JP2013186810A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定用途向けの操作環境を維持することができる操作装置の提供。
【解決手段】タブレット端末の制御部は、ホームボタンの押下操作に対応する入力を受付けた場合(S13:YES)、ディスプレイに該当するホーム画面を表示すると共に(S14)、表示時間の計時を開始する(S15)。そのホーム画面にてアプリケーションが起動された場合、又は他のホーム画面への切替えが行われた場合、ホーム画面の表示を終了したと判断し(S16:YES)、表示時間の計時を終了する(S17)。制御部は、ホーム画面の表示時間を積算し、積算時間を記録する(S18)。そして、各ホーム画面の表示積算時間に基づき、サスペンド状態からの復帰時に表示すべきホーム画面を選択する(S19)。
【選択図】図9

Description

本発明は、特定用途向けの操作環境を維持する操作装置に関する。
従来の端末装置には、所定時間の放置やユーザ操作により、省電力の動作モード(サスペンド状態)に移行し、その状態でユーザ操作を受付けた場合、元の動作状態に復帰(レジューム)するものが知られている。このように動作状態の制御を行うことにより、端末装置が使用されない場合には節電して電力消費を抑え、使用時には直ぐに使用を再開できるようにしている(例えば、特許文献1を参照)。
また、特定用途に適したアプリケーションやユーザインタフェースを用意して、装置にプリインストールした端末装置が知られている。このような端末装置は、初めて利用するようなユーザでも操作を習熟し易いように、ユーザインタフェースのデザインや機能が設計され、特定用途向けアプリケーションが素早く起動されるように構成されている。
特開平7−64759号公報
上述したような、特定用途に適した端末であっても、ウェブブラウザ、メール、ゲーム、その他各種ユーティリティ等の汎用のアプリケーションを、利用するシーンに応じて、直ぐに利用できるようにしたいというユーザの要望が存在していた。
特定用途に適したアプリケーションやユーザインタフェースが予め組み込まれた端末装置では、様々なアプリケーションやインタフェースを配置するための表示領域を確保することは困難である。このため、例えば、用途に応じてアプリケーションを適切に分類・配置したホーム画面を複数用意し、それらを切替えることでユーザが使用しようとするアプリケーションに速やかにアクセスすることができるように構成する必要があった。
しかしながら、ユーザ操作によってホーム画面を切換える構成では、特定用途向けのホーム画面から別のホーム画面に切換え、そのままサスペンド状態へ移行した場合、サスペンド状態からの復帰時には、一般的に別のホーム画面へ遷移するため、本来の意図である特定用途向けのホーム画面に切換え直す機会がなくなり、特定用途向けの操作環境を維持することができないという問題点を有していた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、特定用途向けの操作環境を維持することができる操作装置を提供することを目的とする。
本発明に係る操作装置は、複数の操作画面の夫々を表示可能になしてあり、任意の操作画面を表示している場合に特定操作を受付けたとき、前記操作画面から他の操作画面へ遷移させる操作装置において、操作画面を表示しない省電力状態から表示した操作画面より操作を受付ける動作状態への切替操作を受付ける受付手段と、前記切替操作を受付けた場合、予め設定した操作画面を表示する画面制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る操作装置は、各操作画面の表示履歴に係る履歴情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された履歴情報に基づき、前記複数の操作画面のうち一の操作画面を選択する選択手段とを備え、前記画面制御手段は、前記切替操作を受付けた場合、前記選択手段が選択した操作画面を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作装置は、各操作画面の表示時間を積算する手段を備え、前記履歴情報として、各操作画面の表示時間の積算値を前記記憶手段に記憶するようにしてあり、前記選択手段は、各操作画面の表示時間の積算値の大小に基づき、前記複数の操作画面から一の操作画面を選択するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作装置は、各操作画面の表示回数を計数する手段を備え、前記履歴情報として、計数した各操作画面の表示回数を前記記憶手段に記憶するようにしてあり、前記選択手段は、各操作画面の表示回数の多少に基づき、前記複数の操作画面から一の操作画面を選択するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作装置は、各操作画面における操作頻度を計数する手段を備え、前記履歴情報として、計数した各操作画面における操作頻度を前記記憶手段に記憶するようにしてあり、前記選択手段は、各操作画面における操作頻度の多少に基づき、前記複数の操作画面から一の操作画面を選択するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作装置は、表示すべき操作画面を予め設定している場合であって、前記切替操作を受付けたとき、前記画面制御手段は、予め設定した操作画面を表示し、表示すべき操作画面を予め設定していない場合であって、前記切替操作を受付けたとき、前記画面制御手段は、前記選択手段が選択した操作画面を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作装置は、1又は複数のアプリケーションプログラムを記憶する手段と、前記画面制御手段が操作画面を表示した後、所定のアプリケーションプログラムを起動する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、操作画面を通じて任意のアプリケーションを利用している場合であっても、省電力状態からの復帰時には予め設定した操作画面が表示される。省電力状態からの復帰時に、特定用途向けの操作画面を表示することにより、特定用途向けの操作環境が維持される。
