JP2005318514A - Ip電話端末として機能させるプログラムが記録されたcd−rom、管理サーバ、運用サーバ、及びip電話端末設定方法 - Google Patents

Ip電話端末として機能させるプログラムが記録されたcd−rom、管理サーバ、運用サーバ、及びip電話端末設定方法 Download PDF

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    • H04M1/2535Telephone sets using digital voice transmission adapted for voice communication over an Internet Protocol [IP] network

Abstract

【課題】 汎用コンピュータを、HDドライブを使用することなくIP電話端末として機能させるプログラムが記録されたCD−ROMを提供する。
【解決手段】 当該CD−ROMがセットされた汎用コンピュータが起動された場合に、CPUがCD−ROMブートによってCD−ROMに記録されたプログラムをメモリ上に展開して汎用コンピュータを起動した後、ユーザから入力された、ユーザ毎に個別のユーザ識別情報を取得し、取得したユーザ識別情報を、CD−ROMに記録された管理サーバの所在を示す所在情報に従ってネットワークを介して管理サーバに送信し、送信されたユーザ識別情報に対して管理サーバからネットワークを通じて送信されてきたユーザ識別情報に一意に対応付けられたIP電話端末識別情報を含むIP電話端末設定情報を受信し、IP電話端末設定することによって汎用コンピュータをHDドライブを使用することなくIP電話端末として機能させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ(PC)等の汎用コンピュータをIP(Internet Protocol)電話端末として使用して、インターネット上で2者間の音声通話を可能とする技術分野に関する。
近年、一般の電話による通話コストの削減等の理由から、IPパケットにより音声通話を実現するVoIP (Voice over IP)技術を使用したIP電話システムが注目されている。このIP電話システムにおいては、その機能面において様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、VoIP通話を行うIP電話端末同士が、ダイアルアップ接続時に動的に割り振られたIPアドレスを意識することなく、電話番号を指定するだけで通話が可能となり、また、IP電話端末がゲートキーパに対し電話番号を指定して問い合わせた通話先のIPアドレスが、本当にその電話番号のユーザが接続しているIPアドレスかどうかを保証することができるVoIP通信システムが開示されている。
特開2003−169135号公報
しかしながら、このようなIP電話システムにおいては、一般に、VoIP通話機能を有したIP電話端末やVoIP機能付きアダプターなどを用意することが必要であるため、ユーザは、新たなハードウェアを購入する必要があり、新たなコストが発生する。
また、ユーザは、例えば、VoIP通話機能を有するアプリケーションをPCにインストールする必要があり、ウィンドウズ(登録商標)などの環境設定ができなければならず、設定が難しく、特に年配利用者には利用しにくい面があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、IP電話端末を利用してインターネット上の2者間でIP通話接続し音声通話をする時に必要十分なIP通話機能を簡単かつ低コストで実現でき、また、インターネット上のウェブサイトのページ情報をIP電話端末にブラウザ表示する時に必要十分なブラウザ表示機能を同時に実現できるCD−ROM、管理サーバ、運用サーバ、及びIP電話端末設定方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、少なくともCPU(Central Processing Unit)、メモリ、入力手段、ネットワークカード、サウンドカード、及びCD(Compact Disk)−ROM(Read Only Memory)ドライブを備える汎用コンピュータを、HD(Hard Disk)ドライブを使用することなくIP(Internet Protocol)電話端末として機能させるプログラム(例えば、OS、アプリケーション)が記録されたCD−ROMであって、当該CD−ROMが前記CD−ROMドライブにセットされ、前記汎用コンピュータの起動指令がなされた(例えば、汎用コンピュータの電源投入による)場合に、前記CPUが、CD−ROMブートによって前記CD−ROMに記録された前記プログラムをHDを除く前記メモリ上に展開して前記汎用コンピュータを起動した後、ユーザから前記入力手段を介して入力された、ユーザ毎に個別のユーザ識別情報を取得し、当該取得したユーザ識別情報を、前記CD−ROMに記録された管理サーバの所在を示す所在情報(例えば、IPアドレス)に従ってインターネット等のネットワークを介して当該管理サーバに送信し、前記送信されたユーザ識別情報に対して前記管理サーバから前記ネットワークを通じて送信されてきたIP電話端末設定情報であって、前記ユーザ識別情報に一意に対応付けられた前記IP電話端末識別情報を含む前記IP電話端末設定情報を受信し、IP電話端末設定することによって前記汎用コンピュータをHDドライブを使用することなくIP電話端末として機能させるプログラムが記録されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のCD−ROMにおいて、前記IP電話端末設定情報には、電話交換運用に利用される運用サーバの所在を示す所在情報(例えば、IPアドレス)が含まれており、前記IP電話端末設定においては、前記CPUが前記IP電話端末識別情報を、前記運用サーバの所在情報に従って前記ネットワークを介して前記運用サーバに送信し、前記汎用コンピュータをIP電話端末として登録させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のCD−ROMにおいて、前記IP電話端末設定後、前記ネットワークに接続された他のIP電話端末、又は前記ネットワークにゲートウェイ経由で接続された電話機(例えば、一般の固定電話機、携帯電話機等)であって、前記運用サーバにより登録された前記他のIP電話端末又は前記電話機を通話指定するための通話指定情報を前記運用サーバから取得して、前記ユーザが前記入力手段により当該通話指定情報を選択可能にブラウザ表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載のCD−ROMによって起動した汎用コンピュータにネットワークを介して接続される前記管理