JP2006254411A - Ip通信システム、ipネットワークにおける通信制御方法およびクライアント端末、ならびにクライアントサーバ - Google Patents

Ip通信システム、ipネットワークにおける通信制御方法およびクライアント端末、ならびにクライアントサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】
シンクライアント(TC)システムにおいて、少なくともシンクライアント端末を電話端末として利用できるシンクライアントシステムを提供することにある。
【解決手段】
パーソナルTC(PTC)サーバ110に、呼制御部112から構成されるサーバ側電話制御部111と、PTC端末120に、デバイス制御部122と音声パケット通信部123から構成される端末側電話制御部121と、PTC端末120に接続されるハンドセット130から構成されるPTCシステム100において、呼接続時に通知する通話先IPアドレスをPTC端末120のIPアドレスを通知し、PTC端末120には、電話端末801のIPアドレスを通知することにより実現できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP通信システム、IPネットワークにおける通信制御方法およびクライアント端末、ならびにクライアントサーバに関し、さらに詳しくはシンクライアントシステムに適用されるクライアント端末が例えばIP電話機やTV電話機として利用可能なシステム、通信端末、通信方法等に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)やネットワーク機器の低価格化が進み、従業員の大半にPCのような端末を配布し、業務の効率化を図っている企業が多数を占めるようになっている。PCが低価格化し、利用が増えると、企業内の機器管理者のメンテナンス作業もPCの数に比例して増える。このメンテナンス作業とは、例えばオペレーティングシステム(OS)や業務アプリケーションのバージョンアップやバグフィックス、ハードウェア的な障害への対応、ウィルス対策やウィルス駆除などが挙げられる。このようなメンテナンス作業を行なう管理コストは非常に大きく、従業員数が増加すると、比例して莫大なものになる。
この管理コストを低減する一手法として、サーバクライアント方式と呼ばれるシステム運用の方式が取られている。これは、主なプログラムやデータをサーバ側に蓄積して一括管理し、これらのプログラムやデータを、個人のPC端末からリモート操作でアクセスする方式である。
サーバクライアント方式の端末は、通常のPC端末にリモート操作プログラムを実装してなるものである。しかし、本方式を利用するPC端末は、リモート操作プログラム以外のアプリケーションプログラムやデータを蓄積する必要がない。このためハードディスク装置などの記憶装置を持たないシンクライアント(Thin Client:以下TCと略す)端末をサーバクライアント方式の端末として利用することが可能である。TC端末は、昨今の個人情報保護法施行に基づき、個人情報を漏洩しない端末として注目されており、このTC端末を使ったサーバクライアント方式が普及しつつある。
図7はTC端末を利用したTCシステムを示す図である。TCシステムは、TCサーバと複数のTC端末から構成される。TCサーバにあっては、ユーザごとに起動されたプロセスが1対1で対応するTC端末と通信して処理を進める。各TC端末は通信データを固定磁気ディスク装置などの外部記憶装置に記憶しないので、入出力デバイスとその駆動処理部(いわゆるドライバ)とデータ通信部を主な構成要素としている。ユーザが所望する本体のデータ処理はTCサーバ側で行われる。このため、TC端末におけるアプリケーションプログラムの更新等が不要になり、端末管理のコスト削減が図られると共に、TC端末には機密データなどが保持されないため、TC端末の紛失や盗難などでも情報漏えいすることはない。
一方、近年ではIP電話が急速に普及している。例えば、企業IP電話システムの基本構成を図8に示す。図8において、テレフォニーサーバは、一台または複数台で、いわゆる内線電話交換機の役割を果たし、電話端末同士の呼制御を行なう。電話端末には、IPネットワークに接続するIP電話機801や、PC上の電話プログラムであるソフトフォン812などがある。このソフトフォンは、通常は自分自身が実行されているPCを自電話端末として発着信操作ができるものである。また、ソフトフォンの機能の一部としてカメラ813を利用した映像の送受信機能を備えることにより、TV電話端末やTV会議端末として利用することも可能である。一般電話との通信は、ゲートウェイ装置820を介すことにより、固定電話網830を経由して一般電話831と通話でき、また、携帯電話網832を経由して携帯電話833との通話も可能としている。
次にIP電話の基本動作を、電話端末801からソフトフォン812にダイヤル発信した例で説明する。電話端末801からダイヤルすると、テレフォニーサーバ800はこれを電話端末からの発呼情報として受信する。テレフォニーサーバは、ソフトフォン812の電話状態などを確認した後、電話端末801にソフトフォンのIPアドレス843を、ソフトフォン812に電話端末のIPアドレス842をそれぞれ通知する。その後、双方の電話端末はお互いに相手のIPアドレスに対して音声パケットを送受信し合うことにより接続し、音声通信を実現する。映像通信についても同様の接続方式により、映像機能を持つソフトフォン間で映像パケットを送受信し合うことにより接続し、映像通信を実現する。
前記TCシステムにおけるTC端末でのIP電話機能の実現には、いくつかの技術的な課題がある。TC端末ではアプリケーションプログラムの実行はTCサーバ側で行っているため、電話プログラムであるソフトフォンをTCサーバ側で実行してもTC端末側では通話できないことになる。仮にこれが実現できても、TCサーバ上では仮想的に複数のソフトフォンが動くことになり、従来のIPアドレス交換方式による呼制御では、TCサーバ上の仮想端末を特定することができないという課題がある。この呼接続方法の一つとして、例えば特許文献1がある。すなわち、TCサーバに複数台のTC端末が接続した場合に、外部からTC端末を識別することができない課題を解決する手法を示しているものである。
特開2003−158534号公報
前記特許文献1の方法では、前記TCシステムにおいて複数のソフトフォンがTCサーバ上で実行されており、かつ、その中で個々の電話端末を特定している方式である。このため、TC端末と外部のIP電話端末との通話は、すべてTCサーバを経由する通話となり、IP電話の基本動作の特徴である端末対端末での通話が実現できなかった。
また、TC端末がTCサーバと同じネットワークセグメントに存在することが前提であるため、社外や無線LANを経由した場合でのTC端末による通話を実現できない。
本願発明は、TC端末と通信端末との通信を、TCサーバを経由することなく、実行することが可能なシステム、方法を提供することにある。
本願発明は、係る課題に鑑みなされたものであり、TC端末側に例えばネットワーク上の電話機と通話可能とするための通信制御手段を設け、TC端末と通信端末との呼設定は、TCサーバ経由で実行し、TC端末と通信端末との通信はTCサーバを経由することなくネットワークを介して実行してなる。その具体的手段は請求項に記載したとおりにある。
