JP5672893B2 - シンクライアントシステム、管理サーバ、クライアント環境管理方法及びプログラム - Google Patents

シンクライアントシステム、管理サーバ、クライアント環境管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、リモ−トの端末からクライアント環境を利用するシンクライアントシステムに関し、特に、各端末の性能に応じて適切なクライアント環境を自動的に提供するシンクライアントシステム、管理サーバ、クライアント環境管理方法及びプログラムに関する。
近年、セキュリティの観点からクライアント環境をサ−バ上に集約させたシンクライアントシステムが注目されている。シンクライアントシステムの中には、クライアント環境、利用ユ−ザ、及び利用端末を関連付けて、どのユ−ザがどの端末からどのクライアント環境を利用できるか、という情報をサ−バ側で一括設定、一括管理するセッション管理技術が存在する。
このようなシンクライアントシステムの一例が、例えば特許文献1に記載されている。
しかし、特許文献1に記載の技術では、端末ごとに接続するクライアント環境を設定しなければならず、管理者の手間が増大するという問題があった。
具体的には、特許文献1に記載の技術では、(1)ユ−ザが利用するためのクライアント環境を生成する、(2)端末の情報を登録する、(3)生成したクライアント環境と登録した端末情報を関連付ける、という3ステップの手順を踏む必要があり、これらの設定に時間がかかるという問題があった。
この問題を解決するため、特許文献2に開示されるようなコンピュ−タシステム(シンクライアントシステム)が関連技術として提案されている。
特許文献2に記載の関連技術では、端末が自端末の構成情報をサ−バに送信し、サ−バは該構成情報を記憶し、該構成情報に基づき動作環境を決定することで、各端末ごとにユ−ザ自らが異なる実行環境を設定する必要がなく、ユ−ザの使い勝手を大幅に向上することを可能としている。
特開2007−334686号公報 特開2007−179108号公報
しかし、特許文献2に記載の技術では、起動アプリを変えることで動作環境を変えているため、CPU(Central Processing Unit)やメモリといったクライアント環境を構成する要素については設定ができないという課題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述した課題を解決し、各端末の性能に応じて適切なクライアント環境を提供するシンクライアントシステム、管理サーバ、クライアント環境管理方法及びプログラムを自動的に提供することである。
本発明の第1のシンクライアントシステムは、1つ以上の端末と、端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定のクライアント環境を配分する管理サーバとを備え、管理サーバは、端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、クライアント環境サーバにクライアント環境を生成するクライアント環境管理手段を備える。
本発明の第1の管理サーバは、1つ以上の端末と、端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定のクライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムの管理サーバであって、端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、クライアント環境サーバにクライアント環境を生成するクライアント環境管理手段を備える。
本発明の第1のクライアント環境管理方法は、1つ以上の端末と、端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定のクライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムのクライアント環境管理方法であって、管理サーバが、端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、クライアント環境サーバにクライアント環境を生成する。
本発明の第1のプログラムは、1つ以上の端末と、端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定のクライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムの管理サーバに、端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、クライアント環境サーバにクライアント環境を生成する処理を、実行させる。
本発明によれば、各端末の性能に応じて適切なクライアント環境を自動的に提供できる。
本発明の第1の実施の形態によるシンクライアントシステムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による接続先設定テーブルの構成例を示す図である。 第1の実施の形態による端末部品テ−ブルの構成例を示す図である。 第1の実施の形態による端末管理テ−ブルの構成例を示す図である。 第1の実施の形態によるシンクライアントシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例によるシンクライアントシステムの動作を示すフロ−チャ−トである。 本発明の第2の実施の形態による端末管理テ−ブルの構成例を示す図である。 第2の実施の形態によるシンクライアントシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態による端末管理テ−ブルの構成例を示す図である。 第3の実施の形態による端末部品テ−ブルの構成例を示す図である。 第3の実施の形態による端末管理テ−ブルの構成例を示す図である。 第3の実施の形態によるシンクライアントシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例によるシンクライアントシステムの動作を示すフロ−チャ−トである。 第2の実施例による接続先設定テーブルの構成例を示す図である。 本発明の管理サーバのハ−ドウェア構成例を示すブロック図である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
