤外発光素子51と、フォトダイオードなどの受光素子52と、受光データを処理する集積回路(不図示)と、これらを収容するホルダ(不図示)とを備えている。受光素子52aは、中間転写体27上のパッチ64からの乱反射光の強度を検知し、受光素子52bは、中間転写体27上のパッチ64からの正反射光の強度を検知する。このようにして、正反射光の強度と乱反射光の強度の両方を検知することにより、高濃度から低濃度までのパッチ64の濃度を検知できる。また、この濃度検知センサ41により検知される濃度は転写材の色に依存しないため、所定の転写材(紙)の色との色差を検出することもできる。
尚、この濃度検知センサ41は、中間転写体27上に形成されているトナー像の色を見分けることはできない。このため、単色トナーの階調を検出するためのパッチ64が中間転写体27上に形成される。こうして、この濃度検知センサ41で検知されたパッチ64の濃度データは、階調−濃度特性を補正するための濃度補正テーブル323、及びプリンタエンジン301における各プロセス条件へフィードバックされるが、この実施の形態1,2では、この濃度検知センサ41による検知結果は使用しない。
図5(A),(B)は、本発明の実施の形態に係るカラーセンサ42の構成を説明する図である。
このカラーセンサ42は、図1に示すように、転写材11の搬送路の定着部30より下流で、転写材11の画像形成面へ向けて配置されている。そして転写材11に形成された定着後のパッチ65から、単色又は混色されたRGB値を得ている。そして、そのRGB値は、線形変換等の数学的処理又はニューラルネットを用いた学習処理等により色度情報に変換される。この色度情報に基づいて、転写材11上に形成された定着後のパッチ65の濃度又は色度に応じた制御が行われる。このように定着後の画像を排紙部に排紙する前に、その転写材11に転写されて定着されたパッチ画像の濃度や色度を自動的に検知することが可能となる。
図5(A)に示すように、このカラーセンサ42は、白色LED53とRGBオンチップフィルタ付きの電荷蓄積型センサ54aを備えている。白色LED53は、定着後のパッチ65が形成された転写材11に対して斜め45度より白色光を入射させ、0度方向への乱反射光強度を電荷蓄積型センサ54aにより検知している。
図5(B)は、この電荷蓄積型センサ54aの受光部54bを示す図である。この受光部54bは、R,G,Bフィルタとそれに対応する各センサを有し、各フィルタに対応して、それぞれ独立した色の画素を検知している。尚、この電荷蓄積型センサ54aはフォトダイオードでも良く、RGBの3画素のセットが数セット並んでいるものを用いることもできる。また入射角が0度、反射角が45度の構成でもよい。更に、RGB3色を発光するLEDと、フィルタの無いセンサにより構成してもよい。
次に本実施の形態に係るカラーセンサ42を用い、K単色パッチとCMY混色パッチの色度情報を検知することにより、濃度センサ41を用いてパッチの濃度を検知することなく、K単色パッチの明度成分が変動した場合においても設計時と同じ色を出力することができる画像形成装置について説明する。
図6は、本実施の形態に係るカラー画像形成装置におけるカラーセンサ42を用いた色安定化制御を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムはROM312に記憶されている。
まずステップS11で、CMY混色パッチ及びK単色パッチを転写材11上に形成して定着した後、これらパッチの色をカラーセンサ42で検知する。
図7は、CMY混色パッチとK単色パッチを形成するパッチデータを説明する図である。
このパッチデータは、(0−0)〜(0−6)で示す7つのパッチを1組とするCMY混色パッチパターンと、(0−K0)〜(0−K7)で示す8つのパッチを1組とするK単色パッチパターンからなる。
パッチ(0−0)は、基準の階調度(以下、CMY基準値)C1,M1,Y1で形成されている。またパッチ(0−1)、(0−2)のそれぞれは、MとYの階調がそれぞれ基準値M1,Y1のままで、Cの階調を基準値C1からそれぞれ±αだけ変化させたものとなっている。その他のパッチも同様に、パッチ(0−3)、(0−4)のそれぞれは、CとYの階調がそれぞれ基準値C1,Y1のままで、Mの階調を基準値M1から、それぞれ±αだけ変化させたもので、パッチ(0−5)、(0−6)のそれぞれは、CとMの階調がそれぞれ基準値C1,M1のままで、Yの階調を基準値Y1からそれぞれ±αだけ変化させたものである。
