JP3155240B2 - インターネット電話端末識別処理方法、その装置及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

インターネット電話端末識別処理方法、その装置及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP3155240B2
JP3155240B2 JP3153598A JP3153598A JP3155240B2 JP 3155240 B2 JP3155240 B2 JP 3155240B2 JP 3153598 A JP3153598 A JP 3153598A JP 3153598 A JP3153598 A JP 3153598A JP 3155240 B2 JP3155240 B2 JP 3155240B2
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晴美 川島
浩司 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イーサーネット等
によるLAN(Local Area Network)内におけるリアルタ
イムデータ通信時において、接続相手端末を識別するイ
ンターネット電話端末識別処理方法、その装置及びその
プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】イーサーネット等によるLANは、パケ
ットデータによる通信を行うネットワークであるため、
本来は、音声等のリアルタイムデータ通信に不向きなネ
ットワークであった。しかし、近年、LAN内で音声デ
ータパケットをリアルタイムにやり取りするインターネ
ット電話という種類のアプリケーションが出始めてい
る。
【0003】イーサーネット等によるLANを構築する
場合、TCP/IPプロトコルにより、ネットワークを
構築することが一般的である。この時、ネットワークに
接続された端末は、通常IPアドレスという端末識別子
を用いて、識別される。
【0004】IPアドレスは、10進数で表した場合、
xxx.xxx.xxx.xxxという「.」で区切ら
れた3桁の数字(xxxは0〜255の数値)4つで表
される。
【0005】図22はIPアドレスの例を示す。図から
判る如く例えば端末AにはIPアドレスとして「12
9.060.010.010」が与えられている(な
お、図22では簡単のため3桁毎の先頭の0を省略して
「129.60.10.10」としている)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のインターネット
電話等で、接続相手を指定するためには、発呼時に、直
接相手端末のIPアドレスを指定するか、相手の電子メ
ールアドレスを指定するというのが、一般的な方法であ
る。
【0007】図23は電子メールアドレスの例を示す。
しかし、接続相手先指定にIPアドレスを使用する場
合、一般的なユーザにはなじみの薄いIPアドレスとい
う最大12桁の数字を覚え、これを入力する必要があ
り、マン・マシン・インタフェース的に使いにくい、と
いう問題点があった。
【0008】また、IPアドレスはシステム的に重要な
数字であり、ネットワークの異なる外部に対しては、公
表したくない数字であるが、接続相手先指定にIPアド
レスを使用するにあたっては、これを外部に公表する必
要性がある、という問題点があった。
【0009】また、接続相手先指定を電子メールアドレ
スとした場合には、通常かなり長いアルファベットによ
るアドレスを入力する必要があることと、入力のためキ
ーボードが必要なため、端末がパソコンに限られ、電話
機やFAXのような簡易な装置からでは入力できない、
という問題点があった。
【0010】また、接続時の入力を簡易にするため、端
末(パソコン)内の通信アプリケーションに、相手の名
前と相手先のIPアドレス等をあらかじめ登録してお
き、発呼時に参照する、という方法も用いられている。
【0011】しかし、この方法を行うためには、端末が
パソコン等アルファベットのキーボードを持ち、かつ内
部にデータの登録ができるなどの高機能な装置である必
要があり、電話機やFAXのようなキーボードを持たな
い簡易な装置では入力できない、という問題点があっ
た。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するため
に、LAN内でのリアルタイム通信において、相手端末
に対し発呼する時に、電話番号的な人間に覚えやすい数
字を入力することで相手端末の指定を行うようにし、相
手端末の指定を簡易にし、かつ外部に対して、IPアド
レスを隠蔽した状態で、相手端末の指定を可能にするこ
とと、また、アルファベットのキーボードを持たない電
話機やFAXのような簡易な入力装置でも、相手端末指
定の入力を可能とすること、また複数の端末に対して単
一の端末管理番号を付与しておき、ポート番号を用いて
処理することを可能にすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】〔発明の前提構成〕 本発明の説明に先立って、本発明の前提となった構成に
ついて説明しておく。当該構成 においては、ネットワー
ク内の端末(クライアント端末)に対し、IPアドレス
とは別の電話番号のような数字による識別子(端末管理
番号)を設け、これを管理するためのサーバー端末をネ
ットワーク内に置く。
【0014】また、ネットワーク内には、サーバー端末
は複数台存在すると考えられるので、サーバー端末自身
を識別する、数字による識別子(サーバー管理番号)を
設ける。
【0015】図1は本発明の前提となった構成であって
識別子を設けた構成を示す。図22と対比すると明瞭と
なる如く、例えばIPアドレス「129.60.10.
11」を与えている端末Aに対して端末管理番号「20
01」が与えられている。そしてサーバー管理番号+端
末管理番号をLAN内電話番号とする。
【0016】サーバー端末は、端末管理番号とこれに対
応した端末のIPアドレスを記述する手段を持ち、端末
管理番号による問い合わせに対し、該当する端末のIP
アドレスを返す手段を持つ。該端末管理番号とこれに対
応した端末のIPアドレスを記述する手段としては、図
2に示すような端末管理テーブルが例としてあげられ
る。
【0017】また、サーバー端末は、サーバー管理番号
とこれに対応したサーバー端末のIPアドレスを記述す
る手段を持ち、サーバー管理番号による問い合わせに対
し、該当するサーバー端末のサーバー管理番号を返す手
段を持つ。該サーバー管理番号とこれに対応したサーバ
ー端末のIPアドレスを記述する手段として、図3に示
すようなサーバー管理テーブルが例としてあげられる。
【0018】サーバー端末としては、ネットワークIF
を持った、一般的なパソコンやワークステーションが利
用可能である。インターネット電話をかける側の端末
(クライアント端末)は、LAN内電話番号を入力する
手段を持つ。また、発呼時に最初に問い合わせにいくデ
フォルトのサーバー端末のIPアドレスを記憶する手段
を持つ。そして、発呼時には、相手端末に発呼する前
に、デフォルトのサーバー端末に対し、入力されたLA
N内電話番号を用いて、相手端末のIPアドレスを問い
合わせる手段を持つ。
【0019】また、過去に発呼したLAN内電話番号と
それに対応したIPアドレスを記録する手段と、発呼時
にサーバーに問い合わせにいく前に、自装置内の記録し
たLAN内電話番号とそれに対応したIPアドレスを参
照する手段と、その時の発呼先が記録されていれば、サ
ーバー端末への問い合わせを省略して、相手端末に直接
発呼する手段を持つ。
【0020】また、サーバー端末には、関係するネット
ワークの全サーバーを管理するマスターサーバーを1台
設ける。マスターサーバーは、自端末内のサーバー管理
番号の情報を配下のサーバー端末に対し、配信する手段
を持つ。各サーバー端末は、マスターサーバーから送ら
れてきた情報を受信する手段と、この情報の内容に自端
末のサーバー管理情報を変更する手段を持つ。
【0021】発呼時には、クライアント端末からサーバ
ー管理番号と端末管理番号とから成るLAN内電話番号
を入力する。クライアント端末としては、ネットワーク
IFを持ったパソコンや、一般のアナログ電話機やFA
X等をネットワークに接続する端末接続装置(TA装
置)等が考えられる。クライアント端末は、相手端末に
対して発呼する前に、サーバー端末に対し、入力された
LAN内電話番号で相手端末のIPアドレスを問い合わ
せる。問い合わせを受けたサーバー端末は、自装置内で
検索を行い、該当する端末のIPアドレスを返す。クラ
イアント端末は、受信した該IPアドレスの端末に対し
発呼を行い、接続後、通信を開始する。
【0022】これにより、クライアント端末では、LA
N内電話番号という電話番号的な数字を入力することで
相手端末を指定することが可能となり、IPアドレスに
比べて簡易な方法で相手端末を指定することが可能とな
る。
【0023】また、端末を識別する方法として、LAN
内電話番号を使用することで、ユーザからIPアドレス
を隠すことが可能となる。また、LAN内電話番号は、
数字のみで構成されているので、クライアント端末とし
て、電話やFAXといった簡易な入力装置を使用するこ
とが可能となる。
【0024】また、通信終了後、発呼したLAN内電話
番号とそれに対応したIPアドレスとを記録する。次に
発呼する時には、まず自装置内のLAN内電話番号とそ
れに対応したIPアドレスとの記録を参照して、その時
の発呼先が記録されていれば、問い合わせを省略して、
相手端末に直接発呼する。これにより、発呼時の接続ま
での時間を短縮化することが可能となる。
【0025】また、各クライアント端末のLAN内電話
番号を変更する場合であっても、サーバー端末の設定の
みを変更すればよく、各クライアント端末の設定をいち
いち変更する手間を省くことも可能となる。
【0026】また、マスターサーバーでサーバー端末の
変更があった場合に、この変更情報を他のサーバー端末
に配信することで、各サーバー間で正しいサーバー管理
情報を共有することが可能となる。上記において本発明
の前提とした構成について説明し、IPアドレスとは別
の電話番号のような数字による識別子(端末管理番号)
を設けることを示した。 しかし、システムにおいては、
一般にマスターサーバーが存在し複数のサーバー端末が
存在する場合がある。本発明はこのような構成を考慮し
た対応を行っている。
【0027】図4はマスターサーバーが配下の夫々のサ
ーバー端末へ配信する態様を示す。図4図示の場合、マ
スターサーバーが、サーバー端末A、サーバー端末B、
サーバー端末Cへ変更情報配信し、各サーバー端末はサ
ーバー管理テーブル内に格納する。
【0028】
【発明の実施の形態】〔前提構成〕 図5は図1に対応する本発明の前提となった構成を示
す。
【0029】図5においては、1台のサーバー端末で、
全てのクライアント端末を管理した場合の例である。イ
ーサーネットで接続されたLANにサーバー端末、クラ
イアント端末1、クライアント端末2、クライアント端
末3が接続されている。
【0030】ここでは、例として、クライアント端末1
は、電話機(701)を接続し、電話機(701)より
入力されたアナログ音声を音声パケットに変換してLA
Nに送出し、反対にLANから受信した音声パケットを
アナログ音声に変換して電話機に送出する端末接続装置
(TA装置)(702)とする。該端末接続装置(TA
装置)(702)に電話機(701)が接続され、該端
末接続装置(TA装置)(702)の端末管理番号を
「2001」、IPアドレスを「129.60.10.
