JP5300452B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、カバーに外観部品が取り付けられた電子機器に関する。
近年、デジタルスチルカメラなどの撮像装置は、外観を良好にするために筐体に金属外装を使用している場合がある。さらに、撮像装置の筐体の前面には、鏡筒リングがデザイン的に鏡筒の周囲に配されていることが多い。
特許文献1には、鏡筒リングの構成及び組み立て方法が開示されている。鏡筒リングは、金属製のカバーリングと、両面テープと、樹脂製の保持リングとから構成され、カバーリングを保持リングに両面テープで貼着させることで、鏡筒リングユニットとなる。
また、保持リングには、両面テープの貼着面とは反対側の裏面に複数の係合爪が配されている。鏡筒リングを撮像装置に固定する際、保持リングに形成されている係合爪を、撮像装置に形成されている係合孔に係合させる。
図17は従来の撮像装置の外観を示す斜視図である。従来の撮像装置では、鏡筒104は、レンズや撮像素子を内蔵し、その一部が露出されて撮像装置101の内部に収容されている。また、鏡筒104の周囲には、鏡筒リング102が配されている。
図18は鏡筒リング102の組み付け方法を示す分解斜視図である。図18に示すように、鏡筒リング102は、前面カバー103の位置決めボス103a、103bに対して鏡筒リングの凹部102a、102bがそれぞれ係合し、位置決めされる。そして、鏡筒リング102は、3本のビス110a、110b、110cにより、前面カバー103に固定される。
特開2007−259424号公報(図13−図15)
しかしながら、上記従来の撮像装置には、以下に掲げる問題があった。すなわち、特許文献1に記載の鏡筒リングは鏡筒リングユニットに3点の部品を要し、両面テープの貼付のための冶具が必要となり、貼付工程が増えてしまう。
また、図17および図18に示すような構造では、ビス締めのためのスペースが必要であった。このため、カメラに対して鏡筒が大きく鏡筒リングの厚みがとれない場合や、ビス座が作れない場合、ビス締めを行うことができなかった。さらに、また、組み立ての工程にビス締めの作業が増えてしまう。また、組み立ての工程では、ビス締めの代わりに、かしめ作業が行われる場合もある。
また、前面カバーの内側には、各種部品を保持するインナー部材が取り付けられる。このインナー部材の位置決めには、精度が必要とされた。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、外観部品の組み立て工数を削減し、かつ外観に影響を与えることなくインナー部材の位置決めを精度良く行うことができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、カバーと、前記カバーに取り付けられる外観部品と、前記カバーの内側に取り付けられることで、内部部品を保持するインナー部材とを有し、前記外観部品にはバヨネット係合により前記カバーに係合する部が形成されており前記インナー部材には凸部が形成されており、前記部を前記カバーにバヨネット係合させたのち、前記爪部と前記カバーとの係合部の隙間に前記インナー部材に形成された前記凸部を嵌め込むことで、前記インナー部材を前記カバーに位置決めし、前記外観部品の回転方向の位置を規定して前記外観部品を前記カバーに固定したことを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、外観部品のビス締め、かしめ等の組み立て工数を削減することが可能となり、低コストで外観部材をカバーに固定することができる。また、外観に影響を与えることなくインナー部材をカバーの内側に取り付けることができる。
本発明の電子機器の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の電子機器は撮像装置であるデジタルカメラに適用される。なお、撮像装置において、レンズが配されている側の面を前面と称し、表示部が搭載されている側の面を背面と称する。
図1は撮像装置の前面における外観構成を示す斜視図である。図2は撮像装置の背面における外観構成を示す斜視図である。撮像装置1は、鏡筒4、レリーズボタン6、ズームダイアル5、電源ボタン8、モードダイアル7、ポップアップストロボ9、発光部3、表示部11、操作ボタン12、セットキー13およびカーソルキー14を備える。
