JP2005318724A - モータ駆動装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

モータ駆動装置及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】精度は良いが高価なレゾルバなどを使用しないで精度は劣るが安価なホールセンサを用いてモータの全回転速度領域で精度良く角速度、回転角度を検出できるモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】低速回転速度の場合はモータの逆起電圧に基き角速度を検出する第1の角速度検出手段と、高速回転速度の場合は、ホールセンサからの信号に基き角速度を検出する第2の角速度検出手段とを備え、ハイブリッドにして使用することにより、ホールセンサを用いて全回転速度領域で精度良く角速度、回転角度を検出できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、モータ駆動装置及びそれを用いた電動パワーステアリング装置に関し、特に、高速回転のときでも低速回転のときでもモータの角速度を精度良く検出できるモータ駆動装置及びそれを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
自動車のステアリング装置をモータの回転力で操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に操舵補助力を付与するようになっている。このような電動パワーステアリング装置の簡単な構成を図9を参照して説明する。操向ハンドル101の軸102は減速ギア103、ユニバーサルジョイント104a及び104b、ピニオンラック機構105を経て操向車輪のタイロッド106に結合されている。軸102には,操向ハンドル101の操舵トルクを検出するトルクセンサ107が設けられており、操向ハンドル101の操舵力を補助するモータ108が、減速ギア103を介して軸102に連結されている。
このような構成の電動パワーステアリング装置のモータ108が運転手のハンドル操作に対応した所望のトルクを出力するように制御を正しく実行する必要がある。電動パワーステアリング装置のモータ108を制御するための典型的な制御方法の一つであるベクトル制御について特許文献1に記載されており、図10は特許文献1で開示された電動パワーステアリング装置の制御の基本部分を表わした制御ブロック図である。
この制御ブロック図について説明すると、トルクセンサ107から検出される操舵トルクTrに基いて図示しないトルク指令値演算部において演算されたトルク指令値Tref、モータ108の電気角である回転角度θ及び角速度ωが電流指令値演算部204に入力される。電流指令値演算部204はq軸成分の電流指令値Iqrefとd軸成分の電流指令値Idrefを算出するが、通常、電流指令値Iqrefはトルク指令値Trefに比例して、電流指令値Idrefは0である(通常はIdref=0である)。一方、モータ108の回転角度θや角速度ωを検出するために角度検出器が設置されており、角度検出器としてエンコーダやホールセンサなどもあるが、ここではレゾルバ201とする。レゾルバ201から出力する信号は直ちに回転角度θを示していないので、RDC回路などで構成される位置検出回路202において、回転角度θ及び角速度ωが算出される。
本制御ブロック図はフィードバック制御を例として用いており、前述した電流指令値IqrefおよびIdrefに対してモータ108の実際のモータ電流Ia,Ib,Icを検出してフィードバックして制御する必要がある。具体的には、電流検出器205−1,205−2において、モータ電流Ia,Icが検出され、モータ電流Ibは、Ia+Ib+Ic=0の関係から、減算部207−3において、Ib=−(Ia+Ic)として算出される。次に、ベクトル制御のために3相/2相変換部206でモータ電流Iq、Idに変換される。この変換に、前述したモータの回転角度θが利用される。次に、モータ電流Iq,Idは減算部207−1,207−2にそれぞれフィードバックされ、減算部207−1で電流指令値Iqrefとモータ電流Iqとの偏差ΔIqが算出され、減算部207−2で電流指令値Idref(通常はIdref=0である)とモータ電流Idとの偏差ΔIdが算出される。