サーバであって、複数の前記ユーザ識別情報と、夫々の前記ユーザ識別情報に対応付けられた前記IP電話端末識別情報とを登録するデータベースと、前記汎用コンピュータから前記ネットワークを通じて送信されてきた前記ユーザ識別情報を受信し、当該ユーザ識別情報に対応付けられたIP電話端末識別情報を前記データベースから取得し、当該IP電話端末識別情報を含む前記IP電話端末設定情報を前記ネットワークを介して前記汎用コンピュータに送信する設定情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載のCD−ROMによって起動した汎用コンピュータにネットワークを介して接続される前記運用サーバであって、複数のIP電話端末識別情報と、夫々の前記IP電話端末識別情報に対応付けられた前記通話指定情報とを登録するデータベースと、前記汎用コンピュータから前記ネットワークを通じて送信されてきた前記IP電話端末識別情報を受信し、当該IP電話端末識別情報が前記データベースに登録されている場合には、当該汎用コンピュータをIP電話端末として登録する登録手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の前記運用サーバであって、前記通話指定情報管理データベースに登録された前記通話指定情報を、前記IP電話端末として登録された汎用コンピュータに前記ネットワークを介して送信する指定情報送信手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、少なくともCPU、メモリ、入力手段、ネットワークカード、サウンドカード、及びCD−ROMドライブを備える汎用コンピュータに、HDドライブを使用することなくIP電話端末として機能させるプログラムが記録されたCD−ROMが前記CD−ROMドライブにセットされ、前記汎用コンピュータの起動指令がなされた場合に、前記CPUが、CD−ROMブートによって前記CD−ROMに記録された前記プログラムをHDを除く前記メモリ上に展開して前記汎用コンピュータを起動した後、ユーザから前記入力手段を介して入力された、ユーザ毎に個別のユーザ識別情報を取得し、当該取得したユーザ識別情報を、前記CD−ROMに記録された管理サーバの所在を示す所在情報に従ってネットワークを介して当該管理サーバに送信し、前記管理サーバが、前記汎用コンピュータから前記ネットワークを通じて送信されてきた前記ユーザ識別情報を受信し、当該ユーザ識別情報に一意に対応付けられた前記IP電話端末識別情報、及び電話交換処理を実行する運用サーバの所在を示す所在情報を含む前記IP電話端末設定情報を前記ネットワークを介して前記汎用コンピュータに送信し、前記汎用コンピュータのCPUが前記管理サーバから前記ネットワークを通じて送信されてきたIP電話端末設定情報を受信し、前記IP電話端末識別情報を前記運用サーバの所在情報に従って前記ネットワークを介して前記運用サーバに送信し、前記汎用コンピュータをIP電話端末として登録させることを特徴とする。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
第1に、IP電話端末として汎用コンピュータを利用しており、専用のハードウェアを必要としないため、機器の調達が容易であり、また、その分、安い費用でIP電話端末を構築することができる。特に、中古パソコンの有効活用の可能性が非常に大きい。
第2に、IP電話端末として汎用コンピュータを利用しており、一般的なIP電話端末より大きなディスプレイ(表示画面)を有するIP電話端末を実現できるため、ブラウザ機能付き電話端末、テレビ電話端末などの幅広い用途に利用可能である。
第3に、IP電話端末としてHDドライブを基本的に使用しないため、その分、使用部品数が少なくなり、故障が少ない。また、HDドライブが故障中でも、IP電話端末として利用可能である。
第4に、IP電話端末としてHDドライブを基本的に使用しないため、データなどの書き込みが発生せず、個人情報などの機密情報の消し忘れや、悪意を持った意図的な情報搾取に対して強い。
第5に、汎用コンピュータをIP電話端末として立ち上げるためのディスクとしてCD−ROMを利用しているため、データの書き込みが不可能であり、データが消失することなく、セキュリティに強い。
第6に、汎用コンピュータをIP電話端末として立ち上げるためのディスクとしてCD−ROMを利用しているため、ブート用記憶媒体としては最大容量であり、大量の装置ドライバを実装でき、様々な汎用コンピュータに利用可能である。
第7に、汎用コンピュータをIP電話端末として立ち上げるためのディスクとしてCD−ROMを利用しているため、持ち運びに便利であるほか、取り扱いが楽であり、例えば、出張先で汎用コンピュータをCD−ROMブートにより起動させ、IP電話端末として利用可能である。
第8に、汎用コンピュータをIP電話端末として立ち上げるためのディスクとしてCD−ROMを利用しているため、CD−ROMを交換でき、プログラム更新時でも一般的なIP電話端末のようにハードウェアを無駄にすることなく対応することができる。
第9に、汎用コンピュータをIP電話端末として立ち上げるためのディスクとしてCD−ROMを利用しているため、IP電話端末毎に固有のIP電話端末識別情報である製造番号がCD−ROMに付与されるほか、ブラウザ機能が同時に利用可能であるため、専用化されたIP電話端末として使用でき、また、IP通話着信も可能である。
第10に、汎用コンピュータをIP電話端末として立ち上げるためのディスクとしてCD−ROMを利用しているため、例えばウィンドウズ(登録商標)環境にてCD−ROMブートによる汎用コンピュータの起動時以外にCD−ROMに記録されたデータを読み取ろうとしても、読めないようにダミー表示することができ、リバースエンジニアリング防止の効果を発揮できる。
第11に、IP電話端末識別情報が全て、管理サーバにて一括管理されるため、CD−ROMに記録されたデータの内容自体は同一に複製されたものでありながら、個別のIP電話端末識別情報としての製造番号が提供される仕組みが可能である。
第12に、1のIP電話端末から他のIP電話端末への受発信が可能となっており、一般にインターネットは常時接続料金制があるので、距離及び通話量に関係なく通話料金を一定にすることができる。
第13に、IP電話端末から一般の電話機への発信が可能となっており、結果的にIPゲートウェイから一般の電話機までの一般通話部分は市内通話にすることが可能なので、通話料金を低減することができる。
第14に、一般の電話機からIP電話端末への発信が可能となっており、IP電話番号がCD−ROMに付与された製造番号と関連付けられているため、IP電話端末とインターネットとの接続点の場所にかかわらず、決まったIP電話端末に決まったIP電話番号で着信させることができる。
