JP2005309263A - 防水ケースおよび拡散部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 拡散部材の全てをケース本体に対して着脱することができる。
【解決手段】 撮像レンズ部およびストロボ部を有するデジタルカメラを収納する透明なケース本体11に、撮像レンズ部が出没自在に挿入する収納筒部16を形成し、この収納筒部16の先端部にストロボ部からの光を拡散する拡散部材18を着脱可能に装着するようにした。従って、拡散部材18の全てをケース本体11に対して着脱することができる。このため、ケース本体11の形状が単純になり、その製作が容易にできるほか、ストロボ撮影をしないときに拡散部材18をケース本体11から取り外すことにより、拡散部材18が邪魔にならず、しかも拡散部材18によってケース本体11の外観や操作性が損なわれることがなく、良好に使用することができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、デジタルカメラなどの撮像装置を収納する防水ケースおよび拡散部材に関する。
従来、デジタルカメラを収納する防水ケースは、カメラ本体を収納する透明なケース本体を備え、このケース本体にカメラ本体の撮像レンズ部が挿入する円筒状の収納筒部が前面側に突出して形成された構造になっている。
このような防水ケースでは、カメラ本体に設けられたストロボ部を発光させてストロボ撮影をするときに、ストロボ部で発光した光の一部がケース本体から突出した収納筒部の先端に照射されて遮られ、撮影画像の一部に影ができる所謂ケラレが発生する。
このようなケラレを防ぐために、特許文献1の防水ケースは、ストロボ部に対応するケース本体の所定個所に拡散板ガイド部を一体に形成し、この拡散板ガイド部の前面に透明な保護部材を取り付け、この保護部材と拡散板ガイド部との間に拡散板を挿脱可能に挿入し、この挿入された拡散板によってストロボ部で発光した光を拡散することにより、撮影画像の一部に影ができるケラレを防ぐように構成されている。
特開2003−244495号
しかしながら、このような従来の防水ケースでは、拡散板ガイド部をケース本体に一体に形成し、この拡散板ガイド部に透明な保護部材を取り付け、この保護部材と拡散板ガイド部との間に拡散板を挿脱可能に挿入する構成であるから、拡散板を拡散板ガイド部から取り外すことができても、拡散板ガイド部をケース本体から取り外すことができない。
このため、このような防水ケースでは、ケース本体に拡散板ガイド部を一体に形成しているので、ケース本体の形状が複雑になり、その製作が面倒であるばかりか、拡散板ガイド部や保護部材によってケース本体の外観や操作性が損なわれるという問題があり、しかもストロボ撮影をしないときに、拡散板ガイド部や保護部材が邪魔になるという問題もある。
この発明が解決しようとする課題は、拡散部材の全てをケース本体に対して着脱でき、これによりケース本体の形状が単純で、外観および操作性の良い防水ケースおよび拡散部材を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図8に示すように、撮像レンズ部(3)および投光部(ストロボ部5)を有する撮像装置(デジタルカメラ1)を収納する少なくとも一部が透明なケース本体(11)と、このケース本体に形成されて前記撮像レンズ部が挿入する収納筒部(16)と、この収納筒部の先端部に着脱可能に装着されて前記投光部からの光を拡散する拡散部材(18、31)とを備えたことを特徴とする防水ケース(10、30)である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図8に示すように、前記拡散部材(18、30)が、前記収納筒部(16)の先端外周に着脱可能に装着する装着部(20)と、この装着部に形成されて前記投光部(ストロボ部5)に対応する前記ケース本体の前面側に位置する枠状の取付枠部(21)と、この取付枠部の内側に取り付けられて前記投光部からの光を拡散する拡散板(22)とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の防水ケース(10、30)である。
請求項3に記載の発明は、図6〜図8に示すように、前記取付枠部(21)には、前記ケース本体(11)の前面に当接して前記取付枠部を位置規制する脚部(32)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の防水ケース(30)である。
請求項4に記載の発明は、図6〜図8に示すように、前記ケース本体(11)には、前記脚部(32)を位置規制する位置規制部(位置規制凹部33)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の防水ケース(30)である。
請求項5に記載の発明は、図1〜図8に示すように、撮像装置(デジタルカメラ1)を収納するケース(防水ケース10、30)に着脱可能な拡散部材において、
