JP2000047298A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2000047298A
JP2000047298A JP10214453A JP21445398A JP2000047298A JP 2000047298 A JP2000047298 A JP 2000047298A JP 10214453 A JP10214453 A JP 10214453A JP 21445398 A JP21445398 A JP 21445398A JP 2000047298 A JP2000047298 A JP 2000047298A
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barrier
camera
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flash light
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JP10214453A
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Motoaki Kobayashi
素明 小林
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】閃光発光器からの照射光を拡散させる拡散部材
等を手間をかけずに容易に使用可能な状態にし得ると共
に、これを使用しないときは、即座にその使用形態を変
更させて収納し得るカメラを提供する。 【解決手段】閃光発光器4を使用可能なカメラにおい
て、撮影レンズの前面を覆う閉位置と、撮影レンズの前
面を露呈すると共に閃光発光器4の照射光の照射方向前
面に位置する開位置との間を開閉移動するバリア2と、
このバリア2に設けられ同バリア2が開位置にあるとき
には、閃光発光器4から発せられた照射光を拡散させる
拡散手段とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラ、詳しく
は閃光発光器を用いて写真撮影を行なう際に、閃光発光
器から発せられた照射光を拡散させる拡散部材を具備し
たカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、閃光発光器を本体の内部に有
して構成されたカメラ等の写真撮影装置(以下、カメラ
等という)が一般的に普及している。このようなカメラ
等によって、閃光発光器を用いて写真撮影を行なう場
合、特に近接撮影等を行なう場合には、閃光発光器から
発せられる光束の作用によって、被写体に強い影が生じ
たり、得られる像の鮮鋭度が強くなったりする傾向があ
る。
【0003】そこで、従来においては、閃光発光器の照
射面の前面に、同閃光発光器から発せられる光束を拡散
させる拡散部材、例えばデフューザー等を配置すること
によって、被写体に強い光が直接照射されるのを防ぐよ
うにする手段が、一般的に用いられている。
【0004】例えば特開平7−92527号公報に開示
されている内蔵閃光発光器用デフューザーは、カメラに
内蔵された閃光発光器により発光された照射光を拡散さ
せる拡散板と、この拡散板をカメラのアクセサリーシュ
ー又はファインダー接眼レンズ枠やレンズ鏡筒の外周面
上に取り付けるホルダー部材等によって構成したもので
ある。これによれば、カメラ等に内蔵された閃光発光器
を用いて近接撮影等を行なう場合において、手軽に拡散
板を使用して、良好な撮影結果を得ることができるとい
うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
7−92527号公報等によって開示されている従来の
デフューザー等は、カメラ本体とは別体に構成されてい
るのが普通である。したがって、カメラ等の使用者は、
必要に応じてデフューザーをカメラに取り付けたり取り
外したりする必要がある。この場合においては、例えば
カメラからデフューザーを取り外した状態で、通常の写
真撮影を行なっているときに、近接撮影等、デフューザ
ーが必要となる撮影を行なおうとすると、その撮影準備
に手間がかかり、いわゆるシャッターチャンスを逃して
しまう等の虞がある。
【0006】また、上述のような従来のデフューザー等
においては、デフューザー及びこれを保持するホルダー
部材等、多くの構成部材からなるものであるので、その
製造コストが高くなってしまうという問題がある。さら
に、不使用時の収納形態が大型化してしまう傾向がある
ので、収納空間が大きくなってしまい、よって野外等に
おいて写真撮影を行なう場合に、常にこれを携行するの
は、カメラ等の使用者にとっては煩わしいという問題点
がある。
【0007】また、上記特開平7−92527号公報の
デフューザーでは、カメラ等に対して着脱式の構成とし
ているために、装着時におけるカメラのコンパクト化を
阻害してしまうと同時に、取り外したときには、これを
紛失してしまうという心配もある。
【0008】さらに、デフューザーをカメラに装着する
手段として、アクセサリーシューを利用して装着するよ
うにした場合、デフューザー装着時には、例えば外部閃
光発光装置やその他のアクセサリー類等をアクセサリー
シューに取り付けることができないことになる。したが
って、その他のアクセサリ類を、同デフューザーとを同
時に使用することは不可能であり、即座に所望の写真撮
影動作を開始することができなくなってしまうと共に、
デフューザー装着時にはカメラ全体が大型化してしまう
ことから、機動性に欠けてしまうという問題点もある。
【0009】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、閃光発光器を使
用可能なカメラにおいて近接撮影等を行なう場合に、閃
光発光器から発光される光束(照射光)を拡散させる拡
散部材等を、手間をかけずに容易に使用可能な状態にす
ることができると共に、この拡散部材等を使用しないと
きには、即座にその使用形態を変更させて収納すること
ができるようにしたカメラを提供することである。
【0010】また、カメラとデフューザーとを一体に構
成することで、携行時の煩わしさを防ぎ、収納時におけ
る無駄な占有空間を要求せず、簡単な構成によってデフ
ューザー等をカメラ本体に一体化させて、大型化を防止
し得るカメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明によるカメラは、閃光発光器を使用可能
なカメラにおいて、撮影レンズの前面を覆う閉位置と、
撮影レンズの前面を露呈すると共に、上記閃光発光器の
照射光の照射方向前面に位置する開位置との間を開閉移
動するバリアと、このバリアに設けられ、同バリアが上
記開位置にあるときには、上記閃光発光器から発せられ
た照射光を拡散させる拡散手段とを具備することを特徴