第15に、IP電話端末は、基軸通信網としてインターネットを利用しており、一般に普及したネットワークを利用できるので、通信料金を低く抑えることができ、或いは、かけ放題の通話サービスが可能になる。
第16に、IP電話端末は、基軸通信網としてインターネットを利用しており、IP電話端末及び管理サーバは様々な場所で設置可能なので、簡単に設置場所の移動をすることができる。
第17に、IP電話端末は、基軸通信網であるインターネットとの接続部分にUPnP(Universal Plug and Play)仕様のルータを使用可能としているため、1箇所のインターネット接続点からルータ経由で複数のIP電話端末を接続配置し、利用することができる。
第18に、IP電話端末は、基軸通信網であるインターネットとの接続部分にDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)仕様のルータを使用可能としているため、IP電話端末自体にローカルIPアドレスを固定割付する必要なく、複数のIP電話端末を接続配置し、利用することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図1乃至図10に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を次世代型IP電話システムに対して適用した場合の実施形態である。この次世代型IP電話システムは、CD−ROM駆動型IP電話(以下、「CD−IP電話」という)通信を実行するシステムである。
先ず、図1を参照して、次世代型IP電話システムSにおける構成及び機能について簡単に説明する。
図1は次世代型IP電話システムにおける概要構成例を示す図である。
図1に示すように、次世代型IP電話システムSは、複数(本実施形態では、一例として2つ)の本発明のIP電話端末としてのCD−IP電話端末(A)2及び(B)4、本発明の管理サーバとしてのCD−IP電話制御管理サーバ6、電話交換運用に利用される本発明の運用サーバとしてのソフトスイッチWebサーバ8、及びIPゲートウェイ9等を備えて構成されており、これら構成要素は、ネットワークとしてのインターネット網5に接続されるようになっている。
CD−IP電話端末(A)2及び(B)4は、夫々、CD−ROMドライブを備えるPC等の汎用コンピュータからなっており、夫々の汎用コンピュータは、CD−ROMドライブに本発明のCD−ROM1又は3がセットされてCD−ROMブート方式により起動し、CD−IP電話制御管理サーバ6及びソフトスイッチWebサーバ8と連動することにより、HDドライブを使用することなく(必要とせずに)IP電話端末として機能(IP電話のための専用端末化)するようになっている。
ここで、夫々の汎用コンピュータに装填されるCD−ROM1とCD−ROM3は、夫々、異なるIP電話端末識別情報の一例としての製造番号を持つものの、ディスクの記録エリア上には同一の内容を持つ(同一の記録情報を有する)CD−ROMであり、単純に物理的に複製されたCD−ROMである。そして、このCD−ROMに記録されたプログラムによって汎用コンピュータがCD−IP電話制御管理サーバ6と連動することにより、本来CD−ROMが持つ独自の製造番号が取得され、個別のIP電話端末として利用可能になる。
CD−IP電話制御管理サーバ6は、例えばサーバコンピュータからなっており、上記CD−IP電話端末を個別認識管理するために、IP電話端末設定情報としてのCD−IP電話制御情報を登録するCD−IP電話制御情報データベース(DB)7を備えている。このCD−IP電話制御情報には、例えば、複数のユーザ識別情報の一例としてのユーザID及びパスワードと、夫々のユーザIDに一意に対応付けられた製造番号と、ソフトスイッチWebサーバ8のIPアドレスと、ソフトスイッチWebサーバ8のURL(Uniform Resource Locater)名等が含まれる。
そして、CD−IP電話制御管理サーバ6は、汎用コンピュータがCD−ROMブート方式で起動するときに、各汎用コンピュータに個別の認識IDとなる製造番号を付与するための機能を有しており、この機能により、単純に物理的に複製されたCD−ROMでありながら、立ち上げ段階でユニークなIDを有するCD−IP電話端末を実現することが可能となる。
また、CD−IP電話端末が一旦立ち上がった時点で、制御はCD−IP電話制御管理サーバ6からソフトスイッチWebサーバ8へ移され、その後の運用はすべてCD−IP電話端末とソフトスイッチWebサーバ8との連動で行われる。
ソフトスイッチWebサーバ8は、例えばサーバコンピュータからなっており、CD−IP電話端末として立ち上がった(CD−IP電話端末として設定された)後の電話交換運用のために、CD−IP電話電話帳情報を登録するCD−IP電話電話帳情報データベース(DB)17を備えている。このCD−IP電話電話帳情報には、例えば、複数の製造番号と、夫々の製造番号に対応付けられたCD−IP電話端末の最新のIPアドレス(例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)のサーバによりインターネット接続時に割り当てられる)及び通話指定情報等が含まれる。
通話指定情報は、インターネット網5に接続されたCD−IP電話端末、又はインターネット網5にIPゲートウェイ9経由で接続された電話機(例えば、固定電話機、PBX内線、公衆電話機、携帯電話機等のIP電話端末以外の電話機、以下、「一般電話機」という)を通話指定するための情報である。例えば、通話指定情報には、CD−IP電話端末の場合、当該CD−IP電話端末の所有者の名称等の所有者情報や、IPゲートウェイ9経由で当該CD−IP電話端末へ着信を可能にするためのインターネット電話番号が含まれ、一般電話機の場合、当該一般電話機の所有者の名称等の所有者情報や、IPゲートウェイ9経由でCD−IP電話端末から当該一般電話機へ発信するときに必要な一般の電話番号(ゲートウェイ経由電話番号)が含まれる。なお、一般電話機の場合、製造番号の代わりに、接続されるIPゲートウェイを表す情報(例えば、番号)が登録されることになる。
なお、ソフトスイッチWebサーバ8は、H.323準拠のゲートキーパとは類似するが、機能面において異なっており、制御すべきCD−IP電話端末の台数制限がない、と同時に、Webサーバ/ブラウザという表示機能の組み合わせで発信を可能にした運用サーバである。また、ソフトスイッチWebサーバ8上では、CD−IP電話端末と同様に、IPゲートウェイ9の各ポートに、IPアドレスとインターネット電話番号が割り当てられる。
IPゲートウェイ9は、一般電話網10に接続されており、一般電話網10に接続される一般電話機へ通話するときに利用されるが、複数回線が1つの装置として集約されたもので、一般電話網と連動する装置と理解することができる。