また、本発明にあっては、各操作画面の表示履歴に係る履歴情報が記憶され、その履歴情報に基づいて、省電力状態からの復帰時に表示すべき操作画面が選択される。
履歴情報として、表示時間の積算値を記憶し、表示時間の積算値が大きな操作画面を選択する構成とした場合、省電力状態から復帰した際に、ユーザがよく利用するホーム画面が直ぐに表示されるので、ユーザの利便性が向上する。逆に、表示時間の積算値が小さな操作画面を選択する構成とした場合、省電力状態から復帰した際に、あまり利用されていない操作画面が表示されるので、操作画面を提供している提供者間の不公平感が解消される。
また、履歴情報として、各操作画面の表示回数を記憶し、表示回数の多い操作画面を選択する構成とすることにより、例えば、省電力状態から復帰した際に、ユーザがよく利用するホーム画面が直ぐに表示されるので、ユーザの利便性が向上する。
また、履歴情報として、各操作画面での操作頻度を記憶し、操作頻度の多い操作画面を選択する構成とすることにより、例えば、省電力状態から復帰した際に、ユーザがよく利用するホーム画面が直ぐに表示されるので、ユーザの利便性が向上する。
また、本発明にあっては、省電力状態からの復帰時に表示すべき操作画面を設定する構成を備えるので、操作画面の切替えを可能としている場合であっても、省電力状態からの復帰時に表示すべき操作画面を必要に応じて固定化することができる。
また、本発明にあっては、省電力状態からの復帰時に選択された操作画面が表示されると共に、所定のアプリケーションが自動で起動されるので、操作画面の提供者が望むサービスを速やかに提供することができる。
本発明によれば、操作画面を通じて任意のアプリケーションを利用している場合であっても、省電力状態からの復帰時には予め設定した操作画面を表示する構成としているので、省電力状態からの復帰時に、特定用途向けの操作画面を表示することにより、特定用途向けの操作環境を維持することが可能となる。
本発明によれば、各操作画面の表示履歴に係る履歴情報を記憶し、その履歴情報に基づいて、省電力状態からの復帰時に表示すべき操作画面を選択する構成であるので、履歴情報として、例えば、表示時間の積算値を記憶し、表示時間の積算値が大きな操作画面を選択する場合、省電力状態から復帰した際に、ユーザがよく利用するホーム画面を直ぐに表示することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。また、表示時間の積算値が小さな操作画面を選択する構成とした場合、省電力状態から復帰した際に、あまり利用されていない操作画面を表示することができるので、操作画面を提供している提供者間の不公平感を解消することができる。
本実施の形態に係るタブレット端末の外観を示す模式図である。 本実施の形態に係るタブレット端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 タブレット端末が表示する操作画面の一例を示す模式図である。 ホーム画面の切替え例を示す模式図である。 サスペンド状態から復帰するときに表示するホーム画面の一例を示す模式図である。 サスペンド状態から復帰するときに表示するホーム画面の他の例を示す模式図である。 ホーム画面DBの管理データの概略を説明する図である。 ホーム画面DBの管理データの具体例を示す図である。 タブレット端末の動作時に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 積算時間を記録するテーブルの一例を示す図である。 タブレット端末がサスペンド状態から復帰する際に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 サスペンド状態から復帰する際のタブレット端末の動作を説明する説明図である。 ホーム画面DBの管理データの具体例を示す図である。 実施の形態2に係るタブレット端末がサスペンド状態から復帰する際に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 サスペンド状態から復帰するときに表示するホーム画面の一例を示す模式図である。 実施の形態3に係るタブレット端末がサスペンド状態から復帰する際に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。
以下では、本発明に係る操作装置を所謂タブレット端末(スレートPC)に適用した形態について、図面を用いて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係るタブレット端末の外観を示す模式図である。本実施の形態に係るタブレット端末10は、薄板状の筐体を有し、筐体の一面にユーザに報知すべき情報を表示するためのディスプレイ14、及びユーザの操作を受付けるタッチパネル15を備える。また、筐体の上端面には電源ボタン17が設けられ、下端面にはメモリカード20を挿入するためのメモリカードスロット16aが設けられている。
タブレット端末10は、後述するように各種アイコン、ピクトグラムを配置した操作画面をディスプレイ14に表示する。タッチパネル15は、透光性を有するパネルであり、ディスプレイ14の前面に積層される。ディスプレイ14により表示されるアイコンやピクトグラムに対応する領域がユーザの指又はスタイラスなどのペン30によって押下操作された場合、ディスプレイ14の前面に設けられたタッチパネル15は、その押下操作の位置(接触位置)を検知する。タブレット端末10は、タッチパネル15が検知した接触位置に基づき、ユーザが行った操作を特定し、特定した操作に応じた処理を実行する。
タブレット端末10が実行する処理には、アイコンにより表される各種アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)を起動する処理、ソフトウェアボタンなどのGUIパーツを配置したウィンドウやダイアログを表示する処理、表示したウィンドウやダイアログを通じて入力された文字データや選択結果を記憶する処理、入力された文字データや選択結果に基づく各種演算処理などが含まれる。
