JP4876575B2 - シン・クライアント・システム、サーバ装置、及び端末装置 - Google Patents

シン・クライアント・システム、サーバ装置、及び端末装置 Download PDF

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本発明は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されたサーバ−クライアント・システムにおいて、複数のクライアントPC(Personal Computer)にてそれぞれ入出力される全てのアプリケーションをサーバ上で動作させるようにしたSBC(Server Based Computing)[シン・クライアント・システム]などのコンピュータシステム、およびそのサーバ装置、端末装置に関する。
従来、社内LANなどのネットワークに接続された各PC端末では、その個々のPC端末が独立して文書作成や表作成などのアプリケーションを起動実行し、またこれに伴い生成された種々のファイルも当該PC端末において自身の記憶装置に保存、あるいは磁気ディスク,光ディスク,小型半導体メモリ等の外部記憶媒体に保存するか、ネットワーク上のサーバが管理する記憶装置に転送して保存している。
このような従来のサーバ−クライアント・システムでは、各PC端末自身において生成ファイルが管理されるため、当該PC端末を紛失したり不正に持ち出したりして第3者の手に渡った場合、保存ファイルが読み出されて重要情報や機密情報が漏洩する恐れがある。
しかも、各PC端末が独立してアプリケーションを起動実行していたのでは、当該アプリケーションの更新,変更,追加の作業を個々のPC端末毎に行う必要があり、管理が面倒でコストも掛かってしまう。
このため最近のサーバ−クライアント・システムでは、各PC端末(クライアントPC)にて入出力される全てのアプリケーションをサーバ上で起動実行させ、これに伴う全ての生成ファイルもサーバ側で管理するようにしたSBC(Server Based Computing)システム[シン・クライアント・システム]が導入されるようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
このシン・クライアント・システムによれば、PC端末側での入力操作に応じてサーバ側でアプリケーション処理が起動実行されてファイル管理され、これに伴う表示画面データのみビットマップ形式でPC端末側へ転送されて表示されるだけなので、当該PC端末側にはサーバ側でのアプリケーション処理によるデータが一切残らず、単に入出力端末として機能するだけになり、例えPC端末を紛失したり不正に持ち出したりして第3者の手に渡った場合でも、何のファイルも読み出されることがなく、セキュリティ面で極めて有効なサーバ−クライアント・システムとすることができる。
しかも、アプリケーションの更新,変更,追加の作業は、サーバに対してのみ行えば良く、その管理も非常に簡単になり有益である。
そして、このようなシン・クライアント・システムでは、PC端末からサーバに対するユーザIDとパスワードを用いた接続認証に際して、各ユーザ毎にそのユーザIDとパスワードを記録させたメモリカードを予め用意しておき、これを接続開始時にPC端末に装着して読み込ませ自動でサーバへ送信し認証させることで、ユーザ自身がそのIDおよびパスワードを個別入力する手間を無くし、しかも一般に暗記困難な桁数のユーザIDおよびパスワードを設定することで、セキュリティ性と認証作業の容易性を更に向上することのできるシステムも考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2004−171063号公報 特開2003−158534号公報 特開2002−318788号公報
しかし、前記従来のシン・クライアント・システムでは、クライアント側の複数の同種のPC端末のそれぞれにおいて、サーバ上のデスクトップ環境をそのまま操作することを想定した汎用的な使い方であるため、それぞれ種類の異なる専用端末として特定のアプリケーションや用途に適した実行環境のみを使用したい場合には、ユーザが自ら必要とするアプリケーションを選択的に設定し、起動するといった面倒な作業が必要となる。
例えば、クライアント側のPC端末として、POS(Point of Sales)端末用のPC端末とハンディターミナル用のPC端末とを使用する場合には、各PC端末共にユーザIDとパスワードを使用して同様にして行う接続認証処理とは別に、そのそれぞれの接続に伴い対応するアプリケーションを選択して起動したり、各PC端末にて異なる画面サイズなどを個別に設定したりしなければならない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、複数種類の端末を1つのサーバに接続して使用する場合でも、各端末毎にユーザ自らが異なる実行環境を設定する必要なく、ユーザの使い勝手を大幅に向上することが可能になるシン・クライアント・システム、そのサーバ装置、及び端末装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のシン・クライアント・システムは、複数の端末装置がネットワークを介してサーバ装置と接続され、当該サーバ装置上にアプリケーションプログラムを集約したシン・クライアント・システムであって、
前記端末装置は、入力手段と、当該端末装置の識別情報と前記入力手段の識別情報とを含む構成情報を作成する端末構成情報作成手段と、前記サーバ装置との接続に伴い前記端末構成情報作成手段により作成された当該端末装置の構成情報を該サーバ装置へ送信する構成情報送信手段とを備え、
前記サーバ装置は、複数種類の端末装置のそれぞれに適合した複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、複数種類の端末装置それぞれの識別情報と入力手段の識別情報と前記アプリケーション記憶手段により記憶された各端末装置に適合する複数のアプリケーションプログラムとを関係付けたテーブルを記憶する端末アプリ関係テーブル記憶手段と、前記端末装置との接続に伴いその端末装置から受信された該端末装置の構成情報に基づき、前記端末アプリ関係テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに従って該端末装置に適合するアプリケーションを決定する端末アプリ決定手段と、この端末アプリ決定手段により決定された接続中の端末装置に適合するアプリケーションのプログラムを前記アプリケーション記憶手段により記憶された複数のアプリケーションプログラムの中から読み出して起動させるアプリ起動制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項に記載のサーバ装置は、複数の端末装置がネットワークを介してサーバ装置と接続され、当該サーバ装置上にアプリケーションプログラムを集約したシン・クライアント・システムのサーバ装置であって、
