JP5153446B2 - シート状物のガイド装置 - Google Patents

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本発明は、巻紙輪転印刷機の折機等におけるシート状物のガイド装置に関する。
巻紙輪転印刷機には、印刷後、乾燥冷却されたウェブを所定の長さ毎に断裁し、この断裁されたウェブをその幅方向または長さ方向に折ることにより、ウェブから折丁を形成する折機が設けられている。この折機には種々の構造のものが提供されている。
例えば、特許文献1には、断裁刃と第一の針を有する断裁待機胴と、第二の針と断裁受けと差込ナイフを有する折胴と、くわえ板を有するくわえ胴とを備え、互いに周面を対向させて回転させるようにした折機が開示されている。この折機においては、断裁待機胴および折胴の回転に応じて、第一の針の保持動作を解除させ、かつ全ての第二の針の保持動作を行うように制御することで、搬送されるウェブが断裁待機胴の断裁刃と折胴の断裁受けとが対向する位置に搬送されることにより断裁された第一の断裁ウェブを、第一の針によって保持させずに折胴の第二の針のみだけで保持して搬送したり(ノンコレクト折)、第一の針を保持動作と保持動作が解除されるようにし、保持動作を行う第一の針と対向する第二の針の保持動作を解除させ、かつ保持動作が解除される第一の針と対向する第二の針の保持動作を行うように制御することで、搬送されるウェブが断裁待機胴の断裁刃と折胴の断裁受けとが対向する位置に搬送されることにより断裁された第一の断裁ウェブを第一の針にて保持して断裁待機胴を1回転させた後、断裁待機胴の断裁刃と折胴の断裁受けとが対向する位置に再度搬送された第一の断裁ウェブと、断裁待機胴の断裁刃と折胴の断裁受けとが対向する位置に搬送されることにより断裁された第二の断裁ウェブとを2枚重ねにして折胴の第二の針にて保持して搬送している(コレクト折)。
特開平1−192668号公報(第1図、第3図など参照)
しかしながら、上記折機においては、断裁待機胴と折胴とが回転することにより断裁待機胴と折胴との対向位置に向けて空気が入り込み、これら胴間にて第一のウェブを円滑に受け渡すことができないおそれがあった。
ここで、コレクト折時において断裁待機胴と折胴との胴間にて第一のウェブを受け渡す場合について、図12を参照して説明する。
図12に示すように、コレクト折時において、第一の断裁ウェブW01と第二の断裁ウェブW02は、折胴11の第二の針(図示せず)によって2枚重ねで搬送されており、断裁待機胴10と折胴11の回転によって、エアA1,A2が断裁待機胴10と折胴11の対向位置へ入り込んでいる。これらのエアA1,A2は、第二の断裁ウェブW02に対して当該第二の断裁ウェブW02を折胴11の周面11a方向へ案内するように作用するものの、第一の断裁ウェブW01に対して当該第一の断裁ウェブW01を、折胴11の周面11a方向から離れる、断裁待機胴10の周面10a方向へ案内するように作用している。したがって、第一の断裁ウェブW01は、その先端側が前記第二の針によって折胴11方向へ移動する一方、後端側が断裁待機胴10方向へ移動する動きが生じ紙あばれの原因となっている。このような紙あばれにより、第一の断裁ウェブW01の後端側が断裁待機胴側ガイド35の先端に接触して紙切れを起こしてしまったり、角折れを起こしてしまったりする。なお、図12中において、符号36が断裁待機胴側ガイド35を支持するガイド用支持部材を示し、符号31がガイド用支持部材36を固定する第1の軸体を示し、符号44が折胴側ガイドを示し、符号43が折胴側ガイド44を支持する支持部材を示し、符号40が支持部材43を固定する第2の軸体を示し、符号32,41が搬送ベルトを示し、符号Wがウェブを示す。
また、折機内に紙通しを行う場合にも、断裁待機胴と折胴との間においては、紙通しされたウェブが断裁待機胴の断裁刃と折胴の断裁受けとの協働により断裁されることになる。しかしながら、ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側の断裁ウェブは、その先端が断裁待機胴の第一の針または折胴の第二の針に保持されるものの、ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側の最初のウェブ(紙)は、所定の長さに達していないことが多く、その先端が断裁待機胴の第一の針または折胴の第二の針に保持されないことがある。このように、最初の紙の先端が断裁待機胴の第一の針により保持されなかったときには、折機内に入り込んで後続する断裁ウェブとの間で紙詰まりを起こすことがないよう断裁待機胴と折胴との対向位置よりも下方に確実に排出しなければならなかった。