とする。
【0012】また、第2の発明によるカメラは、閃光発
光器を使用可能なカメラにおいて、撮影レンズの前面を
覆う閉位置と、撮影レンズの前面を露呈する第1の開位
置とに開閉移動するバリアと、このバリアに設けられ、
上記第1の開位置からさらに上記閃光発光器の照射光の
照射方向前面に位置する第2の開位置に移動可能な拡散
部材とを具備し、上記拡散部材は、上記第2の開位置に
あるときには、上記閃光発光器から発せられた照射光を
拡散させることを特徴とする。
【0013】そして、第3の発明は、上記第2の発明に
よるカメラにおいて、上記拡散部材が上記第2の開位置
にあることを検知する検知手段と、この検知手段によっ
て上記拡散部材が上記第2の開位置にあることが検知さ
れたときには、上記拡散部材が上記第2の開位置にある
ことを表示する表示手段とを具備することを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の
カメラを示す外観斜視図である。図2は、本カメラのバ
リアを支持する支持部の近傍のみを切り出して拡大して
示す要部拡大斜視図である。図3は、本カメラにおける
閃光発光器及び主電源操作部材の近傍のみを切り出して
示す要部拡大側面図である。
【0015】また、図4〜図8は、本カメラの各状態の
側面図であって、図4は、カメラの不使用時の状態(非
撮影状態)を、図5は、撮影準備状態に移行している途
中の状態を、図6は、カメラの撮影準備状態を、図7
は、撮影準備状態にあって閃光発光器がポップアップし
た状態を、図8は、本カメラのバリアを閃光発光器から
発せられる光束の拡散板として使用している際の状態
を、それぞれ図示している。
【0016】本実施形態のカメラは、撮影レンズ鏡筒と
カメラ本体とが一体的に形成された一眼レフレックスカ
メラであって、ポップアップ式の閃光発光器を有してな
るものである。まず、このカメラの構成について、以下
に説明する。なお、閃光発光器のポップアップ機構につ
いては、本発明には直接関連しない部分であるので、従
来から一般的に使用されている機構を用いるものとし
て、その詳細な説明は省略する。
【0017】図1に示すように本カメラは、カメラ本体
1の前面略中央部に形成される撮影レンズ鏡筒1aと、
カメラ本体1の一端部に形成されるグリップ部1bとに
よって構成されている。
【0018】グリップ部1bは、カメラの使用者がカメ
ラ本体1を保持するために設けられた部材であって、こ
のグリップ部1bの上面側には、撮影動作等を実行させ
るための信号を発生させるレリーズスイッチ(図示せ
ず)に連動したレリーズボタン5が配設されている。ま
た、グリップ部1bの背面寄りの所定の位置には、撮影
レンズ系の変倍動作を実行させるための信号を発生させ
るズームスイッチに連動したズームボタン6が配設され
ていて、両ボタン5・6は共に、本カメラの使用者がカ
メラを把持した状態で操作し易い位置に配置されてい
る。
【0019】一方、カメラ本体1の上面側の略中央部に
は、本カメラの上部側に突出(ポップアップ)すること
で発光可能状態となる閃光発光器4が配設されている。
この閃光発光器4は、一端部をカメラ本体1の上面側の
外装部材に対して回動自在に軸支されていて、カメラ本
体1の内部に収納される収納位置(図1・図3・図4・
図5・図6に示す状態)と、カメラ本体1からポップア
ップして発光可能となる照射位置(ポップアップ位置;
図7・図8に示す状態)とに移動するように構成されて
いる。
【0020】撮影レンズ鏡筒1aの内部には、撮影レン
ズ系(図示せず)等を保持するレンズ保持枠10(図5
〜図8参照)が突没自在に配設されている。撮影レンズ
鏡筒1aの先端部には、撮影レンズ系の前面を保護する
ための保護カバーであるバリア2が配設されている。こ
のバリア2は、撮影レンズ鏡筒1aの断面と略同形状の
円形状に形成された拡散部材等によって形成されてお
り、撮影レンズ鏡筒1aの先端部近傍の上面側に設けら
れた支持部3において回動自在に軸支されている。
【0021】支持部3の先端側には、図2に示すように
撮影レンズ系の光軸に対して略垂直となる面と平行に支
持軸9が設けられている。この支持軸9には、バリア2
の外周面の一部に形成された支持片2aが回動自在に軸
支されている。これによってバリア2は、支持軸9を回
動中心とする扉状に回動するように構成されている。そ
して、撮影レンズ系の前面を覆う閉位置(図1・図4に
示す状態)と、撮影レンズ系の前面を露呈する第1の開
位置(図6・図7に示す状態)と、この第1の開位置か
らさらに閃光発光器4からの光束の投射方向の前面に位
置させて、バリア2を拡散板として使用する第2の開位
置(図8に示す状態)とに移動し得るようになってい
る。
【0022】支持部3の上面には、バリア2を第2の開
位置に配置したときに、同バリア2をこの第2の開位置
に係止するための係止手段である係止部8が上方に向け
て突設されている。この係止部8は、弾性を有する部材
により形成されている。
【0023】他方、カメラ本体1の上面側において、グ
リップ部1bが配設されている側とは反対側の他端縁部
近傍には、所定の位置に主電源操作部材7が配設されて
いる。この主電源操作部材7は、主電源スイッチに連動
して本カメラの主電源の開閉を行なうと共に、閃光発光
器4をポップアップ状態とするための操作手段である。
即ち、主電源操作部材7は、図3に示す矢印X方向に摺
動自在に配設されていて、同部材7を摺動させて所定の
位置に設定すると、オフ位置([OFF]で示す位置)
では主電源をオフ状態とし、オン位置([ON]で示す
位置)では主電源をオン状態とし、[FLASH]で示
す位置では、閃光発光器4をポップアップ状態とさせて
閃光の発光動作を行ない得る状態とするように、カメラ
の状態をそれぞれ設定することができるようになってい
る。なお、図3に示す状態は、本カメラの主電源がオフ
状態にあって、かつ閃光発光器4がカメラ本体1の内部
に収納されている状態を示している。
【0024】このように構成された本実施形態のカメラ
におけるバリアの作用を、以下に説明する。まず、図4
に示すようにカメラを使用していない状態、即ち主電源
がオフ状態にあり、バリア2が閉位置にある状態におい
て、主電源操作部材7を操作して、図3に示すオフ位置
(OFF)からオン位置(ON)へと摺動させる。する
と、本カメラの主電源がオン状態に切り換わり、レンズ
保持枠10が前方に向けて繰り出される。これによって
バリア2は、図5に示すように支持軸9を回動中心とし
て上方に向けて回動する。そして、レンズ保持枠10の
繰出動作が完了すると、カメラは、図6に示す撮影準備
状態になる。このときバリア2は、支持部3に設けられ
ているクリック機構(図示せず)によって、撮影レンズ
系の光軸に対して略平行となる第1の開位置に保持され
る。
【0025】ここで、カメラが撮影準備状態となる際の
バリア2の動作を、さらに詳しく説明すると、以下のよ
