JP3850008B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小絞りで日中シンクロ撮影を可能にし、大絞りまたは開放絞りでストロボを常時発光するレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
誰でも手軽に写真撮影が楽しめるように、製造時に未露光の写真フイルムを内蔵し、ユーザーのフイルム装填やフイルム巻き戻しの手間を省き、撮り終わったらそのまま現像取扱店に提出すれば、現像済みの写真フイルム(ネガ)と、プリント写真とを受け取ることができるレンズ付きフイルムユニットが普及している。
【0003】
このようなレンズ付きフイルムユニットには、夜間や室内等でも撮影が行えるようにストロボ装置を内蔵したものが市販されている。このストロボ内蔵式のレンズ付きフイルムユニットの中には、ストロボ装置の充電を開始する充電スイッチに連動して、撮影レンズの絞り径を変更するものが知られている(例えば特開平9−15693号公報)。
【0004】
この公報記載のレンズ付きフイルムユニットでは、ストロボ撮影時には、Fナンバーを小さく(絞り開口の径が大きくなる)することにより、屋内や夜間では背景まで自然に写し込むことができる等、暗い所での撮影をより有利に行えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近は明るい日中でもストロボ撮影を行うユーザーが増えている。この日中シンクロ撮影は、逆光時に特に有効で、被写体がつぶれることなく明るく写る。
【0006】
ところが、上記公報記載のレンズ付きフイルムユニットでは、日中シンクロ撮影を行うと、明るい日中であるのにもかかわらず絞りが大きくなるため、露光量が過剰になる。この露光オーバーになったネガは、ラボでのプリント焼付時間が長くなり、ラボのコスト負担が増大するとともに、プリント画質が悪化する。
【0007】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、屋内や夜間では背景まで自然に写し込むことができるとともに、誰でも失敗なく日中シンクロ撮影を適正露出で行うことができるレンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、撮影レンズと、シャッタ機構と、このシャッタ機構に連動してストロボ光を発光するストロボ装置とを備えたユニット本体に、製造時に未露光の写真フイルムを装填するレンズ付きフイルムユニットにおいて、前記ストロボ装置を少なくとも充電開始するためにオンされる充電スイッチと、少なくとも開放絞りより小さい絞りの小絞り開口を有し、小絞り開口を撮影光路に挿入する小絞り位置と小絞り開口を撮影光路から退避するとともに前記充電スイッチをオンにしたままにする開放絞り位置との間で移動される絞り切換部材とを備えたものである。
【0009】
また、前記絞り切換部材を小絞り位置と開放絞り位置との間で移動するために外部から操作される操作部は、前記絞り切換部材が小絞り位置にある状態では充電スイッチの上方に位置し、押圧操作することにより充電スイッチをオンにするストロボ充電ボタンを兼用したものである。
【0010】
また、撮影レンズと、シャッタ機構と、このシャッタ機構に連動してストロボ光を発光するストロボ装置とを備えたユニット本体に、製造時に未露光の写真フイルムを装填するレンズ付きフイルムユニットにおいて、前記ストロボ装置を少なくとも充電開始するためにオンされる充電スイッチと、大小2つの絞り開口を有し、大絞り開口を撮影光路に挿入するとともに前記充電スイッチをオンにしたままにする大絞り位置と小絞り開口を撮影光路に挿入する小絞り位置との間で移動される絞り切換部材とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図2において、レンズ付きフイルムユニット2は、撮影機構等が内蔵されたユニット本体3の外壁中央部に外装ラベル4を貼着してある。外装ラベル4には、撮影レンズ5のフード部6,ファインダ7の接眼レンズ7a,カウンタ表示板8等を露呈する各開口が設けられている。また、ユニット本体3の前面には、前記撮影レンズ5,接眼レンズ7aの他、ストロボ充電ボタン9と、撮影モード切換ノブ10と、ストロボ発光部11とが設けられている。