複数種類の端末装置のそれぞれに適合した複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、複数種類の端末装置それぞれの識別情報と入力手段の識別情報と前記アプリケーション記憶手段により記憶された各端末装置に適合する複数のアプリケーションプログラムとを関係付けたテーブルを記憶する端末アプリ関係テーブル記憶手段と、前記端末装置との接続に伴いその端末装置から受信された該端末装置の識別情報と当該端末装置における入力手段の識別情報とを含む構成情報に基づき、前記端末アプリ関係テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに従って該端末装置に適合するアプリケーションを決定する端末アプリ決定手段と、この端末アプリ決定手段により決定された接続中の端末装置に適合するアプリケーションのプログラムを前記アプリケーション記憶手段により記憶された複数のアプリケーションプログラムの中から読み出して起動させるアプリ起動制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項に記載の端末装置は、複数の端末装置がネットワークを介してサーバ装置と接続され、当該サーバ装置上にアプリケーションプログラムを集約したシン・クライアント・システムの端末装置であって、
入力手段と、表示画面を有する表示手段と、当該端末装置の識別情報と前記入力手段の識別情報と前記表示手段の画面サイズとを含む構成情報を作成する端末構成情報作成手段と、前記サーバ装置との接続に伴い前記端末構成情報作成手段により作成された当該端末装置の構成情報を該サーバ装置へ送信する構成情報送信手段と、前記入力手段により入力された信号をサーバ装置へ送信する入力信号送信手段と、接続中のサーバ装置から受信された画面データを前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
よって本発明によれば、複数種類の端末を1つのサーバに接続して使用する場合でも、各端末毎にユーザ自らが異なる実行環境を設定する必要なく、ユーザの使い勝手を大幅に向上することが可能になるシン・クライアント・システム、そのサーバ装置、及び端末装置を提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシン・クライアント・システムの全体構成を示す図である。
このシン・クライアント・システムは、サーバ装置10に対してハード構成や用途が異なる複数種類のクライアント端末(モバイルノート型)11,(ハンディターミナル型)12,(デスクトップ型)13,…を、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)からなるネットワーク14,15,16を介し接続可能にして構成される。
サーバ装置10は、各種のクライアント端末11,12,13,…にそれぞれ対応したPOS端末処理プログラムやキオスク端末処理プログラムなど、複数種類のアプリケーションプログラムを有し、当該サーバ装置10に接続された各種クライアント端末11,12,13,…からの操作入力信号に応じて各対応するアプリケーションプログラムを起動しその処理を実行する。
この際、各種のクライアント端末(モバイルノート型)11,(ハンディターミナル型)12,(デスクトップ型)13は、それぞれその端末11,12,13,…のID(ベース端末ID)、付属機器ID(付属ハードID)、表示画面サイズを記述してなる端末プロファイル(構成情報)(図6参照)を生成してサーバ装置10へ送信することで、この端末プロファイルに適合したアプリケーションプログラムがサーバ装置10にて自動選択されて起動される。
このサーバ装置10において、各種クライアント端末11,12,13,…からの操作入力信号に応じたアプリケーションプログラムの実行に伴う表示出力画面は、ビットマップデータとしてアクセス元のクライアント端末11,12,13,…へ送信され、その端末表示部11a,12a,13a,…に表示される。
つまり、このシン・クライアント・システムにおける各種のクライアント端末11,12,13,…は、何れもキーボード11c,12b、タッチパネル11b,13b、バーコード・リーダ12c,13cなどのユーザ操作に応じた入力機能(入力装置23)とLCD表示部11a,12a,13a,…あるいはプリンタなどの出力機能(表示装置25)のみを有し、データファイルの管理機能を一切持っていない。
そして、各種クライアント端末11,12,13,…からの操作入力信号に応じてサーバ装置10にて起動実行される各種の処理に伴い生成されたデータファイルは、当該サーバ装置10内あるいはサーバ装置10にて接続管理される磁気ディスクなどの記憶装置にユーザアカウント毎あるいは共有ファイルとして記憶され保存される。
図2は、前記シン・クライアント・システムにおけるクライアント端末11,12,13,…の電子回路の概略構成を示すブロック図である。
クライアント端末11,12,13,…は、その端末全体の制御を行う制御装置(CPU)21、キー11c,12bやマウス、タッチパネル11b,13b、バーコード・リーダ12c,13c、切り替えスイッチ12d(図7参照)などの入力装置23、サーバ装置10とのデータの送受信を行う送受信装置24、LCD表示部11a,12a,13aなどの表示装置25、制御装置(CPU)21によって端末制御処理を実行させるための端末制御プログラムや送受信装置24を通じてサーバ装置10から受信されたデータ、表示装置25に表示するデータなどを記憶するための記憶装置23を備えて構成される。
なお、入力装置23は、例えばバーコード・リーダ12c,13cなど、クライアント端末11,12,13,…に内蔵されているものとは限らず、ユーザが必要に応じて着脱可能なものも含まれる。
図3は、前記シン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10の電子回路の概略構成を示すブロック図である。