うになる。即ち、バリア2には、支持部3に設けられて
いる付勢部材(図示せず)によって支持軸9を回動中心
とする図4の反時計方向への付勢力が常に働いている。
そして、バリア2は、撮影レンズ鏡筒1aの先端面に当
接することで、閉位置における位置決めがなされてい
る。つまり、レンズ保持枠10がカメラ本体1の内部に
繰り込まれた状態では、バリア2は、図4の閉位置にあ
る。この状態において、カメラの主電源がオン状態とさ
れて、レンズ保持枠10が繰り出されると、バリア2
は、同保持枠10の先端部によって押されて、上記付勢
部材の付勢力に抗して支持軸9を回動中心とする図5の
時計方向に回動する。
【0026】そして、バリア2が撮影レンズ系の光軸と
略平行となる第1の開位置(図6の状態)に近づくと、
支持部3に設けられたクリック機構(図示せず)が働
く。これによって、同バリア2は、図6の状態に保持さ
れることとなる。この状態では、通常の撮影動作を行な
うことができる。
【0027】図6の状態において、主電源操作部材7を
さらに操作してオン位置(ON)から図3の[FLAS
H]で示す位置まで摺動させると、図7に示すように閃
光発光器4がポップアップ状態となり、閃光の発光動作
を伴った通常の撮影動作を行なうことができる状態とな
る。このとき、閃光発光部4aから発せられる光束は、
図7において点線で示す範囲内に照射されるようにな
る。
【0028】この状態において、カメラの使用者が手動
によってバリア2を、さらに上方に回動させると、図8
に示す状態になる。即ち、使用者がバリア2に対して上
方に向けて回動させる力量を加えると、同バリア2を第
1の開位置に保持していたクリック機構による作用から
開放される。このときバリア2には、上述したように上
記付勢部材(図示せず)による反時計方向への付勢力が
働いている。したがって使用者は、バリア2を付勢部材
の付勢力に抗して時計方向に向けてさらに回動させる。
そして、バリア2が係止部8を通り過ぎた時点でバリア
2に加えていた力量を開放する。
【0029】上述したように係止部8は、弾性を有する
部材によって形成されているものであるので、バリア2
に力量を加えて回動させることにより、同バリア2は、
係止部8の上方を容易に通り過ぎることができる。そし
て、バリア2に加えていた力量を解放すると、同バリア
2は、付勢部材の付勢力によって反時計方向へと回動し
ようとするが、係止部8によって係止されて、図8に示
す状態に位置決めされる。これによってバリア2は、閃
光発光器4の閃光発光部4aから発せられる光束の投射
方向の前面に位置する第2の開位置に位置することとな
る。上述したようにバリア2は、拡散部材によって形成
されている。したがって、バリア2が第2の開位置に配
置されることによって、同バリア2を閃光発光器4の拡
散板として使用することができるようになる。
【0030】一方、バリア2を第2の開位置(図8参
照)から第1の開位置(図7参照)へと移動させるに
は、使用者がバリア2に対して支持軸9を中心とする反
時計方向への回動力を加えてやれば良い。これによりバ
リア2を係止する係止部8の係止状態が解除される。バ
リア2には、付勢部材による反時計方向への付勢力が常
に働いているので、この付勢力によってバリア2は、撮
影レンズ系の光軸と略平行となる第1の開位置まで回動
する。そして、この第1の開位置において、上述のクリ
ック機構が働いて同位置に位置決めされる。
【0031】第1の開位置(図6・図7参照)から閉位
置(図4参照)へバリア2を移動させるには、まず主電
源をオフ状態として、レンズ保持枠10をカメラ本体1
の内部へと繰り込ませ収納する必要がある。レンズ保持
枠10が完全にカメラ本体1の内部に収納されると、カ
メラの主電源はオフ状態となる。このときバリア2は、
第1の開位置に留まったままの状態にある。したがって
使用者は、このバリア2に対して支持軸9を中心とする
反時計方向への回動力を加える。すると、バリア2は、
同バリア2を第1の開位置に維持しているクリック機構
による作用から開放されるので、付勢部材による反時計
方向への付勢力によって同方向に回動し、所定の閉位置
において位置決めされる。これによって、撮影レンズ系
の前面は、バリア2によって覆われた状態となる。
【0032】なお、上述のようにしてポップアップ状態
とした閃光発光器4は、使用者が任意に手動によって図
8の反時計方向に回動させ、所定の収納位置まで移動さ
せると、カメラ本体1側に設けられた係止部材(図示せ
ず)によって、所定の収納位置に係止され、図6に示す
状態が維持されるようになっている。
【0033】ところで、本実施形態のカメラにおいて
は、上述したように写真撮影を行なう際に、使用者がバ
リア2を必要に応じて任意に手動操作することで、バリ
ア2を第1の開位置に配置させた通常の撮影と、バリア
2を第2の開位置に配置させ、同バリア2を拡散板とし
て利用する撮影とを行なうことができるようになってい
る。この場合において、バリア2がどの位置に設定され
ているかは、カメラの外観上から簡単に識別することが
できる。
【0034】しかし、実際に写真撮影を行なっている場
合においては、使用者は、カメラの背面側に設けられて
いるファンダーの接眼部21に自己の眼を近接させて、
ファインダー光学系及び撮影レンズ系を通して被写体像
を観察するのが普通である。したがって、このように写
真撮影を行なっている際の使用者は、バリア2の状態を
識別することができない状態にある。したがって、バリ
ア2が撮影意図に反した位置に配置されてた場合には、
所望の撮影結果を得られないこととなるので、使用者が
ファインダーを覗いているときにも、バリア2の状態を
識別できるようにすれば至便である。
【0035】このことを考慮して本実施形態において
は、バリア2の状態を検知する検知手段と、この検知手
段によって検知されたバリア2の状態を表示する表示手
段とを設けている。
【0036】即ち、図9は、本実施形態のカメラにおけ
る電気系の構成を簡単に示す回路図である。なお図9で
は、図面の繁雑化を避けるために、本発明に関連する構
成部材のみを図示している。
【0037】本カメラは、図9に示すように制御手段で
あるCPU11によってカメラ全体が制御されるように
構成されている。このCPU11には、カメラ全体に電
力を供給する主電源供給部12と、上述の主電源操作部
材7に連動して主電源の開閉を行なう信号を発生させる
主電源スイッチ7aと、バリア2の状態を検知し、同バ
リア2が第2の開位置にあることを検知したときに所定
の信号を発生させる検知手段であるバリアスイッチ14
と、上述の閃光発光器4の一部を構成するフラッシュ発
光回路16と、バリアスイッチ14からの信号を受け
て、バリア2の状態、即ちバリア2が第2の開位置にあ
る旨を表示する表示手段であり発光ダイオード(LE
D)等からなるバリア使用状態表示LED15等の構成
