JPH01205136A - 電子閃光装置 - Google Patents

電子閃光装置

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JPH01205136A
JPH01205136A JP63030587A JP3058788A JPH01205136A JP H01205136 A JPH01205136 A JP H01205136A JP 63030587 A JP63030587 A JP 63030587A JP 3058788 A JP3058788 A JP 3058788A JP H01205136 A JPH01205136 A JP H01205136A
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JP63030587A
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Akira Katayama
彰 片山
Hiroshi Terunuma
照沼 宏志
Tsuguo Takahashi
高橋 次生
Hitoshi Aoki
均 青木
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、発光管から照明光を被写体に照射する電子閃
光装置に関する。
B、従来の技術 この種の電子閃光装置は一般に、発光管からの射出光を
レンズ画角に対して均一に照射せしめるように構成され
ている。
しかしながら、主要被写体に照明光を重点的に照射して
撮影を行なうことがある。例えば、主要被写体のみ適正
露出にて鮮明に描写することを目的として、いわゆるス
ポット光を被写体に照射する装置が実公昭62−208
32号公報に開示されている。これは1発光管の前面に
凸レンズを内挿した器枠を取付けてスポット光を得るよ
うにしたものである。
また例えば、逆光時における日中シンクロを目的とした
同様な装置が特開昭61−219936号公報に開示さ
れている。これは、中央部に液晶を設けた配光板を発光
管の前面に設置し、液晶を動作させることにより中央部
の光量を抑さえて均一な配光を得、液晶を作動させずに
中央部の光量を増加して被写体中央部を重点的に照射す
るようにしたものである。
C0発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述したいずれの場合においても、被写
体中央部を重点的に照明する際、中央部の光強度が均一
配光の際に比べて高くなるから、中央部と周辺部との光
強度の差が極端に大きくなり、中央部から周辺に至るに
したがって徐々に暗くなってゆくような描写ができず、
例えば街灯の灯りとともに人物を鮮明に描き、人物の回
りが徐々に暗くなっていくような情緒のある描写ができ
ない。
本発明の目的は、上述のような情緒のある写真撮影を可
能とした電子閃光装置を提供することにある。
D1問題点を解決するための手段 一実施例を示す第1図(a)、(b)および第4図によ
り説明すると、本発明は、発光管12からの射出光を被
写界に均一照射可能にした電子閃光装置に適用される。
そして上述の問題点は、射出光の光路に挿脱可能な配光
特性変換部材14を備え、この配光特性変換部材14挿
入時には、被写界の中央部から周囲に至るほど徐々に減
光するようにするとともに、被写界全体の幅を100%
としたときに被写界の中央部から両側にそれぞれ20%
の幅を占める第1の領域とその外側の領域との境界部分
の輝度が、第1の領域の最も明るい中央部よりも2EV
以上暗く、第1の領域の両側に隣接するそれぞれ10%
の幅を占める第2の領域の平均輝度が、第1の領域の中
央部よりも3EV以上暗く、さらに第2の領域の外側に
それぞれ隣接する第3の領域の平均輝度が、第1の領域
の中央部よりも4EV以上暗くなるようにすることによ
り解決される。
E1作用 配光特性変換部材14の挿入時、発光管12からの射出
光は、被写界の中央部から周囲に至るほど除々に減光す
るように照写される。また、被写界全体の幅を100%
としたとき、第1の領域−(第4図)と第2の領域との
境界部分の輝度が、第1の領域の中央部よりも2EV以
上暗く、第2の領域の平均輝度は、第1の領域の中央部
よりも3EV以上暗く、第3の領域の平均輝度は、第1