そこで、本発明では、前述した問題に鑑み提案されたもので、シート状物を2つの胴間にてシート切れや角折れを起こすことなく円滑に受け渡しできると共に、寸足らずのシート状物を2つの胴間から排出できるシート状物のガイド装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明に係るシート状物のガイド装置は、
回転自在に支持された第1の胴および第2の胴と、
前記第1の胴と前記第2の胴との間に搬送されるウェブを断裁する断裁手段と、
前記第1の胴に設けられ、前記断裁手段によって断裁された第1のシート状物を保持して搬送する第1の保持手段と、
前記第2の胴に設けられ、前記第1の保持手段によって搬送された前記第1のシート状物と前記断裁手段によって断裁されて形成された第2のシート状物とを保持して搬送する第2の保持手段と、
前記第1の胴と前記第2の胴との対向位置よりもウェブ搬送方向下流側に設けられ、前記第2の保持手段によって保持された前記第1のシート状物および前記第2のシート状物を案内する案内位置と、前記第1の胴と前記第2の胴との対向位置から離間した退避位置との間で移動可能にガイド手段と、
前記ガイド手段を前記案内位置と前記退避位置との間で移動させる移動手段を備え、
前記移動手段が、前記第1の胴および前記第2の胴の回転速度が所定回転速度以上のとき、または所定の回転速度を超えたときに前記ガイド手段を前記案内位置に位置付けるように制御し、前記第1及び第2の胴の回転速度が所定の回転速度未満のとき、または所定の回転速度以下のときに前記ガイド手段を前記退避位置に位置付けるように制御する制御手段を備えた
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第の発明に係るシート状物のガイド装置は、第1の発明に係るシート状物のガイド装置であって、
前記第1の保持手段と前記第2の保持手段は互いに対向するように設けられ、前記第1のシート状物を前記第1の保持手段が保持するとき前記第2の保持手段の保持動作は解除され、前記第2のシート状物を前記第2の保持手段が保持するとき前記第1の保持手段の保持動作が解除される
ことを特徴とする。
本発明に係るシート状物のガイド装置によれば、第1の胴と第2の胴との対向位置よりもウェブ搬送方向下流側に設けられ、第2の保持手段によって保持された第1のシート状物および第2のシート状物を案内する案内位置と、第1の胴と第2の胴との対向位置から離間した退避位置との間で移動可能にガイド手段を備えたことにより、このガイド手段を案内位置に配置することで、第1の胴と第2の胴でシート状物を受け渡すときに、これら胴間への空気の流入によるシート状物の撓みを確実に防ぐことができ、第1の保持手段により第1の胴に保持されたシート状物を第2の胴へシート切れや角折れを起こすことなく円滑に受け渡しすることができる。さらに、案内位置から退避位置へガイド手段を移動させることで、寸足らずにて第1の胴または第2の胴で保持できないシート状物をその自重によりこれら胴間からそのまま落下させることができ、紙通しを確実に行うことができる。
さらに、ガイド手段を案内位置と退避位置との間で移動させる移動手段を備え、移動手段が、第1の胴および第2の胴の回転速度が所定回転速度以上のとき、または所定の回転速度を超えたときにガイド手段を案内位置に位置付けるように制御し、第1及び第2の胴の回転速度が所定の回転速度未満のとき、または所定の回転速度以下のときにガイド手段を退避位置に位置付けるように制御する制御手段を備えたことにより、オペレータの作業負担を軽減できる。
その上、第1の保持手段と第2の保持手段は互いに対向するように設けられ、第1のシート状物を第1の保持手段が保持するとき第2の保持手段の保持動作は解除され、第2のシート状物を第2の保持手段が保持するとき第1の保持手段の保持動作が解除されることにより、コレクト折(重ね折)された折丁とノンコレクト折(非重ね折)された折丁を作成することができる。
本発明に係るシート状物のガイド装置の最良の形態について、実施例に具体的に説明する。
本発明に係るシート状物のガイド装置の第1の実施例について、図1乃至図11を参照して説明する。
図1は巻紙輪転印刷機の概略構成図であり、図2は折機の搬送経路の概略構成図である。図3Aおよび図3Bは断裁待機胴の説明図であり、図4Aおよび図4Bが折胴の説明図である。図5はシート状物のガイド装置を案内位置に位置付けた状態を示す図であり、図6はシート状物のガイド装置を退避位置に位置付けた状態を示す図であり、図7はシート状物のガイド装置の上面図である。図8Aおよび図8Bは断裁待機胴の針カムの説明図であり、図9Aおよび図9Bは折胴の針カムの説明図である。図10は制御装置のブロック図であり、図11は制御装置による制御フローを示す図である。
巻紙輪転印刷機において、図1に示すように、ウェブ(シート状物)Wは、給紙装置1およびインフィード装置2から連続的に送出され、印刷装置3の第1の印刷ユニット〜第4の印刷ユニット3a〜3dを通過して各種の印刷が施される。そして、印刷が施されたウェブWは、乾燥装置4において加熱乾燥された後冷却装置5にて冷却され、ウェブパス装置6においてテンション調整および方向変更され、フォーマ7により搬送方向に沿って縦折されてから、折機8内に送給される。
