JP4038084B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボ装置を内蔵したレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
未露光の写真フイルムが予め装填されたレンズ付きフイルムユニットが各種販売されている。レンズ付きフイルムユニットは、シャッタ機構やフイルム巻上げ機構等の撮影機構が簡略化されて安価であること、撮影操作が簡単であること等を特徴としており、手軽に使用できることから広く普及している。
【0003】
このようなレンズ付きフイルムユニットでは、室内や夜間等の暗い場所でも撮影できるようにストロボ装置を内蔵したものや、近接撮影を可能にしたもの,絞り値を切り換えて、暗い場所での撮影から明るい場所での撮影まで良好な撮影ができるようにしたものなどがある。さらに、シャッタ速度や絞り値,ストロボ光量を切り換えることにより夜間や室内での比較的に暗い場所でも良好な撮影が行えるようにしたレンズ付きフイルムユニットも特開2000−162738号公報で知られている。
【0004】
通常よりも被写体距離が短い近接撮影を行う場合においては、通常時と同じストロボ光量を被写体に照射して撮影を行うと、ストロボ光量が多すぎて露光オーバーとなってしまう。このような不都合を防止するストロボ装置が特開2000−122126号公報によって、またレンズ付きフイルムユニットが特開2000−275708号公報によって知られている。
【0005】
特開2000−122126号公報に記載されたストロボ装置では、ストロボ発光部の左右端から射出されるストロボ光だけを被写体に向けて照射するように横長のストロボ発光部の中央部を遮光板で上下に覆うことで、ストロボ光を減光している。また、特開2000−275708号公報に記載されたレンズ付きフイルムユニットでは、光量制限板でストロボ発光部の全面を覆い、被写体に向けて照射されるストロボ光を減光している。光量制限板としては、半透明なフィルタやハーフミラー,不透明な板に複数の孔を形成したものなどが用いられている。
【0006】
他方、特開2000−162738号公報に記載されたレンズ付きフイルムユニットでは、夜間や室内での比較的に暗い場所で撮影する場合に、背景の描写性を高めるために絞りを大きく(絞り値を小さく)し、これに合わせてストロボ光量を小さくしている。ストロボ光量を小さくする手法としては、特開2000−275708号公報に記載されたものと同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
被写体に向けて照射されるストロボ光量を小さくするために、特開2000−122126号公報に記載されているように、横長なストロボ発光部の中央部を上下に覆うように遮光板を挿入する手法を採用すると、撮影画面の周辺部に対するストロボ光の照射量が不足するという問題があった。このような問題は、横長なストロボ発光部の中央部を上下に覆った場合に、ストロボ光の配光パターンが変化して、撮影画面の中央部に比べて周辺部のストロボ光の照射量の低下が著しくなるためである
【0008】
なお、特開2000−122126号公報に記載されるように近接撮影を目的とする場合には、主要被写体が撮影画面の中央であることが多いため、上記のように撮影画面の周辺部のストロボ光の照射量の低下が大きくてもあまり問題にはならない。
【0009】
また、特開2000−275708号公報や特開2000−162738号公報に記載された光量制限板のようにストロボ発光部の全面を覆う場合では、ストロボ光の配光パターンの変化はあまりないが、光量制限板がストロボ発光部の全面を覆う必要があり、光量制限板のサイズが大きくなるとともに、この光量制限板をストロボ発光部から退避した位置と覆う位置との間で移動自在にすると、その移動量が大きく、収納スペースが大きくなるため小型化を図る上での妨げとなっていた。
【0010】
一方、ストロボ光による適正露出の位置(被写体距離)は、一定なフイルム感度の下ではストロボ光量と絞り値とによって決まる。しかしながら、その適正露出の位置と、撮影レンズのピント位置とは相関関係がない。したがって、絞り値の切り換えに連動してストロボ光を減光しただけでは、ストロボ光で適正露出が得られる位置でピントが合致せず、ピントが合致している位置で露光オーバーあるいはアンダーになるという問題も発生する。
【0011】