またK単色パッチ(0−K0)〜(0−K7)は、それぞれ基準の階調度(以下、K基準値)、K0,K1,K2,…,K7の黒で構成されている。これらK基準値は、K0〜K7の順に低濃度から高濃度まで単調増加する基準値である。ここでCMY基準値C1,M1,Y1の階調−濃度特性は、所定の階調−濃度特性となるように調整されている。更に、これらCMY基準値は、通常の画像形成条件下でC1,M1,Y1を混色すると基準値K1と同じ色になるように設定されている。これら基準値は、色処理及び画像濃度処理の設計時に設定され、基準値K1とその他の基準値K0,K1,K2,…,K7の色度の明度成分(以後、L0,L1,L2,…,L7とする)がROM312のパッチデータエリア326記憶されている。
図8は、図7に示すパッチデータに基づいて転写材11上に形成されたCMY混色パッチ(0−0)〜(0−6)とK単色パッチ(0−K0)〜(0−K7)の一例を示す図である。
ここでは転写材11上に、図7のパッチデータに基づくCMY混色パッチ(0−0)〜(0−6)とK単色パッチ(0−K0)〜(0−K7)とからなる計15個のパッチ65a(図5のパッチ65に相当)が形成されている。このように転写材11に形成されたパッチ65aは、定着部30を通過した後、カラーセンサ42により検知されて、そのカラーセンサ42に固有のRGB値として出力される。この時、カラーセンサ42で検知されて出力されるRGB値は、このカラー画像形成装置の状態及びその他の環境等条件等に応じて、基準値K1,C1,M1,Y1とは異なっている可能性が高い。
次に図6に戻り、ステップS12で、カラーセンサ42から出力されるRGB値をマトリクスによる一次変換によってXYZ表色系に変換する。尚、ここでは、一次変換によってXYZ表色系に変換したが、カラーセンサ42のRGBフィルタの特性は理想的なXYZ等色関数の特性に対して非線形な関係にあるため、変換誤差を軽減するために高次の変換を行ってもよい。
この場合の変換式を数式(1)で示す。尚、ここでAは3×3のマトリクス、Bは1×3のマトリクスを示す。
Figure 2005321571
次にステップS13で、下記の数式(2)を用いて、ステップS12で変換されたXYZ値をL*a*b*表色系に変換する。こうしてカラーセンサ42により検知された色度情報を、明度情報(L*)と色相情報(a*及びb*)とに分解する。
尚、ここでは、ステップS12,S13の順に、カラーセンサ42に固有のRGB出力をXYZ表色系に変換し、その後、L*a*b*表色系に変換したが、これ以外にも例えば、ニューラルネットによる学習により直接、センサ固有RGB出力→L*a*b*表色系に変換してもよい。
Figure 2005321571
次にステップS14に進み、カラーセンサ42でK単色パッチ(0−K0)〜(0−K7)を読み取って色度変換された、K基準値K0,K1,…,K7のL*a*b*成分、即ち、図9及び図10に示すように、(LK0,aK0,bK0),(LK1,aK1,bK1),…(LK7,aK7,bK7)から線形変換等の数学的な処理を行って、Kの全ての階調に対する色度特性(910で示す)を求める。
次にステップS15で、ステップS14で算出した全ての階調に対する色度特性(910)において、ROM312に記憶されているK基準値K0,K1,…,K7のそれぞれの明度(L0,L1,…,L7)と同じ明度となる階調度K0',K1',…,K7'を求める(図9)。そしてステップS16で、ステップS15で求めた階調度K1'における色相(aK1',bK1')(図10)と、階調度K1に対応する明度L1とを合わせた色度(L1,aK1',bK1')を求め、これを目標色度とする(図10の1004で示す)。
次にステップS17で、図9に示すようにして、明度−濃度の線形関係を利用して、濃度センサ41による濃度検出の結果を用いることなく、階調−濃度特性を常に所望の状態に保つようなK単色の階調−濃度特性の補正テーブルを作成する。
図9は、本発明の実施の形態1に係るK単色パッチの入力階調度−明度の関係と濃度補正テーブルの階調−濃度特性を説明する図である。
900は、K単色パッチの入力階調度−出力明度の関係を表しており、K基準値K0,K1,…,K7に基づいて形成されたパッチをカラーセンサ42で検知し、その検知した結果を色度変換した時の明度(LK0,LK1,…,LK7)(図中黒丸)と、これら検知結果を線形補間して全ての階調度に対する推定明度線910を求めた例を示している。また911は、所望の特性として、予め決められたK基準値K0〜K7のそれぞれに対応する各明度(L0,L1,…,L7)を示している(図中白丸で示し、これらの値はROM312のパッチデータエリア326に記憶されている)。そしてステップS15で算出された、明度(L0,L1,…,L7)と同じ明度となる、推定明度線910上のK単色の階調度がK0',K1',…,K7'で示されている。これらK0',K1',…,K7'を求めるの前述の図6のステップS15の処理である。
