JPH0926608A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH0926608A JPH0926608A JP7176404A JP17640495A JPH0926608A JP H0926608 A JPH0926608 A JP H0926608A JP 7176404 A JP7176404 A JP 7176404A JP 17640495 A JP17640495 A JP 17640495A JP H0926608 A JPH0926608 A JP H0926608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subject
- aperture
- photographing
- predetermined position
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定焦点方式のカメラでありながら近距離撮
影でもピントの良好な撮影画像を得る。 【解決手段】 シャッタボタンを押下操作すると、スイ
ッチSW1がONになって投光部38aから被写体Aに
向けて近赤外光が投光される。被写体Aからの反射光が
受光部38bの受光素子42a,42bに入射される。
制御部39は受光素子42a,42bからの出力電圧V
1 ,V2 の比Pを算出し、被写体距離がD 0 より短いP
>1のときのみスイッチSW2をONする。スイッチS
W2がONすると、電磁石41が通電されて絞り板が撮
影光路内に挿入されたまま絞りF22の小絞りで撮影が
行なわれる。P≦1のときには、絞り板が撮影光路から
退避され、開放絞りF11で撮影が行なわれる。
影でもピントの良好な撮影画像を得る。 【解決手段】 シャッタボタンを押下操作すると、スイ
ッチSW1がONになって投光部38aから被写体Aに
向けて近赤外光が投光される。被写体Aからの反射光が
受光部38bの受光素子42a,42bに入射される。
制御部39は受光素子42a,42bからの出力電圧V
1 ,V2 の比Pを算出し、被写体距離がD 0 より短いP
>1のときのみスイッチSW2をONする。スイッチS
W2がONすると、電磁石41が通電されて絞り板が撮
影光路内に挿入されたまま絞りF22の小絞りで撮影が
行なわれる。P≦1のときには、絞り板が撮影光路から
退避され、開放絞りF11で撮影が行なわれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、更
に詳しくは被写体距離に応じて撮影レンズの絞り口径を
変更するカメラに関するものである。
に詳しくは被写体距離に応じて撮影レンズの絞り口径を
変更するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】誰でも手軽に写真撮影が行なえるように
ピント合わせを不要にした固定焦点カメラが市販されて
いる。このカメラでは、深い被写界深度を必要とするか
ら、焦点距離が短く、開放Fナンバーが大きい(暗い)
撮影レンズ、例えば焦点距離:32ミリ,開放Fナンバ
ー:F11が使用される。また、プリント写真は引伸し
倍率が小さいエコノミーサイズと想定して、許容錯乱円
径を通常の2倍程度(例えば0.06mm)に見積もっ
ている。そして、撮影レンズの焦点を例えば5mの距離
に合わせて固定することにより、例えば1.25m〜∞
にピントが合うようにしてある。
ピント合わせを不要にした固定焦点カメラが市販されて
いる。このカメラでは、深い被写界深度を必要とするか
ら、焦点距離が短く、開放Fナンバーが大きい(暗い)
撮影レンズ、例えば焦点距離:32ミリ,開放Fナンバ
ー:F11が使用される。また、プリント写真は引伸し
倍率が小さいエコノミーサイズと想定して、許容錯乱円
径を通常の2倍程度(例えば0.06mm)に見積もっ
ている。そして、撮影レンズの焦点を例えば5mの距離