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、小型化に有利にしながら良好なストロボ光の配光パターンが得られ、またピント及び露出を良好にすることができるレンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットでは、ストロボ発光部の中央部をその長手方向に沿って覆って遮光する遮光板を備え、ストロボ放電管を挟むストロボ発光部の上下端部から射出されるストロボ光だけを被写体に向けて照射することにより、ストロボ光を減光するものである。
【0013】
請求項2記載のレンズ付きフイルムユニットでは、遮光板を、ストロボ発光部の中央部を上下及び左右対称に覆うようにしたものである。
【0014】
請求項3記載のレンズ付きフイルムユニットでは、遮光板を、ストロボ発光部の中央部を覆う遮光位置と、前記ストロボ発光部の前面から退避した退避位置との間で移動自在としたものである。
【0015】
請求項4記載のレンズ付きフイルムユニットでは、遮光板の遮光位置と退避位置との間での移動に連動してシャッタ速度及び絞り値のいずれか一方または両方を切り換えるものである。
【0016】
請求項5記載のレンズ付きフイルムユニットでは、遮光板が遮光位置とされることに連動して、遮光板で減光されたストロボ光量によって適正露光となる被写体距離に撮影レンズのピント位置をほぼ合致させるように切り換えるピント調節手段を備えたものである。
【0017】
請求項6記載のレンズ付きフイルムユニットでは、遮光板で減光されたストロボ光量によって適正露光となる被写体距離及び遮光板を遮光位置としたときのピント位置がそれぞれ2〜4mの範囲内としたものである。請求項7記載のレンズ付きフイルムユニットでは、遮光板を、ストロボ発光部の上端部と下端部だけを露呈するようにその長手方向に沿って長くした長方形の板状としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1に本発明を実施したレンズ付きフイルムユニットの外観を示す。レンズ付きフイルムユニットは、ユニット本体2と、このユニット本体2を部分的に覆う外装体3とから構成されており、ユニット本体2にはシャッタ機構,絞り切替え機構,シャッタ速度切替え機構,フイルム給送機構,ストロボ装置4(図5参照)等の各種撮影機構が内蔵されている。また、ユニット本体2には、未露光の写真フイルムと撮影済の写真フイルムを収納するカートリッジとが製造時に装填されている。
【0019】
ユニット本体2の前面には、撮影レンズ5,ファインダ6の対物側窓6a,モード選択部材8,ストロボ操作部材9,ストロボ装置4のストロボ発光部10が設けられている。また、ユニット本体2の上面には、レリーズボタン11,残り撮影可能コマ数を表示するカウンタ窓12,ストロボ発光の準備が完了したことを表示するライトガイド13が突出する充電完了表示窓13aが設けられている。さらに、背面には、1コマの撮影ごとに回転操作される巻上げノブ14が露呈され、対物側窓6aに対面する位置にファインダ6の接眼側窓(図示省略)が設けられている。外装体3は、ユニット本体2の中央部分に貼付されており、各部に設けた開口から撮影レンズ5,ファインダ6,カウンタ窓12等を外部に露呈させている。
【0020】
モード選択部材8は、撮影モードとして通常モードと夜景モードとのいずれかを選択するためのものであり、図1に示される夜景モード位置と、この夜景モード位置から下方にスライド移動した通常モード位置との間でスライド自在にされている。また、ストロボ操作部材9は、撮影時のストロボ発光のオン・オフを選択するためのものであり、図1に示されるオン位置と、このオン位置から下方にスライド移動されたオフ位置との間でスライド自在にされている。ライトガイド13は、ストロボ操作部材9がオン位置にスライドされることによって、図示されるようにユニット本体2の上面に突出される。
【0021】
ストロボ操作部材9は、モード選択部材8が夜景モード位置にスライド移動されることに連動してオン位置にスライド移動され、モード選択部材8は、ストロボ操作部材9がオフ位置にスライド移動されることに連動して通常モード位置にスライド移動される。なお、通常モード選択時では、ストロボ操作部材9をオン位置,オフ位置のいずれにもセットが可能である。
【0022】
通常モードは、日中屋外等の明るい場所での撮影に対応するモードである。また、通常モードは、ストロボ操作部材9をオン位置とすることでストロボ発光させることもでき、比較的に明るい室内での撮影や逆光時の撮影にも利用できる。この通常モードでは、ストロボ発光の有無にかかわらず、比較的に高速な第1シャッタ速度と絞り開口径が小さい小絞りで撮影が行われる。
