JP2007312345A - Ip電話機に関連する情報処理機器を接続するためのシステム - Google Patents

Ip電話機に関連する情報処理機器を接続するためのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】IP電話機間と、それに関連する情報処理機器間とにセッションを確立する。
【解決手段】情報処理装置(60)は、第1のIP電話機(10)の第1の電話識別及び第1アドレスと、第1の関連性識別(120)により第1のIP電話に関連づけられた第1の情報機器(30)の第1の機器識別及び第2アドレスと、第2のIP電話機(70)の第2の電話識別及び第3アドレスと、第2のIP電話機に関連づけられた第2の情報機器(80)の第2の機器識別及び第4アドレスとを登録情報として格納する。装置(60)は、第1のIP電話機又は第1の情報機器からのセッション確立の要求メッセージを受信した時、登録情報に基づいて、第1と第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを第1及び第3のIPアドレスを用いて送信して第1のIP電話機と2のIP電話機の間にセッション(856)を確立し、第1と第2の情報機器の一方のIPアドレスを他方に通知して第1と第2の情報機器の間にセッション(876)を確立する(838,842)。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触情報記憶装置を用いたIPネットワーク上でのIP電話機の接続に関し、特に、IPネットワーク上でIP携帯電話機とRF IDタグによって対応づけられた情報処理機器とを呼制御管理サーバを用いて、IP電話間でセッションを確立し情報処理機器間のP2Pのセションを確立させるシステムに関する。
インターネットを介した2つのIP電話機の間でのインターネット電話通信を提供するVoIP(Voice over IP)通信は公知である。
特開2003−69602号(A)には、IP電話システムが記載されている。このシステムでは、IP電話クライアントAは、IP電話クライアントBのIP電話アドレスを含む発呼制御パケットを送信する。これを受信したIP電話サーバAは、クライアントAの非固定IPアドレスをIP電話終了までは保持させる手続きを行い、そのパケットをクライアントB側のIP電話サーバBへ送信する。これを受信したサーバBは、クライアントBの非固定IPアドレスをIP電話終了までは保持させる手続きを行い、該パケットをクライアントBへ送信する。これを受信したクライアントBは、着信があった旨を所定の形態でユーザへ通知し、ユーザから着信に応答すべき指示が与えられたならば、発呼制御パケットに対する応答パケットをクライアントAへ送信する。
特開2003−69602号
特開2003−283670号(A)には、音声系とデータ系のシステムを統合したVoIPコンタクト・センタ・システムが記載されている。このVoIPコンタクト・センタ・システムでは、メインセンタにのみ設置される交換機に、音声系サービス装置とデータ系サービス装置を相互接続し、得られる音声をIP化してデータと統合してサテライトセンタ、在宅サテライトセンタへ供給することにより、例えば、顧客がオペレータと同じウェブ画面を見ながら音声で説明を受けるサービスを実現する。
特開2003−283670号
特開2004−282248号(A)には、情報処理システムが記載されている。この情報処理システムにおいて、2つのPDAはそれぞれのアクセスポイントに無線接続し、VoIP網を使って音声による対話すなわち音声通話を行う。2つのPDAは、RF IDを用いてPCと接続した後、ローカル無線通信部およびインターネットを介してそれぞれのPCとの間でデータのパケットを交換する。
特開2004−282248号
特開2005−268954号(A)には、CTIシステムが記載されている。このCTIシステムは、IDタグを具備する電話機端末と、その電話機端末を制御するサーバ付き主装置と、そのサーバ付き主装置との通信手段を有し、IDリーダを具備する情報処理端末とを、含む。その情報処理端末とその電話機端末とを近接させ、そのIDリーダとそのIDタグとを近接させ、それによって、その情報処理端末のIDリーダは、非接触でその電話機端末のIDタグのID情報を読み取り、その情報処理端末は、その通信手段により、そのIDリーダが読み取ったID情報を、そのサーバ付き主装置に通知し、そのサーバ付き主装置は、そのID情報によって、その情報処理端末とその電話機端末を関連付け、そのサーバ付き主装置は、その情報処理端末の要求により、関連付けられた電話機端末の呼制御を行う。それによって、情報処理端末と電話機端末の関連付けを動的に行える。
特開2005−268954号
特開2005−323172号(A)には、RF IDタグを用いたネットワーク・システムが記載されている。そのネットワーク・システムは、RF IDタグと無線通信を行うことによってユーザの位置情報を取得するRFIDタグリーダを備えたパーソナル・コンピュータと、その位置情報と利用可能な機器のアドレスとを対応付けて管理するロケーションサーバと、ENUM機能によりユーザと関連のある機器を特定するENUM DNSとを具備し、パーソナル・コンピュータが特定された機器と通信を行う。ENUMを用いることによって、サーバの改修を必要とすることなく、着信側の位置情報を的確に把握し、その位置情報に基づいて通信を確立することができる。
特開2005−323172号
IP電話機は、ネットワーク上の呼制御管理サーバ経由で呼制御を行う。呼制御のために、プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)またはH.323等が用いられる。IP電話機は、通話開始時には、典型的には、SIPサーバ機能を有する呼制御管理サーバを介してセッションの確立を行い、セッション確立後には、IP電話機間でP2P(ピア・ツー・ピア)の音声パケットの交換を行う。
2人のユーザのIP電話機を相互接続し、その双方のユーザのパーソナル・コンピュータ(PC)間でP2P通信のセッションを確立すれば、双方のユーザはウェブ・ページおよびアプリケーションで作成されたファイルなどの同じ資料を見ながら、それらの電話機で通話することができる。しかし、そのためにはPC間のセッションを別に確立させなければならないという煩わしさがあった。
2つのIP電話機を相互接続し、その双方のユーザのパーソナル・コンピュータ(PC)間でP2Pのセッションを確立する技術は、平成17年5月13日付けの先の特許出願:特願2005−140695号(2005年9月16日付け米国出願No. 11/227,209)に開示されている。ここで、この出願を引用して組み込む。
発明者は、2つのIP電話機の間のセッションを確立し、それと同時にまたはその前もしくは後にそれらの電話機に対応する情報処理装置間のP2Pのセッションを簡単に確立することができるようにすると有利であると認識した。
本発明の1つの目的は、IPネットワーク上で、IP電話機間のセッションの確立と同時にまたはその前もしくは後に、IP電話機に対応する情報処理装置間のP2Pのセッションを簡単に確立できるようにすることである。
本発明の1つの特徴によれば、システムは、IPネットワークに接続される、呼制御および管理を行う呼制御管理情報処理装置、非接触情報記憶装置および/または非接触読取り書込み装置を有する第1のIP電話機、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有する第1の情報処理機器、第2のIP電話機および第2の情報処理機器を含む。前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の第2の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の第2の機器識別情報および第4のIPアドレスとを、登録情報として格納する。前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からのセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1と第2の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されている。
本発明は、また上述の呼制御管理情報処理装置に関し、さらに上述の呼制御管理情報処理装置を実現するプログラムおよび方法に関する。
本発明によれば、IPネットワーク上で、IP電話機間のセッションの確立と同時にまたはその前もしくは後に、IP電話機に関連する情報処理装置間のセッションを確立することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
図1は、本発明の実施形態による、IPネットワーク(IP NW)5上で呼の制御および管理を行う呼制御管理サーバ60と、或るエリア1および2のアクセス・ポイント(AP)50および52を介してIPネットワーク5に接続できるユーザAのIP携帯電話機10と、エリア1に位置しIPネットワーク5に接続される情報処理機器30と、エリア2に位置しハブ53を介してIPネットワーク5に接続される情報処理機器32と、別のエリア3に位置しIPネットワーク5に接続されたユーザBのIP電話機70および情報処理機器80と、からなるシステムを示している。IPネットワーク5は、典型的にはインターネットであり、LAN、イントラネット、ISDN、PSTNまたはケーブル・テレビジョン・ネットワーク等を含んでいてもよい。ユーザAのIP携帯電話機10は、エリア1、エリア2およびその他のエリアに移動できる。さらに、エリア2には、ユーザCの情報処理機器34が入ってもよい。
図1において、IP携帯電話機10は、内部バスに接続され得るRF IDタグ120を有する。情報処理機器30は、これに接続されたRF IDタグ用のリーダ/ライタ装置(R/W)340を有する。情報処理機器32は、外部インタフェースを介して内部バスに接続されたRF IDタグ用のリーダ/ライタ装置342を有する。情報処理機器34は、これに接続されたRF IDタグ用のリーダ/ライタ装置344を有する。リーダ/ライタ装置340、342および344は、RF IDタグ120に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う。IP電話機70は、同様のRF IDタグ(図示せず)を有し、IP携帯電話機であってもよい。情報処理機器80は、RF IDタグ用の同様のリーダ/ライタ装置(図示せず)を有する。情報処理機器30〜34および80は、携帯型の機器であってもよい。
図2は、図1の実施形態の変形であり、本発明の別の実施形態による別のシステムを示している。この場合、IP携帯電話機10は、内部バスに接続されたRF IDタグ用のリーダ/ライタ装置(R/W)140を有する。情報処理機器30は、内部バスに接続されたRF IDタグ320を有する。情報処理機器32は、RF IDタグ322を有する。情報処理機器34は、RF IDタグ324を有する。リーダ/ライタ装置140は、RF IDタグ320および322に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う。IP電話機70は、RF IDタグ用の同様のリーダ/ライタ装置(図示せず)を有する。情報処理機器80は同様のRF IDタグ(図示せず)を有する。
図3は、図1および2の実施形態を組み合わせた別の変形であり、本発明のさらに別の実施形態による別のシステムを示している。この場合、IP携帯電話機10は、RF IDタグ120と、RF IDタグ用のリーダ/ライタ装置(R/W)140とを有する。情報処理機器30は、RF IDタグ320と、RF IDタグ用のリーダ/ライタ装置(R/W)340とを有する。情報処理機器32は、RF IDタグ322と、RF IDタグ用のリーダ/ライタ装置342とを有する。情報処理機器34は、RF IDタグ324と、RF IDタグ用のリーダ/ライタ装置344とを有する。IP電話機70は、RF IDタグ(図示せず)と、RF IDタグ用のリーダ/ライタ装置(図示せず)とを有する。情報処理機器80は、RF IDタグ(図示せず)と、RF IDタグ用のリーダ/ライタ装置(図示せず)とを有する。
図4は、図1〜3のIP携帯電話機10およびIP電話機70の各々の概略的な構成を示している。IP携帯電話機10およびIP電話機70の各々は、さらに、内部バスに接続された、ネットワーク・インタフェース(NW I/F)101と、プロセッサ102、記憶装置103と、表示装置1042に接続された表示制御部104と、キー(KY)105と、フックスイッチ(HK)106と、レシーバ(受音器)(RC)1073、スピーカ(SP)1074およびマイクロホン(MC)1076に接続された音響制御部107とを含んでいる。IP携帯電話機10のネットワーク・インタフェース101は、アクセス・ポイント50および52との無線送受信機能を含み、アクセス・ポイント50および52を介してIPネットワーク5に接続される。IP電話機70のネットワーク・インタフェース101は、IPネットワーク5に接続されている。プロセッサ102は、記憶装置103に格納されたプログラムに従って動作する。プロセッサ102は、そのプログラムの機能の少なくとも一部をハードウェアの形態で実装していてもよい。そのプログラムには、IP携帯電話機10またはIP電話機70のIPアドレスを登録し、および場合によっては情報処理機器30、32および34のIPアドレスを登録するためのIPアドレス登録用アプリケーション・プログラムが含まれている。