に合わせて固定することにより、例えば1.25m〜∞
にピントが合うようにしてある。
【0003】また、このような簡易型のカメラでは、ス
トロボ装置を内蔵していても、被写体輝度によってスト
ロボ光の発光量を調整(調光)することができないもの
が多い。したがって、ストロボ使用時の推奨撮影距離範
囲,例えば「1.25〜3m/ISO100」が設定さ
れており、この範囲内でストロボ撮影を行なうように促
している。すなわち、この範囲内でストロボ撮影を行な
ったときには、露光レベルがフイルムラチチュード内に
ほぼ入るようになっている。
トロボ装置を内蔵していても、被写体輝度によってスト
ロボ光の発光量を調整(調光)することができないもの
が多い。したがって、ストロボ使用時の推奨撮影距離範
囲,例えば「1.25〜3m/ISO100」が設定さ
れており、この範囲内でストロボ撮影を行なうように促
している。すなわち、この範囲内でストロボ撮影を行な
ったときには、露光レベルがフイルムラチチュード内に
ほぼ入るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な簡易型のカメラでピントが合うとされる最短撮影距
離,例えば1.25mの位置にある被写体を撮影した場
合、エコノミーサイズのプリント写真では実用上ピント
が合っているとみなせても、例えば最近普及してきたパ
ノラマプリントのようにエコノミーサイズのほぼ2倍の
引伸し倍率になるプリント写真では、ピンボケになると
いう問題があった。
な簡易型のカメラでピントが合うとされる最短撮影距
離,例えば1.25mの位置にある被写体を撮影した場
合、エコノミーサイズのプリント写真では実用上ピント
が合っているとみなせても、例えば最近普及してきたパ
ノラマプリントのようにエコノミーサイズのほぼ2倍の
引伸し倍率になるプリント写真では、ピンボケになると
いう問題があった。
【0005】また、上述したように、ストロボ撮影時の
推奨撮影距離範囲内では適正露光でストロボ撮影できる
ことになっているが、実際に最短撮影距離の1.25m
でストロボ撮影を行なうと、1.5〜2EV程度のオー
バー露光になる。この程度のオーバー露光は、プリント
時の補正によってカバーできるが、やはりプリント写真
の画質低下は免れないという問題があった。
推奨撮影距離範囲内では適正露光でストロボ撮影できる
ことになっているが、実際に最短撮影距離の1.25m
でストロボ撮影を行なうと、1.5〜2EV程度のオー
バー露光になる。この程度のオーバー露光は、プリント
時の補正によってカバーできるが、やはりプリント写真
の画質低下は免れないという問題があった。
【0006】本発明は、焦点調節を行なうことなく近距
離撮影でピントの良好な撮影画像を得ることができるカ
メラを提供することを目的とする。また、調光機能を備
えていなくても近距離のストロボ撮影におけるオーバー
露光を防止したカメラを提供することを目的とする。
離撮影でピントの良好な撮影画像を得ることができるカ
メラを提供することを目的とする。また、調光機能を備
えていなくても近距離のストロボ撮影におけるオーバー
露光を防止したカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカメラは、一定距離に焦点を合わせ
て固定した撮影レンズと、少なくとも前記一定距離より
も近い所定位置を基準にしてこれより近い位置に被写体
があるか否かの判定を行なう判定手段と、この判定手段
によって被写体が前記所定位置より近い位置にあると判
定された場合に、前記撮影レンズの絞り口径を被写体が
前記所定位置より遠い位置にある場合よりも小さい小絞
り口径に変更する絞り変更手段とを備えたものである。
に、請求項1記載のカメラは、一定距離に焦点を合わせ
て固定した撮影レンズと、少なくとも前記一定距離より
も近い所定位置を基準にしてこれより近い位置に被写体