901は、黒の濃度補正テーブルの階調−濃度特性を示している。ここでは横軸にK単色の入力階調度、縦軸を出力階調度としている。912は、K単色階調−濃度特性を示す入力階調度K0,K1,…,K7に対応する黒の濃度補正テーブルの初期特性を示している。ここでは、K基準値K0〜K7のそれぞれに各明度(L0,L1,…,L7)が設定されている。
これに対して913は、入力した階調度が階調度K0',K1',…,K7'の時に、912で示す出力階調度を得るための、黒の濃度補正テーブルの補正特性を示している。このように線形補間等の数学的処理を用いて、913で示すような、K単色階調−濃度特性を有する黒用の濃度補正テーブルをメモリ313に作成する。これによりK単色の明度が変動しても、予め決まった明度を有する階調度が得られ、常に所望の階調−濃度特性を保つことができる。このようにして、濃度センサ41を使用した濃度制御を行うことなく、K単色の濃度−階調特性を所望の特性に保つことができる。
次に、図6のステップS16、ステップS18の処理を図10を参照してより詳しく説明する。
図10は、本実施の形態1に係る表色度の算出方法を説明するための図である。尚、900で示す部分は、前述の図9の場合と同じである。
図において、前述の推定明度線910上の色度変換されたK基準値K0,K1,…,K7に対応する明度(LK0,LK1,…,LK7)と色相(aK0,bK0,aK1,bK1,…,aK7,bK7)が図中黒丸で示されている。これら点がステップS14において線形補間され、全ての階調度に対する目標色度特性が、前述の明度L*成分に対する推定明度線910と、推定色相a*成分線1002と、推定色相b*成分線1003で示されている。
また白丸で示す911は、前述したK基準値K0〜K7の明度(L0,L1,…,L7)を示している。ステップS15では、ステップS14で算出された全ての階調度に対する色度特性の中で、ROM312に記憶されたK基準値K0,K1,…,K7の明度(LK0,LK1,…,LK7)と同じ明度となるK単色階調度K0',K1',…,K7'を、推定明度線910(明度L*成分)から求める。
そしてステップS16で、階調K1'の場合の色相a*,b*値を、推定色相a*成分線1002と、推定色相b*成分線1003で示す色度特性から検索する。こうして得られた色度(L1,aK1',bK1')を、C,M,Yで構成されるCMY混色グレーの目標色度とする(図10の1004で示す)。次にステップS18で、ステップS16で算出した目標色度色度(L1,aK1',bK1')と色度が等しくなるCMY混色におけるC,M,Yの混合率(各階調度)を算出する。このC,M,Yの各階調度を算出する計算には、従来からよく知られる重回帰計算を用いる。
このステップS18の処理を、本実施の形態に係るパッチに基づいて説明する。
カラーセンサ42によって検知されたCMY混色パッチ(0−0)〜(0−6)の階調度を順に、(0−0)=(C00,M00,Y00)〜(0−6)=(C06,M06,Y06)とし、各CMY混色パッチの測定されたL*a*b*値を、(0−0)=(L00,a00,b00),…,(0−6)=(L06,a06,b06)とする。ここで、L*a*b*表色系とC,M,Yの関係は、以下の数式(3)で表すことができる。ここで数式(3)の左辺(L*,a*,b*)に前述したCMY混色パッチの測定されたL*a*b*値、(0−0)=(L00,a00,b00),…,(0−6)=(L06,a06,b06)を代入し、右辺の(C,M,Y)にCMY混色パッチの入力階調度である(0−0)=(C00,M00,Y00)〜(0−6)=(C06,M06,Y06)を代入することにより、L*,a*,b*成分に関してそれぞれ7つの連立一次方程式ができる。
Figure 2005321571
ここでL*成分を例にとって説明すると、重回帰計算によって、既知の7つのL*とC,M,Yからp11,p12,p13,q1の4つの未知数を算出することができる。同様に、色相a*,b*成分に関しても、p21,p22,p23,q2,p31,p32,p33,q3を求め、C,M,Yの入力階調度からL*,a*,b*の色度に変換するための変換マトリクスP及びqを算出することができる。ここで、図6のステップS16で算出した目標色度(L1,aK1',bK1')に対するC,M,Yの値を(C0’,M0’,Y0’)として、先に算出したPの逆行列P-1とqを用いて、行列で表すと数式(4)となる。
