JP2010249891A - フード及び撮像装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の装着部材を不要にするとともに、撮影画像の一部に影が生じることを防ぐことができるフード及び撮像装置システムを提供する。
【解決手段】撮像装置(2)のレンズ鏡筒(3)に装着されるフード本体(110)と、フード本体(110)に設けられ、撮像装置(2)側からの光を通過可能にする通過手段(30)とを備えているフード(100)。
【選択図】図1

Description

この発明はフード及び撮像装置システムに関する。
従来、フラッシュ発光器(ストロボ装置)を内蔵したカメラ(撮像装置)が広く普及している。一眼レフカメラにおいてもカメラ本体にフラッシュ発光器を内蔵したものがある。
しかし、一眼レフカメラにズームレンズや広角レンズを装着した場合、鏡筒サイズ(口径、全長)が大きくなるため、フラッシュ発光器からのフラッシュ光(ストロボ光)の一部がレンズ鏡筒によって遮られてしまうフラッシュ光のケラレが発生し、撮影画像の一部に影が生じるという問題がある
フラッシュ光のケラレを防止するため、撮影レンズの種類や撮影距離に応じてフラッシュ発光器から拡散部材までの距離を任意に設定することができる、カメラ内蔵フラッシュ発光器用デフューザー(以下デフューザーという)が知られている(下記公報参照)。
特開平7−92527号公報
しかし、上記特許文献に記載されたデフューザーでは、デフューザーをカメラ本体に装着するためのホルダ等の専用の装着部材が別途必要であり、その装着部材を撮影の際にフード等の他の部材とともに携行しなければならないという問題がある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は専用の装着部材を不要にするとともに、撮影画像の一部に影が生じることを防ぐことができるフード及び撮像装置システムを提供することである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、撮像装置本体に設けられたレンズ鏡筒に装着されるフード本体と、前記フード本体に設けられ、前記撮像装置本体側からの光を通過可能にする通過手段とを備えていることを特徴とするフードである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のフードにおいて、前記通過手段は拡散部材であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のフードにおいて、前記通過手段は被写体側からの光を遮断可能なスリットであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のフードにおいて、前記フード本体は、前記レンズ鏡筒に対して、前記撮像装置本体側からの光が前記通過手段を通過する姿勢と通過しない姿勢とで装着可能であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載のフードにおいて、前記スリットに拡散部材が装着されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載のフードにおいて、前記通過手段は前記フード本体の中心軸に対する角度を変更可能であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、撮像手段を備えるとともに、被写体に対して光を照射可能な撮像装置と、前記撮像装置の前記被写体側に設けられ、前記撮像手段に前記被写体の像を導く光学系を備えるレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の前記被写体側に装着されるフードとを備えている撮像装置システムにおいて、前記フードは、前記レンズ鏡筒に装着されるフード本体と、前記フード本体に設けられ、前記撮像装置側からの光を通過可能にする通過手段とを備えていることを特徴とする撮像装置システムである。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の撮像装置システムにおいて、前記フード本体が前記レンズ鏡筒へ装着されたとき、前記フード本体に開閉可能に設けられた前記通過手段が開いているか否かを検出する検出手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば専用の装着部材を不要にするとともに、撮影画像の一部に影が生じることを防ぐことができる。
