JP2005314090A

JP2005314090A - 折機の平行折装置

Info

Publication number: JP2005314090A
Application number: JP2004136134A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Masaki; 聡正木; Takao Watanabe; 孝夫渡辺
Original assignee: Komori Corp
Current assignee: Komori Corp
Priority date: 2004-04-30
Filing date: 2004-04-30
Publication date: 2005-11-10
Also published as: CN1721309A; US20050245380A1; EP1593635A1; US7217233B2

Abstract

【課題】折機の運転速度に因らず、平行折りの際の折丁の第１，第２くわえ胴間の受け渡しが円滑に行える折機の平行折装置を提供する。
【解決手段】第１くわえ胴２６と下第２くわえ胴２８とを、互いに周面を対接させて配列した折機の平行折装置において、前記第１くわえ胴のナイフと協働して下第２くわえ胴のくわえ爪３８ｂ，３８ｄにより二回折りされた後下第２くわえ胴の下部周面を通って搬送される折丁をガイドプレート４０Ａで案内すると共に、前記ガイドプレートは、第１くわえ胴と下第２くわえ胴との対接点より回転方向下流側に位置して第１くわえ胴周面と下第２くわえ胴周面に沿って一連に配設された固定ガイド４１と、エアーシリンダ４２により折機の運転速度に応じて、第１くわえ胴周面に対し前記固定ガイドよりも接近した位置と固定ガイド以上離間した位置との間で移動可能に配設された可動ガイド４３とを備える。
【選択図】図２

Description

本発明は、平行折りの際の折丁の第１，第２くわえ胴間の受け渡しが円滑に行える折機の平行折装置に関する。

巻紙輪転印刷機には、印刷後に乾燥、冷却されたウェブを所定の長さ毎に断裁したり、これを幅方向や長さ方向に折ったりする折機が備えられている。

この折機には、種々の構造のものがあるが、例えば図４及び図５に示すような平行折装置を備えたものがある（特許文献１参照）。

これによれば、互いに対接して図の矢印方向に回転する断裁胴１，折胴２及び第１くわえ胴３の他に第２くわえ胴４を有し、ニップローラ５→横ミシン胴６→ニップローラ７と送られてきたウェブ８は断裁胴１の断裁刃（図示せず）で所定の寸法に断裁され、断裁された断裁ウェブの先端を折胴２の図示しない針にて搬送し、折胴２の一回折ナイフ（図示せず）と第１くわえ胴３のくわえ板１０及びくわえ顎１１との間で平行折りされて折丁９を形成し、平行一回折りの場合は、このまま第２くわえ胴４の爪１２及び爪台１３によりチョッパー１４側に搬送され、平行二回折りあるいはデルタ折りの場合は、第１くわえ胴３の二回折ナイフ（図示せず）と第２くわえ胴４のくわえ板１５及びくわえ顎１６との間でさらに平行折りされて平行二回折りとなりチョッパー１４側に搬送されるようになっている。

尚、図５中１７ａ〜１７ｃは、第１，第２くわえ胴３，４間の折丁９の受け渡しの際における折丁搬送保持用のブラシである。また、従来では、この折丁搬送保持用のブラシ１７ａ〜１７ｃの代わりに、図６に示すように、第１くわえ胴３周面〜第２くわえ胴周面４に沿って一連にガイドプレート１８を設ける場合もある。

特開２０００−９５４３１号公報

ところで、特許文献１のような折機に第１くわえ胴３周面〜第２くわえ胴周面４に沿って一連にガイドプレート１８を設ける場合、従来はフレーム間に架設されるステー１９に対して固定的（初期位置の調整は可能であるが）に設けられていた。

