JP7228893B2 - 電話営業用ctiシステム - Google Patents

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Description

本発明は、電話営業用CTI(Computer Telephony Integration)システムに関するものである。
電話営業を支援するシステムでは、各種データベースを使用して営業先や営業活動が管理されており、オペレータは、テレアポイントセンタ内の端末装置を使用して、各種データベースにおける営業先や営業活動の状態を参照しつつ、固定電話の公衆回線網を介して営業先へ電話営業を行うことができるようになっている(例えば特許文献1参照)。
あるCTIシステムは、オペレータの端末装置からオペレータの携帯電話機へ発信指令を送信し、オペレータの携帯電話機に営業先への発呼を行わせており、さらに、グループ通話機能で、管理者の携帯電話機の携帯電話機で、管理者による、オペレータと営業先との間の通話の傍聴を可能にしている(例えば特許文献2参照)。これにより、オペレータに割り当てられた携帯電話機を使用しての電話営業を可能としている。
他方、ある業務支援システムは、ローカルエリアネットワークに接続されたオペレータ端末および支援者端末とを備え、通話先に知られないようにしてアドバイスを管理者(支援者)からオペレータへ提供する「ささやき機能」(管理者アドバイス機能)を有しており、ささやき機能では、オペレータと営業先との通話を傍聴している管理者(支援者)が、支援者端末で、オペレータ端末に対してアドバイスをテキストで送信し、オペレータ端末でそのアドバイスをオペレータに提供している(例えば特許文献3参照)。
特開2002-092301号公報 特開2017-200160号公報 特開2007-004000号公報
しかしながら、上述のような、オペレータに割り当てられた携帯電話機を使用したCTIシステムにおいて、ささやき機能(管理者アドバイス機能)を実現することは困難である。
つまり、グループ通話で管理者がオペレータに対して発話してしまうと、通常、営業先にも管理者の音声が聞こえてしまい、ささやき機能(管理者アドバイス機能)を実現できない。
また、上述の業務支援システムでは、オペレータ端末および支援者端末がローカルエリアネットワークに接続されており、ローカルエリアネットワーク経由でアドバイスを支援者端末からオペレータ端末へ容易に転送可能であるが、例えばテレワークなどで、オペレータに割り当てられた携帯電話機を使用する場合、1つのローカルエリアネットワーク上に、オペレータの携帯電話機と、管理者(支援者)側の装置とが接続されていないため、管理者(支援者)側の装置からオペレータの携帯電話機へ管理者のアドバイスを転送することは困難であり、ささやき機能(管理者アドバイス機能)を実現できない。
さらに、チャットシステムを利用して、オペレータの携帯電話機と管理者(支援者)側の装置との間でテキストのやりとりを行うようにすることも考えられるが、その場合、チャットシステムのサーバを設ける必要があるとともに、チャットアプリケーションをオペレータの携帯電話機と管理者(支援者)側の装置との両方にインストールしておく必要があり、コストやメンテナンスの手間がかかってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、オペレータに割り当てられた携帯電話機を使用したCTIシステムにおいて、管理者アドバイス機能(通話先に通知せずに管理者からオペレータへアドバイスを通知する機能)を実現する電話営業用CTIシステムを得ることを目的とする。
本発明に係る電話営業用CTIシステムは、広域ネットワークに接続されたCTIサーバと、広域ネットワークに接続されたプッシュ通知サーバと、広域ネットワークに接続可能な、電話営業オペレータ用の第1携帯電話機とを備える。CTIサーバは、(a)電話営業オペレータにより操作される第1端末装置から、電話営業オペレータにより選択された営業先の電話番号を示す発信指令を受信し、発信指令を受信するとオペレータの第1携帯電話機を特定し、(b)特定した第1携帯電話機を指定して、発信指令を含む第1プッシュ通知要求を前記プッシュ通知サーバへ送信する。プッシュ通知サーバは、第1プッシュ通知要求を受け付けると、第1プッシュ通知要求により指定された第1携帯電話機へ、発信指令を含む第1プッシュ通知を送信する。第1携帯電話機は、第1プッシュ通知を受信すると、受信した第1プッシュ通知に含まれる発信指令により指定された営業先の電話番号へ発信する。そして、CTIサーバは、(a)第1携帯電話機と営業先との通話中に第1携帯電話機と電話営業オペレータにアドバイスを提供する管理者用の第2携帯電話機とでグループ通話が設定されている期間において、管理者により操作される第2端末装置から、管理者から電話営業オペレータへのアドバイスを示すアドバイスデータを受信し、アドバイスデータを受信すると電話営業オペレータの第1携帯電話機を特定し、(b)特定した第1携帯電話機を指定して、アドバイスデータを含む第2プッシュ通知要求を前記プッシュ通知サーバへ送信する。プッシュ通知サーバは、第2プッシュ通知要求を受け付けると、第2プッシュ通知要求により指定された第1携帯電話機へ、そのアドバイスデータを含む第2プッシュ通知を送信し、第1携帯電話機は、第2プッシュ通知を受信すると、受信した第2プッシュ通知に含まれるアドバイスデータに基づくアドバイスを出力する。