【0012】
撮影モード切換ノブ10は、長孔12に沿って左右に移動され、左右の端にそれぞれクリックストップされる。各クリックストップ位置に対応する外装ラベル4面には、晴天〜薄曇りの日中で屋外の撮影に適した屋外撮影モードであることを示す指標「屋外」,屋内や夜間の撮影に適した屋内撮影モードであることを示す指標「屋内」の各文字が印刷されている。撮影モード切換ノブ10を「屋外」に合わせると、撮影絞りが例えばF13になり、「屋内」に合わせると、開放絞りの例えばF5.6になる。
【0013】
ユニット本体3の右手で把持される部分には、グリップ14が設けられ、この上部には、シャッタボタン15が設けられている。また、グリップ14の背面側上部には、右手親指で回転操作される巻上げノブ16が設けられている。
【0014】
図3において、ユニット本体3は、本体基部21,露光ユニット22,ストロボ装置23,後カバー24及び前カバー25とから構成されており、これらは爪係合によって組み付けられる。
【0015】
本体基部21の左右には、カートリッジ収納室21aとフイルム収納室21bとが形成され、それぞれにカートリッジ28と、これから写真フイルム29を引き出してロール形態にしたフイルムロール29aとが製造時に予め収納される。なお、レンズ付きフイルムユニット2ではシャッタスピードが、例えば1/60秒で固定されているとともに、ピント合わせを不要としているため、写真フイルム29には、ラチチュードが広く、また小絞りにして被写界深度を深くできるところから、例えばISO800の高感度フイルムを使用する。
【0016】
露光ユニット22は、暗箱部22aをベースにして、シャッタ羽根31を含むシャッタ機構,シャッタチャージ機構,巻き止め機構,カウンタ表示板8等を組み付け、更にファインダ7を構成する対物レンズ7a及び接眼レンズ7bを保持している。そして、シャッタ羽根31が回動される暗箱部22aの前面には、撮影レンズ5を保持したレンズ保持部材33が取り付けられる。
【0017】
シャッタ羽根31とレンズ保持部材33との間には、前記撮影モード切換ノブ10が植設された短冊状の絞り切換板35が左右方向に移動自在に設けられている。絞り切換板35の一方の端近傍には、絞り切換板35の移動に伴って光軸Lの撮影光路に挿脱される円形の小絞り開口35aが形成されている。また、他方の端35bは、先にゆくにつれて薄くなるようにテーパーが付けられており、後述するようにストロボ充電用のスイッチ接片をオン・オフさせるためのスイッチ作動部となっている。
【0018】
ストロボユニット23は、シャッタ機構に連動してトリガー信号を発信するシンクロスイッチ37が設けられた回路基板38と、ストロボ発光部11と、ストロボ回路に給電を行う電池39とからなる。
【0019】
ストロボユニット23の充電は、フイルム収納室21bの外周部に取り付けられたスイッチ接片40が、ストロボ充電ボタン9の押圧によって弾性変形し、回路基板38の一対のプリントパターン接点41と接触し、このプリントパターン接点41が短絡することによって開始される。
【0020】
図1(A)に示すように、撮影モード切換ノブ10を指標「屋外」に合わせた状態では、小絞り開口35aが撮影光路に挿入され、撮影絞りが例えばF13になる。この状態でストロボ充電ボタン9を押すと、スイッチ接片40がストロボ充電ボタン9に押されて弾性変形し、スイッチ接片40の先端部が一対のプリントパターン接点41を短絡させてストロボ回路の充電を開始する。このストロボ回路は、プリントパターン接点41が一旦短絡すると、その後短絡状態が解除されても、メインコンデンサ43が規定充電電圧まで充電されてから充電を停止する(例えば特開平7−122389号公報に開示)。
【0021】
同図(B)に示すように、撮影モード切換ノブ10を指標「屋内」に合わせると、絞り切換板35が撮影光路から退避され、撮影レンズ5の撮影絞りは開放絞りの例えばF5.6になる。これと同時に、絞り切換板35の端35bがストロボ充電ボタン9とスイッチ接片40との間に挿入され、スイッチ接片40が絞り切換板35の端35bに押されて弾性変形し、プリントパターン接点41が短絡したままになり、ストロボユニット23は常時発光されるようになる。