図1は、本実施の形態によるシンクライアントシステム100の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施の形態によるシンクライアントシステム100は、1つ以上の端末10−mと、ユ−ザへのクライアント環境の配分やクライアント環境の生成、端末管理を行う管理サ−バ20と、管理サ−バ20が利用する情報を保持している記憶装置30と、1つ以上のクライアント環境41−nが動作するクライアント環境サ−バ40と、を備える。
ここで、n(1以上の任意の自然数)はクライアント環境の数、m(1以上の任意の自然数)は端末の数を示している。
端末10−mは、1つ以上の端末部品11−m−kを備えている。端末部品101は、物理的な複数の端末部品で構成されていても良いし、論理的なデ−タの集合であっても構わない。
ここで、k(1以上の任意の自然数)は端末部品の数を示している。ただし、各端末が備える端末部品の数は同一である必要はない。
また、端末10−mは、管理サ−バ20及びクライアント環境41−nへの接続を行う接続手段12−mを含む。
接続手段12−mは、管理サ−バ20へ接続する際、自端末の端末識別情報及び端末部品情報を管理サ−バへ送信する。
端末識別情報とは、端末10−mを識別するための情報である。端末識別情報は、端末10−mに付随する情報であればどのような情報であっても良い。本実施の形態では、端末識別情報はIPアドレス、MACアドレス、端末名、端末IDを含む。ただし、これに限定はされない。
端末部品情報とは、端末10−mが備える端末部品11−m−kについての情報である。本実施の形態では、端末部品11−m−kの部品名を端末部品情報としているが、これに限定はされない。
端末部品情報は予め各端末部品11−m−kに組み込まれている。ただしこれに限定されない。
管理サ−バ20は、セッション管理手段21と、クライアント環境管理手段22と、端末管理手段23とを含む。
セッション管理手段21は、端末10−mからクライアント環境41−nへの接続要求を受けると、該接続要求に従って、接続先設定テ−ブル31を参照し、端末10−mに適切なクライアント環境41−nを配分する。
また、セッション管理手段21は、所定の場合に接続先設定テ−ブルに端末10−mとクライアント環境41−nとの関連付けを格納する。
クライアント環境管理手段22は、端末部品テ−ブル32や端末管理テ−ブル33を参照し、必要に応じてクライアント環境41−nとその付随情報の生成や削除を行う。
クライアント環境管理手段22は、端末10−mの端末部品情報を用いて端末部品テ−ブル32を参照し、端末10−mの端末部品情報に対応するクライアント環境構成要素を取得する。
また、クライアント環境管理手段22は、取得したクライアント環境構成要素に応じたクライアント環境41−nをクライアント環境サ−バ40に生成する。
また、クライアント環境管理手段22は、管理者により端末管理テ−ブル33から端末10−mの情報が削除されると、該端末10−mに紐付いているクライアント環境41−nをクライアント環境サ−バ40から削除すると共に、端末10−mとクライアント環境41−nの関連付けを接続先設定テ−ブル31から削除する。
なお、クライアント環境管理手段22によるクライアント環境41−nの削除は強制である必要はない。例えば、端末10−1を廃棄したあとも、別の端末10−2から端末10−1が利用していたクライアント環境41−1を利用したいケ−スでは、クライアント環境41−1の削除を行わなくても良い。
端末管理手段23は、所定の場合に端末10−mの端末識別情報を端末管理テ−ブル33に格納する。
記憶装置30は、接続先設定テ−ブル31と、端末部品テ−ブル32と、端末管理テ−ブル33と、を備える。
接続先設定テ−ブル31は、端末10−mとクライアント環境41−nとの関連付けを格納する。接続先設定テ−ブル31の構成例を図2に示す。接続先設定テ−ブル31に格納されている情報は、セッション管理手段21が端末10−mにクライアント環境41−nを配分する際に利用される。
端末部品テ−ブル32は、端末部品11−m−kとクライアント環境構成要素の関連付けを格納する。端末部品テ−ブル32の構成例を図3に示す。
なお、接続先設定テ−ブル31、端末部品テ−ブル32、端末管理テ−ブル33は、管理サーバ20の内部に備える構成としても良い。
クライアント環境構成要素とは、生成するクライアント環境41−nの構成要素(図3のように、CPU、メモリ、HDDなどのハ−ドウェア要素だけでなく、Operating Systemやアプリケ−ションのようなソフトウェア要素が含まれていても良い)を表す情報を示す。
これらの情報は、クライアント環境管理手段22がクライアント環境41−nを生成する際に利用される。
端末管理テ−ブル33は、端末10−mの端末識別情報を格納している。端末管理テ−ブル33の構成例を図4に示す。図4に示しているのは一例であり、端末10−mに付随している情報であれば何を格納していても構わない。