次に、図2を参照して、CD−IP電話端末におけるハードウェア構成について説明する。
図2は汎用コンピュータにおけるハードウェア構成例を示す図である。
本実施形態において、CD−IP電話端末として利用される汎用コンピュータは、CD−ROMドライブの他、CPU、RAM等のメモリ、キーボード,マウス等の入力手段、ディスプレイ等の表示手段、NIC(Network Interface Card)等のネットワークカード、サウンドカード、及び内蔵スピーカ・内蔵マイク11等を具備するIBM−AT互換仕様PCである。また、HDドライブは、必ずしも必要な部品ではない。
なお、図2に示すように、内蔵スピーカ・内蔵マイク11の利用以外に、使い勝手を考慮して必要に応じて、スピーカ・マイク用のピンジャックに、外部接続用スピーカ・マイク12や、ヘッドセット型スピーカ・マイク13や、ハンドセット型スピーカ・マイク14、を取り付けても良い。
汎用コンピュータをCD−ROMブート方式により起動する場合、重要な点は、汎用コンピュータのBIOS設定にある。最近のPCは、殆どCD−ROMブート設定になっており、CD−ROMドライブになんらCD−ROMがセットされていない場合のみ、HDDから起動する。しかし、古いPCの場合、BIOSの設定により、CD−ROMブート起動の優先順位を高くしておく必要がある。
本実施形態に係るCD−IP電話端末は、汎用コンピュータのBIOS設定にてCD−ROM起動設定になっているときのみ利用可能となる。必要なプログラムは、すべてCD−ROMに書き込まれているため、消失することもなく、HDドライブを必要とせず稼動させることができる。
また、図2に示すように、ADSLモデム、及びブロードバンドルータに関する要件としては、DHCPサーバ機能、UPnPサーバ機能を有することが挙げられる。ブロードバンドルータ配下には、複数のCD−IP電話端末が配置されるため、DHCPによりIPアドレスがダイナミックに設定される。同時に、グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスを把握し、インターネット網5から入ってきた音声パケットをLAN(Local Area Network)内でも利用できるようにしている。また、ADSLモデム内にブロードバンドルータ機能を内蔵した機器も同様に利用可能である。
次に、図3乃至図5を参照して、CD−ROMブートによる汎用コンピュータの起動時における次世代型IP電話システムSの動作について説明する。
図3(A)は、汎用コンピュータにおける処理を、図3(B)は、CD−IP電話制御管理サーバ6における処理を、夫々示すフローチャートである。図4は、CD−IP電話制御管理サーバ6におけるCD−IP電話制御情報データベース7の構造例を示す図である。図5(A)は、汎用コンピュータにおける初期ログイン画面例を、図5(B)は、汎用コンピュータにおける通常ブラウザ画面例を、夫々示す図である。
先ず、ユーザ(利用者)は、汎用コンピュータ2において、起動時に、BIOSを確認して、ブート設定がCD−ROM最優先になっていることを確認する。CD−ROMブートに設定されていない場合は、CD−ROMブートに設定・保存し、CD−ROMブート方式で起動させるようにする。次回以降からは、ユーザがこの操作を行う必要はない。
次に、ユーザが、本発明に係るCD−ROM1を汎用コンピュータ2のCD−ROMドライブにセットし、汎用コンピュータ2の電源投入(電源ボタンを押下)又はリセットボタンの押下によって汎用コンピュータ2の起動指令がなされると、汎用コンピュータ2のCPUがCD−ROMブートによって上記CD−ROMに記録されたプログラム及びデータ(CD−ROMドライブにより読み出される)を、HDを除くメモリ上に展開して、図3(A)に示すように、当該汎用コンピュータ2を起動(OS及びアプリケーションの一部を起動)する(ステップS1)。なお、アプリケーションには、ブラウザ機能を有するアプリケーション(以下、「ブラウザ」という)や、IP通話機能を有するアプリケーション(以下、「ソフトフォン」という)等が含まれる。
こうして、ブラウザにより、図5(A)に示すような初期ログイン画面が表示される(ステップS2)。このような表示状態において、ユーザは、自分に与えられた(ユーザ毎に個別の)ユーザIDとパスワードを、入力手段を操作することにより入力しOKボタンをクリックすると、汎用コンピュータ2のCPUは、これを認識し(ステップS3:Y)、当該入力手段を介して入力されたユーザID及びパスワードを取得し、当該取得したユーザID及びパスワードを、上記CD−ROMから読み出されメモリに記録されているCD−IP電話制御管理サーバ6の所在を示す所在情報としてのIPアドレスに従ってインターネット網5を介して当該管理サーバ6に送信する(ステップS4)。
これに対して、CD−IP電話制御管理サーバ6は、図3(B)に示すように、汎用コンピュータ2からインターネット網5を通じて送信されてきたユーザID及びパスワードを受信し(ステップS11)、当該ユーザID及びパスワードがCD−IP電話制御情報データベース7に登録されているか(存在しているか)否かを判別(検索)する(ステップS12)。
そして、当該ユーザID及びパスワードがCD−IP電話制御情報データベース7に登録されていない(存在しない)場合には(ステップS12:N)、CD−IP電話制御管理サーバ6は、ユーザとして利用が許可されていない旨を示す不許可情報を、インターネット網5を介して汎用コンピュータ2に送信(返信)し(ステップS13)、当該処理を終了する。
一方、当該ユーザID及びパスワードがCD−IP電話制御情報データベース7に登録されている(存在する)場合には(ステップS12:Y)、CD−IP電話制御管理サーバ6は、図4に示すように、当該ユーザIDに一意に対応付けられた製造番号と、ソフトスイッチWebサーバ8のIPアドレスと、ソフトスイッチWebサーバ8のURL名と、表示用URL名を検索結果として取得し、かかる検索結果を含むIP電話端末設定情報を、設定情報送信手段として、インターネット網5を介して汎用コンピュータ2に送信(返信)し(ステップS14)、当該処理を終了する。
これに対して、汎用コンピュータ2のCPUは、CD−IP電話制御管理サーバ6からインターネット網5を通じて送信されてきた情報を受信すると(ステップS5)、当該情報がIP電話端末設定情報であるか否かを判別し(ステップS6)、IP電話端末設定情報でない場合(ステップS6:N)、つまり、ユーザとして利用が許可されていないことを示す不許可情報である場合、ブラウザによりこの記述がメッセージエリアに表示され(ステップS7)、ステップS2に戻り、再度、初期ログイン画面が表示される。