本発明によれば、TC端末を、例えばIP電話端末、TV電話端末、映像受信端末等としても利用することができるようになる。このため、TC端末の利用によりアドレス帳などの個人情報が漏えいする危険性は無く、そのTC端末で、例えば、社外の出張先や自宅など、どこにいても自業務にあわせて安全に音声や映像などの通信が出来るようになる。
また、TCサーバを経由することなく通信が可能であるため、サーバ処理による処理ボトルネックやネットワークトラフィックの最適化を図ることができる。
また、TC端末ではデータ、音声、映像等を蓄積することができないため、映像配信サービス時の著作権保護が可能となる。
出願人は、まず、従来のモバイルPCの紛失などによる情報漏洩を防止する目的から図9に示すようなパーソナルTCシステムを考えた。すなわち、個人が自由に利用可能なTC端末960と、そのTC端末のアプリケーションプログラムやデータ等を管理する、例えばデスクトップTCサーバ930と、それらを接続するネットワーク990とから構成し、TCサーバ930は、OS933、アプリケーションプログラム937、端末IPアドレスを格納する領域936を有する記憶装置934、CPU931、メモリ932、リモコンSV935等を備えており、TC端末960は、OS972、ICカード制御部976、デバイス制御部973、CPU974、サーバIPアドレスを格納する領域981を有するメモリ975、リモコンCL971等を備え、さらにサーバIP格納領域982を有するICカード962およびキーボード963、表示装置961等からなる入出力装置を備えている。TCサーバとTC端末との間の入出力情報の送受は、リモコンSV935とリモコンCL971とで、それぞれIPパケットの送受信により実行される。ICカード962は、不正接続防止のための個人認証デバイスとして利用する。例えば、ICカード962内にあらかじめ個人認証番号とパスワードを保管しておき、PTCサーバへの接続の際、入力された個人認証番号とパスワードを一致させることにより接続可否を制御する。
本発明は、図9に示すパーソナルTCシステムを前提としており、以下に、パーソナルTCシステムの構成と基本動作を説明する。以下、PTCは「パーソナルシンクライアント」の略称として使用する。
PTCシステムは、PTCサーバ930と、PTC端末960と、これらを接続するネットワーク990から構成される。PTCサーバ930は、CPU931、メモリ932、記憶装置934、OS933、アプリケーションプログラムであるAP937、リモコンSV935から構成される。PTCサーバ930は、入出力装置を持つデスクトップPCでも良い。PTC端末960は、CPU974、メモリ975、デバイス制御部973、ICカード制御部976、OS972、リモコンCL971から構成される本体970と、マウス964、キーボード963の入力装置と、表示装置961と、ICカード962から構成される。本構成によると、PTC端末960は、外部記憶装置を持たない為、いわゆるアプリケーションプログラムの実行はできないが、個人情報などのデータを記憶することができないため、紛失時などの情報漏洩の心配は無い。ネットワーク990は、例えば、インターネット991や有線LANや無線LANなどであり、IPアドレスにより相手を特定できるネットワークである。
PTCシステムは、PTCサーバ930とPTC端末960間の通信が確立されて機能する。通信の確立は、接続待ち状態にあるPTCサーバのリモコンSV935に、PTC端末のリモコンCL971が通信開始要求を出すことによりリモコン間での通信が確立する。通信開始要求を送信するIPアドレスには、メモリ975のサーバIPアドレス格納領域981にあらかじめ設定されているPTCサーバのIPアドレスを利用する。また、ICカード接続時には、ICカード962のサーバIPアドレス格納領域982に設定されているIPアドレスを利用する。これにより、PTC端末を特定せずに、個人毎に自分のPTCサーバに接続できるようになる。リモコンCL971から最初に通信開始要求が来ると、リモコンCL971から送られてくるIPアドレスを記憶装置934の端末IPアドレス格納領域936に格納する。その後は格納されたIPアドレスに対して通信を行う。また、通信の終了時には、端末IPアドレス格納領域936のIPアドレスを消去する。
PTCサーバとPTC端末間の通信が確立された状態では、PTCシステムは次のように動作する。PTC端末960のマウス964やキーボード963の入力操作は、リモコンCL971からPTCサーバ930に入力情報950として送信される。PTCサーバ930のリモコンSV935は、これを受け取り、PTCサーバ930への入力情報としてOS933に渡す。OS993はリモコンSV935からの入力情報に応じた処理を実行し、これらの処理結果である画面情報等が、リモコンSV935から出力情報951としてPTC端末960に送信される。リモコンCL971は、これを受信し、OS972を介して表示装置961に出力する。
ここで、本構成の特徴は、TCサーバ930が入出力装置を省いた構成としたこと、およびTC端末960には、入出力装置のみを持たせ、これらをリモート接続する構成としたことにある。本構成によるTCサーバ930を、セキュリティが確保されたエリアに設置することにより、TC端末960を外部で紛失した場合でも、情報漏洩の可能性は極めて小さくすることができる。
本願発明は、係るパーソナルTCシステムの特徴を生かし、さらに音声や映像等の通信機能、例えば電話機能、TV電話機能、音楽映像受信機能等を可能としたものである。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電話機能実現システムの構成を示す図である。本発明によるシステム構成は、図9に示すPTCサーバ930およびPTC端末960に、それぞれ必要機能を追加した構成である。すなわち、PTCサーバ110は、図示していないが、図9のPTCサーバ930と同一の構成を備えており、さらに、呼制御部112から構成されるサーバ側電話制御部111が追加されている。また、PTC端末120は、図9のPTC端末960と同一の構成を備えており、さらに、デバイス制御部122と音声パケット通信部123から構成される端末側電話制御部121が追加されている。また、PTC端末120には、ハンドセット130が接続できるように構成されている。よって、本発明に係るシステム構成としては、PTCサーバ110とPTC端末120とネットワーク990から構成されるPTCシステム100となる。
サーバ側電話制御部111は、テレフォニーサーバ800と呼制御部112を介して呼接続を行い、かつPTC端末120が電話端末として機能できるように、端末側電話制御部121と電話制御情報の送受信を行なう。
端末側電話制御部121は、サーバ側電話制御部111と電話制御情報140の送受信を行い、ハンドセット130の制御や音声パケット通信部123の制御を行なう。
デバイス制御部122は、ハンドセット130が持つ各種機能を制御するものであり、それ故、ハンドセット130の種別に対応して実装される。