11」とする。
【0031】また、クライアント端末2は、ネットワー
クIFを持ったPC(703)で、マイク(704)、
スピーカ(705)およびインターネットを介して音声
通信を可能とするソフト(以下、インターネット電話ソ
フトと呼ぶ)を持っているものとする。該PC(70
3)の端末管理番号を「2002」、IPアドレスを
「129.60.10.12」とする。
【0032】また、クライアント端末3は、クライアン
ト端末1と同様の端末接続装置(TA装置)(706)
+電話機(707)の構成とし、該端末接続装置(TA
装置)(706)の端末管理番号を「2003」、IP
アドレスを「129.60.10.13」とする。
【0033】また、サーバー端末(708)のIPアド
レスを「129.60.10.1」とし、このサーバー
端末(708)には、前述のクライアント端末の端末管
理番号とIPアドレスとを対応させた端末管理テーブル
(709)があるものとする。図6は端末管理テーブル
(709)の例を示す。
【0034】また、クライアント端末1〜3には、サー
バー端末(708)のIPアドレス「129.60.1
0.1」が登録されている。クライアント端末1からク
ライアント端末3に対してインターネット電話をかける
場合には、クライアント端末1の電話機(701)か
ら、クライアント端末3のLAN内電話番号(端末管理
番号)「2003」を入力する。
【0035】クライアント端末1の端末接続装置(TA
装置)(702)は、あらかじめ設定されていたサーバ
ー端末(708)(=IPアドレス「129.60.1
0.1」)に対し、該LAN内電話番号(=端末管理番
号)「2003」によるIPアドレスの問い合わせを行
う。問い合わせのプロトコルとしては、TCPまたはU
DPを用いる。
【0036】サーバー端末(708)は、自端末内の端
末管理テーブル(709)を検索し、端末管理番号「2
003」のIPアドレス「129.60.10.13」
を得、これをクライアント端末1に返す。
【0037】クライアント端末1の端末接続装置(TA
装置)(702)は、該IPアドレス「129.60.
10.13」を受け取ると、該IPアドレス「129.
60.10.13」に対し、発呼をかけ、接続後、該I
Pアドレスの端末に対し、音声データパケットの送受信
を行い、クライアント端末3の端末接続装置(TA装
置)(706)に接続された電話機(707)と音声に
よる通信を開始する。
【0038】この例のように、クライアント端末1から
インターネット電話をかける人は、クライアント端末3
のLAN内電話番号(端末管理番号)「2003」のみ
覚えていればよいこととなり、IPアドレス値を直接指
定する場合に比べて、入力の手間が減り、使いやすさが
向上する。
【0039】〔実施例〕 図7は、本発明の第の実施例を示す。本実施例は、ネ
ットワーク内に複数のサーバー端末が存在した場合の例
である。
【0040】LAN−Aには、サーバー端末A、クライ
アント端末A1、クライアント端末A2、クライアント
端末A3が接続され、LAN−Bにサーバー端末B、ク
ライアント端末B1が接続され、LAN−AとLAN−
Bとがルータ(901)で接続されているとする。
【0041】サーバー端末A(902)のサーバー管理
番号を「9001」、IPアドレスを「120.60.
10.1」とし、サーバー端末B(903)のサーバー
管理番号を「9002」、IPアドレスを「129.6
0.20.1」とする。
【0042】本実施例においては、4桁の数字のうち、
先頭が「9」の場合はサーバー管理番号に、それ以外の
場合は端末管理番号に割り当てるものとする。クライア
ント端末A1を端末接続装置(TA装置)(904)+
電話機(905)とし、該端末接続装置(TA装置)
(904)の端末管理番号を「2001」、IPアドレ
スを「129.60.10.11」とする。クライアン
ト端末A2はPC(906)+マイク(907)+スピ
ーカ(908)とし、該PC(906)の端末管理番号
を「2002」、IPアドレスを「129.60.1
0.12」とする。クライアント端末3は、クライアン
ト端末A1と同様に端末接続装置(TA装置)(90
9)+電話機(910)構成とし、端末管理番号を「2
003」、IPアドレスを「129.60.10.1
3」とする。
【0043】サーバー端末Aは、前述のクライアント端
末A1〜A3の端末管理番号とIPアドレスとの対応テ
ーブル(端末管理テーブル)(911)、および他のサ
ーバーのサーバー管理番号とIPアドレスとの対応テー
ブル(サーバー管理テーブル)(912)を持ってい
る。端末管理テーブル(911)の例を図8に示し、サ
ーバー管理テーブル(912)の例を図9に示す。
【0044】また、クライアント端末A1〜A3には、
サーバー端末のアドレスとして、サーバー端末AのIP
アドレス「129.60.10.1」が記録されてい
る。また、クライアント端末B1を端末接続装置(TA
装置)(913)+電話機(914)とし、該端末接続
装置(TA装置)(913)の端末管理番号を「200
1」、IPアドレスを「129.60.20.11」と
する。
【0045】サーバー端末B(903)は、クライアン
ト端末B1の端末管理番号とIPアドレスとの対応テー
ブル(端末管理テーブル)(915)および他のサーバ
ーのサーバー管理番号とIPアドレスとの対応テーブル
(サーバー管理テーブル)(916)を持っている。端
末管理テーブル(915)の例を図10に示し、サーバ
ー管理テーブル(916)の例を図11に示す。
【0046】サーバー端末Bのサーバー管理テーブル
(916)の内容は、サーバー端末Aのサーバー管理テ
ーブル(912)の内容と同じとする。また、クライア
ント端末B1には、サーバー端末のアドレスとして、サ
ーバー端末B(903)のIPアドレス「129.6
0.20.1」が記録されている。
【0047】クライアント端末A1からクライアント端
末B1に対してインターネット電話をかける場合には、
クライアント端末A1の電話機(905)から、クライ
アント端末B1のLAN内電話番号(サーバー管理番号
+端末管理番号)「90022001」を入力する。
【0048】クライアント端末A1の端末接続装置(T
A装置)(904)は、サーバー端末A(IPアドレス
「129.60.10.1」)に対し、該LAN内電話
番号「90022001」によるIPアドレスの問い合
わせを行う。問い合わせのプロトコルとしては、TCP
またはUDPを用いる。
【0049】サーバー端末A(902)は、LAN内電
話番号の最初の数字が「9」であることから、この最初
の4桁はサーバー管理番号であると判断し、自端末内の
サーバー管理テーブル(912)を検索し、サーバー管
理番号「9002」のサーバー端末BのIPアドレス
「129.60.20.1」を得、該IPアドレスをク
ライアント端末A1に返す。クライアント端末A1の端
末接続装置(TA装置)(904)は、今度はサーバー
端末B(903)(IPアドレス「129.60.2
0.1」)に対し、LAN内電話番号「9002200
1」でIPアドレスの問い合わせを行う。サーバー端末
B(903)は、先頭の数字が「9」であることから、
最初の4桁がサーバー管理番号であると認識し、かつ
「9002」は自端末のサーバー管理番号であることか
ら、自端末の端末管理テーブル(915)を検索し、端
末管理番号「2001」のIPアドレス(129.6
0.20.11」を得、これをクライアント端末A1に
返す。
【0050】クライアント端末A1の端末接続装置(T
A装置)(904)は、該IPアドレス「129.6
0.20.11」を受け取ると、該IPアドレス「12
9.60.20.11」に対し、発呼をかけ、接続後、
該IPアドレスの端末に対し、音声データパケットの送
受信を行い、クライアント端末B1の電話機(914)
と音声による通信を開始する。
【0051】この例のように、クライアント端末A1か
らインターネット電話をかける人は、クライアント端末
B1のLAN内電話番号(サーバー管理番号+端末管理
番号)の「90022001」のみ覚えていればよいこ
ととなり、IPアドレス値を直接指定する場合に比べ
て、入力の手間が減り、使いやすさが向上する。また、
クライアント端末B1のユーザも自端末のIPアドレス
を周囲に公開する必要はなくなる。
【0052】〔実施例〕 図12は、本発明の第の実施例を示す。本実施例は、
1台の端末接続装置(TA装置)に複数台の電話機が接
続され、それぞれの電話機に端末管理番号が付与された
場合の例である。
【0053】イーサーネットで接続されたLANにサー
バー端末、クライアント端末1、クライアント端末2が
接続されている。クライアント端末1を端末接続装置
(TA装置)(1401)+電話機(1402)とし、
該端末接続装置(TA装置)(1401)の端末管理番
号を「2001」、IPアドレスを「129.60.1
0.10」とする。また、クライアント端末2は、やは
り端末接続装置とするが、電話機を接続するチャネルを
3つ持ち、それぞれに別の電話機を接続できるものとす
る。クライアント端末2の端末接続装置(TA装置)
(1403)のIPアドレスを「129.60.10.