Figure 2005321571
ここで制御目標色度(LK0,aK0,bK0)を数式(6)右辺の(L*,a*,b*)に代入することで、(C0’,M0’,Y0’)を求めることができる。この(C0’,M0’,Y0’)を、このカラー画像形成装置に固有の階調−濃度特性を補正するメモリ313の濃度補正テーブルのCMY用の濃度補正テーブルにフィードバックする。これによりK単色パッチの明度成分が変動しても、色設計時と同じ色を出力することが可能となる。
以上説明した本実施の形態1に係るカラー画像形成装置の色安定化制御によれば、K単色の明度が変動した場合でも、常に所望の階調−濃度特性を得ることができる。また検知したK単色パッチの色相情報から、目標色度に合致するCMY混色グレーを構成するC,M,Y混合率を求めることにより、K単色パッチの明度成分が変動した場合でも、CMYによる形成色を色設計時と同じにすることができる。
元来、K単色パッチは色材が同じ(黒)で単色であるので色相方向にはずれにくい。従って、K単色パッチが変動した場合には、そのずれは明度方向のずれであり、その明度方向のずれを色設計時と同じになるように補正することにより、全体としての色安定性を実現できる。
[実施の形態2]
次に本発明の実施の形態2について説明する。この実施の形態2では、転写材11上のC,M,Yの基準値が異なる複数組の混色パッチパターンの色度をカラーセンサ42で検知し、それに基づいて目標色度に対する複数個のCMY混色を構成するC,M,Y混合率を算出し、全ての階調度に対する階調−濃度特性制御を行う。これにより広範な色域での色安定化を実現でき、KのみならずC,M,Yに関しても濃度センサを用いた濃度制御をしなくても階調−濃度特性制御を行うことができる。
図11は、本実施の形態2に係るカラーセンサ42を用いた色安定化制御処理を説明するフローチャートである。尚、この実施の形態2に係るカラー画像形成装置の構成は前述の実施の形態1の場合の構成と同じであるため、その説明を省略する。
まずステップS21で、基準値が異なるCMY混色パッチパターン及びK単色パッチパターンを転写材11上に形成し、これらをカラーセンサ42で検知する。
図12は、本実施の形態2に係るCMY混色パッチとK単色パッチのパターンデータの一例を示す図である。
7つのCMY混色パッチと1つのK単色パッチで構成される8つのパッチを1組として合計8組、計64個のパッチで構成される。
図12を参照して、第0組の8つのパッチ(0−0〜0−7)を例として説明すると、この第0組のパッチは、7つのCMY混色パッチ(0−0)〜(0−6)と1つのK単色パッチ(0−7)とからなっている。パッチ(0−0)〜(0−6)における各パッチのC,M,Yの階調度は、図12に示すように、CMY基準値C0,M0,Y0と、特定の色の階調度を各CMY基準値から、それぞれ±αだけ変化させたパッチデータの組み合わせになっている。(0−7)のパッチはK単色パッチであり、K基準値K0で形成される。
ここで、各色の基準値C0,M0,Y0,K0の値は、C,M,Y,Kの階調−濃度特性が、所望の階調−濃度曲線の状態に調整され、通常の画像形成条件下で、C0,M0,Y0の値を混色するとK0と同じ色になる値であり、色処理及び階調制御の設計時に設定される。また各パッチ組のKの基準値K0〜K7は、低濃度から高濃度まで単調増加するように設定されており、CN,MN,YN(N=0,…,7)は、混色するとKNと同じ色になる値である。設定時にK基準値K0,K1,…,K7の色度の明度成分(以後、L0,L1,…,L7とする)は、このカラー画像形成装置のROM312に記憶されている。
図13は、本発明の実施の形態2において図12のパッチデータに基づいて転写材11に形成されたパッチパターンの例を示している。
ここで転写材11に、パッチ(0−0)〜(7−7)からなる64個のパッチ65bが形成される。こうして転写材11に形成されたパッチ65bは、定着装置30を通過した後、カラーセンサ42で検知され、RGB値として出力される。この時カラーセンサ42から出力されるRGB値は、基準値KN,CN,MN,YN(N=0,…,7)を求めた場合と比較して、カラー画像形成装置の状態変化等により変化し、それに伴ってRGB値も変動している可能性がある。