本発明によれば、オペレータに割り当てられた携帯電話機を使用したCTIシステムにおいて、管理者アドバイス機能(つまり、通話先に知られずに管理者からオペレータへアドバイスを通知する機能)を実現する電話営業用CTIシステムが得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電話営業用CTIシステムの構成を示す図である。 図2は、図1における携帯電話機1の構成を示すブロック図である。なお、携帯電話機7も同様の構成を有する。 図3は、図1におけるCTIサーバ5の構成を示すブロック図である。 図4は、図2における管理データ51のデータ構造の一例を示す図である。 図5は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける各装置の動作について説明するシーケンス図である(1/2)。 図6は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける各装置の動作について説明するシーケンス図である(2/2)。 図7は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける端末装置4に表示される発信先リストおよび管理者リストの一例を示す図である。 図8は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける端末装置8に表示されるアドバイス送信画面の一例を示す図である。 図9は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける携帯電話機1に表示されるアドバイスの例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電話営業用CTIシステムの構成を示す図である。図1に示す電話営業用CTIシステムは、携帯電話網2に無線で接続可能な携帯電話機1,7と、ネットワーク3に接続される端末装置4,8と、ネットワーク3に接続されるCTIサーバ5と、ネットワーク3に接続されるプッシュ通知サーバ6とを備える。
携帯電話機1は、携帯電話網2を介してネットワーク3に接続可能な電話営業用の携帯電話機であって、例えばスマートフォンなどといった各電話営業オペレータ(以下、単に、オペレータという)の携帯電話機であり、会社からオペレータに配布され、オペレータにより携帯される。ネットワーク3は、例えばインターネットなどの広域ネットワークである。
また、端末装置4は、オペレータにより操作される端末装置であって、ネットワーク3に接続可能なパーソナルコンピュータなどである。端末装置4の設置場所は特に限定されず、端末装置4は、会社のセンタ内に設置されているものでもよいし、オペレータの自宅やその他のセンタ外の場所に設置されているものでもよいし、オペレータに対して一時的に貸与されるものでもよい。つまり、端末装置4は、例えば、オペレータ個人のパーソナルコンピュータでもよい。
また、CTIサーバ5は、この実施の形態では、クラウドサーバである。
また、プッシュ通知サーバ6は、携帯電話機1からデバイストークンの発行要求を受信すると、その携帯電話機1へデバイストークンを発行し、また、CTIサーバ5からプッシュ通知要求を受信すると、そのプッシュ通知要求において、デバイストークンで指定されている携帯電話機1へプッシュ通知を送信する。
さらに、携帯電話機7は、オペレータを管理する管理者の携帯電話機であって、上述の携帯電話機1と同様の装置である。端末装置8は、管理者により操作される端末装置であって、上述の端末装置4と同様の装置である。
図2は、図1における携帯電話機1の構成を示すブロック図である。なお、携帯電話機7も同様の構成を有する。
図2に示すように、携帯電話機1は、例えばスマートフォンなどといった多機能携帯電話機であって、無線通信装置11、ネットワークインターフェイス12、表示装置13、入力装置14、音声出力処理部15、内蔵スピーカ16、音声入力処理部17、内蔵マイクロフォン18、記憶装置19、演算処理装置20などを備える。
無線通信装置11は、携帯電話網2の圏内において、携帯電話網2に接続可能な無線通信装置である。無線通信装置11は、携帯電話網2を介してネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介してCTIサーバ5およびプッシュ通知サーバ6と通信可能である。
ネットワークインターフェイス12は、無線LAN(Local Area Network)の圏内において、無線LANを介してネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介してCTIサーバ5およびプッシュ通知サーバ6と通信可能である。
つまり、当該携帯電話機1が無線LANの圏外であっても場合、携帯電話機1は、無線通信装置11で、CTIサーバ5およびプッシュ通知サーバ6と通信可能となっている。
表示装置13は、ユーザー(ここではオペレータ)に対して操作画面などを表示する液晶ディスプレイなどといった内部装置である。入力装置14は、ユーザー(ここではオペレータ)による操作を検出するタッチパネルなどといった内部装置である。
音声出力処理部15は、内蔵スピーカ16または外部のヘッドセットへ音声信号を出力し、内蔵スピーカ16または外部のヘッドセットから通話相手の音声を出力する。音声入力処理部17は、内蔵マイクロフォン18または外部のヘッドセットでユーザー(ここではオペレータ)の音声を検出し、その音声の音声信号を内蔵マイクロフォン18または外部のヘッドセットから受け付ける。
記憶装置19は、フラッシュメモリ、ハードディスクなどの不揮発性の記憶装置である。記憶装置19には、CTIアプリケーションプログラム21などが記憶されている。例えば、CTIアプリケーションプログラム21は、ネットワーク3上の図示せぬサーバからダウンロードされ、携帯電話機1にインストールされ、記憶装置19に格納される。