クライアント環境サ−バ40は、1つ以上のクライアント環境41−nを動作させる。クライアント環境41−nは、OS(Operating System)やアプリケ−ション等を含む。
(第1の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態によるシンクライアントシステム100の動作について、図5のフロ−チャ−トを参照して説明する。
図5を参照すると、ユ−ザの操作により、まず端末10−mの接続手段12−mが、管理サ−バ20へ接続する(ステップS501)。この時、接続手段12−mは、端末10−mの端末識別情報及び端末部品情報を管理サ−バ20へ送信する(ステップS502)。
次いで、管理サ−バ20のセッション管理手段21が、端末10−mの端末識別情報を用いて端末管理テ−ブル33を参照し、端末10−mの情報が端末管理テ−ブル33に存在するか否かを確認する(ステップS503)。
端末10−mの情報が端末管理テ−ブル33に存在しない場合(ステップS504”NO”)、次いで、クライアント環境管理手段22が、端末10−mの端末部品情報を用いて端末部品テ−ブル32を参照し、端末10−mの端末部品情報に対応するクライアント環境構成要素を取得する(ステップS505)。
次いで、クライアント環境管理手段22は、取得したクライアント構成要素に応じたクライアント環境41−nをクライアント環境サ−バ40に生成する(ステップS506)。
クライアント環境41−nの生成後、端末管理手段23が、端末10−mの端末識別情報を端末管理テ−ブル33に格納する(ステップS507)。
また、セッション管理手段21が、端末10−mと生成したクライアント環境41−nの関連付けを接続先設定テ−ブル31に格納する(ステップS508)。
次いで、セッション管理手段21が、生成したクライアント環境41−nの情報を端末10−mに送信する(ステップS509)。
端末10−mの情報が端末管理テ−ブル33に存在する場合(ステップS504”YES”)、セッション管理手段21は、端末10−mの端末識別情報を用いて接続先設定テ−ブル31を参照し、端末10−mに紐付いているクライアント環境41−nの情報を取得する(ステップS510)。
次いで、セッション管理手段21は、取得したクライアント環境41−nの情報を端末10−mに送信する(ステップS511)。
端末10−mは、管理サ−バ20から接続先のクライアント環境41−nの情報を受け取とると、接続手段12が、該情報に基づきクライアント環境41−nに接続する(ステップS512)。
次に、具体的な実施例を用いて、本実施の形態によるシンクライアントシステム100の動作を説明する。
(構成の説明)
本実施例では、シンクライアントシステム100の構成は図1に示す構成と同様である。
端末部品テ−ブル32は予め図3に記載されている設定が管理者によりされている。接続先設定テ−ブル31と端末管理テ−ブル33は、テ−ブル構成は図2、図4に示す構成と同様であるが、初期状態では何もデ−タが格納されておらず空の状態である。
また、クライアント環境サ−バ40には、初期状態でクライアント環境41−nは1つも存在していない。
(動作の説明)
本実施例の動作の説明について、図6のフロ−チャ−トを参照して詳細に説明する。本実施例では、ユ−ザAが端末端末1(端末10−1)を利用する場合を例として説明する。
ユ−ザAの操作により、まず端末1の接続手段12−1が管理サ−バ20へ接続する(ステップS601)。この時、接続手段12−1は、端末1の端末識別情報及び端末部品情報を管理サ−バ20へ送信する(ステップS602)。
ここで、本実施例では、端末1は端末部品1〜5(端末部品101−1−1〜101−1−5)を備えているものとする。
次いで、管理サ−バ20のセッション管理手段21が、端末1の端末識別情報を用いて端末管理テ−ブル33を参照し、端末1の情報が端末管理テ−ブル33に存在するか否かを確認する(ステップS603)。
端末管理テ−ブル33はこの段階では空であるため、次いで、クライアント環境管理手段22が、端末1の端末部品情報を用いて端末部品テ−ブル32を参照し、端末1の端末部品情報に対応するクライアント環境構成要素を取得する(ステップS604)。
端末1は端末部品1〜5を備えていることから、クライアント環境管理手段22は、クライアント環境構成要素として、「CPU 2GHz」、「メモリ2.0GB」、「HDD40GB」のハ−ドウェア情報、「Operating System A」、「Virus Scan Software A」のソフトウェア情報を取得する。
次いで、クライアント環境管理手段22は、取得したクライアント構成要素に応じたクライアント環境1(クライアント環境41−1)をクライアント環境サ−バ40に生成する(ステップS605)。
この結果、クライアント環境サ−バ40には、「CPU 2GHz」、「メモリ2.0GB、HDD40GB」のハ−ドウェア情報を持ち、ソフトウェアとして「Operating System A」と「Virus Scan Software A」がインスト−ルされた状態のクライアント環境1が生成される。
クライアント環境1の生成後、端末管理手段23が、端末1の端末識別情報を端末管理テ−ブル33に格納する(ステップS606)。
また、セッション管理手段21が、端末1とクライアント環境1の関連付けを接続先設定テ−ブル31に格納する(ステップS607)。
次いで、セッション管理手段21が、生成したクライアント環境1の情報を端末1に送信する(ステップS608)。
端末1は、管理サ−バ20からクライアント環境1の情報を受け取ると、接続手段12が、該情報に基づきクライアント環境1に接続する(ステップS609)。