【0022】
このように構成されたレンズ付きフイルムユニット2で撮影を行うには、まず、巻き上げノブ16を回して、写真フイルム29の1コマ巻き上げを行い、露光枠に写真フイルム29の1コマ目をセットする。この巻き上げと同時にシャッタチャージが行われ、巻き上げロック機構が作動して巻き上げノブ16の回動がロックされる。
【0023】
次に、被写体の明るさに応じて撮影モードを選択する。日中の屋外撮影等、被写体光量が十分に確保される環境下で撮影を行う場合には屋外撮影モードを選択する。撮影者は、撮影モード切換ノブ10が指標「屋外」に位置していることを確認する。この時、絞り切換板35が撮影光路に挿入され、撮影レンズ5の背後には小絞り開口35aがセットされている。
【0024】
ファインダ7でフレーミングを行った後、シャッタボタン15を押し下げる。次の瞬間にシャッタ羽根31が開閉し、被写体光が撮影レンズ5,小絞り開口35aを通って露光枠にセットされた写真フイルム29に結像する。この屋外撮影モードでは、小絞り開口35aにより撮影レンズ5の中心部の光束で撮影が行われるから、収差の影響が少なく、シャープネスの高い画像を得ることができる。また、被写界深度が深いため、被写体距離を意識せずに撮影を楽しむことができる。
【0025】
日中の屋外で被写体が逆光状態にある場合には、撮影モード切換ノブ10を指標「屋外」に合わせたままの状態で、ストロボ充電ボタン9を押圧操作し、日中シンクロ撮影を行う。これにより、撮影絞りはF13のままで、ストロボ回路の充電動作が開始される。このストロボ回路によりストロボ充電ボタン9を押圧操作を止めた後も、メインコンデンサ43の充電電圧が規定充電電圧に達するまで充電動作が継続される。
【0026】
撮影者は、充電完了表示窓でストロボユニット23の充電完了を確認した後、シャッタボタン15を押し下げる。シャッタ開閉によりシンクロスイッチ37が作動してストロボ発光部11から被写体に向けてストロボ光が照射される。これより、明るい背景に対して被写体が暗くなる逆光撮影時にも、被写体を明るく写すことができる。なお、屋外撮影モードでは、一旦ストロボ光が発光された後は、メインコンデンサ43の充電は自動的には開始されないから、その都度ストロボ充電ボタンを押圧操作する。
【0027】
屋内や夜間に撮影を行う場合には、屋内撮影モードを選択する。撮影者は、撮影モード切換ノブ10を移動して指標「屋内」に合わせる。これにより、絞り切換板35が撮影光路から退避され、撮影絞りは開放のF5.6になる。また、絞り切換板35の端35bがストロボ充電ボタン9とスイッチ接片40との間に挿入されるから、スイッチ接片40が弾性変形してプリントパターン接点41が短絡し、ストロボユニット23の充電動作が継続して行われるようになる。
【0028】
撮影者は、ストロボユニット23の充電完了を確認後、フレーミングを行ってシャッタボタン15を押し下げて撮影を行う。撮影絞りがF5.6と比較的明るいため、例えば室内の照明光も有効となって背景がアンダー露光になることなく写り込み、より自然な写真を撮ることができる。シャッタ開閉と同時にストロボ発光が行われた後、直ちに充電動作が開始される。この屋内撮影モードでは、ストロボユニット23の充電動作が継続して行われるから、ストロボユニット23の充電動作を止めるには、撮影モード切換ノブ10を移動して指標「屋外」に戻す。
【0029】
このようにして全コマの撮影を終えた後、レンズ付きフイルムユニット2をそのまま現像取扱店に提出すれば、写真フイルム29が現像処理された後、焼付処理される。この焼付処理では、逆光撮影時のネガ濃度も適正レベル内にあるから、通常の焼付時間とほとんど同じ焼付時間で行うことができ、ラボの負担が増大することがない。そして、焼き付けられたプリント写真と現像済みのネガとがユーザーに返却される。
【0030】