一方、受信された情報がIP電話端末設定情報である場合(ステップS6:Y)、汎用コンピュータ2のCPUは、IP電話端末設定情報における検索結果から製造番号及びソフトスイッチWebサーバ8の所在を示す所在情報としてのIPアドレスを取得して(ステップS8)、当該製造番号を、当該IPアドレス(グローバルIPアドレス)に従ってインターネット網5を介して当該ソフトスイッチWebサーバ8に送信する(ステップS9)。
ところで、受信した検索結果の中には、複数の表示用URL名がある。これは、CD−IP電話端末におけるブラウザによって、ウェブサイトを表示するためのものであり、CD−IP電話端末上では、タブごとに異なったウェブサイトが、図5(B)に示すような通常ブラウザ画面によってブラウザ表示されることになる。この通常ブラウザ画面には、「電話帳」に該当する画面があり、この画面がそのまま、電話番号の代わりの発信機能を果たす。
次に、図6乃至図8を参照して、CD−IP電話端末設定時における次世代型IP電話システムSの動作について説明する。
図6(A)は、ソフトスイッチWebサーバ8における処理を、図6(B)は、汎用コンピュータにおける処理を、夫々示すフローチャートである。図7は、ソフトスイッチWebサーバ8におけるCD−IP電話電話帳情報データベース17の構造例を示す図である。図8は、CD−IP電話端末設定後の汎用コンピュータにおける電話張画面例を示す図である。
図6(A)において、ソフトスイッチWebサーバ8は、汎用コンピュータ2からインターネット網5を通じて送信されてきた製造番号を受信し(ステップS21)、当該製造番号が当該CD−IP電話電話帳情報データベース17に登録されているか(存在しているか)否かを判別(検索)する(ステップS22)。
そして、当該製造番号がCD−IP電話電話帳情報データベース17に登録されていない(存在しない)場合には(ステップS22:N)、ソフトスイッチWebサーバ8は、利用許可されていない旨を示す不許可情報を、インターネット網5を介して汎用コンピュータ2に送信(返信)し(ステップS23)、当該処理を終了する。但し、本来、CD−IP電話電話帳情報データベース17は、CD−IP電話制御情報データベース7と連携しているため、製造番号が存在しないことは考えにくいが、これらのデータベース間で不整合があった場合に、上記製造番号が登録されていないことが発生する。
一方、当該製造番号がCD−IP電話電話帳情報データベース17に登録されている(存在する)場合には(ステップS22:Y)、ソフトスイッチWebサーバ8は、登録手段として、CD−IP電話電話帳情報データベース17における当該製造番号に対応するIPアドレス欄(例えば、図7に示す符号51部)に、当該製造番号を送信した汎用コンピュータ2(つまり、現在接続されている汎用コンピュータ)のIPアドレスを登録(つまり、汎用コンピュータ2をCD−IP電話端末として登録)する(ステップS24)。こうして、汎用コンピュータ2のIP電話端末設定がなされる。
なお、図7に示すIPアドレス欄は、当該CD−IP電話電話帳情報データベース17における項目の中でも、頻繁に更新される項目であり、所有者情報は所有者(例えば、ユーザ)が変わったときのみ変更され、製造番号とインターネット電話番号は変更されることはない。
以上のようにこうして、汎用コンピュータ2がCD−IP電話端末として登録されると、ソフトスイッチWebサーバ8は、CD−IP電話電話帳情報データベース17に例えば公開情報(図7参照)として登録された所有者情報とインターネット電話番号を含む通話指定情報を、インターネット網5を介してCD−IP電話端末として登録された汎用コンピュータ2に送信し(ステップS25)、当該処理を終了する。
以後、当該汎用コンピュータ2からのIPアドレス再登録のためのアクセスがあった場合には、図示しないが、ステップS24及びS25の処理を行うことになる。つまり、CD−IP電話端末として設定された汎用コンピュータ2が、所定時間間隔でソフトスイッチWebサーバ8にアクセスすることで、常に最新のIPアドレスが登録され、維持される(汎用コンピュータ2に割り当てられるIPアドレスが変わる場合もあるため)ことになる。
これに対して、CD−IP電話端末として設定された汎用コンピュータ2のCPUは、図6(B)において(図3(A)における「A」からの続き)、ソフトスイッチWebサーバ8からインターネット網5を通じて送信されてきた情報を受信すると(ステップS31)、当該情報が通話指定情報であるか否かを判別し(ステップS32)、通話指定情報でない場合(ステップS32:N)、つまり、利用許可されていない旨を示す不許可情報である場合、ブラウザにより当該利用不可情報が表示され(ステップS33)、当該処理が終了する。
一方、受信された情報が通話指定情報である場合(ステップS32:Y)、汎用コンピュータ2のCPUは、ブラウザにより、当該通話指定情報を(ユーザが入力手段により選択可能)にブラウザ表示させる(ステップS34)。
図8(A)は、こうして表示された通話指定情報を含む電話帳画面例を示す図である。
そして、CD−IP電話端末として設定された汎用コンピュータ2からの通話の発信動作は、ユーザが入力手段を操作して例えば図8(A)に示すようなブラウザ表示された電話帳画面における所望の通話指定情報(例えば、CD−IP電話端末登録者(加入者)の氏名又はインターネット電話番号、或いは、一般電話機登録者(IPゲートウェイ経由)の氏名又はゲートウェイ経由電話番号)を指定することにより行われる。具体的には、通話指定情報が例えばマウスによりクリックされると、汎用コンピュータ2のCPUはこれを認識し(ステップS35:Y)、クリックされた通話指定情報を取得してソフトフォンを起動する(ステップS36)。こうして、例えば、インターネット網5を介して、CD−IP電話端末登録者への直接発信、IPゲートウェイ9経由で一般電話機への発信、或いは、IPゲートウェイ9経由でPBX接続された内線への発信、などが画面クリックで可能になる。
また、インターネット網5を介して、CD−IP電話端末、或いはIPゲートウェイ9経由で一般電話機からの着信があった場合も、汎用コンピュータ2のCPUはこれを認識し(ステップS37:Y)、ソフトフォンを起動する(ステップS36)。
ソフトフォンが起動すると、例えば図8(B)に示すように、該当する通話指定情報の近傍にCD−IP電話発信/着信画面(ソフトフォン画面ともいう)61が表示される。このCD−IP電話発信/着信画面61には、通話応答用の「Call」ボタン61a、通話終了用の「End」ボタン61b、そして、スピーカ/マイクの音量調節バー61c,61dが設けられている。このようなCD−IP電話発信/着信画面の表示中にIP通話をすることが可能になる。通話が終了すると、ソフトフォンが終了し、ステップS38に移行する。なお、ソフトフォン起動後におけるIP通話については公知であるので、詳しい説明を省略する。
また、CD−IP電話端末の場合、携帯電話機と同様、ネットワークに接続されていない場合があり、この場合、発信後に相手方端末のリンギング(端末鳴動)動作まで進まないこともある。
