JP4197305B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

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Description

本発明は、接続する機器を容易に変更することが可能な携帯情報端末に関する。
従来からレストラン、居酒屋、ファーストフード等の外食産業において注文処理を行うハンディ端末が知られている(例えば、特許文献1図1参照)。このハンディ端末は、メニュー毎の注文キーを配置したキーボードを備えており、多種多様な料理メニューの中から所望の注文を容易に行うことができるとともに、無線通信を用いて、注文処理を行う装置との間で通信を行うため、店内のどこでも使用可能である。
特開2000−322975号公報
ところで、特許文献1に示すハンディ端末は、用途に応じてプリンタやバーコードリーダが一体になったものもある。これは、外食産業等の注文を受ける業務で使用する場合には、飲食物等が付着して接続端子が汚れしまうと動作不良を発生させてしまうため、用途に応じて、端末本体と必要な接続機器を一体にして、接続端子を端末本体の表面に設けないようにするためである。
しかしながら、このような接続機器を一体化させたハンディ端末の本体部分には、共通の装置を使用しているにもかかわらず、必要に応じてプリンタやバーコードリーダが一体となった専用機であったため、製造コストが高くなるという問題がある。また、使用者は、プリンタとバーコードリーダを同時に使用する用途がない場合であってもそれぞれの専用機を1台ずつ購入しなければならず、装置の購入コストが高くなるという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、接続する機器を容易に変更することが可能な携帯情報端末を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、端末本体と、該端末本体に対して着脱可能な携帯情報端末用接続機器とからなる携帯情報端末であって、前記端末本体は、無線通信を使用して、前記携帯情報端末用接続機器との間において情報通信を行う第1の通信手段と、端末本体の電源投入を検出した場合に、前記第1の通信手段により前記携帯情報端末用接続機器に対して機器識別情報送信要求を送信する手段と、前記機器識別情報送信要求に対して前記携帯情報端末用接続機器から送信された機器識別情報を前記第1の通信手段により受信する手段と、受信した前記機器識別情報に基づいて、接続機器動作モードを設定する手段とを備え、前記携帯情報端末用接続機器は、前記端末本体との間において無線通信を使用して情報通信を行う第2の通信手段を備える第1の接続機器、もしくは前記端末本体との間において情報通信しない第2の接続機器とに種別され、前記第1の接続機器は、前記端末本体から送信した機器識別情報送信要求を前記第2の通信手段により受信する手段と、前記機器識別情報送信要求に応じて、前記第2の通信手段により前記端末本体に対して予め内部記憶されている機器識別情報を送信する手段とを備え、前記端末本体は、前記第1の通信手段により前記機器識別情報が受信できない場合に、前記携帯情報端末用接続機器の種類確認を要求する手段と、前記種類確認の要求に基づいて種類の入力を受け付ける種類受付手段と、前記種類受付手段により前記携帯情報端末用接続機器の種類が前記第2の接続機器であると受け付けされた場合に、前記第2の接続機器用の識別情報を前記機器識別情報として設定する手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記端末本体は、受信した前記機器識別情報に基づいて、該端末本体に接続された前記第1の接続機器を動作させる場合に動作処理プログラムが必要な機器であるか否かを判定する手段と、前記判定によって、動作処理プログラムが必要と判定された場合に、前記第1の通信手段により前記第1の接続機器に対して前記処理プログラム送信要求を送信する手段と、前記処理プログラム送信要求に対して前記第1の接続機器から送信された動作処理プログラムを前記第1の通信手段により受信する手段とをさらに備え、前記第1の接続機器は、処理動作プログラムが予め記憶された記憶手段と、前記端末本体から送信した処理プログラム送信要求を前記第2の通信手段により受信する手段と、前記処理プログラム送信要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている動作処理プログラムを読み出して、前記第2の通信手段により前記端末本体に対して、読み出した動作処理プログラムを送信する手段とをさらに備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記端末本体は、前記第1の接続機器のそれぞれを動作させる複数の処理プログラムを予め記憶しておく記憶手段と、受信した前記機器識別情報に基づいて、該端末本体に接続された接続機器を動作させる場合に動作処理プログラムが必要な機器であるか否かを判定する手段と、前記判定によって、動作処理プログラムが必要と判定