前記折機8内において、図2に示すように、断裁待機胴(第1の胴)10と折胴(第2の胴)11との間に送り込まれたウェブWは、例えば、コレクト折時には、断裁待機胴10の後述する断裁刃120a〜120cによって所定の寸法に断裁される。断裁されたウェブである断裁ウェブ(第1のシート状物)の先端が断裁待機胴10の後述する針121a〜121c(第1の保持手段)に一旦保持されて当該断裁待機胴10を周回する。続いて、断裁されたウェブの搬送方向上流側に位置するウェブW(第2のシート状物)の先端が折胴11の後述する針141a〜141d(第2の保持手段)に保持される一方、断裁待機胴10で周回した断裁ウェブW1が折胴11へ受け渡され、この断裁ウェブW1の先端も折胴11の前記針141a〜141dにて保持される。続いて、断裁されたウェブの搬送方向上流側に位置するウェブWが、断裁待機胴10の前記断裁刃120a〜120cによって所定の寸法に断裁される。折胴11にて第1のシート状物と第2のシート状物が重ねられ、2部重ねの断裁ウェブW2となって第1くわえ胴12で平行一回折される。この平行一回折された折丁が必要に応じて第2くわえ胴13で、その折丁搬送方向における任意の位置において幅方向に折られる。
また、ノンコレクト折時には、断裁待機胴10の前記断裁刃120a〜120cによって所定の寸法に断裁されると共に、折胴11の前記針141a〜141dに保持されて折胴11の下側半周面に巻き付けられる。続いて、断裁されたウェブの搬送方向上流側に位置するウェブWが、断裁待機胴10の前記断裁刃120a〜120cによって所定の寸法に断裁される。折胴11の前記針141a〜141dに保持された断裁ウェブ(シート状物)が第1くわえ胴12で平行一回折される。この平行一回折された折丁が必要に応じて第2くわえ胴13で、その折丁搬送方向における任意の位置において幅方向に折られる。
続いて、第2くわえ胴13からの折丁W3は、第2くわえ胴13の側方(図2中右側)に設けられた搬送装置14により搬送される。そして搬送される折丁W3に対してチョッパ折を行う場合には、当該搬送装置14内の上方に配置されたチョッパブレード15を下方に動作させることによりチョッパ折された折丁W3を形成し、当該チョッパ折された折丁W3を図示しない搬送装置及び羽根車を介して図示しない排紙コンベアによって搬送する。また搬送される折丁W3に対してチョッパ折を行わない場合には、チョッパブレード15の動作を停止させてチョッパブレード15上を通過させることにより羽根車16を介してチョッパ折されていない折丁W3を排紙コンベア17によって搬送する。
よって、上述した折機8においては、コレクト折時には、断裁待機胴10と折胴11でウェブWを断裁して一部の断裁ウェブW1毎に当該断裁待機胴10と当該折胴11で交互に保持し、前記断裁待機胴10に保持された断裁ウェブW1を前記折胴11へ受け渡して、前記折胴11で2部重ねの断裁ウェブW2を保持して搬送している。他方、ノンコレクト折時には、断裁待機胴10と折胴11でウェブWを断裁して全ての断裁ウェブを折胴11のみに保持して搬送している。
なお、上述した折胴11の回転軸には、当該折胴11の回転速度を検出するロータリエンコーダ(回転速度検出手段)55が接続されており、ロータリエンコーダ55で検出した折胴11の回転速度が後述する制御装置50に入力される。
上述した断裁待機胴10と折胴11は、図2、図5および図6に示すように、互いの周面10a,11aが対向して配置され、互いに逆方向へ回転可能に支持されている。
前記断裁待機胴10は、図3A,図3Bに示すように、その周面10aを円周方向に3等分する位置に、ウェブWを所定の寸法ごとに断裁する断裁刃120a〜120cと軸方向に並列に複数個の針121a〜121cが配設された3倍胴で形成される。各針121a〜121cは図示しない付勢部材(トーションバー)により断裁待機胴10の周面10aから突出する側に付勢されると共に、カムフォロア122a〜122cが転動する後述する針カム123によって没動するようになっている。
そして、前記各カムフォロア122a〜122cが転接する全周の針カム123が、機械フレーム124のギア側において、断裁待機胴10の軸10b上にベアリング125を介して回転自在に外嵌すると共に機械フレーム124に固設された軸受メタル126にベアリング127を介して回転自在に内嵌されたカムホルダー128に固設される。
断裁待機胴10の軸10bには伝達歯車129aが取付けられ、この伝達歯車129aは図示しないクラッチの入力歯車に噛み合っている。一方、カムホルダー128にはカム歯車132が一体的に取付けられ、このカム歯車132は前記クラッチの出力歯車に噛み合っている。したがって、コレクト折時、前記クラッチの作動(ON)によって前記入力歯車と前記出力歯車が結合された場合、断裁待機胴10の回転に伴ってカム歯車132が回転して針カム123が断裁待機胴10に対して1.5倍の速度で回転する。