そのため、折機の低速運転時（運転開始の際の加速時や運転終了の際の減速時等）には、折丁９が平行二回折りあるいはデルタ折りされるべく、第１くわえ胴３のくわえ板１０及びくわえ顎１１（図４参照）にくわえられた折丁９の先端が、第１くわえ胴３と第２くわえ胴４との対接点を通過した後の所定時期(未だ折丁９の折り部が第１くわえ胴３の二回折ナイフと第２くわえ胴４のくわえ板１５及びくわえ顎１６との間でくわえ換えされる以前)に解放されると、折丁９の先端がガイドプレート１８と第１くわえ胴３周面との隙間に案内されずにガイドプレート１８と第２くわえ胴４周面との間に入り込んで折丁９が曲がった状態で折り畳まれたり、折り畳まれずに落下することによって紙詰まりする等の不具合が発生する虞があった。つまり、低速運転時には、折丁９の先端が、慣性が弱いためガイドプレート１８と第１くわえ胴３周面との隙間に案内されずにガイドプレート１８と第２くわえ胴４との間に入り込んでしまいガイドプレートと第１くわえ胴周面に案内されないのである。換言すれば、折機の高速運転時（通常の定速運転時等）には、折丁９の先端が慣性によりガイドプレート１８と第１くわえ胴３周面との隙間に積極的に案内されるので問題はないのである。一方、ガイドプレートを第１くわえ胴と第２くわえ胴との対接部方向に位置させると、低速運転時にはガイドプレートに案内されるようになるが、高速運転時にガイドプレートによって折丁が擦られる不具合がある。また、折丁搬送保持用のブラシ１７ａ〜１７ｃの場合であっても、ブラシ１７ａ〜１７ｃが摩耗することにより折丁を案内できなくなり、ガイドプレート１８と同様の問題がある。

そこで、本発明の目的は、折機の運転速度に因らず、平行折りの際の折丁の第１，第２くわえ胴間の受け渡しが円滑に行える折機の平行折装置を提供することにある。

前記目的を達成するための本発明に係る折機の平行折装置は、第１の胴と第２の胴とを、互いに周面を対接させて配列した折機の平行折装置において、
前記第１の胴のナイフと協働して前記第２の胴のくわえ保持手段により平行折りされた後前記第２の胴の下部周面を通って搬送される折丁を案内部材で案内すると共に、
前記案内部材は、前記第１の胴と前記第２の胴との対接点より回転方向下流側に位置して前記第１の胴周面と前記第２の胴周面に沿って配設された固定ガイドと、駆動手段により折機の運転速度に応じて、前記固定ガイドと前記第１の胴と前記第２の胴との間で形成される範囲において前記固定ガイドよりも接近した位置と固定ガイド以上離間した位置との間で移動可能に配設された可動ガイドとを備えることを特徴とする。

また、前記可動ガイドは、所定間隔離間した可動案内部を有し、前記固定ガイドは、所定間隔離間した固定案内部を有するとともに、前記可動案内部は、前記固定案内部の間隔から出没可能であることを特徴とする。

また、前記第１の胴の下側に前記第２の胴が対接していることを特徴とする。

前記構成の本発明によれば、平行折りの際の低速運転時（運転開始の際の加速時や運転終了の際の減速時等）には、可動ガイドを第１くわえ胴周面に対し前記固定ガイドよりも接近した位置に移動させることで、第１くわえ胴のくわえ保持手段にくわえられた折丁の先端が、第１くわえ胴と第２くわえ胴との対接点を通過した後の早い時期に可動ガイドと第１くわえ胴周面との隙間に案内され、従来のように折丁の先端がガイドプレートと第２くわえ胴周面との間に入り込んで折丁が曲がった状態で折り畳まれたり、紙詰まり等の不具合は発生しない。

一方、平行折りの際の高速運転時（通常の定速運転時等）には、可動ガイドを第１くわえ胴周面に対し固定ガイド以上離間した位置に移動させることで、従前通り折丁の先端が慣性により固定ガイドと第１くわえ胴周面との隙間に積極的に案内されるので問題はない。換言すれば、可動ガイドが出過ぎて（第１くわえ胴周面に対し接近した位置に居続けることにより）その第２くわえ胴側端部がエッジとなって折丁が擦られることが未然に回避されるのである。

このようにして、本発明によれば、平行折りの際の折丁の第１，第２くわえ胴間の受け渡しが円滑に行える。また、可動ガイドが駆動手段により移動させられるので、自動化が容易となる。

以下、本発明に係る折機の平行折装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。

図１は本発明の一実施例を示す輪転印刷機の折機の概略側面図、図２は同じく要部拡大側面図、図３は同じく要部拡大平面図である。

図１に示すように、印刷後、冷却乾燥されて折機の入紙部へ導かれたウェブＷは、各一対のニップローラ２０→横ミシン胴２１→ニップローラ２２と送られて、このウェブＷを所定の寸法に断裁、折紙する平行折装置２３に搬送される。この平行折装置２３は、図に矢印で示す方向に回転する断裁胴２４、折胴２５、第１くわえ胴２６及び上下第２くわえ胴２７，２８を備えている。