記憶装置103に格納されたプロセッサ102用のソフトウェアは、ネットワーク・インタフェース101と交信するインターネット・プロトコル(IP)と、インターネット・プロトコル(IP)の上に構築されたTCP/UDPと、さらにTCP/UDP上で動作する呼制御プロトコル、パケット処理部、パケット処理部から受け取ったパケットを復号する音声コーデック、音声信号を符号化してパケット処理部に供給する音声コーデック、エコーキャンセラ、レシーバに音声信号を供給するD/A変換、マイクロホンから音声信号を受け取るA/D変換、およびDNS(Domain Name System)等用のプログラム等を含んでいる。
図5は、情報処理機器30、32および80の各々の概略的な構成を示している。情報処理機器30、32および80の各々は、さらに、内部バスに接続された、ネットワーク・インタフェース(NW I/F)301と、プロセッサ302と、記憶装置303と、表示装置304と、入力装置306と、リーダ/ライタ装置が接続される外部インタフェース(I/F)338とを含んでいる。ネットワーク・インタフェース301はIPネットワーク5にも接続されている。プロセッサ302は、記憶装置303に格納されたプログラムに従って動作する。そのプログラムには、P2P通信またはVNC(仮想ネットワーク・コンピューティング)で利用するアプリケーション・プログラムが含まれ、各情報処理機器30、32または80自身のIPアドレスを登録するためのIPアドレス登録用アプリケーション・プログラムが含まれている。プロセッサ302は、そのプログラムの機能の少なくとも一部をハードウェアの形態で実装していてもよい。情報処理機器30、32または80は、パーソナル・コンピュータ(PC)またはPDA(Personal Digital Assistant)であってもよい。
図6は、呼制御管理サーバ60の概略的な構成を示している。呼制御管理サーバ60は、内部バスに接続された、ネットワーク・インタフェース(NW I/F)61と、プロセッサ62と、記憶装置63とを含んでいる。ネットワーク・インタフェース61はIPネットワーク5にも接続されている。プロセッサ62は、記憶装置63に格納された呼制御および管理用のプログラムに従って動作する。プロセッサ62は、そのプログラムの機能の少なくとも一部をハードウェアの形態で実装していてもよい。この実施形態では、呼制御プロトコルとしてSIPプロトコルを用いるものとする。
図1〜3の構成において、IP携帯電話機10のプロセッサ102は、ユーザの操作に従って、その電話機のIPアドレスをIPネットワーク5を介して呼制御管理サーバ60へ登録する処理を行う。図2の構成において、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、さらに、リーダ/ライタ装置140がその付近の情報処理機器30、32または34のRF IDタグ320、322または324を検出したときに、IP携帯電話機10に関連づけてその情報処理機器のIPアドレスおよびタグIDを呼制御管理サーバ60へ登録してもよい。IP電話機70もIP携帯電話機10と同様に登録を行う。
図1の構成において、情報処理機器30、32、34および80の各々のプロセッサ302は、ユーザの操作に従って、その情報処理機器のIPアドレスを呼制御管理サーバ60へ登録する処理を行う。情報処理機器30〜34の各々のプロセッサ302は、そのリーダ/ライタ装置340、342または344がIP携帯電話機10のRF IDタグ120を検出したときに、IP携帯電話機10に関連づけてその情報処理機器のIPアドレスおよびその電話機のタグIDを呼制御管理サーバ60へ登録する処理を行ってもよい。情報処理機器80は、RF IDタグを用いて同様にまたはRF IDタグを用いずに、IP電話機70に関連づけて情報処理機器80のIPアドレスおよびタグIDを呼制御管理サーバ60へ登録してもよい。
図7は、IP携帯電話機10およびIP電話機70の各々のプロセッサ102および情報処理機器30〜34および80の各々のプロセッサ302によって登録アプリケーションを用いて実行される、そのIPアドレスを登録するためのフローチャートを示している。
図7を参照すると、ステップ402において、P携帯電話機10およびIP電話機70の各々のプロセッサ102および情報処理機器30〜34および80の各々のプロセッサ302は、登録アプリケーションに従って、ユーザによって登録のための入力装置または入力キー(105、306)が操作されたとき、IPネットワーク5を介してその電話機または情報処理機器を呼制御管理サーバ60に接続して、その登録名、IPアドレス(例えば、10.10.10.1)、ユーザ名およびタグID等を呼制御管理サーバ60に登録しまたは更新する。呼制御管理サーバ60のプロセッサ62は、そのIP携帯電話機10、IP電話機70および情報処理機器30〜34および80の登録名、IPアドレス、ユーザ名およびタグID等を記憶装置63内の登録テーブルまたはデータベース(DB)に格納しまたは更新する。その後、ステップ404において、プロセッサ102または302は、IP携帯電話機10、IP電話機70または情報処理機器30〜34または80のIPアドレスが変更されたかどうかを判定する。IPアドレスが変更されるまでステップ404が繰り返される。ステップ404においてIPアドレスが変更されたと判定された場合は、手順はステップ402に戻る。
呼制御管理サーバ60へ登録される情報には、情報機器30〜34および80の情報処理機器のタイプ(例えば、PCおよびPDA)、利用可能なアプリケーション識別(例えば、App1およびApp2)、ディスプレイ解像度(例えば、800×600(SVGA)、1024×768(XGA)、320×240(QVGA)、480×640(VGA))、などのプロパティ情報が含まれていてもよい。その利用可能なアプリケーションは、例えば、或る情報処理機器におけるディスプレイ上の表示情報を別の情報処理機器に転送して表示し、別の情報処理機器から受信した表示情報をその或る情報処理機器のディスプレイに表示する機能を有する周知のアプリケーションであり、あるいは、情報処理機器間で、一時的にP2Pのセッションを確立し、双方でファイルを共有する機能を有する周知のアプリケーションであればよい。
図8Aは、図1のIP携帯電話機10および情報処理機器30による呼制御管理サーバ60への登録の通信手順を示している。
手順702においてユーザAの操作によって登録アプリケーションを用いてIP携帯電話機10の登録が開始され、ユーザAはキー105を用いてIP携帯電話機10の登録名およびユーザ名をIP携帯電話機10に入力する。手順704において、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、IPパケット中で登録項目を含むテキスト形式のREGISTER(レジスタ)のSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。そのSIPメッセージは、リクエスト・ラインとして“REGISTER”(レジスタ)、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名(電話機名称)およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、ボディとしてIP携帯電話機10のRF IDタグ120のタグIDおよびユーザ名“A”を含んでいる。
手順706において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、記憶装置63の登録テーブルまたはデータベース(DB)に、IP携帯電話機10の登録名(電話機名称)、IPアドレス、ユーザ名およびタグIDを保存する。
手順708において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、IPパケット中で200 OKのSIP応答メッセージをIP携帯電話機10に送信し返す。そのSIP応答メッセージは、レスポンス・ラインとして“200 OK”、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、およびボディとして任意の情報を含んでいる。
手順712においてユーザAの操作によって情報処理機器30の登録アプリケーション(303)が起動されて情報処理機器30の登録が開始される。手順716において、情報処理機器30(プロセッサ302)は、リーダ/ライタ装置340にIP携帯電話機10のRF IDタグ120のタグID等のタグ情報を読み取らせて記憶装置303に保存する。
手順718において、ユーザAは、情報処理機器30の入力装置306を用いて情報処理機器30の登録名およびユーザ名を情報処理機器30に入力して、呼制御管理サーバ60への情報処理機器30の登録を開始する。手順720において、情報処理機器30(プロセッサ302)は、IPパケット中で登録項目を含むテキスト形式のREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。そのSIPメッセージは、リクエスト・ラインとして“REGISTER”(レジスタ)、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名(情報処理機器名称)およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:WSpc@10.10.20.2”)、ボディとしてIP携帯電話機10のRF IDタグ120のタグIDおよびユーザ名“A”を含んでいる。
手順722において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、記憶装置63の登録テーブルまたはデータベースに、タグIDを有するIP携帯電話機10に関連づけて、および情報処理機器30の登録名、IPアドレスおよびユーザ名を保存する。
手順724において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、IPパケット中で200 OKのSIP応答メッセージを情報処理機器30に送信し返す。そのSIP応答メッセージは、レスポンス・ラインとして“200 OK”、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:WSpc@10.10.20.2”)、およびボディとして任意の情報を含んでいる。その後、手順728において、リーダ/ライタ装置340は、RF IDタグの検知を繰り返す。
図8Bは、図1の情報処理機器30による呼制御管理サーバ60への、登録された電話機および情報処理機器のセッションの状態の問い合わせの手順を示している。
手順732において、ユーザAは呼制御管理サーバ60に登録された電話機および情報処理機器のセッションの状態を確認すべく情報処理機器30を操作する。その操作に応答して、情報処理機器30(プロセッサ302)は、手順734においてIPネットワーク5を介して呼制御管理サーバ60に状態問合せSTATUS ENQUIRY(ステータス・エンクワイアリ)のSIPメッセージを送信する。その状態問合せに応答して、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、手順736において記憶装置63に格納されている登録テーブルのセッション状態等のデータを含むSTATUS(ステータス)のSIP応答メッセージを送信し返す。手順738において、情報処理機器30(プロセッサ302)は、STATUS(ステータス)のSIP応答メッセージを受信して表示装置1042に登録テーブルのセッション状態データを表示する。
図9は、図1の情報処理機器30、32または34による呼制御管理サーバ60における情報処理機器30、32または34のデータの更新の手順を示している。
手順728において、ユーザ、例えばユーザAは、情報処理機器30を操作してリーダ/ライタ装置340にRF IDタグの周期的な検知を開始させる。IP携帯電話機10がリーダ/ライタ装置340に近づくと、手順750において、リーダ/ライタ装置340はIP携帯電話機10のRF IDタグ120のタグIDを読み取り、情報処理機器30のプロセッサ302はそのタグIDおよび近傍フラグの値(値1)を記憶装置303に格納する。近傍フラグは、タグIDに対応するIP携帯電話機10が情報処理機器30の近傍にあるかどうかを示し、値“1”はその近傍にあることを示し、値“0”はその近傍にないことを示している。情報処理機器30(プロセッサ302)は、手順752において、IP携帯電話機10のタグID、情報処理機器30の登録名および状態フラグの値(=1)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