の領域の中央部よりも4EV以上暗くなる。したがって
、このような輝度分布とすることにより、スポット配光
が最も必要とされる構図、すなわち被写界の中央に人物
を配した構図でスポット閃光撮影を行う際、人物は鮮明
に描かれ、周囲に至るほど徐々にぼやけたムードのある
写真が撮影可能となり、また、人物の下半身だけがつぶ
れるような見苦しい描写が回避される。
F、実施例 第1図(a)、(b)〜第4図により本発明の一実施例
を説明する。
(1)実施例の構成 第1図(a)、(b)および第2図(a)。
(b)は配光特性変換部材14を挿入しないときおよび
挿入したときの電子閃光装置をそそれぞれ示し、(a)
はその正面図、(b)は(a)のb−b線断面図である
電子閃光装置本体10の前面にはデイフユーザ11が取
付けられ、本体10の内部には発光管12と、この発光
管12からの出射光を前方に反射する反射笠13とが設
けられている。配光特性変換部材14は、第3図の斜視
図からもわかるとおり、発光管12の光軸方向に縦横に
延在する板部材から成り、第2図(a)、(b)に示す
ように、発光管12とデイフユーザ11との間に挿入可
能とされている。この配光特性変換部材14には、縦横
の板部材により光軸と直交する面内で格子14aが形成
されており、発光管12の光軸近傍の出射光はほぼ全量
が格子14aを通って直進し、光軸周辺への出射光はそ
の一部の直進が格子14aにより遮られ、光軸から遠ざ
かるにしたがって格子14aを通って直進する光が減少
する。
ここで、格子14aを形成する開口部の光軸方向の長さ
D(第3図)、開口部の縦方向の幅aおよび横方向の幅
すの関係は以下の■、■の条件を満たすように設定され
ている。
■格子14aを通って被写界に照写される照写光が、被
写界の中央部から周囲に至るほど除々に減光する。
■第4図に示すように、被写界全体の幅を100%とし
たとき、被写界の中央部から両側にそれぞれ略20%、
すなわち合計路40%の幅を占める領域を第1の領域、
この第1の領域の両側に隣接するそれぞれ略10%の幅
を占める領域を第2の領域、この第2の領域の外側にそ
れぞれ隣接する領域を第3の領域とすると、第1の領域
と第2の領域との境界部分の輝度QL、QRが、第1の
領域の中央部よりも2EV以上暗く、第2の領域の平均
輝度が第1の領域の中央部よりも3EV以上暗く、第3
の領域の平均輝度が第1の領域の中央部よりも4EV以
上暗くなる。
一方、第1図(a)に示すように配光特性変換部材14
に接片15を設け、この接片15とカメラ本体側に設け
られた接片16とによりスイッチSWIを構成する。こ
のスイッチSWIにより、第2図(a)に示すように、
配光特性変換部材14が閃光装置の光軸に挿入されたこ
とを検出する。本実施例の電子閃光装置は、被写体の輝
度が低いと自動的に発光するものであるが、スイッチS
WIがオンしているときは輝度にかかわりなくレリーズ
操作により閃光装置を発光させる。すなわち、配光特性
変換部材14を使用する操作者の意思をスイッチSWI
によりカメラに入力する。
(n)実施例の動作 配光特性変換部材14を挿入しない通常閃光撮影時には
、レリーズ操作に伴って発光管12から出射される照明
光はデイフユーザ11を通り被写体に向けて照射される
。このときの被写界に対する光量は、被写界全体に渡っ
てほぼ均一である。
次に、第2図(a)、(b)に示すように、発光管12
とデイフユーザ11との間に配光特性変換部材14を挿
入した場合の閃光撮影時には、発光管12から射出され
る光軸近傍の照明光はほぼ全量が直進し、光軸から外れ
た領域の照明光は一部が格子14aで直進を妨げられ、
光軸から外れるにしたがって被写体に到達する光量が減
少する。
このため、被写界の輝度分布は、例えば第4図に示す如
く中央部はど高く周囲に至るに従ってなだらかに低くな
る。
また、第4図では、被写界の中央部Pの輝度が6EVで
あり、第1の領域と第2の領域との境界部分(図中点Q
L、QRで示す)の輝度が約3.5EVとなっている。
すなわち、点QL、QRの輝度は中央部よりも約2.5
EV暗くなっている。さらに、第2の領域の平均輝度は
約3EVであり、中央部よりも約3EV低くなっている
。さらにまた、第3の領域の平均輝度は約1,75EV
であり、中央部Pよりも約4.25EV低くなっている