再び図11に戻り、ステップS22とステップS23において、前述の実施の形態1における図6のステップS12,S13と同様にして、カラーセンサ42から出力されるRGB値をマトリクスによりXYZ表色系に変換する。その後、XYZ値をL*a*b*表色系に変換し、カラーセンサ42による色度の検知情報を明度情報(L*)と色相情報(a*及びb*)に分解する。尚、ここでは、ステップS22,S23の順で、カラーセンサ42から出力されるRGB出力をXYZ表色系に変換し、更にL*a*b*表色系に変換したが、ニューラルネットによる学習により直接、センサ固有RGB出力→L*a*b*表色系に変換してもよい。
次にステップS24〜S26で、前述の実施の形態1のステップS14〜ステップS16と同様にして、K単色パッチ(0−7),(1−7),…,(7−7)から算出されたL*a*b*値から、全階調度に対するK単色の色度特性(図9の910)を算出する。
次にステップS25で、ステップS24で算出された全階調度に対する目標色度特性の中で、予め画像形成装置のメモリに保存されたK基準値K0,K1,…,K7の明度(LK0,LK1,…,LK7)と同じ明度となるK単色階調度K0',K1',…,K7'を求める。そしてステップS26で、K階調度K0',K1',…,K7'における色相a*,b*を、前述の図10の色度特性(1002,1003)から検索して求める。これらの色度(L0,aK0',bK0'),(L1,aK1',bK1'),…,(L7,aK7',bK7')を、C,M,Yで構成される各階調度におけるCMY混色により生成される色の目標色度とする。
次にステップS27では、前述の実施の形態1のステップS17と同様にして、黒用の濃度補正テーブルを作成してメモリ313に記憶する。次にステップS28で、ステップS26で算出した階調度の異なる8つの目標色度(L0,aK0',bK0'),(L1,aK1',bK1'),…,(L7,aK7',bK7')と、CMYの混色により形成される画像の色度とが等しくなるC,M,Yの各値(階調度)を、前述の実施の形態1と同様の方法でそれぞれ算出する。即ち、第1組〜第7組に対しても、前述の実施の形態1で説明した計算を行い、基準値(CN,MN,YN,KN)(N=1,2,…,7)に対して、(CN’,MN’,YN’,KN’)を求める。
図14は、一例としてシアンの階調度を算出した結果と、シアンの予め決められた所望の階調−濃度特性となる場合のシアン用の濃度補正テーブルの特性1410とを併せて示す図である。
ここで横軸は入力階調度を示し、縦軸は出力階調度を示す。本実施の形態2で算出した(CN,MN,YN)と(CN’,MN’,YN’)との関係を黒丸で示している。
図11のステップS27において、例えば線形補間により線1411で示す階調度の入出力関係を算出する。次に予め決められた所望の階調−濃度特性となる時の階調−濃度補正テーブルの特性1410を基準にして、線1411で示す階調度の入出力関係と逆特性となる特性1412のデータを算出する。この特性データ1412を入力画像データに対するシアンの濃度補正テーブルとしてメモリ313に記憶することにより、常に所望の階調−濃度特性が得られるようになる。
こうしてM,Yについても同様の濃度補正テーブルを作成してメモリ313に記憶する。尚、(CN,MN,YN,KN)の値は、「人間の目は、ハイライトのグレーに敏感で、シャドウになるほど鈍感になること」、及び「通常色処理時にはUCR処理(色分解時にCMYの一部をKで置き換える処理)を行うため、シャドウ領域では、CMYの3色のみによるグレーは現われないこと」に留意して、ハイライトを中心に選ぶことによって本実施の形態2をより効果的に実施することができる。
以上説明したように本実施の形態2によれば、転写材11に、K,C,M,Yの基準値がそれぞれ異なる複数組の混色パッチパターンを形成し、それらの色度をカラーセンサ42で検知することにより、まずK単色の予め決まった明度を得る階調度を求め、補間計算により全階調度に対するK単色の濃度−階調特性の補正テーブルを作成する。次に、複数個の目標色度に対するCMY混色グレーを構成するC,M,Yの混合率を算出し、補間計算により全階調度に対する濃度補正テーブルを算出する。
これにより濃度センサによる濃度検知に基づく濃度制御を行うことなく、カラー画像を形成するためのC,M,Y,K全4色の濃度−階調特性を所望の状態にすることができる。同時に、K単色パッチの明度成分が変動した場合においても色安定性が優れたカラー画像形成装置を提供することができる。
[その他の実施の形態]
