JP2006222815A - 電話発信要求装置、通信装置、通信システム、及びプログラム - Google Patents

電話発信要求装置、通信装置、通信システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】PC等の端末で実行されるアプリケーションの画面上に表示される電話番号等をそのまま用いて電話機の発信を行う。
【解決手段】 アプリケーションを実行する手段と、当該アプリケーションにより作成された画面を表示する表示手段と、操作者が操作を行うための操作手段とを有する電話発信要求装置において、前記表示手段に表示された前記アプリケーションの画面上で前記操作手段により選択された文字列を取得する文字列取得手段と、前記文字列取得手段により取得された前記文字列を、前記電話発信要求装置に接続された電話機に送信することにより当該電話機に対する発信要求を行う発信要求手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電話機からの電話の発信を容易に行うための技術に関するものである。
電話機の利用者が電話発信を行う場合、電話機に備えられた数字ボタンを押してダイアルを行うというのが最も一般的な方法であるが、この方法には、電話帳を調べたり数字を入力したりといった不便さがある。このような不便さをなくし、電話の発信を容易に行う方法として、電話機に電話帳データを格納しておき、電話帳データを表示部に表示して、所望の電話番号を選択することにより、数字をダイアルすることなく所望の電話番号へ発信する方法が広く使用されている。
また、電話の発信を容易に行う方法として、電話帳データ及びWebサーバ機能を有するPBX等の代理発信装置を備えた環境では、オペレータがWebブラウザを備えたPC(パーソナルコンピュータ)等の端末から代理発信装置にアクセスし、Webブラウザに表示された電話番号の中から発信元の電話番号と発信先の電話番号を選択し、これを受けて代理発信装置が発信元電話機に発信先電話機への発信の依頼を行うことにより、発信元電話機から発信先電話機への発信が自動的になされるという方法もある。
また、特許文献1には、「拡張テレフォニーユーザインタフェース」を備えたコンピュータと、電話機とを接続し、「拡張テレフォニーユーザインタフェース」に表示された電話番号等をクリックすることによって電話呼を開始する技術が開示されている。
特開2004−350291号公報
しかしながら、上記の電話帳データを用いる方法は、電話帳データに含まれる電話番号しか用いることができず、例えば、ワープロ画面上で表示された文書に記載された電話番号に電話したいといった場合には、従来通りに電話番号の数字を手入力しなければならないという問題がある。また、上記の代理発信装置を用いる方法は、代理発信装置を使用できる環境でなければ使用できないという問題もある。
また、特許文献1に記載された技術では、「拡張テレフォニーユーザインタフェース」という特別のソフトウェアで表示される画面上で電話番号等が表示された場合にのみクリックによる発呼が可能であり、上記のように一般的なワープロ画面上で表示された電話番号についてはやはり手入力しなければならないという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、PC等の端末で実行されるアプリケーションの画面上に表示される電話番号等をそのまま用いて電話機の発信を行う技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、アプリケーションを実行する手段と、当該アプリケーションにより作成された画面を表示する表示手段と、操作者が操作を行うための操作手段とを有する電話発信要求装置であって、前記表示手段に表示された前記アプリケーションの画面上で前記操作手段により選択された文字列を取得する文字列取得手段と、前記文字列取得手段により取得された前記文字列を、前記電話発信要求装置に接続された電話機に送信することにより当該電話機に対する発信要求を行う発信要求手段とを有することを特徴とする電話発信要求装置により解決できる。
上記の構成における前記文字列取得手段は、前記画面上で前記操作手段により選択されて一時記憶領域にコピーされた文字列を、前記操作手段による予め定めた操作を検知した場合に取得するように構成することができる。