これらの偏差を無くすように比例積分(PI)制御部208に入力され、電圧指令値Vdref,Vqrefが出力される。そして実際のモータ108は3相の電流を供給する必要があるので、電圧指令値Vdref,Vqrefは2相/3相変換部209で3相の電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefに変換される。PWM制御部210は電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefに基いてPWM制御信号を発生し、インバータ回路211はこのPWM制御信号に基きモータ108に電流を供給して電流指令値IqrefおよびIdrefとの偏差が無くなるようにモータ電流Ia、Ib,Icを供給する。
上述したように、ロータの角速度ωや回転角度θはモータの制御に重要であり、精度良く検出する必要がある。そのため、位置検出センサ11として検出精度の良いレゾルバやエンコーダが用いられるが、高価であるという課題がある。
そこで、特許文献2のように、位置検出センサを用いないで、モータの電圧、電流を用いてロータの回転角度θを検出する方法を開示している。しかし、この方法ではロータの回転角度θを検出することは可能であるが積分主体の方法であるため角速度ωを検出できない課題がある。
特開2001−18822号公報 特開2001−204189号公報
以上説明したように、ロータの角速度や回転角度を精度良く検出するために高価なセンサが必要であったり、或いは、位置検出センサを用いない場合、回転角度を検出できるが角速度を検出できないという課題がある。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、モータが高速回転の場合でも、低速回転の場合でも、安価な位置検出センサを用いて精度良くモータの角速度及び回転角度を検出できるモータ駆動装置およびそれを具備した電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明は、モータ駆動装置に関するものであり、本発明の上記目的は、ブラシレスモータの角速度を前記ブラシレスモータの逆起電圧を用いて検出する第1の角速度検出手段と、前記ブラシレスモータに配された複数のホールセンサの信号を用いて前記ブラシレスモータの角速度を検出する第2の角速度検出手段と、前記ブラシレスモータが所定の回転速度より低速回転の場合は前記第1の角速度検出手段の検出した角速度ω1を選択し、前記ブラシレスモータが前記所定の回転速度より高速回転の場合は前記第2の角速度検出手段の検出した角速度ω2を選択する選択手段とを備えたことによって達成される。また、本発明の上記目的は、前記第1の角速度検出手段は、前記ブラシレスモータの電圧及び電流より算出される逆起電圧を用いて前記角速度ω1の大きさを検出することによってさらに効果的に達成される。本発明の上記目的は、前記第2の角速度検出手段は、検出時点の前記ホールセンサの信号及び検出時点より過去の複数のホールセンサの信号を用いて前記角速度ω2を検出することによってさらに効果的に達成される。本発明の上記目的は、前記選択手段が、ヒステリシス特性を有する所定の回転速度に基いて前記角速度ω1又はω2を選択することによってさらに効果的に達成される。本発明の上記目的は、前記角速度ω1又は角速度ω2より前記ブラシレスモータの回転角度θを検出することによってさらに効果的に達成される。本発明の上記目的は、モータ駆動装置を電動パワーステアリング装置に具備することによってさらに効果的に達成される。
本発明によれば、モータが高速回転の場合は、単位時間当たり多数のホールセンサ信号を得ることができるのでホールセンサ信号を用いて精度の良い角速度ω1及び回転角度θ1を検出でき、モータが低速回転の場合は、ホールセンサ信号に代えてモータの逆起電圧を用いて精度の良い角速度ω2及び回転角度θ2を検出でき、さらに、回転速度によって切り替わる選択手段を用いて、回転速度によって精度が異なる角速度ω1又はω2及び回転速度θ1又はθ2の中から精度の良い角速度及び回転角度を選択することができるのでモータの低速回転から高速回転までの全速度領域において精度の良い角速度及び回転角度を検出できる。
角速度及び回転角度を逆起電圧及びホールセンサ信号を用いて検出できる原理を先に説明し、その後で実施例について説明する。
まず、逆起電圧を用いて角速度を検出する原理を図1を参照して説明する。以下の説明で、モータの電圧として相電圧Va,Vb,Vcを検出する例について説明するが、電圧が線間電圧Vab,Vbc,Vcaであっても成立する。電圧の他に検出されるものとしてモータの電流ia,ib,icがあり、検出しないものとして、モータの巻線抵抗Ra、Rb,RcおよびインダクタンスLa,Lb,Lcはモータの特性から求めることができる。これらの値とモータの各相逆起電圧ea,eb,ecの関係は数1の関係で表わすことができる。
