JPWO2004023769A1 - 通信システム - Google Patents
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Abstract
Description
特に、音声をIPで伝送するVoIP(Voice over IP)技術を利用して、音声電話をIPネットワーク上で提供するIP電話(インターネット電話)のサービスが実用化されてきている。IP電話は、既存の電話と比較して安い通話料で実現が可能であるため、今後のネットワーク技術の発展に伴って、ますます普及が進むものと考えられる。
今後、IP電話サービスの普及が進むと、IP電話サービスと携帯電話サービスの両方を利用する人が増えることが予想される。例えば、企業においては、全事業所を網羅した企業内のIP電話システムが構築される一方で、社員は個人連絡用の携帯電話機を持って、各事業所を移動して作業するといったケースが多くなる。
一方、従来のインターネット電話の技術として、着呼側のインターネット電話がインターネットにダイアルアップ設定されていなくても自動的に着信させるものがある。例えば、特開2001−177663号公報(段落番号〔0025〕〜〔0028〕,第1図)参照。
しかし、上記のようなIP電話機と携帯電話機の両方を利用できる環境に対し、電話をかける人は、電話を受ける相手がIP電話機の近くにいるかどうかはわからないことがほとんどである。したがって、発呼側のIP電話機から、着信相手が近くにいると思われる被発呼側のIP電話機へ電話し、もし相手がそのIP電話機付近にいなかった場合、あらためて相手の携帯電話機へ電話をかけ直すことになり、時間と手間がかかってしまう。
一方、従来、IP電話システムのIP電話網と携帯電話機の移動電話網は、それぞれ独立した通信網であるため、IP電話機から携帯電話機への発呼についてはサービスが提供されることは少なかった。また、サービスが提供される場合でも、IPネットワークと移動電話網を接続するゲートウェイ経由で携帯電話機へ発呼していた。
このような従来の接続形態を利用して、初めからIP電話機で相手の携帯電話機へ電話する場合でも、もし相手がIP電話機の近くにいたら、IP電話機から携帯電話機への通話は、IP電話機同士で通話するよりも通話料が高いために無駄となってしまう(なお、IP電話機と携帯電話機間の通話料は、携帯電話機同士の通話料よりも高い)。
このように、発信者は相手がどこにいるかがわからなければ(相手がIP電話機の近くにいるか否かがわからなければ)、IP電話機と携帯電話機の両方が使える環境であっても、双方の電話機を効率よく使用することができないといった問題があった。
また、上述した従来技術は、インターネット電話のダイアルアップ接続に関連したものであり、IP電話機と携帯電話機との適切な融合制御について考慮されたものではない。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、IPネットワークN1を介して音声通信を行う通信システム1において、発呼側IP電話機10と、携帯電話機20rとの接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機20rの携帯電話番号を読み取る接続制御部31と、識別情報と、携帯電話機20rが接続していれば携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知する電話接続情報通知部32と、から構成される被発呼側IP電話機30と、通知された電話接続情報を格納管理する電話接続情報格納管理部41と、発呼側IP電話機10から携帯電話機20rへ発呼要求があったとき、電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機20rが被発呼側IP電話機30に接続されていると判断した場合は、IP電話機10、30同士で通信を行うために、被発呼側IP電話機30に対して呼処理を行う通信制御部42と、から構成される音声制御サーバ40と、を有することを特徴とする通信システム1が提供される。
ここで、接続制御部31は、携帯電話機20rとの接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機20rの携帯電話番号を読み取る。電話接続情報通知部32は、識別情報と、携帯電話機20rが接続していれば携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知する。電話接続情報格納管理部41は、通知された電話接続情報を格納管理する。通信制御部42は、発呼側IP電話機10から携帯電話機20rへ発呼要求があったとき、電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機20rが被発呼側IP電話機30に接続されていると判断した場合は、IP電話機10、30同士で通信を行うために、被発呼側IP電話機30に対して呼処理を行う。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