また、前記発信要求手段は、前記文字列が電話番号か否かを判断し、前記文字列が電話番号でない場合に、文字列と電話番号とを対応付けて記録した電話番号データベースを検索し、前記文字列に対応する電話番号を前記電話番号データベースから取得し、取得した電話番号を前記電話機に送信するように構成できる。
また、前記電話発信要求装置は、音声パケット通信を行う音声パケット通信手段を有し、前記電話機は、音声パケット通信のためのセッション情報を通信相手電話機と交換するための呼制御処理を行う呼制御処理手段を有してもよく、この場合、前記発信要求手段は、前記文字列を含む情報を前記電話機に送信し、前記電話機から、前記文字列に対応する相手電話機の音声パケット通信用セッション情報を受信し、前記電話発信要求装置は、前記音声パケット通信手段により前記相手電話機と音声パケット通信を行うことができる。
また、本発明は、アプリケーションを実行する手段と、当該アプリケーションにより作成された画面を表示する表示手段と、操作者が操作を行うための操作手段と、音声パケット通信を行う音声パケット通信手段とを有する通信装置と、当該通信装置に接続された呼制御装置とを有する通信システムであって、前記通信装置は、前記表示手段に表示された前記アプリケーションの画面上で前記操作手段により選択された文字列を取得する文字列取得手段と、前記文字列取得手段により取得された前記文字列を含む情報を、前記通信装置に接続された呼制御装置に送信することにより当該呼制御装置に対して音声パケット通信セッション確立要求を行う要求手段とを有し、前記呼制御装置は、前記通信装置から受けた音声パケット通信セッション確立要求に基づき、呼制御処理を行うことによって前記文字列に対応する相手電話機の音声パケット通信用セッション情報を取得し、前記通信装置に送信する手段を有し、前記通信装置は、前記相手電話機の音声パケット通信用セッション情報を受信し、前記音声パケット通信手段により前記相手電話機と音声パケット通信を行うことを特徴とする通信システムとして構成することもできる。
また、本発明は、上記の電話発信要求装置、及び通信装置の各手段を、コンピュータに実現させるプログラムとして構成することもできる。
本発明によれば、アプリケーションの画面上で選択された文字列を取得し、発信要求として電話機に送信することとしたので、PC等の端末で実行されるアプリケーションの画面上に表示される電話番号等をそのまま用いて電話機の発信を行うことが可能となる。
また、PDA等の通信装置から呼制御装置に呼制御要求を送信し、呼制御装置による呼制御処理によって、通信装置が相手電話機と音声パケット通信を行うことを可能としたので、音声処理と呼制御処理の負荷分散を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(システム概要)
図1は、本発明の実施の形態のシステム構成図である。図1に示すように、本実施の形態のシステムは、電話ネットワーク1に接続された電話機2に、PC端末3がケーブルもしくは無線で接続された構成をとる。電話ネットワーク1は、例えば公衆交換電話ネットワーク(PSTN)、VoIP(Voice Over Internet Protocol)ネットワーク等である。また、電話機2は、PC端末3から電話番号情報を受信することにより、その電話番号の電話機に対して通話発信する機能を有している。
PC端末3には、広く使用されているOS上で動作するワープロソフト等の一般的なアプリケーションと、本発明に係る電話発信要求用のプログラムが搭載されている。ここで、本実施の形態のシステムでの操作例を簡単に説明する。
PC端末3にはワープロソフト及び本発明の電話発信プログラムが起動しており、PC端末3のディスプレイに図2(a)に示すワープロの文書画面が表示されているものとする。ここで、PC端末3の操作者が、電話機2から図2(a)の文書画面に表示されている電話番号03−1234−5678に電話をかけたいと考えたとする。この場合、操作者は、画面上の03−1234−5678の部分をマウスの左ボタンを押しながらなぞり、03−1234−5678の部分を選択範囲とする。そして、右クリックを押して選択範囲のコピーを行う。その後再び右クリックを押すことにより、画面に図2(b)に示すようなメニューが表示される。ここで“電話をかける”を左ボタンでクリックすることにより画面上の電話番号03−1234−5678が電話機2に送られ、電話機2は電話番号03−1234−5678へ発信を行う。これにより、操作者は、電話番号をダイアルすることなく電話の発信を行うことができる。