ハンドセット130は、例えば、USBインターフェースなどでPTC端末120に接続される。ハンドセット130の基本機能は、音声データの入出力のほか、キー入力、ランプ表示、オフフック、発着信音発生などである。また、その形態としては、固定電話タイプ、ヘッドセットタイプなどの形態がある。
テレフォニーサーバ800は、前述の通り、電話端末(PTC端末120と電話端末801)同士を接続する電話交換機の機能を有し、この電話交換機能を行なうために、内部には、電話番号の管理テーブルを備えている。管理テーブルは、電話番号と呼制御先IPアドレスから構成され、これを参照することにより、電話番号から接続先端末を特定して呼接続処理を行なうことが可能となる。本発明におけるPTCシステム100では、テレフォニーサーバ800と呼接続を行なうのはPTCサーバ110であるが、電話番号としてはPTCシステム100に一つの番号を割り当てる。具体例として、PTCサーバ110、PTC端末120、テレフォニーサーバ800、電話端末801にそれぞれIPアドレス「192.168.1.1」、「192.168.1.2」、「192.168.10.1」、「192.168.1.3」を割り当てる。また、PTCシステム100に電話番号「3000」を割り当て、電話端末801に「3001」を割り当てた様子を図11に示す。また、この時のテレフォニーサーバ800の電話番号管理テーブルは図10に示す内容となる。
以下の具体例は、図11に示す電話番号およびIPアドレスが割り振られて電話システムが構成されていることを前提として説明する。また、電話端末801は、IP電話機として説明し、テレフォニーサーバ800と呼接続を通して電話の発着信ができ、音声パケットの送受信による電話端末同士の通話ができるものとする。
次に、本発明の実施の形態に係るPTC端末120における電話機能実現の動作を、図12および図13を用いて詳細に説明する。図12および図13において、IPテレフォニーサーバにはPTCサーバおよび電話端末が登録された状態にあり、図11に示す電話番号管理テーブルが作成されているものとする。また、PTC端末120の情報送受信処理は端末側電話制御部121が、PTCサーバ110の情報送受信処理はサーバ側電話制御部111が実行する。
図12は、PTC端末120から電話端末801への電話発信時の呼接続の流れを示すシーケンス図である。
PTC端末120に装着されたハンドセット130から通話先電話端末の電話番号(相手先電話番号)「3001」をダイヤルすると、PTC端末120の端末側電話制御部121からリモコンCL971を通してPTCサーバ110のリモコンSV935を通してサーバ側電話制御部111に「3001番へ発信」要求する入力情報1201を送信する。
PTCサーバ110は、この要求情報に基づきテレフォニーサーバ800に対して、相手先電話番号「3001」と通話先IPアドレス1「192.168.1.2」をパラメータとした呼接続要求情報1202を送信する。この時、通話先IPアドレス1「192.168.1.2」は、記憶装置934内の端末IPアドレス格納領域936にパラメータとして格納される。
IPテレフォニーサーバ800は、上記呼接続要求情報1202に基づきパラメータに指定されている電話番号「3001」から、電話番号管理テーブル1001を参照して、呼接続先IPアドレス「192.168.1.3」を特定し、電話端末801に呼接続要求情報1203を送信する。この時、PTCサーバ110から受信した通信先IPアドレス「192.168.1.2」をパラメータとして送信する。また同時に、PTCサーバ110には呼出し中であることを示す情報1204を送信する。
PTCサーバ110は、呼出し中であることを示す情報1204を受信すると、PTC端末120に呼出し中であることを示す情報1205を送信する。
PTC端末120は、情報1205を受信し、該PTC端末の端末側電話制御部121がデバイス制御部122を通してハンドセット130を鳴動して呼び出し中の状態にする。
電話端末801は、テレフォニーサーバ800から呼接続要求情報1203を受信すると、着信処理により着信音を鳴らすと同時に、パラメータとして送られてきた通話先IPアドレス「192.168.1.2」を受け取る。その後、受話器を取るなどで通話可能な状態になると、通話OK1206を、テレフォニーサーバ800に送信する。
テレフォニーサーバ800は、通話OK1206を受信すると、PTCサーバに通話先IPアドレス2をパラメータとして通話OK1207を送信する。この時の通話先IPアドレス2には、電話番号管理テーブル1001から取得した電話端末のIPアドレス「192.168.1.3」がセットされる。
PTCサーバ110は、通話OK1207を受信し、PTC端末120にパラメータを含めて通話OK1208を送信する。
PTC端末120は、通話OK1208を受信し、該PTC端末の端末側電話制御部121は、パラメータ内の通話先IPアドレスを該PTC端末の音声パケット通信部123に送る。音声パケット通信部123は、送信する音声パケットの宛先に、受け取った通話先IPアドレス「192.168.1.3」を指定し、パケット送信(通話1209)を開始する。また同時に相手方から来るパケットの受信を開始する。
一方、電話端末801側は、通話可能な状態になると、テレフォニーサーバ800から受信した通話先IPアドレス「192.168.1.2」を宛先とする音声パケットの送信を開始し。同時に相手方から来るパケットの受信を開始する。
これにより、PTC端末120と電話端末801が、直接通話1209を開始することができる。
また、本説明では、PTC端末のハンドセットからダイヤル発信したが、PTCサーバ側にダイヤル発信する機能を持たせることも可能である。この場合は、図12に示すシーケンスにおいて1201の情報通知は無く、1202から始まるシーケンスとなる。
図13は、電話端末801からPTC端末120への電話発信、即ち、PTC端末120への電話着信時の呼接続の流れを示すシーケンス図である。
電話端末801から相手先電話番号「3000」をダイヤルすると、電話端末801は、接続先電話番号「3000」をパラメータとした呼接続要求情報1301を、テレフォニーサーバ800に送信する。IPテレフォニーサーバ800は、呼接続要求情報1301を受信すると、電話番号管理テーブル1001を参照して、呼接続先IPアドレス「192.168.1.1」を特定し、PTCサーバ110に、通話先IPアドレス3をパラメータとする呼接続要求情報1302を送信し、また電話端末801には呼出し中であることを示す情報1304を送信する。通信先IPアドレス3には、電話番号管理テーブル1001から取得した電話端末のIPアドレス「192.168.1.3」を設定する。
PTCサーバ110は、呼接続要求情報1302を受信すると、PTC端末120に、パラメータを含めた着信情報1303を送信する。
PTC端末120は、着信情報1303を受信すると、該PTC端末の電話制御部121により、デバイス制御部122を通してハンドセット130の着信音を鳴らし、音声パケット通信部123にパラメータ中の通話先IPアドレス「192.168.1.3」を通知する。
ハンドセット130の通話ボタン操作などにより通話可能な状態になると、PTC端末120は、PTCサーバ110に、通話OK1305を送信する。