があるか否かの判定を行なう判定手段と、この判定手段
によって被写体が前記所定位置より近い位置にあると判
定された場合に、前記撮影レンズの絞り口径を被写体が
前記所定位置より遠い位置にある場合よりも小さい小絞
り口径に変更する絞り変更手段とを備えたものである。
【0008】請求項2記載のカメラは、請求項1記載の
カメラにおいて、前記絞り変更手段は、前記小絞り口径
に対応した小絞り開口が形成され、前記撮影レンズの撮
影光路に挿脱自在に設けられた絞り部材と、この絞り部
材を前記判定手段に基づいて移動させ、被写体が所定位
置より近い位置にあると判定された場合に、前記小絞り
開口が撮影レンズの撮影光路の所定位置に挿入する制御
手段とからなるものである。
カメラにおいて、前記絞り変更手段は、前記小絞り口径
に対応した小絞り開口が形成され、前記撮影レンズの撮
影光路に挿脱自在に設けられた絞り部材と、この絞り部
材を前記判定手段に基づいて移動させ、被写体が所定位
置より近い位置にあると判定された場合に、前記小絞り
開口が撮影レンズの撮影光路の所定位置に挿入する制御
手段とからなるものである。
【0009】請求項3記載のカメラは、請求項1記載の
カメラにおいて、シャッタレリーズに同調して閃光を放
出するストロボ装置を備え、このストロボ装置を使用し
てストロボ撮影を行なう際に、前記判定手段が前記所定
位置より近い位置に被写体があると判定したとき、前記
絞り変更手段が撮影レンズの絞り口径を前記小絞り口径
に変更するものである。
カメラにおいて、シャッタレリーズに同調して閃光を放
出するストロボ装置を備え、このストロボ装置を使用し
てストロボ撮影を行なう際に、前記判定手段が前記所定
位置より近い位置に被写体があると判定したとき、前記
絞り変更手段が撮影レンズの絞り口径を前記小絞り口径
に変更するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図2において、本発明を適用した
レンズ付きフイルムユニット10は、ユニット本体11
とこれを覆う外ケース12とから構成されており、ユニ
ット本体11の外部には、光学プラスチック製の撮影レ
ンズ13,ファインダ対物窓14,ストロボ発光部1
5,ストロボ充電スイッチ16,シャッタボタン17,
巻き上げノブ18,カウンタ表示窓19,及び測距用の
投光レンズ20a,受光レンズ20b等が設けられ、こ
れらの操作は外ケース12に開設した穴を通して行なわ
れる。
レンズ付きフイルムユニット10は、ユニット本体11
とこれを覆う外ケース12とから構成されており、ユニ
ット本体11の外部には、光学プラスチック製の撮影レ
ンズ13,ファインダ対物窓14,ストロボ発光部1
5,ストロボ充電スイッチ16,シャッタボタン17,
巻き上げノブ18,カウンタ表示窓19,及び測距用の
投光レンズ20a,受光レンズ20b等が設けられ、こ
れらの操作は外ケース12に開設した穴を通して行なわ
れる。
【0011】撮影レンズ13は、例えば32mmの広角
レンズで、開放絞りはF11である。撮影レンズ13
は、ほぼ5mの距離にピント合わせがなされており、開
放絞りF11でピントが合っているとみなせる範囲は、
許容錯乱円径を0.03として2m〜∞である(図6参
照)。
レンズで、開放絞りはF11である。撮影レンズ13
は、ほぼ5mの距離にピント合わせがなされており、開
放絞りF11でピントが合っているとみなせる範囲は、
許容錯乱円径を0.03として2m〜∞である(図6参
照)。
【0012】図3に示すように、ユニット本体11は、
本体基部21と、この上面,前面及び左右側面を覆う前
カバー22と、本体基部21の背面に被せられる後カバ
ー23とからなる。本体基部21には、パトローネ24
を収納するパトローネ室25と、パトローネ24から引
き出された写真フイルム26をロール状に収納するフイ
ルムロール室27とが一体に形成されている。この本体
基部21の前面には、撮影レンズ13やシャッタ機構が