図1はこの発明の第1実施形態に係る撮像装置システムの断面を示す概念図である。 図2(a),(b),(c)はこの発明の第1実施形態に係るフードの斜視図である。 図3はフード本体110のレンズ鏡筒3への装着状態を示す拡大断面図である。 図4(a),(b),(c)はこの発明の第2実施形態に係るフードの斜視図である。 図5(a)はこの発明の第3実施形態に係るフードの拡散部材を外した状態を示す斜視図、図5(b)は拡散部材を取り付けたときのフードの断面を示す概念図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係る撮像装置システムの断面を示す概念図である。
一眼レフカメラシステム(撮像装置システム)1はカメラ本体(撮像装置)2とレンズ鏡筒3とフード100とで構成されている。
一眼レフカメラシステム1では、拡散部材30をフード100に設けることによって撮像に必要なストロボ装置20からの光を拡散部材30で拡散させて光線LBで示す範囲まで広げ、レンズ鏡筒3によってストロボ光がケラレる範囲Sをなくしている。なお、光線LAはフード100が無いときのストロボ装置20からの光線を示している。
レンズ鏡筒3は撮影レンズL1〜L3(光学系)を収納した円筒状の固定筒4を有する。固定筒4のカメラ本体2側の端部にはマウント部5が形成され、レンズ鏡筒3はカメラ本体2に対してバヨネット方式で着脱自在に取り付けられている。また、固定筒4の被写体側の先端部にはフード100を装着するためのフード取付部6が形成されている。フード取付部6は固定筒4の先端部に周方向に沿って配置された複数の爪部7(図3参照)を有する。なお、図示しないが、固定筒4の外周にはズーム及びフォーカスリングが設けられている。
カメラ本体2は筐体10と、筐体10内に被写体像を電気信号に変換するCCD等からなる撮像部(撮像手段)12等とを有する。また、筐体10にはレンズ鏡筒3を装着するための開口部16が形成されている。更に、筐体10の上部(開口部16のほぼ真上)には、レリーズ動作と露光条件からCPU(図示せず)が必要と判断したときに自動的に発光準備状態となるストロボ装置20が設けられている。
ストロボ装置20として、使用されないときには筐体10に収納されており、使用されるときには筐体10から飛び出して図1に示す使用状態となる、いわゆるポップアップ式ストロボ装置が採用されている。ストロボ装置20の使用時には発光部21が光軸Lから離れるので、いわゆる赤目現象の発生を低減することができる。なお、ポップアップ式ストロボ装置に代え、ストロボ装置がカメラ本体2の上部に固定されている固定式ストロボ装置を採用してもよい。
次に、フード100について説明する。
図2(a),(b),(c)はこの発明の第1実施形態に係るフード100の斜視図、図3はフード本体110のレンズ鏡筒3への装着状態を示す拡大断面図である。
図2(a)は拡散部材(通過手段)30をフード本体110から取り外した状態を示す図であり、図2(b)はフード本体110に取り付けられた拡散部材30が閉じた状態を示す図であり、図2(c)はフード本体110に取り付けられた拡散部材30が開いた状態を示す図である。
フード100は、フード本体110と、ストロボ装置20からの光を拡散させる拡散部材30とで構成されている。フード本体110は環状部106と、環状部106からR部107aを介して連なり、有害光束(撮影画像に寄与しない像を形成する光束)を遮光する円筒状部材107とで構成される。円筒状部材107にはほぼ矩形形状の切欠き部108が形成されている。拡散部材30は切欠き部108とほぼ同じ形状・大きさであり、切欠き部108を開閉可能にフード本体110に取付けられている。
環状部106と円筒状部材107とは遮光部材で一体成形され、被写体側へ向かって円筒状部材107の径が次第に大きくなる。
拡散部材30は例えば白色乃至透明のアクリル板で形成されている。なお、拡散部材30の表面を負パワーのフレネルレンズとしてもよい。また、拡散部材30での拡散光とストロボ装置20からの直接光との境界部において不自然な撮影画像(拡散部材30の拡散光とストロボ装置20からの直接光との境界部において明るさが変化している画像)とならないように、拡散部材30の拡散率をグラデーション状に変化させるようにしてもよい。