された場合に、前記第1の接続機器を動作させる処理プログラムを前記記憶手段から選択して読み出す手段とをさらに備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記端末本体は、無線通信を使用して、業務処理を行う処理サーバとの間で情報通信を行う第3の通信手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記端末本体は、受信した前記機器識別情報に基づいて、該端末本体に接続された前記第1の接続機器を動作させる場合に動作処理プログラムが必要な機器であるか否かを判定する手段と、前記判定によって、動作処理プログラムが必要と判定された場合に、前記第3の通信手段により前記処理サーバに対して処理プログラム送信要求を送信する手段と、前記処理プログラム送信要求に対して前記処理サーバから送信された動作処理プログラムを前記第3の通信手段により受信する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の携帯情報端末。
請求項6に記載の発明は、前記第1の接続機器は、キーボードであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記第1の接続機器は、バーコードリーダであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記第1の接続機器は、プリンタであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記第2の接続機器は、キーボードカバーであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、前記キーボードの各キーには、レストランにおける料理メニューが割り当てられていることを特徴とする。
本発明によれば、端末本体と接続機器との間の電気的接続を無線通信によって行うようにしたため、容易に接続機器の着脱を行うことができるという効果が得られる。また、端末本体と接続機器との間を無線通信によって電気的に接続するようにして、端末本体及び接続機器の表面に接続端子を露出させなくともよくなるため、飲食物等が接続端子に付着し動作不良が発生することを防止することができる。また、用途別の携帯情報端末の製品を揃える必要がなくなり、製造コストを低減させることが可能になるという効果が得られる。また、使用者は、用途に応じて必要な装置のみを購入すればよく、装置の購入コストを低減することが可能となる。
また、各接続機器を接続させた場合に端末本体内において必要な処理動作プログラムを各接続機器内に記憶しておき、接続機器が端末本体に接続された場合に接続機器から読み込むようにしたため、接続される可能性のある接続機器の処理動作プログラムを端末本体内に予め記憶しておく必要がなくなり、端末本体の構成を簡単にすることができるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態による携帯情報端末を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、携帯情報端末の本体(以下、端末本体と称する)である。符号2は、端末本体1に対して着脱可能なキーボード付のカバーである。符号3は、端末本体1に対して着脱可能なプリンタである。符号4は、端末本体1に対して着脱可能なバーコードリーダである。図1に示すキーボード付きカバー2、プリンタ3及びバーコードリーダ4は、使用者が用途に応じて、いずれか一つを選択して、端末本体1に機械的に装着して使用するものである。符号5は、飲食店等の店内に設置される通信部であり、端末本体1との間で情報通信を行う。符号6は、端末本体1から送信される注文内容等の情報を、通信部5を介して受信し処理する処理サーバである。通信部5及び処理サーバ6は、従来技術のハンディ端末を使用した場合と同一の装置であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、端末本体1の詳細な構成について説明する。符号10は、端末本体1の動作を統括する制御部である。符号11は、処理サーバ5に接続された通信部5との間で無線通信を確立して情報通信を行う通信部である。符号12は、料理のメニュー等を選択するための操作部であり、キーボードから構成される。符号13は、接続機器との間で近距離の無線通信を確立し、情報通信を行う接続通信部である。符号14は、液晶ディスプレイ等から構成される表示部である。
次に、キーボード付カバー2の詳細な構成について説明する。符号20は、増設用のキーボードである。符号21は、キーボード20において操作されたキーを特定して、操作されたキーを識別できるキー識別情報を出力する処理を行う制御部である。符号22は、端末本体1との間で近距離の無線通信を確立し、情報通信を行う接続通信部である。