15」とし、該端末接続装置(TA装置)(1403)
のチャネル1に接続された電話機2−1(1404)の
端末管理番号を「2011」、チャネル2に接続された
電話機2−2(1405)の端末管理番号を「201
2」、チャネル3に接続された電話機2−3(140
6)の端末管理番号を「2013」とする。また、サー
バー端末(1407)のIPアドレスを「129.6
0.10.1」とし、このサーバー端末(1407)に
は、前述のクライアント端末の端末管理番号とIPアド
レスとを対応させた端末管理テーブル(1408)があ
るものとする。ただし、本実施例において、クライアン
ト端末2は、1個のIPアドレスに対し、3個の端末管
理番号が設定されているので、該サーバー端末の端末管
理テーブルには、端末管理番号、IPアドレスの他に、
装置のチャネル番号も記述されているものとする。
【0054】図13は1個のIPアドレスで複数の端末
管理番号を持った場合の端末管理テーブル(1408)
の例を示す。また、クライアント端末1,2には、サー
バー端末(1407)のIPアドレス「129.60.
10.1」が登録されている。
【0055】クライアント端末1からクライアント端末
2に接続された電話機2−3(1406)に対してイン
ターネット電話をかける場合には、クライアント端末1
の電話機(1402)から、クライアント端末2に接続
された電話機2−3(1406)の端末管理番号「20
13」を入力する。
【0056】クライアント端末1の端末接続装置(TA
装置)(1401)は、サーバー端末(1407)(I
Pアドレス「129.60.10.1」)に対し、該端
末管理番号「2013」によるIPアドレスの問い合わ
せを行う。問い合わせのプロトコルとしては、TCPま
たはUDPを用いる。
【0057】サーバー端末(1407)は、自端末の端
末管理テーブル(1408)を検索し、端末管理番号
「2013」のIPアドレス「129.60.10.1
5」とチャネル番号「3」を得、これをクライアント端
末1に返す。
【0058】クライアント端末1の端末接続装置(TA
装置)(1401)は、該IPアドレス「129.6
0.10.15」とチャネル番号「3」とを受け取る
と、該IPアドレス「129.60.10.15」に対
し、チャネル番号「3」を付加情報として付けて発呼を
かける。クライアント端末2の端末接続装置(TA装
置)(1403)は、接続後、自装置内のチャネル3に
接続された電話機2−3(1406)との通信を確立
し、音声データパケットの送受信を行い、クライアント
端末1の電話機(1402)と音声による通信を開始す
る。
【0059】〔実施例〕 図14は本発明の第の実施例に対応しており、図12
ないし図13に示した実施例をより発展させた実施例で
ある。
【0060】図14に示す構成は図12に示す構成に実
質上対応している。図14においては、クライアント端
末は端末接続装置(TA1)に3台の電話端末(アナロ
グ機器)が共通のIPアドレスをもつ形で接続され、ま
たクライアント端末は端末接続装置(TA2)に2台の
電話端末(アナログ機器)が共通のIPアドレスをもつ
形で接続されている。
【0061】図15は、複数の電話端末(アナログ機
器)を収容する端末接続装置の構成例を示す。図中の符
号11は装置制御部、12は通信制御部、13はネット
ワークインタフェース部、14は入力信号認識部、15
はポート番号設定部、16−iは音声処理部、17はL
AN電話番号サーバ問合せ手段、18は返答パケット解
析手段、19は発呼パケット送受信手段、20は着呼受
付パケット送受信手段、21はデータパケット処理部を
表わしている。
【0062】当該端末接続装置(TA)は、複数のアナ
ログ電話網用の端末(アナログ機器)を接続する手段
と、接続された複数のアナログ電話網用端末を識別する
ためのチャネル(ch)番号を持ち、チャネル番号毎に
音声データの処理を行う手段と、チャネル番号毎に異な
るデータ通信用ポート番号を設定する手段(ポート番号
設定部15)と、通信開始時に該LAN電話番号サーバ
(「サーバー端末」に同じ──以下、同様)に接続先の
LAN電話番号(なお、実施例1および実施例2に言う
「管理番号」に同じ──以下、同様)を含む問合せパケ
ットを送信する手段(LAN電話番号サーバ問合せ手段
17)と、該LAN電話番号サーバからの相手インター
ネット電話端末(「端末接続装置接続アナログ機器」に
同じ──以下、同様)のIPアドレスとチャネル番号を
含んだ返答パケットを受信する手段(返答パケット解析
手段18)と、該返答パケット中のIPアドレスとチャ
ネル番号の端末に対し、自端末が使用するデータ受信用
ポート番号を含む発呼パケットを送信する手段でありか
つ相手方からの発呼パケットを受信する手段(発呼パケ
ット送受信手段19)と、該発呼パケット中に含まれる
ポート番号にて相手からのデータを受信する手段(通信
制御部12内の手段)と、該ポートにて受信したデータ
をアナログ音声に変換し、該チャネル番号のインターネ
ット電話端末に流す手段(音声処理部16)を持つと共
に、該チャネル番号のアナログ電話用端末から入力され
たアナログ音声を音声データに変換し、該返答パケット
中に含まれた相手インターネット電話端末の受信用ポー
ト番号で相手インターネット電話端末に対し、該音声デ
ータを送信する手段を持つ。また自端末が発呼側の場合
に相手方からの着呼受付パケット(受付ポート番号を含
む)を受信しかつ自端末が着呼側の場合に相手方への着
呼受付パケット(受付ポート番号を含む)を送信する手
段(着呼受付パケット送受信手段20)を持つ。更に端
末接続装置(TA)は、電話機から入力された番号が、
管理番号(LAN電話番号)かIPアドレス+チャネル
番号かを判断する手段をもち、装置制御部11内にその
手段をもっている。
【0063】なお、チャネル番号に対応したポート番号
を用いているが、当該ポート番号は、インターネットな
どを使用している通信プロトコル(TCP/IP)によ
る通信において、特定のプロセス(プログラム)を識別
するための番号であり、TCP/IPパケットのヘッダ
に記述される。本発明では、このポート番号を通信ごと
に異なる値を用い、同じIPアドレスあてのデータを異
なる通信ごとに識別するために利用している。
【0064】図16は、LAN電話番号サーバのブロッ
ク図を示す。図中の符号31は装置制御部、32は通信
制御部、33はネットワークインタフェース部、34は
LAN電話番号提供手段、35はコマンド解析部、36
は制御手段、37は端末管理テーブル検索処理手段、3
8は端末管理テーブル、39はLAN電話番号記述部
分、40はIPアドレス記述部分、41はチャネル番号
記述部分、42は返送パケット作成・送出手段を表して
いる。
【0065】当該LAN電話番号サーバは、LAN電話
番号とこれに対応した端末接続装置のIPアドレスと該
端末接続装置に接続された複数のインターネット電話端
末を識別するチャネル番号を記述する手段と、LAN電
話番号を含む問合せパケットを受信する手段と、該問合
せパケット中のLAN電話番号のIPアドレスとチャネ
ル番号を検索する手段と、該検索されたIPアドレスと
チャネル番号を含む返答パケットを送信する手段を持
つ。
【0066】LAN電話番号とこれに対応した端末のI
Pアドレスとチャネル番号の対応を記述する手段として
は、図17に示される端末管理テーブルが例としてあげ
られる。
【0067】図18は発呼時のシーケンス例を示す。通
信開始時には、IPネットワーク内の端末接続装置TA
1に接続された発呼側インターネット電話端末(電話機
3)から、IPネットワーク内の別の端末接続装置TA
2に接続されたインターネット電話端末(電話機4)を
呼び出すため、着呼側インターネット電話端末(電話機
4)に割り振られたLAN電話番号を入力する。発呼側
インターネット電話端末(電話機3)は入力されたLA
N電話番号を接続された端末接続装置TA1に伝える。
該LAN電話番号を受信した端末接続装置TA1は、L
AN電話番号サーバに、該LAN電話番号を含んだ問合
せパケットを送信する。該LAN電話番号サーバのIP
アドレスは、あらかじめ端末接続装置TA1に設定され
ているものとする。
【0068】該問合せパケットを受信した該LAN電話
番号サーバは、該問合せパケット中のLAN電話番号を
自サーバ内の端末管理テーブルで検索し、目的のIPア
ドレスとチャネル番号を得る。LAN電話番号サーバ
は、取得したIPアドレスとチャネル番号を含んだ返答
パケットを、問合せ元の端末接続装置TA1に送信す
る。
【0069】返答パケットを受信した、問合せ元の端末
接続装置TA1は、該返送パケット中に記述されたIP
アドレスの端末(TA2)に対し、呼び出す先のチャネ