次に、別の実施形態を説明する。図4及び図5において、絞り切換板50の撮影モード切換ノブ51は、上記実施形態のストロボ充電ボタンを兼ねている。絞り切換板50の一方の端には、半月状の大絞り開口50aと、円形の小絞り開口50bとが並列して形成されている。絞り切換板50は、撮影モード切換ノブ51を前カバー52に形成された長孔52aに沿ってスライド移動させることにより、撮影光路に大絞り開口50aが挿入される開放絞り位置と、小絞り開口50bが挿入される小絞り位置との間で移動される。なお、大絞り開口50aは撮影レンズ5の開放絞りより大きな径であり、また小絞り開口50bは、前記実施形態の小絞り開口35aと同様の径とする。
【0031】
絞り切換板50が小絞り位置にある状態では、撮影モード切換ノブ51がスイッチ接片40の上方に位置している。撮影モード切換ノブ51を押圧操作すると、絞り切換板50が弾性変形してスイッチ接片40を回路基板38側へ押し、プリントパターン端子41を短絡させる。また、撮影モード切換ノブ51の押圧操作を止めれば、スイッチ接片40の弾性及び絞り切換板50の弾性により、スイッチ接片40及び撮影モード切換ノブ51が元の位置に復帰して、プリントパターン端子41の短絡が解除される。
【0032】
絞り切換板50が開放絞り位置にある状態では、撮影モード切換ノブ51がスイッチ接片40の上方から退避されると同時に、絞り切換板50の下面に形成された突起53によってスイッチ接片40が回路基板38側へ押され、スイッチ接片40の先端部によってプリントパターン端子41が短絡されたままになる。
【0033】
また、別の絞り切換板を示す図6において、絞り切換板55は、前記絞り切換板50の長さをやや長くして、半月状の大絞り開口50aの代わりに、円形の大絞り開口55aを設けたものである。この大絞り開口55aを設けることにより、屋内撮影モードの撮影絞りを撮影レンズ5の開放絞りと異なる絞りに設定でき、設計の自由度が増す。例えば、大絞り開口55aを撮影レンズ5の開放絞り以上の径にした場合には、実質的に撮影レンズ5の開放絞りと同じになるが、開放絞りより小さくした場合には、屋内撮影モードでやや被写体の背景(ストロボ光が届かない範囲)が暗くなるものの、より被写界深度が深く、シャープネスの高い画像を撮影できる。なお、小絞り開口55bは、前記小絞り開口35a,50bと同様とする。
【0034】
以上説明した実施形態では、撮影レンズの開放絞りをF5.6,小絞り開口のF値(以下小絞り)をF13,シャッタスピードを1/60秒,フイルム感度をISO800としたが、本発明はこれに限定されず、例えば開放絞りをF5.6〜F8,小絞りをF13〜F27,シャッタスピードを1/60秒〜1/120秒,フイルム感度をISO800〜ISO3200の各範囲で任意に選択できる。
【0035】
また、上記実施形態では、充電スイッチを1回オンにすると、この後にオフにしても規定充電電圧まで充電されるストロボユニットを用いたが、ストロボ充電ボタンを押している間だけ充電動作が行われるストロボユニットを用いてもよい。
【0036】
また、ストロボ充電ボタンを押圧式にしたが、スライド式にしてもよい。この場合には、撮影絞りを開放絞りにした状態で、絞り切換板によって充電スイッチがオフになる方向へのストロボ充電ボタンの移動を阻止するか、ストロボ充電ボタンの位置に関わらず、充電スイッチがオンになるようにする。
【0037】
また、撮影絞りを小絞りにした状態では、ストロボ撮影を行った後は、再びストロボ充電ボタンを押圧操作しなければ、充電スイッチがオンにならずに、メインコンデンサが充電されないようにしたが、例えばスライド式のストロボ充電ボタンを用いて、ストロボ充電ボタンをオフの位置に戻すまで、継続して充電スイッチがオンのままになるようにしてもよい。
【0038】
また、大小いずれの絞り開口も円形状としたが、本発明はこれに限定されず、例えば撮影画面サイズに対応した矩形状としてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、絞り切換部材を撮影光路に挿脱して撮影絞りを変更するとともに、小絞り開口を撮影光路に挿入した場合には、充電スイッチを任意にオン可能とし、小絞り開口を撮影光路から退避させた場合には、充電スイッチをオンのままにして連続充電するようにしたので、日中の屋外では小絞りでの日中シンクロ撮影が可能となり、初心者であっても適正露出で日中シンクロ撮影を行うことができ、また、屋内や夜間では開放状態でかつストロボ装置が常時発光状態となり、被写体はもちろん背景までも明るく写すことができ、より自然な写真を撮ることができる。