前記撮像装置の撮像レンズ部(3)が収納される収納筒部(16)の先端外周に着脱可能に装着する装着部(20)と、この装着部に形成されて前記撮像装置の投光部(ストロボ部5)に対応する前記ケースの前面側に位置する枠状の取付枠部(21)と、この取付枠部の内側に取り付けられて前記投光部からの光を拡散する拡散板(22)とを備えたことを特徴とする拡散部材(18、31)である。
請求項6に記載の発明は、図6〜図8に示すように、前記取付枠部(21)には、前記ケース(防水ケース30)の前面に当接して前記取付枠部を位置規制する脚部(32)が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の拡散部材(31)である。
請求項1に記載の発明によれば、撮像レンズ部および投光部を有する撮像装置を収納するケース本体に、撮像レンズ部が挿入する収納筒部を形成し、この収納筒部の先端部に投光部からの光を拡散する拡散部材を着脱可能に装着するようにしたので、拡散部材の全てをケース本体に対して着脱することができる。このため、ケース本体の形状が単純になり、その製作が容易にできるばかりか、ストロボ撮影をしないときに、拡散部材をケース本体から取り外すことにより、拡散部材が邪魔にならず、しかも拡散部材によってケース本体の外観や操作性が損なわれることがなく、良好に使用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、拡散部材が、収納筒部の先端外周に着脱可能に装着する装着部と、この装着部に形成されて投光部に対応するケース本体の前面側に位置する枠状の取付枠部と、この取付枠部の内側に取り付けられて投光部からの光を拡散する拡散板とからなることにより、装着部を収納筒部の先端外周にレンズキャップの要領で簡単に且つ容易に着脱することができ、これにより拡散部材をケース本体に対して着脱することができるので、着脱操作性が良く、使い勝手の良いものを得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、取付枠部にはケース本体の前面に当接して取付枠部を位置規制する脚部が形成されていることにより、装着部を収納筒部の先端外周に装着したときに、投光部に対応するケース本体の前面側に位置する取付枠部を脚部によってケース本体に対し位置規制することができるので、取付枠部をケース本体に対し確実に固定することができ、これにより取付枠部に取り付けられた拡散板がケース本体の前後方向に振れることがなく、安定した状態で拡散板を保持することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ケース本体に脚部を位置規制する位置規制部が設けられていることにより、取付枠部に設けられた脚部をケース本体の位置規制部によって確実に位置規制することができ、これにより取付枠部の脚部をケース本体の所定位置、つまり投光部に対応するケース本体の前面側に取付枠部を配置させる位置に安定させて固定することができるので、請求項3に記載の発明よりも、より一層、拡散板を所定位置に安定させて保持することができる。
請求項5に記載の発明によれば、拡散部材が、撮像装置の撮像レンズ部を収納する収納筒部の先端外周に着脱可能に装着する装着部と、この装着部に形成されて投光部に対応するケース本体の前面側に位置する枠状の取付枠部と、この取付枠部の内側に取り付けられて投光部からの光を拡散する拡散板とを備えているので、装着部を収納筒部の先端外周にレンズキャップの要領で簡単に且つ容易に着脱することができ、これにより拡散部材をケースに対して着脱することができるので、着脱操作性が良く、使い勝手の良いものを得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、取付枠部にはケース本体の前面に当接して取付枠部を位置規制する脚部が形成されていることにより、装着部を収納筒部の先端外周に装着したときに、投光部に対応するケースの前面側に位置する取付枠部を脚部によってケースに対し位置規制することができるので、取付枠部をケースに対し確実に固定することができ、これにより取付枠部に取り付けられた拡散板がケースの前後方向に振れることがなく、安定した状態で拡散板を保持することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図5を参照して、この発明をデジタルカメラの防水ケースに適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明に用いられるデジタルカメラの外観斜視図、図2はそのデジタルカメラを収納する防水ケースの一部分解した斜視図、図3は図2の防水ケースに拡散部材を装着した状態の斜視図、図4は図3の防水ケースを上方から見た平面図、図5は図2の拡散部材を内側から見て手前側に倒した状態を示した斜視図である。