(数1)
ea=Va−(Ra+s・La)・ia
eb=Vb−(Rb+s・Lb)・ib
ec=Vc−(Rc+s・Lc)・ic
ここで、sはラプラス演算子で、ここでは微分演算(d/dt)を表わしている。
一方、ロータの角速度ωeの算出について説明する。以下、特別の注釈が無い限り角速度ωeは電気角速度を表わす。電気角速度ωeと機械角速度ωmとの関係は、モータの極対数をPで表わせば、ωe=P・ωmである。
一般的に、モータの逆起電圧eと角速度ωeの関係は数2で表現できる。
(数2)
e=Ke・ωm
ここで、Keはモータの逆起電圧定数[V/rad/s]である。
しかし、上記式はブラシモータの式であり、整流子の無いブラシレスモータでは、各相の逆起電圧ea,eb,ecを整流する必要がある。台形波電流、矩形波電流制御では、整流するとは最大値をとることと同一である。
これを式で表わすと数3となる。
(数3)
|ωe|=2×{max(|ea|,|eb|,|ec|)}/Ke
ここで、逆起電圧ea,eb,ecの波形を図2に示す。整流するとは逆起電圧ea,eb,ecの包絡線を取る、つまり最大値をとることである。なお、数2の分子が2倍されるのは、ea,eb,ecの絶対値をとることにより、負側の値が正側に重畳されるためである。
よって、角速度ωeは、数2の角速度ωeの大きさ|ωe|とホールセンサで検出できる角速度の回転方向とを組み合わせて数4で表現できる。
(数4)
ωe={sign(ωe)}・|ωe|
ここで、sign(ωe)は角速度の回転方向を示し、
sign(ωe)=1は時計回り(CW)
sign(ωe)=−1は反時計回り(CCW)
を意味する。
以上は絶対値を用いて角速度ωeを算出する原理について説明したが、ホールセンサ信号も利用すると絶対値を用いずに角速度ωeを算出できる。図2を参照して、逆起電圧ea,eb,ecと転流信号(Ca,Cb,Cc)を用いて数5のように表現できる。
(数5)
ωe=(Ca・ea+Cb・eb+Cc・ec)/Ke
ここで、転流信号Ca,Cb,Ccはコミューテーションを表わすパラメータであり、台形波、矩形波電流では、「1」、「0」又は「−1」の値をとり、電気角θによって、Ca,Cb,Ccが「1」になる区間と「0」になる区間と「−1」になる区間が決定されるが、その区間はホールセンサの検出信号によって決定することができる。角速度ωeは逆起電圧を利用した数4又は数5のどちらかの式を用いて検出できる。
なお、逆起電圧を用いて角速度を算出する場合、電流検出センサ信号を取り込む際のノイズフィルターやAD変換器による時間遅れが存在するため、高速回転になると角速度検出の誤差が大きくなる問題がある。
次に、ホールセンサ信号を用いて角速度を検出できる原理を図3を参照して説明する。ホールセンサは3相ブラシレズモータの場合、ロータの回りに120度毎に3個、例えば、HS1,HS2,HS3と配されている。よって、例えば、ホールセンサHS1からHS2の120度区間(或いは60度区間)を移動するのに要した時間を、例えば、サンプリング時間を利用して測定すれば角速度ωeが検出できる。よって、基本的には、数6の式を用いて角速度ωeを検出できる。
(数6)
ωe=(π/3)/(T(HSn)−T(HSn−1))
しかし、隣のホールセンサ同士の区間、例えばホールセンサHS1とHS2との間の区間だけで角速度を推定すると誤差が大きくなるので、本発明では、検出時点でのホールセンサ信号の他に検出時点から遡って過去の複数のホールセンサ信号を用いて角速度を推定する。例えば、図3に示すように検出時点から3区間、つまり、3個のホールセンサから出力される4個のホールセンサ信号を用いて角速度を推定する。つまり、検出時点がt(k)であれば、t(k)、t(k−1)、t(k−2)及びt(k−3)時点の4点のホールセンサ信号を使用する。ここで、t(k)とt(k−3)時点でのホールセンサ信号は、同一のホールセンサからの信号で最新の信号と一巡前の信号を意味する。この区間の角度及びこの間の区間のサンプリング信号の数m(k)を検出して角速度を推定する。具体的には、角速度は数7で表わされる。
(数7)
ωe=π/(m(k)・Ts)
ここで、Tsはサンプリング時間を表わす。
ただし、実用的には、過去4個のホールセンサ信号を用いる場合は係数a,bを最小自乗法で求めて、角速度は数8で推定できる。
(数8)