前述の操作画面は、端末全体の動作を制御するオペレーティングシステム(以下、OSという)の機能として提供する画面であり、ディスプレイ14の表示領域全体を1つの単位とした画面により構成される。操作画面は、例えば、OSの提供元、端末の製造元などによって作成され、OSが参照するデータとしてタブレット端末10の記憶部12(図2を参照)に予め格納される。操作画面は、必要に応じて複数用意される。また、ユーザの操作により操作画面を追加することも可能である。
タブレット端末10が複数の操作画面を有する場合、ユーザは、所望のアプリケーション(アイコン)が配置されている操作画面をディスプレイ14に表示させるために、操作画面を切替える操作を行う。既存のタブレット端末では、任意の操作画面を表示しているときに特定操作(例えば、ホームボタンの押下操作)を受付けた場合、予め定めた一の操作画面(ホーム画面)に遷移するように構成されている。本実施の形態では、端末がOSの機能として提供される操作画面のうち、特定操作によって遷移する遷移先の操作画面を他の操作画面と区別して「一般ホーム画面」と称する。
また、本実施の形態では、タブレット端末10が表示する操作画面を通じて各種のサービスを提供する。タブレット端末10が提供するサービスには、例えば、企業、小売店、飲食店、ショッピングセンター、宿泊施設、医療機関、教育機関、交通機関などが提供する情報を表示する情報提供サービスが含まれる。企業などの各サービス提供者は、タブレット端末10においてサービス提供を行うための独自の操作画面を用意する。サービスが複数の操作画面により提供されるものであってもよい。この場合、一の操作画面から他の操作画面を呼び出すように構成すればよい。サービス提供者によって用意される操作画面は、例えば、メモリカード20を利用してタブレット端末10に追加される。
なお、操作画面を通じて情報を表示するだけでなく、操作画面にアプリケーションを配置しておき、操作画面を通じてアプリケーションを実行させるものであってもよい。
各サービス提供者によって提供される操作画面は、タブレット端末10のOSが提供する操作画面と同様に、ホーム画面を含む。本実施の形態では、各サービス提供者が用意した操作画面のうち、サービス利用時に最初に表示する操作画面を各サービス提供者の「ホーム画面」と称する。
本実施の形態に係るタブレット端末10は、OSによって提供される一般ホーム画面と、各サービス提供者のホーム画面とを切替え可能になしてあり、各ホーム画面での利用状況を履歴情報として記憶する。そして、タブレット端末10が、サスペンド状態(省電力状態)から通常の動作状態に復帰したとき、各ホーム画面の利用状況に応じて、表示すべきホーム画面を選択することを特徴の1つとしている。
図2は本実施の形態に係るタブレット端末のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るタブレット端末10は、制御部11、記憶部12、画面制御部13、ディスプレイ14、タッチパネル15、メモリカードリーダ16、電源ボタン17、入力インタフェース18、及びタイマ19を備える。
制御部11は、図に示していないCPU、RAMなどにより構成される。記憶部12は、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、SSD(Solid State Drive)等のメモリ又はストレージデバイスである。記憶部12には、前述したハードウェア各部の動作を制御するためのOSが予め格納される。制御部11は、端末の電源投入時に記憶部12内に格納されたOSを起動し、ハードウェア各部の動作を制御することにより、端末全体を本発明に係る操作装置として機能させる。
ディスプレイ14は、前述したような操作画面を表示するための表示デバイスであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が用いられる。ディスプレイ14に表示する操作画面は、制御部11により制御される画面制御部13によって選択される。画面制御部13は、操作画面としてホーム画面を表示する場合には、記憶部12内のホーム画面データベース(以下、ホーム画面DBという)を参照して、表示すべきホーム画面を選択し、選択したホーム画面をディスプレイ14に表示させる。
タッチパネル15は、ユーザの操作を受付けるための入力デバイスであり、ディスプレイ14の前面に設けられる。ユーザの指又はスタイラスなどのペン30によって、ディスプレイ14により表示されるアイコンやピクトグラムに対応する領域が押下操作された場合、タッチパネル15は、その押下操作の位置(接触位置)を検知して、その接触位置に係る位置情報を入力インタフェース18を通じて制御部11に通知する。制御部11は、タッチパネル15から通知される位置情報を基に画面上で行われたユーザの操作を特定し、特定した操作に応じた処理を実行する。
メモリカードリーダ16は、図1に示すメモリカードスロット16aに挿入されたメモリカード20から、当該メモリカード20に格納されたデータを読込む機能を備える。メモリカードリーダ16がメモリカード20から読込むデータには、上述したサービス提供者によって提供される操作画面が含まれる。
メモリカードリーダ16が読込んだデータは、入力インタフェース18を通じて制御部11に出力され、必要に応じて記憶部12に記憶される。
電源ボタン17は、タブレット端末10の電源(不図示)の入切操作、及びサスペンド状態と通常の動作状態との間の切替操作を受付ける操作部である。電源ボタン17による電源の切操作、又はサスペンド状態と動作状態との間の切替操作を受付けた場合、その旨を示す信号を入力インタフェース18を通じて制御部11へ出力する。
タブレット端末10は、電源が切断されている状態において、電源ボタン17が長押操作(数秒間の押下操作)された場合、電源が投入され、サスペンド状態又は動作状態において、電源ボタン17が長押操作された場合、電源が切断されるように構成されている。