組み付けられた露光ユニット40が、また上方にはスト
ロボユニット30がそれぞれ取り付けられ、前カバー2
2と後カバー23とで挟持される。
本体基部21と、この上面,前面及び左右側面を覆う前
カバー22と、本体基部21の背面に被せられる後カバ
ー23とからなる。本体基部21には、パトローネ24
を収納するパトローネ室25と、パトローネ24から引
き出された写真フイルム26をロール状に収納するフイ
ルムロール室27とが一体に形成されている。この本体
基部21の前面には、撮影レンズ13やシャッタ機構が
組み付けられた露光ユニット40が、また上方にはスト
ロボユニット30がそれぞれ取り付けられ、前カバー2
2と後カバー23とで挟持される。
【0013】前カバー22には、上面にシャッタボタン
17,前面にファインダ対物窓14及びストロボ充電ス
イッチ16の他に、投光レンズ20a,受光レンズ20
bに対応した位置に小さな円形開口22a,22bが一
体成形されている。また、後カバー23には、ファイン
ダ接眼窓28が形成されている。
17,前面にファインダ対物窓14及びストロボ充電ス
イッチ16の他に、投光レンズ20a,受光レンズ20
bに対応した位置に小さな円形開口22a,22bが一
体成形されている。また、後カバー23には、ファイン
ダ接眼窓28が形成されている。
【0014】ストロボユニット30は、プリント基板3
1上に充電及び放電の制御を行うためのストロボ回路を
実装してユニット化したもので、ストロボ光を放出する
ストロボ発光部15と、ストロボ発光用の電荷を蓄積す
る円筒状のメインコンデンサ32と、電源用の電池33
を保持するための電池ホルダー34と、シンクロ接点3
5とが取り付けられている。シンクロ接点35は、露光
ユニット40のシャッタ機構によって短絡され、放電回
路を作動させる。またプリント基板31の前面には、接
片36によって短絡された時に充電回路を作動させるプ
リント接点37が設けられている。
1上に充電及び放電の制御を行うためのストロボ回路を
実装してユニット化したもので、ストロボ光を放出する
ストロボ発光部15と、ストロボ発光用の電荷を蓄積す
る円筒状のメインコンデンサ32と、電源用の電池33
を保持するための電池ホルダー34と、シンクロ接点3
5とが取り付けられている。シンクロ接点35は、露光
ユニット40のシャッタ機構によって短絡され、放電回
路を作動させる。またプリント基板31の前面には、接
片36によって短絡された時に充電回路を作動させるプ
リント接点37が設けられている。
【0015】プリント基板31には、上述したストロボ
回路の他に、電源としてストロボ回路用の電池33を兼
用する絞り制御回路が設けられている。この絞り制御回
路は、被写体が所定の被写体距離D0 (図1参照)より
近い位置にあることを検知したときに撮影時の絞り口径
を開放絞りF11より小さく、例えばF22に変更する
ものである。
回路の他に、電源としてストロボ回路用の電池33を兼
用する絞り制御回路が設けられている。この絞り制御回
路は、被写体が所定の被写体距離D0 (図1参照)より
近い位置にあることを検知したときに撮影時の絞り口径
を開放絞りF11より小さく、例えばF22に変更する
ものである。
【0016】前記被写体距離D0 は、開放絞りF11で
撮影レンズ13の錯乱円径が許容錯乱円径0.03mm
より大きい0.04mmになってややピンボケ状態にな
る距離とし、例えば本実施例では1.7mである(図6
参照)。
撮影レンズ13の錯乱円径が許容錯乱円径0.03mm
より大きい0.04mmになってややピンボケ状態にな
る距離とし、例えば本実施例では1.7mである(図6
参照)。
【0017】図1に示すように、絞り制御回路は、測距
用の投光部38a,受光部38bと、制御部39と、投
光部38aをON/OFFするスイッチSW1と、絞り
板51(図3及び図4参照)の撮影光路内への出し入れ