演算処理装置20は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを有するコンピュータである。演算処理装置20は、図示せぬプログラムをRAMにロードしCPUで実行することで、オペレーティングシステム31および電話機能アプリケーション32を実現し、さらに、CTIアプリケーションプログラム21をRAMにロードしCPUで実行することで、CTIアプリケーション33を実現する。
電話機能アプリケーション32は、無線通信装置11を制御して、携帯電話網2を介して音声通話の発信および着信を行うとともに、通話相手との音声通信を行う。電話機能アプリケーション32は、グループ通話機能を有しており、他のオペレータや管理者を、通話先との通話に参加させることができる。
CTIアプリケーション33は、(a)無線通信装置11またはネットワークインターフェイス12を使用して、オペレータにより操作される端末装置4においてオペレータにより指定された営業先の電話番号を示す発信指令を含むプッシュ通知要求をプッシュ通知サーバ6から受信し、(b)電話機能アプリケーション32を使用して、受信したプッシュ通知に含まれる発信指令により指定された営業先の電話番号へ発信する。
また、CTIアプリケーション33は、無線通信装置11またはネットワークインターフェイス12を使用して、プッシュ通知サーバ6からプッシュ通知を受信し、受信したプッシュ通知にグループ通話指令が含まれている場合、電話機能アプリケーション32を使用して、そのグループ通話指令により指定された管理者を、営業先とのグループ通話に、管理者の発話(つまり、管理者の携帯電話機7におけるマイクロフォンなどによる音声入力)をミュート状態で、参加させる。なお、このミュート状態は、そのグループ通話の開始時に自動的に設定されるように携帯電話機7に予め設定されてもよいし、管理者の操作によって設定されるようにしてもよい。
さらに、CTIアプリケーション33は、オペレータの通話を録音し、その通話の録音データを演算処理装置20内のRAMや記憶装置19などに一時的に格納しておき、無線通信装置11またはネットワークインターフェイス12を使用して、通話の録音データをCTIサーバ5へアップロードする。アップロード後、CTIアプリケーション33は、携帯電話機1内の録音データをすべて消去する。
さらに、CTIアプリケーション33は、CTIアプリケーション33の起動時に、プッシュ通知サーバ6へデバイストークン要求を送信し、プッシュ通知サーバ6からデバイストークンを受信し、(c)受信したデバイストークンをCTIサーバ5へ送信する。そして、CTIサーバ5およびプッシュ通知サーバ6は、この携帯電話機1の識別子としてこのデバイストークンを使用し、デバイストークンで携帯電話機1を指定する。なお、オペレーティングシステム31の起動時に、オペレーティングシステム31が、プッシュ通知サーバ6へデバイストークン要求を送信し、プッシュ通知サーバ6からデバイストークンを受信するようにしてもよい。
図3は、図1におけるCTIサーバ5の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、CTIサーバ5は、ネットワークインターフェイス41、演算処理装置42、記憶装置43などを備える。ネットワークインターフェイス41は、ネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介して携帯電話機1,7、端末装置4,8、プッシュ通知サーバ6などとデータ通信を行う。演算処理装置42は、CPU、RAM、ROMなどを有するコンピュータである。演算処理装置42は、図示せぬプログラムをRAMにロードしCPUで実行することで、通信処理部61、データベースサーバ62、プッシュ通知要求部63、ログ管理部64などを実現する。記憶装置43は、フラッシュメモリ、ハードディスクなどの不揮発性の記憶装置である。記憶装置43には、データベースサーバ62によりデータベースとして管理される管理データ51および発信先リストデータ52が記憶されている。
管理データ51は、登録されているオペレータや管理者、携帯電話機1,7などの属性、およびそれらの関係性を示すデータである。
図4は、図2における管理データ51のデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、管理データ51は、各携帯電話機1,7のレコード101、企業レコード102、各管理者の管理者レコード103、各オペレータのオペレータレコード104などを含む。
レコード101は、携帯電話機1,7に固有な携帯電話機ID、企業ID、管理者ID、この携帯電話機1,7を割り当てられているオペレータまたは管理者のオペレータIDまたは管理者ID、並びにこの携帯電話機1,7の電話番号を含む。
企業レコード102は、オペレータおよび管理者が所属する会社の企業IDおよびその会社の属性情報(会社名など)を含む。
管理者レコード103は、管理者ごとに、管理者ID、管理者端末装置ID、管理者の属性情報(氏名など)、並びに1または複数のオペレータID(この管理者により管理されるオペレータのオペレータID)を含む。
オペレータレコード104は、オペレータごとに、オペレータのオペレータID、このオペレータに割り当てられている携帯電話機1の携帯電話機ID、このオペレータのオペレータ属性情報(氏名など)、および1または複数の管理者ID(このオペレータに対応する管理者の管理者ID)を含む。