部材が電気的に接続されている。
【0038】そして、フラッシュ発光回路16には、キ
セノン管等の閃光発光部4a等の部材が接続されてい
る。また、バリア使用状態表示LED15は、使用者が
本カメラのカメラ本体1のファインダーを覗いたとき
に、その表示を視認し得る所定の位置に配設されている
ものである。なお、同表示手段としては、上述の発光ダ
イオード(LED)に限らず、これに代えて、例えば液
晶表示部材等、使用者が視認することで容易に識別し得
る表示手段であれば、他の手段を用いても良い。
【0039】次に、本実施形態のカメラにおける検知手
段及び表示手段の作用を図10のフローチャートによっ
て、以下に説明する。上述したように使用者がバリア2
を手動操作して、図8に示す第2の開位置に移動させる
と、カメラは、バリア使用表示処理のシーケンスに分岐
する。
【0040】まずステップS1において、CPU11
は、バリアスイッチ14の検出信号を確認する。この場
合において、バリアスイッチ14からの信号がオン信号
であることが確認されると、即ちバリア2が第2の開位
置にあることが検知されている場合には、ステップS2
の処理に進み、このステップS2において、バリア使用
状態表示LED15をオン状態として、バリア2が第2
の開位置にある旨の表示を行なう。そして、一連のシー
ケンスを終了する(リターン)。
【0041】一方、上述のステップS1において、CP
U11は、バリアスイッチ14からの信号がオン信号で
はない場合には、ステップS3の処理に進み、このステ
ップS3において、バリア使用状態表示LED15をオ
フ状態として、一連のシーケンスを終了する(リター
ン)。
【0042】以上説明したように上記第1の実施形態に
よれば、撮影レンズ鏡筒1aに回動自在に設けられた撮
影レンズ系の前面を覆うためのバリア2を拡散部材によ
って形成し、このバリア2を閃光発光器4から投射され
る光束の通路外であって、撮影レンズ系の前面を露呈す
る第1の開位置と、閃光発光器4からの光束の投射方向
の前面に位置する第2の開位置とに移動し得るように構
成している。これによって、使用者がバリア2を手動操
作によって任意に移動させることで、通常の撮影と拡散
板として使用する撮影とを容易に行なうことができる。
【0043】つまり、拡散板として使用し得るバリア2
を、カメラ自体を大型化することなくカメラ本体1に対
して一体に配設したことによって、容易に拡散板を使用
した写真撮影を行なうことができる。また、バリア2を
拡散板として使用しない撮影を行なう場合には、第1の
位置に移動させて、通常の撮影を支障なく行なうことが
できる。さらに、カメラの不使用時には、閉位置に移動
させることによって、撮影レンズ系の前面を覆い、これ
を保護する保護カバーとして使用することができる。そ
して、このように保護カバーと拡散板とを兼用したバリ
ア2をカメラ本体1に一体に配設したことで、これを紛
失してしまうような心配も解消される。
【0044】また、バリアスイッチ14(検知手段)
と、バリア使用状態表示LED15(表示手段)とを配
設することによって、バリアスイッチ14によりバリア
2の状態、即ちバリア2が第2の開位置にあることを検
知し、このバリアスイッチ14によってバリア2が第2
の開位置にあることが検出された場合には、ファインダ
ー内等に配置したバリア使用状態表示LED15(表示
手段)を用いて、その旨を表示するようにしている。こ
れによって使用者は、ファインダーを覗いているときに
も、バリア2の状態を容易に識別することができる。
【0045】次に、本発明の第2の実施形態について、
以下に説明する。図11は、本発明の第2の実施形態の
カメラを示す外観斜視図である。図12は、本カメラの
バリアを支持する支持部の近傍のみを切り出して拡大し
て示す要部拡大斜視図である。また図13・図14は、
本カメラの各状態の側面図を示し、図13は、通常の撮
影を行ない得る状態(撮影準備状態)にあって閃光発光
器をポップアップさせた状態を示し、図14は、閃光発
光器から発せられる光束の照射方向の前面に拡散部材を
配置した際の状態を、それぞれ図示している。
【0046】本実施形態のカメラの基本的な構成は、上
述の第1の実施形態と略同様であって、バリアの構成が
異なるのみである。したがって、上述の第1の実施形態
で詳しく説明した構成については、その説明を省略し、
異なる部分についてのみ、以下に説明する。
【0047】本カメラにおいても上述の第1の実施形態
と同様に、撮影レンズ鏡筒1aの内部には、撮影レンズ
系を保持するレンズ保持枠10が突没自在に保持されて
いる。また、撮影レンズ鏡筒1aの先端側には、撮影レ
ンズ系の前面を覆う閉位置と、撮影レンズ系の前面を露
呈する第1の開位置とに移動可能なバリア2Aが支持部
3において回動自在に配設されている。
【0048】このバリア2Aは、カメラの不使用時に撮
影レンズ系の前面を覆うことで撮影レンズ系からカメラ
本体1の内部に侵入する光束を遮る遮光部材22と、写
真撮影時に拡散板として使用し得る拡散部材21との二
枚の同形状の板状部材によって構成されている。
【0049】また、バリア2Aが、撮影レンズ系の前面
を覆う閉位置から撮影レンズ系の前面を露呈して閃光発
光器4が投射する光束の通路外に位置する第1の開位置
との間を移動するに際しては、拡散部材21と遮光部材
22とが一体的に移動するようになっている。そして、
このバリア2Aが第1の開位置にある状態においては、
さらに拡散部材21のみが閃光発光器4の照射光の照射
方向の前面に位置する第2の開位置に移動し得るように
構成されている。その他の本実施形態のカメラの構成
は、上述の第1の実施形態と略同様である。
【0050】このように構成された本実施形態のカメラ
において、バリア2Aに設けられた拡散部材21を拡散
板として使用する際の作用を、以下に説明する。カメラ
が非撮影状態にある状態から撮影準備状態とし、バリア
2Aを閉位置から第1の開位置へと移動させる際の動作
は、上述の第1の実施形態と同様である。即ち、主電源
操作部材7を操作して、カメラをオン状態とすること
で、レンズ保持枠10が繰り出される。このレンズ保持
枠10の繰出動作に伴って、バリア2Aは、撮影レンズ
系の光軸と略平行となる第1の開位置まで回動し、この
第1の開位置において、支持部3のクリック機構によっ
て同位置に位置決めされる。これにより、カメラは撮影
準備状態となる。この状態から、さらに主電源操作部材
7を操作して、閃光発光器4をポップアップ状態とする
と、図13に示す状態となる。この状態は、バリア2が
撮影レンズ系の前面を露呈すると共に、閃光発光器4の
照射光路外に位置する第1の開位置に位置決めされてい
るので、通常の写真撮影を行なうことができる状態であ
る。
【0051】図13の状態において、使用者は、必要に
応じてバリア2Aの拡散部材21を手動操作し、同拡散
部材21のみを支持軸9を回動中心として図13の時計