ル番号を含んだ発呼パケットを送信する。また、端末接
続装置TA1は発呼元のインターネット電話端末(電話
機3)が自端末接続装置TA1のどのチャネル番号に接
続された電話機か認識しているので、該チャネル番号に
応じ、音声パケットデータの受信に使用するポート番号
を選択する。該選択された受信用ポート番号も、該発呼
パケットに含まれている。該発呼パケットを受信した着
呼側端末接続装置TA2は、該受信した発呼パケット中
に含まれるチャネル番号により、呼び出すべきインター
ネット電話端末(電話機5)を認識し、該当する着呼側
インターネット電話端末(電話機5)を鳴動させる。該
電話機5において着信操作がなされると、該端末接続装
置TA2は発呼側の端末接続装置TA1に対し、着呼受
付パケットを送信する。着呼側の端末接続装置TA2は
着信した電話機が自端末接続装置TA2のどのチャネル
番号に接続されたか認識しているので、そのチャネル番
号に応じ、音声パケットデータの受信に使用するポート
番号を選択する。該着呼受付パケット中には、この選択
された受信用ポート番号が含まれている。
【0070】双方の端末接続装置は、このようにして、
お互いが音声データパケットの受信に使用するポート番
号を教え合い、正しくデータを受信できる。また、その
ポート番号に送られた音声データパケットが、自端末接
続装置のどのチャネル番号の電話機宛なのかも認識して
いるので、正しいインターネット電話端末(電話機)に
対し、音声データを送ることができる。
【0071】このように、インターネット電話端末とL
AN電話番号を端末接続装置のIPアドレスとチャネル
番号により管理することと、各端末接続装置がチャネル
番号ごとに音声データパケット受信用のポート番号を変
え、双方の端末接続装置が音声データパケットの受信に
使うポート番号を事前に通知しあうことで、1台の端末
接続装置に接続した複数のインターネット電話端末を正
しく識別し、音声通信を行うことが可能となる。その結
果、1個のIPアドレスを持つ1台の端末接続装置が複
数のインターネット電話端末を管理することが可能とな
る。
【0072】また、パソコン等、それ1台でインターネ
ット電話端末となる装置に対しては、チャネル番号は常
に1であると端末管理テーブルに設定しておく。このよ
うに設定することで、端末接続装置以外のパソコンなど
のインターネット電話端末もLAN電話番号のシステム
に組み入れることが可能となる。
【0073】また、端末接続装置TA1に接続された電
話機1から、IPアドレス入力を示す番号と、端末接続
装置TA2のIPアドレスと電話機5のチャネル番号が
直接入力された場合には、LAN電話番号サーバへの問
合せは行わず、直接端末接続装置TA2に対し、呼び出
す先の電話機5のチャネル番号と、自端末接続装置TA
1が電話機1に音声データ流すのに使う受信用ポート番
号を含んだ発呼パケットを送信する。着呼側端末接続装
置TA2が該発呼パケットを受信して以後は、LAN電
話番号サーバを利用した場合と同様である。
【0074】このように、端末接続装置に接続された電
話機で入力された番号が、LAN電話番号かIPアドレ
スかどうか判断し、IPアドレスの場合には、直接相手
インターネット電話端末を呼び出すことにより、LAN
電話番号サーバが無い場合でも、本端末識別方法を利用
可能となる。
【0075】図14や図17を参照しつつ、より詳細に
説明する。LAN電話番号サーバを利用する場合を示し
ている。インターネット内に、端末接続装置(TA1)
(801) 、端末接続装置(TA2)(802) 、インターネッ
ト端末となる汎用パソコン(803) 、LAN電話番号サー
バ(804) がある。該端末接続装置TA1(801) のIPア
ドレスは「129.60.10.21」で、3台の電話機(805〜807)
がチャネル番号「1」〜「3」に接続されている。ま
た、該端末接続装置TA2(802) のIPアドレスは「12
0.60.10.22」で、2台の電話機(808〜809)がチャネル番
号「1」〜「2」に接続されている。また、汎用パソコ
ン(803) には、マイク(810) 、スピーカ(811) が接続さ
れ、インターネット電話ソフト(812) がインストールさ
れている。
【0076】ここで、端末接続装置TA1に接続された
電話機(805) をインターネット電話端末1(LAN電話
番号=2001)、電話機(806) をインターネット電話
端末2(LAN電話番号=2002)、電話機(807) を
インターネット電話端末3(LAN電話番号=200
3)、端末接続装置TA2に接続された電話機(808) を
インターネット電話端末4(LAN電話番号=300
1)、電話機(809) をインターネット電話端末5(LA
N電話番号=3002)、汎用パソコン(803) をインタ
ーネット電話端末6(LAN電話番号=4001)とす
る。また、端末接続装置TA1(801) において、インタ
ーネット電話端末1(805) が使う受信ポート番号は「5
000」、インターネット電話端末2(806) が使う受信
ポート番号は「5002」、インターネット電話端末3
(807) が使う受信ポート番号は「5004」であるとす
る。また、端末接続装置TA2において、インターネッ
ト電話端末4(808) が使う受信ポート番号は「500
0」、インターネット電話端末5(809) が使う受信ポー
ト番号は「5002」であるとする。また、LAN電話
番号サーバ(804) には、各インターネット電話端末のL
AN電話番号とIPアドレスとチャネル番号を管理して
いる端末管理テーブル(813) がある。
【0077】端末管理テーブル(813) の例を図17に示
す。また図19は当該処理に対応するフローチャートを
示している。端末接続装置TA1に接続されたインター
ネット電話端末3(807) (LAN電話番号=2003)
から、端末接続装置TA2に接続されたインターネット
電話端末5(809) (LAN電話番号=3002)を呼び
出す場合、インターネット電話端末3(807) で、インタ
ーネット電話端末5のLAN電話番号「3002」をダ
イヤルする(ステップS1)。
【0078】この信号を受信した端末接続装置TA1(8
01) は、IPアドレス「129.60.10.1 」のLAN電話番
号サーバ(804) に、相手のLAN電話番号「3002」
を含んだIPアドレス問合せパケットを送信する。問合
せ先のLAN電話番号サーバのIPアドレスは、あらか
じめ端末接続装置TA1(801) に登録されていたものと
する(ステップS2)。
【0079】該問合せパケットを受信したLAN電話番
号サーバ(804) は、自装置内の端末管理テーブル(813)
を検索し、LAN電話番号「3002」のIPアドレス
とチャネル番号を検索する(ステップS3)。
【0080】その結果、LAN電話番号「3002」の
IPアドレス=129.60.10.22とチャネル番号=2を得
て、この値を返答パケットに入れ、問合せ元である端末
接続装置TA1(801) へ送信する(ステップS4)。
【0081】該返答パケットを受信した端末接続装置T
A1(801) は、該返答パケット中のIPアドレスの端末
接続装置(TA2(802) )へ、端末接続装置TA1(80
1) がインターネット電話端末3(807) 用に使う受信ポ
ート番号「5004」と相手のチャネル番号「2」を含
んだ発呼パケットを送信する(ステップS5)。
【0082】該発呼パケットを受信した端末接続装置T
A2(802) は、該発呼パケット中のチャネル番号「2」
を得て、自端末接続装置のチャネル番号「2」に接続さ
れているインターネット電話端末5(809) を呼び出す
(ステップS6)。
【0083】該インターネット電話端末5(809) で着信
操作がなされると、発呼元の端末接続装置TA1(801)
に対し、端末接続装置TA2(802) がインターネット電
話端末5(809) 用に使う受信ポート番号「5002」を
含んだ着呼受付パケットを送信すると共に、該発呼元の
端末接続装置TA1(801) のIPアドレスの装置に対
し、該発呼パケット中にあったポート番号「5004」
で音声データを送信する(ステップS7)。
【0084】また、該着呼受付パケットを受信した発呼
側の端末接続装置TA1(801) は、端末接続装置TA2
(802) のIPアドレスの装置に対し、該着呼受付パケッ
ト中のポート番号「5002」に対し音声データを送信
する(ステップS8)。
【0085】このように、端末接続装置TA1(801) 、
端末接続装置TA2(802) ともお互いに通話すべきイン
ターネット電話端末が使う受信ポートに対し、音声デー
タを送受信し合うこととなり、双方向の音声通信が確立
する。
【0086】また、本実施例においては、LAN電話番