拡散部材30は、図2(c)に示すフード本体110の中心軸(図示せず)に対してほぼ直角となる位置と図2(b)に示すフード本体110の中心軸にほぼ平行となる位置との間でフード本体110に回転可能に支持されている。拡散部材30は円弧状であり、その曲率半径は円筒状部材107と同じである。拡散部材30の両側面(周方向の両側の面)には、フード本体110の丸穴111に嵌合し、拡散部材30の回転軸として機能するピン状突起31と、フード本体110の溝(図示せず)と係合する弾性変形可能なクリック爪32とが設けられている。この構成により、拡散部材30を所定位置(図2(c)に示す位置と図2(b)に示す位置)に固定することができ、拡散部材30の不用意な回転を防止することができる。
取付部105は、被写体側から見てストロボ装置20の真下に位置するように、フード本体110をレンズ鏡筒3のフード取付部6に取り付けるためのものである。
取付部105の内周面には周方向へ延びる複数の円弧上凸部104が形成されている。周方向で隣り合う凸部104は中心軸に沿う方向へ所定間隔だけずらして形成されている。凸部104は爪部7と固定筒4の壁部9とによって挟持されて固定筒4に対するフードの光軸方向の位置決めが行われる。また、取付部105には周方向に180°の間隔をおいて固定筒4のクリック凹部(図示せず)と係合する一対のクリック突起105a,105b(105c,105d)がそれぞれ形成されている。これにより、フード100を周方向へ180°回転させた位置でクリック突起105a,105b(105c,105d)とクリック凹部とをそれぞれ係合させることができ、2つの係合位置においてフード100を安定に保持することができる。なお、クリック突起105aは図2(b),(c)の状態にフード100を位置決めするときに使用され、クリック突起105cは図2(b),(c)の状態からフード100を180°回転させた状態にフード100を位置決めするときに使用される。図2(c)に示す位置では図2(b)に示す位置より拡散部材30に入射するストロボ光(カメラ本体2側からの光)の拡散範囲が広がり、光拡散効果を高めることができる。
環状部106のクリック突起105a,105b及び105c,105dの近傍には、フード100をレンズ鏡筒3に装着するときの環状部106の変形を吸収するための孔109a,109bがそれぞれ形成されている。
なお、固定筒4の先端部には、拡散部材30が開いているか否かを検出するスイッチ(検出手段)8が設けられている。撮影の際、拡散部材30が開いていることが検出されたとき、CPUは撮影距離・焦点距離情報に基づいて画像処理を行って不自然さを低減させた画像をカメラ本体2の表示部(図示せず)に表示させたり、記憶部に記憶させたりする。
次に、フード100の使用方法及びレンズ鏡筒3に装着されたフード100の働きを説明する。
拡散部材30がレンズ鏡筒3の上側にくるようにフード本体110の取付部105をレンズ鏡筒3の固定筒4の先端部のフード取付部6に取り付ける。この後、フード100を所定角度だけ光軸L周りへ回転させると、固定筒4の爪部7と凸部104とが係合してフード本体110がレンズ鏡筒3に位置決めされる(図2(b),(c)参照)。なお、フード本体110は図2(b),(c)に示す位置から180°回転させてレンズ鏡筒3にフード100を装着することもできる。すなわち、拡散部材30をストロボ装置20から最も近い位置に配置することも最も遠い位置に配置することもできる。
クリック突起105a又は105cが固定筒4のクリック凹部に落ち込んだとき、クリック感が発生するため、撮影者はフード100がレンズ鏡筒3に正常に装着された状態であることを知ることができる。
ストロボ光を使用するストロボ撮影のとき、光軸Lを挟んでレンズ鏡筒3の上側に拡散部材30が位置するようにフード100をレンズ鏡筒3に装着する。
ストロボ装置20がカメラ本体2からポップアップされるストロボ撮影モードが選択されている場合、レリーズ時、ストロボ装置20の発光部21からストロボ光が出射される。このとき、ストロボ光は拡散部材30によって拡散されるため、ケラレが防止される(図1参照)。例えば広角レンズを用いて撮影を行うとき、拡散部材30を開けば、拡散部材30の光拡散効果が高まる。
また、ストロボ光を使用しない通常撮影のとき、光軸Lを挟んでレンズ鏡筒3の下側に拡散部材30が位置するようにフード100をレンズ鏡筒3に装着する。