方向に回動させることができる。この回動操作を行なう
ことによって、カメラは、拡散部材21を拡散板として
使用し得る状態(図14参照)となる。この状態では、
拡散部材21が支持部3の係止部8によって係止される
ことで、第2の開位置に位置決めされている。また、遮
光部材22は、上述のクリック機構の作用によって第1
の開位置に位置決めされている。この状態において、閃
光発光器4の発光を伴う写真撮影を行なえば、閃光発光
器4からの照射光が拡散部材21を介して被写体に照射
されることとなる。したがって、その照明光は拡散され
るようになる。
【0052】一方、図14の状態から図13の状態とす
るには、使用者が手動操作によって拡散部材21を第2
の開位置から第1の開位置へと回動させるのみで良い。
これによってカメラは、図13の状態となるので、拡散
部材21を拡散板として使用しない通常の撮影を行なう
ことができる。
【0053】以上説明したように本実施形態によれば、
上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができ
る。さらに、本実施形態においては、バリア2Aを遮光
部材22と拡散部材21とによって構成したので、バリ
ア2Aを閉状態としたとき(カメラの不使用時等)に
は、撮影レンズ系の前面を確実に保護し得ると共に、遮
光部材22によってカメラ本体1に対する遮光を確実に
行なうことができる。
【0054】また、遮光部材22を第1の開位置に移動
させて写真撮影を行なう際には、カメラの上方から撮影
レンズ系に入射する不要な有害光束を遮光し得ることに
もなる。したがって、遮光部材22は、このような有害
光束に起因して発生するフレアやゴースト等を抑える効
果もあり、より良好な撮影結果を得ることができる。
【0055】ところで、上記第2の実施形態による構成
では、バリア2Aを閉位置としたときに、拡散部材21
が外側に、遮光部材22が内側に配置されることとな
る。通常の場合、バリア2Aを閉状態とするときは、カ
メラを保管したり携帯したりする場合であるのが普通で
ある。したがって、カメラの外面側に位置する部材(こ
の場合には拡散部材21)に傷が付いたり破損したりす
る可能性が大きくなる。また、拡散部材21がカメラの
外面側に配置されていると、カメラの外観上の美観を損
ねる原因ともなる。
【0056】このことを考慮して、次に示す第3の実施
形態では、バリアを閉位置としたときに、拡散部材が内
側に配置されるように構成することで、この拡散部材が
傷付いたり破損したりするのを防ぐと共に、外観上の美
観を損ねることのないように配慮している。
【0057】即ち、図15・図16は、本発明の第3の
実施形態のカメラを示し、図15は、本カメラのバリア
を支持する支持部の近傍のみを切り出して拡大して示す
要部拡大斜視図である。また図16は、本カメラの側面
図を示し、撮影準備状態でありかつ閃光発光器をポップ
アップさせた状態であって、閃光発光器から発せられる
光束の照射方向の前面に拡散部材を配置した際の状態を
図示している。
【0058】本実施形態の基本的な構成は、上述の第1
・第2の実施形態と略同様の構成からなり、バリアの構
成が異なるのみである。したがって、以下に説明する本
実施形態の構成は、上述の各実施形態とは異なる点につ
いてのみ詳述している。
【0059】本実施形態におけるバリア2Bは、上述の
第2の実施形態のバリア2Aと同様に、拡散部材21と
遮光部材22Bとによって構成されている。しかし、本
実施形態においては、バリア2Bを閉位置に移動させた
ときには、拡散部材21が内側に配置され、遮光部材2
2Bが外側に配置されるようになっている。このため
に、遮光部材22Bの外周面の一部に形成された支持片
2a近傍には、切欠部22Baが形成されている。この
切欠部22Baは、後述するように遮光部材22Bを回
動させて図16に示す位置に移動させるときに、同遮光
部材22Bが係止部8に当って、その回動が阻止されな
いようにするために設けられているものである。その他
の構成については、上述の第1・第2の実施形態と略同
様である。
【0060】このように構成された本実施形態のカメラ
において、バリア2Bに設けられた拡散部材21を拡散
板として使用する際の作用を、以下に説明する。カメラ
が非撮影状態にある場合において、これを撮影準備状態
とし、バリア2Bを閉位置から第1の開位置へと移動さ
せる際の動作は、上述の第1・第2の実施形態と同様で
ある。
【0061】バリア2Bが第1の開位置において、支持
部3のクリック機構によって同位置に位置決めされて、
カメラが撮影準備状態となり、さらに閃光発光器4をポ
ップアップ状態(図7・図13参照)とした後、バリア
2Bの拡散部材21を拡散板として使用し得る状態とす
るためには、バリア2Bを支持軸9を回動中心とする図
16の時計方向に回動させる。この場合において、使用
者は、まずバリア2B、即ち拡散部材21及び遮光部材
22Bを共に手動操作によって、遮光部材22Bの一面
がカメラ本体1の上面当接部1cに当接されるまで時計
方向に回動させる。 このとき遮光部材22Bには、切
欠部22Ba(図15参照)が設けられていることか
ら、係止部8に干渉することなく、上面当接部1cに当
接するまで回動させることができる。また、拡散部材2
1は係止部8に干渉することになるが、上述したように
係止部8は、弾性部材によって形成されていることか
ら、使用者による回動操作力量によって、拡散部材21
は係止部8を通過することが可能である。
【0062】遮光部材22Bが上面当接部1cに当接し
た時点で、使用者は、バリア2Bに対する回動操作力を
開放する。すると、この位置において、遮光部材22B
は、支持部3に設けられた図示されていない係止手段に
よって係止され、図16に示す状態、即ち上面当接部1
cに当接した状態で位置決めされる。また、拡散部材2
1は、支持部3に設けられる付勢部材(図示せず)の付
勢力によって反時計方向に回動するが、係止部8によっ
て係止され、この位置に位置決めされる。これによりカ
メラは、図16に示す状態となる。
【0063】このとき拡散部材21は、閃光発光器4か
らの照射光を拡散させることができる第2の開位置に位
置している状態である。また遮光部材22Bは、閃光発
光器4の照明光束の光路外に位置し、撮影に支障のない
位置に配置されることとなる。
【0064】一方、図16に示す状態から通常の撮影を
行ない得る状態とするには、使用者が手動操作によって
遮光部材22Bを図16の反時計方向に回動させること
で、係止手段による係止を解除する。これにより遮光部
材22Bは、付勢部材(図示せず)の付勢力によって拡
散部材21の第2の開位置まで自動的に移動する。ここ
で、使用者は、遮光部材22Bと拡散部材21とが重な
った状態のバリア2Bに対して、さらに図16の反時計
方向への回動力量を加える。すると、バリア2Bは、付
