JP2007314326A - チョッパ折り方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷機のチョッパ折り装置において、用紙の搬送速度が増大した場合にも、チョッパテーブル上での用紙のばたつきやあばれを抑えて、きずや破れの発生を防止する。
【解決手段】搬送されてくる用紙1をストッパ2によりチョッパテーブル7上で止め、該チョッパテーブル面に用紙1の搬送方向aに沿って穿設され該搬送方向と直角方向に移動可能な折込みスリット7aにチョッパブレード3で用紙1を折込み、該チョッパテーブルの下方に配置された折込みローラによって用紙1を搬送方向と平行に折り目を付けるチョッパ折り方法において、折込みスリット7aの用紙搬送方向aと直角方向の移動幅領域bでストッパ2に隙間をもたせ、該隙間のうち折込みスリット7aの位置に対応しない隙間領域を、チョッパブレード3に接触しない退避位置に退避可能なストッパ部材21〜23で遮蔽するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷機械に併設される折機のチョッパ折り方法及び装置に関し、チョッパテーブル上に搬送されてきた用紙をチョッパテーブル上に穿設された折込みスリットにチョッパブレードで折り込む際に、用紙のばたつきを抑えてキズや破れを防止するようにしたものである。
従来印刷機において、印刷機から次々に送られてくる印刷済みの用紙に折り目を付けるための装置として、チョッパ折り装置が用いられている。
例えば特許文献1(特許第3632006号公報)の図2には、このチョッパ折り装置が開示されている。このチョッパ折り装置を図4及び図5に基づいて説明する。図4及び5において、印刷された用紙01は、搬送ベルト05などの搬送手段により矢印aの方向からチョッパ折り装置に送られてくる。
チョッパ折り装置は、搬送されてきた用紙01を受けて停止させるストッパ02と、ストッパ02で停止される用紙01を折り込むチョッパブレード03とを備えている。用紙01は、複数(ここでは4本)の小幅な搬送ベルト対05によって上下に挟まれた状態でチョッパテーブル07上に搬送されるようになっており、チョッパブレード03はチョッパテーブル07の上方に配設され、チョッパテーブル07のストッパ02近傍部分に用紙搬送方向と平行に穿設されたスリット07aに上方から進入して用紙01をスリット07aに押し込んで折り込むようになっている。またストッパ02には搬送ベルト05が走行路を形成するための隙間02aが設けられている。
チョッパブレード03は、チョッパアーム03aの先端に装備され、揺動軸04aを有するチョッパ駆動機構04により、チョッパアーム03aが揺動駆動されて、用紙01がストッパ02に位置に達する直前に、チョッパアーム03aに固設されたチョッパブレード03の先端がスリット07a内に進入するようになっている。その様子を図5に示す。
チョッパ駆動機構04には、チョッパアーム03aの揺動タイミング、即ちチョッパブレード03先端のスリット07a内への進入タイミング(折りタイミング又はチョッパタイミング)を調節するタイミング調整モータ(タイミング調整手段)08が付設されている。
下方に押し込められた用紙01は、折込みローラ06の2本のロール間に送り込まれ、折込みローラ06によって搬送されてきた方向と平行に折り目を付けられて、折込みローラ06の下方に配置された羽根車09を経て、次の工程の排紙コンベア(図示略)に排出される。
また特許文献2(特許第3404079号公報)に開示されたチョッパ折り装置は、チョッパテーブル、チョッパブレード及び折込みローラ等で構成されるチョッパユニットを用紙搬送方向と直角な方向(横方向)へ横移動させる横移動機構(サイドレイ)と、またストッパを同時に該横方向に移動させる横移動機構とを具備し、用紙の搬送方向と直角方向の横ずれに対応して、チョッパユニット及びストッパを横方向に移動させるとともに、用紙の横方向移動量に合わせてチョッパユニット及びストッパの横方向移動量を決定するようにした制御手段が開示されている。
特許第3632006号公報(段落[0027]から[0029]及び図2) 特許第3404079号公報
