JP2003046679A - 電話システムおよび電話プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

電話システムおよび電話プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003046679A
JP2003046679A JP2001230250A JP2001230250A JP2003046679A JP 2003046679 A JP2003046679 A JP 2003046679A JP 2001230250 A JP2001230250 A JP 2001230250A JP 2001230250 A JP2001230250 A JP 2001230250A JP 2003046679 A JP2003046679 A JP 2003046679A
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server device
computer
call
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Toshihisa Tsunoda
俊久 角田
Yukihide Imamura
行秀 今村
Akihiko Okamoto
昭比古 岡本
Wataru Kakihara
亘 柿原
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/253Telephone sets using digital voice transmission
    • H04M1/2535Telephone sets using digital voice transmission adapted for voice communication over an Internet Protocol [IP] network

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットなどに接続可能な環境のコン
ピュータによりソフトウェアのインストールや設定を行
うことなく簡単に通話可能とする。 【解決手段】 インターネットNに接続されるPC3a
〜3d、固定電話機6a−1〜3,6b−1〜2,6c
−1〜3、これらの通話機器と接続するための接続情報
を提供するメインサーバ装置1、および、PC3a〜3
dを、インターネットNを介してメインサーバ装置1へ
接続する手段、メインサーバ装置1に対して指定された
通話機器に対する接続情報を要求する手段、メインサー
バ装置1から取得した接続情報に基づいて通話機器と接
続する手段、接続した通話機器と通話状態とする手段と
して機能させるための電話プログラムを記録した記録媒
体5a〜5dとを含み、記録媒体5a〜5dをインター
ネットNに接続されたPC3a〜3dに供給するだけで
指定した通話機器と通話可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ通信
ネットワークを利用して通話を行うための電話システム
および電話プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやイントラネットなどの
TCP/IP(Transmission ControlProtocol/Interne
t Protocol)ネットワークを使って音声データを送受信
するVOIP(Voice over Internet Protocol)技術が
開発され、社内LAN(LocalArea Network)を使った
内線電話やインターネット電話などに応用されている。
VOIP式電話システムは、音声データのアナログ・デ
ジタル変換方法やデータの圧縮・伸張方法などの互換性
のため、基本的に同一のVOIP式電話プログラムを予
めハードディスク上へインストールしたコンピュータ間
でのみ利用可能である。
【0003】従来型のVOIP式電話プログラムによる
通話プロセスは次の通りである。まず、インターネット
上のウェブサイトからVOIP式電話プログラムをダウ
ンロードするか、CD−ROM(Compact Disk Read On
ly Memory)やフレキシブルディスク等の記録媒体形式
でプログラムを入手する。ここで、通常固定式電話等に
通話可能とする場合、課金のためにプリペイドカードを
購入する。
【0004】次に、利用者は、入手したVOIP式電話
プログラムをパーソナルコンピュータ(以下、「PC」
と称す)のハードディスクにインストールし、各種設定
を行う。インストール・設定が完了すると、利用者は、
VOIP式電話プログラムを起動して、通話を行うこと
が可能となる。但し、利用者は、他のPCで同様にVO
IP式電話システムを使用したい場合、再度上の手順を
繰り返してVOIP式電話プログラムをそのPCにイン