を制御する電磁石41と、この電磁石41をON/OF
FするスイッチSW2とからなる。
用の投光部38a,受光部38bと、制御部39と、投
光部38aをON/OFFするスイッチSW1と、絞り
板51(図3及び図4参照)の撮影光路内への出し入れ
を制御する電磁石41と、この電磁石41をON/OF
FするスイッチSW2とからなる。
【0018】投光部38a,受光部38bはプリント基
板31の前面に、制御部39及びスイッチSW2はプリ
ント基板31の背面に、またスイッチSW1はシャッタ
ボタン17の背後に、そして電磁石41は露光ユニット
40の前面にそれぞれ設けられている。また、受光部3
8b,制御部39及びスイッチSW2はプリント基板3
1上で接続され、投光部38a,スイッチSW1及び電
池33はコード線(図示せず)で接続され、またスイッ
チSW2,電磁石41及び電池33はコード線(図示せ
ず)で接続される。
板31の前面に、制御部39及びスイッチSW2はプリ
ント基板31の背面に、またスイッチSW1はシャッタ
ボタン17の背後に、そして電磁石41は露光ユニット
40の前面にそれぞれ設けられている。また、受光部3
8b,制御部39及びスイッチSW2はプリント基板3
1上で接続され、投光部38a,スイッチSW1及び電
池33はコード線(図示せず)で接続され、またスイッ
チSW2,電磁石41及び電池33はコード線(図示せ
ず)で接続される。
【0019】図1に示すように、シャッタボタン17の
押し下げ操作によってスイッチSW1が短絡されると、
電池33から投光部38aのLEDに電源が供給され、
投光部38aから近赤外光が投光レンズ20aを介して
被写体Aに向けて放出される。被写体Aで反射された光
は受光レンズ20bを介して受光部38bに入射され
る。
押し下げ操作によってスイッチSW1が短絡されると、
電池33から投光部38aのLEDに電源が供給され、
投光部38aから近赤外光が投光レンズ20aを介して
被写体Aに向けて放出される。被写体Aで反射された光
は受光レンズ20bを介して受光部38bに入射され
る。
【0020】受光部38bの内部には、2個の受光素子
(例えばSPD)42a,42bが並列配置されてい
る。受光素子42a,42bからの出力電圧V1 ,V2
は、それぞれに入射される光量によって変動する。受光
素子42a,42bに接続された制御部39は、出力電
圧V1 ,V2 の比P(=V1 /V2 )を算出する。
(例えばSPD)42a,42bが並列配置されてい
る。受光素子42a,42bからの出力電圧V1 ,V2
は、それぞれに入射される光量によって変動する。受光
素子42a,42bに接続された制御部39は、出力電
圧V1 ,V2 の比P(=V1 /V2 )を算出する。
【0021】被写体Aが前記被写体距離D0 (=1.7
m)に位置している場合には、受光素子42a,42b
への入射光量が均等になるから、P=1となる。被写体
Aが被写体距離D0 より近い被写体距離D1 に位置して
いる場合には、受光素子42aに入射する光量が受光素
子42bより多くなって、P>1となる。また、被写体
Aが被写体距離D0 より遠い被写体距離D2 に位置して
いる場合には、受光素子42aに入射する光量が受光素
子42bより少なくなって、P<1となる。
m)に位置している場合には、受光素子42a,42b
への入射光量が均等になるから、P=1となる。被写体
Aが被写体距離D0 より近い被写体距離D1 に位置して
いる場合には、受光素子42aに入射する光量が受光素
子42bより多くなって、P>1となる。また、被写体
Aが被写体距離D0 より遠い被写体距離D2 に位置して
いる場合には、受光素子42aに入射する光量が受光素
子42bより少なくなって、P<1となる。
【0022】制御部39は、P>1のときにスイッチS
W2をONにする。これにより、電磁石41に電池33
から電源が供給され、撮影レンズ13の背後に絞り板5