機械フレーム124には、カム固定用のエアーシリンダ134が設けられ、このエアーシリンダ134にはカム固定用のレバー135が取付けられている。カム固定用のレバー135にはカムフォロア136が取付けられ、このカムフォロア136がカム歯車132の溝132aに嵌合することによってカム歯車132の回転位置が固定される。前記クラッチには図示しない近接スイッチが設けられ、カム歯車132には近接ドグ(図示せず)が取り付けられている。したがって、ノンコレクト折時、前記クラッチがOFFされた後カム歯車132が慣性回転することにより、前記近接スイッチが前記近接ドグを検知するとエアーシリンダ134が収縮してカム固定用のレバー135によりカムフォロア136がカム歯車132の溝132aに嵌合し、カム歯車132の回転位置が固定されて針カム123が固定される。
よって、前記カムホルダー128(針カム123)は、コレクト折(重ね折)時には溝132aからカムフォロア136の嵌合を解除し、かつ前記クラッチを接続することで断裁待機胴10に対して1.5倍の速度で回転駆動されると共に、ノンコレクト折(非重ね折)時には溝132aにカムフォロア136を嵌合させ、かつ前記クラッチを切断することで所定の回転位置で固定されるようになっている。
図8Aに示すように、ノンコレクト折時、前記針カム123が固定される回転位置は、断裁待機胴10の針121a〜121cが折胴11に対向する位置で針121a〜121cが断裁待機胴10の周面から引っ込む状態になる位置となっている(図中針引込用曲線(高部)A参照)。また、図8Bに示すように、コレクト折時には、前記針カム123が断裁待機胴10に対して1.5倍の速度で回転駆動されることにより、断裁待機胴10の針121a〜121cが折胴11に対向する位置で一つおきに断裁待機胴10の周面10aから突出するようになっている。
前記折胴11は、図4A,図4Bに示すように、その周面11aを円周方向に4等分する位置に、前記断裁待機胴10の断裁刃120a〜120cに対応する断裁受け140a〜140dおよび軸方向に並列する複数個の針141a〜141dが配設されると共にこれらの中間位置には軸方向で並列する複数個を一組とする差込みナイフ142a〜142dが設けられた4倍胴で形成される。前記各針141a〜141dは図示しない付勢部材(トーションバー)により折胴11の周面11aから突出する側に付勢されると共に、カムフォロア143a〜143dが転動する後述する針メインカム150及び針サブカム152によって没動するようになっている。また、前記各差込ナイフ142a〜142dは図示しない付勢部材(トーションバー)により折胴11の周面11aから突出する側に付勢されると共に、カムフォロア143a〜143dが転動する後述する差込みナイフカム145によって没動するようになっており、各差込みナイフ142a〜142dは図示しない前記付勢部材によってくわえ胴12に対向する位置で折胴11の周面11aから突出するようになっている。
そして、前記各カムフォロア144a〜144dが転接する全周の差込みナイフカム145が、機械フレーム124のギア側において、折胴11の軸11bをベアリング146を介して回転自在に支持する軸受メタル147に固設される。折胴11の軸11bには伝達歯車129bが取付けられる。一方、機械フレーム124の反ギア側において折胴11の軸11cを、ベアリング148を介して回転自在に支持する軸受メタル149に全周の針メインカム150が固設されると共に、軸受メタル149の外周に回転自在に嵌合したカムホルダー151には円弧状の針サブカム152が固設される。カムホルダー151にはカム切替用のエアーシリンダ153のロッド先端がピン結合され、エアーシリンダ153のヘッド基端が機械フレーム124にピン結合される。
前記各針141a〜141dのカムフォロア143a〜143dの中、点対称の位置にあるカムフォロア143a,143cは針メインカム150にのみ転接し、同じく点対称位置にあるカムフォロア143b,143dは針メインカム150と針サブカム152の両方に跨って転接し得るようになっている。
さらに、前記針サブカム152は、ノンコレクト折時には、図9Aに示すように、前記エアーシリンダ153の収縮により前記カムホルダー151を介して時計方向に回転し、そのカム形状が針メインカム150のカム形状と合致(重合)する位置に切り替えられる。これにより、針141b,141dは、前述した針141a,141cと同様に、断裁待機胴10に対向する位置でそれぞれ折胴11の周面11aから突出し、断裁ウェブを保持する。