号に4桁の数字を用いたが、ネットワークに接続される
端末の数に応じて、この桁数は変更可能である。また、
LAN電話番号サーバはネットワーク内に一つとしてい
たが、複数あった場合も同様に利用可能である。
【0087】〔実施例〕 図20は、LAN電話番号サーバを利用しない場合の例
を示す。インターネット内に、端末接続装置(TA1)
(1001)、端末接続装置(TA2)(1002)、インターネッ
ト電話端末となる汎用パソコン(1003)がある。該端末接
続装置TA1(1001)のIPアドレスは「129.60.10.21」
で、3台の電話機(1004〜1006) がチャネル番号「1」
〜「3」に接続されている。また、該端末接続装置TA
2(1002)のIPアドレスは「120.60.10.22」で、2台の
電話機(1007 〜1008) がチャネル番号「1」〜「2」に
接続されている。また、汎用パソコン(1003)には、マイ
ク(1009)、スピーカ(1010)が接続され、インターネット
電話ソフト(1011)がインストールされている。
【0088】ここで、端末接続装置TA1に接続された
電話機(1004)をインターネット電話端末1、電話機(100
5)をインターネット電話端末2、電話機(1006)をインタ
ーネット電話端末3、端末接続装置TA2に接続された
電話機(1007)をインターネット電話端末4、電話機(100
8)をインターネット電話端末5、汎用パソコン(1003)を
インターネット電話端末6とする。また、端末接続装置
TA1(1001)において、インターネット電話端末1(100
4)が使う受信ポート番号は「5000」、インターネッ
ト電話端末2(1005)が使う受信ポート番号は「500
2」、インターネット電話端末3(1006)が使う受信ポー
ト番号は「5004」であるとする。また、端末接続装
置TA2において、インターネット電話端末4(1007)が
使う受信ポート番号は「5000」、インターネット電
話端末5(1008)が使う受信ポート番号は「5002」で
あるとする。
【0089】また、端末接続装置(TA1(1001)、TA
2(1002))においては、最初の入力信号が「*」であっ
た場合、IPアドレスが入力されたものと判断するとす
る。なお図21は当該処理に対応するフローチャートを
示している。
【0090】端末接続装置TA1に接続されたインター
ネット電話端末3(1006)から、端末接続装置TA2に接
続されたインターネット電話端末5(1008)を呼び出す場
合、インターネット電話端末3(1006)で、インターネッ
ト電話端末5のIPアドレス「129.60.10.22」とチャネ
ル番号「2」とを「*129*60*10*22**
2」と入力する。最初の「*」この入力がIPアドレス
入力であることを示し、途中の「*」はIPアドレスの
区切りの「.」を示し、「**」は以後がチャネル番号
であることを示すとする(ステップS9)。
【0091】この信号を受け取った、端末接続装置TA
1(1001)は、先頭の「*」により、これがIPアドレス
であることを認識し、以下の番号から、相手のIPアド
レスが「129.60.10.22」、チャネル番号が「2」である
ことを認識する(ステップS10)。
【0092】また、端末接続装置TA1(1001)がインタ
ーネット電話端末3(1006)用に使う受信ポート番号「5
004」と相手のチャネル番号「2」とを含んだ発呼パ
ケットを送信する(ステップS11)。
【0093】該発呼パケットを受信した端末接続装置T
A2(1002)は、該発呼パケット中のチャネル番号「2」
を得て、自端末接続装置のチャネル番号「2」に接続さ
れているインターネット電話端末5(1008)を呼び出す
(ステップS12)。
【0094】該インターネット電話端末5(1008)で着信
操作がなされると、発呼元の端末接続装置TA1(1001)
に対し、端末接続装置TA2(1002)がインターネット電
話端末5(1008)用に使う受信ポート番号「5002」を
含んだ着呼受付パケットを送信すると共に、該発呼元の
端末接続装置TA1(1001)のIPアドレスの装置に対
し、該発呼パケット中にあったポート番号「5004」
で音声データを送信する(ステップS13)。
【0095】また、該着呼受付パケットを受信した発呼
側の端末接続装置TA1(1001)は、端末接続装置TA2
(1002)のIPアドレスの装置に対し、該着呼受付パケッ
ト中のポート番号「5002」に対し音声データを送信
する(ステップS14)。
【0096】このように、端末接続装置TA1(1001)、
端末接続装置TA2(1002)ともお互いに通話すべきイン
ターネット電話端末が使う受信ポートに対し、音声デー
タを送受信し合うこととなり、双方向の音声通信が確立
する。
【0097】また、本実施例においては、相手インター
ネット電話端末を指定するために、IPアドレス+チャ
ネル番号をフル入力しているが、これらの数字の内、上
位の数字が共通の場合には、省略して入力することも可
能であるとする。その場合には、省略された部分は、自
端末接続装置のIPアドレスの該当部分と共通であると
解釈するものとする。
【0098】なお、図20に示す例においては、IPネ
ットワーク内にLAN電話番号サーバが存在しない場合
でも、インターネット電話による通話が可能となるよ
う、IPアドレス+チャネル番号による呼び出しも可能
とする。そのために、端末接続装置においては、接続さ
れた電話機から入力された番号が、LAN電話番号がI
Pアドレス(+チャネル番号)かを識別する手段を持
つ。さらに、入力された番号がLAN電話番号と識別さ
れた場合にはLAN電話番号サーバにIPアドレス問合
せパケットを送信し、該入力された番号がIPアドレス
(+チャネル番号)と識別された場合には直接該IPア
ドレスの端末接続装置に対し相手のチャネル番号を入れ
た発呼パケットを送信するようにする。
【0099】なお第1ないし第の本実施例は、イーサ
ーネットを利用した場合について記述しているが、本発
明は、一般電話網からダイヤルアップ接続された場合
や、ネットワークとして、FDDIやATMを使用した
場合にも、同様に適用可能である。
【0100】また、本実施例においては、LAN内電話
番号の端末管理番号、サーバー管理番号とも4桁の数字
を用いたが、ネットワークに接続される端末の数によ
り、この桁数は変更可能である。なお、上記において、
インターネット電話端末識別処理方法やそのための装置
について説明したが、特に上記処理方法についてはデー
タ処理装置が読み出して実行可能なプログラムの形で記
述しておき記録媒体に格納しておくことができる。この
ことから、本発明は当該プログラムを格納した記録媒体
をも発明の対象とするものである。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いれ
ば、インターネット電話等を利用する場合に、LAN内
電話番号という電話番号的な数字を入力することで相手
端末を指定することが可能となり、IPアドレスに比べ
て簡易な方法で相手端末を指定することが可能となる。
【0102】また、端末を識別する方法として、LAN
内電話番号を使用することで、ユーザからIPアドレス
を隠すことが可能となる。また、LAN内電話番号は、
数字のみで構成されているので、クライアント端末とし
て、電話やFAXといった簡易な入力装置を使用するこ
とが可能となる。
【0103】更に、クライアント端末として端末接続装
置(TA)と複数のアナログ機器とが存在するように
し、端末接続装置に接続されている複数のアナログ機器
に対して同一LAN電話番号(管理番号)を付与するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】独自のLAN内電話番号と管理用サーバー端末
を示す。
【図2】端末管理テーブルの例を示す。
【図3】サーバー管理テーブルの例を示す。
【図4】マスターサーバーとその他のサーバー端末の関
係を示す。
【図5】本発明の前提となった構成を示す。
【図6】端末管理テーブル(709)の例を示す。
【図7】本発明の第の実施例を示す。
【図8】サーバー端末Aの端末管理テーブル(911)
の例を示す。
【図9】サーバー端末Aのサーバー管理テーブル(91
2)の例を示す。
【図10】サーバー端末Bの端末管理テーブル(91
5)の例を示す。
【図11】サーバー端末Bのサーバー管理テーブル(9
16)の例を示す。
【図12】本発明の第の実施例を示す。
【図13】1個のIPアドレスで複数の端末管理番号を
持った場合の端末管理テーブル(1408)の例を示
す。
【図14】本発明の第の実施例を示す。
【図15】端末接続装置のブロック図を示す。