次いで、端末1とクライアント環境1の接続が終了したあと(ステップS610)、再度ユ−ザAの操作により端末1の接続手段12−1が管理サ−バ20へ接続すると(ステップS611)、管理サ−バ20のセッション管理手段21が、再度送られてきた該端末識別情報を用いて端末管理テ−ブル33を参照し、端末1の情報が端末管理テ−ブル33に存在するか否かを確認する(ステップS612)。
この時、端末管理テ−ブル33には端末1の端末識別情報が格納されているため、次いで、セッション管理手段21が、端末1の端末識別情報を用いて接続先設定テ−ブル31を参照し、端末1に紐付いているクライアント環境1の情報を取得する(ステップS613)。
次いで、セッション管理手段21は、取得したクライアント環境1の情報を端末1に送信する(ステップS614)。
端末1は、管理サ−バ20からクライアント環境1の情報を受け取とると、接続手段12が、該情報に基づきクライアント環境1に接続する(ステップS615)。
(第1の実施の形態による効果)
本実施の形態よれば、管理工数を削減することが可能である。
その理由は、管理者が、事前にクライアント環境41−nの生成をおこなう必要がなく、また、端末管理テ−ブル33及び接続先設定テ−ブル31への情報登録を行う必要もないからである。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
第1の実施の形態では、上述したように、端末10−mを利用すれば毎回同じクライアント環境41−nを利用できる。例えば、前述の実施例1によれば、端末1は、初回にクライアント環境1を作成した後は、毎回クライアント環境1を利用出来る。
しかしこの場合、端末10−mが紛失もしくは第三者に盗まれてしまった場合、不正アクセスによって被害を受ける可能性があるという課題がある。
本実施の形態では、上述の課題を解決するため、端末管理テ−ブル33が端末10−mの利用可否情報をさらに格納する。本実施の形態による端末管理テ−ブル33の構成例を図7に示す。
利用可否情報とは、端末10−mが本システムを利用することができるか否かを示す情報である。該利用可否情報の設定を変更することにより、端末10−mからの利用を一時的に無効にしすることが可能となる。
なお、その他の構成は第1の実施の形態と同様であるため、詳細は省略する。
(第2の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態によるシンクライアントシステム100の動作について、図8のフロ−チャ−トを参照して説明する。
図8は、図5に示す第1の実施の形態に本実施の形態の動作を加えたフロ−チャ−トである。従って、第1の実施の形態と同様の部分については説明を省略する。
本実施の形態では、端末10−mの情報が端末管理テ−ブル33に存在する場合(ステップS504”YES”)、セッション管理手段21が、端末10−mに紐付く利用可否情報を参照し、端末10−mが利用可能であるか判定する(ステップS801)。セッション管理手段21は、利用可否情報が「可能」であれば利用可能、「不可」であれば利用不可と判定する。
端末10−mが利用不可である場合、セッション管理手段21は、処理を終了する(ステップS801”NO”)。
(第2の実施の形態による効果)
本実施の形態によれば、端末10−mを盗難されたり紛失したりした場合のセキュリティリスクを低減することができる。
その理由は、端末10−mからの不正アクセスが予想される場合に、管理者が端末管理テ−ブル33において該端末10−mの利用可否情報を「不可」に設定することで、以後、該端末10−mはクライアント環境41−nを利用できなくなるからである。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
企業等においては、端末などの物理的資産を管理する資産管理システムがほぼ存在している。本実施の形態では、該資産管理システムの端末情報を利用してクライアント環境を生成する。
図9は、本実施の形態によるシンクライアントシステム100の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態では端末部品情報が端末部品11−m−kに組み込まれていたが、本実施の形態では、端末10−m側に端末分情報を組み込んでおくのではなく、管理サ−バ20側に予め端末部品情報を端末情報として登録しておく。
本実施の形態による端末部品テ−ブル32の構成例を図10に示す。端末部品テ−ブル32のデ−タは予め管理者により設定登録されている。
また、本実施の形態による端末管理テ−ブル33の構成例を図11に示す。図11を参照すると、端末管理テ−ブル33は、第1の実施の形態に比べ、端末部品情報(端末部品名)をさらに含んだ構成となっている。
端末管理テ−ブル33のデ−タは、前述した資産管理システムのデータを利用する。該データは任意のタイミングで入力される。管理者による手動入力でもよいし、該資産管理システムから情報を取得して自動入力する仕組みを用いても良い。
その他の構成については、第1の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
(第3の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態によるシンクライアントシステム100の動作について、図12のフロ−チャ−トを参照して詳細に説明する。
なお、端末10−mが管理サ−バ20へ接続した後の処理については図5のステップS510以降の動作と同様のため省略する。
図12を参照すると、まず、クライアント環境管理手段22が、定期的に端末管理テ−ブル33を参照し、端末管理テ−ブル33の情報に更新(新規入力を含む)があるかどうかを確認する(ステップS1201)。