【0023】
夜景モードは、例えば結婚式の披露宴会場などのように暗い室内や夜間屋外等に対応し主要被写体をストロボ光によりほぼ適正な露光量で撮影できるとともに、暗い背景を適度な明るさで撮影することができるモードである。この夜景モードでは、上記の第1シャッタ速度よりも低速な第2シャッタ速度と、小絞りよりも絞り開口径が大きい大絞りが撮影に用いられる。また、この夜景モードでは、ストロボ発光を強制的に行う。前述のようにモード選択部材8に連動してストロボ操作部材9がオン位置にセットされることによって、ストロボ発光が必ず行われるようになる。
【0024】
ストロボ発光部10は、ユニット本体2の前面に横長の長方形に露呈されている。このストロボ発光部10からは、ストロボ操作部材9がオン位置にセットされているときに、シャッタ羽根の開閉に同期して一定光量のストロボ光が射出される。
【0025】
このレンズ付きフイルムユニットには、被写体に照射されるストロボ光量を低くするための遮光性を有した遮光板16が設けられている。遮光板16は、図示されるようにストロボ発光部10の前面に配されてその一部を覆う遮光位置と、図に二点鎖線で示すようにストロボ発光部10の前面から退避してユニット本体2内に収納された退避位置との間で移動自在とされている。この遮光板16は、モード選択部材8に連動しており、モード選択部材8が通常モード位置のときに退避位置とされ、夜景モード位置のときに遮光位置となる。
【0026】
図2に示すように、ストロボ発光部10は、ストロボ光を放出するストロボ放電管17と、ストロボ放電管17からのストロボ光を前方に反射するリフレクタ18と、ストロボ放電管17及びリフレクタ18を保護する透明なプロテクタ19とからなる。ストロボ放電管17は、細長い円柱形状をしており、その長手方向(軸心に沿った方向)が写真フイルム上の撮影画面の長手方向と一致するようにリフレクタ18に取り付けられている。
【0027】
リフレクタ18は、U字状に湾曲されてストロボ放電管17の周面と平行になるように配された湾曲反射部18aと、湾曲反射面18aの両端を塞ぐようにストロボ放電管17の両端部近くに設けられた平板状の側面反射部18bとからなり、前方が横長の長方形に開口している。このリフレクタ18の開口部分を塞ぐようにプロテクタ19が取り付けられ、このプロテクタ19がユニット本体2の前面に露呈されている。したがって、ストロボ発光部10は、ストロボ放電管17の長手方向に長くなっている。
【0028】
遮光板16は、長い長方形の板状であり、遮光位置にセットされたときには、ストロボ発光部10の前面でその中央部をストロボ発光部10の長手方向、すなわちストロボ放電管17の長手方向に沿った方向に覆う。より詳しくは、図3に示すように、遮光板16は、その上下方向の長さhがストロボ発光部10の上下方向の長さHよりも短くされている。この遮光板16を遮光位置にセットすると、遮光板16は、上下左右対称にストロボ発光部10の中央部を左右方向(長手方向)に覆い、ストロボ放電管17を挟むストロボ発光部10の上端部10aと下端部10bだけを露呈した状態とする。
【0029】
上記のように遮光板16を配することで、夜景モード下ではストロボ放電管17を挟むストロボ発光部10の上端部10aと下端部10bからストロボ光を照射し、被写体に照射するストロボ光量を小さくするとともに、好ましい配光パターンを得る。
【0030】
湾曲反射部18aで反射されるストロボ光の反射状態を図4(a)に、側面反射部18bで反射されるストロボ光の反射状態を図4(b)にそれぞれ模式的に示すように、ストロボ発光部10の中央部をストロボ放電管17の長手方向に沿って遮光板16で覆うことにより、撮影画面の周辺に向かうストロボ光量をあまり落とすことなく画面中央に向かうストロボ光を大幅にカットすることができるため、配光パターンを良好にしながらストロボ光が減光される。
【0031】
図5に示すように、撮影レンズ5と写真フイルムとの間を遮光する暗箱(図示省略)の前面には、シャッタ開口21が形成されている。このシャッタ開口21の前方にシャッタ羽根22が配されている。シャッタ羽根22は、その羽根部22aでシャッタ開口21を覆った閉じ位置と、シャッタ開口21の前面から退避した全開位置を経てさらに回動した終端位置との間で回動自在に組み付けられている。このシャッタ羽根22は、復帰バネ23によって閉じ位置に向けて付勢されており、通常は閉じ位置にありシャッタ開口21を塞いでいる。
【0032】