鏡筒4には、フォーカスレンズやズームレンズなどから構成されるレンズ部や、このレンズ部を通して入射される光学画像を撮像して電気信号(映像信号)を出力する撮像素子などが内蔵されている。
レリーズボタン6は、撮像素子で撮像されている電気信号を映像信号として取り込む際、撮影者によって押圧・操作される。
ズームダイアル5は、レリーズボタン6に対して略同軸に、かつレリーズボタン6の周方向に回転自在に配されている。使用者は、ズームダイアル5を回転・操作することで、鏡筒4内のズームレンズを光軸方向に移動させ、撮像素子に結像される光学画像の拡大または縮小を行う。なお、ズーム動作には、ズームレンズを移動させる光学ズームに限らず、映像信号を信号処理で拡大または縮小する電子ズームも含まれる。
モードダイアル7は、撮影モードを、絞り優先モード、シャッタスピード優先モード、プログラムAEモード、オートモード、ポートレートモード、風景モード、動画モード等の種々のモードに切り替える際、撮影者によって回転・操作される。
ポップアップストロボ9は、電源ボタン8の操作による鏡筒4の繰り出しに連動してポップアップし、鏡筒4の沈胴に連動して収納される。さらに、ポップアップストロボ9は、レリーズボタン6の動作と同時に閃光を発する。ポップアップストロボ9は、撮像装置1の任意の設定に応じて、発光/非発光に切り換えられる。
発光部3は、補助光窓3a(図3参照)を有するとともに発光ダイオードを内蔵しており、低照度時やセルフタイマ撮影時などに点灯あるいは点滅する。
表示部11は、撮像中の画像(いわゆるスルー画像)やメニュー画面の他、電池残量、現在日時、撮影可能枚数などの各種情報を表示する。本実施形態では、表示部11は、液晶パネルで構成されたが、有機EL素子やその他の表示素子で構成されてもよい。また、表示部11は、撮像装置1において、鏡筒4とは反対側の面に配されている。
カーソルキー14は、上下左右の方向に指示操作を行うものである。カーソルキー14における、上・下・左・右の各操作部には、所定の機能が割り当てられる。割り当てられている機能は、例えば、ストロボの発光/非発光の切り替え、セルフタイマ機能のON/OFF切り替え、ブラケット撮影の設定などである。また、表示部11にメニュー画面を表示させた際、カーソルキー14によりメニュー内に表示されているカーソルを所望の方向へ移動させる操作を行うことも可能である。
操作ボタン12には、例えば、表示部11に表示される各種情報の表示/非表示を切り替える機能や、その他様々な機能が割り当てられる。なお、本実施形態では、操作ボタンの数は4個であるが、この数に限定されないことは勿論である。
また、撮像装置1の外装(ケーシング)は、前面カバー21、上面カバー22、背面カバー23および側面カバー24で構成されている。各カバーの組み立ての概要は、つぎの通りである。すなわち、カメラユニットの上面に上面カバーユニットを取り付け、カメラユニットの前面に前面カバーユニットを取り付け、カメラユニットの背面に背面カバーユニットを取り付け、カメラユニットの側面に側面カバーユニットを取り付けることが行われる。
つぎに、図3〜図16を用いて、前面カバーユニットの構成について説明する。図3は前面カバーユニットの構成を示す分解斜視図である。前面カバーユニットは、アルミニウム等の金属製の前面カバー21、金属製の鏡筒リング2、透明樹脂である補助光窓(窓部材)3aを保持する樹脂製のインナー部材31、および側面の一部を形成する樹脂製のインナー部材32から構成される。前面カバー21および鏡筒リング2は同じ金属で成形される。また、インナー部材31、32は、前面カバー21の内側に取り付けられ、同じ樹脂で成形される。また、インナー部材31には、内部部品として補助光窓3aが保持される他、図示しない基板や各種部品が保持される。
一方、鏡筒リング2は鏡筒4を覆うために略円柱形状を有する。また、鏡筒リング2の端面には、前面カバー21と係合するための5つの爪部2a〜2eが形成されている。
つぎに、鏡筒リング2を前面カバー21に組み付ける手順について説明する。図4は鏡筒リング2を前面カバー21に組み付けた状態における前面カバー21の構造を示す背面図である。図5は図4のA−A線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。
鏡筒リング2は前面カバー21に対してバヨネット係合により取り付けられる。従って、本来の取り付け位置から、図4の反時計回りに4度回転させた状態で、鏡筒リング2は前面カバー21に挿入される(図5(A)参照)。