管理者の情報入力により端末管理テ−ブル33の情報が更新されると(ステップS1201”YES”)、クライアント環境管理手段22は、情報が更新された端末10−mの端末部品情報を用いて端末部品テ−ブル32を参照し、端末10−mの端末部品情報に対応するクライアント環境構成要素を取得する(ステップS1202)。
次いで、クライアント環境管理手段22は、取得したクライアント構成要素に応じたクライアント環境41−nをクライアント環境サ−バ40に生成する(ステップS1203)。
クライアント環境41−nの生成後、セッション管理手段21が、端末10−mと生成したクライアント環境41−nの関連付けを接続先設定テ−ブル31に格納する(ステップS1204)。
次に、具体的な実施例を用いて、本実施の形態によるシンクライアントシステム100の動作を説明する。
(構成の説明)
本実施例では、シンクライアントシステム100の構成は図9に示す構成と同様である。
端末部品テ−ブル32は予め図10に記載されている設定がされている。接続先設定テ−ブル31と端末管理テ−ブル33は、テ−ブル構成は図12、図11に示す構成と同様であるが、初期状態では何もデ−タが格納されておらず空の状態である。
また、クライアント環境サ−バ40には、初期状態でクライアント環境41−nは1つも存在していない。
(動作の説明)
本実施例の動作の説明について、図13のフロ−チャ−トを参照して詳細に説明する。
図13を参照すると、まず、クライアント環境管理手段22が、定期的に端末管理テ−ブル33を参照し、端末管理テ−ブル33の情報に更新(新規入力を含む)があるかどうかを確認する(ステップS1301)。
ここで、管理者により図11に示す端末1、端末2の情報が入力されたとする。すると、クライアント環境管理手段22は更新を確認する(ステップS1301”YES”)。
次いでクライアント環境管理手段22は、端末1の端末部品情報(部品1、部品3)に対応するクライアント環境構成要素を端末部品テ−ブル32から取得する(ステップS1302)。
次いで、クライアント環境管理手段22は、取得したクライアント構成要素に応じたクライアント環境41−1をクライアント環境サ−バ40に生成する(ステップS1203)。
ここで、部品1、部品3はそれぞれ「CPU 2.0GHz、メモリ 2.0GB、HDD 40GB、Operating System A」、「Virus Scan Software A、Web browser A」である。従って、生成されたクライアント環境41−1は、「CPU 2.0GHz」、「メモリ 2.0GB」、「HDD40GB」、「Operating System A」、「Virus Scan Software A」、「Web browser A」という特徴を備えている。
クライアント環境41−1の生成後、セッション管理手段21が、端末10−1と生成したクライアント環境41−1の関連付けを接続先設定テ−ブル31に格納する(ステップS1204)。
次いでクライアント環境管理手段22は、端末2の端末部品情報(部品2、部品3)に対応するクライアント環境構成要素を端末部品テ−ブル32から取得する(ステップS1305)。
次いで、クライアント環境管理手段22は、取得したクライアント構成要素に応じたクライアント環境41−2をクライアント環境サ−バ40に生成する(ステップS1206)。
ここで、部品2、部品3はそれぞれ「CPU 3.0GHz、メモリ 4.0GB、HDD 80GB、Operating System B」、「Virus Scan Software A、Web browser A」である。従って、生成されたクライアント環境41−2は、「CPU 3.0GHz」、「メモリ 4.0GB」、「HDD80GB」、「Operating System B」、「Virus Scan Software A」、「Web browser A」という特徴を備えている。
クライアント環境41−2の生成後、セッション管理手段21が、端末10−2と生成したクライアント環境41−2の関連付けを接続先設定テ−ブル31に格納する(ステップS1307)。
ここで、ステップS1307後の接続先設定テーブル31の例を、図14に示す。なお、上記端末1及び端末2についての処理は平行して行っても良い。
(第3の実施の形態による効果)
次に本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態によれば、企業等ではほぼ必ず存在している端末などの物理的資産を管理するシステムと本システムとを組み合わせることが可能となり、より効果的に本システムを運用することができる。
次に、本発明の管理サ−バ20のハ−ドウェア構成例について、図15を参照して説明する。図15は管理サ−バ20のハ−ドウェア構成例を示すブロック図である。
図15を参照すると、管理サ−バ20は、一般的なコンピュ−タ装置と同様のハ−ドウェア構成であり、CPU(Central Processing Unit)801、RAM(Random Access Memory)等のメモリからなる、デ−タの作業領域やデ−タの一時退避領域に用いられる主記憶部802、ネットワ−クを介してデ−タの送受信を行う通信部803、入力装置805や出力装置806及び記憶装置807と接続してデ−タの送受信を行う入出力インタフェ−ス部804、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス808を備えている。記憶装置807は、例えば、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハ−ドディスク装置等で実現される。
