JP2006208800A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、操作部材の位置決め部を外部に露出することなく形成することができる電子機器を提供する。
【解決手段】 電子スチルカメラ20は、カメラ後側筐体2と、インナー部材9と、操作部材14と、長穴9aと、突起14aとを備え、操作部材14は、インナー部材9に形成されている長穴9aに、操作部材14に形成されている突起14aを嵌合させることにより、カメラ後側筐体2に対して位置決めされる。
【選択図】 図4
【解決手段】 電子スチルカメラ20は、カメラ後側筐体2と、インナー部材9と、操作部材14と、長穴9aと、突起14aとを備え、操作部材14は、インナー部材9に形成されている長穴9aに、操作部材14に形成されている突起14aを嵌合させることにより、カメラ後側筐体2に対して位置決めされる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、電子機器に関し、特に、筐体の外部に突出した操作ボタンを有する電子機器に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置及び電子機器等の電子機器の多くは、外観を良好にするために、筐体に金属外装を使用している。電子機器の筐体は、一般的に、前側筐体及び後側筐体から構成されており、複数の操作ボタン及び液晶等が、主に筐体の上面及び背面に設けられている。この操作ボタンは、筐体の内部に設けられた操作部材に形成されており、筐体に形成された穴から電子機器の外部に突出している。
この操作部材は、筐体に対して偏心等が生じないように、筐体に設けられた穴又は半抜き部等の位置決め部により筐体に対して位置決めされて筐体自体に保持されているが、筐体に設けられた穴又は半抜き部を考慮して操作ボタンや筐体に印刷される指標等の位置及び大きさ等を決定する必要があるので、外観のデザインの自由度が低い。また、穴又は半抜き部が外部から見えるので、外観を損ねる。
そこで、筐体の内部に設けられる内部構成部材に突起部を設け、この突起部が該内部構成部材の筐体に対する位置決め部、及びダイヤル等の指標を兼ねる撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−258671公報(第9頁、図4)
しかしながら、上記特許文献1に記載された撮像装置では、位置決め部がダイヤル等の指標を兼ねるので、位置決め部が設けられる位置はダイヤルの周辺に限定され、位置決め部の配置の自由度が低い。また、位置決め部が筐体の外部に露出するので、外観のデザインの自由度が低い。
本発明の目的は、操作部材の位置決め部を外部に露出することなく形成することができる電子機器を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の電子機器は、少なくとも1つの穴を有する筐体と、前記筐体の内側に設けられた内部構成部材と、前記筐体の内側に設けられた操作部材と、前記操作部材に設けられると共に前記穴から前記筐体の外側に突出する少なくとも1つの操作ボタンとを備える電子機器において、前記内部構成部材に形成された所定形状部と、前記操作部材に形成されると共に前記所定形状部とほぼ相補的な形状を有する相補的形状部とを備え、前記操作部材は、前記所定形状部に前記相補的形状部を嵌合させることにより前記筐体に対して位置決めされることを特徴とする。
本発明によれば、操作部材は、内部構成部材に形成された所定形状部に、操作部材に形成されると共に所定形状部とほぼ相補的な形状を有する相補的形状部を嵌合させることにより筐体に対して位置決めされるので、操作部材の位置決め部を外部に露出することなく形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器を適用した電子スチルカメラの斜視図である。
図1において、電子スチルカメラ20は、電子スチルカメラ20の前面の外装であるカメラ前側筐体1と、電子スチルカメラ20の背面の外装であるカメラ後側筐体2とを備える。
電子スチルカメラ20は、また、前面に、撮影光学系を構成している鏡筒3と、被写体像を観察するためのファインダ4と、撮影時の赤目を緩和させるための補助光5とを備え、上面に、ストロボ6と、電源ボタン7と、レリーズボタン8とを備える。
ファインダ4は、鏡筒3のズーム動作に連動して所定のズーム倍率が得られるように位置が変動する。補助光5は、不図示のファインダブロックに一体に形成されている。
図2は、図1の電子スチルカメラ20の背面図である。
図2において、電子スチルカメラ20は、ボタン突起14b、14c、15a、15b及び15cと、モードダイヤル17とを備える。
モードダイヤル17は、カメラのモード等を変更するために用いられる。ボタン突起14b、14c、15b及び15cは、撮影モード又は再生モードにおいて各種操作に用いられる。ボタン突起15aは、上下左右に押圧することにより表示等の選択又は切換えが可能な十字操作ボタンである。
ボタン突起14b、14cは、後述する図3の操作部材14に夫々形成されている。
ボタン突起15a、15b及び15cは、後述する図3の操作部材15に夫々形成されている。
次に、図3及び図4を用いてカメラ後側筐体2の内部構成を説明する。
図3は、図2におけるカメラ後側筐体2の内部構成を示す分解斜視図である。
図4は、図2におけるカメラ後側筐体2の内部構成を示す正面図である。
図3及び図4において、カメラ後側筐体2の内側には、金属からなるインナー部材9〜13がスポット溶接等の固定手段で設けられている。カメラ前側筐体1は、このインナー部材9〜13を介して、不図示のラッチ等の係止手段でカメラ後側筐体2に係止されている。
カメラ後側筐体2には、また、穴2a〜2fが形成されている。カメラ後側筐体2には、更に、操作部材14〜16と、モードダイヤル17と、ダイヤルクリック部材18とが設けられる。
穴2f及び穴2eには、操作部材16に形成されている突起16a、突起16bが夫々嵌合され、不図示の接着等の係止手段で保持されている。