シャッタ速度切替え機構としての回転規制レバー25は、その一端に規制片25aが形成されており、規制片25aがシャッタ羽根22の回転軌跡上から退避した退避位置と、全開位置と終端位置との間で回転軌跡上に入り込んだ規制位置との間で回動自在に組み付けられている。
【0033】
レリーズボタン11を押圧操作すると、シャッタ駆動レバー(図示せず)がチャージ位置からリリース位置に向けて高速に移動する。この移動の間にシャッタ羽根22の当接部22bがシャッタ駆動レバーによって蹴飛ばされ、シャッタ羽根22が復帰バネ23の付勢力に抗して終端位置に向けて回動する。なお、シャッタ駆動レバーは、写真フイルムの1コマ分の給送に連動してチャージ位置にセットされる。
【0034】
回転規制レバー25が退避位置のときには、シャッタ羽根22は、終端位置にまで回動した後に復帰バネ23の付勢力によって閉じ位置に戻る。また、回転規制レバー25が規制位置のときには、シャッタ羽根22は、終端位置に達する前に規制片25aに当接し復帰バネ23の付勢力によって閉じ位置に戻る。このようにすることで、シャッタ羽根22は、回転規制レバー25が退避位置のときに作動角(回転角)が相対的に大きくされて低速な第2シャッタ速度で駆動され、規制位置のときには作動角が相対的に小さくされて高速な第1シャッタ速度で駆動される。
【0035】
撮影レンズ5とシャッタ羽根22との間で、撮影レンズ5の光軸上には、固定絞り板26が配されている。この固定絞り板26には、大絞りとしての大絞り開口26aが形成されている。絞り切替え機構としての可動絞り板27は、その先端部に大絞り開口26aよりも小さい開口径の小絞り開口27aが小絞りとして形成されている。この可動絞り板27は、撮影レンズ5の光軸上に小絞り開口27aを配した挿入位置と、撮影レンズ5の光軸から退避した退避位置との間で回動自在とされている。
【0036】
可動絞り板27が退避位置のときには、撮影レンズ5からの光は大絞り開口26aによって、その光量が制限されるから大絞りでの撮影となる。一方、可動絞り板27が挿入位置のときには、撮影レンズ5の光軸上に大絞り開口26aと小絞り開口27aが配されるので、結果として小絞り開口27aを用いた小絞りによる撮影となる。
【0037】
モード選択部材8が一体に形成されたスライド板31は、通常モード位置と夜景モード位置に対応して上下方向にスライド自在とされている。このスライド板31は、連動機構32を介して回転規制レバー25と可動絞り板27に連結されている。この連動機構32により、モード選択部材8を通常モード位置から夜景モード位置にスライドさせると、回転規制レバー25が規制位置から退避位置に、可動絞り板27が挿入位置から退避位置に回動する。逆に、モード選択部材8を夜景モード位置から通常モード位置にスライドさせると、回転規制レバー25が退避位置から規制位置に、可動絞り板27が退避位置から挿入位置に回動する。これにより、通常モードでは、高速な第1シャッタ速度と小絞りによる撮影が行われ、夜景モードでは低速な第2シャッタ速度と大絞りによる撮影が行われる。
【0038】
また、スライド板31には前述の遮光板16が一体に形成されており、スライド板31とともに遮光板16がスライド移動する。これにより、遮光板16は、通常モード時では退避位置に、夜景モード時には遮光位置にセットされる。遮光板16は、ストロボ発光部10の長手方向に沿って細長い板状であり、その短辺に沿った方向に、ストロボ発光部10の短辺のほぼ半分の移動量だけ移動させるだけでよいから、退避位置と挿入位置との間の移動量が小さくでき、また遮光板16の収納スペースも小さくすることがきる。
【0039】
ストロボ用スライド板33には、ストロボ操作部材9が一体に形成されている。このストロボ用スライド板33は、ストロボ操作部材9のスライド操作によって上下方向にスライド移動する。ストロボ操作部材9は、ストロボ用スライド板33の前面に突出しており、スライド板31の側方に突出した連動部31aの移動軌跡上に配されている。これにより、モード選択部材8を夜景モード位置にスライドすると、連動部31aによってストロボ操作部材9がオン位置に押し上げられる。また、ストロボ操作部材9をオン位置からオフ位置にスライド移動すると、モード選択部材8が通常モード位置に押し下げられる。
【0040】
ストロボ装置4は、上記のストロボ発光部10の他に、ストロボ発光に先立って充電されるメインコンデンサ,このメインコンデンサを充電する充電回路,電源の電池,ストロボスイッチ37,シンクロスイッチ38などを備えている。
【0041】