本発明の管理サ−バ20のセッション管理手段21、クライアント環境管理手段22、端末管理手段23は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハ−ドウェア端末部品である回路端末部品を実装することにより、その動作をハ−ドウェア的に実現することは勿論として、その機能を提供するプログラムを、記憶装置807に格納し、そのプログラムを主記憶部802にロ−ドしてCPU801で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
なお、前述した端末10−m、クライアント環境サ−バ40も、上記のようなハ−ドウェア構成を有し、それぞれが有する各機能をハ−ドウェア的又はソフトウェア的に実現する。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュ−タプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュ−タプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュ−タプログラムを実施する時には、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本発明の方法およびコンピュ−タプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
1つ以上の端末と、
前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、
前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備え、
前記管理サーバは、
前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成するクライアント環境管理手段を備えることを特徴とするシンクライアントシステム。
(付記2)
前記端末部品が、ハードウェア要素であることを特徴とする付記1に記載のシンクライアントシステム。
(付記3)
前記端末部品が、ソフトウェア要素であることを特徴とする付記1に記載のシンクライアントシステム。
(付記4)
前記端末識別情報を格納する端末管理テーブルと、
前記端末部品情報と前記クライアント環境構成要素との関連付けを格納する端末部品テーブルと、
前記端末と当該端末が利用する前記クライアント環境との関連付けを格納する接続先設定テーブルと
を含む記憶装置を備えることを特徴とする付記1から付記3に記載のシンクライアントシステム。
(付記5)
前記接続先設定テーブルに基づき、前記端末へ所定の前記クライアント環境を配分するセッション管理手段と、
所定の場合に、前記端末から受信した前記端末識別情報を前記端末管理テーブルに格納する端末管理手段を含み、
前記セッション管理手段は、
前記端末から受信した前記端末識別情報が、前記端末管理テーブルに存在するか否かを確認し、
前記セッション管理手段が、前記端末識別情報が前記端末管理テーブルに存在しないと判断した場合、
前記クライアント環境管理手段は、
前記端末部品情報に対応する前記クライアント環境構成要素を前記端末部品テーブルから取得し、当該クライアント環境構成要素を構成要件として前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成し、
前記セッション管理手段は、
前記端末と、生成された前記クライアント環境との関連付けを前記接続先設定テーブルに格納し、
前記端末管理手段は、
前記端末識別情報を前記端末管理テーブルに格納することを特徴とする付記4に記載のシンクライアントシステム。
(付記6)
前記端末管理テーブルが、
前記端末の利用可否情報を示す利用可否情報をさらに格納し、
前記セッション管理手段は、
接続してきた前記端末の利用可否情報が利用不可である場合は、当該端末に対して前記クライアント環境の配分を行わないことを特徴とする付記5に記載のシンクライアントシステム。
(付記7)
前記端末管理テーブルから所定の前記端末の端末識別情報が削除された場合に、
前記クライアント環境管理手段が、
当該端末が利用する前記クライアント環境を前記クライアント環境サーバから削除すると共に、当該端末及びクライアント環境の関連付けを前記接続先設定テーブルから削除することを特徴とする付記4から付記6の何れか1項に記載のシンクライアントシステム。
(付記8)
1つ以上の端末と、前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムの管理サーバであって、
前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成するクライアント環境管理手段を備えることを特徴とする管理サーバ。
(付記9)
前記端末と当該端末が利用する前記クライアント環境との関連付けを格納する前記接続先設定テーブルに基づき、前記端末へ所定の前記クライアント環境を配分するセッション管理手段と、
所定の場合に、前記端末から受信した前記端末識別情報を、前記端末識別情報を格納する前記端末管理テーブルに格納する端末管理手段を含み、
前記セッション管理手段は、
前記端末から受信した前記端末識別情報が、前記端末管理テーブルに存在するか否かを確認し、
前記セッション管理手段が、前記端末識別情報が前記端末管理テーブルに存在しないと判断した場合、
前記クライアント環境管理手段は、
前記端末部品情報に対応する前記クライアント環境構成要素を、前記端末部品情報と前記クライアント環境構成要素との関連付けを格納する前記端末部品テーブルから取得し、当該クライアント環境構成要素を構成要件として前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成し、
前記セッション管理手段は、