一方、コレクト折時には、図9Bに示すように、前記針サブカム152は前記エアーシリンダ153の伸張により前記カムホルダー151を介して反時計回りに回転し、そのカム形状が針メインカム150のカム形状と合致(重合)しない位置に切り替えられる。これにより、針141b,141dは、前述した針141a,141cと異なり、断裁待機胴10に対向する位置で、カムフォロア143b,143dが針サブカム152の針引込用曲線(高部)Eに転接することにより、それぞれ折胴11の周面11aから引っ込められる。
図2、図5〜図7に示すように、断裁待機胴10と折胴11の間で、断裁待機胴10に保持され周回した断裁ウェブW1(第1のシート状物)の受け渡しを行う胴間受け渡し部の出口側、すなわち、断裁待機胴10と折胴11との対向位置よりもウェブ搬送方向下流側にはシート状物のガイド装置20が設けられ、該シート状物のガイド装置20により、断裁待機胴10と折胴11との間への空気の流入による、断裁待機胴10に保持され周回し、折機11に受け渡される断裁ウェブW1における後端近傍の撓みを防止して案内するように構成されている。
シート状物のガイド装置20は、左右一対の樹脂製のシート状物ガイド(ガイド手段)21,21を具備している。左右一対のシート状物ガイド21,21は断裁待機胴10および折胴11の軸方向にて長尺な支持部材23に固定されている。支持部材23の側部近傍に折丁ガイド用エアーシリンダ24,24がそれぞれ配置されており、エアーシリンダ24のピストンロッド部25の先端25aに支持部材23が固定されている。エアーシリンダ24のヘッド部26は、ブラケット27,28を介してステイ29の一方の端部側に固定されている。ステイ29の他端側がフレーム30a,30b間に設けられた第1の軸体31に固定されている。そして、この第1の軸体31は断裁待機胴10の近傍に配置されている。すなわち、エアーシリンダ24はステイ29に片持ち支持されており、ステイ29を介して第1の軸体31に固定されている。なお、エアーシリンダ24のピストンロッド部25は一つのピストンロッドと二つのガイドロッドを有している。
また第1の軸体31には支持部材34が固定されている。支持部材34にローラ33が回転可能に支持されており、このローラ33には搬送ベルト32が掛け回されている。すなわち、断裁待機胴10を回転駆動して搬送ベルト32を走行させることにより、断裁待機胴10に保持された断裁ウェブW1が当該断裁待機胴10の周面10aに接して搬送される。さらに、搬送ベルト32へ断裁ウェブW1を案内する断裁待機胴側ガイド35がガイド用支持部材36を介して第1の軸体31に固定されている。
他方、折胴11の近傍に位置してフレーム30a,30b間には、第2の軸体40が固定されている。この第2の軸体40には支持部材43が固定されている。支持部材43にローラ42が回転可能に支持されており、このローラ42には搬送ベルト41が掛け回されている。すなわち、折胴11を回転駆動して搬送ベルト41を走行させることにより、折胴11に保持される断裁ウェブW2が当該折胴11の周面11aに接して搬送される。さらに、搬送ベルト41へ断裁ウェブW2を案内する折胴側ガイド44がガイド用支持部材45を介して第2の軸体40に固定されている。
上述した左右一対のシート状物ガイド21,21は、断裁待機胴10の周面10aに沿って湾曲する第1の案内面21aと折胴11の周面11aに沿って湾曲する第2の案内面21bとを有しており、端部21cが断裁待機胴10と折胴11の間における断裁ウェブの受け渡し部の出口近傍に向かって延在している。第2の案内面21bには切欠部21d,21eが形成されており、切欠部21d,21eに位置して折胴11側のローラ42および折胴側ガイド44が配置されている。
よって、上述したエアーシリンダ24へエアーを給排することにより、図5に示すように、ピストンロッド部26を伸張した状態にて断裁待機胴10と折胴11との下方で断裁ウェブの撓みを防止して案内する案内位置にシート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21を配置することができる。他方、図6に示すように、ピストンロッド部26を収縮した状態にて前記案内位置から離間した退避位置にシート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21を配置することができる。すなわち、エアーシリンダ24がシート状物のガイド装置20の移動手段をなしている。
上述した折機8は制御装置50を具備しており、図10に示すように、その入力部には、紙通しボタン51、紙通し停止ボタン52、機械運転ボタン53、機械停止ボタン54、および上述したロータリエンコーダ55が接続され、その出力部には、上述した折丁ガイド用エアーシリンダ24、本機駆動用モータ56が接続されている。
ここで、上述した制御装置50による折機8の制御フローにつき図11を参照して説明する。