印刷されてチョッパ折り装置に搬送されてくる用紙が、製本のページの真ん中がずれている場合や、後工程の用紙積み重ね工程で折った用紙を開く必要がある場合、開きやすいように用紙を真ん中からずらして折る必要がある。その場合特許文献2に開示されているように、チョッパユニットを横方向へ移動させることにより、折込みスリットの位置を横方向に移動させるサイドレイ(横移動機構)を設け、この装置で折込みスリットを横方向に適宜移動させて用紙を折るようにしている。
図6の(a)及び(b)は、前記横移動機構を設けた従来のチョッパ折り装置の平面図及び立面図である。なお図6では、搬送ベルト対05を省略している。図6に示すように、チョッパブレード03で用紙01をスリット07aに押し込む場合、必ずチョッパブレード03の長さを用紙01の長さより長くし、用紙01の両端よりチョッパブレード03の両端を外側に配置する必要がある。なお図中、ストッパ02はチョッパテーブル07上に立設された支持板010に取り付けられている。
しかしながら、チョッパユニットの横移動領域bにストッパ02があると、チョッパブレード03の端部がストッパ02に衝突するため、チョッパブレード03の端分割ストッパを用紙01の端部より外側に配置することができない。
そのため本発明者等は、図6(a)に示すように、チョッパユニットの横移動領域b内においては、ストッパを取り除き隙間を設けることにより、この問題に対処していた。該隙間は、例えば±15mm(合計30mm)ほどの隙間を空けていた。
しかしながら近年折り機直角折での用紙搬送速度が、例えば800rpmから1000rpmと高速化してきており、搬送される用紙の搬送速度が高速化されるにつれ、用紙のばたつき、あばれが激しくなることが判明した。
また本発明者等の検証によれば、用紙の搬送速度が高速化された場合、チョッパユニットの横移動領域b内でストッパを取り除き隙間を設けると、用紙の周囲に気流の乱れが発生し、用紙のチョッパテーブル上でのばたつき、あばれが一層激しくなり、きずや破れが発生するおそれがあることがわかった。
また特許文献1に開示された図4に示すチョッパ折り装置の場合、搬送ベルト対05を通すための隙間02aが設けられているが、このような隙間02aもチョッパテーブル07上の用紙のばたつきやあばれを助長するおそれがある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、チョッパ折り装置において、用紙の搬送速度が増大した場合にも、チョッパテーブル上での用紙のばたつきやあばれを抑えて、きずや破れの発生を防止することができるチョッパ折り方法及び装置を実現することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明のチョッパ折り方法は、
搬送されてくる用紙をストッパによりチョッパテーブル上で止め、該チョッパテーブル面に用紙の搬送方向に沿って穿設され該搬送方向と直角方向に移動可能な折込みスリットにチョッパブレードで用紙を折込み、
該チョッパテーブルの下方に配置された折込みローラによって用紙を搬送されてきた方向と平行に折り目を付けるチョッパ折り方法において、
折込みスリットの用紙搬送方向と直角方向の移動幅領域で前記ストッパに隙間をもたせ、
前記隙間のうち折込みスリットに対応しない隙間領域に遮蔽部材を配置して遮蔽するようにしたことを特徴とする。
本発明方法では、折込みスリットが用紙搬送方向と直角方向に移動する移動幅領域では、チョッパブレードも同じ移動幅で移動するため、ストッパがチョッパブレードの端部に当らないように、従来の固定式ストッパを廃して隙間を設けるようにする。しかし該隙間のうち折込みスリットの位置に対応しない隙間領域に遮蔽部材を配置して遮蔽するようにする。
このように該移動幅領域では、折込みスリットの位置以外の領域では、遮蔽部材で遮蔽することによって、チョッパテーブル上での用紙のばたつきやあばれを極力なくすようにしたものである。
好ましくは、前記移動幅領域以外で少なくとも用紙の幅に相当する領域全域に亘り隙間まくストッパを配置すれば、チョッパテーブル上での用紙のばたつきやあばれをさらに減少させることができる。
折込みスリットに対応しない隙間領域を遮蔽部材で遮蔽する手段として、例えば遮蔽部材を該遮蔽部材の上端に位置する回動軸を中心に回動可能に構成するとともに、該遮蔽部材にエアシリンダのピストンを連結して、該遮蔽部材をストッパ位置と前記チョッパブレードに対する退避位置との間を移動可能とし、ストッパ位置においてエアシリンダで該遮蔽部材をチョッパテーブル面に押付けるようにして該遮蔽部材下端面と該チョッパテーブル面との隙間をなくすようにすれば、該ストッパ部材と該チョッパテーブル上面との隙間をなくして、該隙間への用紙の入り込みを防止でき、該隙間への用紙の入り込みに起因した用紙のきずや破れの発生を防止できる。