ωe=(π/3)/(a・(T(HSn)−T(HSn−4))+b・(T(HSn−1)−T(HSn−3))
=(π/3)/(0.2(T(HSn)−T(HSn−4))+0.1(T(HSn−1)−T(HSn−3))
である。
次に、電気角θは角速度ωeを用いて、数9の式から求めることができる。
(数9)
θ=θ+∫ωedt
ここで、θは積分区間の初期値である。
数3を具体的デジタル処理を想定すると
θ=θ+n・ωe・Ts
として算出することもできる。なお、初期値θはホールセンサ信号を用いることにより、回転角度θの誤差を60°毎にリセットすることが可能である。
以上の理論に基いた実施例について図を参照して説明する。
図4は本発明の基本制御ブロック図を示している。背景技術で説明した制御ブロック図で説明した番号と同一番号のブロックは同一の機能を有する。本発明の制御ブロック図と背景技術の制御ブロック図で異なるところは、背景技術では、レゾルバなどの精度は良いが高価な角度検出器であるレゾルバを使用していたが、本発明ではレゾルバの代わりに、比較的精度は落ちるが安価なホールセンサを用いている。ここで、本発明の一実施例としてモータ108が3相ブラシレスDCモータとし、ホールセンサ50−1,50−2,50−3がモータ108のロータの回りに60°毎に配されており、言い換えれば、電気角120度が検出できるように配されている。
また、本発明では逆起電圧を算出する必要があるので、電圧検出器40−1,40−2,40−3がモータ108の入力に配され、それぞれ電圧Va,Vb,Vcを測定している。そして、角速度算出部10がモータ電流ia,ib,ic、電圧Va,Vb,Vc及びホールセンサ50−1,50−2,50−3からのホールセンサ信号Shallを入力とし、本発明の目的である角速度ωe及び回転角度θを出力している。
なお、ホールセンサ50−1,50−2,50−3から検出された電気角は、電気角θ=0,60,120,180,240,300度である。回転角度θを算出するための数9の初期値θ1や算出誤差のリセットに用いる電気角θのホールセンサの取付位置は0度でなくても良く、例えば、ホールセンサ50−1を30度の位置に設置したら電気角θ=30,90,150,210,330度になる。
角速度算出部10の内部詳細図を図5に示す。角速度算出部10は、第1の角速度検出手段である逆起電圧を用いて角速度ω1を算出する逆起電圧角速度算出部20と、第2の角速度検出手段であるホールセンサ信号を用いて角速度ω2を算出するホールセンサ角速度算出部30と、角速度ω1と角速度ω2のどちらかを所定の回転速度を境にして角速度算出部10の角速度ωとして選択する選択手段としての選択部12とから基本的には構成されている。
後で詳細に説明するが、逆起電圧角速度算出部20は低速で精度良く角速度を算出でき、ホールセンサ角速度算出部30は高速で精度良く角速度を算出できるので、所定の回転速度N(ただし、N=60・(2π)・ωe「rpm」)を境に、例えば、所定の回転速度Nを1500rpmとし、選択部12は回転角度Nより高速の場合は角速度ωeとして角速度ω2を選択し、低速の場合は角速度ω1を選択するのが基本である。
しかし、モータの回転速度が1500rpm付近で回転している場合、選択部20は頻繁に切り替わって、頻繁に角速度ω1とω2とを交互に選択して安定しないので、安定させるため、選択部20にヒステリシス特性を持たせるためのヒステリシス部14を設置している。ヒステリシス部14は、選択部20の出力である角速度ωeを入力として、回転が高速に向かっている時は1600rpmで切り替わり、低速に向かっている時は1400rpmで切り替わるようなヒステリシス特性を有して選択部20を制御している。
さらに、回転角度算出部16が選択部20の出力である角速度ωe及びホールセンサ信号Shallを入力として、数9の式に基いて回転角度θを算出し出力する。なお、角速度ω1から算出した回転角度をθ1、角速度ω2から算出した回転角度をθ2とする。また、回転角度θを選択部20の出力した角速度ωeから算出したが、逆起電圧角速度算出部20とホールセンサ角速度検出部30の内部に回転角度算出部16をそれぞれ配置して、逆起電圧角速度算出部20とホールセンサ角速度検出部30の出力に選択部を新たに設けて回転角度θ1とθ2を選択する方式にしても良い。以上が角速度算出部10の基本的構成と動作の説明である。次に、逆起電圧角速度算出部20とホールセンサ角速度算出部の詳細について説明する。