最初にステップS1にて紙通しボタン51の状態を判定する。これは紙通し作業を開始するときに紙通しボタン51が選択されている、つまり紙通しボタン51がON状態となっている場合にはステップS2に進み、紙通しボタン51が選択されていない、つまり紙通しボタン51がOFF状態となっている場合にはステップS1に戻り、紙通しボタン51が選択されるまでその状態を維持する。
続いて、ステップS2にて、折丁ガイド用エアーシリンダ24の状態、つまりシート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21が退避位置に位置しているか否かを判定する。このエアーシリンダ24のピストンロッド部25が収縮している場合、つまりシート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21が退避位置に位置付けられているためステップS3に進み、このピストンロッド部25が伸張している場合、つまりシート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21が案内位置に位置付けられているためステップS4に進む。ステップS4にて、折丁ガイド用エアーシリンダ24のピストンロッド部25を収縮することによってシート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21を退避位置に位置付け、ステップS3に進む。
続いて、ステップS3において、紙通しボタン51が選択(ステップS1)されることによって駆動が開始する本機駆動用モータ56は、印刷機の回転が紙通し時の速度まで加速後、紙通し時の速度で一定になるように駆動する。なお紙通し時の速度は設定された速度(所定の速度)よりも遅く設定されているため、シート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21が退避位置から案内位置に移動することはない。
従って紙通し時において、寸足らずにて断裁待機胴10の針121a〜121cまたは折胴11の針141a〜141dで保持できないウェブ搬送方向下流側の最初の断裁ウェブW1をその自重によりこれら胴間からそのまま落下させることができるので、折機8内に入り込んで後続する断裁ウェブW1との間で紙詰まりを起こすようなことがない。
ステップS5において、紙通し作業が終了するまで紙通し停止ボタン52が選択されたか否かの検出が行われ、紙通し作業が終了して紙通し停止ボタン52が選択されることにより、ステップS6において本機駆動用モータ56の駆動を停止させるように動作させ、ステップS7において本機駆動用モータ56の電圧値が零になることで印刷機の回転が停止する。
引き続き印刷作業を開始する場合、ステップS8において機械運転ボタン53が選択されるまで検出が続けられ、機械運転ボタン53が選択されることによって駆動が開始する本機駆動用モータ56は、印刷機の回転が印刷時の速度まで加速後、印刷時の速度で一定になるように駆動する(ステップS9)。ここで本機駆動用モータ56による加速時において(ステップS10)、印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)以上の場合、または印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)を超えた場合、シート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21を退避位置から案内位置に位置するように折丁ガイド用エアーシリンダ24を伸張動作させ(ステップS11)、印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)未満の場合、または印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)以下の場合、引き続き検出が行われる。
断裁待機胴10,折胴11間に流入する空気によって断裁待機胴10から折胴11へ受け渡される断裁ウェブW1へ作用する力が大きくなってもシート状物ガイド21によって断裁ウェブW1の紙あばれを防止することができ、紙切れや角折れが発生することがない。
ステップS12において、印刷作業が終了するまで機械停止ボタン54が選択されたか否かの検出が行われ、印刷作業が終了して機械停止ボタン54が選択されることにより、ステップS13において本機駆動用モータ56の駆動を停止させるように動作させる。