そして、汎用コンピュータ2のCPUは、例えば通話指定情報を受信してから所定時間(例えば、5分程度であるが、任意に設定可能)経過すると(ステップS38:Y)、IPアドレス再登録のために、ソフトスイッチWebサーバ8にアクセスする(ステップS39)。これにより、図8(A)に示すような電話帳画面のブラウザ表示も所定時間間隔で更新(リフレッシュ)されることになる。
次に、実施例として、PCのCD−ROMブートによる起動から始まり、CD−IP電話制御管理サーバ6、そして、ソフトスイッチWebサーバ8へのアクセスを通じて、CD−IP電話端末設定がなされるまでの利用形態を、図2を参照して説明する。
先ず、PCのCD−ROMドライブに本発明のCD−ROM1をセットし、CD−ROMブート方式により起動させることによって、PC自体が専用のCD−IP電話端末2として利用可能になる。IP電話端末設定のために必要なOS及びプログラムとしては常にCD−ROM上のソフトウェアが利用されるため、HDドライブは無くとも利用可能となる。
CD−IP電話端末2がインターネット網5を経由してCD−IP電話制御管理サーバ6へアクセスするための接続形態は、様々な形態が考えられるが、最も一般的な形態としては、ADSL接続が考えられる。プロバイダから提供される回線に、ADSLモデムを接続し、更にその先に、ブロードバンドルータを接続することが多い。この場合、ルータにおいて、UPnPがサポートされていれば、ルータ配下に複数のCD−IP電話端末を接続することができる。また、DHCPがサポートされていれば、ルータに接続するCD−IP電話端末は固定IPアドレスである必要はない。
初期の起動が進むと、初期ログイン画面が表示され、この画面で、ユーザが、ユーザID及びパスワードを入力することにより、各CD−IP電話端末固有のIDとなる製造番号がCD−IP電話制御管理サーバ6より入手できる。この固有IDを基に、ソフトスイッチWebサーバ8へアクセスする。一般に、H.323端末を運用管理するためには、ITU−T勧告H.323GK仕様のゲートキーパを多く利用するが、ここでは、独自仕様のソフトスイッチとなっている。
本実施形態では、CD−IP電話端末内部のソフトフォン部分でH.323仕様に準拠していながらも、一般ゲートキーパを利用せず、Webサーバ機能を有したソフトスイッチWebサーバにより、PCを電話交換運用ができる仕組みを実現している。しかも、通常の場合、IP電話端末から、直接、ゲートキーパへアクセスすることが一般的であるが、CD−IP電話端末の場合、一旦、CD−IP電話制御管理サーバ6経由で固有IDである製造番号を取得してから、ソフトスイッチWebサーバ8へアクセスする処理過程をとることに特徴がある。
CD−IP電話端末2の立ち上げ完了時には、PC自体が専用のブラウザ機能付きIP電話専用端末になっており、OSに関連する機能は一切画面には表示されない。しかも、電話帳表示から発信クリックを押下した時、及び、コールが着信してきた時にのみ、図8(B)の符号61部に示すようなソフトフォン画面が表れる。
このソフトフォン画面には、基本的な操作となる通話ボタン(Call)と切断ボタンEnd)が有り、通話ボタンにより着信コールに応答ができ、また、切断ボタンにより通話中コールを切断できる。画面クリックにより発信通話のセットアップが開始されると、中央の電話機表示部分61eが青色点滅し、その後、相手が応答すると青色点燈に変わる。また、通話着信時には、電話機表示部分が赤色点滅中に通話ボタンをクリックすることにより応答できる。
また、IPゲートウェイについても動作が可能であり、従って、一般電話網への発信、又は、一般電話網からの着信などが可能となる。但し、IPゲートウェイ経由の発信のためには、ゲートウェイ付加情報として一般の電話番号(ゲートウェイ経由電話番号)、又は、接続PBXの内線番号が必要となる。
また、IPゲートウェイ経由の着信の場合、一般電話網からIPゲートウェイに電話をかける発信者は、事前にインターネット電話番号を知っておく必要がある。
HDに書き込みされていない製造番号を固有IDとして利用する場合において、CD−IP電話端末がブラウザ機能を利用して発信先相手の表示をする機能、及び、その画面において相手先を選択クリックすることにより可能になる発信機能は、ブラウザ機能とIP電話機能を、メモリ展開されているCDブートOS上にてインテグレーションされた特徴的な構造となっている。
特に特徴的な点として特記すべきことはソフトウェアのインテグレーション構造であり、図9(A)を参照して、その特徴を説明する。
図9(A)は、ソフトウェアのインテグレーション構造の一例を示す図である。
デバイスとして利用するPCハードウェア上に、基本ソフト・レイヤーにおいて基本OSが稼動し、その上の中間層レイヤーにおいてソフトフォン、そして、その上の最上層レイヤーにブラウザが稼動する仕組みになっている。この構造において、各レイヤーでの特徴的なインテグレーション手法について、レイヤーごとに説明する。
先ず、基本ソフト・レイヤーにおける特徴として、書き込みが不可能なOS環境であることにある。一般に、Microsoft社「Windows(登録商標)」などのような、HDドライブ上にインストールされたOSは書き込みが可能であり、その環境で稼動するアプリケーションに固有の識別IDが必要な場合は、単に、必要なIDを書き込むことにより個別化した記録を残すことができる。しかしながら、本発明では、OSにはCD−ROMブート方式を利用しており、HDドライブは利用しないため、データ記録格納が不可能な環境となっている。
OSにおいて、書き込み不可能なCD−ROMブート方式であるという大前提のもとに、その上の中間層レイヤーにおいては、ソフトフォンが稼動しているが、一般に、IP電話ソフトの場合、着信機能実現のために、なんらかの個別識別IDを必要としている。しかしながら、HDドライブを利用しない本発明の場合、識別IDの書き込みが許されない。この個別識別化を実現するために、PCとCD−IP電話制御管理サーバ6との連動により、IP電話機能を実現している。
更に、その上の最上層レイヤーには、ブラウザが機能している。上述したデータベース内容の表示を含めて、様々な状況を画面表示するために、ブラウザが効果的に稼動している。ソフトフォンの起動・終了などの制御は全てブラウザ経由で管理されており、ソフトスイッチWebサーバ8から提供される発信先所有者等の通話指定情報が、ブラウザ経由にて表示されると同時に、ブラウザとソフトフォンとのインテグレーションにより、ブラウザ画面上でのクリックのみでIP通話の発信が可能となっている。