次に、プリンタ3の詳細な構成について説明する。符号30は、プリンタ3の動作を統括する制御部である。符号31は、端末本体1との間で近距離の無線通信を確立し、情報通信を行う接続通信部である。符号32は、用紙に対して印刷を行う印刷部である。符号33は、印刷部32において、印刷処理を行う場合に制御部30内において実行する制御プログラムと、端末本体1からプリンタ3を制御するための処理動作プログラムとが予め記憶されたプログラム記憶部である。プログラム記憶部33に記憶される処理動作プログラムは、端末本体1からプリンタ3を制御するために端末本体1内の制御部10において実行するプログラムである。
次に、バーコードリーダ4の詳細な構成について説明する。符号40は、バーコードリーダ4の動作を統括する制御部である。符号41は、端末本体1との間で近距離の無線通信を確立し、情報通信を行う接続通信部である。符号42は、バーコードを光学的に読み取るバーコード読み取り部である。符号43は、バーコード読み取り部において、バーコード読み取り処理を行う場合に制御部40内において実行する制御プログラムと、端末本体1からバーコードリーダ4を制御するための処理動作プログラムとが予め記憶されたプログラム記憶部である。プログラム記憶部43に記憶される処理動作プログラムは、端末本体1からバーコードリーダ4を制御するために端末本体1内の制御部10において実行するプログラムである。
ここで、図3〜図6を参照して、端末本体1に対して装着する接続機器について説明する。図3は、端末本体1に対して、キーボード付カバー2を装着した状態の外観図である。キーボード付カバー2は、機械的に着脱する着脱部2aによって端末本体1に装着されている。キーボード付カバー2には、端末本体1が備えている操作部12のキーの数を増やすために増設キーボード21を備えている。このキーボード付カバー2を装着した携帯情報端末をレストラン等で使用する場合、端末本体1の操作部12には、共通の料理メニューを割当てておき、増設キーボード21には、ランチ時に特有の料理メニューを割り当てて使用する。このように使用すれば、ディナー時に特有の料理メニューを割り当てた別のキーボード付カバー2を装着することにより、時間帯に応じたメニューの注文ミス等を防止することが可能となる。図4は、端末本体1に対して、プリンタ3を装着した状態の外観図である。プリンタ3は、機械的に着脱する着脱部3aによって端末本体1に装着されている。図5は、端末本体1に対して、バーコードリーダ4を装着した状態の外観図である。バーコードリーダ4は、機械的に着脱する着脱部4aによって端末本体1に装着されている。図6は、端末本体1に対して、キーボードカバー7を装着した状態の外観図である。キーボードカバー7は、機械的に着脱する着脱部7aによって端末本体1に装着されており、料理メニューの種類が少ない店舗等で使用する場合に端末本体1に備えられた操作部12のカバーとして用いるものであり、電気的接続は不要である。
次に、図2を参照して、接続機器が装着された端末本体1と装着した接続機器との間を電気的に接続する動作を説明する。初めに、接続機器としてキーボード付カバー2を端末本体1に装着した場合の動作を説明する。まず、使用者は、端末本体1の電源をONにする(ステップS1)。端末本体1の電源が投入されると、制御部10は、接続機器に対して機器識別情報送信要求を、接続通信部13を介して送信する(ステップS2)。この送信要求は、接続通信部22が受信する(ステップS21)。そして、接続通信部22は、受信した機器識別情報送信要求を制御部21へ受け渡す。これを受けて、制御部21は、内部に予め設定されている機器識別情報を読み出す(ステップS22)。機器識別情報は、接続機器の種類を一意に識別可能な情報であり、キーボード付カバー2は、「0010」、プリンタ3は、「0011」、バーコードリーダ4は、「0100」というように、各制御部内にスイッチ等でそれぞれ設定されている。続いて、制御部21は、読み出した機器識別情報を接続通信部22を介して送信する(ステップS23)。この機器識別情報は、接続通信部13が受信する(ステップS3)。そして、接続通信部13は、機器識別情報を制御部10へ受け渡す。
次に、制御部10は、機器識別情報が受信できたか否かを判定し(ステップS4)、受信できた場合、制御部10は、受信した機器識別情報に基づいて、動作モードを設定する(ステップS7)。動作モードの設定は、制御部10は、機器識別情報が「0010」である場合に対応する動作モードが予め内部に設定されており、選択的に設定する。また、制御部10は、受信した機器識別情報に基づいて、装着した接続機器を動作させるのに、端末本体1の制御部10内で動作する処理動作プログラムが必要な接続機器であるか否かを判定する(ステップS8)。この判定は、制御部10内に機器識別情報毎にプログラムが必要であるか否か予め設定されており、この設定内容を参照することにより判定を行う。キーボード付カバー2には、処理動作プログラムは必要ないため、制御部10は、処理動作を開始する(ステップS11)。一方、キーボード付カバー2においても処理動作を開始する(ステップS27)。