上記の操作例はあくまでも一例であり、上記以外にも種々の操作方法とすることができる。例えば、電話番号を選択した後にShiftを押しながら右クリックするだけで電話発信を行ったり、電話番号を選択した後、予め設定したファンクションキーを押すことにより電話発信を行うといった操作手順とすることもできる。
(PC端末の機能構成)
次に、上記のPC端末3の動作時の機能構成について説明する。図3にPC端末3の機能構成図を示す。
図3に示すように、PC端末3は、既存のアプリケーション31、及び電話発信機能部32を有している。電話発信機能部32が、本発明の電話発信プログラムをPC端末3で実行することにより実現される機能部である。既存のアプリケーション31は画面上にテキストを表示するアプリケーションであればどのようなものでもよく、例えばワープロソフト、表計算ソフト、Webブラウザ、メーラ、プレゼンテーション用ソフト等がある。
電話発信機能部32は、PC端末3に接続されたマウスによる操作情報を受信する操作受信部41、操作に応じた画面(例えば図2(b)に示したようなメニュー画面)を表示する画面表示部42、操作に応じてアプリケーションが表示する文字列を取得するデータ取得部43、及び電話機2に対して電話番号文字列を送信して、発信を要求する発信要求部44を有している。
なお、PC端末3は、CPU、メモリ、ハードディスク(メモリ、ハードディスクを総称して記憶装置と呼ぶ)、ディスプレイ、マウス、キーボード、ネットワーク通信装置等を有する一般的なコンピュータのハードウェア構成を有している。
以下、各機能部の動作を図4に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図4に示すフローチャートの手順は一例である。
操作受信部41は、アプリケーションにより表示された画面上でマウスにより所定の文字範囲が指定された場合に、その操作情報を受信することにより、表示画面データのうちのどの文字範囲が指定されたかを検知する(ステップ1)。
その後、操作受信部41が所定のマウス操作(例えばShiftを押しながら右クリック)を受信すると(ステップ2)、画面表示部42が発信要求指示画面(例えば図2(b)に示したようなメニュー画面)を表示し(ステップ3)、利用者が発信要求指示をクリックすると、発信要求指示を操作受信部41が受信する(ステップ4)。発信要求指示がデータ取得部43に伝えられ、データ取得部43は、指定された文字範囲の文字列である電話番号を取得し、発信要求部44に渡す(ステップ5)。電話番号を取得した発信要求部44は、電話番号を発信要求として電話機2に対して送信する(ステップ6)。これにより、電話機2が発信を行う。
上記の手順の他、マウスにより選択された範囲を一度コピーする場合は、コピー操作によってアプリケーション画面上で選択された文字範囲がクリップボード(メモリの一時記憶領域)にコピーされ、その後、発信要求がなされた場合に、クリップボードにコピーされた電話番号データをデータ取得部43が取得し、発信要求部44に渡し、発信要求部44が発信要求を行う。また、クリップボードへのコピー自体は、アプリケーション側の機能で行い、クリップボードへデータがコピーされた後の処理は、電話発信機能部側の機能で行うことが可能である。
また、取得する文字列が電話番号でない場合に備えて、発信要求部44が電話番号解決機能を持ち、文字列を電話番号に変換する機能を有してもよい。この場合、PC端末3の記憶装置には、所定の文字列(例えば人の名前、会社名等)と電話番号とを対応付けて格納した電話番号データベースを備えるものとする。なお、PC端末3が電話番号データベースを備える代わりに、ネットワーク接続されたサーバに電話番号データベースを備え、PC端末3がその電話番号データベースにアクセスすることとしてもよい。