折込みスリットに対応しない隙間領域を遮蔽部材で遮蔽する別な手段として、隙間領域のチョッパテーブル面に遮蔽部材を収容可能な穴を穿設して該遮蔽部材を駆動装置によりストッパ位置とチョッパブレードに対する退避位置である前記穴との間を移動可能とし、該遮蔽部材をストッパ位置に配置するに際し該遮蔽部材の下端部を該チョッパテーブル上面より下方に配置して該チョッパテーブル上面と該遮蔽部材との隙間をなくすようにすれば、該チョッパテーブル上面と該ストッパ部材との隙間を完全になくすことができる。
また本発明のチョッパ折り装置は、
用紙搬送方向に沿った折込みスリットを具備し搬送されてくる用紙を該折込みスリット上に受け入れるチョッパテーブル、該折込みスリットに用紙を折り込むチョッパブレード、及び該チョッパテーブルの下方に設けられ該折込みスリットから下方へ押し込まれた用紙を用紙搬送方向と平行に折り目を付ける一対の折込みローラからなる折込みユニットと、
該用紙を該チョッパテーブル上で止めるストッパと、
該折込みユニットを用紙搬送方向と直角方向に移動可能とする横移動機構とからなるチョッパ折り装置において、
前記横移動機構による前記折込みスリットの移動幅領域だけ前記ストッパに隙間をもたせ、
前記隙間には前記折込みスリットの移動方向に沿って分割され前記チョッパテーブル上のストッパ位置と前記チョッパブレードに対する退避位置との間を移動可能に構成された複数の分割ストッパを配置したことを特徴とする。
本発明装置では、折込みユニットの横移動機構による折込みスリットの移動幅領域だけストッパに隙間をもたせ、該隙間には前記構成の複数の分割ストッパを配置したことによって、折込みスリットの移動幅領域において折込みスリットの設置位置以外の領域を分割ストッパで遮蔽することができるので、チョッパテーブル上での用紙のあばれやばたつきを抑えることができる。
なお好ましくは、前記移動幅領域以外で少なくとも用紙の幅に相当する領域全域に亘り隙間なくストッパを配置すれば、チョッパテーブル上での用紙のあばれやばたつきをさらに低減することができる。
本発明装置において、好ましくは、2枚重ねの小幅ベルト対を複数間隔を置いて並設し、用紙を該複数の小幅ベルト対で挟んで搬送し、前記チョッパテーブルで前記小幅ベルト対のうち上側ベルトの搬送路をストッパの上方に配置したガイドローラに沿わせて前記ストッパの上方を越えるように構成するとともに、下側ベルトの搬送路を該ストッパの壁部に該チョッパテーブル上面と同一高さに穿設したスリット孔を通すように構成すれば、折込みスリットの移動幅領域以外で少なくとも用紙の幅に相当する領域全域に亘り隙間なくストッパを配置することができるので、チョッパテーブル上での用紙のあばれやばたつきをさらに低減することができる。
また本発明装置において、分割ストッパを退避位置へ移動可能とする具体的構成として、例えば各分割ストッパを該分割ストッパの上端に位置する回動軸を中心に回動可能に構成することにより、該分割ストッパをストッパ位置とチョッパブレードに接触しない退避位置との間を移動可能とすることができる。
あるいは前記構成に加えて、さらに分割ストッパをエアシリンダのピストンに連結し、該エアシリンダにより該分割ストッパを回動させるように構成してもよい。
あるいはチョッパテーブル面に分割ストッパを収容可能な穴を設け、該分割ストッパを駆動手段によりストッパ位置とチョッパブレードに対する退避位置である該穴との間を移動可能に構成してもよい。
本発明方法及び本発明装置によれば、チョッパユニットを用紙の搬送方向と直角方向に移動可能なチョッパ折り装置であっても、折込みスリットの横移動領域において折込みスリットの設置位置に対応した隙間領域以外の領域を遮蔽部材又は分割ストッパで遮蔽可能であるので、チョッパテーブル上での用紙のあばれ、ばたつきを最小限に抑えることができる。
従って用紙の搬送速度が高速化されても、チョッパテーブル上で用紙のきずや破れの発生を防止することができる。好ましくは、折込みスリットの設置位置に対応した隙間領域以外で少なくとも用紙の幅に相当する領域全域に亘り隙間なくストッパを配置すれば、チョッパテーブル上での用紙のあばれやばらつきをさらに効果的に抑えることができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明をそれのみに限定する趣旨ではない。