勢部材の付勢力によって第1の開位置へと移動し、支持
部3のクリック機構の作用によって同位置に位置決めさ
れる。そして、この第1の開位置から閉位置への動作
は、上述の各実施形態と同様である。
【0065】以上説明したように本実施形態によれば、
上述の第1・第2の実施形態と同様の効果を得ることが
できる。さらに、本実施形態においては、バリア2Bを
閉位置としたときに、拡散部材21が内側に配置される
ように構成したので、拡散部材21への傷や破損等を防
ぎ、外観上の美観を損ねることもない。
【0066】なお、本実施形態においては、遮光部材2
2Bを図16に示す位置に係止するための係止手段を支
持部3に設けるようにしているが、これとは別の構成と
して、遮光部材22の係止手段をカメラ本体1の上面当
接部1cの近傍に設けるようにしても良い。
【0067】ところで、上述の各実施形態においては、
バリアを閉位置から第1の開位置に移動させるには、カ
メラを非撮影状態から撮影準備状態とする動作に伴って
なされるレンズ保持枠10の繰出動作に連動させて自動
的に行なわれるように構成している。一方、バリアを第
1の開位置から閉位置へと移動させるには、使用者の手
動操作によって行なうようにしている。
【0068】そこで、本発明の第4の実施形態において
は、カメラの使用者に手動操作を強いることなく、バリ
アを自動的に第1の開位置から閉位置へと移動させ得る
ように構成している。以下に、本実施形態の構成を説明
する。なお、本実施形態も、上述の各実施形態と略同様
の構成からなり、バリア及びこれを回動自在に軸支する
支持部の構成が異なるのみである。したがって、以下の
説明では、上述した各実施形態と異なる点についてのみ
詳述する。
【0069】図17は、本発明の第4の実施形態のカメ
ラを示す外観斜視図である。また図18・図19は、本
カメラのバリアを支持する支持部の近傍のみを切り出し
て拡大して示す要部拡大斜視図であって、図18は、バ
リアが閉位置にあって、バリアを係止する係止部が支持
部の内部に没した状態を、図19は、バリアが開位置に
あって同係止部が外部に突出している状態をそれぞれ示
している。さらに図20・図21は、本カメラの各状態
の側面図を示し、図20は、通常の撮影を行ない得る状
態(撮影準備状態)を示し、図21は、閃光発光器から
発せられる光束の照射方向の前面にバリアを配置した際
の状態を、それぞれ図示するものである。
【0070】本実施形態のカメラにおけるバリア2C
は、上述の第1の実施形態のバリア2と同様に拡散部材
によって形成されており、撮影レンズ鏡筒1a(図20
・図21参照)の先端部近傍の上面側に設けられた支持
部3Aにおいて回動自在に軸支されている。
【0071】バリア2Cの外周面の一部には支持片2a
が形成されており、この支持片2a近傍には、突片23
が設けられている。この突片23は、先端が鉤状に形成
された弾性を有する部材からなり、バリア2Cの外面側
に向けて突設するように、同バリア2Cと一体に設けら
れている。そして、バリア2Cが閃光発光器4の照射光
路の前面に位置する第2の開位置(図21に示す位置)
に移動したときに、支持部3Aの係止部8Aに係止し
て、バリア2Cを第2の開位置に位置決めする被係止部
材の役目をしている。なお、バリア2Cは、上述の各実
施形態と同様に支持部3Aに設けられている付勢部材
(図示せず)によって支持軸9を回動中心として図20
の反時計方向に向けた付勢力が常に働いている。
【0072】一方、本カメラにおける支持部3Aの先端
側には、上述の第1の実施形態と同様に撮影レンズ系の
光軸に対して略垂直となる面に対して平行に支持軸9が
設けられていて、この支持軸9には、バリア2Cの支持
片2aが回動自在に軸支されている。これによってバリ
ア2Cは、支持軸9を回動中心とする扉状に移動し得る
ように構成されている。そして、この支持部3Aの上面
側には、係止部8Aが配設されている。この係止部8A
は、レンズ保持枠10の繰込動作及び繰出動作に連動し
て、撮影レンズ系の光軸に対して垂直方向であってカメ
ラ本体1の上下方向に突没するようになっている。
【0073】つまり係止部8Aは、レンズ保持枠10が
撮影レンズ鏡筒1aの内部に繰り込まれ、バリア2Cが
閉位置にある状態では、図18に示すように支持部3A
の内部に没した状態となっている。一方、レンズ保持枠
10が撮影レンズ鏡筒1aの内部から繰り出され、バリ
ア2Cが開位置にある状態では、図19に示すように支
持部3Aの外部に突出した状態となる。
【0074】このように構成された本実施形態のカメラ
におけるバリア2Cの作用は、次に示す通りである。ま
ず、カメラが非撮影状態であって、バリア2Cが撮影レ
ンズ系の前面を覆う閉位置にある状態から、撮影レンズ
系の前面を露呈する第1の開状態へと移動させる場合を
説明する。
【0075】使用者が主電源操作部材7を操作してカメ
ラをオン状態にすると、レンズ保持枠10は、繰出動作
を開始する。これに伴ってバリア2Cは、支持軸9を回
動中心としてカメラ本体1の上方に向けて(図20の時
計方向に)回動する。そして、レンズ保持枠10が所定
の初期位置に停止した時点で、カメラは、通常の撮影を
行ない得る撮影準備状態となる。この状態が図20に示
す状態である。このときバリア2Cは、図20に示すよ
うにレンズ保持枠10の先端部の一部に当接した第1の
開位置にある。
【0076】つまり、上述の各実施形態におけるバリア
は、クリック機構の作用によって第1の開位置が保持さ
れるように構成されていたが、本実施形態では、レンズ
保持枠10の先端部に付勢部材(図示せず)の付勢力に
よって当接することで、バリア2Cの位置決めがなされ
るようになっている。また、レンズ保持枠10が繰出動
作を開始すると、これに連動して、支持部3Aの係止部
8Aが、図18に示す没状態から図19に示す突出状態
へと移行する。このようにして、カメラは、図20に示
す撮影準備状態となる。
【0077】カメラが撮影準備状態にあるときに、拡散
板を利用した写真撮影を行なおうとする場合には、使用
者は、まず主電源操作部材7を操作して閃光発光器4を
ポップアップ状態にする。次いで使用者は、手動操作に
よってバリア2Cを付勢部材の付勢力に抗して時計方向
に回動させて、同バリア2Cを第2の開位置へと移動さ
せる。このとき使用者は、バリア2Cをカメラ本体1の
上方(図20の時計方向)に向けて回動させることとな
るが、このときの回動操作は、バリア2Cの突片23が
係止部8Aを通過する位置まで回動させるようにする。
この位置において、バリア2Cに対して加えていた回動
力量を解放すると、同バリア2Cは、付勢部材の付勢力
によって反時計方向に回動する。そして、突片23が係
止部8Aに係止されることによって、図21に示す状態
となり、第2の開位置におけるバリア2Cの位置決めが
なされる。この状態では、拡散板としてのバリア2Cが
閃光発光器4からの照射光の照射光路上照明光の前面に