サーバ装置10は、そのサーバ全体の制御を行うための制御装置(CPU)31、クライアント端末11,12,13,…とのデータの送受信を行うための送受信装置33、制御装置(CPU)31によってサーバ制御処理を実行させるためのサーバ制御プログラムや送受信装置33を通じてクライアント端末11,12,13,…から受信されたデータ、そして登録されたユーザID・パスワードなどを記述したユーザデータテーブルなど、さまざまなデータを記憶するための記憶装置32を備えて構成される。
図4は、前記クライアント端末11,12,13,…の記憶装置22に確保された複数のデータ記憶部を示す図である。
このクライアント端末(モバイルノート型)11,(ハンディターミナル型)12,(デスクトップ型)13,…の記憶装置22には、サーバ装置10からの受信データを記憶するための受信データ記憶部22b、この受信データ記憶部22bに記憶された受信データのうち表示装置25に表示させる表示画面のデータを記憶するための表示データ記憶部22a、各端末11,12,13,…に固有の端末プロファイルとして記述されるベース端末IDや付属ハードIDを予め記憶するためのベース端末ID・付属ハードID記憶部22cなどが確保される。
図5は、前記クライアント端末(ハンディターミナル型)12の記憶装置22に確保されるベース端末ID・付属ハードID記憶部22cに記憶されたデータの内容を示す図である。
このクライアント端末(ハンディターミナル型)12のベース端末ID・付属ハードID記憶部22cには、当該ハンディターミナル型の端末12であることを示すベース端末ID22c1が[XSCE50]として記憶され、また付属ハードID22c2には、バーコード・リーダ12cを示すIDの[BCR02]、キー入力部12bを示すIDの[KB01]が記憶される。
図6は、前記各クライアント端末(モバイルノート型)11,(ハンディターミナル型)12,(デスクトップ型)13のベース端末ID・付属ハードID記憶部22cにそれぞれ記憶されたベース端末ID22c1および付属ハードID22c2と各端末表示部11a,12a,13aの画面サイズに基づき生成された端末プロファイルを示す図であり、同図(A)はハンディターミナル型端末12の端末プロファイルを示す図、同図(B)はデスクトップ型端末13の端末プロファイルを示す図、同図(C)は同デスクトップ型端末13のバーコード・リーダ13cが接続されていない場合の端末プロファイルを示す図、同図(D)はモバイルノート型端末11の端末プロファイルを示す図である。
図7は、前記クライアント端末(ハンディターミナル型)12に備えられた切り替えスイッチ12dを抜き出して示す正面図である。
例えば図6(A)に示すようなハンディターミナル型端末12の端末プロファイル(構成情報)における付属ハードID22c2として記述される[SW02]は、入力装置23として切り替えスイッチ12d(図7参照)を備え、当該切り替えスイッチ12dが店舗用(SW02)として切り替えられている状態を示し、[BCR02]は、同入力装置23としてバーコード・リーダ12cを備えていることを示し、[KB01]は、同入力装置23としてキーボード12bを備えていることを示す。
また、例えば図6(D)に示すようなモバイルノート型端末11の端末プロファイル(構成情報)における付属ハードID22c2として記述される[TCH01]は、入力装置23としてタッチパネル11bを備えていることを示し、[KB02]は、同入力装置23としてキーボード11cを備えていることを示す。
なお、各端末プロファイルにおいて、「画面幅」と「画面高」は、それぞれの表示装置25として備えられるLCD表示部11a,12a,13aのピクセル数を示す。
図8は、前記サーバ装置10の記憶装置32に確保された複数のデータ記憶部を示す図である。
このサーバ装置10の記憶装置32には、端末プロファイルマッピングテーブル32a、アプリ情報テーブル32b、アプリケーション記憶部32h、ユーザデータ記憶部32iが確保される他に、接続ユーザ毎の画面データ記憶部32c、端末プロファイル記憶部32d、送信データ記憶部32e、起動可能アプリID記憶部32f、起動アプリケーション記憶部32gなどが確保される。
図9は、前記サーバ装置10の記憶装置32に確保された端末プロファイルマッピングテーブル32aの内容を示す図である。
この端末プロファイルマッピングテーブル32aには、当該サーバ装置10によってそのアプリケーションプログラムの実行が管理される全種類のクライアント端末(モバイルノート型)11,(ハンディターミナル型)12,(デスクトップ型)13それぞれの構成を示すベース端末ID32a1および付属ハードID32a2に対して、各対応する専用のアプリケーションIDを示す起動アプリID32a3が予め記憶されるもので、この端末プロファイルマッピングテーブル32aにより、前記各クライアント端末11,12,13,…から受信される各端末プロファイル(構成情報)(図6参照)に基づいて当該各端末11,12,13,…毎の起動アプリID32a3が決定される。
図10は、前記サーバ装置10の記憶装置32に確保されたアプリ情報テーブル32bの内容を示す図である。
このアプリ情報テーブル32bには、このサーバ装置10によって起動可能な全てのアプリケーションプログラムそれぞれのIDを示す起動アプリID32b1に対応付けられて、当該アプリケーションのパス(アプリPATH)32b2およびその名称32b3が予め記憶されるもので、前記端末プロファイルマッピングテーブル32aによって決定された起動アプリID32a3(→32b1)に従ってそのアプリPATH32b2が取得され、実体のアプリケーションプログラムが起動される。
アプリケーション記憶部32hには、各種のクライアント端末11,12,13,…の接続によって起動可能な全てのアプリケーションプログラムが記憶されるもので、これら実体のアプリケーションプログラムは、前記アプリ情報テーブル32bによって取得されたアプリPATH32b2に従って読み出され起動される。
ユーザデータ記憶部32iには、例えばユーザIDやパスワードなど、各種のクライアント端末11,12,13,…を利用するユーザそれぞれの認証用のデータが予め登録される。
そして、接続ユーザ毎の画面データ記憶部32cには、当該接続ユーザの端末に従い起動されたアプリケーションによってその端末画面サイズ(幅×高)に収まるような大きさで作成された表示画面データが記憶される。
端末プロファイル記憶部32dには、各クライアント端末11,12,13,…からの接続に伴い当該各端末11,12,13,…からそれぞれ作成受信された端末プロファイル(構成情報)(図6参照)が記憶される。