【図16】LAN電話番号サーバのブロック図を示す。
【図17】端末管理テーブルの例を示す。
【図18】発呼時のシーケンスの例を示す。
【図19】第の実施例の場合のフローチャートを示
す。
【図20】本発明の第の実施例を示す。
【図21】第の実施例の場合のフローチャートを示
す。
【図22】IPアドレスの例を示す
【図23】電子メールアドレスの例を示す。
【符号の説明】
701 クライアント端末1の電話機 702 クライアント端末1の端末接続装置(TA装
置) 703 クライアント端末2(PC) 704 マイク 705 スピーカ 706 クライアント端末3の端末接続装置(TA装
置) 707 クライアント端末3の電話機 708 サーバー端末 709 サーバー端末の端末管理テーブル 901 ルータ 902 サーバー端末A 903 サーバー端末B 904 クライアント端末A1の端末接続装置(TA装
置) 905 クライアント端末A1の電話機 906 クライアント端末A2(PC) 907 マイク 908 スピーカ 909 クライアント端末A3の端末接続装置(TA装
置) 910 クライアント端末A3の電話機 911 サーバー端末Aの端末管理テーブル 912 サーバー端末Aのサーバー管理テーブル 913 クライアント端末B1の端末接続装置(TA装
置) 914 クライアント端末B1の電話機 915 サーバー端末Bの端末管理テーブル 916 サーバー端末Bのサーバー管理テーブル 1401 クライアント端末1の端末接続装置(TA装
置) 1402 クライアント端末1の電話機 1403 クライアント端末2の端末接続装置(TA装
置) 1404 クライアント端末2の電話機2−1 1405 クライアント端末2の電話機2−2 1406 クライアント端末2の電話機2−3 1407 サーバー端末 1408 サーバー端末の端末管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 泰仁 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−8833(JP,A) 特開 平7−131469(JP,A) 特開 平6−141033(JP,A) 特開 昭61−123232(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28 H04L 12/40 H04L 12/46

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント端末がそれぞれIP
    アドレスを有してLANに収容され、さらにLAN間が
    中継装置(ルーター)によって接続されるネットワーク
    において、 各LANにIPアドレスを有したサーバを接続するとと
    もに、 各クライアント端末に対応した端末管理番号を、各サー
    バに対応したサーバ管理番号を付与し、 各サーバには同じLANに収容されたクライアント端末
    の端末管理番号とIPアドレスを対応づけた端末管理テ
    ーブル、ならびに異なるLANに設置されたサーバのサ
    ーバ管理番号とIPアドレスを対応づけたサーバ管理テ
    ーブルを設け、 第1のクライアント端末から同一LAN内の第2のクラ
    イアント端末の端末管理番号を含む問合せパケットを同
    一LAN内のサーバに送信した場合には、前記同一LA
    N内のサーバは自サーバ内の端末管理テーブルを検索
    し、該受信した問合せパケット中の端末管理番号に対応
    する第2のクライアント端末のIPアドレスを取得し、
    該取得した第2のクライアント端末のIPアドレスを含
    む返答パケットを第1のクライアント端末に返信し、 第1のクライアント端末から異なるLAN内の第2のク
    ライアント端末を管理するサーバのサーバ管理番号を含
    む問合せパケットを同一LAN内のサーバに送信した場
    合には、前記同一LAN内のサーバは自サーバ内のサー
    バ管理テーブルを検索し、該受信した問合せパケット中
    のサーバ管理番号に対応する異なるLAN内の第2のク
    アイアント端末を管理するサーバのIPアドレスを取得
    し、該第2のクライアント端末を管理するサーバのIP
    アドレスを含む返答パケットを第1のクライアント端末
    に返信し、 次に、第1のクライアント端末は、中継装置を介して前
    記異なるLANのサーバに第2のクライアント端末の端
    末管理番号を含む問合せパケットを送信すると、前記異
    なるLAN内のサーバは自サーバ内の端末管理テーブル
    を検索し、該受信した問合せパケット中の端末管理番号
    に対応する第2のクライアント端末のIPアドレスを取
    得し、該取得した第2のクライアント端末のIPアドレ
    スを含む返答パケットを第1のクライアント端末に返信
    する ことを特徴とするインターネット電話端末識別処理
    方法。
  2. 【請求項2】 複数のクライアント端末がIPアドレス
    を有してLANに収容され、当該複数のクライアント端
    末のうちの少なくとも1つにおいて単一のIPアドレス
    を持つ端末接続装置にさらに複数個のアナログ通信機器
    が接続された機器により構成されるネットワークにおい
    て、 LANにIPアドレスを有したサーバを接続するととも
    に、 クライアント端末および前記端末接続装置に接続された
    アナログ通信機器に対応して端末管理番号を、サーバに
    対応してサーバ管理番号を付与し、 サーバにはLANに収容されたクライアント端末および
    前記端末接続装置に接続されたアナログ通信機器のIP
    アドレスとチャネル番号とを端末管理番号に対応づけた
    端末管理テーブルを設け、 第1のクライアント端末または端末接続装置に接続され
    たアナログ通信機器が、第2の端末接続装置に接続され
    たアナログ通信機器の端末管理番号を含んだ問合せパケ
    ットをサーバに送信すると、前記サーバは自サーバ内の
    端末管理テーブルを検索し、該問合せパケット中の端末
    管理番号に対応するIPアドレスとチャネル番号とを取
    得し、該取得したIPアドレスとチャネル番号を含む返
    答パケットを第1のクライアント端末に返信する ことを
    特徴とするインターネット電話端末識別処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2におけるネットワークにおい
    て、 前記クライアント端末が、IPアドレスを持つ端末接続
    装置と複数のアナログ通信機器とからなり、 端末接続装置が、複数の前記アナログ通信機器を接続す
    る手段と、自端末接続装置に接続された複数のアナログ
    通信機器を識別するためのチャネル番号を持ち、該チャ
    ネル番号毎に音声データの処理を行う手段と、該チャネ
    ル番号毎に異なるデータ通信用ポート番号を設定する手
    段とを持ち、自クライアント端末における1台のアナロ
    グ通信機器から通信を開始する時に、前記サーバに対し
    接続先クライアント端末の端末管理番号を含む問合せパ
    ケットを送信し、該サーバからの前記相手クライアント
    端末である端末接続装置のIPアドレスと該相手側端末
    接続装置に接続されたアナログ通信機器のチャネル番号
    を含んだ返答パケットを受 信し、該返答パケット中のI
    Pアドレスとチャネル番号のクライアント端末に対して
    自クライアント端末において使用するアナログ通信機器
    が受信時に使用するデータ受信用ポート番号を含む発呼
    パケットを送信し、該発呼パケット中に含めた受信用ポ
    ート番号にて相手クライアント端末からの音声データを
    受信し、該受信用ポート番号にて受信した音声データを
    アナログ音声に変換し、変換したアナログ音声を自端末
    接続装置内で該受信用ポート番号に対応したチャネル番
    号のアナログ通信機器に流し、自クライアント端末にお
    ける該チャネル番号のアナログ機器から入力されたアナ
    ログ音声を音声データに変換し、該返答パケット中に含
    まれたIPアドレスの相手側端末接続装置に接続アナロ
    グ通信機器用の受信用ポート番号で相手クライアント端
    末に対し該音声データを送信するようにし、 サーバが、端末管理番号とこれに対応した端末接続装置
    のIPアドレスと該端末接続装置に接続された複数のア
    ナログ機器を識別するチャネル番号とを記述し、端末接
    続装置および該端末接続装置に接続されたアナログ機器
    からなるクライアント端末から、相手クライアント端末
