JPH03196032A - 接写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カメラおよびこのカメラに連動して閃光を発
するストロボの前面に装着して接写を行う接写装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

カメラの撮影レンズの前面に所要倍率のクローズアップ
レンズを装着して行う接写撮影法は、クローズアップレ
ンズを準備するだけで比較的簡単に撮影できるため、一
般に広（普及している。

従来、例えば第３図に示すように、カメラ本体（１１）
の前面に撮影レンズ（１２）、ファインダー（１３）お
よびストロボ（１４）が配設されたストロボ内蔵のカメ
ラ（Ｃ′）を用いて、」二記のような手法によって接写
撮影を行う場合、第４図に示すように、前記撮影レンズ
（１２）の前面にクローズアップレンズ（１５）を装着
したセット状態で被写体を近接撮影していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、−ヒ記のような従来手法による場合、ス
トロボ（Ｉ４）を使用すると、同ストロボ（１４）は被
写体の近接位置で発光することになるため、被写体に照
射されるストロボ光が強くなり過ぎて露出オーバーの状
態で撮影されたり、また、撮影条件によっては、被写体
がストロボ光に反射して強く光り過ぎたりして、良好な
写真が得られないという問題点があった。

また、カメラ（Ｃ′）を被写体に近接させることにより
、ストロボ（１４）と撮影レンズ（１２）の視差によリ
、撮影レンズ（Ｉ２）に対してストロボ（Ｉ４）の反対
側に位置する被写体にはストロボ（１４）の光が届かな
い場合があり、このような場合、撮影両面の片側が暗く
写るという不都合があった。

このため、従来では接写撮影を行うときは、ストロボ内
蔵カメラの場合、ストロボ（１４）の電源を切り、別に
準備した光源により外部から適正な光を照射して撮影を
行わなければならず、ストロボ（１４）を用いた接写撮
影を手軽に行えないなどの問題点があった。

本発明は、上記のような問題点に鑑み、クローズアップ
レンズと、ストロボ用拡散板を一体に構成し、クローズ
アップレンズを装着すると、同時にストロボの前面に拡
散板が装着されて、撮影時にストロボの閃光が拡散され
、ストロボを用いた接写撮影が良好に行える接写装置を
提供することを目Ｃ白とするものである。

〔課題を解決するための手段〕 １−記「１的を達成するために本発明の接写装置は、カ
メラおよびこのカメラに連動して閃光を発するストロボ
の前面に着脱自在に装着される装置本体］−に、前記カ
メラの撮影レンズの前面に配されるクローズアップレン
ズと、前記ストロボの前面に配されて同ストロボの閃光
を拡散させる拡散板とを一体に構成してなることに特徴
を有するものである。

〔作　　　用〕

上記した本発明の技術的手段によれば、ストロボを用い
た接写撮影を好う際に、装置本体をカメラの前面に装着
するだけで、クローズアップレンズが撮影レンズの前面
に、また、拡散板がストロボの前面に同時に装着される
。したがって、撮影時にストロボの閃光が拡散板を通じ
て拡散されることにより、ストロボの閃光が適当に弱め
られた状態で拡散されるので、広い範囲にほど良い強さ
の光が照射されることになり、これによって、ストロボ
を用いた接写撮影時においても、露出オーバーになった
り、被写体が強く反射し過ぎるこきもなく、適正な露出
で良好な映像を写すことが可能になるものである。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。第１図は本実施例の接写装置を示し、ま
た、第２図は同接写装置をカメラに装着した状態を示し
ている。これらの図において、（Ｃ）は−・般的な形態
を何するストロボ内蔵カメラであって、カメラ本体（１
）の前面はぼ中央部に撮影レンズ（２）を配設すると共
に、同前面、Ｌ部にファインダー（３）およびカメラの
シャッターに連動して閃光を発するストロボ（４）を並
列状に配設してなるものである。

このようなストロボ内蔵カメラにＳ４着可能な本実施例
の接写装置（Ｓ）は、装置本体（５）上にクローズアッ
プレンズ（６）と、拡散板（））とを一体に設けてなる
ものである。

すなわち、装置本体（５）は前記カメラ（Ｃ）の撮影レ
ンズ（２）とストロボ（４）との前面に被覆ｌＩ能な板
形状に形成され、カメラ（Ｃ）の前面に着脱自在に装着
可能に構成されている。また、クローズアップレンズ（
６）は装置本体（５）の撮影レンズ（２）の前面に対応
する部位に一体に取付けられている。更に、拡散板（７
）はストロボ（４）が発する閃光を拡散させるもので、
装置本体（５）のストロボ（４）の前面に対応する部位
に一体に取付けられている。

このように本接写装置（Ｓ）はクローズアップレンズ（
６）とストロボ用の拡散板（７）がストロボ内蔵カメラ
（Ｃ）に取付けられた状態において、それぞれ撮影レン
ズ（２）とストロボ（４）の前面に沿って装着されるよ
うに一体に構成されている。

そして、第２図に示すように、本接写装ｒｒｔ、（３）
をカメラ（Ｃ）の前部に嵌め込むことにより、撮影レン
ズ（２）の前にクローズアップレンズ（６）が、また、
ストロボ（４）の前に拡散板（７）がそれぞれ適正に装
着されることになる。

以上のように本実施例の接写装置（Ｓ）は、カメラ（Ｃ
）の前面に取付けるだけの手間で、ストロボ（４）の前
に拡散板（７）が装着され、ストロボ（４）から発する
閃光が拡散、減光されるので、接写時にストロボ（４）
を使用しても適正な露光の撮影がＩｉＩ能となる。

〔発明の効果〕

以ｌ−説明したように本発明の接写装置によるときは、
撮影レンズの前に取付ける接写用のクローズアップレン
ズと、ストロボの前に取付けてストロボの光を拡散する
拡散板とをカメラおよびストロボの前面に着脱自在に装
着される装置本体上に一体に設けた構成を有するもので
あるから、接写撮影時にカメラおよびストロボの前面に
取付けるだけで、接写用のクローズアップレンズが撮影
レンズの前に、また、拡散板がストロボの前に適正かつ
同時に装着することができる。したがって、接写撮影時
にストロボの光が拡散板により拡散されて広い範囲に亙
うてはと良い程度に照射されるので、接写時にも良好な
ストロボ撮影を杼うことができ、同ストロボ撮影で被写
体が反射することもなく、適正な露出の写１１が得られ
るという優れた効果を発揮するに至った。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る接写装置の一実施例を示す正面図
、第２図は同接写装置をカメラに取付けた状態を示す斜
視図、第３図は従来例の接写装置とこれが取付けられる
カメラとを分離して示す斜視図、第４図は同従来例の接
写装置をカメラに取付けた状態を示す斜視図である。 （２）・・・撮影レンズ、（４）・・・ストロボ、（５
）・・・装置本体、（６）・・・クローズアップレンズ
、（７）・・・拡散板、（Ｃ）・・・カメラ。 八 Δ ト Ｆト へ″＋！−ミ冥 Δ口％ｌｉ＋ｈ 遂ムを口ぶ＼ 逍に＃（へ域や へぐわ■トＱ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カメラおよびこのカメラに連動して閃光を発するストロ
   ボの前面に着脱自在に装着される装置本体上に、前記カ
   メラの撮影レンズの前面に配されるクローズアップレン
   ズと、前記ストロボの前面に配されて同ストロボの閃光
   を拡散させる拡散板とを一体に構成してなることを特徴
   とする接写装置。