図2は、被発呼側IP電話機の構成を示す図である。
図3は、携帯電話機の接続動作を示す図である。
図4は、携帯電話機の接続動作シーケンスを示す図である。
図5は、通話動作を示す図である。
図6は、通話動作シーケンスを示す図である。
図7は、通話動作シーケンスを示す図である。
図8は、本発明の通信システムの原理図である。
図9は、発呼側IP電話機の構成を示す図である。
図10は、携帯電話機の発呼動作を示す図である。
図11は、携帯電話機の発呼動作シーケンスを示す図である。
図12は、携帯電話機の発呼動作シーケンスを示す図である。
被発呼側IP電話機30は、接続制御部31と電話接続情報通知部32から構成される。接続制御部31は、携帯電話機20rとの接続インタフェース制御を行い、携帯電話機20rが接続すると、携帯電話機20rの携帯電話番号を読み取る。
電話接続情報通知部32は、電話接続情報を音声制御サーバ40へ通知する。電話接続情報は、識別情報と、さらに携帯電話機20rが接続していれば、読み取った携帯電話番号が含まれる。なお、識別情報とは、IPアドレス及び電話番号(IP電話番号)のことである。または、音声制御サーバ40がIPアドレスから電話番号への変換処理を行う場合は、電話番号は必ずしも含まなくてよい(すなわち、音声制御サーバ40で変換処理を行う場合は、IP電話機からのIP電話番号の通知は不要)。
音声制御サーバ40は、電話接続情報格納管理部41と通信制御部42から構成される。電話接続情報格納管理部41は、IPネットワークN1に接続しているIP電話機から通知された電話接続情報を格納管理する。
通信制御部42は、発呼側IP電話機10から携帯電話機20rへ発呼要求があったとき、電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機20rが被発呼側IP電話機30に接続されているか否かを判断する。
携帯電話機20rが被発呼側IP電話機30と接続していると判断した場合には、被発呼側IP電話機30に対して呼処理を行って、発呼側IP電話機10と被発呼側IP電話機30間の通話を可能とする。
なお、音声制御サーバ40は、IP電話通信として、MGCP(Media Gateway Control Protocol)プロトコルを用いる場合はコールエージェント、H.323プロトコルを用いる場合は、ゲートキーパに該当する。いずれも呼処理の詳細手順が異なるだけで、本発明は両方に適用できるので、以降では音声制御サーバ40をコールエージェント40として説明する(したがって、以降では、発呼側IP電話機10、コールエージェント40、被発呼側IP電話機30間のシーケンスは、MGCPプロトコルをベースとする)。
このように、本発明の通信システム1では、発呼側IP電話機10から相手の携帯電話機20rへ発呼したとき、着信相手が自分の携帯電話機20rを被発呼側IP電話機30に接続している場合には、携帯電話機20rが接続されている被発呼側IP電話機30へ着信させ、IP電話機同士での通話(IPネットワークN1上での音声通信)を可能にするものである。
ここで、本発明で対象とするIP電話の定義について説明する。本発明でいうIP電話は、ネットワークの一部または全部においてIPネットワーク技術を利用して提供する音声電話サービスのことで、IPネットワークとしてインターネットを利用するインターネット電話の上位の概念とし、インターネット電話はIP電話に包含されるものとする。
また、本発明のIP電話機は、以下の(1)〜(4)のすべての形態を含むものとする。
(1)IPネットワーク(なお、アクセスネットワークを一旦経由してIPネットワークへ接続する場合も含む)に接続したパソコンにスピーカまたはイヤホン等とマイクを付けたもの。通常はIP電話のソフトウェアを動作させる。
(2)IPネットワークに接続した専用アダプタ(ルータ含む)に通常の一般電話機を接続したもの。
(3)IPネットワークに接続したパソコンに専用アダプタを接続し、このアダプタを介して一般電話機を接続したもの。
(4)IPネットワークに接続できる専用のIP電話機端末。
次に被発呼側IP電話機30の詳細構成について説明する(発呼側IP電話機10の構成も同様である)。図2は被発呼側IP電話機30の構成を示す図である。被発呼側IP電話機30は、IP電話機制御部30−1、制御信号送信部30−2a、制御信号受信部30−2b、制御パケット送信部30−3a、制御パケット受信部30−3b、音声入力部33a、音声A/D変換部33b、音声コード部33c、IPパケット化部33d、音声出力部34a、音声D/A変換部34b、音声デコード部34c、IPデパケット化部34d、オンフック/オフフック検出部35、ダイアル検出部36、携帯接続部37から構成される。