次に、接続機器としてプリンタ3を端末本体1に装着した場合の動作を説明する。まず、使用者は、端末本体1の電源をONにする(ステップS1)。端末本体1の電源が投入されると、制御部10は、接続機器に対して機器識別情報送信要求を、接続通信部13を介して送信する(ステップS2)。この送信要求は、接続通信部31が受信する(ステップS21)。そして、接続通信部31は、受信した機器識別情報送信要求を制御部30へ受け渡す。これを受けて、制御部30は、内部に予め設定されている機器識別情報を読み出す(ステップS22)。プリンタ3の機器識別情報は、「0011」が制御部内に設定されている。続いて、制御部30は、読み出した機器識別情報を接続通信部31を介して送信する(ステップS23)。この機器識別情報は、接続通信部13が受信する(ステップS3)。そして、接続通信部13は、機器識別情報を制御部10へ受け渡す。
次に、制御部10は、機器識別情報が受信できたか否かを判定し(ステップS4)、受信できた場合、制御部10は、受信した機器識別情報に基づいて、動作モードを設定する(ステップS7)。また、制御部10は、受信した機器識別情報に基づいて、装着した接続機器を動作させるのに、端末本体1の制御部10内で動作する処理動作プログラムが必要な接続機器であるか否かを判定する(ステップS8)。プリンタ3は、プログラム必要な機器であるため、制御部10は、接続機器(プリンタ3)に対して処理プログラム送信要求を、接続通信部13を介して送信する(ステップS9)。この送信要求は、接続通信部31が受信する(ステップS24)。そして、接続通信部31は、受信した処理プログラム送信要求を制御部30へ受け渡す。これを受けて、制御部30は、プログラム記憶部33に記憶されている処理動作プログラムを読み出す(ステップS25)。続いて、制御部30は、読み出した処理動作プログラムを接続通信部31を介して送信する(ステップS26)。この処理動作プログラムは、接続通信部13が受信し、制御部10へロードする(ステップS10)。そして、制御部10は、ロードしたプリンタ3用の処理動作プログラムに基づいて処理動作を開始する(ステップS11)。一方、プリンタ3は、プログラム記憶部33に記憶されている制御プログラムを読み出し、制御部30内にロードして処理動作を開始する(ステップS27)。
次に、接続機器としてバーコードリーダ4を端末本体1に装着した場合の動作を説明する。まず、使用者は、端末本体1の電源をONにする(ステップS1)。端末本体1の電源が投入されると、制御部10は、接続機器に対して機器識別情報送信要求を、接続通信部13を介して送信する(ステップS2)。この送信要求は、接続通信部41が受信する(ステップS21)。そして、接続通信部41は、受信した機器識別情報送信要求を制御部40へ受け渡す。これを受けて、制御部40は、内部に予め設定されている機器識別情報を読み出す(ステップS22)。バーコードリーダ4の機器識別情報は、「0100」が制御部内に設定されている。続いて、制御部40は、読み出した機器識別情報を接続通信部41を介して送信する(ステップS23)。この機器識別情報は、接続通信部13が受信する(ステップS3)。そして、接続通信部13は、機器識別情報を制御部10へ受け渡す。
次に、制御部10は、機器識別情報が受信できたか否かを判定し(ステップS4)、受信できた場合、制御部10は、受信した機器識別情報に基づいて、動作モードを設定する(ステップS7)。また、制御部10は、受信した機器識別情報に基づいて、装着した接続機器を動作させるのに、端末本体1の制御部10内で動作する処理動作プログラムが必要な接続機器であるか否かを判定する(ステップS8)。バーコードリーダ4は、プログラム必要な機器であるため、制御部10は、接続機器(バーコードリーダ4)に対して処理プログラム送信要求を、接続通信部13を介して送信する(ステップS9)。この送信要求は、接続通信部41が受信する(ステップS24)。そして、接続通信部41は、受信した処理プログラム送信要求を制御部40へ受け渡す。これを受けて、制御部40は、プログラム記憶部43に記憶されている処理動作プログラムを読み出す(ステップS25)。続いて、制御部40は、読み出した処理動作プログラムを接続通信部41を介して送信する(ステップS26)。この処理動作プログラムは、接続通信部13が受信し、制御部10へロードする(ステップS10)。そして、制御部10は、ロードしたバーコードリーダ4用の処理動作プログラムに基づいて処理動作を開始する(ステップS11)。一方、バーコードリーダ4は、プログラム記憶部43に記憶されている制御プログラムを読み出し、制御部40内にロードして処理動作を開始する(ステップS27)。