手順754において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、REGISTERのSIPメッセージを受信し、登録テーブルにおいて、そのタグIDを有するIP携帯電話機10の登録名に関連づけられた情報処理機器30の登録名の近傍フラグを“1”にセットしまたは更新する。情報処理機器30の登録名がIP携帯電話機10の登録名に関連づけられていない場合には、そのような更新を行わない。代替構成として、情報処理機器30の登録名がIP携帯電話機10の登録名に関連づけられていない場合には、情報処理機器30の登録名を他の電話機(10)の登録名に関連づける別のエントリが存在する場合にだけ、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、その別のエントリを参照して、情報処理機器30の登録名をIP携帯電話機10の登録名に関連づけるエントリを生成して登録テーブルに追加し、その近傍フラグの値を“1”にセットしてもよい。手順756において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、200 OKのSIP応答メッセージを情報処理機器30に送信し返す。
その後、情報処理機器30がIP携帯電話機10から離れると、手順760において、リーダ/ライタ装置340はIP携帯電話機10のRF IDタグ120の読み取りに失敗し、情報処理機器30のプロセッサ302はRF IDタグ120のタグIDの近傍フラグの値“0”を記憶装置303に格納する。情報処理機器30(プロセッサ302)は、手順762において、IP携帯電話機10のタグID、情報処理機器30の登録名、および状態フラグの値(=0)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
手順764において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、REGISTERのSIPメッセージを受信し、記憶装置63の登録テーブルにおいて、そのタグIDを有するIP携帯電話機10の登録名に情報処理機器30の登録名を関連づけるエントリにおける近傍フラグの値を“0”に更新する。近傍フラグ値が“0”となったエントリにおけるIP携帯電話機またはIP電話機のユーザ名と情報処理機器のユーザ名が異なる場合は、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)はそのエントリを削除してもよい。手順766において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、200 OKのSIP応答メッセージを情報処理機器30に送信し返す。手順768において、情報処理機器30のリーダ/ライタ装置340はRF IDタグの周期的な検知を継続する。
図10は、呼制御管理サーバ60の記憶装置63に格納されている登録テーブルの例を示している。図10の登録テーブルは、IP携帯電話機10およびIP電話機70等の登録名と、ユーザ名と、現在のIPアドレスと、現在のセッションの状態(例えば、通話中、確立または解放)と、RF IDタグのタグIDと、近傍フラグの値(0/1)と、さらに、タグIDによって関連づけられたIP携帯電話機10およびIP電話機70等に関連する情報処理機器30、32および70等の登録名、ユーザ名、現在のIPアドレスおよび現在のセッションの状態と、を含む各エントリを含んでいる。図1および3のRF IDタグ120は、IP携帯電話機10の登録名および/またはユーザ名を含むタグIDを格納していてもよい。図2および3のRF IDタグ320は、情報処理機器30の登録名および/またはユーザ名を含むタグIDを格納していてもよい。図10の登録テーブルは、さらに、関連づけられた情報処理機器30、32および80において利用可能なアプリケーションと、ディスプレイの解像度と、を含む各エントリを含んでいてもよい。
図10において、例えば、IP携帯電話機10のエントリとして、登録名“IP−Phn1”、ユーザ名“A”、IPアドレス“10.10.10.1”、セッション状態“解放”およびRF IDタグ120のタグID“XXX...”およびRF IDタグ20のタグID“YYY...”を含み、IP携帯電話機10に関連づけられた情報処理機器30のエントリとして、近傍フラグの値“1”、登録名“WSpc”、ユーザ名“A”、IPアドレス“10.10.20.2”およびセッション状態“解放”を含んでいる。電話機のセッション状態が通話中の場合は、“通話中”の表示とともに、通話相手のIP電話機の登録名も記録される。情報処理機器のセッション状態が確立の場合は、“確立”の表示とともに、通信相手の1つ以上の情報処理機器の登録名も記録される。この場合、IP携帯電話機10の登録名に関連づけられたユーザAの3つの情報処理機器の登録名が登録されている。
図1の構成では、登録テーブルの各エントリ中のタグIDは、IP携帯電話機またはIP電話機のRF IDタグのタグID“XXX...”である。図2の構成では、登録テーブルの各エントリ中のタグIDは、IP携帯電話機またはIP電話機に関連づけられる情報処理機器のRF IDタグのタグID“YYY...”である。図3の構成では、登録テーブルの各エントリ中のタグIDは、IP携帯電話機またはIP電話機のRF IDタグのタグID“XXX...”と、IP携帯電話機またはIP電話機に関連づけられる情報処理機器のRF IDタグのタグID“YYY...”とである。
図11は、図8AによるIP携帯電話機10、IP電話機70および情報処理機器30および80の呼制御サーバ60への登録の後で、IP携帯電話機10がIPネットワーク5を介してIP電話機70を呼び出し次いでそれらに対応する情報処理機器30および80を互いに接続させるための通信手順を示している。
ユーザAがIP携帯電話機10を所持してエリア1における情報処理機器30の付近にいるとき、図9の手順に従って、図10の登録テーブルにおいてIP携帯電話機10の登録名に関連づけられた情報処理機器30の近傍フラグの値が“1”にセットされる。ユーザAは、IP携帯電話機10をオフフックし被呼側の電話機70の登録名(例えば、IP−Phn2)を入力することによって、IP電話機70に対して発呼する。
手順812において、IP携帯電話機10のプロセッサ102は、周知の形態で登録名をSIP URI(例えば、sip:IP−Phn2@10.10.10.2)に変換して、ヘッダ・フィールドにToヘッダとしてそのSIP URIを含むSIPメッセージのIPパケットを呼制御管理サーバ60に送信する。SIPメッセージは、リクエスト・ラインとして呼び出し要求を表すINVITE、ヘッダ・フィールドとしてFromヘッダおよびToヘッダとしてそれぞれのSIP URIを含む所定の制御情報、およびデータ形式等を記述するボディとしてセッション情報を含んでいる。IP携帯電話機10は、ユーザによって被呼側のIP電話機70のユーザ識別子としてのIP電話番号(例えば、050−88888888)が入力されたときは、IPネットワーク5上のENUMサーバ(図示せず)を介して対応する登録名を取得するようにしてもよい。あるいは、呼管理制御サーバ60は、被呼側の電話機70のIP電話番号をヘッダ・フィールドに含むSIPメッセージを受信したときは、IPネットワーク5上のENUMサーバ(図示せず)を介して対応する登録名を取得するようにしてもよい。手順814において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、図10の登録テーブルにおけるIP携帯電話機10のセッション状態を“解放”から“通話中”に変更する。
手順828において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、INVITEのSIPメッセージをIP電話機70にそのSIP URIを用いて送信する。その呼がIP電話機70に着信し、即ちIP電話機70(プロセッサ102)は、そのSIPメッセージを受信し、その受信に応答してスピーカ1074を介して呼び出しを行い即ち着信音またはビープ音を発生する。手順830において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、呼び出し要求を処理中であることを示すSIPメッセージ(ステータス・ラインとして100 Tryingを含む)をIP携帯電話機10に送信し返す。
手順832において、呼の着信に応答して、IP電話機70(プロセッサ102)は、呼び出し中であることを示す180 RingingのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信し返す。手順834において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ102)は、その180 RingingのSIPメッセージの受信に応答して、呼び出し中であることを示す180 RingingのSIPメッセージをIP携帯電話機10に送信する。その180 RingingのSIPメッセージの受信に応答して、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、IP電話機70がオフフックするまでレシーバ1073を介して呼び出し音を発生し続ける。
呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、手順836において、登録テーブルを検索して、近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10の登録名に関連づけられた情報処理機器30と、近傍フラグ値“1”を有しIP電話機70の登録名に関連づけられた情報処理機器80とを決定し、手順838および842において、その決定した情報処理機器30および80にそれぞれのIPアドレスを用いて通知を示すNOTIFYのSIPメッセージをそれぞれ送信する。そのSIPメッセージは、リクエスト・ラインとしてNOTIFY(ノーティファイ)、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報、および、ボディとして他方の情報処理機器(80または30)の登録名、IPアドレスおよび利用可能なアプリケーションの識別子を含んでいる。手順840において情報処理機器80(302)はP2P通信アプリケーションを起動する。手順844において情報処理機器30(302)はP2P通信アプリケーションを起動する。
ユーザBがIP電話機70をオフフックすると、手順846において、IP電話機70(プロセッサ102)は、オフフックを示す200 OKのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。手順848において、そのSIPメッセージの受信に応答して、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、オフフックを示す200 OKのSIPメッセージをIP携帯電話機10に送信する。
手順852において、オフフックを示すSIPメッセージ(200 OK)の受信に応答して、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、確認応答を示すACKのSIPメッセージ531を呼制御管理サーバ60に送信する。それによって、IP携帯電話機10は通話状態となる。手順854において、そのSIPメッセージの受信に応答して、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、確認応答を示すACKのSIPメッセージ631をIP電話機70に送信する。それによって、IP電話機70は通話状態となる。そのSIPメッセージはリクエスト・ラインとしてACKを含んでいる。その後、手順856においてIP携帯電話機10とIP電話機70の間で通話セッションが行われる。
NOTIFYのSIPメッセージを受信したとき、情報処理機器30および80(プロセッサ302)の各々は、他方の情報処理機器のIPアドレスを取得することができる。ユーザAが情報処理機器30を操作してP2P通信を開始し、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は情報処理機器30のセッション状態を確立状態にセットする。ユーザBが情報処理機器80を操作してP2P通信を開始し、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は情報処理機器80のセッション状態を確立状態にセットする。このようにして、手順876において、情報処理機器30と80の間にデータ共有のためのP2P通信のセッションまたはコネクションが確立され、情報処理機器30または80(プロセッサ302)は、ユーザの操作に従って、P2P通信アプリケーションを用いて、共有すべき画像情報などのデータファイルを、他方の情報処理機器80または30におけるP2P通信アプリケーションにそのIPアドレスを用いて送信する。
代替構成として、手順876において、情報処理機器30および80(プロセッサ302)の各々は、他方のIPアドレスを取得したとき、ユーザの操作に関係なく、自動的にP2P通信を開始してもよい。
その後、IP携帯電話機10およびIP電話機70の一方、例えばIP携帯電話機10のユーザAがそのIP携帯電話機10をオンフックすると、手順880において、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、セッション終了通知を表すBYEのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、SIPメッセージ(BYE)の受信に応答して、登録テーブルのIP携帯電話機10のセッション状態を解放状態に設定し、手順882においてIP電話機70にBYEのSIPメッセージを送信する。SIPメッセージ(BYE)の受信に応答して、IP電話機70(プロセッサ102)は、呼が解放されたことを表す音をレシーバ1073から発生させ、手順884においてオンフックを示す200 OKのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、SIPメッセージ(200 OK)の受信に応答して、登録テーブルのIP電話機70のセッション状態を解放状態に設定し、手順886においてIP携帯電話機10に200 OKのSIPメッセージを送信する。IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、SIPメッセージ(200 OK)の受信に応答してIP携帯電話機10のセッション状態を解放状態に設定する。