送信データ記憶部32eには、各端末11,12,13,…毎のプロファイルに対応して起動されたアプリケーションに従い生成処理された表示画面などのデータが、該当の端末の表示画面サイズに合わせた送信用のデータとしてエンコードおよび圧縮されて記憶される。
起動可能アプリID記憶部32fには、前記端末プロファイルマッピングテーブル32a(図9参照)によって決定された接続中の該当端末に応じて起動可能な1つまたは複数の起動アプリID32a3が記憶される。
起動アプリケーション記憶部32gには、前記端末プロファイルマッピングテーブル32a(図9参照)によって決定された接続中の該当端末に応じた起動アプリID32a3が1つの場合には、当該1つの起動アプリID32a3に対応するアプリケーションプログラムが前記アプリケーション記憶部32hから読み出されて記憶され起動処理され、前記起動可能アプリID記憶部32fに複数記憶された場合には、ユーザによってそのアプリ名称32b3から選択されたアプリケーションプログラムが前記アプリケーション記憶部32hから読み出されて記憶され起動処理される。
次に、前記構成のシン・クライアント・システムによる複数種類のクライアント端末11,12,13,…に応じたアプリケーションの起動実行機能について説明する。
図11は、前記シン・クライアント・システムのクライアント端末−サーバ装置間の動作を示すシーケンス図である。
図12は、前記シン・クライアント・システムの全体動作を示すフローチャートであり、同図(A)はクライアント端末側の動作を示すフローチャート、同図(B)はサーバ装置側の動作を示すフローチャートである。
例えば、クライアント端末(ハンディターミナル型)12をサーバ装置10に接続して使用する場合に、図11のタイミングT1,T2において、当該端末12のキーボード12b(入力装置23)を操作してユーザIDとパスワードを入力し、同キーボード12b上の「接続」キーを押下操作すると、この入力されたユーザIDとパスワードは送受信装置24からサーバ装置10へ送信される。
サーバ装置10では、タイミングT3において、前記クライアント端末12から受信されたユーザIDとパスワードについて、記憶装置32のユーザデータ記憶部32iに記憶されている登録ユーザのIDおよびパスワード情報に基づいてユーザ認証を行い、認証OKと判断された場合には、その旨をクライアント端末12へ通知する。
すると、クライアント端末12では、タイミングT4において、記憶装置22のベース端末ID・付属ハードID記憶部22c(図4・図5参照)に記憶されている当該端末(ハンディターミナル型)12のベース端末ID[XSCE50]22c1および付属ハードID[BCR02][KB01]22c2、切り替えスイッチ12d(図7参照)の切り替え位置[SW02(店舗用)]、LCD表示部12aの画面幅[128]・画面高[64]に基づき、図6(A)に示すような端末プロファイル(構成情報)を作成し、サーバ装置10へ送信する(ステップA1)。
サーバ装置10では、タイミングT5において、前記クライアント端末(ハンディターミナル型)12から受信された端末プロファイルが記憶装置22内の端末プロファイル記憶部32d(図8参照)に記憶され、これに従ってその動作環境を決定する。ここでは、前記タイミングT3において接続認証された当該クライアント端末12の使用者をユーザAとして説明する。
すなわち、ユーザA端末プロファイル記憶部32dに記憶された前記クライアント端末12の端末プロファイル([XSCE50][BCR02][KB01][SW02]画面幅[128]画面高[64])(図6(A)参照)に基づいて、端末プロファイルマッピングテーブル32a(図9参照)に登録されている各種の端末プロファイルの中から一致するプロファイルが検索され、起動アプリID“0002”が決定されてユーザA起動可能アプリID記憶部32fに記憶される(ステップB2)。
ここで、前記クライアント端末12の端末プロファイルに対応して決定されユーザA起動可能アプリID記憶部32fに記憶された起動アプリID“0002”が1つであるか複数有るかが判断される(ステップB3)。
そして、起動可能なアプリIDが1つ“0002”であると判断されると(ステップB3(Yes))、タイミングT6において、前記決定された起動アプリID“0002”に従ってアプリ情報テーブル32b(図10参照)に登録されているアプリPATH“/usr/local/bin/breader2”が取得され、対応するアプリケーションプログラム「店舗用」の実行ファイルがアプリケーション記憶部32hから読み出されて起動アプリケーション記憶部32gに格納され起動される(ステップB8)。
すると、この起動されたアプリケーションプログラム「店舗用」に従って、図13に示すような初期画面G12が、前記ユーザA端末プロファイル記憶部32dに記憶された端末プロファイルの画面幅[128]および画面高[64]に収まる大きさの画面サイズで生成され、ユーザA画面データ記憶部32cに記憶されると共にエンコード・圧縮処理などが施されてユーザA送信データ記憶部32eに記憶され、前記クライアント端末12へ画面データG12として送信される。
図13は、前記クライアント端末[SW02]12をサーバ装置10に接続することにより起動されるアプリケーションプログラム「店舗用」に従い生成された初期画面G12を示す図である。
すると、クライアント端末12側では、タイミングT7において、前記サーバ装置10から受信された初期画面G12のデータが記憶装置22の受信データ記憶部22b(図4参照)に記憶されると共に、伸張およびデコード処理などが施された後に表示データ記憶部22aに記憶され、LCD表示部12a(表示装置25)に表示される(ステップA2→A3)。
そして、タイミングT8において、前記サーバ装置10にて専用アプリが起動されたクライアント端末(ハンディターミナル型)12でのユーザ操作に応じて、キーボード12bのキー押下が検出されると、当該押下検出されたキーコードを伴うキーイベント信号がサーバ装置10へ送信される(ステップA4→A5)。
すると、サーバ装置10では、タイミングT9において、前記クライアント端末12から受信されたキーイベント信号に基づき、前記起動アプリケーション記憶部32gに格納されて起動中のアプリケーションプログラム「店舗用」に従った処理が実行されると共に(ステップB9→B10)、その実行結果の画面データがユーザA画面データ記憶部32cに記憶されてエンコード・圧縮処理などが施された後、ユーザA送信データ記憶部32eに格納されてクライアント端末12へ送信される(ステップB11)。