    の端末管理番号を含む問合せパケットを受信し、該問合
    せパケット中の端末管理番号のIPアドレスとチャネル
    番号を検索し、該検索されたIPアドレスとチャネル番
    号とを含む返答パケットを問合せ元のクライアント端末
    に送信するようにした ことを特徴とするインターネット
    電話端末識別処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項2におけるネットワークにおい
    て、 前記クライアント端末が、IPアドレスを持つ端末接続
    装置と複数のアナログ通信機器からなり、 端末接続装置が、自端末接続装置に接続されたアナログ
    通信機器にて入力された相手クライアント端末の番号
    が、端末管理番号かIPアドレス+チャネル番号かを判
    断する手段を持ち、該入力された相手クライアント端末
    の番号が端末管理番号と判断された場合には、サーバに
    対し相手クライアント端末のIPアドレスとチャネル番
    号の問合せを行い、該入力された相手クライアント端末
    の番号がIPアドレス+チャネル番号と判断された場合
    には、サーバへの問合せは行わず、入力されたIPアド
    レスとチャネル番号の相手側クライアント端末に、直接
    発呼パケットを送信するようにした ことを特徴とするイ
    ンターネット電話端末識別処理方法。
  5. 【請求項5】 複数のクライアント端末がそれぞれIP
    アドレスを有してLANに収容され、さらにLAN間が
    中継装置(ルーター)によって接続されるネットワーク
    において、 各LANにIPアドレスを有したサーバが接続され、 各クライアント端末には、端末管理番号が、各サーバに
    は、サーバ管理番号が付与されてなり、 各サーバが、 同じLANに収容されたクライアントの端末管理番号と
    IPアドレスを対応づけた端末管理テーブル、ならびに
    異なるLANに設置されたサーバのサーバ管理番号とI
    Pアドレスを対応づけたサーバ管理テーブルを備えると
    共に、 第1のクライアント端末からの同一LAN内の第2のク
    ライアント端末の端末管理番号を含む問合せパケットを
    受信した場合には、自サーバ内の端末管理テーブルを検
    索し、該問合せパケット内の端末管理番号に対応する第
    2のクライアント端末のIPアドレスを取得し、該取得
    した第2のクライアント端末のIPアドレスを含む返答
    パケットを第1のクライアント端末に返信する手段と、 第1のクライアント端末からの異なるLAN内の第2の
    クライアント端末を管理するサーバのサーバ管理番号を
    含む問合せパケットを受信した場合には、自サーバ内の
    サーバ管理テーブルを検索し、当該サーバのサーバ管理
    番号に対応するIPアドレスを取得し、該取得した第2
    のクライアント端末を管理するサーバのIPアドレスを
    含む返答パケットを第1のクライアント端末に返信する
    手段と、 異なるLANに収容されたクライアント端末からの中継
    装置を介して送られてきた自サーバが管理するクライア
    ント端末の端末管理番号を受信した場合には、自サーバ
    内の端末管理テーブルを検索し、当該端末の端末管理番
    号に対応するクライアント端末のIPアドレスを取得
    し、該取得したIPアドレスを含む返答パケットを問合
    せ元である、異なるLAN内のクライアント端末に返信
    する手段と を備えた ことを特徴とするインターネット電
    話端末識別処理装置
  6. 【請求項6】 複数のクライアント端末がIPアドレス
    を有してLANに収 容され、当該複数のクライアント端
    末のうちの少なくとも1つが、1個のIPアドレスを持
    つ端末接続装置にさらに複数個のアナログ通信機器が接
    続された機器により構成されるネットワークにおいて、 LANにIPアドレスを有したサーバが接続され、 かつクライアント端末および前記端末接続装置に接続さ
    れたアナログ通信機器に対応して端末管理番号を、サー
    バに対応してサーバ管理番号を付与し、 サーバが、LANに収容されたクライアント端末および
    前記端末接続装置に接続されたアナログ通信機器のIP
    アドレスとチャネル番号とを端末管理番号に対応づけた
    端末管理テーブルを備えると共に、第1のクライアント
    端末または端末接続装置に接続されたアナログ通信機器
    からの第2の端末接続装置に接続されたアナログ通信機
    器の端末管理番号を含む問合せパケットを受信した際
    に、自サーバ内の端末管理テーブルを検索し、該問合せ
    パケット中の端末管理番号に対応するIPアドレスとチ
    ャネル番号とを取得し、該取得したIPアドレスとチャ
    ネル番号を第1のクライアント端末に返信する手段を備
    えた ことを特徴とするインターネット電話端末識別処理
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6におけるネットワークにおい
    て、 前記クライアント端末が、IPアドレスを持つ端末接続
    装置と複数のアナログ機器とからなり、 端末接続装置が、 複数の前記アナログ通信機器を接続する手段と、 自端末接続装置に接続された複数のアナログ通信機器を
    識別するためのチャネル番号を持ち、 該チャネル番号毎に音声データの処理を行う手段と、 該チャネル番号毎に異なるデータ通信用ポート番号を設
    定する手段と、 自クライアント端末における1台のアナログ通信機器か
    ら通信を開始する時に、前記サーバに対し接続先クライ
    アント端末の端末管理番号を含む問合せパケットを送信
    する手段と、 該サーバからの前記相手側端末接続装置のIPアドレス
    と該相手側端末接続装置に接続されたアナログ通信機器
    のチャネル番号とを含んだ返答パケットを受信 する手段
    と、 該返答パケット中のIPアドレスとチャネル番号のクラ
    イアント端末に対して自クライアント端末において使用
    するアナログ通信機器が受信時に使用するデータ受信用
    ポート番号を含む発呼パケットを送信する手段と、 該発呼パケット中に含めた受信用ポート番号にて相手ク
    ライアント端末からの音声データを受信する手段と、 該受信用ポート番号にて受信した音声データをアナログ
    音声に変換し、変換したアナログ音声を自端末接続装置
    内で該受信用ポート番号に対応したチャネル番号のアナ
    ログ通信機器に流す手段と、 自クライアント端末における該チャネル番号のアナログ
    通信機器から入力されたアナログ音声を音声データに変
    換し、該返答パケット中に含まれたIPアドレスの相手
    側端末接続装置に接続されたアナログ通信機器用の受信
    用ポート番号で相手クライアント端末に対し該音声デー
    タを送信する手段とを持つ ことを特徴とするインターネ
    ット電話端末識別処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6におけるネットワークにおい
    て、 前記クライアント端末が、IPアドレスを持つ端末接続
    装置と複数のアナログ通信機器とからなり、 サーバが、 端末接続装置のIPアドレスと該端末接続装置に接続さ
    れた複数のアナログ通信機器を識別するチャネル番号と
    を、端末管理番号と対応させて記述する手段と、 クライアント端末または端末接続装置から、相手クライ
    アント端末の端末管理番号を含む問合せパケットを受信
    する手段と、 該問合せパケット中の端末管理番号により、相手クライ
    アント端末のIPアドレスとチャネル番号を検索し取得
    する手段と、 該取得されたIPアドレスとチャネル番号を含む返答パ
    ケットを問合せ元のクライアント端末または端末接続装
    置に送信する手段とを持つ ことを特徴とするインターネ
    ット電話端末識別処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6におけるネットワークにおい
    て、 前記クライアント端末が、IPアドレスを持つ端末接続
    装置と複数のアナログ通信機器とからなり、 端末接続装置が、 自端末接続装置に接続されたアナログ通信機器にて入力
    された相手クライアント端末の番号が、端末管理番号か
    IPアドレス+チャネル番号かを判断する手段を持ち、 該入力された相手クライアント端末の番号が端末管理番