なお、CTIサーバ5の通信処理部61は、例えば、管理者などの指令に従って、データベースサーバ62を使用して、レコード101のオペレータID、オペレータレコード104の携帯電話機IDを編集することで、オペレータに対する携帯電話機1の割り当てを設定可能である。例えば、携帯電話機1を固定のオペレータに割り当てない場合には、電話営業の業務開始前に、オペレータに携帯電話機1が割り当てられ、その後、そのオペレータは、その携帯電話機1を使用して電話営業業務を行う。
また、発信先リストデータ52は、電話営業の発信先リストを含むデータである。さらに、発信先リストデータ52は、各電話営業の発信先についての営業活動の進捗状況や結果などの情報を含んでいてもよい。電話営業の発信先リストは、各電話営業先の名称、電話番号、住所などを含む。
図3に戻り、通信処理部61は、ネットワークインターフェイス41を使用して、所定の通信プロトコルで、ネットワーク3を介して他の装置(携帯電話機1,7、端末装置4,8、プッシュ通知サーバ6)との間でデータ通信を行う。
データベースサーバ62は、管理データ51および発信先リストデータ52を含むデータベースを管理し、データベースに対する登録および検索を行う。
プッシュ通知要求部63は、通信処理部61を使用して、プッシュ通知サーバ6に対してプッシュ通知の要求を送信する。
ログ管理部64は、通信処理部61を使用して、携帯電話機1から通話ログを受信し、その通話ログを記憶装置43に格納する。
例えば、通信処理部61は、ウェブサーバ機能を有し、端末装置4のウェブブラウザからのHTTP(HyperText Transfer Protocol)の要求に応じて、ログイン画面の画面データ(例えばHTML(HyperText Markup Language)データ)を送信し、端末装置4においてそのログイン画面に対してオペレータにより入力されたオペレータIDを取得する。そして、通信処理部61は、データベースサーバ62を使用して、その取得したオペレータIDに対して割り当てられている営業先の発信先リストを発信先リストデータ52から抽出し、その発信先リストを含む画面データを端末装置4のウェブブラウザへ送信する。
また、例えば、通信処理部61は、ウェブサーバ機能を有し、端末装置8のウェブブラウザからのHTTPの要求に応じて、ログイン画面の画面データ(例えばHTMLデータ)を送信し、端末装置8においてそのログイン画面に対して管理者により入力された管理者IDを取得する。そして、通信処理部61は、データベースサーバ62を使用して、その取得した管理者IDにより管理されるオペレータのリストを管理データ51から抽出し、そのオペレータのリストを含むアドバイス送信画面の画面データを端末装置8のウェブブラウザへ送信する。なお、そのオペレータが通話中か否かは、ログ管理部64より通知される。
プッシュ通知要求部63は、通信処理部61を使用して、オペレータにより発信先リストから選択された営業先の電話番号を示す発信指令を端末装置4から受信すると、データベースサーバ62を使用して、そのオペレータIDに基づき、そのオペレータの携帯電話機1を特定し、通信処理部61を使用して、特定した携帯電話機1を指定して、発信指令を含むプッシュ通知要求をプッシュ通知サーバ6へ送信する。
また、プッシュ通知要求部63は、通信処理部61を使用して、グループオペレータを指定するグループ通話指令をオペレータの端末装置4から受信すると、データベースサーバ62を使用して、そのオペレータIDに基づき、そのオペレータの携帯電話機1を特定し、通信処理部61を使用して、特定した携帯電話機1を指定して、グループ通話指令を含むプッシュ通知要求をプッシュ通知サーバ6へ送信する。
また、プッシュ通知要求部63は、(a)オペレータの携帯電話機1と営業先との通話中に携帯電話機1および管理者の携帯電話機7で(携帯電話機7からの発話がミュート状態とされた)グループ通話が設定されている期間において、端末装置8から、その管理者からそのオペレータへのアドバイスを示すアドバイスデータを受信し、アドバイスデータを受信するとオペレータの携帯電話機1を特定し、(b)特定した携帯電話機1を指定して、そのアドバイスデータを含むプッシュ通知要求をプッシュ通知サーバ6へ送信する。
なお、通信処理部61は、携帯電話機1のデバイストークンを携帯電話機1から受信し、受信したデバイストークンをその携帯電話機1に関連付けて記憶装置43に(例えば図4におけるレコード101に)格納する。そして、プッシュ通知要求部63は、特定した携帯電話機1に対応するデバイストークンを指定して、プッシュ通知要求をプッシュ通知サーバ6へ送信する。
ログ管理部64は、通信処理部61を使用して、ネットワーク3を介して送信されてくる携帯電話機1から通話ログおよび録音データを受信し、データベースサーバ62を使用して、受信した通話ログおよび録音データを記憶装置43に保存する。
また、ログ管理部64は、携帯電話機1によるオペレータの通話状態を管理する。具体的には、ログ管理部64は、発信指令の送信から通話終了後の通話ログ、録音データなどのデータを受信するまでの期間、携帯電話機1によるオペレータが通話中であると判定する。
なお、端末装置4,8は、例えばウェブブラウザを有し、CTIサーバ5から受信した画面データに基づいて各種画面を表示装置(液晶ディスプレイなど)で表示し、オペレータや管理者のユーザ操作を入力装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)で検出し、そのユーザ操作に基づく入力情報をCTIサーバ5へ送信する。