次に、接続機器として図6に示すキーボードカバー7を端末本体1に装着した場合の動作を説明する。まず、使用者は、端末本体1の電源をONにする(ステップS1)。端末本体1の電源が投入されると、制御部10は、接続機器に対して機器識別情報送信要求を、接続通信部13を介して送信する(ステップS2)。この送信要求は、受信する機器がないため、応答は返ってこない。制御部10は、機器識別情報送信要求を送信してかた所定時間(例えば、5秒)内に機器識別情報が受信できた否かを判定する(ステップS4)。そして、受信できなかった場合、制御部10は、確認メッセージを表示部14へ表示する(ステップS5)。このメッセージは、例えば、「接続機器は、キーボードカバーですか?」と表示する。これに対して使用者は、操作部12から「YES」または「NO」の操作を行う。これを受けて、制御部10は、このメッセージに対する回答を操作部12より読み取る。そして、回答が「NO」であった場合は、装着した接続機器の不具合である再度ステップS2へ戻り、機器識別情報送信要求を送信する。一方、回答が「YES」であった場合、制御部10は、機器識別情報を「0001」に設定し、設定した機器識別情報に基づいて、動作モードを設定する(ステップS7)。また、制御部10は、受信した機器識別情報に基づいて、装着した接続機器を動作させるのに、端末本体1の制御部10内で動作する処理動作プログラムが必要な接続機器であるか否かを判定する(ステップS8)。キーボードカバー7には、接続機器がないため、制御部10は、処理動作を開始する(ステップS11)。
次に、図7を参照して、端末本体1とキーボード付カバー2の他の実施形態を説明する。図7は、他の実施形態における端末本体1とキーボード付カバー2の外観を示す外観図である。この図において、符号1は、端末本体である。符号15は、操作部12と表示部14を兼ねたタッチパネルであり、ここにキーボードの画像が表示され、表示されているキーをタッチすると、キーボードを押下した操作と同等の操作をしたことになる。符号2は、キーボード付カバーであり、カバーの裏面にキーボード20が配置されている。符号13は、接続通信部である。この接続通信部13の対向する位置に(図7においては隠れている)、キーボード付カバー2の接続通信部22が設けられている。図7に示す端末本体1とキーボード付カバー2とは公知の方法で着脱可能に構成されている。
このように、端末本体と接続機器との間を無線通信によって電気的に接続し、端末本体及び接続機器の表面に接続端子を露出させる必要がなくなるため、飲食物等が接続端子に付着し動作不良が発生することを防止することができる。また、用途別の携帯情報端末の製品を揃える必要がなくなり、製造コストを低減させることが可能になる。また、各接続機器を接続させた場合に端末本体内において必要な処理動作プログラムを各接続機器内に記憶しておき、接続機器が端末本体に接続された場合に接続機器から読み込むようにしたため、接続される可能性のある接続機器の処理動作プログラムを端末本体内に予め記憶しておく必要がなくなり、端末本体の構成を簡単にすることができる。
なお、前述した説明では、接続機器の動作処理プログラムを各接続機器内に記憶しておうようにしたが、図2に示すステップS9の送信要求を通信部11により処理サーバ6へ送信し、処理サーバ6から対象の処理プログラムを受信するようにしてもよい。このとき、送信要求には、機器識別情報が含まれる。この送信要求を受けた処理サーバ6は、内部に予め記憶されている複数の動作処理プログラムの中から、受信した機器識別情報に該当する動作処理プログラムを読み出して、端末本体1へ送信する。このようにすれば、端末本体1及び接続機器内に動作処理プログラムを記憶しておく必要がなくなり、端末本体と接続機器の構成を簡単にすることができる。
また、各動作処理プログラム(バーコードリーダ用、プリンタ用)を端末本体1内に予め記憶しておき、受信した機器識別情報に基づいて対象の動作プログラムを読み出すようにしてもよい。
また、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより端末本体と接続機器の接続処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す装置の動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末の外観を示す外観図である。 携帯情報端末の外観を示す外観図である。 携帯情報端末の外観を示す外観図である。 携帯情報端末の外観を示す外観図である。 他の実施形態における携帯情報端末の外観を示す外観図である。
符号の説明
1・・・端末本体、
10・・・制御部、
11・・・通信部、
12・・・操作部、
13・・・接続通信部、
2・・・キーボード付カバー、
20・・・キーボード、
21・・・制御部、
22・・・接続通信部、
3・・・プリンタ、
30・・・制御部、
31・・・接続通信部、
32・・・印刷部、
33・・・プログラム記憶部、
4・・・バーコードリーダ、
40・・・制御部、
41・・・接続通信部、
42・・・バーコード読み取り部、
43・・・プログラム記憶部、
5・・・通信部、
6・・・処理サーバ

Claims (10)

  1. 端末本体と、該端末本体の着脱部に対して着脱可能な携帯情報端末用接続機器とからなる携帯情報端末であって、
    前記端末本体は、
    無線通信を使用して、前記携帯情報端末用接続機器との間において情報通信を行う第1の通信手段と、
    端末本体の電源投入を検出した場合に、前記第1の通信手段により前記携帯情報端末用接続機器に対して機器識別情報送信要求を送信する手段と、
    前記機器識別情報送信要求に対して前記携帯情報端末用接続機器から送信された機器識別情報を前記第1の通信手段により受信する手段と、