ストロボスイッチ37は、充電スイッチとストロボ発光の有無を選択する発光選択スイッチを兼ねており、ストロボ用スライド板33のスライドに連動してオン・オフされ、ストロボ操作部材9がオン位置にセットされることによってオンとなり、ストロボ操作部材9がオフ位置にセットされることによってオフとなる。ストロボスイッチ37がオンとなると充電回路によってメインコンデンサが充電されるとともに、ストロボ発光が許容される。また、ストロボスイッチ37がオフとなると、充電回路の充電動作が停止されるとともに、メインコンデンサの充電の有無にかかわらずストロボ発光が禁止される。
【0042】
シンクロスイッチ38は、シャッタ羽根22が全開位置に達したときにオンとなる。ストロボスイッチ37がオンのときにシンクロスイッチ38がオンとなると、ストロボ放電管17にトリガ電圧が印加されることにより、メインコンデンサに蓄えられた電荷がストロボ放電管17で放電されてストロボ光が放出される。
【0043】
次に上記構成の作用について説明する。撮影を行う場合には、撮影者は、巻上げノブ14を回転操作して、写真フイルムを1コマ分巻き上げる。このフイルム巻上げに連動してシャッタチャージが行われる。また、撮影シーンに応じてモード操作部材8を操作し、通常モードまたは夜景モードを選択する。
【0044】
例えば、通常モードを選択する場合には、モード操作部材8を下方にスライド操作して通常モード位置にセットし、この後にストロボ操作部材9を操作してストロボ発光のオン・オフを選択する。なお、モード操作部材8が夜景モード位置にセットされている場合で、撮影時にストロボ発光を行わない場合には、オン位置にセットされているストロボ操作部材9をオフ位置にスライド移動することにより、モード操作部材8を通常モード位置にセットしてもよい。
【0045】
上記のようにモード操作部材8が通常モード位置にセットされると、スライド板31のスライド移動に連動し、回転規制レバー25が規制位置に回動して保持され、規制片25aがシャッタ羽根22の回転軌跡上に入り込んだ状態となる。また、可動絞り板27が挿入位置に回動し保持される。さらにこのモード操作部材8の通常モード位置への移動により、遮光板16が退避位置にセットされる。
【0046】
通常モード下でストロボ撮影を行う場合には、ストロボ操作部材9を操作してオン位置にセットする。ストロボ操作部材9をオン位置とすることにより、ストロボスイッチ37がオンとなり、メインコンデンサが充電される。メインコンデンサが規定の充電電圧に達してストロボ発光の準備が完了した状態となると、図示しない発光ダイオードの点灯をライトガイド13を通して確認できる。
【0047】
ファインダ6を覗いてフレーミングを決定し、レリーズボタン11を押圧操作して撮影を行う。レリーズボタン11が押圧されると、シャッタ羽根22は、シャッタ駆動レバーにより蹴飛ばされて閉じ位置から終端位置に向けて回動を開始する。回転規制レバー25の規制片25aがシャッタ羽根22の回転軌跡上に入り込んでいるから、終端位置に向けて回動を開始したシャッタ羽根22は、シャッタ開口21を全開した後に、終端位置に達する前に規制片25aと当接して、復帰バネ23の付勢力で閉じ位置に向けて回動を開始する。これにより、第1シャッタ速度でシャッタ羽根22の開閉動作が行われる。
【0048】
また、シャッタ羽根22がシャッタ開口21を全開した全開位置に達した瞬間に、シンクロスイッチ38がオンとなる。このため、ストロボ操作部材9をオン位置としている場合には、シンクロスイッチ38のオンにより、ストロボ放電管17にトリガ電圧が与えられてストロボ発光が行われる。そして、ストロボ放電管17より放出されたストロボ光がストロボ発光部10より被写体に向けて照射される。このときに、遮光板16が退避位置となっているから、ストロボ発光部10の全面から被写体に向けてストロボ光が照射される。したがって、この場合にはストロボ光は減光されることなく被写体に向けて照射される。なお、ストロボ操作部材9をオフ位置としている場合には、ストロボ発光は行われない。
【0049】
ストロボ発光の有無に関わらず、上記のように第1シャッタ速度でシャッタ羽根22の開閉動作が行われている間に、撮影レンズ5に入射した被写体からの光は、小絞り開口27a,大絞り開口26aを通して写真フイルムに露光を与えるが、この場合には小絞り開口27aで光量が制限されることになる。したがって、小絞りと比較的に高速な第1シャッタ速度とを用いた撮影が行われる。
【0050】
一方、夜景等のように暗い被写体を撮影するような場合、あるいは夜景を背景にして人物等の主要被写体を撮影する場合、暗い室内で背景を適当な濃度で再現しながら人物等の主要被写体を撮影する場合には、モード選択部材8を夜景モード位置にセットして夜景モードを選択する。