タブレット端末10は、ディスプレイ14に何らかの画面が表示されている状態(すなわち、動作状態)において、電源ボタン17が押下操作(数秒未満の押下操作)された場合、消費電力がより低い省電力状態であるサスペンド状態に移行するように構成されている。サスペンド状態では、ディスプレイ14への表示を行わないようにすることにより、動作状態よりも消費電力が低い省電力状態を実現する。また、タブレット端末10は、サスペンド状態において、電源ボタン17が押下操作(数秒未満の押下操作)された場合、操作画面を表示する通常の動作状態に移行するように構成されている。以下の説明では、電源ボタン17の押下操作は、サスペンド状態と動作状態との間の切替操作を表し、電源の入切操作を示す長押操作とは区別して記載するものとする。
タイマ19は、制御部11からの要求により計時を開始し、計時を開始してからの経過時間を計測する。タイマ19は、計測した経過時間を制御部11に通知する。
なお、前述したタブレット端末10のハードウェア構成は、一例に過ぎず、前述のものに限定されるものではない。例えば、タッチパネル15に代えて(又はタッチパネル15に加え)、キーボード、ポインティングデバイスなどの入力デバイスを備えるものであってもよい。また、メモリカードリーダ16に代えて(又はメモリカードリーダ16に加え)、外部の通信装置やサーバ装置と通信を行うための通信インタフェースを備えるものであってもよい。
タブレット端末10が通信インタフェースを備える場合、通信インタフェースを介して外部のサーバ装置と通信を行い、このサーバ装置からサーバ提供者によって用意された操作画面を取得する構成であってもよい。
図3はタブレット端末10が表示する操作画面の一例を示す模式図である。図3は、操作画面の一例として、前述した一般ホーム画面を示したものである。操作画面(一般ホーム画面100)は、主として、アプリケーションのアイコンを表示する表示エリア101と、この表示エリア101の下側に配置されるツールエリア102とにより構成される。図3に示した例では、「アラーム」、「カレンダー」、「計算機」などのアプリケーションに対応した12個のアイコンが4行×3列の配列で表示エリア101に表示されている様子を示している。ツールエリア102は、操作画面の切替えに依らずに表示される表示領域であり、製品出荷時の設定では、例えば、「デバイス設定」、「電話」、「メール」、「ウェブブラウザ」等の各アプリケーションに対応したアイコンが配置される。
表示エリア101及びツールエリア102に表示されるアイコンは、ソフトウェアボタンとして構成される。タブレット端末10は、アイコンに対応する表示領域がユーザの指又はペン30により押下操作された場合、そのアイコンに対応するアプリケーションを起動するように構成されている。
また、ツールエリア102には、ホーム画面を切替えるためのホームボタン102hが配置される。ホームボタン102hは、アプリケーションのアイコンと同様にソフトウェアボタンにより構成される。ユーザの指又はペン30によりホームボタン102hが押下操作された場合、タブレット端末10は、ホーム画面を切替えを行う。
図4はホーム画面の切替え例を示す模式図である。図3に示すような一般ホーム画面100の他に、例えば、A社が提供するホーム画面110、B社が提供するホーム画面120、C社が提供するホーム画面130がタブレット端末10に記憶されているものとする。
タブレット端末10のディスプレイ14にA社のホーム画面110を表示しているときに、ホームボタン102hが押下操作された場合、タブレット端末10の画面制御部13は、B社のホーム画面120を記憶部12から読出し、ディスプレイ14に表示させることでホーム画面の切替えを行う。
同様に、B社のホーム画面120、C社のホーム画面130をディスプレイ14に表示しているときに、ホームボタン102hが押下操作された場合、画面制御部13は、それぞれC社のホーム画面130、一般ホーム画面100への切り替えを行う。また、一般ホーム画面100をディスプレイ14に表示しているときに、ホームボタン102hが押下操作された場合、画面制御部13は、再度、A社のホーム画面110を表示するようにしている。
なお、ホーム画面の切替え順序は任意に設定されるものであり、上述した順序に限定されるものではない。また、一般ホーム画面100以外のホーム画面が追加されていない場合には、ホームボタン102hは既存のホームボタンとして機能し、他の操作画面がディスプレイ14に表示されているときに、ホームボタン102hが押下操作された場合、一般ホーム画面100に戻るように構成されている。
図5はサスペンド状態から復帰するときに表示するホーム画面の一例を示す模式図である。図5に示す例において、デフォルトのホーム画面としてA社のホーム画面110が設定されているものとする。任意の操作画面を表示している間に操作を受付けることなく設定時間(例えば、1分)が経過した場合、又は任意の操作画面を表示している間に電源ボタン17が押下操作された場合、制御部11は、タブレット端末10をサスペンド状態へ移行させる。
サスペンド状態へ移行した後、電源ボタン17が押下操作された場合、制御部11は、サスペンド状態から動作状態への切替操作を受付けた旨の信号を入力インタフェース18を通じて受信する。デフォルトのホーム画面が設定されている場合、制御部11は、サスペンド状態からの復帰時に、デフォルトのホーム画面をディスプレイ14に表示させる。
図6はサスペンド状態から復帰するときに表示するホーム画面の他の例を示す模式図である。図6に示す例では、デフォルトのホーム画面が設定されておらず、一般ホーム画面100の他に、A社のホーム画面110、B社のホーム画面120、C社のホーム画面130がタブレット端末10に記憶されているものとする。任意の操作画面を表示している間に操作を受付けることなく設定時間(例えば、1分)が経過した場合、又は任意の操作画面を表示している間に電源ボタン17押下操作された場合、制御部11は、タブレット端末10をサスペンド状態へ移行させる。
サスペンド状態へ移行した後、電源ボタン17が押下操作された場合、制御部11は、サスペンド状態から動作状態への切替操作を受付けた旨の信号を入力インタフェース18を通じて受信する。デフォルトのホーム画面が設定されていない場合、制御部11は、サスペンド状態からの復帰時に、タブレット端末10に記憶されているホーム画面110〜130の何れか1つを選択的にディスプレイ14に表示させる。表示させるホーム画面の選択手法については後に詳述することとするが、本実施の形態においては、各ホーム画面の表示時間を積算し、その積算値の大小に基づき表示すべきホーム画面を定める。