発信要求部44が電話番号解決機能を持つ場合の発信要求部44における処理を図5のフローチャートに示す。
図5に示すように、まず、発信要求部44はデータ取得部43から文字列を受信する(ステップ11)。発信要求部44は、文字列が電話番号であるか否かをチェックし(ステップ12)、電話番号であればその電話番号を用いて発信要求を行う(ステップ13)。電話番号であるか否かは、例えば、文字列が所定の桁数の数字で構成されているか否かで判断することが可能である。ステップ12において、文字列が電話番号でない場合、発信要求部44は文字列を用いて電話番号データベースを検索し、文字列に対応する電話番号を取得する(ステップ14)。そして、その電話番号を用いて発信要求を行う(ステップ15)。
なお、電話番号解決手段をPC端末3に備える代わりに、電話機2に備えることとしてもよい。この場合、文字列を受信した電話機2が、電話番号データベースにアクセスすることにより文字列に対応する電話番号を取得して、発信を行う。
また、発信要求部44は、画面表示部42を利用して利用者に対してIDとパスワードの入力を要求し、利用者により入力されたIDとパスワードを発信要求とともに電話機2に送信することとしてもよい。電話機2側では、発信要求に含まれるIDとパスワードが、予め登録してあるIDとパスワードと一致したときにのみ、発信を行うこととすることができる。あるいは、電話機2が認証サーバにIDとパスワードを送信し、認証サーバによる認証が成功した場合に発信を行うこととしてもよい。
(電話機の機能構成)
図6は、電話機2の機能構成のうち、本発明に関わる部分の機能構成を示したものである。図6に示すように、電話機2は、PC端末3からの発信要求を受信し、その要求(電話番号)を発信部22に伝える要求処理部21と、要求処理部21から受けた電話番号に対する発信処理を行う発信部22とを有している。
例えば、電話機2がPSTNに対応した電話機であれば、要求処理部21が、受信した発信要求に基づき発呼要求を発信部22に対して行い、発信部22が発呼信号を送出する。その後、発信部22がPSTNから発信音を受信したことを要求処理部21に伝え、要求処理部21は、PC端末3から受信した発信要求に含まれる電話番号を、発信部22が認識できる信号形式(電気信号等)にして発信部22に伝える。そして、発信部22がダイヤルパルス信号もしくはプッシュボタン信号等の送出を行うことによりダイヤルを行う。これにより、自動的にダイヤルを行うことが可能である。なお、上記の機能は、ロジック回路、小型コンピュータ及びプログラム等を用いることにより実現可能である。
また、電話機2がVoIP通信に対応した電話機であれば、要求処理部21がPC端末3から受信した発信要求を発信部22に渡し、発信部22が、発信要求に含まれる電話番号を用いて発信用の呼制御パケットを作成して送信を行う。
PC端末3から受信する発信要求にIDとパスワードが含まれている場合には、電話機2の要求処理部21が、発信要求に含まれるIDとパスワードの組が電話機2の記憶装置に予め格納してあるIDとパスワードの組のいずれかと一致した場合に発信部22への発信要求を行う。
(電話帳サーバを用いる例)
次に、電話機2としてVoIP通信対応の電話機を用い、電話ネットワーク1がVoIPネットワークである場合において、VoIPネットワーク1上に配置された電話帳サーバを用いて電話番号を選択し、電話発信を行う場合の動作について、図7のシーケンスチャートを参照して説明する。本例では、PC端末3上に、アプリケーション31として、電話帳サーバの電話帳を閲覧するためのWebブラウザが起動しているものとする。
まず、PC端末3の利用者によるWebブラウザの操作によって、PC端末3のWebブラウザ画面上に電話帳サーバから取得した電話帳が表示される(ステップ21、22)。Webブラウザ画面上の例を図8に示す。続いて、利用者がWebブラウザ画面上の電話番号をマウスを用いて選択し、図2を用いて説明した所定の操作(コピー、右クリック、発信要求クリック等)を行う(ステップ23)。これにより、PC端末3が発信要求を電話機2に送信し(ステップ24)、電話機2が、発信要求に基づき呼制御パケット(SIPであれば図7に示したようにINVITEメッセージのパケット)を生成して送信を行い(ステップ25)、呼接続のためのシグナリング(ステップ26)の後、音声通信セッションが確立されて(ステップ27)、電話機2と相手電話機間での通話が行われる。なお、前述したように、電話機2が、必要に応じてID及びパスワードによる発信可否判断を行ってもよい。
