JP2007127975A - 可動レンズフード - Google Patents

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英夫 菅野
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Abstract

【課題】35mmフィルム用の撮影レンズをデジタル一眼レフカメラで使用する際に、撮像素子の撮影画角を超える角度からの光線をカットする可動レンズフードを提供すること。
【解決手段】レンズ鏡筒1の先端部分の外周部に、略円筒状の部材を前記レンズ鏡筒1の光軸に沿って移動可能に配設し、最も像面側に設定されたとき35mmフィルムの最大撮影画角を超える角度からの入射光線をカットし、最も被写体側に設定されたとき35mmフィルムの最大撮影画角より小さい撮像素子の撮影画角を超える角度からの入射光線をカットすることを特徴とする可動レンズフード3。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズフードに関する。
従来、一眼レフカメラ用のレンズには、撮影画角以上の光線をカットするために、レンズ鏡筒本体に4枚の花弁状(チューリップ型)かつ円筒状の固定レンズフードが設けられていたり、ズーミングに伴う撮影レンズの撮影画角の変化に応じて光軸方向に伸縮可能なレンズフードが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−73745号公報
従来の一眼レフカメラ用のレンズでは、レンズフードは35mmフィルムの撮影範囲(撮影画角)に対応するように設計されている。そしてこれらのレンズは、最近のデジタル一眼レフカメラに使用することが可能である。
しかしながら、35mmフィルム用に設計された撮影レンズを、デジタル一眼レフカメラに使用すると、デジタル一眼レフカメラに用いられている撮像素子(例えば、CCD等)の撮像領域が、35mmフィルムに比較して小さいためにこれらレンズに設けられているレンズフードでは撮像素子の撮影画角を超える角度からの光線をカットすることができずレンズフードの効果を十分に発揮することができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みて行われたものであり、35mmフィルム用の撮影レンズをデジタル一眼レフカメラで使用する際に、撮像素子の撮影画角を超える角度からの光線をカットする可動レンズフードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズ鏡筒の先端部分の外周部に、略円筒状の部材を前記レンズ鏡筒の光軸に沿って移動可能に配設し、最も像面側に設定されたとき35mmフィルムの最大撮影画角を超える角度からの入射光線をカットし、最も被写体側に設定されたとき35mmフィルムの最大撮影画角より小さい撮像素子の撮影画角を超える角度からの入射光線をカットすることを特徴とする可動レンズフードを提供する。
また、本発明の可動レンズフードでは、前記略円筒状の部材は、4枚の花弁状の部材からなることが好ましい。
また、本発明は、前記可動レンズフードを有する撮影レンズを提供する。
本発明によれば、撮像素子の撮影画角を超える角度からの光線をカットする可動レンズフードを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態に関し図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる可動レンズフードを有する撮影レンズの概略断面図である。図2は、当該撮影レンズの被写体側から見た図(正面図)で、撮影画角の説明図である。図3は、デジタルカメラに装着し、可動レンズフードを被写体方向にスライドして最大画角を撮像素子用に制限した状態を示す。
図1において、撮影レンズ1は、35mmフィルム用の撮影レンズ1(例えば、広角レンズ等)に本発明にかかる可動レンズフード3が配設され、不図示の35mmフィルム一眼レフカメラにレンズマウント10を介して装着され、使用される場合の可動レンズフード3の位置を示している。
撮影レンズ1は、被写体側の先端部分に、固定レンズフード5が設けられている。固定レンズフード5は、図2に示すように、4枚の花弁状の部材5a、5b、5a、5bが円周方向に順に並べられ、かつ略円筒状に形成されて撮影レンズ1の被写体側の先端部分に固定されている。固定レンズフード5には、35mmフィルムの撮影領域Aの最大画角AAを規定する対角線方向C1またはC2に対応する4箇所に、像面方向に略台形状の切り欠き部5c(図1参照)が形成されている。この切り欠き部5cは、撮影領域Aの最大画角AA以上(図1中のA1で示す)の光線をカットして撮影領域Aに入射することを防止している。