【0051】
モード選択部材8を夜景モード位置にセットすると、連動部31aがストロボ操作部材9をオン位置に押し上げる。このため夜景モードを選択すれば、ストロボ発光させる状態に自動的になる。
【0052】
モード選択部材8が夜景モード位置にセットされることにより、回転規制レバー25が退避位置に回動して保持され、可動絞り板27が退避位置に回動し保持される。また、ストロボ操作部材9がオン位置となることに連動して、ストロボスイッチ37がオンとなる。このストロボスイッチ37のオンにより、通常モードと同様にメインコンデンサの充電が行われる。さらに、モード選択部材8が夜景モード位置にセットされることにより、遮光板16が遮光位置とされる。
【0053】
ストロボ発光の準備の完了を確認した後に、レリーズボタン11を押圧する。このレリーズボタン11の押圧に応答してシャッタ羽根22の開閉動作が行われるが、この夜景モードでは回転規制レバー25が退避位置に回動されているから、シャッタ羽根22は閉じ位置から終端位置にまで回動した後に、復帰バネ23の付勢力で閉じ位置に戻る。また、シャッタ羽根22が全開位置に達した瞬間には、シンクロスイッチ38がオンとなりストロボ発光が行われる。このようにして大絞りと、通常モード時よりも遅い第2シャッタ速度の下でストロボ撮影が行われる。
【0054】
上記の夜景モード下において、ストロボ放電管17が放出するストロボ光量は通常モードと同じであるが、ストロボ発光部10の前面には遮光位置とされた遮光板16が配されているから、被写体に向けて照射されるストロボ光量は小さくなる。これにより、大絞りに適したストロボ光量が照射される。
【0055】
図6,図7は本実施形態の遮光板16を使用する場合と使用しない場合,及び図8に示すようにストロボ発光部10を上下方向に覆う従来の遮光板50を用いた場合のストロボ光の配光パターンを示すものである。なお、遮光板50は、ストロボ発光部10の中央部を上下左右対称に上下方向に覆い、ストロボ発光部10の左右端だけからストロボ光を被写体に向けて照射することでストロボ光量を低くする。
【0056】
図6は撮影画面中心と画面周辺部の露光量差を示すグラフであり、図9に示すように、撮影画面40の上下方向,左右方向,対角方向の8箇所の測定位置41〜48についての露光量差を表している。各測定位置41〜48は、撮影画面40の中心位置を0%,各方向の画面端の位置をそれぞれ100%としたときに、対応する方向の90%の位置である。なお、露光量差は、撮影レンズ5の焦点距離を32mm,写真フイルム上の撮影コマのサイズを24×36mmとし、それに応じた撮影画面の各測定位置に配した光量センサでストロボ発光部からのストロボ光を受光し、その受光量を測定することで求めている。
【0057】
図6のグラフでは、本実施形態の遮光板16を使用した場合を「実線」で、遮光板16を使用しない場合を「二点鎖線」で、従来の遮光板50を使用した場合を「破線」でそれぞれ示してある。
【0058】
図7は、撮影画面の上下方向におけるストロボ光の配光パターンを詳細に示すグラフである。図7のグラフは、本実施形態の遮光板16を使用した場合を「円」で、遮光板16を使用しない場合を「四角」で、従来の遮光板50を使用した場合を「三角」でそれぞれプロットして示している。この図7のグラフの横軸は、画面中心の位置を0%,撮影画面の上端を100%,下端を−100%として画面中心から上下方向の位置を表し、縦軸は遮光板を使用しない場合の撮影画面中央の露光量を基準(0EV)としたときの露光量差である。
【0059】
ストロボ発光部10の中央部を上下に覆う遮光板50は、撮影画面の中央部の光量を重点的に低くすることを目的とし、図10(a)に示されるように湾曲反射部18aで反射されて中央部に向かうストロボ光及びストロボ放電管17から中央部に向かう直接光の一部をカットするが、中央部には図10(b)のように側面反射部18bで反射されたストロボ光が配光される。ここで中央部の光量を所望とする大きさにすると、周辺部に向かうストロボ光が遮光板50により大幅にカットされてしまうため、遮光板無しのストロボ発光部に比べ配光が悪くなった。
【0060】
同じ目的で中央部を左右方向に覆った遮光板16の場合は、図10(b)に示されるような側面反射部18bで反射されて画面中央部へ向かうストロボ光をカットすることで効率的に画面中央部へ向かうストロボ光をカットできた。また、周辺部への配光はストロボ発光部10の上下が露呈されているのでカット量は小さい。結果として中央部を上下に覆う遮光板50を取り付けたストロボ発光部に比べて配光が良化している。