前記断裁胴２４と折胴２５との間に送り込まれたウェブＷは、断裁胴２４の図示しない断裁刃によって所定の寸法に断裁されると共に、折胴２５の図示しない針に保持されて折胴２５の下側周面に巻き付けられる。前記針に保持された断裁ウェブは、次に折胴２５の図示しないナイフとの協働によって第１くわえ胴２６のくわえ板２９ａ〜２９ｄ（くわえ保持手段で、周面を４等分する位置に配されたくわえ板軸３０ａ〜３０ｄの軸方向に多数設けられる）にくわえられて半折りされながら折丁となって上側周面に添接される。尚、第１くわえ胴２６の周面を４等分する位置に配されたナイフ軸６５ａ〜６５ｄの軸方向にはナイフ６４ａ〜６４ｄ（くわえ保持手段）が多数設けられる。

前記第１くわえ胴（第１の胴）２６の下流側には、前述した上第２くわえ胴２７と下第２くわえ胴（第２の胴）２８とが対接され、上第２くわえ胴２７の下流側には上下に対をなす上搬送ベルト群３１Ａとこの上搬送ベルト群３１Ａの前部寄りに位置して上チョッパ折装置３２Ａが設けられ、下第２くわえ胴２８の下流側には上下に対をなす下搬送ベルト群３１Ｂとこの下搬送ベルト群３１Ｂの後部寄りに位置して下チョッパ折装置３２Ｂが設けられている。上搬送ベルト群３１Ａの下流側には排紙用の羽根車３３とコンベア３４が設けられる。前記第１くわえ胴２６、上第２くわえ胴２７及び下第２くわえ胴２８はそれぞれ所定の回転数で回転するように歯車機構（図示せず）で連結されている。

前記上第２くわえ胴２７の周面を４等分する位置に配されたくわえ爪軸３５ａ〜３５ｄの軸方向には多数のくわえ爪装置（くわえ保持手段で以下、くわえ爪という）３６ａ〜３６ｄが、同じくくわえ板軸６７ａ〜６７ｄの軸方向には多数のくわえ板（くわえ保持手段）６６ａ〜６６ｄがそれぞれ設けられる。また、下第２くわえ胴２８の周面を２等分する位置に配されたくわえ爪軸３７ｂ，３７ｄの軸方向には多数のくわえ爪装置（くわえ保持手段で以下、くわえ爪という）３８ｂ，３８ｄが、同じくくわえ板軸６９ｂ，６９ｄの軸方向には多数のくわえ板（くわえ保持手段）６８ｂ，６８ｄがそれぞれ設けられる。前記上第２くわえ胴２７のくわえ爪３６ａ〜３６ｄは第１くわえ胴２６のくわえ板２９ａ〜２９ｄと順次対向し、下第２くわえ胴２８のくわえ爪３８ｂ，３８ｄは第１くわえ胴２６のくわえ板２９ｂ，２９ｄとだけそれぞれ対向するようになっている。

そして、前記第１くわえ胴２６には図示しないカム機構（切替手段）が設けられ、１枚ずつ搬送された折丁を折胴２５と第１くわえ胴２６との対接位置にてくわえ板２９ａ〜２９ｄを動作させて第１くわえ胴２６に保持させた後、該第１くわえ胴２６のくわえ板２９ａ〜２９ｄから上第２くわえ胴２７のくわえ爪３６ａ〜３６ｄにのみ渡す、所謂上合流排紙、又は第１くわえ胴２６のくわえ板２９ａ〜２９ｄから上第２くわえ胴２７のくわえ爪３６ａ，３６ｃと下第２くわえ胴２８のくわえ爪３８ｂ，３８ｄとに交互に渡す、所謂上下振り分け排紙を行なって搬送経路を切り替えるようになっている。

また、前記カム機構により、第１くわえ胴２６のくわえ板２９ａ〜２９ｄにおけるくわえ開きの回転位相（位置）を３段階に亙って切り替えることで、平行折りの折仕様が一回折りと二回折りとデルタ折りに変更可能になっている。この際、折胴２５においても前記折仕様に応じて図示しない針とナイフとの位置関係が二重シリンダ構造により調節可能になっている。また、上第２くわえ胴２７及び下第２くわえ胴２８においても前記折仕様に応じて上第２くわえ胴２７のくわえ爪３６ａ〜３６ｄ，くわえ板６６ａ〜６６ｄ及び下第２くわえ胴２８のくわえ爪３８ｂ，３８ｄ，くわえ板（くわえ保持手段）６８ｂ，６８ｄが図示しないカム機構により切替制御されるようになっている。つまり、二回折りとデルタ折りの時は、第１くわえ胴２６のナイフ６４ａ〜６４ｄと上第２くわえ胴２７のくわえ板６６ａ〜６６ｄ及び下第２くわえ胴２８のくわえ板６８ｂ，６８ｄとの間でくわえ替えされ、このくわえ替え時に第１くわえ胴２６のくわえ板２９ａ〜２９ｄがくわえ開き動作するのである。