ストールする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のV
OIP式電話システムでは、通話を行う互いのPCに同
じVOIP式電話プログラムがインストールされている
必要があるが、このVOIP式電話プログラムが使用す
るPCに常にインストールしてあるとは限らない。した
がって、利用者は受話側と同じVOIP式電話プログラ
ムを入手し、PCへインストールすることになるが、V
OIP式電話システムを利用する度にこのような作業を
行わなければならないのは非常に不便である。
【0006】すなわち、従来のVOIP式電話システム
では、VOIP式電話プログラムが予めインストールさ
れ、設定も完了して利用環境の整ったPCがなければ利
用することは不可能であり、いつでもどこでも利用でき
るといったものではない。そのため、固定式電話や携帯
電話等よりも安価な通信料であるにも関わらず、利便性
があまり良くないため、普及が進んでいない。
【0007】そこで、本発明においては、インターネッ
トなどのコンピュータ通信ネットワークに接続可能な環
境のコンピュータさえあれば、ソフトウェアのインスト
ールや設定を行うことなく簡単に利用することが可能な
電話システムおよび電話プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電話システム
は、通信ネットワークに接続されるコンピュータと、通
信ネットワークに接続される複数の通話機器と、通信ネ
ットワークに接続され、複数の通話機器とそれぞれ接続
するための接続情報をコンピュータに対して提供するメ
インサーバ装置と、コンピュータを、通信ネットワーク
を介してメインサーバ装置へ接続する手段、接続したメ
インサーバ装置に対して指定された通話機器に対する接
続情報を要求する手段、メインサーバ装置から取得した
接続情報に基づいて通話機器と接続する手段、および、
接続した通話機器と通話状態とする手段として機能させ
るための電話プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体とを含むものである。
【0009】また、本発明の電話プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、通信ネットワ
ークに接続されるコンピュータを、通信ネットワークに
接続される複数の通話機器とそれぞれ接続するための接
続情報を提供するメインサーバ装置へ接続する手段、接
続したメインサーバ装置に対して指定された通話機器に
対する接続情報を要求する手段、メインサーバ装置から
取得した接続情報に基づいて通話機器と接続する手段、
および、接続した通話機器と通話状態とする手段として
機能させるためのものである。
【0010】本発明に係る記録媒体をコンピュータへ供
給し、記録媒体に記録された電話プログラムをコンピュ
ータにより実行することで、このコンピュータは利用者
によって指定された通話機器に対する接続情報をメイン
サーバ装置から取得し、この取得した接続情報に基づい
て通話機器と接続し、通話状態となる。すなわち、利用
者は、コンピュータにソフトウェアのインストールや設
定を行うことなく、本発明に係る記録媒体を通信ネット
ワークに接続されたコンピュータに供給するだけで指定
した通話機器と通話することが可能となる。
【0011】本発明に係る記録媒体は、コンピュータに
内蔵または接続された読み取り装置に着脱して使用する
CD−ROM、半導体メモリ、ハードディスク、フレキ
シブルディスクや光磁気ディスクなどを用いることが可
能である。これらの記録媒体は容易に持ち運ぶことが可
能であるため、利用者はこれを常備しておけば、いつで
もどこでも指定した通話機器と通話することが可能とな
る。
【0012】ここで、本発明に係る記録媒体を供給した
コンピュータの通話相手となる通話機器は、同様の記録
媒体に記録された電話プログラムを実行するコンピュー
タや、ゲートウェイ装置を介して通信ネットワークに接
続される電話装置などであり、本発明により、コンピュ
ータ間の通話や、他の通信ネットワークに接続される一
般固定電話・移動式電話等の電話装置間の通話が可能と
なる。
【0013】さらに、通信ネットワークには、ゲートウ
ェイ装置を監視することによりコンピュータと電話装置
との接続状態を検出する手段と、検出した接続状態に基
づいて課金する手段とを備えた課金サーバ装置が接続さ
れた構成とすることで、他の通信ネットワークに接続さ
れる電話装置との間の通話の場合、それぞれの通信ネッ
トワークの通信コストに応じた適正な課金を行うことが
可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る電話システムの全体構成図である。図1において、本
発明の実施の形態における電話システムでは、通信ネッ
トワークとしてのインターネットNにそれぞれメインサ
ーバ装置1、課金サーバ装置2、パーソナルコンピュー