音声入力部33aは、ユーザの音声を入力する。音声A/D変換部33bは、音声入力部33aからのアナログ音声信号をデジタル音声信号へ変換する。音声コード部33cは、音声A/D変換部33bからのデジタル音声信号をコード化(符号化)する。
IPパケット化部33dは、音声コード部33cでコード化されたデータをIPパケット化し、IPネットワークN1へ出力する(VoIPパケットの送出)。なお、アクセスネットワークを経由してIPネットワークN1へ接続する場合は、被発呼側IP電話機30内にアクセスネットワークとのインタフェース部が必要であるがここの例では省略する。
音声出力部34aは、音声D/A変換部34bからのアナログ音声信号を出力する。また、IP電話機制御部30−1からの指示で、発信音、呼出音、リンギング信号を出力する。音声D/A変換部34bは、音声デコード部34cでデコードされたデジタル音声信号をアナログ音声信号へ変換する。
音声デコード部34cは、IPデパケット化部34dからのデータをデコード化(復号化)する。IPデパケット化部34dは、IPネットワークN1からのVoIPパケットを受信し、データを取り出す。
制御パケット送信部30−3aは、コールエージェント40や他のIP電話機等と通信するため、IPネットワークN1へ制御パケット(VoIPパケット以外のパケット)を送信する。制御パケット受信部30−3bは、コールエージェント40や他のIP電話機と通信するため、IPネットワークN1から制御パケットを受信する。
オンフック/オフフック検出部35は、ユーザがオンフックまたはオフフックを行ったことを検出し、検出結果をIP電話機制御部30−1へ通知する。ダイアル検出部36は、ユーザがダイアルした番号を検出し、検出結果をIP電話機制御部30−1へ通知する。また、IP電話機制御部30−1は、被発呼側IP電話機30内各部の検出情報を受信し、また各部に動作を指示することによって、被発呼側IP電話機30の全体動作を制御する。
制御信号送信部30−2aは、IP電話機制御部30−1からの上り制御信号を上りシリアル信号へ変換し、携帯接続部37を介して、携帯電話機20rへ送信する。制御信号受信部30−2bは、携帯接続部37を介して、携帯電話機20rからの下りシリアル信号を受信し、下り制御信号としてIP電話機制御部30−1へ伝える。
なお、IP電話機制御部30−1、制御信号送信部30−2a、制御信号受信部30−2b、制御パケット送信部30−3aは、これらが互いに関連して制御することにより、本発明の接続制御部31と電話接続情報通知部32の機能を実現する。
すなわち、携帯電話機20rの接続有無の検出及び携帯電話番号の読み取りは、IP電話機制御部30−1が制御信号送信部30−2a及び制御信号受信部30−2bを使用して行う。また、電話接続情報をコールエージェント40へ通知する際には、IP電話機制御部30−1が制御パケット送信部30−3aを使用して行う。
また、被発呼側IP電話機30と携帯電話機20rとの接続インタフェースである携帯接続部37は、現在のPDC(Personal Digital Cellular)及びCDMA(Code Division Multiple Access)方式の携帯電話機の16芯携帯電話インタフェースを想定している。
次に被発呼側IP電話機30に対する携帯電話機20rの接続動作について図3、図4を用いて説明する。図3は携帯電話機20rの接続動作を示す図である。IPネットワークN1には、発呼側IP電話機10とコールエージェント40と被発呼側IP電話機30が接続し、IPネットワークN1と移動電話網N2はゲートウェイGWを介して接続する。また、携帯電話機20rは、被発呼側IP電話機30に接続している。なお、発信側の操作者をユーザA、着信側の操作者をユーザBとする。
発呼側IP電話機10のIPアドレスをmmmm、電話番号(IP電話番号)をxxxxとし、被発呼側IP電話機30のIPアドレスをnnnn、IP電話番号をyyyyとし、携帯電話機20rの携帯電話番号をttttとする。
コールエージェント40は、被発呼側IP電話機30から通知された電話接続情報を、電話接続情報格納管理部41内の管理テーブルTに登録する。管理テーブルTは、IPアドレス、IP電話番号、接続状態、携帯電話番号の項目からなる。テーブル中例えば、IPアドレスがnnnnでIP電話番号がyyyyの被発呼側IP電話機30に携帯電話番号がttttの携帯電話機20rが接続されていることが示されている。
図4は携帯電話機20rの接続動作シーケンスを示す図である。
〔S1〕ユーザBが自分の携帯電話機20rを自分の近くにあるIP電話機30(被発呼側IP電話機30)に接続する。