また、プッシュ通知サーバ6は、CTIサーバ5と同様のハードウェア構成を有し、CTIサーバ5からプッシュ通知要求を受信すると、プッシュ通知要求により指定された携帯電話機1に対して、プッシュ通知要求により指定された指令を含むプッシュ通知を、ネットワーク3を介して送信する。例えば、携帯電話機1のオペレーティングシステム31がAndroidである場合、プッシュ通知サーバ6として、GCM(Google Cloud Messaging)サーバを使用することができる。そのようにオペレーティングシステム31がプッシュ通知の着信機能を有している場合、CTIアプリケーション33は、オペレーティングシステム31を使用して、プッシュ通知を受信する。
次に、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける各装置の動作について説明する。図5および図6は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける各装置の動作について説明するシーケンス図である。図7は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける端末装置4に表示される発信先リストおよび管理者リストの一例を示す図である。
まず、オペレータは、端末装置4を操作して、ログインし、CTIサーバ5に自己のオペレータIDを通知する。次に、端末装置4は、オペレータの操作に従って、発信先リスト要求をCTIサーバ5へ送信する(ステップS1)。
CTIサーバ5は、発信先リスト要求を受信すると、そのオペレータのオペレータIDに関連付けられている発信先リストを特定してデータベース(つまり、発信先リストデータ52)から読み出し(ステップS2)、端末装置4へ送信する(ステップS3)。
端末装置4は、その発信先リストを例えば図7に示すように表示する(ステップS4)。例えば図7に示すように、発信先リストの画面には、各発信先に対応して発信キー201が表示される。発信キー201は、ソフトキーであり、オペレータ操作により、発信キー201が押下された場合、端末装置4は、発信指令の入力を受け付け(ステップS5)、発信指令、このオペレータのオペレータID、およびその発信キー201に対応する発信先を示す発信先情報(発信先を示すID、電話番号など)をCTIサーバ5へ送信する(ステップS6)。
CTIサーバ5は、その発信指令、オペレータIDおよび発信先情報を受信すると、そのオペレータIDに対応する携帯電話機1を特定し、特定した携帯電話機1をプッシュ通知の送信先として指定したプッシュ通知要求、発信指令、および発信に必要な発信先情報(ここでは電話番号)をプッシュ通知サーバ6へ送信する(ステップS7)。
プッシュ通知サーバ6は、そのプッシュ通知要求、発信指令および発信先情報を受信すると、そのプッシュ通知要求により指定された携帯電話機1へ、発信指令および発信先情報を含むプッシュ通知を送信する(ステップS8)。
携帯電話機1は、そのプッシュ通知を受信すると、そのプッシュ通知に含まれる発信先情報により示される電話番号に対して音声通話の発信を行う(ステップS9)。そして、その電話番号の通話相手との間での音声通話回線が確立されると、オペレータは、携帯電話機1を使用して、通話相手と会話をする。このとき、携帯電話機1は、通話の開始から終了まで、通話音声の録音を行い、その録音データを保持する。
また、上司、リーダーなどの管理者にオペレータの通話を傍聴させる場合、オペレータは、端末装置4を操作して、グループ通話指令の入力を行う。端末装置4は、オペレータの操作に従って、CTIサーバ5から、ウェブページのデータをダウンロードして、例えば図7に示すような発信先リスト画面を表示する。例えば図7に示すように、発信先リスト画面には、管理者(オペレータの属するグループのグループリーダーなど)のリストも表示される。そして、各管理者に対応して、グループ通話キー202が表示される。グループ通話キー202は、対応するグループオペレータをグループ通話へ参加させるための(つまり、グループ通話指令の入力のための)ソフトキーである。
端末装置4は、オペレータによるグループ通話指令の入力(例えばグループ通話キー202の押下)を受け付けると(ステップS12)、グループ通話指令、このオペレータのオペレータID、およびオペレータにより指定された管理者の管理者ID(つまり、押下されたグループ通話キー202に対応する管理者ID)をCTIサーバ5へ送信する(ステップS13)。ここで使用される管理者IDは、発信先リストとともに送信されてくる管理者リストに含まれている。
なお、このようにオペレータの操作に従ってグループ通話指令、このオペレータのオペレータID、およびオペレータにより指定された管理者の管理者IDをCTIサーバ5へ送信せずに、オペレータに対して予め指定されている管理者について、発信指令の送信とともに、グループ通話指令、オペレータID、および管理者IDをCTIサーバ5へ自動的に送信するようにしてもよい。
CTIサーバ5は、このグループ通話指令、オペレータID、および管理者IDを受信すると、そのオペレータIDに対応する携帯電話機1、および管理者IDに対応する携帯電話機7の電話番号を特定し、特定した携帯電話機1をプッシュ通知の送信先として指定したプッシュ通知要求、グループ通話指令およびその電話番号をプッシュ通知サーバ6へ送信する(ステップS14)。
ここでは、端末装置4においてオペレータにより指定された管理者が管理者IDで特定しているが、その代わりに、管理者の携帯電話機7の電話番号を直接的に使用してもよい。なお、管理者の携帯電話機7には、オペレータの携帯電話機1とグループ通話が可能なもの(例えば同一キャリアのもの)が使用される。
プッシュ通知サーバ6は、そのプッシュ通知要求、グループ通話指令およびその電話番号を受信すると、そのプッシュ通知要求により指定された携帯電話機1へ、グループ通話指令およびその電話番号を含むプッシュ通知を送信する(ステップS15)。