PTCサーバ110は、通話OK1305を受信すると、記憶装置934内の端末IPアドレス格納領域936に格納されているPTC端末120のIPアドレス「192.168.1.2」をパラメータに設定し、通話OK1306をテレフォニーサーバ800に送信する。
テレフォニーサーバ800は、通話OK1306を受信すると、電話端末801にパラメータを含めた通話OK1307を送信する。
電話端末801では、通話OK1307を受信すると、パラメータ内の通話先IPアドレス4を取得し、これを音声パケット送信宛先に設定して、音声パケットの送信を開始する。また同時に相手方から来るパケットの受信を開始する。
一方、PTC端末120の端末側電話制御部121では、通話可能な状態になると、音声パケット通信部123は、通知された通話先IPアドレス3「192.168.1.3」を、音声パケット送信宛先に設定して、音声パケットの送信を開始する。また、同時に相手方から来るパケットの受信を開始する。
これにより、PTC端末120と電話端末801が直接通話1308できる。 また、図12および図13に示すように、電話端末801とPTC端末120間で電話の発着信および通話が可能となり、PTC端末120を一つの電話端末として利用することができる。
また、図12および図13に示す通話端末間のIPアドレス交換手順は、Voice over IP(ITU−T H.323やIETF SIPなど)の呼制御技術にも見られるものであるが、電話端末同士が相手のIPアドレスを交換できれば良く、これらのいずれかの呼制御手順に依存するものではない。
また、テレフォニーサーバ800が複数ある場合や、別の電話交換手段を用いる場合でも同様である。
図1の実施例によれば、ハンドセット130を接続した場合は、発信時のダイヤル入力や着信時の操作は、通常の電話機と同じような操作で利用することができる。
また、サーバ側電話制御部111をアプリケーションプログラムとして実装すると、多くの電話機能を利用することができる。PTCサーバ110には記憶装置を装備しているため、電話機能の環境設定のほか、電話帳機能や発着信履歴機能なども利用できる。
また、上記実施例の如く、サーバ側電話制御部の機能である電話帳などの個人情報などは、PTCサーバ110をセキュリティが確保されたエリアに設置することにより、PTC端末120を紛失した場合などでも個人情報が外部に漏れることはなくなる。
上記実施例では、PTC端末を電話端末として利用できる構成と方式を述べた。
次に、PTC端末をTV電話端末として利用できる構成と実現方式について述べる。
図14は、本発明の一実施の形態に係るTV電話機能実現システムの構成を示す図である。すなわち、音声通信部1421、映像通信部1422、パケット送受信部1423を備えたPTC端末1420と、呼制御部1412を持つTV電話制御部1411を備えたPTCサーバ1410と、複数のTV電話端末間の音声と映像との通信を確立できるTV電話サーバ1430と、指定された形式で音声と映像の送受信が可能で、例えば、マイク1446、スピーカー1443、ダイヤルキー1444、カメラ1441、表示画面1422などを装備しているTV電話端末1440と、これらを結合するIPネットワーク990から構成される。
本システム構成におけるPTCサーバ1410およびPTC端末1420は、図9に示すPTCサーバ930およびPTC端末960に、それぞれ必要機能を追加した構成である。すなわち、PTC端末1420は、図示していないが、図9のPTC端末960と同一の構成を備えており、さらに、音声や映像データをIPパケットとして送受信できる音声映像パケット通信部1423と、ハンドセット130を制御し、音声通信を可能とする音声通信部1421と、カメラ813を制御し映像通信を可能とする映像通信部1422が追加されている。また、PTCサーバ1410は、図示していないが、図9のPTCサーバ930と同一の構成を備えており、さらに、呼制御部1412を含み、PTC端末内の音声通信部1421、映像通信部1422をリモコン経由で制御するTV電話制御部1411が、アプリケーションプログラム937の一つとして追加されている。
PTCサーバ1410は、前述したように、PTC端末のIPアドレスを記憶装置934に保持している。さらに、音声通信部1421で扱うことのできる音声コーデック情報や、映像通信部1422で扱うことができる映像フォーマット情報などの通信属性情報を、記憶装置934に保持している。ここでは、映像フォーマット情報として「MPEG2」と「MPEG4」が保存されているものとする。
TV電話端末1440は、自端末で扱うことができる音声コーデック情報や映像フォーマット情報などの通信属性情報を記憶領域1445に保持している。ここでは、映像フォーマット情報として「MPEG1」と「MPEG4」が保存されているものとする。
本システム構成において、通信のためのIPアドレスとして、PTCサーバ1410には「10.0.1.1」を、PTC端末1420には「10.0.1.2」を、TV電話サーバ1430には「10.0.2.1」を、TV電話端末1440には「10.0.3.1」をそれぞれ割当てる。
次に、本構成におけるPTC端末とTV会議端末との接続確立の流れを、図15および図16のシーケンス図を用いて詳述する。
図15および図16において、音声通信1501までの接続確立の流れは、図12の(1201〜1208)または図13の(1301〜1307)に示しているため省略する。
図15は、PTC端末1420からTV電話端末1440に映像通信1511を接続確立するシーケンスである。
まず、PTCサーバ1410が映像接続要求をTV電話サーバ1430に送信する(ステップ1502)。
この時に付加するパラメータaには、PTC端末1420のIPアドレスと、PTC端末が扱える映像フォーマット情報の第一候補を設定する。具体的には、IPアドレスは「10.0.1.2」であり、映像フォーマット情報は「MPEG2」である。
TV電話サーバ1430はこれを受信し、TV電話端末1440にパラメータaと共に映像接続要求を送信する(ステップ1503)。
TV電話端末1440はこれを受信すると、要求された映像フォーマットで映像通信ができるかどうかのパラメータ評価を実行する(ステップ1504)。
ここでは、映像フォーマット情報として「MPEG2」を要求されているため、自端末の能力と合わないと判断しNGとなる。
評価がNGの場合は、TV電話サーバ1430にNGを送信する(ステップ1505)。
TV会議サーバ1430はこれを受信し、PTCサーバ1410にNGを送信する(ステップ1506)。
PTCサーバ1410はこれをを受信すると、映像フォーマット情報から次候補を探し出してこれをパラメータaに設定し、再び映像接続要求1502を送信するリトライ処理を実行する(ステップ1507)。
ここでは、次候補として「MPEG4」が探し出されてパラメータaに設定される。
再び、ステップ1502、ステップ1503を経て、TV電話端末1440にてパラメータ評価を実行する(ステップ1504)。
今回は映像フォーマットが「MPEG4」が要求されているため、自端末の能力に合うと判断しOKとなる。
評価がOKの場合は、TV電話サーバ1430にOKを送信する(ステップ1508)。