タ(PC)3a,3b,3c,3dおよびゲートウェイ
装置4a,4b,4cが接続される。PC3a〜3d
は、後述するようにそれぞれ記録媒体としてのCD−R
OM5a,5b,5c,5dが供給されることによって
通話機器として機能する。なお、各PC3a〜3dおよ
びゲートウェイ装置4a〜4cはインターネットNに接
続される環境にあれば世界中のどの場所に配置されてい
てもよい。
【0015】図2は図1のPC3a〜3dのハードウェ
ア構成図である。図2に示すように、PC3a〜3d
は、それぞれCD−ROM5a〜5dを読み取り可能な
CD−ROM読み取り部31、マイクなどを介して音声
を入力する音声入力部32、スピーカなどを介して音声
を出力する音声出力部33、処理中のデータやCD−R
OM読み取り部31により読み取ったデータを記憶する
記憶部34、文字、数字または記号を入力するキーボー
ド等の入力部35、文字や図形などを表示するディスプ
レイ等の表示部36および各部31〜36を制御する制
御部37により構成される。
【0016】図3は図1のCD−ROM5a〜5dに記
録されるデータの例を示す説明図である。図3に示すよ
うに、CD−ROM5a〜5dには、PC3a〜3dを
通話機器として機能させるためのVOIP式電話プログ
ラムが記録されたプログラムファイル51、VOIP式
電話プログラムを実行するために必要な初期設定情報が
記録された設定ファイル52、各CD−ROM5a〜5
dを識別するための識別情報としてのID番号が記録さ
れた識別情報ファイル53、CD−ROM5a〜5dを
CD−ROM読み取り部31に供給した際、プログラム
ファイル51をPC3a〜3dに自動的に読み取ってV
OIP式電話プログラムを起動するための情報を記録し
た起動設定ファイル54がそれぞれ格納されている。
【0017】ゲートウェイ装置4a,4b,4cは、そ
れぞれインターネットNとは別の通信ネットワークとし
ての公衆電話交換回線網(PSTN:Public Switched
Telephone Networks)(以下、「公衆網」と称す)P−
a,P−b,P−cとインターネットNとを接続し相互
通信可能とするものである。公衆網P−aには通話機器
としての固定電話機6a−1,6a−2,6a−3が接
続され、公衆網P−bには通話機器としての固定電話機
6b−1,6b−2が接続され、公衆網P−cには通話
機器としての固定電話機6c−1,6c−2,6c−3
が接続される。
【0018】メインサーバ装置1は、CD−ROM5a
〜5dがそれぞれ供給されたPC3a〜3dおよび固定
電話機6a−1〜3,6b−1〜2,6c−1〜3など
の通話機器とそれぞれ接続するための接続情報を保持す
るデータベース(DB)11(図5参照)を備える。
【0019】通話機器と接続するための接続情報は、C
D−ROM5a〜5dがそれぞれ供給されたPC3a〜
3dをインターネットN上で特定するためのIPアドレ
スなどの情報や、固定電話機6a−1〜3,6b−1〜
2,6c−1〜3に接続するためにそれぞれが属する公
衆網P−a,P−b,P−cに接続するゲートウェイ装
置4a〜4cをインターネットN上で特定するためのI
Pアドレスなどの情報である。
【0020】図4はメインサーバ装置1のDB11に保
持される情報の例を示す説明図である。図4に示すよう
に、メインサーバ装置1のDB11には、CD−ROM
5a〜5dの識別情報ファイル53に記録された各ID
番号と、各ID番号と関連付けられた呼び出し符号とし
てのニックネームと、各ニックネームと関連付けられた
各PC3a〜3dのIPアドレスとが記録される。ここ
で、各PC3a〜3dのIPアドレスは、各PC3a〜
3dへCD−ROM5a〜5dが供給され、各PC3a
〜3dがメインサーバ装置1へ接続して認証された時点
で更新される。
【0021】例えば、CD−ROM5aがPC3aに供
給され、PC3aがメインサーバ装置1へ接続して認証
された場合、PC3aのIPアドレスがこのCD−RO
M5aの識別情報ファイル53に記録されたID番号に
対応するニックネームに関連付けられてDB11へ記録
される。また、CD−ROM5aがPC3bに供給さ
れ、PC3bによってメインサーバ装置1へ接続して認
証された場合には、PC3bのIPアドレスがこのCD
−ROM5aの識別情報ファイル53に記録されたID
番号に対応するニックネームに関連付けられてDB11
へ記録される。
【0022】また、図4に示すように、メインサーバ装
置1のDB11には、各固定電話機6a−1〜3,6b
−1〜2,6c−1〜3の呼び出し符号としての電話番
号と、この電話番号に関連付けられて各固定電話機6a
−1〜3,6b−1〜2,6c−1〜3が接続される公
衆網P−a,P−b,P−cに接続するために中継する
ゲートウェイ装置4a〜4cのIPアドレスとが予め記
録されている。
【0023】図5はメインサーバ装置1およびPC3a