また、前記第１くわえ胴２６の各胴間の周面には、折丁の搬送を案内する所定の曲線形状のガイドプレート４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃが添設される。そのうちの第１くわえ胴２６と下第２くわえ胴２８との間のガイドプレート（案内部材）４０Ａは、図２及び図３に示すように、第１くわえ胴２６と下第２くわえ胴２８との対接点より回転方向下流側に位置して第１くわえ胴周面と第２くわえ胴周面に沿って一連に配設された固定ガイド４１と、エアーシリンダ（駆動手段）４２により折機の運転速度に応じて、第１くわえ胴周面に対し前記固定ガイド４１よりも接近した位置（図２中実線位置参照）と固定ガイド以上離間した位置（図２中鎖線位置参照）との間で移動可能に配設された可動ガイド４３とからなる。

前記固定ガイド４１は、折機のフレーム４４間に架設されたステー４５上に固定ブロック４６及びブラケット４７を介して固定される。固定ブロック４６に対しブラケット４７は調整ネジ４８等を介して初期位置が微調整可能になっている。

前記可動ガイド４３は、短冊状のプレート部４３ａが取付部４３ｂを介してボルト５５により、紙幅方向に延びるステー４９上に所定間隔離間して複数取り付けられて構成され、一枚板からなる前記固定ガイド４１の第１くわえ胴側端部に前記プレート部４３ａに対応して複数形成されたスリット４１ａを通して第１くわえ胴周面に対し接近離反可能になっている。プレート部４３ａの第１くわえ胴２６と下第２くわえ胴２８との対接点側端部は第１くわえ胴周面から離間する方向へ大きく曲げられて平行折りされた折丁を下第２くわえ胴２８周面へ円滑に案内できるようになっている。

前記ステー４９の各端部は、フレーム４４に上下方向に揺動自在に支持されたベルクランク５０の一端部にそれぞれ固定され、このベルクランク５０の他端部に前記エアーシリンダ４２のピストンロッド先端がピン５１結合される。エアーシリンダ４２のヘッド部基端はブラケット５２にピン５３結合され、このブラケット５２はフレーム４４間に架設されたステー５４に固設される。図３中５６はベルクランク５０に付設した調整ボルト５７ａ，５７ｂが当接することで、可動ガイド４３を前述した２位置に規制するストッパである。

前記エアーシリンダ４２は、図示しない制御手段により駆動制御される。制御手段には折仕様及びその排紙方法の信号（操作盤等から）と折機の運転速度の信号（原動モータのロータリエンコーダ等から）が入力され、二回折り（及びデルタ折り）で上下振り分け排紙の際の低速運転時（運転開始の際の加速時や運転終了の際の減速時等の例えば２００ｒｐｍ以下）に、エアーシリンダ４２を収縮させて可動ガイド４３を第１くわえ胴周面に対し前記固定ガイド４１よりも接近した位置（図２中実線位置参照）に位置させる一方、高速運転時（通常の定速運転時等の例えば２００ｒｐｍ超）には、エアーシリンダ４２を伸長させて固定ガイド以上離間した位置（図２中鎖線位置参照）に位置させるようになっている。

このように構成されるため、二回折り（及びデルタ折り）で上下振り分け排紙の際の低速運転時には、可動ガイド４３を第１くわえ胴周面に対し前記固定ガイド４１よりも接近した位置に移動させることで、第１くわえ胴２６のくわえ板２９ｂ（２９ｄ）にくわえられた折丁の先端が、第１くわえ胴２６と下第２くわえ胴２８との対接点を通過した後の早い時期に可動ガイド４３と第１くわえ胴周面との隙間に案内されるので、従来のように折丁の先端が固定ガイド４１と下第２くわえ胴周面との間に入り込んで折丁が曲がった状態で折り畳まれたり、紙詰まり等の不具合は発生しない。

一方、同じ平行折りの際の高速運転時には、可動ガイド４３を第１くわえ胴周面に対し固定ガイド以上離間した位置に移動させることで、従前通り折丁の先端が慣性により固定ガイド４１と第１くわえ胴周面との隙間に積極的に案内されるので問題はない。換言すれば、可動ガイド４３が出過ぎて（第１くわえ胴周面に対し接近した位置に居続けることにより）その下第２くわえ胴側端部がエッジとなって折丁が擦られることが未然に回避されるのである。