    受信した前記機器識別情報に基づいて、接続機器動作モードを設定する手段とを備え、
    前記携帯情報端末用接続機器は、
    前記端末本体の着脱部によって装着され、
    前記端末本体との間において無線通信を使用して情報通信を行う第2の通信手段を備える第1の接続機器、もしくは前記端末本体との間において情報通信しない第2の接続機器とに種別され、
    前記第1の接続機器は、
    前記端末本体から送信した機器識別情報送信要求を前記第2の通信手段により受信する手段と、
    前記機器識別情報送信要求に応じて、前記第2の通信手段により前記端末本体に対して予め内部記憶されている機器識別情報を送信する手段とを備え、
    前記端末本体は、
    前記第1の通信手段により前記機器識別情報が受信できない場合に、前記携帯情報端末用接続機器の種類確認を要求する手段と、
    前記種類確認の要求に基づいて種類の入力を受け付ける種類受付手段と、
    前記種類受付手段により前記携帯情報端末用接続機器の種類が前記第2の接続機器であると受け付けされた場合に、前記第2の接続機器用の識別情報を前記機器識別情報として設定する手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記端末本体は、
    受信した前記機器識別情報に基づいて、該端末本体に接続された前記第1の接続機器を動作させる場合に動作処理プログラムが必要な機器であるか否かを判定する手段と、
    前記判定によって、動作処理プログラムが必要と判定された場合に、前記第1の通信手段により前記第1の接続機器に対して前記処理プログラム送信要求を送信する手段と、
    前記処理プログラム送信要求に対して前記第1の接続機器から送信された動作処理プログラムを前記第1の通信手段により受信する手段と
    をさらに備え、
    前記第1の接続機器は、
    処理動作プログラムが予め記憶された記憶手段と、
    前記端末本体から送信した処理プログラム送信要求を前記第2の通信手段により受信する手段と、
    前記処理プログラム送信要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている動作処理プログラムを読み出して、前記第2の通信手段により前記端末本体に対して、読み出した動作処理プログラムを送信する手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記端末本体は、
    前記第1の接続機器のそれぞれを動作させる複数の処理プログラムを予め記憶しておく記憶手段と、
    受信した前記機器識別情報に基づいて、該端末本体に接続された接続機器を動作させる場合に動作処理プログラムが必要な機器であるか否かを判定する手段と、
    前記判定によって、動作処理プログラムが必要と判定された場合に、前記第1の接続機器を動作させる処理プログラムを前記記憶手段から選択して読み出す手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 前記端末本体は、無線通信を使用して、業務処理を行う処理サーバとの間で情報通信を行う第3の通信手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  5. 前記端末本体は、
    受信した前記機器識別情報に基づいて、該端末本体に接続された前記第1の接続機器を動作させる場合に動作処理プログラムが必要な機器であるか否かを判定する手段と、
    前記判定によって、動作処理プログラムが必要と判定された場合に、前記第3の通信手段により前記処理サーバに対して処理プログラム送信要求を送信する手段と、
    前記処理プログラム送信要求に対して前記処理サーバから送信された動作処理プログラムを前記第3の通信手段により受信する手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の携帯情報端末。
  6. 前記第1の接続機器は、キーボードであることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  7. 前記第1の接続機器は、バーコードリーダであることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯情報端末。
  8. 前記第1の接続機器は、プリンタであることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯情報端末。
  9. 前記第2の接続機器は、キーボードカバーであることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  10. 前記キーボードの各キーには、レストランにおける料理メニューが割り当てられていることを特徴とする請求項6に記載の携帯情報端末。
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