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の画像形成部の構成を示す図である。 本実施の形態に係るカラー画像形成装置における画像形成処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係るカラー画像形成装置の構成を示すブロック図である。 この実施の形態に係る中間転写体上の未定着トナーの濃度を検知する濃度検知センサの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラーセンサの構成を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係るカラー画像形成装置における画像形成条件を補正するための補正情報を求める手順を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係るCMY混色パッチとK単色パッチを形成するパッチデータを説明する図である。 図7に示すパッチデータに基づいて転写材上に形成されたCMY混色パッチ(0−0)〜(0−6)とK単色パッチ(0−K0)〜(0−K7)の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るK単色パッチの入力階調度−明度の関係と濃度補正テーブルの階調−濃度特性を説明する図である。 本実施の形態1に係る表色度の算出方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係るカラーセンサを用いた色安定化制御処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態2に係るCMY混色パッチとK単色パッチのパターンデータの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2において図12のパッチデータに基づいて転写材11に形成されたパッチパターンの例を示している。 シアンの階調度を算出した結果と、シアンの予め決められた所望の階調−濃度特性となる場合のシアン用の濃度補正テーブルの特性とを併せて示す図である。

Claims (10)

  1. 少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置であって、
    記録媒体に黒及びカラー色材を混合した検査用画像をそれぞれ形成する検知画像形成手段と、
    前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検出された、前記黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記黒の階調度と、前記検知手段により検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正手段と、
    前記取得手段により取得された前記黒の階調度に対応する色度を目標色度とし、当該目標色度と前記検知手段により前記カラー色材を用いた検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正手段と、
    を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置であって、
    カラー色材を混合した複数の検査用画像と1つの黒の検査用画像とからなる検知画像組を、記録媒体に複数組形成する検知画像形成手段と、
    前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検出された、前記複数組の黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記黒の階調度と、前記検知手段により検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正手段と、
    前記取得手段により取得された前記黒の階調度に対応する色度を前記各階調における目標色度とし、当該目標色度と前記検知手段により前記カラー色材を混合した各階調に対応する検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正手段と、
    を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 前記カラー色材はシアン、マゼンタ、イエローを含み、