この時、自端末のIPアドレスである「10.0.3.1」を設定したパラメータbを付加する。
TV電話サーバ1430はこれを受信すると、パラメータbを付加してPTCサーバ1410にOKを送信する(ステップ1509)。
PTCサーバ1410はこれを受信すると、PTC端末1420に映像送受信開始指示を出す(ステップ1510)。
この時に付加するパラメータcには、通信相手端末のIPアドレスと、映像フォーマット情報を設定する。ここでは、IPアドレスとして「10.0.3.1」、映像フォーマット情報としては、上記ステップにて最終決定された映像フォーマット「MPEG4」を設定する。
PTC端末1420はこれを受信すると、通知されたIPアドレス「10.0.3.1」に対して、通知された映像フォーマット「MPEG4」で映像映像パケットの送受信を開始する。
一方、TV電話端末1440は、ステップ1508を実行した後、パラメータaで取得したIPアドレス「10.0.1.2」に対して、上記ステップにて最終決定された映像フォーマット「MPEG4」で映像パケットの送受信を開始する。
これにより、PTC端末1420とTV会議端末1440間で映像通信1511を確立し、前記ネットワーク990を介した映像通信1453を構成できる。
図16は、TV電話端末1440からPTC端末1420に映像通信1511を接続確立するシーケンスである。
まず、TV電話端末1440が、映像接続要求をTV電話サーバ1430に送信する(ステップ1602)。
この時に付加するパラメータdには、TV電話端末1440のIPアドレスと、TV電話端末1440が扱える映像フォーマットの第一候補を設定する。具体的には、IPアドレスは「10.0.3.1」であり、映像フォーマットは「MPEG1」である。
TV電話サーバ1430はこれを受信し、パラメータdと共に映像接続要求をPTCサーバ1410に送信する(ステップ1603)。
PTCサーバ1410はこれを受信すると、要求された映像フォーマットで映像通信ができるかどうかのパラメータ評価を実行する(ステップ1604)。
ここでは、映像フォーマットとして「MPEG1」を要求されているため、自端末の能力と合わないと判断しNGとなる。
評価がNGの場合は、TV電話サーバ1430にNGを送信する(ステップ1605)。
TV会議サーバ1430はこれを受信し、TV電話端末1440にNGを送信する(ステップ1606)。
TV電話端末1440はこれを受信すると、映像フォーマット情報から次候補を探し出してこれをパラメータdに設定し、再び映像接続要求1602を送信するリトライ処理を実行する(ステップ1607)。
ここでは、次候補として「MPEG4」が探し出されてパラメータdに設定される。
再び、ステップ1602、ステップ1603を経て、PTCサーバ1410のパラメータ評価を実行する(ステップ1604)。
今回は映像フォーマットとして「MPEG4」が要求されているため、自端末の能力に合うと判断しOKとなる。
評価がOKの場合は、PTCサーバ1410は、TV電話サーバ1430にOKを送信し(ステップ1608)、PTC端末1420には送受信開始指示を送信する(ステップ1610)。
ステップ1608では、PTC端末のIPアドレスである「10.0.1.2」を設定したパラメータeを付加する。
ステップ1610では、通信相手端末のIPアドレスと、映像フォーマットが設定されるパラメータfを付加する。ここでは、パラメータdから取得したIPアドレス「10.0.3.1」と、上記ステップにて最終決定された映像フォーマット「MPEG4」が設定される。
TV電話サーバ1430は、ステップ1608のOKを受信すると、TV電話端末1440にパラメータeを付加してOKを送信する(ステップ1609)。
TV電話端末1440はこれを受信すると、パラメータeで取得したIPアドレス「10.0.1.2」に対して、上記ステップにて最終決定された映像フォーマット「MPEG4」で映像パケットの送受信を開始する。
一方、PTC端末1420は、ステップ1610を受信すると、パラメータfを参照し、通知されたIPアドレス「10.0.3.1」に対して、通知された映像フォーマット「MPEG4」で映像映像パケットの送受信を開始する。
これにより、PTC端末1420とTV会議端末1440間で映像通信1511が確立でき、前記ネットワーク990を介した映像通信1453を構成できる。
本実施例では、音声と映像は独立して通信を確立しているため、音声を通信する端末と映像を通信する端末を別にすることも可能であり、音声のみ、映像のみなどの通信確立も可能である。
また、複数のPTC端末間で音声および映像の接続をすることも可能であり、本構成にて容易にTV会議を実現することができる。
また、TV電話サーバの持つ通信確立手段を、PTCサーバとTV会議端末のそれぞれに備えることにより、TV電話サーバを経由しなくても接続することも可能である。
本実施例における特徴は、PTC端末の映像フォーマット能力をPTCサーバが持ち、TV電話端末の映像フォーマット能力とを交換し、双方で通信可能な映像フォーマットを決定する方式にある。
また、本実施例では、映像フォーマットの能力交換を示したが、映像フォーマットの能力交換に限らず、音声におけるコーデックやテキストにおける文字フォントの交換など、通信端末間の能力の違いを吸収する方式としても利用可能である。
上記実施例では、PTC端末をTV電話端末として利用できる構成と方式を述べた。
次に、PTC端末を、例えば音楽や映画などのコンテンツ配信サーバと接続し機能する端末となる構成と実現方式について述べる。
図17は、本発明の実施の形態に係る映像受信機能実現システムの構成を示す図である。
すなわち、受信した映像コンテンツを再生するPTC端末1720と、制御情報a1750にてPTC端末1720を制御し、映像配信制御部1712と映像受信制御部1711とを備えたPTCサーバ1710と、映像コンテンツを蓄積する記憶装置1742を備え、制御情報b1752に基づき、指定された端末に映像コンテンツを配信するプログラム1741を備えた、映像配信サーバ1740と、映像配信サーバ1740を制御し、映像配信制御を行なうプログラム1731を備えた、映像配信管理サーバ1730と、それらを接続するネットワーク990とから構成される。
本システム構成におけるPTCサーバ1710およびPTC端末1720は、図9に示すPTCサーバ930およびPTC端末960に、それぞれ必要機能を追加した構成である。すなわち、PTC端末は、図示していないが、図9のPTC端末960と同一の構成を備えており、さらに、IPパケットとして受信した音声映像データから、音声データと映像データとして取り出す音声映像パケット通信部1722と、制御情報a1750で指定された変換方式により、音声データはスピーカーに、映像データは画面表示に、音声と映像の同期を取って出力できる音声映像処理部1721と、外部接続されるスピーカー1729が追加されている。また、PTCサーバ1710は、図示していないが、図9のPTCサーバ930と同一の構成を備えており、さらに、映像配信制御部1712を含む映像受信制御部1711が、アプリケーションプログラム937の一つとして追加されている。