〔S2〕IP電話機30は、接続制御部31を介して携帯電話機の接続有無を常に監視しており、携帯電話機20rが接続されると、その携帯電話番号ttttを読み取る。
〔S3〕IP電話機30の電話接続情報通知部32は、読み取った携帯電話番号ttttを、自身のIPアドレスnnnn及びIP電話番号yyyyと共にコールエージェント40へ通知する。なお、ここでは、IP電話番号yyyyをコールエージェント40へ通知しているが、上述したように、コールエージェント40がIPアドレスからIP電話番号の変換処理を行う場合には、IP電話番号yyyyの通知は不要である。
〔S4〕コールエージェント40は、電話接続情報格納管理部41の管理テーブルT1に、IP電話機30のIPアドレスnnnn及びIP電話番号yyyyと対応させて、携帯電話番号ttttを登録する。
なお、図3、図4に示す説明では、携帯電話機20rの取り外しについては記述していないが、IP電話機30は、携帯電話機20rの接続有無を常に監視しており、携帯電話機20rを取り外すと、状態の変化を検出して、携帯電話機20rが取り外されたことを、自身のIPアドレス及びIP電話番号と共にコールエージェント40へ通知する。そして、コールエージェント40は、通知を受け取ると、管理テーブルTに携帯電話機20rが接続されていないことを登録することになる。
次に携帯電話機20rが接続された状態で、通話を行う動作について図5〜図7を用いて説明する。図5は通話動作を示す図であり、図6、図7は通話動作シーケンスを示す図である。なお、図5に示す全体構成は図3と同じである。今、ユーザAが、IP電話機10(発呼側IP電話機10)から、ユーザBの携帯電話機20rへ発呼する。
〔S11〕ユーザAは、IP電話機10をオフフックする。
〔S12〕IP電話機10は、コールエージェント40へオフフック通知を送信する。
〔S13〕コールエージェント40は、IP電話機10へ発信音指示を送る。
〔S14〕IP電話機10は、発信音を出力する。
〔S15〕ユーザAは、携帯電話機20rの携帯電話番号ttttをダイアルする。
〔S16〕IP電話機10は、コールエージェント40へ呼設定要求を送信する。
〔S17〕コールエージェント40は、管理テーブルTに携帯電話番号ttttが登録されているか否かを検索し、IPアドレスnnnn、IP電話番号yyyyであるIP電話機30と接続されていることを知る。
〔S18〕コールエージェント40は、IP電話機10に対して、携帯電話機20rが接続されているIP電話機30のIPアドレスnnnnとIP電話番号yyyyを通知する。
〔S19〕IP電話機10は、IP電話機30へ相手先IP電話番号yyyyを通知する。
〔S20〕コールエージェント40は、IP電話機10へ呼出音指示を送信する。
〔S21〕IP電話機10は、呼出音を出力する。
〔S22〕コールエージェント40は、IP電話機30へリンギング信号指示を送信する。
〔S23〕IP電話機30は、リンギング信号を出力する。
〔S24〕ユーザBは、IP電話機30をオフフックする。
〔S25〕IP電話機30は、コールエージェント40へオフフック通知を送信する。
〔S26〕ユーザAとユーザBは、それぞれIP電話機10とIP電話機30を使用して通話する(通話以降の終話シーケンスについては省略する)。
このような動作シーケンスにより、IP電話機10から相手の携帯電話機20rへ発呼したとき、電話する相手がIP電話機30に携帯電話機20rを接続してあるならば、携帯電話機20rが接続しているIP電話機30へ着信させて、IP電話機同士での通話を実現する。なお、上述の通話シーケンスと通常のMGCPプロトコルとの大きな違いは、コールエージェント40が行うステップS17、ステップS18の個所である。
一方、IP電話機10にディスプレイ等の表示部を備え、ステップS18でコールエージェント40が通知してきた情報をディスプレイに表示させてもよい。このような表示部を持つことにより、相手の携帯電話機の接続有無や接続されているIP電話番号が表示されることになり、非常に有用である。
次に本発明の他の実施の形態について説明する。図1〜図7で上述した本発明の通信システム1は、発呼側IP電話機10から相手の携帯電話機20rに発呼したとき、被発呼側IP電話機30に携帯電話機20rが接続されている場合には、被発呼側IP電話機30へ着信させるものであった。
一方、以降で説明する実施の形態では、発呼側IP電話機10から相手の携帯電話機20rに発呼したとき、携帯電話機20rが被発呼側IP電話機30に接続されていない場合には、発呼側IP電話機10に接続している携帯電話機から相手の携帯電話機20rへ着信させるものである。