1が挿入された状態になって撮影絞りの口径が開放絞り
F11から絞りF22に変更される。また、P≦1のと
きには、スイッチSW2はOFFのままであり、開放絞
りF11のままで撮影が行なわれる。
W2をONにする。これにより、電磁石41に電池33
から電源が供給され、撮影レンズ13の背後に絞り板5
1が挿入された状態になって撮影絞りの口径が開放絞り
F11から絞りF22に変更される。また、P≦1のと
きには、スイッチSW2はOFFのままであり、開放絞
りF11のままで撮影が行なわれる。
【0023】露光ユニット40のレンズボード47に
は、図4及び図5に示すように、撮影レンズ13の開放
絞りをF11とする開放絞り開口47aが形成されてい
る。そして、レンズボード47には、前記電磁石41の
他に、L字形の絞り板51,規制レバー54及びレリー
ズレバー61がそれぞれ回動自在に取り付けられてい
る。
は、図4及び図5に示すように、撮影レンズ13の開放
絞りをF11とする開放絞り開口47aが形成されてい
る。そして、レンズボード47には、前記電磁石41の
他に、L字形の絞り板51,規制レバー54及びレリー
ズレバー61がそれぞれ回動自在に取り付けられてい
る。
【0024】絞り板51の一端部51aには、絞り板5
1の他端部51bが電磁石41に吸着されたとき、開放
絞り開口47aを覆って撮影レンズ13の絞り口径をF
22にする小絞り開口51cが形成されている。また、
絞り板51は、バネ53によって反時計方向に付勢さ
れ、ストッパ47bによって反時計方向への回動範囲が
規制されている。また、絞り板51の中央部の円弧状縁
には、シャッタ機構のシャッタチャージ時に規制レバー
54の一端部aと係合され、絞り板51を初期位置に規
制する切欠51dが形成されている。
1の他端部51bが電磁石41に吸着されたとき、開放
絞り開口47aを覆って撮影レンズ13の絞り口径をF
22にする小絞り開口51cが形成されている。また、
絞り板51は、バネ53によって反時計方向に付勢さ
れ、ストッパ47bによって反時計方向への回動範囲が
規制されている。また、絞り板51の中央部の円弧状縁
には、シャッタ機構のシャッタチャージ時に規制レバー
54の一端部aと係合され、絞り板51を初期位置に規
制する切欠51dが形成されている。
【0025】規制レバー54は、バネ56により反時計
方向に付勢され、ストッパ47cにより反時計方向への
回動範囲が規制されている。規制レバー54の角部に
は、レリーズレバー61の一端部61aの側方に位置す
るように突出して突起部54bが形成されている。レリ
ーズレバー61の他端部61bの下方には、電気接片6
3a,63bからなるスイッチSW1が固定されてい
る。なお、バネ56の付勢力の方がバネ53の付勢力よ
り強く設定されている。また、一端部61a側には、レ
リーズレバー61の反時計方向への回動範囲を規制する
ストッパ47dが設けられている。
方向に付勢され、ストッパ47cにより反時計方向への
回動範囲が規制されている。規制レバー54の角部に
は、レリーズレバー61の一端部61aの側方に位置す
るように突出して突起部54bが形成されている。レリ
ーズレバー61の他端部61bの下方には、電気接片6
3a,63bからなるスイッチSW1が固定されてい
る。なお、バネ56の付勢力の方がバネ53の付勢力よ
り強く設定されている。また、一端部61a側には、レ
リーズレバー61の反時計方向への回動範囲を規制する
ストッパ47dが設けられている。
【0026】シャッタボタン17の押下操作によりこの
下面に形成された突起部17aが他端部61bを押圧し
てレリーズレバー61を反時計方向に回動され、これに
よってスイッチSW1の短絡と規制レバー54の時計方
向への回動が行なわれるが、レリーズレバー61の一端
部61aと規制レバー54の突起部54bとの間には隙
間が設けられており、スイッチSW1が短絡された後、