PTCサーバ1710は、PTC端末1720内の音声映像処理部1721で扱うことができる映像フォーマット情報などを、記憶装置934に保持している。
映像配信管理サーバ1732は、映像配信サーバ1740が配信可能な映像フォーマット情報などを、記憶領域1732に保持している。
本システム構成において、映像通信を実現するため、PTCサーバ1710に「10.0.1.1」を、PTC端末1720に「10.0.1.2」を、映像配信管理サーバ1730に「10.0.2.1」を、映像配信サーバ1740に「10.0.3.1」をIPアドレスとしてそれぞれ割当てる。
次に、本構成におけるPTC端末1720と映像配信サーバ1740との映像配信接続確立の流れを、図18のシーケンス図を用いて詳述する。
まず、PTCサーバ1710が、映像配信管理サーバ1730に、パラメータgを付加した映像配信要求を送信する(ステップ1801)。
このパラメータgには、映像配信のために必要な情報を設定するものであり、例えば、どの映像コンテンツを、どの映像フォーマットで、どの端末に配信するかを指定する。ここでは、映像コンテンツは「映画1」、映像フォーマットは「MPEG4」、配信先IPアドレスは「10.0.1.2」を設定する。
映像配信管理サーバ1730はこれを受信すると、パラメータgの指定内容の確認を行う(ステップ1802)。
確認結果、特に問題が無ければ、PTCサーバ1710にはパラメータhを付加したOKを送信し(ステップ1803)、映像配信サーバ1740にはパラメータgを付加した配信開始指示を送信する(ステップ1804)。
ステップ1803のパラメータhには、映像配信の確定情報が設定される。ここでは、映像配信サーバのIPアドレス「10.0.3.1」、映像フォーマット「MPEG4」などが設定される。
PTCサーバ1710は、ステップ1803のOKを受信すると、受信したパラメータhを付加して、PTC端末1720に受信開始指示を出す(ステップ1805)。
一方、映像配信サーバ1740は、ステップ1804の配信開始指示を受信すると、パラメータgで指定された内容に従い、指定されたIPアドレス「10.0.1.2」に、指定された映像コンテンツ「映画1」を、指定された映像フォーマット「MPEG4」にて映像配信を開始する(ステップ1806)。
PTC端末1720は、ステップ1805で受信開始指示を受信すると、パラメータhの指定内容に従い、指定されたIPアドレス「10.0.3.1」から来る映像パケットの受信を開始し、受信した映像データを指定された映像フォーマット「MPEG4」で再生する(ステップ1807)。
以上により、映像配信サーバ1740とPTC端末1720の映像配信1808が確立でき、PTC端末1720にて映像コンテンツを再生することができるようになる。
映像配信管理サーバ1730は、映像配信サーバ1740と筐体的には一体であっても良い。
また、配信サーバと端末間で映像フォーマットの違いが発生する場合は、図15における能力解決方式(ステップ1502〜ステップ1507)を、ステップ1801〜1803に適用することにより解決できる。
また、本実施例では、映像コンテンツの配信サーバへの接続の実現を示したが、例えば音楽コンテンツ配信やニュースなどのテキストコンテンツ配信の場合でも、まったく同様な方式で、PTC端末をコンテンツ配信サーバに接続することが可能である。本実施例における特徴は、PTCサーバが持つPTC端末で扱うことができる映像フォーマット情報と、映像配信管理サーバが持つ映像配信サーバの映像フォーマット情報とを交換して、映像配信サーバからPTC端末が映像データを受信できるところにある。
図2は、本発明の実施の形態に係るマイク231とスピーカー232を装備したPTC端末200のブロック構成を示す図である。本実施例では、図1におけるPTC端末120に接続されているハンドセット130に代えて、マイク231とスピーカー232を接続出来るように構成したものである。図2において、PTC端末200には、アナログデジタル変換部220(以下、AD変換部と略す)を装備し、これとマイク231およびスピーカー232を接続できる構成とする。端末側電話制御部210には、発着信音制御部211を装備する。AD変換部220および発着信音制御部211は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアのいずれでも良く実装の形は問わない。
図2の構成における通話機能の実現方式は次の通りである。図12における通話1209状態において、マイク231とスピーカー232を通して入出力されるアナログデータ241を、AD変換部220を通すことによりデジタルデータ242に変換し、これを音声パケット通信部123と入出力することにより、相手との通話ができる。
図2の構成における呼出し音および着信音の実現方式は次の通りである。呼出し音は、図12において、PTC端末200が呼出し中を示す情報1205を受信すると、端末側電話制御部210が発着信音制御部211に呼出し音発生を通知する。発着信音制御部211は、これを受けて呼出し音データ212をAD変換部220に送信することにより、スピーカー232から呼出し音が鳴る。また、着信音は、図13において、PTC端末200が着信1303を受信すると、端末側電話制御部210が発着信音制御部211に着信を通知する。発着信音制御部211は、これを受けて着信音データ213をAD変換部に送ることにより、スピーカー232から着信音が鳴る。
図2の構成におけるダイヤルなどの電話操作の実現方式は次の通りである。図1におけるサーバ側電話制御部111は、画面上から入出力できるインターフェースを持っており、PTCサーバ110が起動されている状態では、PTC端末200の表示装置961には、図6に示す入出力画面601が表示されている。電話発信時は、マウス964またはキーボード963操作によりダイヤル入力して発信することができる。また、電話着信時は、画面上のオフフックボタンを指定するなどで、通話を開始することができる。
図2の構成によれば、マイク231やスピーカー232でも電話機能を利用することができるため、マイク231とスピーカー232が一体となったヘッドセットなどの利用も考えられる。
図4は、音声パケット通信部123をPTCサーバ側に装備したPTCシステム400の構成を示す図である。
図4の構成において、PTC端末420を一つの電話端末として利用する場合、図12または図13で示す呼接続処理における通話先IPアドレス指定を、PTCサーバ410のIPアドレスを指定することにより実現できる。具体的には、図12において、テレフォニーサーバ800に呼接続要求を出す時の通話先IPアドレスパラメータとして、PTCサーバ410のIPアドレスである「192.168.1.1」を設定する。また、図13において、テレフォニーサーバ800に通話OKを出す時の通話先IPアドレスパラメータとして、PTCサーバ410のIPアドレスである「192.168.1.1」を設定する。これにより、電話端末801とPTCサーバ410間で音声パケット通信ができるようになる。
音声パケット通信部123は、音声パケットデータを音声データに変換した後、端末側電話制御部421に音声データを送受信し、端末側電話制御部421は、デバイス制御部122を通して、ハンドセット130へ音声入出力を行なう。