そして、鏡筒リング2の端部が前面カバー21に突き当たると(図5(B)参照)、鏡筒リング2は前面カバー21に対して図4の時計回りに4度回転させられる(図5(C)参照)。このとき、鏡筒リング2の5箇所に形成された爪部2a〜2eが前面カバー21の板厚と係合し、その光軸方向の位置が規制される。本実施形態では、鏡筒リング2の爪部(バヨネット係合部)2a〜2eを5箇所に設け、鏡筒リング2のバヨネット係合回転角を4度とした場合を示したが、爪部の数およびバヨネット係合回転角は特に限定されない。
本実施形態では、前面カバー21は3D曲面形状を有する。図6は前面カバー21の構造を示す正面図である。図7は図6の右側から視た前面カバー21の構造を示す側面図である。図8は図6のB−B線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。図9は図8の二点鎖線Kで囲まれる部分を拡大して示す詳細図である。図10は図6のC−C線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。
前面カバー21には、図9に示すように、前面カバー21より板厚の半分程度下がった位置に、鏡筒リングの受け面21a、21b、21d、21e、21fが形成されている。受け面21cは、前面カバー21の底面の稜線Rに大きくかかっているため、図7に示すように、前面カバー21より突出している。なお、図6において、鏡筒リングの受け面で塗り潰されている部分は平面である。受け面21a、21fの塗り潰し部と受け面21cの高さは同じである。また、受け面21bの塗り潰し部と受け面21eの塗り潰し部の高さは同じである。
一方、鏡筒リング2の、前面カバー21の受け面に対応する位置にも、平面部が設けられている。鏡筒リング2と前面カバー21は、この平面で密接する。部品の加工精度および組み立て時の隙間等を考慮すると、受け面は全て平面であることが好ましい。しかし、図10を見ても分かるように、前面カバー21は鏡筒中心部が最も高く、その上方あるいは下方にいくにつれて低くなる。このため、全ての受け面を平面にすることはできず、鏡筒リング2の爪部2a〜2eがかかる部分と受け面21cのみが平面に形成されている。
バヨネット係合により係合する回転の方向は、図6の反時計回りの方向である。鏡筒リング2の端面と前面カバーの受け面21aはバヨネット係合の回転前に密接するが、回転後、これらの間には僅かな隙間が生じる。
図11はバヨネット係合により鏡筒リング2を前面カバー21に組み付けた状態における鏡筒リング2および前面カバー21の構造を示す断面図である。図12は図11の二点鎖線Dで囲まれた部分を拡大して示す詳細図である。図13は図11の二点鎖線Eで囲まれた部分を拡大して示す詳細図である。
図12には、さらに、二点鎖線Jで囲まれた部分が示されている。図12に示すように、鏡筒リング2の端面と前面カバーの受け面21aの間には、僅かな隙間aが生じていることが分かる。
一方、前面カバーの受け面21bと鏡筒リング2の端面との関係は逆になる。すなわち、前面カバーの受け面21bと鏡筒リング2の端面との間には、バヨネット係合の回転前に僅かな隙間があり、回転後、前面カバーの受け面21bと鏡筒リング2の端面は隙間なく密接する。
このような関係は、受け面21aと受け面21bとそれぞれ点対称の位置にある受け面21d、21eと受け面21fに関しても言える。すなわち、バヨネット係合の回転後、受け面21fは鏡筒リング2と密接するが、受け面21d、21eは鏡筒リング2との間に僅かな隙間を生じる。
鏡筒リング2を前面カバー21に押し付ける方向では、受け面21b、21fの曲面部と塗り潰し部の平面部で押す力を受けることができ、静圧に対して十分に強い構造をとることができる。また、受け面21a、21d、21eの曲面部においても、バヨネット結合回転角度を4度と小さくしているので、僅かな隙間をより小さくすることができる。このように、鏡筒リング2はバヨネット係合により前面カバー21に組み付けられるので、光軸方向に対して規制される。
つぎに、鏡筒リング2の回転方向の規制について説明する。鏡筒リング2を前面カバー21に組み付けた後、インナー部材31およびインナー部材32の組み付けが行われる。図14は鏡筒リング2およびインナー部材31、32を組み付けた状態における前面カバー21の構造を示す背面図である。図15は図14のF−F線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。図16は図15の二点鎖線Gで囲まれた部分の構造を拡大して示す詳細図である。