図8は本発明の通信システムの原理図である。本発明の通信システム1aは、携帯電話機20sが接続可能な発呼側IP電話機10、携帯電話機20rが接続可能な被発呼側IP電話機30、コールエージェント40から構成されて、IPネットワークN1を介して互いに接続する。また、IPネットワークN1と移動電話網N2は、ゲートウェイGWを介して接続し、通信システム1aは移動電話網N2を介して音声通信を行うシステムである。
発呼側IP電話機10は、発呼側接続制御部11(以下、単に接続制御部11)と音声インタフェース制御部12から構成される。接続制御部11は、携帯電話機20sとの接続インタフェース制御を行う(上述した接続制御部31と同様な機能を持つ)。
音声インタフェース制御部12は、コールエージェント40から後述する非接続通知を受信した場合には、携帯電話機20s、20r同士で通信を行うために、自己(発呼側IP電話機10)と接続している携帯電話機20sとの音声インタフェース制御を行って、携帯電話機20sから相手側の携帯電話機20rへ発呼させる。
被発呼側IP電話機30は、図1と同様の構成を持つ(被発呼側接続制御部31は単に接続制御部31と呼ぶ)。コールエージェント40は、図1と同様の構成を持つ。
ただし、通信制御部42は、発呼側IP電話機10から携帯電話機20rへ発呼要求があったとき、電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機20rが被発呼側IP電話機30に接続されていないと判断した場合は、接続していない旨の非接続通知を発呼側IP電話機30へ送信する。そして、コールエージェント40を介しての呼処理は中止する。
このように、本発明の通信システム1aでは、発呼側IP電話機10から相手の携帯電話機20rへ発呼したとき、着信相手が自分の携帯電話機20rを被発呼側IP電話機30に接続していない場合には、発呼側IP電話機10に接続されている携帯電話機20sから携帯電話機20rへ着信させ、携帯電話機同士での通話(移動電話網N2上での音声通信)を可能にするものである。
次に発呼側IP電話機10の詳細構成について説明する(被発呼側IP電話機30の構成も同様である)。図9は発呼側IP電話機10の構成を示す図である。発呼側IP電話機10は、図2で上述したIP電話機の構成に対して、セレクタSEL1、上り音声インタフェース変換部10−4a、セレクタSEL2、下り音声インタフェース変換部10−4bが追加したものになっている。さらに、携帯接続部17は、上り/下りシリアル信号の他に送信/受信音声信号のインタフェース部分を持っている。その他の構成は同じなので(ただし、符号は10番台の符号にしてある)、追加構成要素のみ説明する。
セレクタSEL1は、音声入力信号の送信先を選択して、音声A/D変換部13bまたは上り音声インタフェース変換部10−4aのどちらか一方へ音声入力信号を送信する。この選択は、IP電話機制御部10−1によって制御される。通常のIP電話機として動作するときは、音声A/D変換部13b側が選択されるが、携帯電話機20sを使って発呼・通話を行う時は、上り音声インタフェース変換部10−4a側が選択される。上り音声インタフェース変換部10−4aは、音声入力信号を携帯電話機20sの送信音声信号に変換する。
セレクタSEL2は、音声出力の受信先を選択する。この選択は、IP電話機制御部10−1によって制御される。通常のIP電話機として動作するときは、音声D/A変換部14b側が選択されるが、携帯電話機20sを使って発呼・通話を行う時は、下り音声インタフェース変換部10−4b側が選択される。下り音声インタフェース変換部10−4bは、携帯電話機20sの受信音声信号を音声出力部14aへ出力できるように信号変換する。
なお、IP電話機制御部10−1、制御信号送信部10−2a、制御信号受信部10−2b、上り音声インタフェース変換部10−4a、下り音声インタフェース変換部10−4b、セレクタSEL1、SEL2は、これらが互いに関連して制御することにより、本発明の発呼側接続制御部11と音声インタフェース制御部12の機能を実現する。
このような構成により、発呼側IP電話機10は、IP電話機としての受話・送話信号を、携帯電話機20sの受話・送話信号と相互に変換し、音声入出力部13a、14aによって、携帯電話機20sの送受話を可能としている(すなわち、発呼側IP電話機10に携帯電話機20sを接続すれば、例えば、ユーザは、発呼側IP電話機10のハンドセットを持ったまま、携帯電話機20Sを介して、相手の携帯電話機20rと通話できるということ)。なお、携帯電話機20sの動作制御は、IP電話機制御部10−1が制御信号送信部10−2a及び制御信号受信部10−2bを使用して行う。