図4の構成によれば、PTCサーバ410上を音声データ441が通るため、PTCサーバ410上で動作する音声録音プログラムなどを利用することにより、容易に通話録音を実現できるようになる。
なお、音声パケット通信部123は、図1で示すようにPTC端末120側に装備することも、図4で示すようにPTCサーバ410側に装備することもでき、あるいは、PTCサーバ410とPTC端末420の両方に装備して、利用目的に応じて切替えて使用するなどが考えられる。
図5は、図1で示す呼制御部112を、PTC端末500側に装備したPTC端末500のブロック構成を示す図である。
図5の構成では、PTC端末500のみで電話機能を構成している為、PTCサーバ110の動作に全く依存せずにPTC端末500を一つの電話端末として利用することができる。
図5の構成において、PTC端末500を一つの電話端末として電話システムを構築する場合、テレフォニーサーバ800内の電話番号管理テーブル1001には、「3000」に対応する呼制御先IPアドレスとして「192.168.1.2」が設定される。これにより、テレフォニーサーバ800とPTC端末500が呼接続できるようになる。
図5の構成のように、呼制御先IPアドレスと通信先IPアドレスが同じ場合には、図12および図13の呼接続手順において、通話先IPアドレスには呼接続先IPアドレスを設定するか、もしくは、パラメータ設定をしないことも考えられる。通信先IPアドレスがパラメータ設定されていない場合、テレフォニーサーバ800は、電話番号管理テーブル1001を参照して、呼接続先IPアドレスを通信先IPアドレスとして相手に通知することによりお互いのIPアドレスを交換することができる。
図5の構成によれば、PTCサーバ110に全く依存せずにPTC端末500だけで電話機能を利用できるようになるため、例えば、PTCサーバ110の電源が入っていない場合でも電話はかけられるようになる。
図3は、PTC端末320にICカード330を接続できるように構成し、ICカード330から情報を読み出すICカード制御部321を装備したPTC端末320のブロック構成と、これを利用したPTCシステム300の構成および電話機能実現方式を説明する図である。
ICカード330には、電話番号格納領域331に、あらかじめ電話番号を登録しておく。ICカード330が挿入されると、端末側電話制御部341は、ICカード制御部321を通して、ICカード330内の電話番号格納領域331に格納されている電話番号を読み出し、サーバ側電話制御部111に、新電話番号をパラメータとして電話番号登録通知を送信する。
サーバ側電話制御部111は、これを受信し、呼制御部112を通してテレフォニーサーバ800に新電話番号の登録要求340を出す。
テレフォニーサーバ800では、登録要求340を受付けると、電話番号管理テーブル上のIPアドレスに該当する電話番号を新電話番号に書き換える。
これにより、PTCシステム300の電話番号が新しくなり、他の電話端末からは新電話番号にて接続できるようになる。
また、ICカード330を接続する構成としては、図3におけるPTCサーバ110に接続する構成や、図5に示すPTC端末500への接続の構成などが考えられるが、いずれの構成においても、電話番号の登録処理などは、上記と同様になる。
図3の構成による効果としては、ICカード330には、前述したように接続先PTCサーバのIPアドレスを登録することができる。これとあわせてICカード330に発信者情報をもたせることにより、ICカードを挿入するだけで、そのPTC端末320が個人のデスクトップPCに接続し、さらに、自分の内線番号を持つ電話端末とすることができる。これにより、安全なリモートオフィス環境を実現することができる。
また、PTC端末120のモバイル利用時には、例えば、サーバ側電話制御部111の機能である電話プログラムを、個人の携帯電話と連携する設定とすることにより、PTC端末120と携帯電話を持ち歩くスタイルが実現できる。
企業情報システムにおいて、TCシステムと同時にIP電話による内線電話網を構築する場合、自宅や出張先でのモバイル運用をより安全に快適に行なう環境を提供することができる。
パーソナルTC(PTC)システムにおける電話機能実現方式を説明するためのシステム構成図 PTC端末にマイクとスピーカーを接続した構成を示す図 PTCシステムにおけるPTC端末にICカードを構成した図 PTCシステムにおける音声パケット通信部をPTCサーバ側に装備した構成を示す図 PTC端末に呼制御部を装備した構成を示す図 PTC端末の画面表示に電話制御部の画面インターフェースを表示した図 一般的TCシステムの構成を示す図 一般的IP電話のシステム構成を示す図 PTCシステム構成を示す図 テレフォニーサーバが持つ電話番号管理テーブルを示す図 電話システムの動作を説明する為の電話番号とIPアドレスを割り振った具体例を示す図 PTC端末から電話端末へ電話発信する呼制御の流れを示すシーケンス図 PTC端末が電話端末から電話着信する呼制御の流れを示すシーケンス図 PTCシステムにおけるTV電話実現システム構成を示す図 PTC端末からTV電話端末に映像通信を接続確立する流れを示すシーケンス図 TV電話端末からPTC端末に映像通信を接続確立する流れを示すシーケンス図 PTC端末で映像受信機能を実現するシステムの構成を示す図 PTC端末と映像配信サーバとの映像配信接続確立の流れを示すシーケンス図
符号の説明
100:パーソナルTCシステム、110:パーソナルTCサーバ、111:サーバ側電話制御部、112:呼制御部、120:パーソナルTC端末、121:端末側電話制御部、122:デバイス制御部、123:音声パケット通信部、130:ハンドセット、140:電話制御情報

Claims (10)

  1. データ及びデータ作成プログラムを管理するクライアントサーバと、
    前記クライアントサーバを遠隔操作することが可能なクライアント端末と、
    前記クライアント端末と前記クライアントサーバが結合するネットワークと、
    音や映像を送受信または配信できる通信端末と、
    前記通信端末と通信を確立するための通信確立手段とが前記ネットワークに結合されたIP通信システムにおいて、
    前記クライアント端末、前記クライアントサーバのいずれか一方又は両方に通信を確立するための通信制御手段を設け、
    前記通信制御手段を用いて前記クライアント端末と前記通信端末との通信確立のとき、
    前記クライアント端末の通信能力を示す第1通信属性情報を、前記クライアントサーバ及び前記通信確立手段を介して前記通信端末に通知し、
    また、前記通信端末の通信能力を示す第2通信属性情報を、前記通信確立手段及び前記クライアントサーバを介して前記クライアント端末に通知し、
    これらの通信属性情報に基づき前記クライアント端末と前記通信端末との間の通信を確立し、
    前記ネットワークをもって前記クライアント端末と前記通信端末との通信路を構成することを特徴とするIP通信システム。
  2. データ及びデータ作成プログラムを管理するクライアントサーバと、
    前記クライアントサーバを遠隔操作することが可能なクライアント端末と、
    前記クライアント端末と前記クライアントサーバが結合するネットワークと、