この実施形態1に用いられるデジタルカメラ1は、図1に示すように、カメラ本体2を備えている。このカメラ本体2の前面には、撮像レンズ部3、ファインダ部4、およびストロボ部5が設けられており、カメラ本体2の上面にはシャッタ釦6が設けられている。撮像レンズ部3は、カメラ本体2の前面から鏡胴3aが3段階で出没自在に突出することにより、望遠機能や広角機能などのズーム機能を有するように構成されている。この場合、撮像レンズ部3は、撮影しないときにカメラ本体2内に没入して収納され、撮影するときにカメラ本体2の厚みに対し最大で1〜1.5倍程度、カメラ本体2の前面から突出するように構成されている。
一方、デジタルカメラ1を収納する防水ケース10は、図2に示すように、ケース本体11を備えている。このケース本体11は、透明な合成樹脂からなるフロントケース12と、透明な合成樹脂からなるリアケース13とからなり、これらフロントケース12とリアケース13との各一側部(図2では右側の側部)がヒンジ部14によって開閉可能に連結され、これによりヒンジ部14を中心にフロントケース12とリアケース13とが回動して開閉するように構成されている。
また、このケース本体11は、図2に示すように、ヒンジ部14と反対側に位置する各他側部(同図では左側の側部)にロック部材15が設けられ、このロック部材15によってフロントケース12とリアケース13とを閉じた状態で係脱可能にロックされるように構成されている。これにより、防水ケース10は、その内部にデジタルカメラ1を収納した状態で、通常のカメラ操作と同様に操作して被写体を撮影できるように構成されている。
この場合、フロントケース12の上面には、図2に示すように、防水構造の押釦17がデジタルカメラ1のシャッタ釦6に対応して設けられている。また、フロントケース12の前面には、デジタルカメラ1の撮像レンズ部3が出没自在に挿入する円筒状の収納筒部16が前方に突出した状態で一体に形成されている。この収納筒部16は、その先端部が透明な合成樹脂で塞がれた状態で、フロントケース12とリアケース13とを閉じたときの防水ケース10の厚みとほぼ同じ長さで、且つデジタルカメラ1の撮像レンズ部3の最大突出量よりも少し長く突出して形成されている。
ところで、この防水ケース10の収納筒部16の先端部には、図2および図3に示すように、拡散部材18が着脱可能に装着されるように構成されている。すなわち、この拡散部材18は、図2〜図5に示すように、収納筒部16の先端外周に着脱可能に装着するリング状の装着部20と、この装着部20に一体に形成されてカメラ本体2のストロボ部5に対応するフロントケース12の前面側に位置する枠状の取付枠部21と、この取付枠部21の内側に取り付けられてストロボ部5からの光を拡散する拡散板22とを備え、全体がほぼ平坦な形状をなすように構成されている。
リング状の装着部20は、合成樹脂からなり、図5に示すように、中央部に収納筒部16の内径とほぼ同じ大きさの円形状の開口部20aが設けられたほぼキャップ状に形成されている。すなわち、この装着部20は、収納筒部16の先端外周面に嵌合する嵌合筒部20bと、収納筒部16の先端面に当接するリング状の当接鍔部20cとからなり、これによりレンズキャップと同じ要領で、図3および図4に示すように、防水ケース10の収納筒部16の先端外周に着脱自在に装着するように構成されている。
また、取付枠部21は、装着部20と同じ合成樹脂からなり、図2〜図5に示すように、装着部20の外周部から側方に向けて突出して形成され、装着部20が防水ケース10の収納筒部16の先端外周に装着されたときに、図3に示すようにストロボ部5に対応するフロントケース12の前面側に位置した状態で、図4に示すようにフロントケース12の前面に対してほぼ平行に配置されるように構成されている。拡散板22は、ストロボ部5で発光した光を拡散して透過する硬質の合成樹脂からなり、図2〜図5に示すように、ほぼ平板状に形成され、取付枠部21の内側に装着された状態で取り付けられている。
この場合、装着部20および取付枠部21は、硬質の合成樹脂であっても良く、また軟質の合成樹脂であっても良い。特に、硬質の合成樹脂で形成した場合には、装着部20を防水ケース10の収納筒部16の先端外周に装着したときに、取付枠部21がフロントケース12の前面に対して前後方向に振れにくい構造になる。また、軟質の合成樹脂で形成した場合には、装着部20が収納筒部16の先端部に装着しやすくなると共に、取付枠部21に拡散板22が取り付けやすくなり、しかも拡散板22が取付枠部21に嵌め込まれることにより、取付枠部21の強度が確保される。
このような防水ケース10では、フロントケース12とリアケース13とをヒンジ部14を中心に回動させて開き、その内部にデジタルカメラ1を配置して、フロントケース12とリアケース13とを閉じ、この状態でロック部材15によってフロントケース12とリアケース13とをロックすることにより、防水性を確保してデジタルカメラ1をケース本体11内に収納することができる。この状態では、通常のカメラと同様に操作して撮影することができる。