次に発呼側IP電話機10に接続された携帯電話機20sによる発呼動作について図10〜図12を用いて説明する。図10は携帯電話機20sの発呼動作を示す図である。なお、図10に示す全体構成は図8と同じである。また、コールエージェント40の電話接続情報格納管理部41内の管理テーブルTでは、IPアドレスがmmmmでIP電話番号がxxxxの発呼側IP電話機10に携帯電話番号がssssの携帯電話機20sが接続されていることが示されている。
図11、図12は携帯電話機20sの発呼動作シーケンスを示す図である。
〔S31〕ユーザAは、IP電話機10をオフフックする。
〔S32〕IP電話機10は、コールエージェント40へオフフック通知を送信する。
〔S33〕コールエージェント40は、IP電話機10へ発信音指示を送信する。
〔S34〕IP電話機10は、発信音を出力する。
〔S35〕ユーザAは、携帯電話機20rの携帯電話番号ttttをダイアルする。
〔S36〕IP電話機10は、コールエージェント40へ呼設定要求を送信する。
〔S37〕コールエージェント40は、管理テーブルTに携帯電話番号ttttが登録されているか否かを検索し、どこにも登録されていないことを知る。同時に、管理テーブルTによって、発呼してきたIP電話機10に携帯電話機20sが接続されていることを知る。
〔S38〕コールエージェント40は、IP電話機10に対して、携帯電話機20rがどのIP電話機にも接続されていないことを通知する。なお、コールエージェント40はこの時点で呼処理を終了する。
〔S39〕ステップS38の通知を受けたIP電話機10は、自分自身に接続された携帯電話機20sを制御し、携帯電話番号ttttへ発呼するよう制御する。
〔S40〕携帯電話機20sは携帯電話機20rへ発呼する(移動電話網N2が使用される)。
〔S41〕ユーザBは携帯電話機20rをオフフックし、ユーザAとユーザBは通話可能となる。ここで、ユーザAは携帯電話機20sに持ち替えることなく、IP電話機10の音声入力部13a、音声出力部14aを使用して通話を行う(実際に通話に使用されているのは携帯電話機20sである)。なお、通話以降の終話シーケンスについては省略する。
このような動作シーケンスにより、IP電話機10から相手の携帯電話機20rへ発呼したとき、電話する相手がIP電話機30に携帯電話機20rを接続してないならば(コールエージェント40から携帯電話機20rがIP電話機30に接続されていないことが通知されると)、IP電話機10に接続された携帯電話機20sを使用し、携帯電話機20rへ着信させて、携帯電話機同士での通話を実現する。
なお、上記では、発呼側IP電話機10に接続している携帯電話機20sを使用して、発呼側IP電話機10が自律的に発呼・通話を行っているが、携帯電話機20sを使用して発呼することを許可するか否かを発呼側IP電話機10に設定できる設定機能を設けてもよい。そして、この場合、設定情報もコールエージェント40へ通知され、発呼許可がなされていれば上述のような動作が行われ、発呼が許可されていないならばコールエージェント40側から発呼処理を行って、携帯電話機20s、20r間の通話を可能にするような構成にしてもよい。
次にIP電話機10に対しても携帯電話機20sが接続されていない場合の動作について説明する。コールエージェント40がIP電話機10に対して、携帯電話機20rがどのIP電話機にも接続されていないことを通知し、IP電話機10にも携帯電話機20sが接続されていない場合は、コールエージェント40は、携帯電話機20rに対して、ゲートウェイGWを用いて、IPネットワークN1から移動電話網N2に接続することで、携帯電話機20rへ発呼する(従来技術となる)。
次にIP電話機に対して複数台の携帯電話機を接続した場合について説明する。上記ではIP電話機に1台の携帯電話機を接続した際の動作について説明したが、複数台接続した場合でも基本動作は同じである。ただし、通信システム1aで、発呼側IP電話機10に複数の携帯電話機が接続する場合には、発呼側IP電話機10内の音声インタフェース制御部12は、複数の携帯電話機から任意の1台を選択して発呼制御することになる。
また、上記ではIP電話機と携帯電話機の接続インタフェースは、図中有線で示したが(PDC及びCDMA方式の携帯電話機の16芯インタフェースとしたが)、Bluetooth等の無線インタフェースを用いることも可能である。
以上説明したように、本発明によれば、IP電話機から相手の携帯電話機へ発呼した際、着信相手が自分の携帯電話機をIP電話機に接続している場合には、携帯電話機を接続したIP電話機の方へ着信させることにより、IP電話機同士での通話を可能とし、通話料を安く済むようにする。
したがって、携帯電話機をIP電話機に接続しておけば、その携帯電話機への電話は、接続したIP電話機にかかるので、発信側は着信相手がどこにいるかを意識せずに相手の携帯電話機へ電話すればよい。また、着信側も自分の側のIP電話機へ電話がかかってくるので非常に便利である。