本願では、立ち上がったCD−IP電話端末の発信・着信の運用機能を実現するために、ソフトスイッチWebサーバ8を用意している。一般的なH.323プロトコルの場合のゲートキーパに相当するサーバだが、CD−IP電話端末の場合、最上層においてブラウザがインテグレーションされているので、ゲートキーパとは異なったWebサーバによる電話交換機機能を実現している。この特徴的な構造により、CD−IP電話端末の登録台数に制限がなくなるという利点が得られる。
ブラウザでインテグレーションされたCD−IP電話端末は、Web機能を持つソフトスイッチWebサーバ8と、HTML(HyperText Markup Language)記述によるプログラミングにより、起動・終了をさせることができる。また、CD−IP電話端末は、必ずしもソフトスイッチWebサーバ8との連動を必要とせず、相手方の発信先IPアドレスをブラウザから取得することにより、直接、発信・着信させることができる。従って、ソフトスイッチWebサーバ8のように、データベースを保有しなくとも、HTML記述上にて、特定のIPアドレスを記述すれば、そこへ発信が可能である。
次に、ブラウザ画面上にて通話相手先をクリックすることにより発信することができるインテグレーション方法を、図9(B)を参照して説明する。
図9(B)は、発信用HTML記述の一例を示す図である。
画面はHTML記述によって好きなデザインが可能だが、ここでは、電話帳表示を例にして説明する。
図9(B)に示す「電話帳」の表示上の電話機部分をクリックすると、噴出しで説明されている記述が取得され、この記述によりソフトフォンが起動され、H.323準拠のIP通話が、ゲートキーパなしで発信される。
図9(B)に示すように、発信先の相手が、CD−IP電話端末の場合、記述中には、「@」以下にグローバルIPアドレスのみが設定されている。発信先の相手がコールセンターの場合、「@」以下のゲートウェイのグローバルIPアドレスに続いて、「/」以下に、接続PBXの着信先内線番号が設定される。また、発信先の相手が携帯電話機や一般電話機の場合、「@」以下のゲートウェイのグローバルIPアドレスに続いて、「/」以下に、一般電話公衆網における一般の電話番号が設定される。
発信が起動されたり、通話が着信すると、ソフトフォンはソフトフォン画面を表示し、通話応答、通話終了、スピーカ音量調節、マイク音量調節、が可能となる。通話終了後は、このソフトフォン画面は消える。
以上のように、ソフトスイッチWebサーバ8内にあるデータベースを、HTML準拠のウエブ/ブラウザ構成にて見ることができ、しかも、ブラウザ画面上でクリックにより通話することができるというインテグレーションが施されていることを特徴としている。
次に、補足として、UPnPサポートに関し、図10を参照して説明する。
図10は、UPnP対応イメージ例を示す図である。
上述したCD−IP電話端末は、UPnP対応をしているため、ブロードバンドルータの配下でもIP通話することができる。図10(A)に示すように、インターネット網上のグローバルIPアドレスの環境と、LAN(Loacal Area Network)上のローカルIPアドレスの環境とでは、割り当てられているIPアドレスが別々であるため、一般に、IP電話の音声はそのままでは通話することはできない。
例えば、UPnP未対応の場合、CD−IP電話端末から送出された音声パケットは、ローカルIPアドレスを保有した状態でインターネット網上に出るため、ゲートウェイなどからの相手からの音声が届かず、結果、相手からの音声が聞こえないという状態になる。図10(A)の場合、CD−IP電話端末からゲートウェイまでは音声は届く、つまり、ゲートウェイ側では音声は聞こえるが、ゲートウェイ側の音声はCD−IP電話端末には聞こえない。
次に、図10(B)のようにUPnPをサポートした場合、結果として、グローバルIPアドレスを保有した状態でインターネット網上へ出るため、ブロードバンドルータまでは双方向の通話が可能である。通常のWebブラウジング機能と同様な動作となる。つまり、ゲートウェイからの音声も聞くことができる。その為には、CD−IP電話端末側では常にブロードバンドルータからグローバルIPアドレスの情報を取得して、音声パケットに埋め込むことが必要である。
グローバルIPアドレスを埋め込む方法の1種として、UPnP機能の利用がある。一般に、ブロードバンドルータはUPnPサーバ機能を有しており、インターネット網上のグローバルIPアドレスとLAN上のローカルIPアドレス情報を、XMLファイル形式で提供することができる。CD−IP電話端末上のソフトフォンは、ルータから取得したXMLファイルをパーシング(テキスト解析)し、IPアドレス情報を取得し、音声パケットに埋め込む。これにより、双方向の通話が可能になる(図10(B)参照)。
産業上の利用可能性としては、次の3つの利用可能性が考えられる。通信販売向けのIP電話機能付き商品検索端末、留学生向けの海外無料通話端末、コールセンター会社向けの在宅オペレータ端末、などである。詳細を以下に説明する。
カタログ通販で知られる通信販売の場合、制作費の高いカタログ雑誌を大量に印刷する必要がある。また、電話による注文受付時の電話料金負担が大きい。このようなカタログ雑誌の印刷費用、及び、通販会社側負担の電話料を、CD−IP電話端末を利用することにより、大幅に削減する事が可能である。カタログ雑誌の印刷のかわりに、インターネット網経由で商品をブラウザ表示できるようにし、また同時に、一般電話網を利用していた通話をインターネット網経由のIP通話にすることができる。
日本国内に住む外国人、及び、留学生は年々増加の一途である。当然、自国の家族との連絡が必要になる。だた、年配の親にとっては、ウィンドウズ(登録商標)などを利用したPCは利用し難い。しかし、本発明に係るCD−ROMをセットし、電源を入れることにより、簡単にインターネット電話が利用できる。ブラウザ機能も搭載されているため、大学のホームページを閲覧したり、成績などを家族と一緒に見ながらIP通話をすることができる。
一般に、コールセンターでは、オペレータが1箇所のセンターに集合して業務する。しかし、その場合、通勤費用がかかるほか、業務時間の柔軟な割当て調整が難しい。このオペレータ業務を自宅に持ってくることが可能になれば、コールセンター運営費は大幅に削減できる。CD−IP電話端末を自宅で立ち上げることにより、ブラウザ機能で業務画面を閲覧し、しかも、IP通話機能を利用して無料通話を実現できる。しかも、主婦などのようにPC知識が少ない人でも利用可能である。
次世代型IP電話システムにおける概要構成例を示す図である。 汎用コンピュータにおけるハードウェア構成例を示す図である。 (A)は、汎用コンピュータにおける処理を、(B)は、CD−IP電話制御管理サーバ6における処理を、夫々示すフローチャートである。 CD−IP電話制御管理サーバ6におけるCD−IP電話制御情報データベース7の構造例を示す図である。 汎用コンピュータにおける初期ログイン画面例を、(B)は、汎用コンピュータにおける通常ブラウザ画面例を、夫々示す図である。 (A)は、ソフトスイッチWebサーバ8における処理を、(B)は、汎用コンピュータにおける処理を、夫々示すフローチャートである。 ソフトスイッチWebサーバ8におけるCD−IP電話電話帳情報データベース17の構造例を示す図である。 CD−IP電話端末設定後の汎用コンピュータにおける電話張画面例を示す図である。 (A)は、ソフトウェアのインテグレーション構造の一例を示す図であり、(B)は、発信用HTML記述の一例を示す図である。 UPnP対応イメージ例を示す図である。