また、この状態で、ストロボ撮影するときには、図3および図4に示すように、拡散部材18を防水ケース10の収納筒部16の先端部に装着する。このときには、拡散部材18のリング状の装着部20を防水ケース10の収納筒部16の先端外周に装着して、取付枠部21に取り付けられた拡散板22をフロントケース12の前面側に対応させると、拡散板22がフロントケース12の前面とほぼ平行に配置され、この状態で拡散部材18が防水ケー10に対して取り付けられる。
これにより、カメラ本体2のストロボ部5を発光させると、その光がフロントケース12を透過して拡散部材18の拡散板22に照射され、この照射された光が拡散板22で拡散されて被写体に照射される。このため、この防水ケース10では、収納筒部16がケース本体11の前面から長く突出して形成されていても、その収納筒部16の先端部に拡散部材18が取り付けられていることにより、ストロボ撮影時にストロボ部5で発光した光の一部が収納筒部16の先端に照射されて遮られ、撮影画像の一部に影ができる所謂ケラレを防ぐことができ、これにより良好にストロボ撮影をすることができる。
このように、この防水ケース10によれば、撮像レンズ部3およびストロボ部5を有するデジタルカメラ1を収納する透明なケース本体11に、撮像レンズ部3が出没自在に挿入する収納筒部16を形成し、この収納筒部16の先端部にストロボ部5からの光を拡散する拡散部材18を着脱可能に装着するようにしたので、拡散部材18の全てをケース本体11に対して着脱することができる。このため、ケース本体11の形状が単純になり、その製作が容易にできるばかりか、ストロボ撮影をしないときに拡散部材18をケース本体11から取り外すことにより、拡散部材18が邪魔にならず、しかも拡散部材18によってケース本体11の外観や操作性が損なわれることがなく、良好に使用することができる。
この場合、拡散部材18は、収納筒部16の先端外周に着脱可能に装着するリング状の装着部20と、この装着部20に一体に形成されてストロボ部5に対応するフロントケース12の前面側に位置する枠状の取付枠部21と、この取付枠部21の内側に取り付けられてストロボ部5からの光を拡散する拡散板22とを備えていることにより、リング状の装着部20を収納筒部16の先端外周にレンズキャップの要領で簡単に且つ容易に着脱することができ、これにより拡散部材18をケース本体11に対して着脱することができるので、着脱操作性が良く、使い勝手の良いものを得ることができる。
特に、拡散部材18は、その装着部20が防水ケース10の収納筒部16の先端部に装着されるので、防水ケース10の収納筒部16がフロントケース12の前面から大きく突出していても、その収納筒部16の先端部とほぼ同じ位置に対応するフロントケース12の前面側に、拡散板22を取付枠部21によって配置させることができ、これによりストロボ撮影時に撮影画像の一部に影ができる所謂ケラレを確実に防ぐことができる。また、この拡散部材18は、ストロボ撮影をしないときに防水ケース10の収納筒部16から取り外しても、全体がほぼ平坦な形状をなすので、持ち運びに便利で、携帯性が良い。
(実施形態2)
次に、図6〜図8を参照して、この発明をデジタルカメラの防水ケースに適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図5に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この防水ケース30は、拡散部材31の取付枠部21に脚部32を設けると共に、ケース本体1の前面に脚部32を位置規制する位置規制凹部33を設けた構造で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構造になっている。
この場合、防水ケース30は、実施形態1と同様、ケース本体11を備えている。このケース本体11は、図6に示すように、透明な合成樹脂からなるフロントケース12と透明な合成樹脂からなるリアケース13との各一側部が、ヒンジ部14によって開閉可能に連結されていると共に、このヒンジ部14と反対側の各他側部にロック部材15が設けられ、このロック部材15によってフロントケース12とリアケース13とを閉じた状態でロックされるように構成されている。
また、拡散部材31は、実施形態1と同様、防水ケース30の収納筒部16の先端外周に着脱可能に装着するリング状の装着部20と、この装着部20に一体に形成されてカメラ本体2のストロボ部5に対応するフロントケース12の前面側に位置する枠状の取付枠部21と、この取付枠部21の内側に取り付けられてストロボ部5からの光を拡散する拡散板22とを備えているほか、図6〜図8に示すように、フロントケース12の前面に当接して取付枠部21を位置規制する脚部32を取付枠部21に一体に形成した構造になっている。また、ケース本体11のフロントケース12の前面には、図6に示すように、脚部32の先端を位置規制する位置規制凹部33が設けられている。