逆起電圧角速度算出部20の内部詳細図を図6に示す。図6の逆起電圧角速度算出部20は、数3及び数4の式に基いて角速度ω1を算出するものである。数5の式に基いて算出する実施例は後で説明する。逆起電圧角速度算出部20にはモータ電流ia,ib,ic、電圧Va,Vb,Vc及びホールセンサ信号Shallが入力される。
まず、数1の式に基いて、例えば、a相の逆起電圧eaを算出するため、a相のモータ電流iaは伝達関数21−1に入力される。ここで、伝達関数21−1の分母には(1+s・Tf)という数1の式には存在しない遅れ関数がある。これは、ノイズ吸収のためのフィルタやAD変換の際のフィルタを表現している。この遅れ関数であるフィルタが逆起電圧を用いた角速度算出が高速回転で精度が落ちる要因である。
次に、数1の式に基き、減算部22−1にモータ電圧Vaと伝達関数部21−1の出力とが入力され、a相の逆起電圧eaが減算部22−1に出力される。同じように、b相の逆起電圧ebを算出するためモータ電流ibが伝達関数部21−2に入力され、モータ電圧Vbと伝達関数部21−2の出力とが減算部22−2に入力され、逆起電圧ebが減算部21−2に出力される。同じように、c相の逆起電圧ecを算出するためモータ電流icが伝達関数部21−3に入力され、モータ電圧Vcと伝達関数部21−3の出力とが減算部22−3に入力され、逆起電圧ecが減算部21−3に出力される。
次に、数3の式に基き、角速度絶対値算出部24に逆起電圧ea,eb,ecが入力され、角速度の大きさである角速度絶対値|ωe|が算出される。次にm数4の式を実行するため、まず、ホールセンサ信号Shallは回転方法検出部25に入力され、モータの回転方向をsign(ωe)として検出する。sign(ωe)=1が時計方向(CW)を示し、sign(ωe)=−1が反時計方向(CCW)を表わす。最後に、乗算部26に角速度絶対値算出部24の出力である角速度の大きさ|ω1|と回転方向sign(ωe)が入力され、角速度ω1(ただし、ω1=|ω1|・(sign(ωe)))が出力される。上述したように、第1の角速度算出手段である逆起電圧角速度算出部20は、遅れ関数の影響で高速回転では精度が落ちる特徴がある。
次に、第2の角速度算出手段であるホールセンサ角速度算出部30について図7を参照して説明する。この算出原理は数7の式に基くものである。ホールセンサ角速度算出部30には、ホールセンサ信号Shallと図示しないマイコンなどのサンプリング信号(時間間隔Ts)が入力される。カウンタ32では、検出時点の前記ホールセンサの信号及び検出時点より過去の複数のホールセンサの信号を用いて、4回分のホールセンサ信号、つまり、図3に示すような3区間分のサンプリング信号の数m3(k)をカウントする。
サンプリング信号の数m3(k)がカウントできれば、時間TはT=m3(k)・Tsとして算出できる。この場合計算を実行しても良いが、図7のような角速度算出テーブル34を用いて、直接角速度ω2を算出することができる。この実施例では数7、より具体的には数8の式に基いて、角速度ω2が算出される。なお、ローパスフィルタ(LPF)36は基本的構成要素ではないが角速度算出テーブル34から出力される角速度ω2のノイズを吸収するために角速度算出テーブル34の出力に配されている。
この第2の角速度算出手段であるホールセンサ角速度算出部30による角速度算出は、高速回転のときほど単位時間当たりのホールセンサ信号を利用できるので高速回転のときほど精度が良くなる。
繰り返しになるが、本実施例ではモータの回転数が所定の回転数である1500rpm付近を境に角速度ω1とω2の精度の良さが入れ替わり、1500rpm以下では、逆起電圧角速度算出部20の算出した角速度ω1の方が精度が良くので角速度算出部10の角速度ωとして出力し、1500rpm以上ではホールセンサ角速度算出部30の算出した角速度ω2の方が精度が良いので角速度算出部10の角速度ωeとして出力する。なお、選択部12がヒステリシス特性を持っている場合は1500rpmではなく、回転上昇時には1600rpmで回転下降時には1400rpmで角速度ω1とω2との選択が行なわれる。
よって、本発明を用いれば、ホールセンサ程度の精度の位置検出器を用いて、全ての回転速度において精度の良い角速度ωeを検出でき、併せて、精度の良い回転角度θも検出できる。
逆起電圧を用いた角速度算出の原理は、実施例1で使用した数3、数4の他に、(モータが3相の矩形波電流駆動の場合は)数5に基いても算出できる。数5の場合は、角速度の大きさだけを算出するのではなく、角速度の大きさと回転方向が同時に算出される。