携帯電話機1は、そのプッシュ通知を受信すると、そのプッシュ通知に含まれる電話番号を指定してグループ通話要求を送信する(ステップS16)。
そして、指定された管理者の携帯電話機7によりグループ通話要求が受信され、管理者がその携帯電話機7を操作して、グループ通話に参加する。これにより、通話相手、オペレータ、およびグループオペレータによるグループ通話が開始される(ステップS17)。ただし、その際、グループ通話の期間においては、携帯電話機7の音声入力は継続的に、ミュート状態とされ、携帯電話機7から携帯電話1や営業先(通話先)への発話は禁止され、管理者は、オペレータと営業先(通話先)との間の通話の傍聴のみを行う。
その後、通話が終了し音声通話回線が切断されると(ステップS18)、携帯電話機1は、通話ログ(発信時刻、通話時間など)および録音データを、CTIサーバ5へ送信する(ステップS21)。送信後、携帯電話機1は、携帯電話機1内の録音データを消去する。
CTIサーバ5は、携帯電話機1から通話ログおよび録音データを受信すると、その携帯電話機1の携帯電話機IDに対応するオペレータID、今回の通話の営業先などに関連付けて、通話ログおよび録音データをデータベースに格納する(ステップS22)。
さらに、オペレータは、通話の最中または通話終了後ただちに、この発信先、この通話などに関する関連情報(メモ、備忘録、感想、印象など)を端末装置4に入力する。端末装置4は、その関連情報を受け付けると(ステップS23)、その関連情報をCTIサーバ5へ送信する(ステップS24)。CTIサーバ5は、端末装置4から関連情報を受信すると、そのオペレータID、今回の通話の営業先などに関連付けて、受信した関連情報をデータベースに格納する(ステップS25)。
このようにして、オペレータは、携帯電話機1を使用して、営業先に電話を掛けることができ、そのオペレータの管理者は、携帯電話機7を使用して、そのオペレータと営業先との間の通話内容(会話)を傍聴できる。
また、グループ通話の期間(ステップS17からステップS18までの期間)において、オペレータの通話を傍聴している管理者は、以下のようにして、管理者アドバイス機能で、そのオペレータへアドバイス(テキストや音声)を提供することができる。
図8は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける端末装置8に表示されるアドバイス送信画面の一例を示す図である。図9は、図1に示す電話営業用CTIシステムにおける携帯電話機1に表示されるアドバイスの例を示す図である。
管理者は、オペレータの通話を傍聴している際に、何等かのアドバイスをオペレータに提供したほうがよいと判断した場合、管理者は、端末装置8を使用して、アドバイスを提供する。その際、例えば、端末装置8は、図示せぬマイクロフォンで管理者のアドバイス音声を検出し、その音声信号をサンプリングして音声データを生成し、その音声データに基づいて、検出したアドバイス音声に対して音声認識処理を行うことでアドバイステキストを生成し、生成したアドバイステキストを示すアドバイスデータを、ネットワーク3を介してCTIサーバ5へ送信する。
具体的には、例えば次のようにして、端末装置8は、管理者により指定されるアドバイスの入力を受け付ける(ステップS31)。
まず、管理者は、端末装置8を操作して、ログインし、CTIサーバ5に自己の管理者IDを通知し、端末装置8は、管理者の操作に従って、CTIサーバ5から、アドバイス送信画面の画面データをダウンロードして、例えば図8に示すようなアドバイス送信画面を表示する。例えば図8に示すように、アドバイス送信画面には、管理者により管理されるオペレータのリスト301が表示される。そして、そのリスト301において、そのような各オペレータに対応して、オペレータの氏名、通話中を示す画像(マークまたはテキスト)、音声入力のテキストアドバイスキー302および音声アドバイスキー303が表示される。なお、通話中を示す画像、およびアドバイスキー302,303は、リスト301におけるオペレータのうち、通話中のオペレータに対してのみ表示される。
テキストアドバイスキー302は、例えばWebSpeecAPIなどに基づいて、音声入力で、テキストのアドバイスを入力するためのソフトキーである。音声アドバイスキー303は、例えばWebSpeecAPIなどに基づいて、音声入力で、音声のアドバイスを入力するためのソフトキーである。
さらに、アドバイス送信画面には、録音開始キー311、録音終了キー312、アドバイステキストフィールド313、およびアドバイス送信キー314が表示される。
録音開始キー311は、上述の音声入力(つまり、検出された音声の音声データの保存)を開始するソフトキーである。録音終了キー312は、上述の音声入力を終了するソフトキーである。アドバイステキストフィールド313は、管理者により指定されたテキストのアドバイスを表示するフィールドである。アドバイステキストフィールド313には、音声入力された音声のアドバイスが音声認識処理で変換されたテキストが表示されたり、キーボード入力されたテキストが表示されたりする。なお、アドバイステキストフィールド313に表示されているテキストのアドバイスは、キーボードなどへの管理者の操作に従って編集可能である。また、管理者は、音声入力せずに、テキストのアドバイスをすべてキーボードなどの入力装置で入力してもよい。アドバイス送信キー314は、入力されたアドバイスの音声データまたはテキストデータをアドバイスデータとして送信するためのソフトキーである。