前記端末と、生成された前記クライアント環境との関連付けを前記接続先設定テーブルに格納し、
前記端末管理手段は、
前記端末識別情報を前記端末管理テーブルに格納することを特徴とする付記8に記載の管理サーバ。
(付記10)
前記セッション管理手段は、
接続してきた前記端末の利用可否情報を示す利用可否情報が、利用不可である場合は、当該端末に対して前記クライアント環境の配分を行わないことを特徴とする付記9に記載の管理サーバ。
(付記11)
前記端末管理テーブルから所定の前記端末の端末識別情報が削除された場合に、
前記クライアント環境管理手段が、
当該端末が利用する前記クライアント環境を前記クライアント環境サーバから削除すると共に、当該端末及びクライアント環境の関連付けを前記接続先設定テーブルから削除することを特徴とする付記9又は付記10に記載の管理サーバ。
(付記12)
1つ以上の端末と、前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムのクライアント環境管理方法であって、
前記管理サーバが、
前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、
前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成することを特徴とするクライアント環境管理方法。
(付記13)
前記端末と当該端末が利用する前記クライアント環境との関連付けを格納する前記接続先設定テーブルに基づき、前記端末へ所定の前記クライアント環境を配分し、
所定の場合に、前記端末から受信した前記端末識別情報を、前記端末識別情報を格納する前記端末管理テーブルに格納し、
前記端末から受信した前記端末識別情報が、前記端末管理テーブルに存在するか否かを確認し、
前記端末識別情報が前記端末管理テーブルに存在しないと判断した場合、
前記端末部品情報に対応する前記クライアント環境構成要素を、前記端末部品情報と前記クライアント環境構成要素との関連付けを格納する前記端末部品テーブルから取得し、
当該クライアント環境構成要素を構成要件として前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成し、
前記端末と、生成された前記クライアント環境との関連付けを前記接続先設定テーブルに格納し、
前記端末識別情報を前記端末管理テーブルに格納することを特徴とする付記12に記載のクライアント環境管理方法。
(付記14)
接続してきた前記端末の利用可否情報を示す利用可否情報が、利用不可である場合は、当該端末に対して前記クライアント環境の配分を行わないことを特徴とする付記13に記載のクライアント環境管理方法。
(付記15)
前記端末管理テーブルから所定の前記端末の端末識別情報が削除された場合に、
当該端末が利用する前記クライアント環境を前記クライアント環境サーバから削除すると共に、当該端末及びクライアント環境の関連付けを前記接続先設定テーブルから削除することを特徴とする付記13又は付記14に記載のクライアント環境管理方法。
(付記16)
1つ以上の端末と、前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムの前記管理サーバに、
前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素を用いて、前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成する処理を、実行させることを特徴とするプログラム。
(付記17)
前記管理サーバに、
前記端末と当該端末が利用する前記クライアント環境との関連付けを格納する前記接続先設定テーブルに基づき、前記端末へ所定の前記クライアント環境を配分する処理と、
所定の場合に、前記端末から受信した前記端末識別情報を、前記端末識別情報を格納する前記端末管理テーブルに格納する処理と、
前記端末から受信した前記端末識別情報が、前記端末管理テーブルに存在するか否かを確認する処理と、
前記端末識別情報が前記端末管理テーブルに存在しないと判断した場合、
前記端末部品情報に対応する前記クライアント環境構成要素を、前記端末部品情報と前記クライアント環境構成要素との関連付けを格納する前記端末部品テーブルから取得する処理と、
当該クライアント環境構成要素を構成要件として前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成する処理と、
前記端末と、生成された前記クライアント環境との関連付けを前記接続先設定テーブルに格納する処理と、
前記端末識別情報を前記端末管理テーブルに格納するする処理を、実行させることを特徴とする付記16に記載のプログラム。
(付記18)
前記管理サーバに、
接続してきた前記端末の利用可否情報を示す利用可否情報が、利用不可である場合は、当該端末に対して前記クライアント環境の配分を中止する処理を実行させることを特徴とする付記17に記載のプログラム。
(付記19)
前記管理サーバに、
前記端末管理テーブルから所定の前記端末の端末識別情報が削除された場合に、
当該端末が利用する前記クライアント環境を前記クライアント環境サーバから削除すると共に、当該端末及びクライアント環境の関連付けを前記接続先設定テーブルから削除する処理を実行させることを特徴とする付記17又は付記18に記載のプログラム。
100:シンクライアントシステム
10(10−1〜10−m):端末
20:管理サーバ
21:セッション管理手段
22:クライアント環境管理手段
23:端末管理手段
30:記憶装置
31:接続先設定テーブル
32:端末部品テーブル
33:端末管理テーブル
40:クライアントサーバ
41(41−1〜41−n):クライアント環境