インナー部材31には、透明樹脂部品である補助光窓3aが前もって組み付けられている。補助光窓3aの円筒部が前面カバー21の穴部と嵌合することにより、インナー部材31は位置決めされる。また、鏡筒リング2の爪部2aと前面カバー21の穴部21jとの隙間にインナー部材31の凸部31aが嵌め込まれる。同様に、鏡筒リング2の爪部2bと前面カバー21の穴部との隙間にインナー部材の凸部31bが嵌め込まれる。
このように、インナー部材の凸部31a、31bが、鏡筒リング2と前面カバー21とのバヨネット係合後の隙間に嵌め込まれることにより、鏡筒リング2の回転方向の位置は規制されるとともに、インナー部材31が精度良く位置決めされる。
つぎに、インナー部材32が前面カバー21に組み付けられ、鏡筒リング2の爪部2cと前面カバー21との隙間にインナー部材32の凸部32cが嵌め込まれる。これにより、インナー部材32は外装端面と凸部32cによって精度良く位置決めされる。
また、鏡筒リング2のバヨネット係合はインナー部材の凸部31a、31b、32cにより合計3箇所で固定(ロック)されるので、鏡筒リング2の回転方向の位置は十分に規制される。なお、本実施形態では、バヨネット係合のロック(バヨネットロック)は3箇所で行われたが、その数あるいはロック方法はこれに限られない。例えば、インナー部材が前面カバーに組み付けられた後、接着溝に接着剤を塗布して固定されてもよい。その接着方法は両面テープ等を用いてもよく、インナー部材が固定される限り、特に限られない。
このように、本実施形態の撮像装置では、外装のインナー部材の凸部が鏡筒リングのバヨネットロックとインナー部材自身の位置決めを兼ねる。これにより、鏡筒リングのビス締め等の組み立て工数を削減し、かつ外観に影響を与えることなくインナー部材の位置決めを精度良く行うことができる。
すなわち、前面カバーの穴部に挿入された鏡筒リングの爪部が前面カバーの板厚と係合し、この係合部が、インナー部材により固定されることで、鏡筒リングが前面カバーに固定される。このように、インナー部材の固定が鏡筒リングの前面カバーへの固定と自身の位置決めとを兼ねることができる。これにより、鏡筒リングのビス締め等の組み立て工数を削減し、かつ外観に影響を与えることなくインナー部材の位置決めを精度良く行うことができる。また、前面カバーの穴部に挿入された鏡筒リングの爪部がバヨネット係合により前面カバーの板厚と係合し、インナー部材によりこのバヨネット係合部が固定されたので、鏡筒リングを前面カバーに取り付ける作業を簡単にすることができる。また、バヨネット係合部で、穴部と爪部との隙間にインナー部材の凸部が嵌め込まれるので、鏡筒リングの回転方向の位置が規制されるともに、インナー部材の位置決めを簡単かつ精度良く行うことができる。また、鏡筒リングの少なくとも一部が前面カバーと平面で密接するので、静圧に対して十分に強い構造をとることができ、鏡筒リングの光軸方向の位置決めを精度良く行うことができる。また、インナー部材には、窓が保持され、窓は前面カバーの穴に嵌め込まれるので、窓がインナー部材の位置決め用部材を兼ねることができ、位置決め用の部材を削減することができる。また、前面カバーおよび鏡筒リングはともに金属で成形され、インナー部材は樹脂で成形されたので、外装を金属で設計することができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態では、外観部品として鏡筒リングを例に示したが、これに限らず、他の部材であってもよい。また、上記実施形態では、撮像装置として、コンパクトタイプのデジタルカメラを例に説明したが、本発明は、フイルムカメラ、デジタルビデオカメラ等にも適用可能である。また、上記実施形態では、機器として、撮像装置に適用された場合を示したが、本発明は種々の電子機器などにも適用可能である。
上記実施形態の機器によれば、バヨネット係合により外観部品の一部がカバーと係合するので、外観部品をカバーに取り付ける作業を簡単にすることができる。
上記実施形態の機器によれば、バヨネット係合部では、カバーの穴部に挿入された外観部品の爪部が当該カバーの板厚と係合し、穴部と爪部との隙間にインナー部材の凸部が嵌め込まれる。従って、外観部品のバヨネット回転方向の位置が規制されるともに、インナー部材の位置決めを簡単かつ精度良く行うことができる。