クライアント端末12側では、タイミングT10において、前記サーバ装置10から送信された実行結果の画面データが受信データ記憶部22b(図4参照)に記憶されると共に、伸張およびデコード処理などが施された後に表示データ記憶部22aに記憶され、LCD表示部12a(表示装置25)に表示される(ステップA2→A3)。
これにより、切り替えスイッチ12dを店舗用[SW02]にセットしたクライアント端末(ハンディターミナル型)12をサーバ装置10に接続するだけで、当該端末専用のアプリケーションプログラム「店舗用」を選択的に起動させて、ユーザが必要とする最適な作業を小さなハンディ画面サイズに合わせて行うことができる。
一方、前記クライアント端末(ハンディターミナル型)12において、その切り替えスイッチ12d(図7参照)が配送センター用[SW01]の切り替え位置にセットされていた場合には、タイミングT4において当該端末[SW01]12により作成されてサーバ装置10への接続に伴い送信される端末プロファイルは、前記図6(A)で示した端末プロファイルの[SW02]を[SW01]に入れ替えした([XSCE50][BCR02][KB01][SW01]画面幅[128]画面高[64])となるので(ステップA1)、サーバ装置10では、タイミングT5において、端末プロファイルマッピングテーブル32a(図9参照)に登録されている各種の端末プロファイルの中からこれに一致するプロファイルが検索され、起動アプリID“0001”が決定されて起動可能アプリID記憶部32fに記憶される(ステップB1→B2)。
すると、タイミングT6において、前記決定された起動アプリID“0001”に従ってアプリ情報テーブル32b(図10参照)に登録されているアプリPATH“/usr/local/bin/breader1”が取得され、対応するアプリケーションプログラム「配送センター用」の実行ファイルがアプリケーション記憶部32hから読み出されて起動アプリケーション記憶部32gに格納され起動される(ステップB8)。
これにより、切り替えスイッチ12dを配送センター用[SW01]にセットしたクライアント端末(ハンディターミナル型)12をサーバ装置10に接続するだけで、当該端末専用のアプリケーションプログラム「配送センター用」を選択的に起動させて、ユーザが必要とする最適な作業を小さなハンディ画面サイズに合わせて行うことができる。
また、例えば、クライアント端末(デスクトップ型)13にバーコード・リーダ13cを接続した状態でサーバ装置10に接続して使用した場合には、タイミングT4において当該バーコード・リーダ付きデスクトップ端末13により作成されてサーバ装置10への接続に伴い送信される端末プロファイルは、前記図6(B)で示したように、([ARMIT40][TCH02][BCR01]画面幅[1024]画面高[768])となるので(ステップA1)、サーバ装置10では、タイミングT5において、端末プロファイルマッピングテーブル32a(図9参照)に登録されている各種の端末プロファイルの中からこれに一致するプロファイルが検索され、起動アプリID“0004”が決定されて起動可能アプリID記憶部32fに記憶される(ステップB1→B2)。
すると、タイミングT6において、前記決定された起動アプリID“0004”に従ってアプリ情報テーブル32b(図10参照)に登録されているアプリPATH“/usr/local/bin/posapp”が取得され、対応するアプリケーションプログラム「POS端末」の実行ファイルがアプリケーション記憶部32hから読み出されて起動アプリケーション記憶部32gに格納され起動される(ステップB8)。
この場合、例えば図14(A)に示すような、「POS端末」アプリケーションの実行に従い生成された画面データG13pが当該バーコード・リーダ13cを繋いだクライアント端末13へ送信され、デスクトップのLCD表示部13aに表示される。
これにより、バーコード・リーダ13cを繋いだクライアント端末(デスクトップ型)13をサーバ装置10に接続するだけで、当該端末専用のアプリケーションプログラム「POS端末」を選択的に起動させて、ユーザが必要とする最適な作業を大きなデスクトップ画面サイズに合わせて行うことができる。
図14は、前記クライアント端末(デスクトップ型)13をサーバ装置10に接続した際に検索起動された専用アプリアプリケーションに従い生成された画面データを示す図であり、同図(A)は「POS端末」アプリの実行に従い生成された画面データG13pを示す図、同図(B)は「キオスク端末」アプリの実行に従い生成された画面データG13kを示す図である。
一方、例えば、クライアント端末(デスクトップ型)13からバーコード・リーダ13cを外した状態でサーバ装置10に接続して使用した場合には、タイミングT4において当該バーコード・リーダ無しデスクトップ端末13により作成されてサーバ装置10への接続に伴い送信される端末プロファイルは、前記図6(C)で示したように、当該バーコード・リーダ13cの付属ハードID[BCR01]を除いた([ARMIT40][TCH02]画面幅[1024]画面高[768])となるので(ステップA1)、サーバ装置10では、タイミングT5において、端末プロファイルマッピングテーブル32a(図9参照)に登録されている各種の端末プロファイルの中からこれに一致するプロファイルが検索され、起動アプリID“0005”が決定されて起動可能アプリID記憶部32fに記憶される(ステップB1→B2)。
すると、タイミングT6において、前記決定された起動アプリID“0005”に従ってアプリ情報テーブル32b(図10参照)に登録されているアプリPATH“/usr/local/bin/kioskapp”が取得され、対応するアプリケーションプログラム「キオスク端末」の実行ファイルがアプリケーション記憶部32hから読み出されて起動アプリケーション記憶部32gに格納され起動される(ステップB8)。
この場合、例えば図14(B)に示すような、「キオスク端末」アプリケーションの実行に従い生成された画面データG13kが当該バーコード・リーダ13cを外したクライアント端末13へ送信され、デスクトップのLCD表示部13aに表示される。
これにより、バーコード・リーダ13cを外したクライアント端末(デスクトップ型)13をサーバ装置10に接続するだけで、当該端末専用のアプリケーションプログラム「キオスク端末」を選択的に起動させて、ユーザが必要とする最適な作業を大きなデスクトップ画面サイズに合わせて行うことができる。