例えば、管理者により端末装置8の入力装置が操作され、テキストアドバイスキー302の押下が検出された後、録音開始キー311の押下が検出されると、端末装置8は、その操作に従って図示せぬマイクロフォンで管理者の音声の集音を開始し、録音終了キー312の押下が検出されると、録音開始キー311の押下の検出から録音終了キー312の押下の検出までの期間に集音して得られた音声データに対して音声認識処理を実行し、その音声に対応するテキストデータ(つまり、テキストのアドバイス)をアドバイステキストフィールド313に表示する。
その後、アドバイス送信キー314の押下が検出されると、端末装置8は、アドバイステキストフィールド313に表示されているテキストデータをアドバイスデータとして、選択されたオペレータのオペレータIDを含むアドバイス指令とともにCTIサーバ5へ送信する(ステップS32)。なお、上述のアドバイス送信画面の場合、押下されたアドバイスキー302,303に対応するオペレータが選択される。
なお、音声アドバイスの場合、音声アドバイスキー303が押下され、同様に、録音開始キー311および録音終了キー312が押下され、管理者の音声が入力され、端末装置8において、所定データフォーマットの音声データがアドバイスデータとして生成され、アドバイス送信キー314の押下が検出されると、同様に、上述のアドバイス指令とともにアドバイスデータとしての音声データがCTIサーバ5へ送信される。
CTIサーバ5は、そのアドバイス指令およびアドバイスデータを受信すると、そのアドバイス指令に含まれているオペレータIDに対応する携帯電話機1を特定し、特定した携帯電話機1をプッシュ通知の送信先として指定したプッシュ通知要求、およびアドバイスデータをプッシュ通知サーバ6へ送信する(ステップS33)。
プッシュ通知サーバ6は、そのプッシュ通知要求およびアドバイスデータを受信すると、そのプッシュ通知要求により指定された携帯電話機1へ、アドバイスデータを含むプッシュ通知を送信する(ステップS34)。
携帯電話機1(CTIアプリケーション33)は、そのプッシュ通知を受信すると、そのプッシュ通知に含まれるアドバイスデータに基づいて、アドバイスの出力を行う(ステップS35)。その際、アドバイスがテキストである場合、携帯電話機1は、そのアドバイス401を図9に示すように表示する(この場合、当然、アドバイスは通話先には送られない)。一方、アドバイスが音声である場合、携帯電話機1は、そのアドバイスデータ(音声データ)を再生して、通話先に聞こえないように、(オペレータの使用するヘッドセットのスピーカなどで)音声をオペレータに出力する。
このようにして、通話中において、オペレータの通話を傍聴している管理者からそのオペレータへアドバイスが提供される。オペレータは、そのアドバイスを参考にして、通話を続ける。なお、同様にして、管理者からオペレータへ、複数回、アドバイスが提供されてもよい。
以上のように、上記実施の形態によれば、CTIサーバ5は、(a)オペレータにより操作される端末装置4から、オペレータにより指定された営業先の電話番号を示す発信指令を端末装置4から受信し、発信指令を受信するとオペレータの携帯電話機1を特定し、(b)特定した携帯電話機1を指定して、発信指令を含むプッシュ通知要求をプッシュ通知サーバ6へ送信する。プッシュ通知サーバ6は、プッシュ通知要求を受け付けると、プッシュ通知要求により指定された携帯電話機1へ、発信指令を含むプッシュ通知を送信する。携帯電話機1は、そのプッシュ通知を受信すると、受信したプッシュ通知に含まれる発信指令により指定された営業先の電話番号へ発信する。
これにより、ネットワーク3に接続された端末装置4があり、かつ携帯電話網2の圏内に携帯電話機1(つまり、オペレータ)が存在すれば、このシステムで、携帯電話機1を使用して営業先へ電話を掛けることができるので、オペレータはセンタ内だけではなくテレワークなどで電話営業を行うことができる。その際、携帯電話機1と端末装置4との間における直接的な通信を確立する必要がないので、携帯電話機1との通信のためのソフトウェア(ドライバなど)を端末装置4にインストールする必要もなく、オペレータが管理していない端末装置であっても上述の端末装置4として使用することができる。
さらに、上記実施の形態によれば、CTIサーバ5は、(a)オペレータの携帯電話機1と営業先との通話中に携帯電話機1および携帯電話機7でグループ通話が設定されている期間において、管理者により操作される端末装置8から、管理者からオペレータへのアドバイスを示すアドバイスデータを受信し、アドバイスデータを受信すると、そのオペレータの携帯電話機1を特定し、(b)特定した携帯電話機1を指定して、アドバイスデータを含むプッシュ通知要求をプッシュ通知サーバ6へ送信する。プッシュ通知サーバ6は、そのプッシュ通知要求を受け付けると、そのプッシュ通知要求により指定された携帯電話機1へ、そのアドバイスデータを含むプッシュ通知を送信する。その携帯電話機1は、そのプッシュ通知を受信すると、受信したプッシュ通知に含まれるアドバイスデータに基づくアドバイスをオペレータに対して出力する。
これにより、発信指令を携帯電話機1に転送するために使用される通信システム(つまり、プッシュ通知のシステム)を使用してアドバイスデータも転送するようにしたので、チャットシステムなどを別途導入せずに、オペレータに割り当てられた携帯電話機を使用したCTIシステムにおいて、管理者アドバイス機能が低コストで実現される。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、上記実施の形態において、CTIサーバ5およびプッシュ通知サーバ6は同一のサーバ装置内に設けてもよい。また、上記実施の形態において、端末装置4として、ポータブル型パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯電話機1を使用してもよい。また、上記実施の形態において、端末装置8として、ポータブル型パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯電話機7を使用してもよい。