符号の説明
1,3 CD−IP電話用CD−ROM
2 CD−IP電話端末(A)
4 CD−IP電話端末(B)
5 インターネット網
6 CD−IP電話制御管理サーバ
7 CD−IP電話制御情報データベース
8 ソフトスイッチWebサーバ
9 IPゲートウェイ
10 一般(公衆)電話網
11 内蔵スピーカ/内蔵マイク
12 外部スピーカ/外部マイク
13 ヘッドセット型スピーカ/マイク
14 ハンドセット型スピーカ/マイク
15 ADSLモデム
16 ブロードバンドルータ
17 CD−IP電話電話帳情報データベース
S 次世代型IP電話システム

Claims (7)

  1. 少なくともCPU、メモリ、入力手段、ネットワークカード、サウンドカード、及びCD−ROMドライブを備える汎用コンピュータを、HDドライブを使用することなくIP電話端末として機能させるプログラムが記録されたCD−ROMであって、
    当該CD−ROMが前記CD−ROMドライブにセットされ、前記汎用コンピュータの起動指令がなされた場合に、前記CPUが、
    CD−ROMブートによって前記CD−ROMに記録された前記プログラムをHDを除く前記メモリ上に展開して前記汎用コンピュータを起動した後、ユーザから前記入力手段を介して入力された、ユーザ毎に個別のユーザ識別情報を取得し、当該取得したユーザ識別情報を、前記CD−ROMに記録された管理サーバの所在を示す所在情報に従ってネットワークを介して当該管理サーバに送信し、
    前記送信されたユーザ識別情報に対して前記管理サーバから前記ネットワークを通じて送信されてきたIP電話端末設定情報であって、前記ユーザ識別情報に一意に対応付けられた前記IP電話端末識別情報を含む前記IP電話端末設定情報を受信し、IP電話端末設定することによって前記汎用コンピュータをHDドライブを使用することなくIP電話端末として機能させるプログラムが記録されていることを特徴とするCD−ROM。
  2. 請求項1に記載のCD−ROMにおいて、
    前記IP電話端末設定情報には、電話交換運用に利用される運用サーバの所在を示す所在情報が含まれており、
    前記IP電話端末設定においては、前記CPUが前記IP電話端末識別情報を、前記運用サーバの所在情報に従って前記ネットワークを介して前記運用サーバに送信し、前記汎用コンピュータをIP電話端末として登録させることを特徴とするCD−ROM。
  3. 請求項2に記載のCD−ROMにおいて、
    前記IP電話端末設定後、前記ネットワークに接続された他のIP電話端末、又は前記ネットワークにゲートウェイ経由で接続された電話機であって、前記運用サーバにより登録された前記他のIP電話端末又は前記電話機を通話指定するための通話指定情報を前記運用サーバから取得して、前記ユーザが前記入力手段により当該通話指定情報を選択可能にブラウザ表示させることを特徴とするCD−ROM。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のCD−ROMによって起動した汎用コンピュータにネットワークを介して接続される前記管理サーバであって、
    複数の前記ユーザ識別情報と、夫々の前記ユーザ識別情報に対応付けられた前記IP電話端末識別情報とを登録するデータベースと、
    前記汎用コンピュータから前記ネットワークを通じて送信されてきた前記ユーザ識別情報を受信し、当該ユーザ識別情報に対応付けられたIP電話端末識別情報を前記データベースから取得し、当該IP電話端末識別情報を含む前記IP電話端末設定情報を前記ネットワークを介して前記汎用コンピュータに送信する設定情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする管理サーバ。
  5. 請求項2又は3に記載のCD−ROMによって起動した汎用コンピュータにネットワークを介して接続される前記運用サーバであって、
    複数のIP電話端末識別情報と、夫々の前記IP電話端末識別情報に対応付けられた前記通話指定情報とを登録するデータベースと、
    前記汎用コンピュータから前記ネットワークを通じて送信されてきた前記IP電話端末識別情報を受信し、当該IP電話端末識別情報が前記データベースに登録されている場合には、当該汎用コンピュータをIP電話端末として登録する登録手段と、
    を備えることを特徴とする運用サーバ。
  6. 請求項5に記載の前記運用サーバであって、
    前記通話指定情報管理データベースに登録された前記通話指定情報を、前記IP電話端末として登録された汎用コンピュータに前記ネットワークを介して送信する指定情報送信手段を備えることを特徴とする運用サーバ。
  7. 少なくともCPU、メモリ、入力手段、ネットワークカード、サウンドカード、及びCD−ROMドライブを備える汎用コンピュータに、HDドライブを使用することなくIP電話端末として機能させるプログラムが記録されたCD−ROMが前記CD−ROMドライブにセットされ、前記汎用コンピュータの起動指令がなされた場合に、前記CPUが、CD−ROMブートによって前記CD−ROMに記録された前記プログラムをHDを除く前記メモリ上に展開して前記汎用コンピュータを起動した後、ユーザから前記入力手段を介して入力された、ユーザ毎に個別のユーザ識別情報を取得し、当該取得したユーザ識別情報を、前記CD−ROMに記録された管理サーバの所在を示す所在情報に従ってネットワークを介して当該管理サーバに送信し、
    前記管理サーバが、前記汎用コンピュータから前記ネットワークを通じて送信されてきた前記ユーザ識別情報を受信し、当該ユーザ識別情報に一意に対応付けられた前記IP電話端末識別情報、及び電話交換処理を実行する運用サーバの所在を示す所在情報を含む前記IP電話端末設定情報を前記ネットワークを介して前記汎用コンピュータに送信し、
    前記汎用コンピュータのCPUが前記管理サーバから前記ネットワークを通じて送信されてきたIP電話端末設定情報を受信し、前記IP電話端末識別情報を前記運用サーバの所在情報に従って前記ネットワークを介して前記運用サーバに送信し、前記汎用コンピュータをIP電話端末として登録させることを特徴とするIP電話端末設定方法。
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