【0061】
遮光板16でストロボ発光部10の中央部を長手方向に覆った場合に、撮影画面の中央部に比べて周辺部の露光量が多少高くなるが、撮影レンズによる周辺光量の低下を考慮すると、このように周辺部の露光量が高くなる方が好ましい。また、ストロボ撮影を行う場合には、ストロボ光で撮影しようとする比較的に近距離の主要被写体が撮影画面の中央に位置し、ストロボ光の効果が弱い背景が周辺であることが一般的であることを考慮すれば、このように周辺部の露光量が高くなる方が好ましい。
【0062】
図11は、ストロボ光を減光するのと同時にピント位置の調節を行う例を示すものである。なお、以下に説明する他は上記実施形態と同様であり、同じ構成部材には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0063】
ピント調節機構は、撮影レンズ61,レンズ保持枠62と,モード操作部材31と連動する連動機構32から構成される。レンズ保持枠62は、短円筒形の枠であり、ユニット本体3に固定されている。そして、撮影レンズ61は、レンズ保持枠62内で光軸を中心に回動自在とされるとともに、光軸に沿って前後に移動自在とされており、通常焦点位置と近距離焦点位置との間で移動される。
【0064】
レンズ保持枠62の外周には、カム溝62aが形成され、撮影レンズ61の周縁に一体に突設されたピン61aが係合している。これらカム溝62aとピン61aとにより、撮影レンズ61が光軸を中心に回転すると、撮影レンズ61はその回転方向に応じて前方または後方に移動する。
【0065】
3本のピン61aのうちの1本は、連動機構32を介してスライド板31に接続されており、モード操作部材8を夜景モード位置から通常モード位置にスライド移動すると、撮影レンズ61が反時計方向に回転して後方に移動し通常焦点位置にセットされる。逆に、モード操作部材8を通常モード位置から夜景モード位置にスライド移動すると、撮影レンズ61が時計方向に回転して前方に移動し近距離焦点位置にセットされる。
【0066】
通常焦点位置は、日中屋外などでの撮影を考慮し、また小絞り27aによって得られる被写界深度を利用して、比較的に近距離から遠距離までが適切なピント状態で撮影できるように決められている。一方、近距離焦点位置は、夜景モード時、すなわちストロボ光量を遮光板16で減光したときに、そのストロボ光量で適正露光となる被写体距離に設定されている。
【0067】
この例における通常モード,夜景モードでのシャッタ速度,絞り値,ガイドナンバーなどは次のようになっている。なお、写真フイルムとしてはフイルム感度ISO1600のものが用いられ、撮影レンズ61としては焦点距離32mmのものが用いられている。また、夜景モードでは遮光板16をストロボ発光部10の前面に挿入することによってストロボ光量(ガイドナンバー)を小さくしている。
【0068】
[通常モード]
シャッタ速度 :1/100秒(第1シャッタ速度)
絞り値 :F14.0(小絞り)
ピントセット位置:8m(通常焦点位置)
ストロボ発光 :オン・オフを選択
ガイドナンバー :8.8(ISO100・m)
【0069】
[夜景モード]
シャッタ速度 :1/45秒(第2シャッタ速度)
絞り値 :F5.6(大絞り)
ピントセット位置:3m(近距離焦点位置)
ストロボ発光 :オン
ガイドナンバー :4.5(ISO100・m)
【0070】
図12に夜景モードにおける錯乱円径と被写体距離の関係を示すように、プリント写真上の画像がシャープに見えるための写真フイルム上での許容錯乱円径を「0.03mm」とした場合に、夜景モードでは約2〜6mの被写体距離の範囲で良好なピント状態が得られる。一方、図13に夜景モードにおける被写体距離と適正露光との露光量の差(EV)の関係を示すように、背景とのバランスが良い主要被写体の露光量を適正露光に対して+1〜−1EVとすると、バランスが良い露出を得られる被写体距離は2〜4.2mとなる。結果として、被写体距離が3mのときに最良の撮影条件であり、2〜4mの被写体距離の範囲で良好な露光量とピント状態の撮影を行うことができる。
【0071】
この構成によれば、モード選択部材8を夜景モード位置として撮影をする際には、遮光板16でストロボ光が減光されるとともに、その減光されたストロボ光で適正露光となる被写体距離の被写体にピントが合うように撮影レンズ5のピント位置が調節され、その被写体距離及び前後の被写体が良好な露光量及びピント状態で撮影される。
【0072】