可動レンズフード3は、固定レンズフード5の被写体側先端部分と略同形状の4枚の花弁状の部分3a、3b,3a、3bを周方向に順に有する円筒状の部材から形成され、固定レンズフード5の台形状の切り欠き部5cに対応する同形状の切り欠き部3cが形成され、固定レンズフード5の外周部に光軸方向に摺動可能に嵌合されている。また、可動レンズフード3の像面側の端面部分には、撮影レンズ1の先端部分に光軸方向に沿って形成されたガイド溝1aに係合する鍔部3dが形成されている。ガイド溝1aと鍔部3aとが摺動可能に嵌合することによって、可動レンズフード3が固定レンズフード5の外周部を光軸方向に移動できると共に、撮影レンズ1から外れることを防止することができる。また、可動レンズフード3の被写体側先端部分と固定レンズフード5の被写体側先端部分はほぼ一致するように形成されている。なお、ガイド溝1aによって可動レンズフード3は、回転を規制されており、4枚の花弁状の部分が固定レンズフード5に対して位置ずれすることは無い。
また、ガイド溝1aは光軸方向に距離Lにわたって溝が形成されている。図3に示すように、可動レンズフード3を被写体方向に距離L伸張することによって、図2に示すデジタルカメラの撮像素子B(例えば、2/3インチCCD素子など)の最大画角BBを超える方向(図3中のB1で示す)からの光線を、台形状の切り欠き部3cでカットし撮像素子Bに入射することを防止することが可能となる。
この様に、本発明にかかる可動レンズフード3は、撮影レンズ1に設けられた固定レンズフード5と略同形の4枚の花弁状の部材3a,3b,3a、3bと4箇所の台形状の切り欠き部3cを有し、撮影レンズ1の光軸方向に伸張可能にかつ回転を規制されて形成されているので、可動レンズフード3が収納された状態では(図1参照)35mmフィルムの最大画角AAを超える方向(図1中のA1で示す)からの光線を固定レンズフード5でカットしてフィルム面Aに入射することを防止することができる。また、可動レンズフード3を撮影レンズ1から被写体方向に距離L伸張させた状態では(図3参照)、デジタルカメラの撮像素子Bの最大画角BBを超える方向(図3中のB1で示す)からの光線をカットして撮像素子Bに入射することを防止することができる。この結果、35mmフィルム用の撮影レンズ1を35mmフィルム一眼レフカメラとデジタル一眼レフカメラの両方に使用し、それぞれ最大画角を超える方向からの光線の入射をカットすることが可能になる。
なお、可動レンズフード3の被写体側の先端部分を固定レンズフード5の被写体側の先端部分にほぼ一致するように形成することで、固定レンズフード5を省くことが可能である。即ち、可動レンズフード3を光軸方向に距離L伸縮可能に形成することで、可動レンズフード3が固定レンズフード5の役目を果たすことができる。
なお、可動レンズフード3は、固定レンズフード5と同じ材料、例えば樹脂やアルミ軽合金などの金属、で形成し表面を墨染めなどの反射防止処理を施すことで不要な光が入射することを防止できる。
なお、上述の実施の形態は例に過ぎず、上述の構成や形状に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜修正、変更が可能である。
実施の形態にかかる可動レンズフードを有する撮影レンズの概略断面図である。 当該撮影レンズの被写体側から見た図(正面図)で、撮影画角の説明図である。 デジタルカメラに装着し、可動レンズフードをスライドして最大画角を撮像素子用に制限した状態を示す。
符号の説明
1 撮影レンズ
3 可動レンズフード
5 固定レンズフード
10 レンズマウント
A 35mmフィルム撮像領域
B 撮像素子の撮像領域

Claims (3)

  1. レンズ鏡筒の先端部分の外周部に、略円筒状の部材を前記レンズ鏡筒の光軸に沿って移動可能に配設し、最も像面側に設定されたとき35mmフィルムの最大撮影画角を超える角度からの入射光線をカットし、最も被写体側に設定されたとき35mmフィルムの最大撮影画角より小さい撮像素子の撮影画角を超える角度からの入射光線をカットすることを特徴とする可動レンズフード。
  2. 前記略円筒状の部材は、4枚の花弁状の部材からなることを特徴とする請求項1に記載の可動レンズフード。
  3. 請求項1または請求項2に記載の可動レンズフードを有する撮影レンズ。
JP2005322477A 2005-11-07 2005-11-07 可動レンズフード Withdrawn JP2007127975A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102898A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社タムロン レンズ鏡筒、及び、撮像装置

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