図1の(a)は、本発明の第1実施例の平面図、(b)は同じく立面図、図2は、前記第1実施例において、折込みスリットを横移動させたときの平面図、図3は、本発明の第2実施例の立面図である。
本発明の第1実施例を示す図1において、用紙1は、4対複数の小幅搬送ベルト対5に上下から挟まれた状態でチョッパテーブル7上に搬送される。チョッパテーブル7上には用紙1の搬送方向aと直角に用紙を遮るようにストッパ2が固定されている。ストッパ2はチョッパテーブル7上に立設された支持板10に取り付けられている。搬送ベルト対5の上部ベルト5aは、チョッパテーブル7又は固定ストッパ2の上方に設けられたガイドロール11、12及び13によって搬送され、固定ストッパ2の上方に迂回した搬送路を形成する。
搬送ベルト対5の下部ベルト5bは、ストッパ2に取り付けられたガイド部材14の下部にチョッパテーブル上面と同じ高さに穿設されたスリット孔14a及び同様の高さでストッパ2に穿設されたスリット孔2aを通ってガイドロール13にガイドされる。ガイド部材14は、ガイドロール11及び上部ベルト5aを収容する凹部14bを有し、上部ベルト5aをガイドする機能を有するとともに、ガイド部材14の下面はチョッパテーブル上面との間に約3mmほどの隙間をもって用紙1が該隙間を通ってストッパ2にあたるようになっている。
チョッパブレード3は、チョッパテーブル7の上方に配設され、チョッパテーブル7のストッパ2近傍部分に用紙搬送方向と平行に穿設された折込みスリット7aに上方から進入して用紙1を折込みスリット7aに押し込んで折り込むようになっている。
なおチョッパブレード3がチョッパアーム3aの先端に装備され、図示しない揺動軸を有するチョッパ駆動機構により、チョッパアーム3aが揺動駆動されて、用紙1がストッパ2に位置に達する直前に、チョッパアーム3aに固設されたチョッパブレード3の先端がスリット7a内に進入するようになっている。その様子は図5に示すとおりである。
折込みスリット7aの下方には、図5に示すように、折込みスリット7aと同一方向に一対の折込みローラ06が設けられ、折込みスリット7aに押し込まれた用紙1を2本のロール間に挟んで用紙搬送方向と平行に折り目を付け、折込みローラ06の下方に配置された羽根車09を経て、次の工程の排紙コンベアに排出する。
本実施例では、チョッパテーブル7、チョッパブレード3及び折込みローラからなるチョッパユニットを用紙搬送方向と直角な方向(横方向)へ横移動させる横移動機構(図示略)が設けられ、必要に応じて用紙1の折り目を中心からずらすことができる。
例えば製本のページの真ん中がずれている場合や、後工程の用紙積み重ね工程で用紙を開く必要がある場合開きやすくするために、チョッパユニットを横方向に移動させて用紙1の折り目を中心からずらすようにする。
用紙1は、チョッパテーブル7上に固定されたストッパ2によって停止されるが、チョッパブレード3の両端が常に用紙1の両端より外側に位置する必要があるため、チョッパユニットの移動領域bに固定ストッパ2を設けると、チョッパブレード3が固定ストッパ2に当ってしまうため、固定ストッパ2を設けず、隙間を形成してある。しかし隙間を形成しておくと、前述のように、用紙搬送速度が高速化された場合、用紙のばたつき、あばれを生じさせ、用紙にきずや破れを発生させてしまう。
そこで本実施例では、その隙間に3個(個数は隙間bの寸法に応じて適宜に選定される。)の分割されたストッパ部材21、22及び23を配置する。分割ストッパ21、22及び23は、図1(b)に示すように、両側の固定ストッパ2に回動軸27を中心に回動可能に構成されており。かつそれぞれエアシリンダ24、25及び26のピストンと連結されている。かかる構成により、分割ストッパ21、22又は23は、エアシリンダ24、25又は26により駆動され、上方に回動して直立した状態でストッパ2の裏側に立設された支持板10の上面に接して停止する。
従って横移動機構によって折込みスリット7aが移動された位置に対応する分割ストッパを前述のように上方に回動させてチョッパブレード3と接触しない退避位置に置くことによって、チョッパブレード3との衝突を回避することができるとともに、折込みスリット7aの設置位置以外の移動幅領域bでは、分割ストッパを固定ストッパ2と同一の高さ及び同一の並びに設置しておくことができるため、用紙1のばたつき、あばれを最小限に抑えることができる。