(音声処理と呼制御処理の負荷分散を図る例)
図7に示したシステム構成におけるステップ25以降において、呼制御シグナリングを電話機2と相手電話機との間で行い、音声通信セッションをPC端末3と相手電話機との間で確立するという処理を行うことも可能である。この場合の処理シーケンスは図9に示す通りであり、ステップ36までは図7のステップ26までと同じであるが、シグナリングにより得られた結果を電話機2からPC端末3に渡す点、及び実際の音声通話セッションがPC端末3と相手電話機間で確立される点が図7の場合と異なる。
図9の例の場合、PC端末3はVoIPネットワーク1を介した音声パケット通信機能、及び利用者が通話を行うためのインタフェース(送受話器、スピーカ/マイクロフォン等)を備える。音声パケット通信機能としては、例えばRTPを用いた音声パケット通信機能がある。
また、図9の例の場合、ステップ34において、PC端末3は、相手電話機を示す文字列(電話番号)とともに、相手電話機がPC端末3と音声通信セッションを確立するために必要なPC端末3側の音声通信用セッション情報(PC端末3側のIPアドレス、ポート、メディア属性等)を発信要求として電話機3に伝え、電話機2が呼制御メッセージ(SIPであればINVITEメッセージ)内に、PC端末3側の音声通信用セッション情報を設定して、相手電話機に送信する。この後、電話機2は、呼制御シグナリングにより、PC端末3と相手電話機との音声通信セッション確立のために必要な相手電話機側のセッション情報(相手電話機のIPアドレス、ポート、メディア属性等)を取得し、このセッション情報をPC端末3に渡す(ステップ37)。これにより、PC端末3は、相手電話機との音声パケット通信を行うことが可能となる。通話終了時には、例えば、通話終了した旨をPC端末3が電話機2に伝え、電話機2が相手電話機と所定のシグナリング処理を行い通話を切断する。なお、電話機2がPC端末3の音声通信用セッション情報を予め保持しておき、電話機2は発信先情報と自身の識別情報のみを電話機2に発信要求として渡すようにしてもよい。
上記の技術を用いることにより、電話機2側で呼制御処理を行い、PC端末側で音声処理を行うことができ、呼制御処理と音声処理との負荷分散を行うことが可能となる。例えば、処理能力の低いPDA端末でVoIP音声通信を行おうとした場合、PDA端末における呼制御処理の負荷が重くなるという問題があるが、本実施の形態の技術を用い、上記のPC端末3としてPDA端末を用いることにより、PDA端末で呼制御処理を行うことなくPDA端末でのVoIP音声通信を行うことが可能となる。また、この場合、電話機2に代えて、音声通信機能を持たない呼制御処理のみを行う装置(呼制御終端装置)を用いることとしてもよい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明の実施の形態のシステム構成図である。 PC端末3の表示画面例である。 PC端末3の機能構成図である。 PC端末3の動作を説明するためのフローチャートである。 発信要求部44が電話番号解決機能を持つ場合のフローチャートである。 電話機2の本発明に関わる部分の機能構成図である。 電話帳サーバを用いる場合のシーケンスチャートである。 電話帳の一例を示す図である。 音声処理と呼制御処理の負荷分散を図る場合のシーケンスチャートである。
符号の説明
1 電話ネットワーク
2 電話機
3 PC端末
21 要求処理部
22 発信部
31 アプリケーション
32 電話発信機能部
41 操作受信部
42 画面表示部
43 データ取得部
44 発信要求部

Claims (7)

  1. アプリケーションを実行する手段と、当該アプリケーションにより作成された画面を表示する表示手段と、操作者が操作を行うための操作手段とを有する電話発信要求装置であって、
    前記表示手段に表示された前記アプリケーションの画面上で前記操作手段により選択された文字列を取得する文字列取得手段と、