絞りを大絞りとした場合、被写界深度が浅くなり、近距離の被写体のピントのボケ、特に被写体が人物のときのボケは目立つ。これに対して遠景のピントのボケは目立ちにくい。このため、比較的に遠い背景のピントを少し犠牲にし、近距離側の被写体に対して良好なピント状態が得られるようにするのがよく、ピント位置としては2〜4mの範囲内とするのが好ましく、これに対応して遮光板で減光されたストロボ光量によって適正露光となる被写体距離も2〜4mの範囲内とするのがよい。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットによれば、遮光板でストロボ発光部の中央部をその長手方向に沿って覆って遮光し、ストロボ放電管を挟むストロボ発光部の上下端部からストロボ光を被写体に向けて照射するようにしたから、ストロボ光を減光しても適切な配光パターンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視図である。
【図2】ストロボ発光部の構成を示す分解斜視図である。
【図3】ストロボ発光部と遮光板の配置関係を示す説明図である。
【図4】遮光板による遮光されるストロボ光を示す説明図である。
【図5】絞り及びシャッタ速度の切り替える機構を示すブロック図である。
【図6】撮影画面中心と撮影画面端8箇所(上下,左右,4角)との露光量差を示すグラフである。
【図7】撮影画面の上下方向におけるストロボ光の配光パターンを示すグラフである。
【図8】従来の遮光板とストロボ発光部の配置関係を示す説明図である。
【図9】露光量差を測定した測定位置を示す説明図である。
【図10】図8の遮光板による遮光されるストロボ光を示す説明図である。
【図11】ピント調節機構を設けた例を示すものである。
【図12】夜景モード下における被写体距離と錯乱円径との関係を示すグラフである。
【図13】夜景モード下における被写体距離と露光量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
4 ストロボ装置
5,61 撮影レンズ
8 モード選択部材
9 ストロボ操作部材
10 ストロボ発光部
16 遮光板
17 ストロボ放電管
25 回転規制レバー
26 固定絞り板
27 可動絞り板
32 連動機構
62 レンズ保持枠62

Claims (7)

  1. ストロボ放電管の長手方向に長いストロボ発光部から被写体に向けて一定光量のストロボ光を照射するストロボ装置を備えたレンズ付きフイルムユニットにおいて、
    前記ストロボ発光部の中央部をその長手方向に沿って覆って遮光する遮光板を備え、前記ストロボ放電管を挟むストロボ発光部の上下端部から射出されるストロボ光だけを被写体に向けて照射することにより、ストロボ光を減光することを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 前記遮光板は、前記ストロボ発光部の中央部を上下及び左右対称に覆うことを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
  3. 前記遮光板は、前記ストロボ発光部の中央部を覆う遮光位置と、前記ストロボ発光部の前面から退避した退避位置との間で移動自在であることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
  4. 前記遮光板の遮光位置と退避位置との間での移動に連動してシャッタ速度及び絞り値のいずれか一方または両方を切り換えることを特徴とする請求項3記載のレンズ付きフイルムユニット。
  5. 前記遮光板が遮光位置とされることに連動して、遮光板で減光されたストロボ光量によって適正露光となる被写体距離に撮影レンズのピント位置をほぼ合致させるように切り換えるピント調節手段を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載のレンズ付きフイルムユニット。
  6. 前記遮光板で減光されたストロボ光量によって適正露光となる被写体距離及び遮光板を遮光位置としたときのピント位置がそれぞれ2〜4mの範囲内であることを特徴とする請求項5記載のレンズ付きフイルムユニット。
  7. 前記遮光板は、前記ストロボ発光部の上端部と下端部だけを露呈するようにその長手方向に沿って長くされた長方形の板状であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のレンズ付きフイルムユニット。
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