ここで、本機駆動用モータ56による減速時において(ステップS14)、印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)未満の場合、または印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)以下の場合、シート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21を案内位置から退避位置に位置するように折丁ガイド用エアーシリンダ24を収縮動作させ(ステップS15)、印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)以上の場合、または印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度(所定の速度)を超えている場合、引き続き検出が行われる。ステップS16において本機駆動用モータ56の電圧値が零になることで印刷機の回転が停止する。
よって、上述したように折丁ガイド用エアーシリンダ24を制御することで、シート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21の位置を上記案内位置と上記退避位置との間で移動させることができる。
したがって、本実施例によれば、断裁待機胴10と折胴11との対向位置よりもウェブ搬送方向下流側に設けられ、折胴11の針141a〜141dによって保持された第1のシート状物および第2のシート状物を案内する案内位置と、断裁待機胴10と折胴11との対向位置から離間した退避位置との間で移動可能にシート状物のガイド装置20を備えたことにより、このシート状物のガイド装置20を案内位置に配置することで、断裁待機胴10と折胴11でシート状物を受け渡すときに、これら胴10,11間への空気の流入によるシート状物の撓みを確実に防ぐことができ、針121a〜121cにより断裁待機胴10に保持されたシート状物を折胴11へ円滑に受け渡しすることができる。すなわち、シート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21を、断裁待機胴10から折胴11へ断裁ウェブW1を受け渡す出口におけるこれら胴10,11間に近接して配置することで、これら胴10,11の回転が高速になり、これら胴間に流入する空気量が多くなり、この空気により断裁待機胴10から折胴11へ受け渡される断裁ウェブW1へ作用する力が大きくなって断裁ウェブW1が撓む挙動をしたときには、当該断裁ウェブW1がシート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21によって案内される。よって、この断裁ウェブW1の撓みを確実に防ぐことができ、断裁待機胴10で保持された断裁ウェブW1を折胴11へシート切れや角折れを起こすことなく円滑に受け渡しすることができる。
さらに、案内位置から退避位置へシート状物のガイド装置20を移動させることで、寸足らずにて断裁待機胴10または折胴11で保持できないシート状物をその自重によりこれら胴間からそのまま落下させることができ、紙通しを確実に行うことができる。
さらに、シート状物のガイド装置20を案内位置と退避位置との間で移動させるエアーシリンダ24を備え、エアーシリンダ24が、断裁待機胴10および折胴11の回転速度が所定回転速度以上のとき、または所定の回転速度を超えたときにシート状物のガイド装置20を案内位置に位置付けるように制御し、断裁待機胴10及び折胴11の回転速度が所定の回転速度未満のとき、または所定の回転速度以下のときにシート状物のガイド装置20を退避位置に位置付けるように制御する制御装置50を備えたことにより、オペレータの作業負担を軽減できる。
その上、針121a〜121cと針141a〜141dは互いに対向するように設けられ、第1のシート状物を針121a〜121cが保持するとき針141a〜141dの保持動作は解除され、第2のシート状物を針141a〜141dが保持するとき針121a〜121cの保持動作が解除されることにより、コレクト折(重ね折)された折丁とノンコレクト折(非重ね折)された折丁を作成することができる。
さらに、シート状物のガイド装置20のシート状物ガイド21が樹脂製であることにより、断裁待機胴10から折胴11へ断裁ウェブW1を受け渡す時に、当該断裁ウェブW1の後端側にて撓んでシート状物ガイド21に接触してもこの接触による断裁ウェブW1の擦れなどの生成を抑制することができる。
なお、上記では、断裁待機胴10と折胴11との間で断裁ウェブW1の受け渡しを行う胴間受け渡し部の出口側に設けたシート状物のガイド装置20を用いて説明したが、上述したシート状物のガイド装置20を、断裁ウェブの受け渡しを行う胴間受け渡し部の出口側など、それぞれ断裁ウェブを胴の周面に接して保持する保持手段を有し、胴間で断裁ウェブの受け渡しを行う胴間受け渡し部の出口側に設けることも可能である。このような箇所に上述したシート状物のガイド装置20を配置した場合であっても、上述した本実施例に係るシート状物のガイド装置20と同様、断裁ウェブの受け渡しを確実に、且つ高精度に行うことができる。