情報処理機器30および80の各々のプロセッサ302は、セッション確立後、ユーザAおよびBの操作によって、手順890および892において任意の時点でセッションを解放する。
図12は、図8AによるIP携帯電話機10、IP電話機70および情報処理機器30および80の呼制御サーバ60への登録の後で、情報処理機器30がIPネットワーク5を介して情報処理機器80のP2P通信アプリケーションを起動してP2P通信可能な状態に設定し次いでそれらに対応するIP携帯電話機10およびIP電話機70を呼び出すための通信手順を示している。
ユーザAがIP携帯電話機10を所持してエリア1における情報処理機器30の付近にいるとき、図9の手順に従って、図10の登録テーブルにおいてIP携帯電話機10に関連づけられた情報処理機器30の近傍フラグの値が“1”にセットされる。ユーザAは、情報処理機器30上でP2P通信アプリケーションを起動して、図8Bにおける状態確認のための手順732〜738が実行される。
手順738において情報処理機器30(プロセッサ302)の表示装置304に表示された登録テーブルの情報に基づいて、ユーザAは、他方のIP電話機70に関連づけられた情報処理機器の状態および近傍フラグ値を確認し、情報処理機器30との間でデータ共有するためのP2P通信をすべき情報処理機器80を選択し接続するよう情報処理機器30を操作する。手順816において、情報処理機器30(プロセッサ302)は、選択された情報処理機器80の登録名およびIPアドレスを含むREGISTER(レジスタ)のSIPメッセージをIPネットワーク5を介して呼制御管理サーバ60に送信する。手順818において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、情報処理機器80にそのIPアドレスを用いて、通知を示すNOTIFYのSIPメッセージをIPネットワーク5を介して情報処理機器80に送信する。手順820において、情報処理機器80(プロセッサ82)は、そのSIPメッセージの受信に応答してP2P通信アプリケーションを起動する。
REGISTERのSIPメッセージの受信に応答して、手順822において呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)はINVITEのSIPメッセージをIP携帯電話機10にそのSIP URIを用いて送信する。手順824において、IP携帯電話機10(102)は、呼び出し中であることを示す180 RingingのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信し返す。ユーザAがIP携帯電話機10をオフフックすると、手順826において、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、オフフックを示す200 OKのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
手順828において、そのSIPメッセージ(200 OK)の受信に応答して、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、INVITEのSIPメッセージをIP電話機70にそのSIP URIを用いて送信する。手順830〜834、846〜854、856および876は図11のものと同様である。
図12の手順は、IP携帯電話機10を所持するユーザAが図1のエリア2にいる場合にも同様に適用される。この場合、情報処理機器30は図1の情報処理機器32に置き換えられる。手順738においてエリア2の情報処理機器32(プロセッサ302)の表示装置304に表示された登録テーブルに基づいて、ユーザAは、近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10およびIP電話機70に関連づけられた3人以上のユーザA、BおよびC等の3つ以上の情報処理機器32、80および34の間でデータ共有するためのP2P通信をすべき他の情報処理機器34および80等を選択し接続するよう情報処理機器32を操作してもよい。この場合、手順816において、情報処理機器32、34および80等の登録名およびIPアドレスが、呼制御管理サーバ60に送信される。手順818において、情報処理機器80に情報処理機器32および34等のIPアドレスが通知され、手順819において情報処理機器34に情報処理機器32および80等のIPアドレスが通知され、それによってIP携帯電話機10およびIP電話機70に関連づけられた複数の情報処理機器の間でP2P通信セッションを行わせることができる。
図13は、図1の構成において、最初のエリア1または移動先のエリア2においてユーザAの操作によりIP携帯電話機10がIPネットワーク5を介してエリア3のIP電話機70を呼び出して呼を確立し、その後、IP携帯電話機10を所持するユーザAが移動先のエリア2において情報処理機器32とエリア3の情報処理機器80を互いに接続させるための通信手順を示している。
手順812〜834および846〜856は、図11または12のものと同様である。手順856において、エリア1または2においてIP携帯電話機10がIPネットワーク5を介してIP電話機70との間の呼を確立し通話状態になる。
手順800において、エリア2においてユーザAの操作によりエリア2における情報処理機器32のリーダ/ライタ装置342はRF IDタグの検知を繰り返す。IP携帯電話機10が情報処理機器34に近づくと、手順862において、図9の手順750と同様に、リーダ/ライタ装置342はIP携帯電話機10のRF IDタグ120のタグIDを読み取り、情報処理機器32のプロセッサ302はそのタグIDおよび近傍フラグの値“1”を記憶装置303に格納する。情報処理機器32(プロセッサ302)は、手順864において、図9の手順752と同様に、IP携帯電話機10のタグID、情報処理機器32の登録名および状態フラグの値(=1)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、手順866において、記憶装置63の登録テーブルにおいてIP携帯電話機10の登録名に情報処理機器32の登録名を関連づけるエントリにおける近傍フラグを“1”にセットし、図11の手順836と同様に、図10の登録テーブルを検索して、近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10に関連づけられたエリア2の情報処理機器32と、近傍フラグ値“1”を有しIP電話機70に関連づけられた情報処理機器80とを決定し、手順868および870において、図11の手順838および842と同様に、その決定した情報処理機器32および80にそれぞれのIPアドレスを用いて通知を示すNOTIFYのSIPメッセージをそれぞれ送信する。手順868において情報処理機器80(302)はP2P通信アプリケーションを起動する。手順872において情報処理機器32(302)はP2P通信アプリケーションを起動する。手順876において、情報処理機器32および80は、ユーザの操作に従って、P2P通信アプリケーションを用いてP2P通信を開始し、その一方が、共有すべき画像情報などのデータファイルを、他方の情報処理機器80または32におけるP2PアプリケーションにそのIPアドレスを用いて送信する。
図14は、本発明のさらに別の実施形態による、エリア2に設けられたアクセス・ポイント52を介してIPネットワーク5に接続されるIP携帯電話機10と、エリア2の会議用テーブルT上に位置しハブ53を介してIPネットワーク5に接続される情報処理機器32、34および36とを示している。情報処理機器36は、情報処理機器30および32と同様の構成を有し、リーダ/ライタ装置346を有する。
IP携帯電話機10とIP電話機70の間に通話セッションが確立し、かつ情報処理機器32と80の間にP2P通信セッションが確立しているときに、ユーザCおよびDの情報処理機器34および36が、IPネットワーク5に接続されたハブ53に接続され、IP携帯電話機10に接近し、それによって情報処理機器32、34、36および80の間でデータ共有のためのP2P多者間通信が可能になる。
図15は、図1の構成において、図11〜13の手順によるユーザAのIP携帯電話機10とユーザBのIP電話機70の間の通信セッション856の確立およびそれに関連づけられた情報処理機器32と80の間の通信セッション876の確立の後で、ユーザCの情報処理機器34が他の情報処理機器32および80との間でP2P多者間通信セッションを確立するための通信手順の例を示している。
手順902において、図13の手順862と同様に、情報処理機器34のリーダ/ライタ装置344はIP携帯電話機10のRF IDタグ120のタグIDを読み取り、情報処理機器34のプロセッサ302はそのタグIDおよび近傍フラグの値“1”を記憶装置303に格納する。情報処理機器34(プロセッサ302)は、手順904において、図13の手順864と同様に、IP携帯電話機10のタグID、情報処理機器34の登録名および状態フラグの値(=1)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、手順906において、図13の手順866と同様に、記憶装置63の登録テーブルにおいてIP携帯電話機10の登録名にエリア2の情報処理機器34の登録名を関連づけるエントリにおける近傍フラグを“1”にセットし、さらに、登録テーブルを検索して、情報処理機器80と通信セッションが確立された状態にあり近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10に関連づけられた情報処理機器32と、情報処理機器32と通信セッションが確立された状態にあり近傍フラグ値“1”を有しIP電話機70に関連づけられた情報処理機器80と、変更された近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10に関連づけられた情報処理機器34と、を決定する。手順908において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、識別情報として情報処理機器34の登録名を、IP携帯電話機10に関連づけられた情報処理機器32にまたはIP携帯電話機10に送信する。情報処理機器32(プロセッサ302)は情報処理機器34の登録名を情報処理機器32の表示装置304に表示するか、またはIP携帯電話機10(プロセッサ102)は情報処理機器34の登録名をIP携帯電話機10の表示装置1042に表示する。ユーザAは、情報処理機器32の入力装置306またはIP携帯電話機10のキー105を操作して情報処理機器34がP2P通信876へ参加するのを許可する。手順910において、情報処理機器32(プロセッサ302)またはIP携帯電話機10(プロセッサ102)は、許可を示す200 OKのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。その許可に応答して、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、手順912および914において、情報処理機器32および80に情報処理機器34のIPアドレスを含むNOTIFYのSIPメッセージを送信し、手順916において情報処理機器34に情報処理機器32および80のIPアドレスを含むNOTIFYのSIPメッセージを送信する。
手順918において情報処理機器34はP2P通信アプリケーションを起動する。手順920において、情報処理機器34(プロセッサ302)は、ユーザCの操作に従って、P2Pアプリケーションを用いてP2P通信を開始し、画像情報などのデータファイルを、他の情報処理機器32または80に送信しそれから受信する。このようにして、手順920において情報処理機器32、34および80の間で多者間でP2P通信が行われる。この場合、ユーザCは、ユーザAとともにIP携帯電話機10を共有モードで用いてユーザBと通話する。
図14のユーザDの情報処理機器36も、図15の手順と同様の手順でP2P多者間通信920に参加することができる。この場合、ユーザDは、ユーザAおよびCとともにIP携帯電話機10を共有モードで用いてユーザBと通話する。
図16は、図14のエリア2においてIP携帯電話機10の付近に位置する複数のユーザCおよびDの情報処理機器34および36が追加的に登録されたときの呼制御管理サーバ60の記憶装置63に格納されている登録テーブルの例を示している。この場合、近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10の登録名に関連づけられたユーザCおよびDの追加された2つの情報処理機器の登録名が追加的エントリ(004および005)に登録されている。