    号と判断された場合には、サーバに対し相手クライアン
    ト端末のIPアドレスとチャネル番号の問合せを行い、
    該入力された相手クライアント端末の番号がIPアドレ
    ス+チャネル番号と判断された場合には、サーバへの問
    合せは行わず、入力されたIPアドレスとチャネル番号
    の相手側クライアント端末に、発呼パケットを送信する
    手段を持つ ことを特徴とするインターネット電話端末識
    別処理装置。
  10. 【請求項10】 複数のクライアント端末およびサーバ
    がそれぞれIPアドレスを有してLANに収容され、各
    クライアント端末に端末管理番号が、各サーバにサーバ
    管理番号が付与され、さらにLAN間が中継装置(ルー
    ター)によって接続されるネットワークにおいて、クラ
    イアント端末およびサーバの処理方法が記録された記録
    媒体において、 当該記録媒体内に、 各サーバ用プログラムが、同じLANに収容されたクラ
    イアント端末の端末管理番号とIPアドレスとを対応づ
    けた端末管理テーブル、ならびに異なるLANに設置さ
    れたサーバのサーバ管理番号とIPアドレスを対応づけ
    たサーバ管理テーブルを持ち、 クライアント端末用プログラムが、第1のクライアント
    端末から同一LAN内の第2のクライアント端末の端末
    管理番号を含む問合せパケットを同一LAN内のサーバ
    に送信する機能を持ち、 サーバ用プログラムが、該問合せパケットを受信する機
    能と、端末管理テーブルを検索して該問合せパケット中
    の端末管理番号に対応する第2のクライアント端末のI
    Pアドレスを取得する機能と、該取得したIPアドレス
    を含む返答パケ ットを第1のクライアント端末に返信す
    る機能を持ち、 クライアント端末用プログラムが、第1のクライアント
    端末から異なるLAN内の第2のクライアント端末を管
    理するサーバのサーバ管理番号を含む問合せパケットを
    同一LAN内のサーバに送信する機能を持ち、 サーバ用プログラムが、該問合せパケットを受信する機
    能と、サーバ管理テーブルを検索して該問合せパケット
    中のサーバ管理番号に対応する異なるLANのサーバの
    IPアドレスを取得する機能と、該取得したIPアドレ
    スを含む返答パケットを第1のクライアント端末に返信
    する機能を持ち、 サーバ用プログラムが、異なるLANのクライアント端
    末から端末管理番号を含む問合せパケットを受信した場
    合には、該問合せパケット中の端末管理番号に対応する
    IPアドレスを端末管理テーブルにて検索し、取得する
    機能と、該取得したIPアドレスを含む返答パケットを
    クライアント端末に返信する機能を持つ ことを特徴とす
    るインターネット電話端末識別処理用プログラムを記録
    した記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数のクライアント端末およびサーバ
    がIPアドレスを有してLANに収容され、各クライア
    ント端末に端末管理番号が、サーバにサーバ管理番号が
    付与され、当該複数のクライアント端末のうち少なくと
    も1つにおいて単一のIPアドレスを持つ端末接続装置
    に複数個のアナログ通信機器が接続された構成のネット
    ワークにおいて、クライアント端末およびサーバの処理
    方法が記録された記録媒体において、 当該記録媒体内に、 サーバ用プログラムが、LANに収容されたクライアン
    ト端末および前記端末接続装置に接続されたアナログ通
    信機器に対応する端末管理番号と端末接続装置のIPア
    ドレスと該端末接続装置に接続されたアナログ通信機器
    のチャネル番号とを対応づけた端末管理テーブルを持
    ち、 クライアント端末用プログラムが、第1のクライアント
    端末から第2の端末接続装置に接続されたアナログ通信
    機器の端末管理番号を含む問合せパケットをサーバに送
    信する機能を持ち、 サーバ用プログラムが、端末管理テーブルを検索し、受
    信した該問合せパケッ ト中の端末管理番号に対応する第
    2の端末接続装置のIPアドレスと該端末接続装置に接
    続されたアナログ通信機器のチャネル番号を取得する機
    能と、該取得したIPアドレスとチャネル番号を含む返
    答パケットを第1のクライアント端末に返信する機能を
    持つ ことを特徴とするインターネット電話端末識別処理
    用プログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11におけるネットワークで、
    クライアント端末が、1つのIPアドレスを持つ端末接
    続装置と複数個のアナログ通信機器とから構成されるネ
    ットワークにおいて、端末接続装置およびサーバの処理
    方法が記録された記録媒体において、 当該記録媒体内に、 端末接続装置用プログラムが、端末接続装置に接続され
    た複数のアナログ通信機器を識別するためのチャネル番
    号を設定する機能を持ち、該設定したチャネル番号毎に
    異なるデータ通信用ポート番号を設定する機能と、通信
    開始時にサーバに接続先の相手クライアント端末の端末
    管理番号を含む問合せパケットを送信する機能と、該サ
    ーバからの前記相手クライアント端末のIPアドレスと
    チャネル番号を含んだ返答パケットを受信する機能と、
    該返答パケット中のIPアドレスとチャネル番号の相手
    クライアント端末に対し、自端末接続装置に接続された
    アナログ通信機器が使用するデータ受信用ポート番号を
    含む発呼パケットを送信する機能と、該発呼パケット中
    に含まれるポート番号にて相手からの音声データを受信
    する機能と、該ポート番号にて受信した音声データをア
    ナログ音声に変換し、変換したアナログ音声を自端末接
    続装置内で該受信用ポート番号に対応したチャネル番号
    のアナログ通信機器に流す機能を持ち、自端末接続装置
    に接続されたアナログ通信機器から入力されたアナログ
    音声を音声データに変換し、該返答パケット中に含まれ
    たIPアドレスの相手側端末接続装置に接続されたアナ
    ログ通信機器用の受信用ポート番号で相手クライアント
    端末に対し該音声データを送信する機能を持ち、 サーバ用プログラムが、端末接続装置のIPアドレスと
    該端末接続装置に接続された複数のアナログ通信機器を
    識別するチャネル番号とを、端末管理番号と対 応させて
    記述する機能と、クライアント端末または端末接続装置
    から、相手クライアント端末の端末管理番号を含む問合
    せパケットを受信する機能と、該問合せパケット中の端
    末管理番号により、相手クライアント端末のIPアドレ
    スとチャネル番号を検索し取得する機能と、該取得され
    たIPアドレスとチャネル番号とを含む返答パケットを
    問合せ元のクライアント端末または端末接続装置に送信
    する機能を持つ ことを特徴とするインターネット電話端
    末識別処理用プログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11におけるネットワークで、
    クライアント端末が、1つのIPアドレスを持つ端末接
    続装置と複数個のアナログ通信機器とから構成されるネ
    ットワークにおいて、端末接続装置およびサーバの処理
    方法が記録された記録媒体において、 当該記録媒体内に、 端末接続装置用プログラムが、自端末接続装置に接続さ
    れたアナログ通信機器にて入力された番号が、端末管理
    番号かIPアドレス+チャネル番号かを判断する機能を
    持ち、該入力された相手クライアント端末の番号が端末
    管理番号と判断された場合にはサーバに対し相手クライ
    アント端末のIPアドレスとチャネル番号の問合せを行
    い、該入力された相手クライアント端末の番号がIPア
    ドレス+チャネル番号と判断された場合には、サーバへ
    の問合せは行わず、入力されたIPアドレスとチャネル
    番号の相手クライアント端末に発呼パケットを送信する
    機能を持つ ことを特徴とするインターネット電話端末識
    別処理用プログラムを記録した記録媒体。
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