また、エアーシリンダ24によりシート状物ガイド21の位置調整を行うシート状物のガイド装置20を用いて説明したが、このエアーシリンダ24の代わりにリニアガイドやモータ駆動にてシート状物ガイドの位置調整を行うようにしたシート状物のガイド装置とすることも可能である。このようなシート状物のガイド装置であっても、上述したシート状物のガイド装置20と同様、シート状物ガイドを上記案内位置と上記退避位置とで位置調整することができ、シート状物ガイドを案内位置に配置することで断裁待機胴から折胴へ断裁ウェブを円滑に受け渡すことができ、シート状物ガイドを退避位置に配置することで紙通しを確実に行うことができる。
上記では、コレクト折時およびノンコレクト折時にシート状物ガイド21を印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度を超えた場合、または設定された回転速度を超えた場合に案内位置に位置するようにしているが、ノンコレクト折時にシート状物ガイド21を印刷機の現在の回転速度が設定された回転速度を超えた場合、または設定された回転速度を超えた場合でも退避位置に位置するようにすることも可能である。
本発明は、巻紙輪転印刷機の折機等におけるシート状物のガイド装置に関し、詳しくは、断裁待機胴と折胴とが断裁ウェブを保持する保持手段をそれぞれ備え、該断裁待機胴と該折胴の対向位置よりもウェブ搬送方向下流側に設けて好適なものである。
巻紙輪転印刷機の概略構成図である。 折機の搬送経路の概略構成図である。 断裁待機胴の説明図である。 断裁待機胴の説明図である。 折胴の説明図である。 折胴の説明図である。 シート状物のガイド装置を案内位置に位置付けた状態を示す図である。 シート状物のガイド装置を退避位置に位置付けた状態を示す図である。 シート状物のガイド装置の上面図である。 断裁待機胴の針カムの説明図である。 断裁待機胴の針カムの説明図である。 折胴の針カムの説明図である。 折胴の針カムの説明図である。 制御装置のブロック図である。 制御装置による制御フローを示す図である。 紙あばれの説明図である。
符号の説明
1 給紙装置
2 インフィード装置
3 印刷装置
4 乾燥装置
5 冷却装置
6 ウェブパス装置
7 フォーマ
8 折機
10 断裁待機胴
11 折胴
12 第1くわえ胴
13 第2くわえ胴
14 搬送装置
15 チョッパブレード
16 羽根車
17 排紙コンベア
20 シート状物のガイド装置
21 シート状物ガイド
23 支持部材
24 折丁ガイド用エアーシリンダ
25 ピストンロッド部
26 ヘッド部
27,28 ブラケット
29 ステイ
30a,30b フレーム
31 第1の軸体
32,41 搬送ベルト
33,42 ローラ
34,43 支持部材
35,44 ガイド
36,45 ガイド用支持部材
40 第2の軸体
50 制御装置
51 紙通しボタン
52 紙通し停止ボタン
53 機械運転ボタン
54 機械停止ボタン
55 ロータリエンコーダ
56 本機駆動用モータ
W ウェブ
W1,W2 断裁ウェブ
W3 折丁

Claims (2)

  1. 回転自在に支持された第1の胴および第2の胴と、
    前記第1の胴と前記第2の胴との間に搬送されるウェブを断裁する断裁手段と、
    前記第1の胴に設けられ、前記断裁手段によって断裁された第1のシート状物を保持して搬送する第1の保持手段と、
    前記第2の胴に設けられ、前記第1の保持手段によって搬送された前記第1のシート状物と前記断裁手段によって断裁されて形成された第2のシート状物とを保持して搬送する第2の保持手段と、
    前記第1の胴と前記第2の胴との対向位置よりもウェブ搬送方向下流側に設けられ、前記第2の保持手段によって保持された前記第1のシート状物および前記第2のシート状物を案内する案内位置と、前記第1の胴と前記第2の胴との対向位置から離間した退避位置との間で移動可能にガイド手段と、
    前記ガイド手段を前記案内位置と前記退避位置との間で移動させる移動手段を備え、
    前記移動手段は、前記第1の胴および前記第2の胴の回転速度が所定回転速度以上のとき、または所定の回転速度を超えたときに前記ガイド手段を前記案内位置に位置付けるように制御し、前記第1及び第2の胴の回転速度が所定の回転速度未満のとき、または所定の回転速度以下のときに前記ガイド手段を前記退避位置に位置付けるように制御する制御手段を備えた
    ことを特徴とするシート状物のガイド装置。
  2. 前記第1の保持手段と前記第2の保持手段は互いに対向するように設けられ、前記第1のシート状物を前記第1の保持手段が保持するとき前記第2の保持手段の保持動作は解除され、前記第2のシート状物を前記第2の保持手段が保持するとき前記第1の保持手段の保持動作が解除される
    ことを特徴とする請求項1記載のシート状物のガイド装置。
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