位置することとなるので、照明光を拡散し所望の効果を
得ることができる写真撮影が可能となる。
【0078】次に、図21に示すバリア2Cを拡散板と
して使用する状態から、図20に示す通常の撮影を行な
い得る状態に戻すには、バリア2Cを第2の開位置から
第1の開位置へと移動させることとなる。本実施形態に
おいては、例えば主電源操作部材7を操作して、カメラ
をオフ状態とすることで、所望の動作を実現するように
している。
【0079】即ち、主電源操作部材7をオフ状態にする
と、レンズ保持枠10がカメラ本体1の内部に向けて繰
り込まれる繰込動作が開始される。上述したように、こ
のレンズ保持枠10の繰込み動作に連動して、係止部8
Aが支持部3Aの内部へと没するようになっている。し
たがって、レンズ保持枠10が繰り込まれ、係止部8A
が没状態に移行すると、同係止部8Aとバリア2Cとの
係止状態が解除される。これによってバリア2Cは、付
勢部材の付勢力によって支持軸9を回動中心とする反時
計方向に回動する。そして、レンズ保持枠10の先端部
の一部にバリア2Cの内面側が当接し、付勢部材の付勢
力が阻止されて、バリア2Cは、第1の開位置に位置さ
れる。
【0080】さらに、レンズ保持枠10の繰り込み動作
が継続されているので、バリア2Cは、これに連動して
閉位置へと移動する。そして、レンズ保持枠10の繰込
み動作が完了すると、バリア2Cは、撮影レンズ鏡筒1
aの先端部に当接する所定の閉位置、即ち撮影レンズ系
の前面を覆う所定の位置に位置決めされる。
【0081】このように本実施形態においては、カメラ
の主電源操作部材7を操作することで、レンズ保持枠1
0の繰出動作及び繰込動作に連動させて、バリア2Cを
閉位置と第1の開位置との間で自動的に移動するように
している。
【0082】また、バリア2Cが第2の開位置にあると
きにも、主電源操作部材7をオフ状態とすれば、これに
連動して係止部8Aが没状態となることから、バリア2
Cの突片23と係止部8Aとの係止が解除され、よって
バリア2Cは、第2の開位置から第1の開位置を経て閉
位置へと自動的に移動するように構成している。
【0083】なお、この場合においては、主電源操作部
材7をオフ状態にすることから、バリア2Cを第2の開
位置から第1の開位置に移動させ、この第1の開位置に
位置させると共に、カメラを撮影状態に維持することは
できない。このような場合には、使用者が必要に応じて
バリア2Cを手動操作するようにすれば良い。このよう
にすれば、使用者は、カメラの撮影状態を維持しなが
ら、バリア2Cを第2の開位置から第1の開位置へと移
動させることも可能であり、さらに一連の写真撮影を行
なっている場合において、使用者がバリア2Cの位置を
常に意識するようになるので、撮影ミスを防ぐことにも
なる。
【0084】以上説明したように本実施形態によれば、
上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる
と共に、バリア2Cを閉位置に移動させるときにも、主
電源操作部材7のオフ状態への操作のみによって自動的
に行なうようにしたので、より操作性の向上に寄与する
ことができる。
【0085】なお、本実施形態では、上述の第1の実施
形態と同様に、バリア2Cを拡散部材で形成した例につ
いてのみ示しているが、上述の第2・第3の実施形態と
同様にバリアを拡散部材と遮光部材とによって形成する
ようにしても、同様に構成することは容易に可能であ
る。
【0086】[付記]また、以上述べた発明の実施形態
によれば、以下のような構成を有する発明を得ることが
できる。即ち、 (1) 閃光発光器と、撮影時に撮影レンズの光路外に
退避するレンズバリアとを内蔵したカメラにおいて、上
記レンズバリアは、上記閃光発光器から投射される光を
拡散する拡散板を備えているカメラ。
【0087】(2) 付記1に記載のカメラにおいて、
上記レンズバリアは、上記閃光発光器から投射される光
を拡散せずに上記閃光発光器から投射される光の通路外
に位置する第1の位置と、上記閃光発光器から投射され
る光を拡散するように上記閃光発光器から投射される光
の通路に位置する第2の位置とに移動可能に設けられて
いる。
【0088】(3) 閃光発光器と、撮影時に撮影レン
ズの光路外に退避するレンズバリアを内蔵したカメラに
おいて、上記レンズバリアは、上記閃光発光器から投射
される光を拡散する拡散板と、光を遮光する遮光板と、
を備えているカメラ。
【0089】(4) 付記3に記載のカメラにおいて、
上記拡散板は、上記閃光発光器から投射される光を拡散
せずに上記閃光発光器から投射される光の通路外に位置
する第1の位置と、上記閃光発光器から投射される光を
拡散するように上記閃光発光器から投射される光の通路
に位置する第2の位置とに移動可能に設けられている。
【0090】(5) 付記2又は付記4に記載のカメラ
において、上記拡散板が第2の位置にあることを検知す
る検知手段と、上記検知手段に基づいて上記拡散板が第
2の位置にあることを検知したときには、上記拡散板が
第2の位置にあることを表示する表示手段と、を具備し
ている。
【0091】(6) 非撮影時への繰込位置と撮影時へ
の繰出位置とに撮影レンズ鏡筒が移動可能なカメラにお
いて、被写体照明光を投射する閃光発光器と、撮影レン
ズ前面を覆う閉位置と、撮影レンズ前面を露呈する第1
の開位置と、さらにこの第1の開位置から上記閃光発光
器の光投射方向前面に位置する第2の開位置とに開閉移
動可能なバリアと、を具備するカメラ。
【0092】(7) 付記6に記載のカメラにおいて、
上記撮影レンズ鏡筒を上記繰込位置と上記繰出位置とに
駆動切り換えさせる切換手段と、この切換手段により上
記撮影レンズ鏡筒が上記繰出位置へ移動するのに応動し
て、上記バリアを上記第1の開位置に移動させるバリア
駆動手段と、を具備している。
【0093】(8) 付記6に記載のカメラにおいて、
上記バリアを上記第2の開位置に係止する係止手段を具
備している。
【0094】(9) 付記7に記載のカメラにおいて、
上記第1の開位置から上記第2の開位置へ手動操作移動
された上記バリアを上記第2の開位置に係止する係止手
段を具備している。
【0095】(10) 付記9に記載のカメラにおい
て、上記第2の開位置にある上記バリアを上記閉位置方
向へ付勢する付勢手段と、上記切換手段により上記撮影
レンズ鏡筒が上記繰出位置から上記繰込位置へ移動する
のに応動して、上記係止手段を解除させる係止解除手段
と、を具備し、上記係止解除手段の作動により上記バリ
アは、上記閉位置へ移動する。
【0096】(11) 付記6又は付記7、8、9、1
0に記載のカメラにおいて、上記バリアは、光を遮光す
る機能を有する遮光板と、この遮光板に対して相対移動
可能に設けられ、上記閃光発光器から投射される光を拡
散する拡散板とを有していて、上記第2の開位置へは、
上記拡散板のみが移動可能となっている。