    電話機能を有する通信端末と、
    前記通信端末からのダイヤル情報に対応して呼設定をする呼設定手段とが前記ネットワークに結合されたIP通信システムにおいて、
    前記クライアント端末、前記クライアントサーバのいずれか一方又は両方にダイヤル情報を出力する通信制御手段を設け、
    前記通信制御手段を用いた呼設定のとき、
    前記クライアント端末の第1識別情報を、前記クライアントサーバ及び前記呼設定手段を介して前記通信端末に通知し、
    また、前記通信端末の第2識別情報を、前記呼設定手段及び前記クライアントサーバを介して前記クライアント端末に通知し、
    これらの識別情報に基づき前記クライアント端末と前記通信端末との間の呼を設定し、
    前記ネットワークをもって前記クライアント端末と前記通信端末との通信路を構成することを特徴とするIP通信システム。
  3. 前記通信制御手段が、前記クライアント端末からダイヤル情報を出力又は前記クライアント端末からの指示に基づき前記クライアントサーバに登録済みのダイヤル情報(電話帳)を読出し出力する通信制御部を含み、
    前記呼設定手段が、前記ダイヤル情報を受け、前記クライアントサーバ及び前記通信端末との間での呼制御に基づき前記クライアント端末と前記通信端末との間の呼設定を行なうことを特徴とするテレフォニ−サーバである、請求項1記載のIP通信システム。
  4. 前記クライアント端末が、
    前記通信端末との間で音声通信又は映像通信を行なうパケット通信部、
    前記クライアント端末に接続されるハンドセットまたはカメラを含む音声映像通信機器の制御を行なうデバイス制御部を含む、前記クライアントサーバとの間で通信制御を行なう前記通信制御手段が内蔵されたPCからなり、
    前記通信端末が、IP電話機又はIPテレビ電話機からなり、
    前記第1識別情報が、前記クライアント端末の通話元IPアドレスであり、
    前記第2識別情報が、前記IP電話機の通話先IPアドレスであり、
    前記呼設定手段が、前記クライアント端末の通話元IPアドレス、前記IP電話機又はIPテレビ電話機の通話先IPアドレスに基づき前記IP電話機又はIPテレビ電話機、前記クライアントサーバに対して呼制御及び呼接続を行って呼設定を行なう制御部を含むテレフォニ−サーバからなり、
    前記クライアント端末のパケット通信部が、前記ネットワークに接続され、前記ハンドセット、前記カメラ、前記IP電話機、前記IPテレビ電話機のいずれかからの音声映像の通信を可能とする、請求項1記載のIP通信システム。
  5. 通信制御情報の送受を行なう送受信部を含むクライアントサーバと、
    通信制御情報の送受を行なう送受信部を含むクライアント端末と、
    IP端末と、
    前記クライアントサーバと前記各端末とを接続するIPネットワークとの組み合わせにおいて、
    前記クライアント端末から前記IP端末又はその逆に、前記クライアントサーバを介して呼出し、該呼出しステップに応じて第1又は第2の通話先IPアドレスを、前記クライアントサーバを介して通話先IP端末又は通話先クライアント端末へ送出するステップと、
    前記第1又は第2の通話先IPアドレスを取得し、該IPアドレスに応答して通話OK通知を前記IP電話端末から前記クライアント端末又はその逆に、前記クライアントサーバを介して第1又は第2の通話先IPアドレスを、前記クライアントサーバを介して通話先クライアント端末又は通話先IP端末へ送出するステップと、
    前記クライアント端末又は前記IP端末からの呼出し及び、前記第1、第2のIPアドレスに基づき前記IP端末と前記クライアント端末とを前記IPネットワークを介して通信路を構成するステップとを備え、
    前記IP端末と前記クライアント端末間の通信を、前記IPネットワークを介して可能とすることを特徴とする通信制御方法。
  6. IPネットワークに、通信制御部を含むクライアント端末、IP通信端末とともに接続され、
    通信制御部を含み、前記クライアント端末により遠隔操作が可能な、データ及びデータ作成プログラムを管理するクライアントサーバにおいて、
    前記クライアント端末、前記クライアントサーバのいずれかの通信制御部又は前記IP通信端末からのダイヤルに応答して前記両端末のIPアドレスを前記クライアント端末と前記IP通信端末との呼を設定する呼設定手段を介して前記IP通信端末、前記クライアント端末に送出し、
    該IPアドレスに基づき前記クライアント端末と前記IP通信端末間の呼を設定したとき、
    前記IPネットワークをもって前記クライアント端末と前記IP通信端末間の通信路を構成し、
    前記クライアント端末−前記ネットワーク−前記通信端末の経路をもって前記クライアント端末と前記通信端末との通信を可能とすることを特徴とするクライアントサーバ。
  7. データ及びデータ作成プログラムを管理するクライアントサーバ、IP通信端末とともにIPネットワークに接続され、
    前記クライアントサーバを遠隔操作でき、
    前記クライアント端末から前記IP通信端末への呼び出しに応答して通話元IPアドレスを前記クライアントサーバ側から前記クライアント端末と前記通信端末との間の呼設定を行なう呼設定手段を介して前記IP通信端末側に送信し、
    前記IP通信端末が前記呼び出しに応答したとき、前記IP通信端末の通話先IPアドレスを前記呼設定手段、前記クライアントサーバを介して受信するクライアント端末であって、
    前記クライアントサーバとの間で前記IPアドレスの送受を可能とする通信制御部と、
    マイク、スピーカーを含むハンドセットとカメラの接続を可能とするインターフェースを構成するデバイス制御部と、
    前記IPネットワークに接続されるインターフェースを構成するデータパケット通信部を備え、
    前記通信制御部により前記クライアントサーバ、前記呼設定手段を介して前記IP通信端末と呼設定したとき、
    前記ハンドセット又はカメラ−前記クライアント端末のデータパケット通信部−前記IPネットワークの通信路をもって前記IP通信端末との通信が可能なクライアント端末。
  8. 前記IP通信端末が、通話機能を有するIP電話またはIPテレビ電話である請求項7記載のクライアント端末。
  9. 前記クライアント端末が、個人認証情報を持つ外部記憶媒体が着脱されるインターフェース部及び外部記憶媒体から入力された個人認証情報を前記クライアントサーバに送信する機能を有する外部記憶媒体制御部を設けたことを特徴とする請求項7記載のクライアント端末。
  10. 前記クライアント端末が、個人認証情報を持つ外部記憶媒体が着脱されるインターフェース部及び外部記憶媒体から入力された個人認証情報を前記クライアントサーバに送信する機能を有する外部記憶媒体制御部を設けたクライアント端末であり、
    外部記憶媒体を前記インターフェース部に装着したとき、前記ネットワーク上のIP電話機又はIPテレビ電話機との通話が自動的に通話が可能となるように構成された
    請求項1記載のIP通信システム。
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