図7はホーム画面DBの管理データの概略を説明する図であり、図8はホーム画面DBの管理データの具体例を示す図である。ホーム画面DBが利用する管理データは、例えば、XML(Extensible Markup Language)により記述される。
<common>タグは、共通設定項目をまとめたタグであり、デフォルトのターゲット(ホーム画面)を示すID等が記述される。
<target>タグは、画面切替え対象のターゲットを表すタグである。<target>タグは、ホーム画面毎に用意され、それぞれのホーム画面にターゲットIDが夫々に付与される。ターゲットIDが「1」の<target>タグは、例えば、A社のホーム画面110を切替対象とし、切替時に起動するアクティビティのパッケージ及びクラス名がそれぞれ「jp.a-company.renderer」及び「jp.a-company.renderer.RendererActivity」であることを示している。ターゲットIDが「2」及び「3」の<target>タグについても同様であり、それぞれB社のホーム画面120、C社のホーム画面130を切替対象とし、切替時に起動するアクティビティのパッケージ、クラス名等が記述されている。
ターゲットIDが「4」の<target>タグは、一般ホーム画面100を切替対象とするタグを表す。この<target>タグの子要素として、サスペンド状態からの復帰時にデフォルトのホーム画面への遷移が必要な画面であるか否かを示す<goto_default>タグが記述されている。図8に示した例では、<goto_default>タグの設定値が「true」であるため、一般ホーム画面100は、サスペンド状態からの復帰時にデフォルトのホーム画面への遷移が必要な画面として定義されている。なお、デフォルトのホーム画面への遷移が不要である場合には、<goto_default>タグが「false」に設定される。この場合、サスペンド状態からの復帰時には、後述するように各ホーム画面の表示時間の積算値に基づいて選択された一のホーム画面を表示する。
デフォルトのホーム画面は、<common>タグの子要素である<default>タグにより定義される。図8に示した例では、<default>タグにターゲットIDが「1」であるため、ターゲットIDが「1」の画面であるA社のホーム画面110がデフォルトのホーム画面として定義されている。
また、管理データは、ホーム画面の切替順序をターゲットIDにより定めている。ターゲットIDが「n」のホーム画面にてホームボタン102hの押下操作を受付けた場合、画面制御部13は、ターゲットIDが「n+1」のホーム画面をディスプレイ14に表示させることにより、ホーム画面の切替えを行う。また、現在表示中のホーム画面のターゲットIDが管理データで規定されている中で最大である場合には、このホーム画面上でホームボタン102hが押下操作されたとき、画面制御部13は、ターゲットIDが最小のホーム画面をディスプレイ14に表示させることにより、ホーム画面の切替えを行う。
図9はタブレット端末10の動作時に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。タブレット端末10の電源が投入された場合、制御部11は初期化を実行する(ステップS11)。制御部11は、図8に示すような管理データに基づいて初期化を実行し、全てのホーム画面の情報のインスタンス化、順序設定、1つ目のホーム画面の表示を行う。
次いで、制御部11は、入力インタフェース18を介して何らかの入力があったか否かを判断する(ステップS12)。入力がない場合には(S12:NO)、制御部11は、入力があるまで待機する。
入力インタフェース18を介して何らかの入力があった場合(S12:YES)、制御部11は、その入力がホームボタン102hの押下操作を示すものであるか否かを判断する(ステップS13)。タッチパネル15が出力する位置情報を入力インタフェース18を介して受信し、かつその位置情報が操作画面上のホームボタン102hに対応する位置である場合、制御部11は、ホームボタン102hの押下操作を受付けたと判断することができる。
入力がホームボタン102hの押下操作と判断した場合(S13:YES)、制御部11は、画面制御部13を制御してホーム画面の表示を行う(ステップS14)。このとき、画面制御部13は、ホーム画面DBの管理データを参照して次に表示すべきホーム画面を特定し、特定したホーム画面をディスプレイ14に表示させる。
ホーム画面をディスプレイ14に表示させた場合、制御部11は、タイマ19を作動させて、表示時間の計時を開始させる(ステップS15)。
次いで、制御部11は、そのホーム画面の表示が終了したか否かを判断する(ステップS16)。表示しているホーム画面にて、アプリケーションの起動操作を受付け、当該アプリケーションを起動した場合、又は他の操作画面への切替操作を受付け、当該操作画面への切替えを行った場合、制御部11は、ホーム画面の表示が終了したと判断することができる。ホーム画面の表示が終了していない場合(S16:NO)、ホーム画面の表示が終了するまで表示時間の計時を継続する。
ホーム画面の表示が終了したと判断した場合(S16:YES)、制御部11は、タイマ19を停止して、表示時間の計時を終了する(ステップS17)。そして、制御部11は、そのホーム画面の表示時間を積算し、表示時間の積算値(積算時間)を記録する(ステップS18)。図10は積算時間を記録するテーブルの一例を示す図である。このようなテーブルは記憶部12に作成され、ホーム画面の表示時間を計時する都度、制御部11によって更新される。制御部11は、ホーム画面毎に表示時間を積算し、各ホーム画面の積算時間をテーブルに記録する。図10に示した例では、A社のホーム画面110、B社のホーム画面120、C社のホーム画面130の夫々について算出した積算時間が記録されている様子を示している。
なお、図10に示した例では、各社のホーム画面について積算した表示時間をテーブルに記録しているが、一般ホーム画面100についても表示時間を積算し、他のホーム画面の表示時間の積算値と併せてテーブルに記録する構成であってもよい。