【0097】(12) 付記1又は付記2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11のいずれか一つに記載
のカメラにおいて、上記バリアは、扉状に回動させて開
閉する構成となっている。
【0098】(13) 被写体照明光を投射する閃光発
光器と、撮影レンズの光軸に対して略垂直な面に平行に
設けられた支持軸を中心に扉状に回動し、少なくとも撮
影レンズの前面を覆う閉位置と、撮影レンズの前面を露
呈する第1の開位置と、この第1の開位置からさらに上
記閃光発光器の光投射方向前面に位置する第2の開位置
とに移動可能なバリアと、このバリアに設けられた拡散
部材と、を具備し、上記拡散部材は、上記第2の開位置
にあるときに、上記閃光発光器から発せられる投射光を
拡散させるカメラ。
【0099】(14) 被写体照明光を投射する閃光発
光器と、撮影レンズの光軸に対して略垂直な面に平行に
設けられた支持軸を中心に扉状に回動し、撮影レンズの
前面を覆う閉位置と、撮影レンズの前面を露呈する第1
の開位置とに移動する遮光部材と、上記支持軸を中心に
扉状に回動し、上記閉位置と上記第1の開位置とを超え
て上記閃光発光器の光投射方向前面に位置する第2の開
位置とに移動可能な拡散部材と、を具備し、上記拡散部
材は、上記第2の開位置にあるときに、上記閃光発光器
から発せられる投射光を拡散させるカメラ。
【0100】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、閃光
発光器を使用可能なカメラにおいて近接撮影等を行なう
場合に、閃光発光器から発光される光束(照射光)を拡
散させる拡散部材等を、手間をかけずに容易に使用可能
な状態にすることができると共に、この拡散部材等を使
用しないときには、即座にその使用形態を変更させて収
納し得るカメラを提供することができる。
【0101】また、カメラとデフューザーとを一体に構
成することで、携行時の煩わしさを防ぎ、収納時におけ
る無駄な占有空間を要求せず、簡単な構成によってデフ
ューザー等をカメラ本体に一体化させて、大型化を防止
したカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のカメラを示す外観斜
視図。
【図2】図1のカメラのバリアを支持する支持部の近傍
のみを切り出して拡大して示す要部拡大斜視図。
【図3】図1のカメラにおける閃光発光器及び主電源操
作部材の近傍のみを切り出して示す要部拡大側面図。
【図4】図1のカメラの不使用時の状態(非撮影状態)
を示す側面図。
【図5】図1のカメラが撮影準備状態に移行している途
中の状態を示す側面図。
【図6】図1のカメラの撮影準備状態を示す側面図。
【図7】図1のカメラが撮影準備状態にあって閃光発光
器がポップアップした状態を示す側面図。
【図8】図1のカメラのバリアを拡散板として使用する
際の状態を示す側面図。
【図9】図1のカメラにおける電気系の構成を簡単に示
す回路図。
【図10】図1のカメラにおける検知手段及び表示手段
の作用を示すフローチャート。
【図11】本発明の第2の実施形態のカメラを示す外観
斜視図。
【図12】図11のカメラのバリアを支持する支持部の
近傍のみを切り出して拡大して示す要部拡大斜視図。
【図13】図11のカメラが撮影準備状態であって閃光
発光器をポップアップさせた状態を示す側面図。
【図14】図11のカメラの拡散部材を閃光発光器から
発せられる光束の照射方向の前面に配置した際の状態を
示す側面図。
【図15】本発明の第3の実施形態のカメラのバリアを
支持する支持部の近傍のみを切り出して拡大して示す要
部拡大斜視図。
【図16】図15のカメラが撮影準備状態でありかつ閃
光発光器をポップアップさせた状態であって、拡散部材
を閃光発光器から発せられる光束の照射方向の前面に配
置した際の状態を示す側面図。
【図17】本発明の第4の実施形態のカメラを示す外観
斜視図。
【図18】図17のカメラのバリアを支持する支持部の
近傍のみを切り出して拡大して示す要部拡大斜視図であ
って、バリアを係止する係止部が格納されている状態を
示す図。
【図19】図17のカメラのバリアを支持する支持部の
近傍のみを切り出して拡大して示す要部拡大斜視図であ
って、バリアを係止する係止部が突出している状態を示
す図。
【図20】図17のカメラの撮影準備状態を示す側面
図。
【図21】図17のカメラのバリアを閃光発光器から発
せられる光束の照射方向の前面に配置した際の状態を示
す側面図。
【符号の説明】
1……カメラ本体 1a……撮影レンズ鏡筒 1c……上面当接部 2・2A・2B・2C……バリア 2a……支持片 3・3A……支持部 4……閃光発光器 4a……閃光発光部 7……主電源操作部材 7a……主電源スイッチ 8・8A……係止部 9……支持軸 10……レンズ保持枠 11……CPU(制御手段) 12……主電源供給部 14……バリアスイッチ(検知手段) 15……発光ダイオード(LED;バリア使用状態表
示) 16……フラッシュ発光回路 21……拡散部材(バリア) 22・22B……遮光部材 22Ba……切欠部 23……突片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光発光器を使用可能なカメラにおい
    て、 撮影レンズの前面を覆う閉位置と、撮影レンズの前面を
    露呈すると共に、上記閃光発光器の照射光の照射方向前
    面に位置する開位置との間を開閉移動するバリアと、 このバリアに設けられ、同バリアが上記開位置にあると
    きには、上記閃光発光器から発せられた照射光を拡散さ
    せる拡散手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 閃光発光器を使用可能なカメラにおい
    て、 撮影レンズの前面を覆う閉位置と、撮影レンズの前面を
    露呈する第1の開位置とに開閉移動するバリアと、 このバリアに設けられ、上記第1の開位置からさらに上
    記閃光発光器の照射光の照射方向前面に位置する第2の
    開位置に移動可能な拡散部材と、 を具備し、 上記拡散部材は、上記第2の開位置にあるときには、上
    記閃光発光器から発せられた照射光を拡散させることを
    特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 上記拡散部材が上記第2の開位置にあ
    ることを検知する検知手段と、 この検知手段によって上記拡散部材が上記第2の開位置
    にあることが検知されたときには、上記拡散部材が上記
    第2の開位置にあることを表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
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