図17A、17B、17Cおよび17Dは、図12の手順に従って、図14のエリア2のIP携帯電話機10とエリア3のIP電話機70の間で通話セッションを確立し、かつエリア2の複数の情報処理機器32、34および36とエリア3の情報処理機器80の間でデータ共有のためのP2P通信セッションを確立するための画面の例を示している。
ユーザAによる情報処理機器32の状態確認のための操作に応答して、呼制御管理サーバ60は図16の登録テーブルに基づいて図17Aの画面を情報処理機器32の表示装置304に表示させる。図17Aにおいて、ユーザAのIP電話機10(自機の登録名“IP−Phn1”)とユーザBのIP電話機70(IP−Phn2)とは解放状態になっている。図17Aの画面において、ユーザAが図17Bに示されているように情報処理機器32の表示装置304上でカーソル(矢印)をユーザBのIP電話機70の登録名“IP−Phn2”においてクリックすると、図17Bに示されているようなサービス・メニューM1が表示される。ユーザAがメニューM1中の“登録機器を見る”にカーソルをおいてクリックしてそれを選択すると、図17Cの画面が表示される。
図17Cにおいて、ユーザBのIP電話機70に関連づけられたユーザB、FおよびGの登録された情報処理機器の登録名とその状態のリストが表示される。ユーザBの登録された情報処理機器(Dpc1)のセッション状態は解放状態であり、IP携帯電話機10の近傍の登録された他のユーザFおよびGの情報処理機器(Dpc5、Dpc6)のセッション状態も解放状態である。ユーザAが情報処理機器32の表示装置304上で、図17Cに示されているようにカーソル(矢印)をユーザBの情報処理機器80の登録名“Dpc1”においてクリックすると、図17Cに示されているようなサービス・メニューM2が表示される。ユーザAがそのメニューM2において“電話&データ共有2”にカーソルをおいてクリックしてそれを選択すると、IP携帯電話機10はIP電話機70に発呼してそれとの間に通話セッションを確立し、情報処理機器32と80(Npc70およびDpc1)の間にP2P通信セッションが確立され、図17Dのリストが表示される。図17Dにおいて、ユーザBの情報処理機器32の登録名“Dpc1”のセッション状態が確立状態になっている。
さらに、ユーザCは、情報処理機器34において図17Cと同様の表示において他の近傍の機器の状態のリスト中のユーザAの情報処理機器32の登録名“Npc70”についてメニューM2中の“データ共有1”を選択し、それによって図15の手順904〜916が実行されて、情報処理機器34を情報処理機器32および80に接続することができる。さらに、ユーザDは、情報処理機器36において図17Cと同様の表示において他の近傍の機器の状態のリスト中のユーザAの情報処理機器32の登録名“Npc70”についてメニューM2中の“データ共有1”を選択し、それによって図15の手順904〜916が実行されて、情報処理機器36を情報処理機器32、34および80に接続することができる。このようにして、エリア2の情報処理機器32、34および36とエリア3の情報処理機器70の間でP2P多者間通信セッションが確立される。
図18A、18Bおよび18Cは、図14のエリア2のIP携帯電話機10の付近にユーザCおよびDの他の情報処理機器34および36が位置するときに、図8Bの手順に従って、ユーザBによって情報処理機器80上で呼制御管理サーバ60の登録テーブル中の電話機および情報処理機器の状態を確認するための画面の例を示している。
図18Aにおいて、ユーザBのIP電話機70の登録名“IP−Phn2”とユーザAのIP携帯電話機10の登録名“IP−Phn1”とは解放状態になっている。図18Aの画面において、ユーザBが情報処理機器80において、カーソル(矢印)をユーザAのIP携帯電話機10の登録名“IP−Phn1”においてクリックすると、図18Bに示されているようにサービス・メニューM5が表示される。ユーザBがメニューM5中の“登録機器を見る”にカーソルをおいてクリックしてそれを選択すると、図18Cの画面が表示される。図18Cにおいて、ユーザAのIP携帯電話機10に関連づけられた登録されたユーザA、CおよびDの情報処理機器32、34および36の登録名とそのセッション状態のリストが表示される。ユーザAの登録された情報処理機器32はセッション状態が解放状態になっており、IP携帯電話機10の近傍の登録された他のユーザCおよびDの情報処理機器(NpcLX、Npc50)もセッション状態が解状態になっている。
図19A、19および19Cは、図12の手順と同様の手順に従って、図14のエリア2のIP携帯電話機10とエリア3のIP電話機70の間で通話セッションを確立し、かつエリア2の複数の情報処理機器32、34および36とエリア3の情報処理機器70の間でP2P通信セッションを確立するための他の画面の例を示している。この場合、図12において、ユーザAのIP携帯電話機10および情報処理機器30の位置とユーザBのIP電話機70および情報処理機器80の位置とが入れ替わる。
図19Aは図18Aと同様である。図19Bも図18Bと同様である。ユーザBがメニューM5中の“電話&データ共有2”にカーソルをおいてクリックしてそれを選択すると、ユーザBのIP電話機70はIP携帯電話機10に発呼して通話セッションを確立し、さらに、情報処理機器80と、IP携帯電話機10の近傍にありIP携帯電話機10に関連づけられたユーザA、CおよびDの情報処理機器32、34および36(登録名“WSpc”、“NpcLX”および“Npc50”)との間にP2P通信セッションが確立され、図19Cの画面が表示される。図19Cにおいて、ユーザAの登録された情報処理機器(Npc70)はセッション状態が確立状態になり、ユーザCおよびDの情報処理機器34および36(登録名“Npc”および“Npc50”)はセッション状態が確立状態になる。
図20Aは、図2のIP携帯電話機10および情報処理機器30による呼制御管理サーバ60への登録の通信手順を示している。
手順1002においてユーザAの操作によって登録アプリケーションを用いてIP携帯電話機10の登録が開始され、ユーザAはキー105を用いてIP携帯電話機10の登録名およびユーザ名をIP携帯電話機10に入力する。手順1004において、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、IPパケット中で登録項目を含むテキスト形式のREGISTER(レジスタ)のSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。そのSIPメッセージは、リクエスト・ラインとして“REGISTER”(レジスタ)、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名(電話機名称)およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、ボディとしてIP携帯電話機10のユーザ名を含んでいる。
手順1006において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、記憶装置63の登録テーブルまたはデータベースにIP携帯電話機10の登録名(電話機名称)、IPアドレスおよびユーザ名を保存する。
手順1008において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、IPパケット中で200 OKのSIP応答メッセージをIP携帯電話機10に送信し返す。そのSIP応答メッセージは、レスポンス・ラインとして“200 OK”、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、およびボディとして任意の情報を含んでいる。
手順1012においてユーザAの操作によってIP携帯電話機10の登録アプリケーション(103)が起動されて情報処理機器30の登録が開始される。手順1016において、IP携帯電話機10(102)は、リーダ/ライタ装置140に情報処理機器30のRF IDタグ320のタグID等のタグ情報を読み取らせて記憶装置103に保存する。
手順1018において、ユーザAは、IP携帯電話機10のキー105を用いてIP携帯電話機10の登録名、および情報処理機器30の登録名および現在のIPアドレスおよびユーザ名を入力して登録を開始する。手順1020において、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、IPパケット中で登録項目を含むテキスト形式のREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。そのSIPメッセージは、リクエスト・ラインとしてREGISTER(レジスタ)、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名(電話機名称)およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、ボディとしてRF IDタグ320のタグID、および情報処理機器30の登録名、IPアドレスおよびユーザ名“A”を含んでいる。
手順1022において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、記憶装置63の登録テーブルに、情報処理機器30のタグID、登録名、IPアドレスおよびユーザ名を保存する。
手順1024において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、IPパケット中で200 OKのSIP応答メッセージをIP携帯電話機10に送信し返す。そのSIP応答メッセージは、レスポンス・ラインとして200 OK、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、およびボディとして任意の情報を含んでいる。その後、手順1028において、リーダ/ライタ装置140は、RF IDタグの検知を繰り返す。
図20Bは、図2の情報処理機器30による呼制御管理サーバ60への、登録された電話機および情報処理機器のセッションの状態の問い合わせの手順を示している。手順734〜738は図8Bのものと同様である。
図21Aは、図2のIP携帯電話機10および情報処理機器30による呼制御管理サーバ60への登録の別の通信手順を示している。
手順1003においてユーザAの操作によって登録アプリケーションを用いて情報処理機器30の登録が開始され、情報処理機器30の入力装置306を用いて情報処理機器30の登録名およびユーザ名を情報処理機器30に入力する。手順1005において、情報処理機器30(プロセッサ302)は、IPパケット中で登録項目を含むテキスト形式のREGISTER(レジスタ)のSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。そのSIPメッセージは、リクエスト・ラインとして“REGISTER”(レジスタ)、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名(情報処理機器名称)およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:Wspc@10.10.20.2”)、ボディとしてRF IDタグ320のタグIDおよびユーザ名“A”を含んでいる。
手順1007において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、記憶装置63の登録テーブルまたはデータベースに情報処理機器30のタグIDおよび登録名(情報処理機器名称)、IPアドレスおよびユーザ名を保存する。
手順1009において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、IPパケット中で200 OKのSIP応答メッセージを情報処理機器30に送信し返す。そのSIP応答メッセージは、レスポンス・ラインとして“200 OK”、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:Wspc@10.10.20.2”)、およびボディとして任意の情報を含んでいる。
手順1012においてユーザAの操作によってIP携帯電話機10の登録アプリケーション(103)が起動されてIP携帯電話機10の登録が開始される。手順1016において、IP携帯電話機10(102)は、リーダ/ライタ装置140に情報処理機器30のRF IDタグ320のタグID等のタグ情報を読み取らせて記憶装置103に保存する。
手順1019において、ユーザAは、IP携帯電話機10のキー105を用いてIP携帯電話機10の登録名およびユーザ名を入力して呼制御管理サーバ60へのIP携帯電話機10の登録を開始する。手順1021において、IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、IPパケット中で登録項目を含むテキスト形式のREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。そのSIPメッセージは、リクエスト・ラインとしてREGISTER(レジスタ)、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名(電話機名称)およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、ボディとしてIP携帯電話機10の登録名、IPアドレス、ユーザ名“A”および情報処理機器30のタグIDを含んでいる。