次いで、制御部11は、テーブルに記録されている積算時間に基づき、サスペンド状態からの復帰時に表示すべきホーム画面を選択する(ステップS19)。
例えば、テーブルに積算時間が記録されている各ホーム画面のうち、積算時間が最も長いホーム画面を選択する構成とすることができる。この場合、サスペンド状態から復帰した際に、ユーザがよく利用するホーム画面が直ぐに表示されるので、ユーザに対する利便性が高まる。また、テーブルに積算時間が記録されている各ホーム画面のうち、積算時間が最も短いホーム画面を選択する構成としてもよい。この場合、サスペンド状態から復帰した際に、あまり利用されていないホーム画面が表示されるので、ホーム画面を提供しているサービス提供者間の不公平感が解消される。
サスペンド状態からの復帰時に表示すべきホーム画面を選択した場合、制御部11は、処理をステップS12へ戻す。
ステップS13において、入力がホームボタン102hの押下操作でないと判断した場合(S13:NO)、制御部11は、入力が電源ボタン17の押下操作であるか否かを判断する(ステップS20)。動作状態において、電源ボタン17の押下操作時に入力インタフェース18を通じて出力される信号を受信した場合、制御部11は、入力が電源ボタン17の押下操作であると判断することができる。
入力が電源ボタン17の押下操作と判断した場合(S20:YES)、制御部11は、サスペンド前処理を実行する(ステップS21)。サスペンド前処理では、ステップS19での選択結果及び現在の端末データを記憶部12に退避させる。サスペンド前処理を実行した後、制御部11は、サスペンド状態へ移行させる(ステップS22)。
一方、ステップS20において、入力が電源ボタン17の押下操作でないと判断した場合(S20:NO)、制御部11は、アプリケーションの起動などの入力に応じた処理を実行し(ステップS23)、処理をステップS12へ移行させる。
図11はタブレット端末10がサスペンド状態から復帰する際に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。制御部11は、サスペンド状態においてタブレット端末10の電源ボタン17が押下操作されたか否かを判断する(ステップS31)。押下操作されていない場合(S31:NO)、制御部11は、電源ボタン17が押下操作されるまで待機する。
電源ボタン17の押下操作時に入力インタフェース18を通じて出力される信号を受信した場合、制御部11は、電源ボタン17が押下操作されたと判断する。サスペンド状態において電源ボタン17が押下操作されたと判断した場合(S31:YES)、制御部11は、ホーム画面DBの管理データを参照し、デフォルトのホーム画面をディスプレイ14に表示させるか否かを判断する(ステップS32)。
管理データの<goto_default>タグの設定値が「true」の場合、制御部11は、サスペンド状態からの復帰時にデフォルトのホーム画面を表示させると判断する(S32:YES)。このとき、制御部11は、管理データの<common>タグの欄を参照し、画面制御部13を制御することにより、デフォルトとして設定されているターゲットIDのホーム画面をディスプレイ14に表示させる(ステップS33)。
管理データの<goto_default>タグの設定値が「false」の場合、サスペンド状態からの復帰時にデフォルトのホーム画面を表示させないと判断する(S32:NO)。このとき、制御部11は、サスペンド前処理によって退避させたデータを参照し、画面制御部13を制御することにより、図9のフローチャートにおけるステップS19で選択されたホーム画面をディスプレイ14に表示させる(ステップS34)。これにより、積算した表示時間が最も長い(又は最も短い)ホーム画面がタブレット端末10のディスプレイ14に表示される。
以上のように、実施の形態1では、各ホーム画面の表示時間を積算しておき、サスペンド状態からの復帰時には、積算した表示時間に基づいて最初に表示すべきホーム画面を選択するようにしている。積算時間が最も長いホーム画面を選択する構成とした場合、サスペンド状態から復帰した際に、ユーザがよく利用するホーム画面が直ぐに表示されるので、ユーザの利便性を高めることができる。
逆に、積算時間が最も短いホーム画面を選択する構成とした場合、サスペンド状態から復帰した際に、あまり利用されていないホーム画面が表示されるので、ホーム画面を提供しているサービス提供者の間の不公平感を解消することができる。
なお、本実施の形態では、ホーム画面の表示時間を積算し、積算した表示時間に基づいて、サスペンド状態から復帰させるホーム画面を選択する構成としたが、積算した表示時間に限らず、ホーム画面の利用頻度等を表す履歴情報を用いることが可能である。このような履歴情報として、例えば、各ホーム画面の表示回数を利用することができる。制御部11は、各ホーム画面の表示回数を計数しておき、各ホーム画面の表示回数の多少に基づいて、サスペンド状態から復帰させるホーム画面を選択する構成とすることができる。
また、履歴情報として、例えば、各ホーム画面における操作頻度を利用することができる。制御部11は、各ホーム画面を表示している間の操作頻度を計数しておき、各ホーム画面の操作頻度の多少に基づいて、サスペンド状態から復帰させるホーム画面を選択する構成としてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、サスペンド状態からの復帰時に表示させるべきホーム画面を選択する構成としたが、選択したホーム画面を表示した後に所定のアプリケーションを自動的に起動する構成としてもよい。
実施の形態2では、サスペンド状態からの復帰時において、選択したホーム画面を表示すると共に、自動的にアプリケーションを起動する構成について説明する。なお、タブレット端末10のハードウェア構成は実施の形態1と全く同様であるため、その説明を省略することとする。
図12はサスペンド状態から復帰する際のタブレット端末10の動作を説明する説明図である。実施の形態1と同様に、任意の操作画面を表示している間に操作を受付けることなく設定時間(例えば、1分)が経過した場合、又は任意の操作画面を表示している間に電源ボタン17が押下操作された場合、制御部11は、タブレット端末10をサスペンド状態へ移行させる。