    前記検査用画像はシアン、マゼンタ及びイエローの各基準値に基づくカラーパッチと、前記各基準値を混合して得られる黒に対応する明度を有する黒パッチを少なくとも含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 前記検知手段は、それぞれ発光スペクトルが異なる発光素子と受光素子とを有し、前記受光素子で検出された複数色に対応する出力信号を処理することにより、前記検知画像の色度を検出することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記検知手段は、発光素子とそれぞれ分光感度が異なる受光素子とを有し、前記受光素子で検出された複数色に対応する出力信号を処理することにより、前記検知画像の色度を検出することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  6. 少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置の制御方法であって、
    記録媒体に黒及びカラー色材を混合した検査用画像をそれぞれ形成する検知画像形成工程と、
    前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知工程と、
    前記検知工程で検出された、前記黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記黒の階調度と、前記検知工程で検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正工程と、
    前記取得工程で取得された前記黒の階調度に対応する色度を目標色度とし、当該目標色度と前記検知工程で前記カラー色材を用いた検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正工程と、
    を有することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法。
  7. 少なくとも黒を含む複数の色材を基に記録媒体にカラー画像を形成するカラー画像形成装置の制御方法であって、
    カラー色材を混合した複数の検査用画像と1つの黒の検査用画像とからなる検知画像組を、記録媒体に複数組形成する検知画像形成工程と、
    前記記録媒体に形成された前記検査用画像の色度を検知する検知工程と、
    前記検知工程で検出された、前記複数組の黒の検査用画像の各階調に対応する色度に含まれる明度情報から、前記各階調に対応する基準明度となる黒の階調度を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された前記黒の階調度と、前記検知工程で検知された前記黒の検知画像の検知結果に基づいて前記黒の明度情報を補正する補正工程と、
    前記取得工程で取得された前記黒の階調度に対応する色度を前記各階調における目標色度とし、当該目標色度と前記検知工程で前記カラー色材を混合した各階調に対応する検知画像を検知した色度とに基づいて、前記カラー色材の混合比率を補正する色補正工程と、を有することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法。
  8. 前記カラー色材はシアン、マゼンタ、イエローを含み、
    前記検査用画像はシアン、マゼンタ及びイエローの各基準値に基づくカラーパッチと、前記各基準値を混合して得られる黒に対応する明度を有する黒パッチを少なくとも含むことを特徴とする請求項7又は8に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  9. 前記検知工程では、それぞれ発光スペクトルが異なる発光素子と受光素子とを使用し、前記受光素子で検出された複数色に対応する出力信号を処理することにより、前記検知画像の色度を検出することを特徴とする請求項7又は8に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  10. 前記検知工程では、発光素子とそれぞれ分光感度が異なる受光素子を使用し、前記受光素子で検出された複数色に対応する出力信号を処理することにより、前記検知画像の色度を検出することを特徴とする請求項7又は8に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
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