手順1023において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、記憶装置63の登録テーブルに、情報処理機器30のタグID、IP携帯電話機10の登録名、IPアドレスおよびユーザ名を保存する。
手順1025において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、IPパケット中で200 OKのSIP応答メッセージをIP携帯電話機10に送信し返す。そのSIP応答メッセージは、レスポンス・ラインとして200 OK、ヘッダ・フィールドとして所定の制御情報(例えば、FromヘッダおよびToヘッダとして登録名およびIPアドレスを含むSIP URI“sip:IP−Phn1@10.10.10.1”)、およびボディとして任意の情報を含んでいる。その後、手順1028において、リーダ/ライタ装置140は、RF IDタグの検知を繰り返す。
図22は、図2のIP携帯電話機10による呼制御管理サーバ60における情報処理機器30、32または34のデータの更新の手順を示している。
手順1028において、ユーザAは、IP携帯電話機10を操作してリーダ/ライタ装置140にRF IDタグの周期的な検知を開始させる。例えば情報処理機器30がリーダ/ライタ装置320に近づくと、手順1050において、リーダ/ライタ装置140は情報処理機器30のRF IDタグ320のタグIDを読み取り、IP携帯電話機10のプロセッサ102はそのタグIDおよび近傍フラグの値“1”を記憶装置103に格納する。この場合、近傍フラグは、タグIDに対応する情報処理機器30がIP携帯電話機10の近傍にあるかどうかを示している。IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、手順1052において、情報処理機器30のタグID、IP携帯電話機10の登録名および状態フラグの値(=1)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
手順1054において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、REGISTERのSIPメッセージを受信し、登録テーブルにおいて、IP携帯電話機10の登録名に関連づけられたそのタグIDを有する情報処理機器30の登録名の近傍フラグの値を“1”にセットしまたは更新する。情報処理機器30の登録名がIP携帯電話機10の登録名に関連づけられていない場合には、そのような更新を行わない。代替構成として、情報処理機器30の登録名がIP携帯電話機10の登録名に関連づけられていない場合には、情報処理機器30の登録名を他の電話機(10)の登録名に関連づける別のエントリが存在する場合にだけ、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、その別のエントリを参照して、情報処理機器30の登録名をIP携帯電話機10の登録名に関連づけるエントリを生成して登録テーブルに追加し、そのタグIDを記録し、その近傍フラグの値を“1”にセットしてもよい。手順1056において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、200 OKのSIP応答メッセージをIP携帯電話機10に送信し返す。
情報処理機器30がIP携帯電話機10から離れると、手順1060において、リーダ/ライタ装置140は情報処理機器30のRF IDタグ324の読み取りに失敗し、IP携帯電話機10のプロセッサ102はRF IDタグ320のタグIDの近傍フラグの値“0”を記憶装置103に格納する。IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、手順1062において、情報処理機器30のタグID、IP携帯電話機10の登録名および状態フラグの値(=0)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
手順1064において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、REGISTERのSIPメッセージを受信し、登録テーブルにおいて、IP携帯電話機10の登録名にそのタグIDを有する情報処理機器30の登録名を関連づけるエントリにおける近傍フラグの値を“0”に更新する。近傍フラグ値が“0”となったエントリにおけるIP携帯電話機またはIP電話機のユーザ名と情報処理機器のユーザ名が異なる場合は、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)はそのエントリを削除してもよい。手順1066において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、200 OKのSIP応答メッセージをIP携帯電話機10に送信し返す。手順1068において、IP携帯電話機10のリーダ/ライタ装置140はRF IDタグの周期的な検知を継続する。
図23は、図2の構成において、最初のエリア1または移動先のエリア2においてユーザAの操作によりIP携帯電話機10がIPネットワーク5を介してIP電話機70を呼び出して呼を確立し、その後、IP携帯電話機10を所持するユーザAが移動先のエリア2において情報処理機器32とエリア3の情報処理機器80を互いに接続させるための通信手順を示している。
手順812〜834および846〜856は、図13のものと同様である。
手順1100において、IP携帯電話機10のリーダ/ライタ装置140は、RF IDタグの検知を繰り返す。IP携帯電話機10がエリア2における情報処理機器32に近づくと、手順1102において、図22の手順1050と同様に、リーダ/ライタ装置140は情報処理機器32のRF IDタグ322のタグIDを読み取り、IP携帯電話機10のプロセッサ102はそのタグIDおよび近傍フラグの値(値1)を記憶装置103に格納する。IP携帯電話機10(プロセッサ102)は、手順1104において、図22の手順1052と同様に、情報処理機器32のタグID、IP携帯電話機10の登録名および状態フラグの値(=1)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。
図23の手順866〜872および手順876は、図13のものと同様である。
図24は、図2の構成において、図11、12および22によるユーザAのIP携帯電話機10とユーザBのIP電話機70の間の通信セッション856の確立およびそれに関連づけられた情報処理機器32と80の間の通信セッション876の確立の後で、ユーザCの情報処理機器34が他の情報処理機器32および80との間でP2P多者間通信セッションを確立するための通信手順を示している。
手順1100〜1104は、図23のものと同様である。手順1104において、情報処理機器34のタグID、IP携帯電話機10の登録名および状態フラグの値(=1)を含むREGISTERのSIPメッセージを呼制御管理サーバ60に送信する。手順1106において、呼制御管理サーバ60(プロセッサ62)は、図15の手順906と同様に、登録テーブルにおいてIP携帯電話機10の登録名にエリア2の情報処理機器34の登録名を関連づけるエントリにおける近傍フラグを“1”にセットし、さらに、登録テーブルを検索して、情報処理機器80と通信セッションが確立された状態にあり近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10に関連づけられた情報処理機器32と、情報処理機器32と通信セッションが確立された状態にあり近傍フラグ値“1”を有しIP電話機70に関連づけられた情報処理機器80と、変更された近傍フラグ値“1”を有しIP携帯電話機10に関連づけられた情報処理機器34と、を決定する。手順908〜920は、図15のものと同様である。
図3の構成において、IP携帯電話機10、IP電話機70、情報処理機器30、32、34および80は、上述した図1の場合の機能と図2の場合の機能の双方の機能を有する。
以上では、本発明を2者のユーザ間のIP電話による通話について説明したが、本発明は、3者以上のユーザ間のIP電話による3者通話または会議通話において3つ以上のIP電話機に関連づけられた情報処理機器の相互接続にも同様に適用可能であることは明らかである。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その実施形態の変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
以上の実施例を含む実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) IPネットワークに接続される、呼制御および管理を行う呼制御管理情報処理装置、非接触情報記憶装置および/または非接触読取り書込み装置を有する第1のIP電話機、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有する第1の情報処理機器、第2のIP電話機および第2の情報処理機器を含むシステムであって、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の第2の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の第2の機器識別情報および第4のIPアドレスとを、登録情報として格納し、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からのセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1と第2の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されていることを特徴とする、システム。
(付記2) 前記第1の関連性識別情報は前記第1のIP電話機の非接触情報記憶装置に格納されており、
前記第1の関連性識別情報は、前記第1の情報処理機器の非接触読取り書込み装置によって読み取られ、前記第1の情報処理機器は、前記第1の関連性識別情報および前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、付記1に記載のシステム。
(付記3) 前記第1の関連性識別情報は前記第1の情報処理機器の非接触情報記憶装置に格納されており、
前記第1の関連性識別情報は、前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって読み取られ、前記第1のIP電話機は、前記第1の関連性識別情報および前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、付記1に記載のシステム。
(付記4) 前記第1のIP電話機がIP携帯電話機であることを特徴とする、付記1乃至3のいずれかに記載のシステム。
(付記5) 前記メッセージが前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立する要求であった場合は、前記呼制御管理情報処理装置は、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、さらに前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立することを特徴とする、付記1乃至4のいずれかに記載のシステム。
(付記6) 前記メッセージが前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立する要求であった場合は、前記呼制御管理情報処理装置は、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立し、さらに前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立することを特徴とする、付記1乃至4のいずれかに記載のシステム。
(付記7) 前記メッセージが前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立する要求であった場合は、前記呼制御管理情報処理装置は、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、
その後、前記第1のIP電話機と前記第1の情報処理機器とが接近して前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第1の情報処理機器または前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第1の情報処理機器または前記第1のIP電話機は、前記第1のIP電話機と前記第1の情報処理機器の接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報の受信に応答して、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されていることを特徴とする、付記1乃至4のいずれかに記載のシステム。
(付記8) 前記システムは、さらに、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有する第3の情報処理機器を含み、