また、サスペンド状態へ移行した後に、電源ボタン17が押下操作された場合、制御部11は、実施の形態1と同様の手順により、ホーム画面をディスプレイ14に表示させ、サスペンド状態から動作状態に復帰させる。すなわち、デフォルトのホーム画面がホーム画面DBの管理データにより設定されている場合には、サスペンド状態からの復帰時にデフォルトのホーム画面をディスプレイ14に表示させ、設定されていない場合には、各ホーム画面の表示時間の積算値に基づいて選択したホーム画面をディスプレイ14に表示させる。
実施の形態2では、サスペンド状態からの復帰時にホーム画面を表示させた後、所定時間経過後に、予め定めたアプリケーションの起動を行う。起動させるアプリケーション及び起動させるタイミングは、実施の形態1と同様、ホーム画面DBの管理データの中に記述することができる。起動させるアプリケーション及びタイミングは、例えば、サービス提供者によって任意に設定される。
図13はホーム画面DBの管理データの具体例を示す図である。ホーム画面DBが利用する管理データは、例えば、XMLにより記述される。図13に示した例では、<renderer>タグの子要素である<auto_transition>の中で、起動させるアプリケーション及び起動させるタイミングが記述されており、起動するアプリケーションのパッケージ及びクラス名はそれぞれ「com.xplatform.calculator2」及び「com.xplatform.calculator2.Calculator」であり、起動するタイミングは「3000msec」であることを示している。
なお、図13に示した例では、起動させるアプリケーション及び起動させるタイミングを指定するために必要な記述について示したが、管理データには、図8に示すように、各ホーム画面についての記述が含まれるものであってもよい。
図14は実施の形態2に係るタブレット端末10がサスペンド状態から復帰する際に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。制御部11は、サスペンド状態においてタブレット端末10の電源ボタン17が押下操作されたか否かを判断する(ステップS41)。押下操作されていない場合(S41:NO)、制御部11は、電源ボタン17が押下操作されるまで待機する。
電源ボタン17の押下操作時に入力インタフェース18を通じて出力される信号を受信した場合、制御部11は、電源ボタン17が押下操作されたと判断する。サスペンド状態において電源ボタン17が押下操作されたと判断した場合(S41:YES)、制御部11は、ホーム画面DBの管理データを参照し、デフォルトのホーム画面をディスプレイ14に表示させるか否かを判断する(ステップS42)。
管理データの<goto_default>タグの設定値が「true」の場合、制御部11は、サスペンド状態からの復帰時にデフォルトのホーム画面を表示させると判断する(S42:YES)。このとき、制御部11は、管理データの<common>タグの欄を参照し、画面制御部13を制御することにより、デフォルトとして設定されているターゲットIDのホーム画面をディスプレイ14に表示させる(ステップS43)。
管理データの<goto_default>タグの設定値が「false」の場合、サスペンド状態からの復帰時にデフォルトのホーム画面を表示させないと判断する(S42:NO)。このとき、制御部11は、サスペンド前処理によって退避させたデータを参照し、画面制御部13を制御することにより、図9のフローチャートにおけるステップS19で選択されたホーム画面をディスプレイ14に表示させる(ステップS44)。これにより、例えば、積算した表示時間が最も長い(又は最も短い)ホーム画面がタブレット端末10のディスプレイ14に表示される。
ステップS43でデフォルトのホーム画面を表示した場合、又はステップS44で選択したホーム画面を表示した場合、制御部11は、タイマ19を作動させて、表示時間の計時を開始させる(ステップS45)。
制御部11はタイマ19の出力を参照し、計時を開始してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS46)。所定時間が経過していない場合(S46:NO)、制御部11は所定時間が経過するまで待機する。
一方、計時を開始してから所定時間が経過した場合(S46:YES)、制御部11は、ホーム画面DBの管理データを参照し、管理データに記述されているアプリケーションを起動させる(ステップS47)。
以上のように、実施の形態2では、サスペンド状態から復帰時にサービス提供者によって提供されたホーム画面を表示すると共に、そのサービス提供者が指定するアプリケーションを自動的に起動する構成としている。これにより、タブレット端末10にて起動するアプリケーションを通じてサービス提供者が望むサービスを速やかに提供することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、サスペンド状態からの復帰時に表示させるべきホーム画面を選択する構成としたが、ユーザ、サービス提供者等がホーム画面を予め設定しておき、サスペンド状態からの復帰時には予め設定されたホーム画面を表示する構成としてもよい。
実施の形態3では、サスペンド状態からの復帰時において、予め指定されたホーム画面を表示する構成について説明する。なお、タブレット端末10のハードウェア構成は実施の形態1と全く同様であるため、その説明を省略することとする。
図15はサスペンド状態から復帰するときに表示するホーム画面の一例を示す模式図である。実施の形態3に係るタブレット端末10には、実施の形態1と同様、一般ホーム画面100の他に、A社のホーム画面110、B社のホーム画面120、C社のホーム画面130が記憶されており、A社のホーム画面110がサスペンド状態からの復帰時に表示させるべきホーム画面として設定されているものとする。
なお、サスペンド状態からの復帰時に表示させるべきホーム画面は、実施の形態1と同様に、ホーム画面の管理データによって設定されるものとする。