やや時間をおいて規制レバー54の時計方向への回動が
行なわれるようになっている。
下面に形成された突起部17aが他端部61bを押圧し
てレリーズレバー61を反時計方向に回動され、これに
よってスイッチSW1の短絡と規制レバー54の時計方
向への回動が行なわれるが、レリーズレバー61の一端
部61aと規制レバー54の突起部54bとの間には隙
間が設けられており、スイッチSW1が短絡された後、
やや時間をおいて規制レバー54の時計方向への回動が
行なわれるようになっている。
【0027】このように構成されたレンズ付きフイルム
ユニット10の作用を図6を参照して説明する。巻き上
げノブ18を操作して1コマ分のフイルム巻き上げを行
なうと、露光ユニット40のシャッタ機構がシャッタチ
ャージされる。このとき、絞り板51,規制レバー54
及びレリーズレバー61は、図4に示した初期状態にセ
ットされる。
ユニット10の作用を図6を参照して説明する。巻き上
げノブ18を操作して1コマ分のフイルム巻き上げを行
なうと、露光ユニット40のシャッタ機構がシャッタチ
ャージされる。このとき、絞り板51,規制レバー54
及びレリーズレバー61は、図4に示した初期状態にセ
ットされる。
【0028】撮影レンズ13を被写体Aに向けてシャッ
タボタン17を押し下げると、突起部17aによって他
端部61bが押圧され、レリーズレバー61が反時計方
向に回動される。これにより、まずスイッチSW1が短
絡され、投光部38aから近赤外光が投光レンズ20a
を介して被写体Aに照射される。そして、この反射光が
受光レンズ20bを介して受光部38bに入射する。
タボタン17を押し下げると、突起部17aによって他
端部61bが押圧され、レリーズレバー61が反時計方
向に回動される。これにより、まずスイッチSW1が短
絡され、投光部38aから近赤外光が投光レンズ20a
を介して被写体Aに照射される。そして、この反射光が
受光レンズ20bを介して受光部38bに入射する。
【0029】制御部39は、受光素子42a,42bか
らの出力電圧V1 ,V2 から比P(=V1 /V2 )を算
出する。被写体Aが1.7mより近いときには、P>1
となるから、制御部39はスイッチSW2をONにす
る。これにより、電磁石41は電池33から電源が供給
され、図5の二点鎖線で示すように、絞り板51の他端
部51bを吸着する。続いて、レリーズレバー61の一
端部61aが突起部54bを押圧すると、規制レバー5
4がバネ56の付勢力に抗して時計方向に回動され、規
制レバー54の一端部54aが切欠51dから離脱す
る。このとき、絞り板51の他端部51bが電磁石41
によって吸着されているから、絞り板51は回動せず、
小絞り開口51cが撮影光路内に挿入されたまま絞りF
22の深い焦点深度で撮影が行なわれる。
らの出力電圧V1 ,V2 から比P(=V1 /V2 )を算
出する。被写体Aが1.7mより近いときには、P>1
となるから、制御部39はスイッチSW2をONにす
る。これにより、電磁石41は電池33から電源が供給
され、図5の二点鎖線で示すように、絞り板51の他端
部51bを吸着する。続いて、レリーズレバー61の一
端部61aが突起部54bを押圧すると、規制レバー5
4がバネ56の付勢力に抗して時計方向に回動され、規
制レバー54の一端部54aが切欠51dから離脱す
る。このとき、絞り板51の他端部51bが電磁石41
によって吸着されているから、絞り板51は回動せず、
小絞り開口51cが撮影光路内に挿入されたまま絞りF
22の深い焦点深度で撮影が行なわれる。
【0030】図6に示すように、開放絞りF11のまま
では、近距離1.25m(逆数では0.80)の位置に
いる被写体の撮影画像は錯乱円が0.06となって殆ど
ピンボケになるが、絞りF22で撮影すると、錯乱円が
0.03となり、例えばエコノミーサイズのほぼ2倍の
引伸し倍率であるパノラマプリントでも十分にピントが