前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションが確立されている期間に、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器とが接近して前記第1のIP電話機の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第3の情報処理機器の非接触読取り書込み装置によって検出されまたは前記第3の情報処理機器の非接触情報記憶装置の第2の関連性識別情報が前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第3の情報処理機器または前記第1のIP電話機は、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器の接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報の受信に応答して、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器および前記第2の情報処理機器と前記第3の情報処理機器との間にセッションを確立することを特徴とする、付記1乃至4のいずれかに記載のシステム。
(付記9) 前記システムは、さらに、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有する第3の情報処理機器を含み、
前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションが確立されている期間に、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器とが接近して前記第1のIP電話機の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第3の情報処理機器の非接触読取り書込み装置によって検出されまたは前記第3の情報処理機器の非接触情報記憶装置の第2の関連性識別情報が前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第3の情報処理機器または前記第1のIP電話機は、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器の接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報の受信に応答して、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器および前記第2の情報処理機器と前記第3の情報処理機器の間にセッションを確立するのを許可するかどうかの問い合わせを前記第1の情報処理機器または前記第1のIP電話機に送信し、前記問い合わせに対して前記第1の情報処理機器または前記第1のIP電話機から許可を受信したことに応答して、前記第3の情報処理機器にセッションを確立させることを特徴とする、付記1乃至7のいずれかに記載のシステム。
(付記10) IPネットワークに接続される、呼制御および管理を行う呼制御管理情報処理装置、第1の非接触情報記憶装置を有する第1のIP電話機、第2のIP電話機、第1の非接触読取り書込み装置を有する第1の情報処理機器、第2の情報処理機器、および第2の非接触読取り書込み装置を有する第3の情報処理機器を含むシステムであって、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、前記第1の非接触情報記憶装置の第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の第2の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の第1の機器識別情報および第4のIPアドレスと、前記第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第3の情報処理機器の第3の機器識別情報および第5のIPアドレスと、を登録情報として格納し、
前記第1のIP電話機と前記第1の情報処理機器および前記第3の情報処理機器とが接近して前記第1の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第1と第2の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第1の情報処理機器および前記第3の情報処理機器は、前記第1のIP電話機への接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報を前記登録情報の一部として格納し、
前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1、第2および第3の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して、前記第1の情報処理機器、前記第2の情報処理機器および前記第3の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されていることを特徴とする、システム。
(付記11) 前記登録情報は、さらに、前記第1と第2の電話機および前記第1と第2の情報処理機器のセッション状態、前記第1の情報処理機器が前記第1のIP電話機の近傍にあるかどうかを示す接近情報、および前記第2の情報処理機器が前記第2のIP電話機の近傍にあるかどうかを示す接近情報を含んでいることを特徴とする、付記1乃至10のいずれかに記載のシステム。
(付記12) 前記第1の情報処理機器が、前記呼制御管理情報処理装置から前記登録情報を取得して前記第1の情報処理機器の表示装置に表示することを特徴とする、付記1乃至11のいずれかに記載のシステム。
(付記13) 前記第1の情報処理機器は、前記第2の情報処理機器の前記第4のIPアドレスを受信したときに、P2P通信用のアプリケーションを起動することを特徴とする、付記1乃至12のいずれかに記載のシステム。
(付記14) IPネットワークを介して第1のIP電話機と第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記IPネットワークを介して第1の情報処理機器と第2の情報処理機器の間にセッションを確立させる呼制御管理情報処理装置であって、
前記第1のIP電話機は非接触情報記憶装置および/または非接触読取り書込み装置を有し、前記第1の情報処理機器は、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有するものであり、
前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の機器識別情報および第4のIPアドレスとを、登録情報として格納する記憶手段と、
前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からのセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1と第2の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されているセッション処理手段と、
を具えることを特徴とする、呼制御管理情報処理装置。
(付記15) IPネットワークに接続された呼制御管理情報処理装置用のプログラムであって、
第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられる第1の情報処理機器の第1の機器識別情報および第2のIPアドレスと、第2のIP電話機の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられる前記第2の情報処理機器の第2の機器識別情報および第4のIPアドレスとを、登録情報として記憶手段に格納するステップと、
前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からのセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1と第2の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立させるステップと、
を実行させるよう動作可能なプログラム。
(付記16) IPネットワークに接続された呼制御管理情報処理装置において、前記IPネットワークを介して第1のIP電話機と第2のIP電話機の間にセッションを確立させ、前記IPネットワークを介して第1の情報処理機器と第2の情報処理機器の間にセッションを確立させる方法であって、
前記第1のIP電話機は非接触情報記憶装置および/または非接触読取り書込み装置を有し、前記第1の情報処理機器は、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有するものであり、
前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の第2の機器識別情報および第4のIPアドレスとを、登録情報として格納し、
前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からのセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1と第2の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立させること、
を特徴とする方法。
図1は、本発明の実施形態による、IPネットワーク上で呼の制御および管理を行う呼制御管理サーバと、或るエリア1および2のアクセス・ポイントを介してIPネットワークに接続できるIP携帯電話機と、エリア1に位置しIPネットワークに接続される情報処理機器と、エリア2に位置しハブを介してIPネットワークに接続される情報処理機器と、別のエリア3に位置しIPネットワークに接続されたIP電話機および情報処理機器と、からなるシステムを示している。 図2は、図1の実施形態の変形であり、本発明の別の実施形態による別のシステムを示している。 図3は、図1および2の実施形態を組み合わせた別の変形であり、本発明のさらに別の実施形態による別のシステムを示している。 図4は、図1〜3のIP携帯電話機およびIP電話機の各々の概略的な構成を示している。 図5は、情報処理機器の各々の概略的な構成を示している。 図6は、呼制御管理サーバの概略的な構成を示している。 図7は、IP携帯電話機およびIP電話機の各々のプロセッサおよび情報処理機器の各々のプロセッサによって登録アプリケーションを用いて実行される、そのIPアドレスを登録するためのフローチャートを示している。 図8Aは、図1のIP携帯電話機および情報処理機器による呼制御管理サーバへの登録の通信手順を示している。図8Bは、図1の情報処理機器による呼制御管理サーバへの、登録された電話機および情報処理機器のセッションの状態の問い合わせの手順を示している。 図9は、図1の情報処理機器による呼制御管理サーバにおける情報処理機器のデータの更新の手順を示している。 図10は、呼制御管理サーバの記憶装置に格納されている登録テーブルの例を示している。 図11は、図8AによるIP携帯電話機、IP電話機および情報処理機器の呼制御サーバへの登録の後で、IP携帯電話機がIPネットワークを介してIP電話機を呼び出し次いでそれらに対応する情報処理機器を互いに接続させるための通信手順を示している。 図12は、図8AによるIP携帯電話機、IP電話機および情報処理機器の呼制御サーバへの登録の後で、情報処理機器がIPネットワークを介して情報処理機器のP2P通信アプリケーションを起動してP2P通信可能な状態に設定し次いでそれらに対応するIP携帯電話機を呼び出すための通信手順を示している。 図13は、図1の構成において、最初のエリア1または移動先のエリア2においてIP携帯電話機がIPネットワークを介してエリア3のIP電話機を呼び出して呼を確立し、その後、IP携帯電話機を所持するユーザが移動先のエリア2において情報処理機器とエリア3の情報処理機器を互いに接続させるための通信手順を示している。 図14は、本発明のさらに別の実施形態による、エリア2に設けられたアクセス・ポイントを介してIPネットワークに接続されるIP携帯電話機と、エリア2の会議用テーブル上に位置しハブを介してIPネットワークに接続される情報処理機器とを示している。 図15は、図1の構成において、図11〜13の手順によるIP携帯電話機とIP電話機の間の通信セッションの確立およびそれに関連づけられた情報処理機器の間の通信セッションの確立の後で、ユーザCの情報処理機器が他の情報処理機器との間でP2P多者間通信セッションを確立するための通信手順の例を示している。 図16は、図14のエリア2においてIP携帯電話機の付近に位置する複数のユーザCおよびDの情報処理機器が追加的に登録されたときの呼制御管理サーバの記憶装置に格納されている登録テーブルの例を示している。 図17A、17B、17Cおよび17Dは、図12の手順に従って、図14のエリア2のIP携帯電話機とエリア3のIP電話機の間で通話セッションを確立し、かつエリア2の複数の情報処理機器とエリア3の情報処理機器の間でデータ共有のためのP2P通信セッションを確立するための画面の例を示している。 図18A、18Bおよび18Cは、図14のエリア2のIP携帯電話機の付近に他の情報処理機器が位置するときに、図8Bの手順に従って、情報処理機器上で呼制御管理サーバの登録テーブル中の電話機および情報処理機器の状態を確認するための画面の例を示している。 図19A、19および19Cは、図12の手順と同様の手順に従って、図14のエリア2のIP携帯電話機とエリア3のIP電話機の間で通話セッションを確立し、かつエリア2の複数の情報処理機器とエリア3の情報処理機器の間でP2P通信セッションを確立するための他の画面の例を示している。 図20Aは、図2のIP携帯電話機および情報処理機器による呼制御管理サーバへの登録の通信手順を示している。図20Bは、図2の情報処理機器による呼制御管理サーバへの、登録された電話機および情報処理機器のセッションの状態の問い合わせの手順を示している。 図21Aは、図2のIP携帯電話機および情報処理機器による呼制御管理サーバへの登録の別の通信手順を示している。 図22は、図2のIP携帯電話機による呼制御管理サーバにおける情報処理機器のデータの更新の手順を示している。 図23は、図2の構成において、最初のエリア1または移動先のエリア2においてIP携帯電話機がIPネットワークを介してIP電話機を呼び出して呼を確立し、その後、IP携帯電話機を所持するユーザが移動先のエリア2において情報処理機器とエリア3の情報処理機器を互いに接続させるための通信手順を示している。 図24は、図2の構成において、図11、12および22によるIP携帯電話機とIP電話機の間の通信セッションの確立およびそれに関連づけられた情報処理機器の間の通信セッションの確立の後で、ユーザCの情報処理機器が他の情報処理機器との間でP2P多者間通信セッションを確立するための通信手順を示している。