図15に示す例において、例えば、B社のホーム画面120を表示している間に操作を受付けることなく設定時間(例えば、1分)が経過した場合、又は任意の操作画面を表示している間に電源ボタン17押下操作された場合、制御部11は、タブレット端末10をサスペンド状態へ移行させる。
サスペンド状態へ移行した後、電源ボタン17が押下操作された場合、制御部11は、サスペンド状態から動作状態への切替操作を受付けた旨の信号を入力インタフェース18を通じて受信する。本実施の形態では、サスペンド状態からの復帰時に表示させるべきホーム画面としてA社のホーム画面110が設定されているので、制御部11は、サスペンド状態からの復帰時に、画面制御部13を制御してA社のホーム画面110をディスプレイ14に表示させる。
図16は実施の形態3に係るタブレット端末10がサスペンド状態から復帰する際に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。制御部11は、サスペンド状態においてタブレット端末10の電源ボタン17が押下操作されたか否かを判断する(ステップS51)。押下操作されていない場合(S51:NO)、制御部11は、電源ボタン17が押下操作されるまで待機する。
電源ボタン17の押下操作時に入力インタフェース18を通じて出力される信号を受信した場合、制御部11は、電源ボタン17が押下操作されたと判断する。サスペンド状態において電源ボタン17が押下操作されたと判断した場合(S51:YES)、制御部11は、ホーム画面DBの管理データを参照し、サスペンド状態からの復帰時に表示させるべきホーム画面として設定されているホーム画面をディスプレイ14に表示させる(ステップS52)。
実施の形態3では、サスペンド状態からの復帰時に予め設定されたホーム画面が表示されるので、特定用途向けの操作環境を維持することが容易となる。
なお、実施の形態1〜3では、本発明に係る操作装置をタブレット端末10に適用した形態について説明したが、タブレット端末10だけでなく、スマートフォンを含む携帯型電話機、パーソナルコンピュータ、及びユーザインタフェースを有する様々な電子機器に適用可能であることは勿論のことである。
また、実施の形態1〜3では、ホーム画面の切替えを行うホームボタン102hをソフトウェアボタンとして操作画面上に配置する構成としたが、独立したハードウェアボタンとしてタブレット端末10の筐体に設ける構成であってもよい。
また、実施の形態1〜3では、サスペンド状態において電源ボタン17が押下操作された場合、操作画面であるホーム画面を表示する構成としたが、サスペンド状態において、電源ボタン17が押下操作された場合、パスワード入力などのロック解除操作を受付ける構成であってもよい。この場合、サスペンド状態において電源ボタン17が押下操作された場合、ロック解除操作を受付けるための画面を表示し、この画面にてロック解除操作を受付けたとき、実施の形態1及び2で説明した手順に従ってホーム画面を表示すればよい。
10 タブレット端末
11 制御部
12 記憶部
13 画面制御部
14 ディスプレイ
15 タッチパネル
16 メモリカードリーダ
17 電源ボタン
18 入力インタフェース
19 タイマ

Claims (7)

  1. 複数の操作画面の夫々を表示可能になしてあり、任意の操作画面を表示している場合に特定操作を受付けたとき、前記操作画面から他の操作画面へ遷移させる操作装置において、
    操作画面を表示しない省電力状態から表示した操作画面より操作を受付ける動作状態への切替操作を受付ける受付手段と、
    前記切替操作を受付けた場合、予め設定した操作画面を表示する画面制御手段と
    を備えることを特徴とする操作装置。
  2. 各操作画面の表示履歴に係る履歴情報を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された履歴情報に基づき、前記複数の操作画面のうち一の操作画面を選択する選択手段と
    を備え、
    前記画面制御手段は、前記切替操作を受付けた場合、前記選択手段が選択した操作画面を表示するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 各操作画面の表示時間を積算する手段を備え、
    前記履歴情報として、各操作画面の表示時間の積算値を前記記憶手段に記憶するようにしてあり、
    前記選択手段は、各操作画面の表示時間の積算値の大小に基づき、前記複数の操作画面から一の操作画面を選択するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  4. 各操作画面の表示回数を計数する手段を備え、
    前記履歴情報として、計数した各操作画面の表示回数を前記記憶手段に記憶するようにしてあり、
    前記選択手段は、各操作画面の表示回数の多少に基づき、前記複数の操作画面から一の操作画面を選択するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  5. 各操作画面における操作頻度を計数する手段を備え、
    前記履歴情報として、計数した各操作画面における操作頻度を前記記憶手段に記憶するようにしてあり、
    前記選択手段は、各操作画面における操作頻度の多少に基づき、前記複数の操作画面から一の操作画面を選択するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
  6. 表示すべき操作画面を予め設定している場合であって、前記切替操作を受付けたとき、前記画面制御手段は、予め設定した操作画面を表示し、
    表示すべき操作画面を予め設定していない場合であって、前記切替操作を受付けたとき、前記画面制御手段は、前記選択手段が選択した操作画面を表示するようにしてあることを特徴とする請求項2から請求項5の何れか1つに記載の操作装置。
  7. 1又は複数のアプリケーションプログラムを記憶する手段と、
    前記画面制御手段が操作画面を表示した後、所定のアプリケーションプログラムを起動する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1つに記載の操作装置。
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