    前記文字列取得手段により取得された前記文字列を、前記電話発信要求装置に接続された電話機に送信することにより当該電話機に対する発信要求を行う発信要求手段と
    を有することを特徴とする電話発信要求装置。
  2. 前記文字列取得手段は、前記画面上で前記操作手段により選択されて一時記憶領域にコピーされた文字列を、前記操作手段による予め定めた操作を検知した場合に取得する請求項1に記載の電話発信要求装置。
  3. 前記発信要求手段は、前記文字列が電話番号か否かを判断し、前記文字列が電話番号でない場合に、文字列と電話番号とを対応付けて記録した電話番号データベースを検索し、前記文字列に対応する電話番号を前記電話番号データベースから取得し、取得した電話番号を前記電話機に送信する請求項1に記載の電話発信要求装置。
  4. 前記電話発信要求装置は、音声パケット通信を行う音声パケット通信手段を有し、前記電話機は、音声パケット通信のためのセッション情報を通信相手電話機と交換するための呼制御処理を行う呼制御処理手段を有し、
    前記発信要求手段は、前記文字列を含む情報を前記電話機に送信し、前記電話機から、前記文字列に対応する相手電話機の音声パケット通信用セッション情報を受信し、
    前記電話発信要求装置は、前記音声パケット通信手段により前記相手電話機と音声パケット通信を行う請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の電話発信要求装置。
  5. アプリケーションを実行する手段と、当該アプリケーションにより作成された画面を表示する表示手段と、操作者が操作を行うための操作手段と、音声パケット通信を行う音声パケット通信手段とを有する通信装置と、当該通信装置に接続された呼制御装置とを有する通信システムであって、
    前記通信装置は、
    前記表示手段に表示された前記アプリケーションの画面上で前記操作手段により選択された文字列を取得する文字列取得手段と、
    前記文字列取得手段により取得された前記文字列を含む情報を、前記通信装置に接続された呼制御装置に送信することにより当該呼制御装置に対して音声パケット通信セッション確立要求を行う要求手段とを有し、
    前記呼制御装置は、
    前記通信装置から受けた音声パケット通信セッション確立要求に基づき、呼制御処理を行うことによって前記文字列に対応する相手電話機の音声パケット通信用セッション情報を取得し、前記通信装置に送信する手段を有し、
    前記通信装置は、前記相手電話機の音声パケット通信用セッション情報を受信し、前記音声パケット通信手段により前記相手電話機と音声パケット通信を行うことを特徴とする通信システム。
  6. アプリケーションを実行する手段と、当該アプリケーションにより作成された画面を表示する表示手段と、操作者が操作を行うための操作手段とを有するコンピュータを、
    前記表示手段に表示された前記アプリケーションの画面上で前記操作手段により選択された文字列を取得する文字列取得手段、
    前記文字列取得手段により取得された前記文字列を、前記コンピュータに接続された電話機に送信することにより当該電話機に対する発信要求を行う発信要求手段、
    として機能させるプログラム。
  7. アプリケーションを実行する手段と、当該アプリケーションにより作成された画面を表示する表示手段と、操作者が操作を行うための操作手段とを有するコンピュータを、
    音声パケット通信を行う音声パケット通信手段、
    前記表示手段に表示された前記アプリケーションの画面上で前記操作手段により選択された文字列を取得する文字列取得手段、
    前記文字列取得手段により取得された前記文字列を含む情報を、前記通信装置に接続された呼制御装置に送信することにより当該呼制御装置に対して音声パケット通信セッション確立要求を行う要求手段、として機能させるプログラムであって、
    前記音声パケット通信手段は、前記文字列に対応する相手電話機の音声パケット通信用セッション情報を前記呼制御装置から受信することにより、前記相手電話機と音声パケット通信を行うことを特徴とするプログラム。
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