〜3dの機能を示すブロック図である。図5に示すよう
に、メインサーバ装置1は、CD−ROM5a〜5dが
それぞれ供給されたPC3a〜3dをそれぞれ認証する
認証手段12と、PC3a〜3dから指定された通話機
器に対する接続情報を要求に応じてDB11から取得し
て提供する接続情報提供手段13とを備える。
【0024】PC3a〜3dは、CD−ROM5a〜5
dに記録されたプログラムファイル51をCD−ROM
読み取り部31によって読み取り、制御部37によって
実行することで、図5に示すように、インターネットN
を介してメインサーバ装置1へ接続するメインサーバ接
続手段38、メインサーバ装置1に対して指定された通
話機器に対する接続情報を要求する接続情報要求手段3
9、メインサーバ装置1から取得した接続情報に基づい
て通話機器と接続する通話機器接続手段40、および、
接続した通話機器と通話状態とする通話手段41として
機能する。
【0025】図6は課金サーバ装置2の機能を示すブロ
ック図である。図6において、課金サーバ装置2は、各
ゲートウェイ装置4a〜4cを監視することにより各P
C3a〜3dと各固定電話機6a−1〜3,6b−1〜
2,6c−1〜3との接続状態を検出する監視手段2
1、および、この検出した接続状態に基づいて発信元の
ID番号に対し課金する課金手段22を備える。
【0026】上記構成の電話システムにおける通話プロ
セスについて、以下、図7のフロー図に従って説明す
る。以下の例では、CD−ROM5aを用いて通話を行
う場合について説明する。
【0027】利用者は、予めCD−ROM5aを取得し
ておく。CD−ROM5aには、図3に示すプログラム
ファイル51、設定ファイル52、識別情報ファイル5
3および起動設定ファイル54が格納されている。識別
情報ファイル53に記録されたID番号は、各CD−R
OM5aに固有のものであって、メインサーバ装置1に
よる認証および課金サーバ装置2による課金に利用され
る。
【0028】図7のステップS101では、利用者は、
例えばPC3aを起動する。ステップS102では、利
用者は、起動したPC3aにCD−ROM5aを装填す
る。ステップS103では、PC3aのCD−ROM読
み取り部31によってCD−ROM5aに格納された起
動設定ファイル54が自動的に読み取られ、この起動設
定ファイル54に記録された情報に基づいて制御部37
はプログラムファイル51を読み取り、このプログラム
ファイル51の電話プログラムを実行する。PC3a
は、このプログラム実行によって図5に示す各手段38
〜41として機能する。なお、プログラム実行の際、制
御部37はCD−ROM5aに格納された設定ファイル
52に記録された初期設定情報に従う。
【0029】ステップS104では、PC3aは、メイ
ンサーバ接続手段38によりインターネットNを介して
メインサーバ装置1へ接続する。このとき、メインサー
バ接続手段38は、CD−ROM5aに格納された設定
ファイル52の初期設定情報に含まれるIPアドレスに
基づいてメインサーバ装置1を特定し、識別情報ファイ
ル53のID番号を用いてメインサーバ装置1へ接続要
求を行う。
【0030】ステップS105では、メインサーバ装置
1はDB11を検索して、ID番号を伴うPC3aから
の接続要求に対する認証を行う。ここで、メインサーバ
装置1は、ID番号が利用可能なものである場合、次の
ステップS106の処理を行う。一方、ID番号が利用
不可能なものである場合、メインサーバ装置1は、認証
エラーを通知するメッセージをPC3aへ返信する。
【0031】ステップS106では、通話相手とする通
話機器の呼出符号(ニックネームまたは電話番号)をP
C3aの入力部35から入力することにより通話先を指
定する。ステップS107では、PC3aは、接続情報
要求手段39により、ステップS106において入力さ
れた呼出符号を用い、メインサーバ装置1に対して指定
された呼出符号(通話機器)に対する接続情報を要求す
る。
【0032】ステップS108では、メインサーバ装置
1はDB11を検索して、指定された呼出符号に対応す
る接続情報としてのIPアドレスを取得し、接続情報提
供手段13によりPC3aへ返信する。ステップS10
9では、PC3aは、メインサーバ装置1から取得した
IPアドレスに基づいて、通話機器接続手段40により
通話機器と接続する。
【0033】例えば、CD−ROM5bの識別情報ファ
イル53に記録されたID番号に対する呼出符号が図4
に示す“george”である場合、図1に示すPC3
bにCD−ROM5bが供給され、メインサーバ装置1
に認証された時点で、このPC3bのIPアドレス(1
11.222.333.444)が図4に示すようにD
B11に登録されているものとする。そして、前述のス
テップS106において呼出符号“george”が指
定された場合、ステップS108においてメインサーバ