また、例えば、クライアント端末(モバイルノート型)11をサーバ装置10に接続して使用した場合には、タイミングT4において当該モバイルノート端末11により作成されてサーバ装置10への接続に伴い送信される端末プロファイルは、前記図6(D)で示したように、([PPCLX20][TCH01][KB02]画面幅[240]画面高[320])となるので(ステップA1)、サーバ装置10では、タイミングT5において、端末プロファイルマッピングテーブル32a(図9参照)に登録されている各種の端末プロファイルの中からこれに一致する2つのプロファイルが検索され、図15に示すように、2つの起動アプリID“0031”と“0032”が決定されて起動可能アプリID記憶部32fに記憶される(ステップB1→B2)。
図15は、前記クライアント端末(モバイルノート型)11をサーバ装置10に接続した際に端末プロファイルマッピングテーブル32aに従い検索された2つのアプリIDの起動可能アプリID記憶部32fに対する記憶状態を示す図である。
この場合、前記クライアント端末11の端末プロファイルに対応して決定され起動可能アプリID記憶部32fに記憶された起動アプリIDは“0031”と“0032”の2つ(複数)であると判断されるので(ステップB3(No))、アプリ情報テーブル32b(図10参照)に従って、当該2つの起動アプリID“0031”“0032”にそれぞれ対応したアプリ名称「生産拠点用端末」「営業所用端末」が読み出され、例えば図16に示すようなアプリ選択画面G11が作成されて端末11へ送信される(ステップB4〜B7)。
図16は、前記クライアント端末(モバイルノート型)11をサーバ装置10に接続した際に検索された2つのアプリIDに従い生成されたアプリ選択画面G11を示す図である。
すると、クライアント端末11では、前記サーバ装置10から受信されたアプリ選択画面G11のデータが伸張およびデコード処理されたてLCD表示部11a(表示装置25)に表示される(ステップA2→A3)。
そして、このアプリ選択画面G11に記述されたアプリ選択項目「生産拠点用端末」32b32または「営業所用端末」32b31のうち、例えば「生産拠点用端末」32b32の選択入力がタッチパネル11bやキーボード11cに対するユーザ操作に応じて検出されると、当該検出されたアプリ選択信号がサーバ装置10へ送信される(ステップA4→A5)。
すると、サーバ装置10では、前記クライアント端末11から受信された選択アプリ「生産拠点用端末」32b32を示す信号に従い、タイミングT6において、その起動アプリID“0031”に対応付けられてアプリ情報テーブル32b(図10参照)に登録されているアプリPATH“/usr/local/bin/handyapp1”が取得され、対応するアプリケーションプログラム「生産拠点用端末」の実行ファイルがアプリケーション記憶部32hから読み出されて起動アプリケーション記憶部32gに格納され起動される(ステップB6→B8)。
これにより、クライアント端末(モバイルノート型)11をサーバ装置10に接続するだけで、当該端末専用にして起動可能な複数のアプリケーションプログラム「生産拠点用端末」「営業所用端末」をユーザに照会して選択的に起動させることができ、ユーザが必要とする最適な作業をノート画面サイズに合わせて行うことができる。
したがって、前記構成のシン・クライアント・システムによる複数種類のクライアント端末11,12,13,…に応じた専用アプリケーションの起動実行機能によれば、各種のクライアント端末11,12,13,…においてサーバ装置10への接続認証を行うと、当該各端末11,12,13それぞれの仕様に合わせたベース端末ID22c1、付属ハードID22c2、表示装置25の画面サイズを組み合わせた端末プロファイル(図6参照)が作成されてサーバ装置10へ送信される。するとサーバ装置10では、各種の端末プロファイルとその各専用起動アプリIDとを予め対応付けて記憶した端末プロファイルマッピングテーブル32aによって各接続端末11,12,13毎の専用起動アプリが選択決定され、例えば切り替えスイッチ12dを(店舗用)にしたクライアント端末(ハンディターミナル型)12では、起動アプリID“0002”に対応した「店舗用」アプリケーションが起動されて処理され、また例えばバーコード・リーダ13cを繋いだクライアント端末(デスクトップ型)13では、起動アプリID“0004”に対応した「POS端末」アプリケーションが起動されて処理され、何れの場合にも接続中にある端末の端末プロファイルに記述された各端末画面サイズに合わせた画面データが作成されて各対応端末へ送信表示されるので、複数種類のクライアント端末11,12,13,…を1つのサーバ装置10に接続して使用する場合でも、各端末11,12,13,…そしてその端末仕様毎に異なる実行環境をユーザ自らがサーバ装置10に設定する必要がなく、このシン・クライアント・システムによる各種端末の使い勝手を大幅に向上することができる。
また、前記構成のシン・クライアント・システムによる複数種類のクライアント端末11,12,13,…に応じた専用アプリケーションの起動実行機能によれば、例えばクライアント端末(モバイルノート型)11からサーバ装置10に受信された端末プロファイルに対応して、前記端末プロファイルマッピングテーブル32aから2つの起動アプリID“0031”“0032”が検索された場合には、その2つのアプリの名称を選択項目「生産拠点端末」32b31,「営業所用端末」32b32としたアプリ選択画面G11が生成されて当該端末11へ送信され、ユーザ選択された何れかのアプリケーションが起動されて処理されるので、同種のクライアント端末11であっても必要に応じて異なる複数のアプリを選択的に起動させ使い勝手良く使用することができる。
なお、前記実施形態では、例えばクライアント端末(デスクトップ型)13において、バーコード・リーダ13cを繋いだ場合と外した場合とでその端末プロファイルの仕様が異なる場合には、図9で示したようなサーバ装置10の端末プロファイルマッピングテーブル32aに従って、それぞれ異なる起動アプリID“0004”と“0005”とが選択決定起動される構成としたが、次の図17および図18を参照して説明するように、例えば同バーコード・リーダ13cを着脱可能なクライアント端末(デスクトップ型)13であって、その着脱に応じて端末プロファイルの仕様が異なる場合でも、サーバ装置10の端末プロファイルマッピングテーブル32a(図17参照)には何れも同一の起動アプリID“0004”を登録し、当該アプリケーション処理(図18参照)上での前記端末プロファイルに記述されたバーコード・リーダ[BCR01]の仕様の有無の判断処理(ステップB8a)によって、その後のアプリ処理をバーコード・リーダ[BCR01]13cを入力装置23とする処理か、またはタッチパネル[TCH02]13bを入力装置23とする処理かに分けて起動させる構成としてもよい。