図2は、図1と比べて横移動機構によって折込みスリット7aの位置を変えた場合を示す平面図である。なお図2は、搬送ベルト対5、ガイドロール11、12、13及びガイド部材14を省略している。この場合折込みスリット7aの設定位置に対応する分割ストッパ21をエアシリンダ24によって駆動してストッパ位置(チョッパブレード3との衝突位置)から回避できる退避位置に置くようにしている。このように分割ストッパ21のみ後方に移動し、他の分割ストッパ22及び23は固定ストッパ2と同一の並びに配置されているので、固定ストッパ2間の隙間を最小限にすることができ、従って隙間の存在により発生する用紙のばたつき、あばれを最小限に抑えることができる。
また本実施例では、用紙1を搬送する複数の搬送ベルト対5のうち、上部ベルト5aの搬送路をガイドロール11、12及び13によって固定ストッパ2の上方を迂回するように形成するとともに、下部ベルト5bを固定ストッパ2及び支持板10の下端部に設けたスリット孔14a及び2aを通してガイドロール13にガイドさせているので、固定ストッパ2に隙間を設ける必要がなく、用紙1が当る固定ストッパ2の全長に亘って隙間がないので、用紙のばたつき、あばれをさらに抑えることができる。
また本実施例においては、エアシリンダ24〜26の圧縮空気力により各分割ストッパ21〜23の下面をチョッパテーブル面に押付けることにより、チョッパテーブル面との隙間をなくすことができ、それによって用紙がその隙間に入り込んで、用紙にキズや破れを生じるのを防止することができる。
次に本発明の第2実施例を図3に基づいて説明する。図3は、前記第1実施例の図1(b)に対応する立面図であり、図において、チョッパテーブル面7に分割ストッパ30を収容するための穴32を設け、該穴32に分割ストッパ30にピストンが連結されたエアシリンダ31を埋設しておき、該エアシリンダ31を駆動することにより、分割ストッパ30をチョッパテーブル面7上に突出させたストッパ位置と穴32内に収容したチョッパブレード3からの退避位置30’との間で移動可能に構成している。
なお本実施例において、ガイドロール11、12及び13やガイド部材14の設置などその他の構成は、前記第1実施例と同一である。
このように第2実施例によれば、横移動機構による折込みスリット7aの移動量域の固定ストッパ2間の隙間を最小限にでき、かつガイドロール11、12及び13の設置により、固定ストッパ2の全長に亘り隙間を設ける必要がないため、用紙のチョッパテーブル上でのあばれ、ばたつきを最小限に抑えることができるほか、分割ストッパ30の下端部を若干穴32の内部に位置させることにより、チョッパテーブル上面と分割ストッパ30との隙間を完全になくすことができるので、該隙間へ用紙が入り込むことがなく、それによるきずや破れを生じることがない。
本発明によれば、印刷機におけるチョッパ折り装置のチョッパテーブル上での用紙のばたつきやあばれを最小限に抑えることができるので、用紙の搬送速度が高速化された場合でも、用紙のきずや破れを簡単な構成で効果的に防止することができる。
(a)は本発明の第1実施例の平面図、(b)は同じく立面図である。 前記第1実施例において、折込みスリットを横移動させたときの平面図である。 本発明の第2実施例の立面図である。 従来のチョッパ折り装置の斜視図である。 前記従来装置の側断面図である。 (a)はチョッパユニットの横移動機構を具備した従来のチョッパ折り装置の平面図、(b)は同じく立面図である。
符号の説明
01、1 用紙
02、2 固定ストッパ
2a、14a スリット孔
03、3 チョッパブレード
05、5 搬送ベルト対
5a 上部ベルト
5b 下部ベルト
06 折込みローラ
07、7 チョッパテーブル
07a、7a 折込みスリット
11、12、13 ガイドロール
21、22、23、30 分割ストッパ
24、25、26、31 エアシリンダ
27 回動軸
32 穴

Claims (10)

  1. 搬送されてくる用紙をストッパによりチョッパテーブル上で止め、該チョッパテーブル面に用紙の搬送方向に沿って穿設され該搬送方向と直角方向に移動可能な折込みスリットにチョッパブレードで用紙を折込み、