801:CPU
802:主記憶部
803:通信部
804:入出力インタフェ−ス部
805:入力装置
806:出力装置
807:記憶装置
808:システムバス

Claims (8)

  1. 1つ以上の端末と、
    前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、
    前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備え、
    前記管理サーバは、
    前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素であるCPU、メモリを含むハードウェア要素の情報と、前記クライアント環境の構成要素であるOS、アプリケーションを含むソフトウェア要素の情報とを用いて、前記クライアント環境サーバに前記情報に応じたクライアント環境を生成するクライアント環境管理手段を備えることを特徴とするシンクライアントシステム。
  2. 前記端末識別情報を格納する端末管理テーブルと、
    前記端末部品情報と前記クライアント環境構成要素との関連付けを格納する端末部品テーブルと、
    前記端末と当該端末が利用する前記クライアント環境との関連付けを格納する接続先設定テーブルと
    を含む記憶装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のシンクライアントシステム。
  3. 前記接続先設定テーブルに基づき、前記端末へ所定の前記クライアント環境を配分するセッション管理手段と、
    所定の場合に、前記端末から受信した前記端末識別情報を前記端末管理テーブルに格納する端末管理手段を含み、
    前記セッション管理手段は、
    前記端末から受信した前記端末識別情報が、前記端末管理テーブルに存在するか否かを確認し、
    前記セッション管理手段が、前記端末識別情報が前記端末管理テーブルに存在しないと判断した場合、
    前記クライアント環境管理手段は、
    前記端末部品情報に対応する前記クライアント環境構成要素を前記端末部品テーブルから取得し、当該クライアント環境構成要素を構成要件として前記クライアント環境サーバに前記クライアント環境を生成し、
    前記セッション管理手段は、
    前記端末と、生成された前記クライアント環境との関連付けを前記接続先設定テーブルに格納し、
    前記端末管理手段は、
    前記端末識別情報を前記端末管理テーブルに格納することを特徴とする請求項に記載のシンクライアントシステム。
  4. 前記端末管理テーブルが、
    前記端末の利用可否情報を示す利用可否情報をさらに格納し、
    前記セッション管理手段は、
    接続してきた前記端末の利用可否情報が利用不可である場合は、当該端末に対して前記クライアント環境の配分を行わないことを特徴とする請求項に記載のシンクライアントシステム。
  5. 前記端末管理テーブルから所定の前記端末の端末識別情報が削除された場合に、
    前記クライアント環境管理手段が、
    当該端末が利用する前記クライアント環境を前記クライアント環境サーバから削除すると共に、当該端末及びクライアント環境の関連付けを前記接続先設定テーブルから削除することを特徴とする請求項から請求項の何れか1項に記載のシンクライアントシステム。
  6. 1つ以上の端末と、前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムの管理サーバであって、
    前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素であるCPU、メモリを含むハードウェア要素の情報と、前記クライアント環境の構成要素であるOS、アプリケーションを含むソフトウェア要素の情報とを用いて、前記クライアント環境サーバに前記情報に応じたクライアント環境を生成するクライアント環境管理手段を備えることを特徴とする管理サーバ。
  7. 1つ以上の端末と、前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムのクライアント環境管理方法であって、
    前記管理サーバが、
    前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、
    前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素であるCPU、メモリを含むハードウェア要素の情報と、前記クライアント環境の構成要素であるOS、アプリケーションを含むソフトウェア要素の情報とを用いて、前記クライアント環境サーバに前記情報に応じたクライアント環境を生成することを特徴とするクライアント環境管理方法。
  8. 1つ以上の端末と、前記端末が利用するクライアント環境が動作するクライアント環境サーバと、前記端末からのクライアント環境の利用要求に基づき所定の前記クライアント環境を配分する管理サーバとを備えるシンクライアントシステムの前記管理サーバに、
    前記端末から、端末を識別する端末識別情報と、端末の構成要素である端末部品を識別する端末部品情報とを受信し、前記端末部品情報に対応して予め設定したクライアント環境の構成要素であるCPU、メモリを含むハードウェア要素の情報と、前記クライアント環境の構成要素であるOS、アプリケーションを含むソフトウェア要素の情報とを用いて、前記クライアント環境サーバに前記情報に応じたクライアント環境を生成する処理を、実行させることを特徴とするプログラム。
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