さらに、着信相手がIP電話機に携帯電話を接続していない場合(IP電話機の近くにおらず、携帯電話機を携帯している場合)、コールエージェントから被発呼携帯電話機がIP電話機に接続されていないことが通知されると、発呼側のIP電話機が自身に接続された携帯電話機を使用して、被発呼側の携帯電話機へ発呼し、携帯電話同士の通話ができるようにする。これにより、携帯電話機同士の通話となるため、IP電話機から携帯電話への通話と比べて通話料を安くすることができる。
なお、上記では、MGCPプロトコルにもとづいて、本発明の動作シーケンスを説明したが、H.323プロトコルに本発明を適用してもよい。この場合、コールエージェントの代わりにゲートキーパが置かれ、ゲートキーパにより呼処理が行われることになる。
以上説明したように、本発明の通信システムは、発呼側IP電話機と、携帯電話機と接続して電話接続情報を通知する機能を持つ被発呼側IP電話機と、音声制御サーバとから構成され、音声制御サーバは、発呼側電話機から携帯電話機へ発呼要求があったとき、電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機が被発呼側IP電話機に接続されていると判断した場合には、被発呼側IP電話機に対して呼処理を行う構成とした。これにより、携帯電話機をIP電話機に接続しておけば、その携帯電話機への電話は、接続したIP電話機にかかるので、発信者は着信相手がどこにいるか意識せずに相手の携帯電話機へ電話すればよく、IP電話機間の通話となるので通話料が安くなり、電話通信サービスの向上を図ることが可能になる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
Claims (14)
- ネットワークを介して音声通信を行う通信システムにおいて、
発呼側IP電話機と、
携帯電話機との接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機の携帯電話番号を読み取る接続制御部と、識別情報と、携帯電話機が接続していれば前記携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知する電話接続情報通知部と、から構成される被発呼側IP電話機と、
通知された前記電話接続情報を格納管理する電話接続情報格納管理部と、前記発呼側IP電話機から携帯電話機へ発呼要求があったとき、前記電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機が前記被発呼側IP電話機に接続されていると判断した場合は、IP電話機同士で通信を行うために、前記被発呼側IP電話機に対して呼処理を行う通信制御部と、から構成される音声制御サーバと、
を有することを特徴とする通信システム。 - 前記音声制御サーバは、前記電話接続情報を前記発呼側IP電話機へ通知し、前記発呼側IP電話機は、通知された情報をユーザに表示することを特徴とする請求の範囲第1項記載の通信システム。
- 前記接続制御部は、接続インタフェース制御として、無線インタフェースで携帯電話機と接続することを特徴とする請求の範囲第1項記載の通信システム。
- ネットワークを介して音声通信を行うIP電話機において、
携帯電話機との接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機の携帯電話番号を読み取る接続制御部と、
識別情報と、携帯電話機が接続していれば前記携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知する電話接続情報通知部と、
を有することを特徴とするIP電話機。 - ネットワークを介して音声の通信制御を行う音声制御サーバにおいて、
IP電話機から通知された電話接続情報を格納管理する電話接続情報格納管理部と、
発呼側IP電話機から携帯電話機へ発呼要求があったとき、前記電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機が被発呼側IP電話機に接続されていると判断した場合は、IP電話機同士で通信を行うために、前記被発呼側IP電話機に対して呼処理を行う通信制御部と、
を有することを特徴とする音声制御サーバ。 - ネットワークを介して音声通信を行う通信システムにおいて、
携帯電話機との接続インタフェース制御を行う発呼側接続制御部と、非接続通知を受信した場合には、携帯電話機同士で通信を行うために、自己と接続している携帯電話機との音声インタフェース制御を行う音声インタフェース制御部と、から構成される発呼側IP電話機と、