また、上記実施の形態では、プッシュ通知サーバ6として、GCMサーバが例示されているが、プッシュ通知サーバ6が、携帯電話機1との間でソケット通信を確立し、ソケット通信で上述のプッシュ通知を携帯電話機1へ送信するようにしてもよい。その場合、例えば、まず、事前に、携帯電話機1は、プッシュ通知サーバ6へ接続要求を送信し、プッシュ通知サーバ6がその接続要求を受け付けると、携帯電話機1とプッシュ通知サーバ6との間で、ソケット通信による仮想的な回線が確立される。その後、携帯電話機1とプッシュ通知サーバ6との間で、双方向での通信が可能となる。
また、上記実施の形態において、オペレータは、上述のアドバイスの出力後にアドバイスを確認したことを示す操作を端末装置4に行い、端末装置4は、その操作に従って、アドバイス確認通知をCTIサーバ5に送信し、CTIサーバ5は、アドバイス確認通知を受信すると、そのアドバイスデータを送信した管理者の端末装置8に、アドバイス確認通知を送信し、端末装置8は、アドバイス確認通知を受信すると、アドバイスがオペレータに確認されたことを表示するようにしてもよい。
本発明は、例えば、電話営業のためのCTIシステムに適用可能である。
1 携帯電話機(第1携帯電話機の一例)
4 端末装置(第1端末装置の一例)
5 CTIサーバ
6 プッシュ通知サーバ
7 携帯電話機(第2携帯電話機の一例)
8 端末装置(第2端末装置の一例)

Claims (4)

  1. 広域ネットワークに接続されたCTIサーバと、
    前記広域ネットワークに接続されたプッシュ通知サーバと、
    前記広域ネットワークに接続可能な、電話営業オペレータ用の第1携帯電話機とを備え、
    前記CTIサーバは、(a)前記電話営業オペレータにより操作される第1端末装置から、前記電話営業オペレータにより選択された営業先の電話番号を示す発信指令を受信し、前記発信指令を受信すると前記オペレータの前記第1携帯電話機を特定し、(b)特定した前記第1携帯電話機を指定して、前記発信指令を含む第1プッシュ通知要求を前記プッシュ通知サーバへ送信し、
    前記プッシュ通知サーバは、前記第1プッシュ通知要求を受け付けると、前記第1プッシュ通知要求により指定された前記第1携帯電話機へ、前記発信指令を含む第1プッシュ通知を送信し、
    前記第1携帯電話機は、前記第1プッシュ通知を受信すると、受信した前記第1プッシュ通知に含まれる前記発信指令により指定された営業先の電話番号へ発信し、
    前記CTIサーバは、(a)前記第1携帯電話機と前記営業先との通話中に前記第1携帯電話機と前記電話営業オペレータにアドバイスを提供する管理者用の第2携帯電話機とでグループ通話が設定されている期間において、前記管理者により操作される第2端末装置から、前記管理者から前記電話営業オペレータへのアドバイスを示すアドバイスデータを受信し、前記アドバイスデータを受信すると前記電話営業オペレータの前記第1携帯電話機を特定し、(b)特定した前記第1携帯電話機を指定して、前記アドバイスデータを含む第2プッシュ通知要求を前記プッシュ通知サーバへ送信し、
    前記プッシュ通知サーバは、前記第2プッシュ通知要求を受け付けると、前記第2プッシュ通知要求により指定された前記第1携帯電話機へ、前記アドバイスデータを含む第2プッシュ通知を送信し、
    前記第1携帯電話機は、前記第2プッシュ通知を受信すると、受信した前記第2プッシュ通知に含まれる前記アドバイスデータに基づくアドバイスを出力すること、
    を特徴とする電話営業用CTIシステム。
  2. 前記第2携帯電話機をさらに備え、
    前記第2携帯電話機は、前記グループ通話が設定されている期間、継続して、当該第2携帯電話機の音声入力をミュート状態とすること、
    を特徴とする請求項1記載の電話営業用CTIシステム。
  3. 前記CTIサーバは、前記管理者を指定するグループ通話指令を前記電話営業オペレータの前記第1端末装置から受信し、前記グループ通話指令を受信すると前記電話営業オペレータの前記第1携帯電話機を特定し、特定した前記第1携帯電話機を指定して、前記グループ通話指令を含む第3プッシュ通知要求を前記プッシュ通知サーバへ送信し、
    前記プッシュ通知サーバは、前記第3プッシュ通知要求を受け付けると、前記第3プッシュ通知要求により指定された前記第1携帯電話機へ、前記グループ通話指令を含む第3プッシュ通知を送信し、
    前記第1携帯電話機は、前記第3プッシュ通知を受信すると、受信した前記第3プッシュ通知に含まれる前記グループ通話指令により指定された前記管理者の前記第2携帯電話機との前記グループ通話を設定すること、
    を特徴とする請求項1記載の電話営業用CTIシステム。
  4. 前記第2端末装置は、前記管理者のアドバイス音声を検出し、検出した前記アドバイス音声に対して音声認識処理を行うことでアドバイステキストを生成し、生成した前記アドバイステキストを示す前記アドバイスデータを前記CTIサーバへ送信し、
    前記第1携帯電話機は、前記第2プッシュ通知を受信すると、受信した前記第2プッシュ通知に含まれる前記アドバイスデータに基づく前記アドバイステキストを表示すること、
    を特徴とする請求項1記載の電話営業用CTIシステム。
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