装置1からPC3aへ返信されるIPアドレスは(11
1.222.333.444)であるため、ステップS
109では、PC3aはこのIPアドレスに基づいてP
C3bへと接続するのである。
【0034】そして、ステップS110では、PC3a
は、ステップS109において接続した通話機器と通話
手段41により通話を行う。ステップS111で、通話
が終了すれば、PC3aは電話プログラムの終了処理を
行う。ステップS112では、PC3aからCD−RO
M5aを取り出し、ステップS113では、PC3aを
停止し、通話プロセスを終了する。
【0035】ところで、前述のステップS106におい
て、呼出符号として電話番号、例えば固定電話機6a−
1の番号“81−092−000−0000”が指定さ
れた場合、ステップS108においてメインサーバ装置
1からPC3aへ返信されるIPアドレスは、この固定
電話機6a−1が属する公衆網P−aに中継するゲート
ウェイ装置4aのIPアドレス“123.456.78
9.123”である。
【0036】この場合、PC3aは、ステップS109
において、IPアドレス“123.456.789.1
23”を用いてゲートウェイ装置4aへ接続し、ゲート
ウェイ装置4aに対して固定電話機6a−1の電話番号
“81−092−000−0000”を指定する。ゲー
トウェイ装置4aは、この電話番号を用いて固定電話機
6a−1を呼び出し、PC3aと固定電話機6a−1と
の間を中継する。
【0037】また、このとき、課金サーバ装置2は、監
視手段21により各ゲートウェイ装置4a〜4cを監視
しており、PC3aと固定電話機6a−1との接続状態
を検出し、この接続状態に基づいて課金手段22により
発信元のPC3aのCD−ROM5aのID番号に対し
て課金処理する。これにより、インターネットN外の他
の通信ネットワークである公衆網P−aに接続される固
定電話機6a−1との間の通話の場合、この公衆網P−
aの通信コストに応じた適切な課金が行われる。
【0038】以上のように、本実施形態における電話シ
ステムによれば、利用者はCD−ROM5aを所持して
おき、インターネットNに接続可能な環境のPC3aへ
CD−ROM5aを供給すれば、自動的に電話プログラ
ムが実行され、従来のようにソフトウェアのインストー
ルや設定を行うことなく簡単に他の通話機器と通話を行
うことが可能である。
【0039】また、CD−ROM5aはPC3aのみな
らず、インターネットNに接続可能な環境の他のPC3
b,3c,3dに供給しても前述と同様に電話プログラ
ムを実行して他の通話機器と通話を行うことが可能であ
るため、利用者はCD−ROM5aを持ち回ればいつで
もどこでも簡単に本実施形態における電話システムを利
用することができる。
【0040】なお、前述のステップS104において、
メインサーバ接続手段38はCD−ROM5aに格納さ
れた識別情報ファイル53のID番号を用いてメインサ
ーバへ接続せずに、利用者によって入力部35により入
力させたID番号を用いて接続する構成とすることも可
能である。
【0041】これにより、CD−ROM5a〜5dに
は、固有のID番号を記録した識別情報ファイル53を
格納する必要がなくなり、CD−ROM5a〜5dの全
てを同一の内容のものとすることができ、大量生産が容
易となる。このとき、ID番号は、CD−ROM5a〜
5dの表面にシールにより貼り付けるか、その他の手段
によって利用者に通知することで利用可能となる。
【0042】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0043】(1)通信ネットワークに接続されるコン
ピュータに電話プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を供給し、コンピュータにより実行
することで、コンピュータを、通信ネットワークに接続
される複数の通話機器とそれぞれ接続するための接続情
報を提供するメインサーバ装置へ接続し、接続したメイ
ンサーバ装置に対して指定された通話機器に対する接続
情報を要求し、メインサーバ装置から取得した接続情報
に基づいて通話機器と接続し、接続した通話機器と通話
状態として、従来のようにソフトウェアのインストール
や設定を行うことなく、利用者はこの記録媒体を持ち回
ればいつでもどこでも簡単に他の通話機器と通話を行う
ことが可能となる。
【0044】(2)通話機器がゲートウェイ装置を介し
て通信ネットワークに接続される電話装置である場合
に、課金サーバ装置によってゲートウェイ装置を監視す
ることによりコンピュータと電話装置との接続状態を検
出し、検出した接続状態に基づいて課金することで、他
の通信ネットワークに接続される電話装置との間の通話
の場合、それぞれの通信ネットワークの通信コストに応
じた適正な課金を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における電話システムの