【0040】
また、絞り切換部材の操作部をストロボ充電ボタンと兼用したので、部品点数が減るとともに、充電スイッチ周りの構造が簡単になり、上述の効果をよりローコストに達成できる。
【0041】
また、小絞り開口を撮影光路から退避させた場合に、撮影光路に大絞り開口を挿入するようにすると、大絞り開口の大きさを変更することにより設計の自由度を増すことができる。例えば、大絞り開口を撮影レンズの開放絞りより小さくすることにより、開放絞りの場合より被写界深度が深くなるとともに、画質がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】小絞り位置(A)と開放絞り位置(B)とにおける撮影レンズ,絞り切換板,ストロボ充電ボタン,スイッチ接片等の関係を示す説明図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観斜視図である。
【図3】ユニット本体の分解斜視図である。
【図4】撮影モード切換ノブとストロボ充電ボタンとを兼用した実施形態を示す説明図である。
【図5】図4に示す実施形態の絞り切換板を上方から示す平面図である。
【図6】大小2つの絞り開口を設けた絞り切換板を示す平面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
5 撮影レンズ
9 ストロボ充電ボタン
10,51 撮影モード切換ノブ
22 露光ユニット
23 ストロボユニット
35,50,55 絞り切換板
35a,50b,55b 小絞り開口
40 スイッチ接片
41 プリントパターン接点
50a,55a 大絞り開口

Claims (2)

  1. 撮影レンズと、シャッタ機構と、このシャッタ機構に連動してストロボ光を発光するストロボ装置とを備えたユニット本体に、製造時に未露光の写真フイルムを装填するレンズ付きフイルムユニットにおいて、
    前記ストロボ装置を充電開始するためにオンされる充電スイッチと、
    前記充電スイッチをオン・オフさせるために操作される充電ボタンと、
    放絞りより小さい開口の小絞り開口を有し、この小絞り開口を撮影光路に挿入する小絞り位置と、前記小絞り開口を撮影光路から退避させて開放絞りにする開放絞り位置との間で移動操作自在な絞り切換と、
    この絞り切換板に一体に形成され、絞り切換板が開放絞り位置に移動したときに前記充電ボタンの操作にかかわらず充電スイッチを強制的にオンさせる位置に移動し、絞り切換板が前記小絞り位置に移動したときに前記充電ボタンの操作に応じて充電スイッチをオン・オフさせる位置に退避するスイッチ作動部とを備えたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 撮影レンズと、シャッタ機構と、このシャッタ機構に連動してストロボ光を発光するストロボ装置とを備えたユニット本体に、製造時に未露光の写真フイルムを装填するレンズ付きフイルムユニットにおいて、
    前記ストロボ装置を充電開始するためにオンされる充電スイッチと、
    開放絞りよりも小さい開口の小絞り開口を有し、この小絞り開口を撮影光路に挿入する小絞り位置と、前記小絞り開口を撮影光路から退避させて開放絞りにする開放絞り位置との間で移動操作自在な絞り切換板とを備え、
    この絞り切換板に、絞り切換板が前記開放絞り位置に移動したときに前記充電スイッチを強制的にオンさせるスイッチ作動部と、絞り切換板が前記小絞り位置に移動したときに前記充電スイッチの近傍に移動し、押圧操作の有無に応じて充電スイッチをオン・オフさせる充電ボタンとを一体に設けたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
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