このような防水ケース30によれば、実施形態1の防水ケース10と同様の作用効果があるほか、特に取付枠部21に脚部32が形成されているので、リング状の装着部20を防水ケース30の収納筒部16の先端外周に装着したときに、図7に示すように、取付枠部21に設けられた脚部32が防水ケース30のフロントケース12の前面に当接し、この脚部32によって拡散部材30の取付枠部21をフロントケース12に対し位置規制することができる。このため、取付枠部21をフロントケース12に対し確実に固定することができ、これにより取付枠部21に取り付けられた拡散板22がフロントケース12の前後方向に振れることがなく、安定した状態で拡散板22を保持することができる。
この場合、特にフロントケース12の前面には、図6に示すように、脚部32を位置規制する位置規制凹部33が設けられていることにより、取付枠部21に設けられた脚部32をフロントケース12の位置規制凹部33によって確実に位置規制することができる。これにより、取付枠部21の脚部32をフロントケース12の所定位置に確実に位置規制することができるので、フロントケース12の収納筒部16の先端外周に装着されたリング状の装着部20が収納筒部16の先端部を中心に勝手に回転するのを防ぐことができ、このため、より一層、拡散板22を所定位置に安定させて保持することができる。
なお、上記実施形態1、2では、防水ケース10のフロントケース12とリアケース13とを全て透明な合成樹脂で形成した場合について述べたが、必ずしも透明な合成樹脂で形成する必要はなく、ケース本体11の所定部分、つまりデジタルカメラ1のファインダ部4、ストロボ部5、および表示部(図示せず)に対応する部分のみを透明な窓部に形成した構造でも良い。
また、上記実施形態1、2では、撮像装置として、デジタルカメラ1を収納する防水ケース10、30に適用した場合について述べたが、これに限らず、例えばフィルムカメラやビデオカメラなど、ストロボ部を有する他のカメラを収納する場合にも適用することができる。
この発明の防水ケースに収納されるデジタルカメラを示した外観斜視図である。(実施形態1) 図1のデジタルカメラを収納する防水ケースの一部分解した斜視図である。 図2の防水ケースに拡散部材を装着した状態を示した斜視図である。 図3の防水ケースを上方から見た平面図である。 図2の拡散部材を内側から見て手前側に倒した状態を示した斜視図である。 この発明の防水ケースの一部分解した斜視図である。(実施形態2) 図6の防水ケースに拡散部材を装着した状態を示した平面図である。 図6の拡散部材を内側から見て手前側に倒した状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 カメラ本体
3 撮像レンズ部
5 ストロボ部
10、30 防水ケース
11 ケース本体
12 フロントケース
13 リアケース
16 収納筒部
18、31 拡散部材
20 装着部
21 取付枠部
22 拡散板
32 脚部
33 位置規制凹部

Claims (6)

  1. 撮像レンズ部および投光部を有する撮像装置を収納する少なくとも一部が透明なケース本体と、
    このケース本体に形成されて前記撮像レンズ部が挿入する収納筒部と、
    この収納筒部の先端部に着脱可能に装着されて前記投光部からの光を拡散する拡散部材と
    を備えたことを特徴とする防水ケース。
  2. 前記拡散部材は、前記収納筒部の先端外周に着脱可能に装着する装着部と、この装着部に形成されて前記投光部に対応する前記ケース本体の前面側に位置する枠状の取付枠部と、この取付枠部の内側に取り付けられて前記投光部からの光を拡散する拡散板とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の防水ケース。
  3. 前記取付枠部には、前記ケース本体の前面に当接して前記取付枠部を位置規制する脚部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の防水ケース。
  4. 前記ケース本体には、前記脚部を位置規制する位置規制部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の防水ケース。
  5. 撮像装置を収納するケースに着脱可能な拡散部材において、
    前記撮像装置の撮像レンズ部が収納される収納筒部の先端外周に着脱可能に装着する装着部と、
    この装着部に形成されて前記撮像装置の投光部に対応する前記ケースの前面側に位置する枠状の取付枠部と、
    この取付枠部の内側に取り付けられて前記投光部からの光を拡散する拡散板と
    を備えたことを特徴とする拡散部材。
  6. 前記取付枠部には、前記ケースの前面に当接して前記取付枠部を位置規制する脚部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の拡散部材。

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