図17は、前記サーバ装置10の記憶装置32に確保された他の実施形態の端末プロファイルマッピングテーブル32aの内容を示す図である。
図18は、前記他の実施形態の端末プロファイルマッピングテーブル32aにおいて同一の起動アプリID“0004”でありながらバーコード・リーダ[BCR01]の有無を示す端末プロファイルに従って対象入力装置を異ならせるようにしたアプリケーション処理を示すフローチャートである。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の実施形態に係るシン・クライアント・システムの全体構成を示す図。 前記シン・クライアント・システムにおけるクライアント端末11,12,13,…の電子回路の概略構成を示すブロック図。 前記シン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10の電子回路の概略構成を示すブロック図。 前記クライアント端末11,12,13,…の記憶装置22に確保された複数のデータ記憶部を示す図。 前記クライアント端末(ハンディターミナル型)12の記憶装置22に確保されるベース端末ID・付属ハードID記憶部22cに記憶されたデータの内容を示す図。 前記各クライアント端末(モバイルノート型)11,(ハンディターミナル型)12,(デスクトップ型)13のベース端末ID・付属ハードID記憶部22cにそれぞれ記憶されたベース端末ID22c1および付属ハードID22c2と各端末表示部11a,12a,13aの画面サイズに基づき生成された端末プロファイルを示す図であり、同図(A)はハンディターミナル型端末12の端末プロファイルを示す図、同図(B)はデスクトップ型端末13の端末プロファイルを示す図、同図(C)は同デスクトップ型端末13のバーコード・リーダ13cが接続されていない場合の端末プロファイルを示す図、同図(D)はモバイルノート型端末11の端末プロファイルを示す図。 前記クライアント端末(ハンディターミナル型)12に備えられた切り替えスイッチ12dを抜き出して示す正面図。 前記サーバ装置10の記憶装置32に確保された複数のデータ記憶部を示す図。 前記サーバ装置10の記憶装置32に確保された端末プロファイルマッピングテーブル32aの内容を示す図。 前記サーバ装置10の記憶装置32に確保されたアプリ情報テーブル32bの内容を示す図。 前記シン・クライアント・システムのクライアント端末−サーバ装置間の動作を示すシーケンス図。 前記シン・クライアント・システムの全体動作を示すフローチャートであり、同図(A)はクライアント端末側の動作を示すフローチャート、同図(B)はサーバ装置側の動作を示すフローチャート。 前記クライアント端末[SW02]12をサーバ装置10に接続することにより起動されるアプリケーションプログラム「店舗用」に従い生成された初期画面G12を示す図。 前記クライアント端末(デスクトップ型)13をサーバ装置10に接続した際に検索起動された専用アプリアプリケーションに従い生成された画面データを示す図であり、同図(A)は「POS端末」アプリの実行に従い生成された画面データG13pを示す図、同図(B)は「キオスク端末」アプリの実行に従い生成された画面データG13kを示す図。 前記クライアント端末(モバイルノート型)11をサーバ装置10に接続した際に端末プロファイルマッピングテーブル32aに従い検索された2つのアプリIDの起動可能アプリID記憶部32fに対する記憶状態を示す図。 前記クライアント端末(モバイルノート型)11をサーバ装置10に接続した際に検索された2つのアプリIDに従い生成されたアプリ選択画面G11を示す図。 前記サーバ装置10の記憶装置32に確保された他の実施形態の端末プロファイルマッピングテーブル32aの内容を示す図。 前記他の実施形態の端末プロファイルマッピングテーブル32aにおいて同一の起動アプリID“0004”でありながらバーコード・リーダ[BCR01]の有無を示す端末プロファイルに従って対象入力装置を異ならせるようにしたアプリケーション処理を示すフローチャート。
符号の説明
10 …サーバ装置
11 …クライアント端末(モバイルノート型)
12 …クライアント端末(ハンディターミナル型)
13 …クライアント端末(デスクトップ型)
11a,12a,13a…LCD表示部
11b,13b…タッチパネル
11c,12b…キーボード
12c,13c…バーコード・リーダ
12d…切り替えスイッチ
14,15,16…ネットワーク
21 …端末制御装置(CPU)
22 …端末記憶装置
22a…表示データ記憶部
22b…受信データ記憶部
22c…ベース端末ID・付属ハードID記憶部
23 …端末入力装置
24 …端末送受信装置
25 …端末表示装置
31 …サーバ制御装置(CPU)
32 …サーバ記憶装置
32a…端末プロファイルマッピングテーブル
32b…アプリ情報テーブル
32c…ユーザ画面データ記憶部
32d…ユーザ端末プロファイル記憶部
32e…ユーザ送信データ記憶部
32f…ユーザ起動可能アプリID記憶部
32g…ユーザ起動アプリケーション記憶部
32h…アプリケーション記憶部
32i…ユーザデータ記憶部、
33 …サーバ送受信装置
G11 …アプリ選択画面
G12 …ハンディ端末初期画面
G13p…「POS端末」アプリ画面データ
G13k…「キオスク端末」アプリ画面データ

Claims (6)

  1. 複数の端末装置がネットワークを介してサーバ装置と接続され、当該サーバ装置上にアプリケーションプログラムを集約したシン・クライアント・システムであって、
    前記端末装置は、
    入力手段と、
    当該端末装置の識別情報と前記入力手段の識別情報とを含む構成情報を作成する端末構成情報作成手段と、
    前記サーバ装置との接続に伴い前記端末構成情報作成手段により作成された当該端末装置の構成情報を該サーバ装置へ送信する構成情報送信手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    複数種類の端末装置のそれぞれに適合した複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    複数種類の端末装置それぞれの識別情報と入力手段の識別情報と前記アプリケーション記憶手段により記憶された各端末装置に適合する複数のアプリケーションプログラムとを関係付けたテーブルを記憶する端末アプリ関係テーブル記憶手段と、