携帯電話機との接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機の携帯電話番号を読み取る被発呼側接続制御部と、識別情報と、携帯電話機が接続していれば前記携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知する電話接続情報通知部と、から構成される被発呼側IP電話機と、
通知された前記電話接続情報を格納管理する電話接続情報格納管理部と、前記発呼側IP電話機から携帯電話機へ発呼要求があったとき、前記電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機が前記被発呼側IP電話機に接続されていないと判断した場合は、前記非接続通知を前記発呼側IP電話機へ送信する通信制御部と、から構成される音声制御サーバと、
を有することを特徴とする通信システム。 - 前記音声制御サーバは、前記電話接続情報を前記発呼側IP電話機へ通知し、前記発呼側IP電話機は、通知された情報をユーザに表示することを特徴とする請求の範囲第6項記載の通信システム。
- 前記発呼側接続制御部及び前記被発呼側接続制御部は、接続インタフェース制御として、無線インタフェースで携帯電話機と接続することを特徴とする請求の範囲第6項記載の通信システム。
- 前記発呼側IP電話機は、接続している携帯電話機を使用して、自律的に発呼するか否かの設定機能を有し、設定された情報を前記音声制御サーバへ通知し、発呼許可がされていれば前記発呼側IP電話機から発呼し、発呼許可されていなければ前記音声制御サーバから発呼処理を行うことを特徴とする請求の範囲第6項記載の通信システム。
- 前記発呼側接続制御部は、複数の携帯電話機との接続インタフェースを有し、前記音声インタフェース制御部は、非接続通知を受信した際、複数の携帯電話機が接続している場合には、1台の携帯電話機を任意に選択して、音声インタフェース制御を行うことを特徴とする請求の範囲第6項記載の通信システム。
- ネットワークを介して音声通信を行うIP電話機において、
携帯電話機との接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機の携帯電話番号を読み取る接続制御部と、
識別情報と、携帯電話機が接続していれば前記携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知する電話接続情報通知部と、
相手側の携帯電話機がIP電話機に接続されていない旨の非接続通知を受信した場合には、携帯電話機同士で通信を行うために、自己と接続している携帯電話機との音声インタフェース制御を行う音声インタフェース制御部と、
を有することを特徴とするIP電話機。 - ネットワークを介して音声の通信制御を行う音声制御サーバにおいて、
IP電話機から通知された電話接続情報を格納管理する電話接続情報格納管理部と、
発呼側IP電話機から携帯電話機へ発呼要求があったとき、前記電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機が被発呼側IP電話機に接続されていないと判断した場合は、非接続通知を前記発呼側IP電話機へ送信する通信制御部と、
を有することを特徴とする音声制御サーバ。 - ネットワークを介して電話の音声通信を行う電話通信方法において、
携帯電話機との接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機の携帯電話番号を読み取り、
識別情報と、携帯電話機が接続していれば前記携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知し、
通知された前記電話接続情報を格納管理し、
前記発呼側IP電話機から携帯電話機へ発呼要求があったとき、前記電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機が前記被発呼側IP電話機に接続されていると判断した場合は、前記被発呼側IP電話機に対して呼処理を行って、IP電話機同士で通信を行うことを特徴とする電話通信方法。 - ネットワークを介して電話の音声通信を行う電話通信方法において、
携帯電話機との接続インタフェース制御を行い、接続した携帯電話機の携帯電話番号を読み取り、
識別情報と、携帯電話機が接続していれば前記携帯電話番号とを含む電話接続情報を通知し、
通知された前記電話接続情報を格納管理し、
発呼側IP電話機から携帯電話機へ発呼要求があったとき、前記電話接続情報にもとづき、相手の携帯電話機が被発呼側IP電話機に接続されていないと判断した場合は、非接続通知を前記発呼側IP電話機へ送信し、
前記非接続通知を受信した場合には、自己と接続している携帯電話機との音声インタフェース制御を行って、携帯電話機同士で通信を行うことを特徴とする電話通信方法。
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