ポップアップされたストロボ装置20をカメラ本体2内に収納すると、レリーズ時にストロボ装置20を用いない通常撮影モードとなる。このとき、レンズ鏡筒3に入射する、ゴーストやフレアの原因となる有害光はフード本体110によって遮断される。
この実施形態によれば、フード本体110に拡散部材30を設けたので、拡散部材30の装着に専用の装着部材を必要とせず、撮影の際に携行する部材が少なくなるだけでなく、ズームレンズや広角レンズを装着してストロボ撮影したときであってもストロボ装置20からのストロボ光がフード本体110によって遮断されず、撮影画像の一部に影ができることが防止される。また、拡散部材30がレンズ鏡筒3の先端部に位置するので、拡散部材30がレンズ鏡筒3の外周面に設けられるズーム及びフォーカスのレンズリングの操作の邪魔になることがない。なお、上記実施形態では拡散部材30を可倒式にしたが、拡散部材30はフード本体110に固定するようにしてもよい。
図4(a),(b),(c)はこの発明の第2実施形態に係るフード200の斜視図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図4(a)は拡散部材230をフード本体210から取り外した状態を示す図であり、図4(b)はフード本体210に取り付けられた拡散部材230が閉じた状態を示す図であり、図4(c)はフード本体210に取り付けた拡散部材230が開いた状態を示す図である。
フード200は、フード本体210と、フード本体210に設けられ、ストロボ装置20からの光を拡散させる拡散部材(通過手段)230とで構成されている。
フード本体210は、環状部106と、環状部106からR部107aを介して連なり、有害光束を遮光する花弁形状の長片220、短片240A,240Bとで構成される。長片220、短片240A,240Bは被写体側へ向けて延びる。拡散部材230は例えばアクリル板で形成される。拡散部材230の形状及び大きさは長片220とほぼ同じである。拡散部材230と長片220とはフード本体210をレンズ鏡筒3に装着したとき、レンズ鏡筒3の光軸Lを挟んで上下方向で対向するように配置されている。また、短片240Aと短片240Bとはフード本体210をレンズ鏡筒3に装着したとき、レンズ鏡筒3の光軸Lを挟んで左右方向で対向するように配置されている。
拡散部材230は、図4(b)に示す位置(フード本体210の中心軸にほぼ平行になる位置)と図4(c)に示す位置(フード本体210の中心軸に対してほぼ直角になる位置)との間でフード本体210に回転可能に支持されている。
フード200の使用方法及びレンズ鏡筒3に装着されたフード200の働きを説明する。
拡散部材230がレンズ鏡筒3の上側にくるようにフード本体210の取付部105をレンズ鏡筒3の固定筒4の先端部のフード取付部6に取り付ける。この後、フード200を所定角度だけ光軸L周りへ回転させると、固定筒4の爪部7と凸部104と係合してフード本体210がレンズ鏡筒3に位置決めされる(図4(b),(c)参照)。なお、フード本体210は図4(b),(c)に示す位置から180°回転させてレンズ鏡筒3にフード200を装着することもできる。すなわち、拡散部材230をストロボ装置20から最も近い位置に配置することも最も遠い位置に配置することもできる。
クリック突起105a又は105cが固定筒4のクリック凹部に落ち込んだとき、クリック感が発生するため、撮影者はフード200がレンズ鏡筒3に正常に装着された状態であることを知ることができる。このとき、拡散部材230と長片220とがレンズ鏡筒3の光軸Lを挟んで対向し、レンズ鏡筒3の光軸Lを挟んで対向する。
ストロボ光を使用するストロボ撮影のとき、光軸Lを挟んでレンズ鏡筒3の上側に拡散部材30が位置するようにフード200をレンズ鏡筒3に装着する。
ストロボ装置20がカメラ本体2からポップアップされるストロボ撮影モードが選択されている場合、レリーズ時、ストロボ装置20の発光部21からストロボ光が出射される。このとき、ストロボ光は拡散部材230によって拡散されるため、ケラレが防止される。例えば広角レンズを用いて撮影を行うとき、拡散部材230を開けば、拡散部材230の光拡散効果が高まる。
また、ストロボ光を使用しない通常撮影のとき、光軸Lを挟んでレンズ鏡筒3の下側に拡散部材230が位置するようにフード200をレンズ鏡筒3に装着する。