以下、図8を参照して、数5に基く逆起電圧角速度算出部20の例について説明する。実施例1の図6で説明した構成要素と同一番号の構成要素については同じ機能を有するので説明を省略する。異なる部分は、ホールセンサ信号Shallgaホールセンサ位置検出部28に入力され、信号Ca,cb、Ccに「1」、「0」、「−1」が割り当てられる。そして、数5の式に基き、簡易角速度算出部25に逆起電圧ea,eb,ec及び、信号Ca,Cb,ccが入力され、数5の式に基き演算され角速度ω1が算出される。本発明に関する他の構成部分は実施例1と同じである。この実施例に基いても本発明の効果を期待することができる。
以上説明したように、実施例1において、3相ブラシレスモータの場合について説明したが、本発明は、5相、7相などの多相ブラシレスモータでも適用可能である。
また、本発明の説明を電動パワーステアリング装置を例にとって説明したが、モータ駆動装置が用いられる機械装置一般に適用可能である。
以上説明したように、本発明を用いれば、ホールセンサ程度の精度の位置検出器を用いて、全ての回転速度において精度の良い角速度ωを検出でき、併せて、精度の良い回転角度θも検出できるモータ駆動装置およびそれを具備した電動パワーステアリング装置を適用することができる。
本発明における角速度ωeの算出に使用する逆起電圧ea,eb,ecを算出する原理を示す図である。 本発明における逆起電圧ea,eb,ecから角速度ωeを算出する原理を示す図である。 4個のホールセンサ信号による角速度を算出する原理の説明図である。 本発明を適用した電動パワーステアリング装置の制御ブロック図である。 本発明の実施例のハイブリッド構成による角速度算出部のブロック図である。 逆起電圧による角速度算出部の内部詳細図である。 ホールセンサによる角速度算出部の内部詳細図である。 他の実施例による逆起電圧による角速度算出部の内部詳細図である。 電動パワーステアリング装置の構成図である。 従来の角速度検出手段を用いた電動パワーステアリング装置の制御ブロック図である。
符号の説明
10 角速度算出部
12 選択部
14 ヒステリシス部
16 回転角度算出部
20 逆起電圧角速度算出部
21 伝達関数部
22 減算部
24 角速度絶対値算出部
25 回転方向検出部
26 乗算部
30 ホールセンサ角速度算出部
32 カウンタ
34 角速度算出テーブル
36 LPF
40−1,40−2,40−3 電圧検出器
50−1,50−2,50−3 ホールセンサ
205−1,205−2 電流検出器

Claims (6)

  1. ブラシレスモータの角速度を前記ブラシレスモータの逆起電圧を用いて検出する第1の角速度検出手段と、前記ブラシレスモータに配された複数のホールセンサの信号を用いて前記ブラシレスモータの角速度を検出する第2の角速度検出手段と、前記ブラシレスモータが所定の回転速度より低速回転の場合は前記第1の角速度検出手段の検出した角速度ω1を選択し、前記ブラシレスモータが前記所定の回転速度より高速回転の場合は前記第2の角速度検出手段の検出した角速度ω2を選択する選択手段とを備えたことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記第1の角速度検出手段は、前記ブラシレスモータの電圧及び電流より算出される逆起電圧を用いて前記角速度ω1の大きさを検出する請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記第2の角速度検出手段は、検出時点の前記ホールセンサの信号及び検出時点より過去の複数のホールセンサの信号を用いて前記角速度ω2を検出する請求項1に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記選択手段が、ヒステリシス特性を有する所定の回転速度に基いて前記角速度ω1又は前記角速度ω2を選択する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のモータ駆動装置。
  5. 前記角速度ω1又は前記角速度ω2より前記ブラシレスモータの回転角度θを検出する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のモータ駆動装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のモータ駆動装置を具備した電動パワーステアリング装置。
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