    前記端末装置との接続に伴いその端末装置から受信された該端末装置の構成情報に基づき、前記端末アプリ関係テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに従って該端末装置に適合するアプリケーションを決定する端末アプリ決定手段と、
    この端末アプリ決定手段により決定された接続中の端末装置に適合するアプリケーションのプログラムを前記アプリケーション記憶手段により記憶された複数のアプリケーションプログラムの中から読み出して起動させるアプリ起動制御手段とを備えた、
    ことを特徴とするシン・クライアント・システム。
  2. 前記端末装置は、さらに
    前記入力手段により入力された信号をサーバ装置へ送信する入力信号送信手段と、
    表示画面を有する表示手段と、
    接続中のサーバ装置から受信された画面データを前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
    前記端末構成情報作成手段は、当該端末装置の識別情報と前記入力手段の識別情報と前記表示手段の画面サイズとを含む構成情報を作成し、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記アプリ起動制御手段により起動されたアプリケーションプログラムに従って前記端末装置から受信された構成情報に含まれる該端末装置の画面サイズに合わせた画面データを生成する画面生成手段と、
    この画面生成手段により生成された画面データを前記端末装置へ送信する生成画面送信手段とを備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシン・クライアント・システム。
  3. 前記サーバ装置の端末アプリ決定手段は、
    前記端末装置との接続に伴いその端末装置から受信された該端末装置の構成情報に基づき、前記端末アプリ関係テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに従って該端末装置の構成情報が一致するところのアプリケーションを検索する端末アプリ検索手段と、
    この端末アプリ検索手段により1つのアプリケーションが検索された場合には、このアプリケーションを前記端末装置に適合するアプリケーションとして決定する第1の端末アプリ決定手段と、
    前記端末アプリ検索手段により複数のアプリケーションが検索された場合には、この複数のアプリケーションを選択可能とする選択画面のデータを生成し前記端末装置へ送信するアプリ選択画面送信手段と、
    このアプリ選択画面送信手段による選択画面データの送信に応答して前記端末装置から受信されたアプリ選択情報に対応したアプリケーションを当該端末装置に適合するアプリケーションとして決定する第2の端末アプリ決定手段とを有し、
    前記端末装置は、さらに、
    前記構成情報送信手段により当該端末装置の構成情報を前記サーバ装置へ送信した後に、該サーバ装置から受信され前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたアプリ選択画面に基づいて、前記入力手段により入力されたアプリ選択情報を前記サーバ装置へ送信するアプリ選択情報送信手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシン・クライアント・システム。
  4. 複数の端末装置がネットワークを介してサーバ装置と接続され、当該サーバ装置上にアプリケーションプログラムを集約したシン・クライアント・システムのサーバ装置であって、
    複数種類の端末装置のそれぞれに適合した複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    複数種類の端末装置それぞれの識別情報と入力手段の識別情報と前記アプリケーション記憶手段により記憶された各端末装置に適合する複数のアプリケーションプログラムとを関係付けたテーブルを記憶する端末アプリ関係テーブル記憶手段と、
    前記端末装置との接続に伴いその端末装置から受信された該端末装置の識別情報と当該端末装置における入力手段の識別情報とを含む構成情報に基づき、前記端末アプリ関係テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに従って該端末装置に適合するアプリケーションを決定する端末アプリ決定手段と、
    この端末アプリ決定手段により決定された接続中の端末装置に適合するアプリケーションのプログラムを前記アプリケーション記憶手段により記憶された複数のアプリケーションプログラムの中から読み出して起動させるアプリ起動制御手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  5. 前記端末装置の構成情報は、当該端末装置の識別情報と同端末装置が備える入力手段の識別情報と同端末装置が備える表示手段の画面サイズとを含み
    前記アプリ起動制御手段により起動されたアプリケーションプログラムに従って前記端末装置から受信された構成情報に含まれる該端末装置の画面サイズに合わせた画面データを生成する画面生成手段と、
    この画面生成手段により生成された画面データを前記端末装置へ送信する生成画面送信手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 複数の端末装置がネットワークを介してサーバ装置と接続され、当該サーバ装置上にアプリケーションプログラムを集約したシン・クライアント・システムの端末装置であって、
    入力手段と、
    表示画面を有する表示手段と、
    当該端末装置の識別情報と前記入力手段の識別情報と前記表示手段の画面サイズとを含む構成情報を作成する端末構成情報作成手段と、
    前記サーバ装置との接続に伴い前記端末構成情報作成手段により作成された当該端末装置の構成情報を該サーバ装置へ送信する構成情報送信手段と、
    前記入力手段により入力された信号をサーバ装置へ送信する入力信号送信手段と、
    接続中のサーバ装置から受信された画面データを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
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