このような配光特性による効果を以下に述べる。
例えば、焦点距離35mmの撮影レンズを使用して1人
の人物を被写界中央に配して撮影を行う場合、撮影距離
は、1.5m前後が一般的である。
このとき、被写界の横幅全体を100%とし、人物の幅
(肩幅)を60cmとすると、被写界の横幅全体に対し
て人物が占める割合は約39%となり、はぼ第1の領域
に相当する。また、上述と同様に35mmの撮影レンズ
を用いて横に並んだ2人の人物の撮影を行う場合には、
撮影距離は3m前後が多く、このとき2人の人物の合計
の幅を120cmとすると、被写体の横幅に対して人物
が占める割合は上述と同様39%となり、はぼ第1の領
域に相当する。したがって、上述の配光特性によれば、
人物は鮮明に写り、背後の風景が除々にぼやけるような
ムードのある写真が得られる。
なお、接片15と本体側に設けられた接片17(第1図
(a)ウニ点鎖線で示す)とにより、配光特性変換部材
14が閃光装置から完全に退避するとオンするスイッチ
を構成し、このスイッチおよび上述のスイッチSWIが
両方ともオフしているときにはレリーズ動作を禁止する
ようにすれば、配光特性変換部材14が中途半端な位置
にある場合の不所望な閃光撮影が防止される。
(III)変形例 また、配光特性変換部材14をデイフユーザ11の前面
に挿入するようにしてもよく、さらに。
反射笠13だけで均一配光可能であればデイフユーザ1
1はなくてもよい。更に、格子14aの開口部の形状を
、第5図に示すように六角形としたり、第6図に示すよ
うに縦方向の矩形としてもよい。第6図の形状の場合、
被写界の縦方向の光量は均一とし、横方向のみを第4図
に示すように中央部はど多く周辺に至るにしたがい徐々
に減少するようにすることができる。
さらにまた、発光管12とデイフユーザ11との間に配
光特性変換部材14を挿入して上述の配光特性を得るよ
うにしたが、これに代えて同様の配光特性が得られる他
の光学系を用いることもできる。
G0発明の効果 本発明によれば、配光特性変換部材挿入時には、被写界
の中央部から周囲に至るほど除々に減光するようにする
とともに、第4図に示す各領域の輝度を上述のごとく限
定したので、例えば人物を被写界の中央に配して撮影を
行う際、中央の人物は鮮明に描写され、背景は周囲に至
るにしたがって徐々に露出アンダーとなりぼやけた、ム
ードのある写真が撮影可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)〜第4図は本発明の一実施例を示
し、第1図(a)は配光特性変換部材を挿入しない場合
を示す電子閃光装置の正面図、第1図(b)はそのb−
b線断面図、第2図(a)。 (b)は配光特性変換部材を挿入した場合を示し第1図
(a)、(b)に相当する図、第3図は配光特性変換部
材の斜視図、第4図は被写界の輝度分布を示すグラフ、
第5図および第6図はそれぞれ配光特性変換部材の2変
形例を示す斜視図である。 12:発光管   14:配光特性変換部材14a:格
子 特許出願人  日本光学工業株式会社 代理人弁理士   永 井 冬 紀 −二 /l−a

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  発光管からの射出光を被写界に均一照射可能にした電
    子閃光装置において、 前記射出光の光路に挿脱可能な配光特性変換部材を備え
    、該配光特性変換部材挿入時には、前記被写界の中央部
    から周囲に至るほど徐々に減光するようにするとともに
    、前記被写界全体の幅を100%としたときに前記被写
    界の中央部から両側にそれぞれ20%の幅を占める第1
    の領域とその外側の領域との境界部分の輝度が、該第1
    の領域の最も明るい前記中央部よりも2EV以上暗く、
    前記第1の領域の両側に隣接するそれぞれ10%の幅を
    占める第2の領域の平均輝度が、前記第1の領域の中央
    部よりも3EV以上暗く、さらに前記第2の領域の外側
    にそれぞれ隣接する第3の領域の平均輝度が、前記第1
    の領域の中央部よりも4EV以上暗くなるようにしたこ
    とを特徴とする電子閃光装置。
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