上記実施形態の機器によれば、外観部品の少なくとも一部がカバーと平面で密接したので、静圧に対して十分に強い構造をとることができ、平面に対して垂直な方向の外観部品の位置決めを精度良く行うことができる。
上記実施形態の機器によれば、インナー部材には、内部部品として窓が保持され、窓はカバーと係合するので、窓がインナー部材の位置決め用部材を兼ねることができ、位置決め用の部材を削減することができる。
上記実施形態の機器によれば、カバーおよび外観部品は金属で成形され、インナー部材は樹脂で成形されたので、外装を金属で設計することができる。
さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、上記実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、「発明が解決しようとする課題」の欄で述べた課題を解決することができる。また、「発明の効果」の欄で述べられている効果が得られる場合、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
撮像装置の前面における外観構成を示す斜視図である。 撮像装置の背面における外観構成を示す斜視図である。 前面カバーユニットの構成を示す分解斜視図である。 鏡筒リング2を前面カバー21に組み付けた状態における前面カバー21の構造を示す背面図である。 図4のA−A線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。 前面カバー21の構造を示す正面図である。 図6の右側から視た前面カバー21の構造を示す側面図である。 図6のB−B線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。 図8の二点鎖線Kで囲まれる部分を拡大して示す詳細図である。 図6のC−C線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。 バヨネット係合により鏡筒リング2を前面カバー21に組み付けた状態における鏡筒リング2および前面カバー21の構造を示す断面図である。 図11の二点鎖線Dで囲まれた部分を拡大して示す詳細図である。 図11の二点鎖線Eで囲まれた部分を拡大して示す詳細図である。 鏡筒リング2およびインナー部材31、32を組み付けた状態における前面カバー21の構造を示す背面図である。 図14のF−F線方向から視た前面カバー21の構造を示す断面図である。 図15の二点鎖線Gで囲まれた部分の構造を拡大して示す詳細図である。 従来の撮像装置の外観を示す斜視図である。 鏡筒リング102の組み付け方法を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 鏡筒リング
2a、2b、2c、2d、2e 爪部
4 鏡筒
21 前面カバー
31、32 インナー部材
31a、31b、32c 凸部

Claims (4)

  1. カバーと、
    前記カバーに取り付けられる外観部品と、
    前記カバーの内側に取り付けられることで、内部部品を保持するインナー部材とを有し、
    前記外観部品にはバヨネット係合により前記カバーに係合する部が形成されており
    前記インナー部材には凸部が形成されており、
    前記部を前記カバーにバヨネット係合させたのち、前記爪部と前記カバーとの係合部の隙間に前記インナー部材に形成された前記凸部を嵌め込むことで、前記インナー部材を前記カバーに位置決めし、前記外観部品の回転方向の位置を規定して前記外観部品を前記カバーに固定したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記部は前記外観部品における該外観部品が前記カバーと平面で密接する部分に形成されていることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記インナー部材には、前記内部部品として窓部材が保持され、前記窓部材は前記カバーと係合していることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記カバーおよび前記外観部品は金属で成形され、前記インナー部材は樹脂で成形されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の電子機器。
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