符号の説明
5 IPネットワーク
10、70 IP電話機
120 RF IDタグ
30、32、34、80 情報処理機器
340、342、344 リーダ/ライタ装置
60 呼制御管理サーバ

Claims (10)

  1. IPネットワークに接続される、呼制御および管理を行う呼制御管理情報処理装置、非接触情報記憶装置および/または非接触読取り書込み装置を有する第1のIP電話機、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有する第1の情報処理機器、第2のIP電話機および第2の情報処理機器を含むシステムであって、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の第2の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の第2の機器識別情報および第4のIPアドレスとを、登録情報として格納し、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からのセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1と第2の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されていることを特徴とする、システム。
  2. 前記第1の関連性識別情報は前記第1のIP電話機の非接触情報記憶装置に格納されており、
    前記第1の関連性識別情報は、前記第1の情報処理機器の非接触読取り書込み装置によって読み取られ、前記第1の情報処理機器は、前記第1の関連性識別情報および前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の関連性識別情報は前記第1の情報処理機器の非接触情報記憶装置に格納されており、
    前記第1の関連性識別情報は、前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって読み取られ、前記第1のIP電話機は、前記第1の関連性識別情報および前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記メッセージが前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立する要求であった場合は、前記呼制御管理情報処理装置は、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、さらに前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記メッセージが前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立する要求であった場合は、前記呼制御管理情報処理装置は、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立し、さらに前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記メッセージが前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立する要求であった場合は、前記呼制御管理情報処理装置は、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、
    その後、前記第1のIP電話機と前記第1の情報処理機器とが接近して前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第1の情報処理機器または前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第1の情報処理機器または前記第1のIP電話機は、前記第1のIP電話機と前記第1の情報処理機器の接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報の受信に応答して、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記システムは、さらに、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有する第3の情報処理機器を含み、
    前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションが確立されている期間に、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器とが接近して前記第1のIP電話機の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第3の情報処理機器の非接触読取り書込み装置によって検出されまたは前記第3の情報処理機器の非接触情報記憶装置の第2の関連性識別情報が前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第3の情報処理機器または前記第1のIP電話機は、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器の接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報の受信に応答して、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器および前記第2の情報処理機器と前記第3の情報処理機器との間にセッションを確立することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記システムは、さらに、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有する第3の情報処理機器を含み、
    前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションが確立されている期間に、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器とが接近して前記第1のIP電話機の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第3の情報処理機器の非接触読取り書込み装置によって検出されまたは前記第3の情報処理機器の非接触情報記憶装置の第2の関連性識別情報が前記第1のIP電話機の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第3の情報処理機器または前記第1のIP電話機は、前記第1のIP電話機と前記第3の情報処理機器の接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報の受信に応答して、前記登録情報に基づいて、前記第1の情報処理機器および前記第2の情報処理機器と前記第3の情報処理機器の間にセッションを確立するのを許可するかどうかの問い合わせを前記第1の情報処理機器または前記IP電話機に送信し、前記問い合わせに対して前記第1の情報処理機器または前記IP電話機から許可を受信したことに応答して、前記第3の情報処理機器にセッションを確立させることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載のシステム。
  9. IPネットワークに接続される、呼制御および管理を行う呼制御管理情報処理装置、第1の非接触情報記憶装置を有する第1のIP電話機、第2のIP電話機、第1の非接触読取り書込み装置を有する第1の情報処理機器、第2の情報処理機器、および第2の非接触読取り書込み装置を有する第3の情報処理機器を含むシステムであって、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、前記第1の非接触情報記憶装置の第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の第1の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の第2の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の第1の機器識別情報および第4のIPアドレスと、前記第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第3の情報処理機器の第3の機器識別情報および第5のIPアドレスと、を登録情報として格納し、
    前記第1のIP電話機と前記第1の情報処理機器および前記第3の情報処理機器とが接近して前記第1の非接触情報記憶装置の前記第1の関連性識別情報が前記第1と第2の非接触読取り書込み装置によって検出された場合に、前記第1の情報処理機器および前記第3の情報処理機器は、前記第1のIP電話機への接近を表す接近情報を前記呼制御管理情報処理装置に送信し、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記接近情報を前記登録情報の一部として格納し、
    前記呼制御管理情報処理装置は、前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1、第2および第3の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して、前記第1の情報処理機器、前記第2の情報処理機器および前記第3の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されていることを特徴とする、システム。
  10. IPネットワークを介して第1のIP電話機と第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記IPネットワークを介して第1の情報処理機器と第2の情報処理機器の間にセッションを確立させる呼制御管理情報処理装置であって、
    前記第1のIP電話機は非接触情報記憶装置および/または非接触読取り書込み装置を有し、前記第1の情報処理機器は、非接触読取り書込み装置および/または非接触情報記憶装置を有するものであり、
    前記第1のIP電話機の第1の電話機識別情報および第1のIPアドレスと、第1の関連性識別情報によって前記第1のIP電話機に関連づけられた前記第1の情報処理機器の機器識別情報および第2のIPアドレスと、前記第2のIP電話機の電話機識別情報および第3のIPアドレスと、前記第2のIP電話機に関連づけられた前記第2の情報処理機器の機器識別情報および第4のIPアドレスとを、登録情報として格納する記憶手段と、
    前記第1のIP電話機または前記第1の情報処理機器からのセッション確立を要求するメッセージを受信したとき、前記登録情報に基づいて、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間のセッション確立を要求するメッセージを前記第1のIP電話機の前記第1のIPアドレスおよび前記第2のIP電話機の前記第3のIPアドレスを用いて送信して、前記第1のIP電話機と前記第2のIP電話機の間にセッションを確立し、前記登録情報に基づいて、前記第1と第2の情報処理機器のうちの一方の情報処理機器のIPアドレスをその他方の情報処理機器に通知して前記第1の情報処理機器と前記第2の情報処理機器の間にセッションを確立するよう構成されているセッション処理手段と、
    を具えることを特徴とする、呼制御管理情報処理装置。
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