    該チョッパテーブルの下方に配置された折込みローラによって用紙を搬送されてきた方向と平行に折り目を付けるチョッパ折り方法において、
    前記折込みスリットの用紙搬送方向と直角方向の移動幅領域で前記ストッパに隙間をもたせ、
    前記隙間のうち前記折込みスリットの設置位置に対応しない隙間領域に遮蔽部材を配置して遮蔽するようにしたことを特徴とするチョッパ折り方法。
  2. 前記移動幅領域以外で少なくとも用紙の幅に相当する領域全域に亘り隙間なくストッパを配置したことを特徴とする請求項1記載のチョッパ折り方法。
  3. 前記遮蔽部材を該遮蔽部材の上端に位置する回動軸を中心に回動可能に構成するとともに、該遮蔽部材にエアシリンダのピストンを連結して、該遮蔽部材をストッパ位置と前記チョッパブレードに対する退避位置との間を移動可能とし、
    前記ストッパ位置において前記エアシリンダで該遮蔽部材を前記チョッパテーブル面に押付けるようにして該遮蔽部材下端面と該チョッパテーブル面との隙間をなくすようにしたことを特徴とする請求項1記載のチョッパ折り方法。
  4. 前記隙間領域の前記チョッパテーブル面に前記遮蔽部材を収容可能な穴を穿設して該遮蔽部材を駆動装置によりストッパ位置と前記チョッパブレードに対する退避位置である前記穴との間を移動可能とし、
    該遮蔽部材をストッパ位置に配置するに際し該遮蔽部材の下端部を該チョッパテーブル上面より下方に配置して該チョッパテーブル上面と該遮蔽部材との隙間をなくすようにしたことを特徴とする請求項1記載のチョッパ折り方法。
  5. 用紙搬送方向に沿って折込みスリットを具備し搬送されてくる用紙を該折込みスリット上に受け入れるチョッパテーブル、該折込みスリットに用紙を折り込むチョッパブレード、及び該チョッパテーブルの下方に設けられ該折込みスリットから下方へ押し込まれた用紙を用紙搬送方向と平行に折り目を付ける一対の折込みローラからなる折込みユニットと、
    該用紙を該チョッパテーブル上で止めるストッパと、
    該折込みユニットを用紙搬送方向と直角方向に移動可能とする横移動機構とからなるチョッパ折り装置において、
    前記横移動機構による前記折込みスリットの移動幅領域だけ前記ストッパに隙間をもたせ、
    前記隙間には前記折込みスリットの移動方向に沿って分割され前記チョッパテーブル上のストッパ位置と前記チョッパブレードに対する退避位置との間を移動可能に構成された複数の分割ストッパを配置したことを特徴とするチョッパ折り装置。
  6. 前記折込みスリットの移動幅領域以外で少なくとも用紙の幅に相当する領域全域に亘り隙間なくストッパを配置したことを特徴とする請求項5記載のチョッパ折り装置。
  7. 2枚重ねの小幅ベルト対を複数間隔を置いて並設し、用紙を該複数の小幅ベルト対で挟んで搬送し、前記チョッパテーブルで前記小幅ベルト対のうち上側ベルトの搬送路を前記ストッパの上方に配置したガイドローラに沿わせて前記ストッパの上方を越えるように構成するとともに、
    下側ベルトの搬送路を該ストッパの壁部に該チョッパテーブル上面と同一高さに穿設したスリット孔を通すように構成したことを特徴とする請求項5記載のチョッパ折り装置。
  8. 前記複数の分割ストッパを該分割ストッパの上端に位置する回動軸を中心に回動可能に構成することにより、該分割ストッパをストッパ位置と前記チョッパブレードに対する退避位置との間を移動可能としたことを特徴とする請求項5記載のチョッパ折り装置。
  9. 前記分割ストッパをエアシリンダのピストンに連結し、該エアシリンダにより該分割ストッパを回動させるように構成したことを特徴とする請求項8記載のチョッパ折り装置。
  10. 前記チョッパテーブル面に前記分割ストッパを収容可能な穴を設け、該分割ストッパを駆動手段によりストッパ位置と前記チョッパブレードに対する退避位置である前記穴との間を移動可能に構成したことを特徴とする請求項5記載のチョッパ折り装置。
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JP2013147517A (ja) * 2007-07-11 2013-08-01 Pfizer Inc ドライアイ障害を治療する医薬組成物および方法

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