このようにして、本発明によれば、二回折り（及びデルタ折り）で上下振り分け排紙の際の折丁の第１くわえ胴２６と下第２くわえ胴２８との間の受け渡しが円滑に行える。また、可動ガイド４３がエアーシリンダ４２を介して制御手段により自動で切り替えられるので、迅速かつ正確に切り替えられ、オペレータの負担が軽減される。また、駆動手段により移動させられるので、自動化が容易となる。

また、前記可動ガイド４３は、短冊状のプレート部４３ａが紙幅方向に延びるステー４９上に所定間隔離間して複数取り付けられ、一枚板からなる固定ガイド４１の第１くわえ胴側端部に前記プレート部４３ａに対応して複数形成されたスリット４１ａを通して第１くわえ胴周面に対し接近離反可能になっているので、固定ガイド４１を一枚板で形成することができ、製造が容易であるという利点が得られる。もちろん、固定ガイド４１も短冊状のプレート部に形成しても良い。

また、前記固定ガイド４１と可動ガイド４３とからなるガイドプレート４０Ａを、前述した低速運転時の不具合が特に起こり易い第１くわえ胴２６と下第２くわえ胴２８との間に設けたので、当該部位において前述した低速運転時の不具合を確実に解消することができるという利点が得られる。もちろん、第１くわえ胴２６と上第２くわえ胴２７との間におけるガイドプレートにも前記ガイドプレート４０Ａと同様の構造を採用しても良い。

尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種変更が可能である。例えば、くわえ板〜くわえ爪の折丁受渡しをくわえ爪〜くわえ爪の折丁受渡しに変更しても良い。また、第１の胴として第１くわえ胴、第２の胴として第２くわえ胴（上第２くわえ胴，下第２くわえ胴）の例を開示としたが、第１の胴として折胴、第２胴として第１くわえ胴としても良い。

本発明の一実施例を示す輪転印刷機の折機の概略側面図である。同じく要部拡大側面図である。同じく要部拡大平面図である。従来の折機の同配列の側面図である。同じく要部拡大側面図である。同じく異なった例の要部拡大側面図である。

符号の説明

２０ニップローラ、２１横ミシン胴、２２ニップローラ、２３平行折装置、２４断裁胴、２５折胴、２６第１くわえ胴、２７上第２くわえ胴、２８下第２くわえ胴、２９ａ〜２９ｄくわえ板、３０ａ〜３０ｄくわえ板軸、３１Ａ上搬送ベルト群、３１Ｂ下搬送ベルト群、３２Ａ上チョッパ折装置、３２Ｂ下チョッパ折装置、３３羽根車、３４コンベア、３５ａ〜３５ｄくわえ爪軸、３６ａ〜３６ｄくわえ爪装置、３７ｂ，３７ｄくわえ爪軸、３８ｂ，３８ｄくわえ爪、４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃガイドプレート、４１固定ガイド、４２エアーシリンダ、４３可動ガイド、４３ａプレート部、４３ｂ取付部、４４フレーム、４５ステー、４６固定ブロック、４７ブラケット、４８調整ネジ、４９ステー、５０ベルクランク、５１ピン、５２ブラケット、５３ピン、５４ステー、５５ボルト、５６ストップ、５７ａ，５７ｂ調整ボルト。

Claims

第１の胴と第２の胴とを、互いに周面を対接させて配列した折機の平行折装置において、
前記第１の胴のナイフと協働して前記第２の胴のくわえ保持手段により平行折りされた後前記第２の胴の下部周面を通って搬送される折丁を案内部材で案内すると共に、
前記案内部材は、前記第１の胴と前記第２の胴との対接点より回転方向下流側に位置して前記第１の胴周面と前記第２の胴周面に沿って配設された固定ガイドと、駆動手段により折機の運転速度に応じて、前記固定ガイドと前記第１の胴と前記第２の胴との間で形成される範囲において前記固定ガイドよりも接近した位置と固定ガイド以上離間した位置との間で移動可能に配設された可動ガイドとを備えることを特徴とする折機の平行折装置。
前記可動ガイドは、所定間隔離間した可動案内部を有し、前記固定ガイドは、所定間隔離間した固定案内部を有するとともに、前記可動案内部は、前記固定案内部の間隔から出没可能であることを特徴とする請求項１記載の折機の平行折装置。
前記第１の胴の下側に前記第２の胴が対接していることを特徴とする請求項１記載の折機の平行折装置。