ポップアップされたストロボ装置20をカメラ本体2内に収納すると、レリーズ時にストロボ装置20を用いない通常撮影モードとなる。このとき、上方から入射する有害光は上側の長片220によって遮られ、遮光が確保された通常撮影が実現できる。また、上方からレンズ鏡筒3に入射する、ゴーストやフレアの原因となる有害光はフード本体210によって遮断される。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
図5(a)はこの発明の第3実施形態に係るフード300の拡散部材330を外した状態を示す斜視図、図5(b)は拡散部材330を取り付けたときのフード300の断面を示す概念図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態は、遮光部材で形成されたフード本体310の一部に複数のスリット350を形成するとともに、スリット350に拡散部材330を装着した点で、第1実施形態と相違する。
スリット350は周方向へ延びる。スリット350はストロボ光(撮像装置側からの光)が通過可能であるが被写体側からの光が遮断されるように光軸Lと斜めに交差する方向に向いている。
拡散部材330は円弧状の板であり、スリット350に嵌合する(図5(b)参照)。
フード本体310がレンズ鏡筒3へ正常に装着されたとき、被写体側から見てストロボ装置20の真下に位置する。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、ストロボ光を使用するか否かにかかわらず拡散部材330の周方向の位置を変えずに使用することができる。
なお、上記各実施形態は一眼レフカメラを挙げて説明したが、この発明の適用範囲はこれに限定されず、ストロボ装置を内蔵し、かつフードを装着可能な全てのカメラに本願発明を適用することができる。また、レンズ鏡筒を別体とする一眼レフカメラに限らず、レンズ鏡筒を一体に有するコンパクトカメラ等にもこの発明を適用することができる。
1: 一眼レフカメラシステム(撮像装置システム)、2:カメラ本体(撮像装置)、3:レンズ鏡筒、8:スイッチ(検出手段)、12:撮像部(撮像手段)、30,230,330:拡散部材(通過手段)、100,200,300:フード、110,210,310:フード本体、350:スリット、L1,L2,L3:レンズ(光学系)。

Claims (8)

  1. 撮像装置のレンズ鏡筒に装着されるフード本体と、
    前記フード本体に設けられ、前記撮像装置側からの光を通過可能にする通過手段と
    を備えていることを特徴とするフード。
  2. 前記通過手段は拡散部材であることを特徴とする請求項1記載のフード。
  3. 前記通過手段は被写体側からの光を遮断可能なスリットであることを特徴とする請求項1記載のフード。
  4. 前記フード本体は、前記レンズ鏡筒に対して、前記撮像装置側からの光が前記通過手段を通過する姿勢と通過しない姿勢とで装着可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のフード。
  5. 前記スリットに拡散部材が装着されていることを特徴とする請求項3記載のフード。
  6. 前記通過手段は前記フード本体の中心軸に対する角度を変更可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のフード。
  7. 撮像手段を備えるとともに、被写体に対して光を照射可能な撮像装置と、
    前記撮像装置の前記被写体側に設けられ、前記撮像手段に前記被写体の像を導く光学系を備えるレンズ鏡筒と、
    前記レンズ鏡筒の前記被写体側に装着されるフードと
    を備えている撮像装置システムにおいて、
    前記フードは、前記レンズ鏡筒に装着されるフード本体と、
    前記フード本体に設けられ、前記撮像装置側からの光を通過可能にする通過手段と
    を備えていることを特徴とする撮像装置システム。
  8. 前記フード本体が前記レンズ鏡筒へ装着されたとき、前記フード本体に開閉可能に設けられた前記通過手段が開いているか否かを検出する検出手段を備えていることを特徴とする請求項7記載の撮像装置システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013080596A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Beat Sonic:Kk Ledランプ

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