全体構成図である。
【図2】 図1のパーソナルコンピュータのハードウェ
ア構成図である。
【図3】 図1のCD−ROMに記録されるデータの例
を示す説明図である。
【図4】 メインサーバ装置のデータベースに保持され
る情報の例を示す説明図である。
【図5】 メインサーバ装置およびパーソナルコンピュ
ータの機能を示すブロック図である。
【図6】 課金サーバ装置の機能を示すブロック図であ
る。
【図7】 図1の電話システムにおける通話プロセスを
示すフロー図である。
【符号の説明】
1 メインサーバ装置 2 課金サーバ装置 3a,3b,3c,3d パーソナルコンピュータ(P
C) 4a,4b,4c ゲートウェイ装置 5a,5b,5c,5d CD−ROM 6a−1,6a−2,6a−3,6b−1,6b−2,
6c−1,6c−2,6c−3 固定電話機 N インターネット P−a,P−b,P−c 公衆網 11 データベース(DB) 12 認証手段 13 接続情報提供手段 21 監視手段 22 課金手段 31 CD−ROM読み取り部 32 音声入力部 33 音声出力部 34 記憶部 35 入力部 36 表示部 37 制御部 38 メインサーバ接続手段 39 接続情報要求手段 40 通話機器接続手段 41 通話手段 51 プログラムファイル 52 設定ファイル 53 識別情報ファイル 54 起動設定ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501301374 柿原 亘 熊本県荒尾市原万田696−11 (72)発明者 角田 俊久 東京都墨田区亀沢2−10−9−401 (72)発明者 今村 行秀 東京都渋谷区神宮前2−33−5−605 (72)発明者 岡本 昭比古 神奈川県鎌倉市佐助1−5−7 (72)発明者 柿原 亘 熊本県荒尾市原万田696−11 Fターム(参考) 5K030 GA17 HB19 HD05 KA04 LB02 LE07 5K051 AA05 AA08 BB01 CC00 CC08 DD13 DD14 DD15 EE01 EE02 FF07 GG02 HH17 HH18 HH19 HH26 HH27 JJ04 JJ13 5K101 LL00 MM06 MM07 NN15 NN21 NN48 PP03 SS08 UU19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続されるコンピュ
    ータと、 前記通信ネットワークに接続される複数の通話機器と、 前記通信ネットワークに接続され、前記複数の通話機器
    とそれぞれ接続するための接続情報を前記コンピュータ
    に対して提供するメインサーバ装置と、 前記コンピュータを、前記通信ネットワークを介してメ
    インサーバ装置へ接続する手段、前記接続したメインサ
    ーバ装置に対して指定された通話機器に対する接続情報
    を要求する手段、前記メインサーバ装置から取得した接
    続情報に基づいて通話機器と接続する手段、および、前
    記接続した通話機器と通話状態とする手段として機能さ
    せるための電話プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体と、 を含む電話システム。
  2. 【請求項2】 前記通話機器は、前記記録媒体に記録さ
    れた電話プログラムを実行するコンピュータであること
    を特徴とする請求項1記載の電話システム。
  3. 【請求項3】 前記通話機器は、ゲートウェイ装置を介
    して前記通信ネットワークに接続される電話装置である
    ことを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記通信ネットワークには、前
    記ゲートウェイ装置を監視することにより前記コンピュ
    ータと前記電話装置との接続状態を検出する手段と、前
    記検出した接続状態に基づいて課金する手段とを備えた
    課金サーバ装置が接続されたことを特徴とする請求項3
    記載の電話システム。
  5. 【請求項5】 通信ネットワークに接続されるコンピュ
    ータを、前記通信ネットワークに接続される複数の通話
    機器とそれぞれ接続するための接続情報を提供するメイ
    ンサーバ装置へ接続する手段、前記接続したメインサー
    バ装置に対して指定された通話機器に対する接続情報を
    要求する手段、前記メインサーバ装置から取得した接続
    情報に基づいて通話機器と接続する手段、および、前記
    接続した通話機器と通話状態とする手段として機能させ
    るための電話プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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