操作部材16に形成されている穴16cには、モードダイヤル17に形成されているボス17aが回転摺動可能に嵌合され、モードダイヤル17は、ダイヤルクリック部材18と不図示のビス等の係止手段で保持される。
モードダイヤル17の回転位置のクリック感を出すために、操作部材16に形成されているカム形状(不図示)と、ダイヤルクリック部材18に形成されている複数の穴(不図示)との間には、鋼球等が設けられている。
穴2d、穴2a、及び穴2bには、操作部材15に形成されているボタン突起15a、15b、及び15cが夫々嵌合される。また、操作部材15は、操作部材16に形成されている不図示の位置決め部等により操作部材16に対して位置決めされ、不図示の接着等の係止手段により操作部材16に係止されている。
穴2cには、操作部材14に形成されているボタン突起14cが嵌合される。また、操作部材15に形成されている穴15dには、操作部材14に形成されているボタン突起14bが摺動可能に嵌合される。更に、操作部材14は、操作部材15及び操作部材16に形成されている不図示の位置決め部等により操作部材15及び操作部材16に対して夫々位置決めされ、不図示の接着等の係止手段により操作部材15及び操作部材16に夫々係止されている。
操作部材14は、インナー部材9に形成されている長穴9aに、操作部材14に形成されている突起14aを嵌合させることにより、カメラ後側筐体2に対して位置決めされる。これにより、操作部材の位置決め部を外部に露出することなく形成することができる。
また、カメラ前側筐体1及びカメラ後側筐体2を係止するためのインナー部材9に長穴9aが形成されているので、位置決め部を設けるために部品数を増やす必要が無く、コストアップを防止することができる。
本実施の形態において、インナー部材9は金属により構成されるとしたが、これに限られるものではなく、樹脂により構成されても本発明と同様の効果を得ることができる。
本発明は、1眼レフカメラ、レンズシャッタカメラ、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の種々の形態のカメラ、カメラ以外の光学機器、その他の装置、これらの装置に適用される装置、又はこれらの装置を構成する要素にも適用することができる。
2 カメラ後側筐体
9 インナー部材
9a 長穴
14 操作部材
14a 突起
20 電子スチルカメラ
9 インナー部材
9a 長穴
14 操作部材
14a 突起
20 電子スチルカメラ
Claims (6)
- 少なくとも1つの穴を有する筐体と、前記筐体の内側に設けられた内部構成部材と、前記筐体の内側に設けられた操作部材と、前記操作部材に設けられると共に前記穴から前記筐体の外側に突出する少なくとも1つの操作ボタンとを備える電子機器において、前記内部構成部材に形成された所定形状部と、前記操作部材に形成されると共に前記所定形状部とほぼ相補的な形状を有する相補的形状部とを備え、前記操作部材は、前記所定形状部に前記相補的形状部を嵌合させることにより前記筐体に対して位置決めされることを特徴とする電子機器。
- 前記所定形状部は長穴であり、前記相補的形状部は突起であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記筐体は、前側筐体及び後側筐体から構成され、前記内部構成部材は、前記前側筐体及び前記後側筐体を互いに係止する係止部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
- 前記操作ボタンは、円形の操作ボタンから構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記操作ボタンは、円形の操作ボタンと、前記円形の操作ボタンの外周に設けられた環状の操作ボタンから構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記操作部材に係止される他の操作部材を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005021703A JP2006208800A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005021703A JP2006208800A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 電子機器 |
Publications (1)
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JP2006208800A true JP2006208800A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36965726
Family Applications (1)
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JP2005021703A Pending JP2006208800A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 電子機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006208800A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009176470A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Canon Inc | 電子機器 |
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2005
- 2005-01-28 JP JP2005021703A patent/JP2006208800A/ja active Pending
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