合っていると見なせる撮影画像が得られる。
では、近距離1.25m(逆数では0.80)の位置に
いる被写体の撮影画像は錯乱円が0.06となって殆ど
ピンボケになるが、絞りF22で撮影すると、錯乱円が
0.03となり、例えばエコノミーサイズのほぼ2倍の
引伸し倍率であるパノラマプリントでも十分にピントが
合っていると見なせる撮影画像が得られる。
【0031】なお、絞りF22での撮影では、露光レベ
ルが開放絞りF11のときより2EV分アンダーになる
が、晴天時の日中のように十分に被写体が明るい場合に
は、アンダー露光とはならない。また、曇天時のように
被写体が暗い場合には、ストロボ充電スイッチ16を押
圧してストロボ撮影を行なうことにより、アンダー露光
になることを防止できる。また、近距離でのストロボ撮
影では、オーバー露光になる場合が多いが、この実施例
では自動的に絞りF22で撮影が行なわれるからオーバ
ー露光が防止される。
ルが開放絞りF11のときより2EV分アンダーになる
が、晴天時の日中のように十分に被写体が明るい場合に
は、アンダー露光とはならない。また、曇天時のように
被写体が暗い場合には、ストロボ充電スイッチ16を押
圧してストロボ撮影を行なうことにより、アンダー露光
になることを防止できる。また、近距離でのストロボ撮
影では、オーバー露光になる場合が多いが、この実施例
では自動的に絞りF22で撮影が行なわれるからオーバ
ー露光が防止される。
【0032】被写体Aが1.7m以上に遠いときには、
P≦1となるから、制御部39はスイッチSW2をOF
Fにする。これにより、図5の実線で示すように、レリ
ーズレバー61の一端部61aが突起部54bを押圧し
て規制レバー54を時計方向に回動させ、規制レバー5
4の一端部54aが切欠51cから離脱すると、バネ5
3の付勢力により絞り板51が反時計方向に回動され、
小絞り開口51aが撮影光路から退避される。この結
果、被写体Aが1.7m以上に遠いときには、開放絞り
開口47aで撮影が行なわれる。
P≦1となるから、制御部39はスイッチSW2をOF
Fにする。これにより、図5の実線で示すように、レリ
ーズレバー61の一端部61aが突起部54bを押圧し
て規制レバー54を時計方向に回動させ、規制レバー5
4の一端部54aが切欠51cから離脱すると、バネ5
3の付勢力により絞り板51が反時計方向に回動され、
小絞り開口51aが撮影光路から退避される。この結
果、被写体Aが1.7m以上に遠いときには、開放絞り
開口47aで撮影が行なわれる。
【0033】1コマの撮影が終わってシャッタボタン1
7の押下操作を止めると、規制レバー54がストッパ4
7cに当接されるまで反時計方向に回動される。バネ5
6の付勢力の方がバネ53の付勢力より強く設定されて
いるから、一端部54aは切欠51cに係合しながら他
端部51bが電磁石41に当接されるまで絞り板51を
時計方向に回動させる。これにより、絞り板51,規制
レバー54及びレリーズレバー61は、図4に示した初
期状態に復帰される。
7の押下操作を止めると、規制レバー54がストッパ4
7cに当接されるまで反時計方向に回動される。バネ5
6の付勢力の方がバネ53の付勢力より強く設定されて
いるから、一端部54aは切欠51cに係合しながら他
端部51bが電磁石41に当接されるまで絞り板51を
時計方向に回動させる。これにより、絞り板51,規制
レバー54及びレリーズレバー61は、図4に示した初
期状態に復帰される。
【0034】以上説明した実施例は本発明をレンズ付き
フイルムユニットに適用したものであったが、本発明は
一般のコンパクトカメラに適用できるのは勿論である。
また、絞りの切換を行なう境界点となる被写体距離D0
として、上記実施例では1.7mを採用したが、本発明
はこれに限定されず、過焦点距離(上記実施例では5
m)より近い適当な距離であればよく、例えば2mでも
よい。また、過焦点距離も5mに限らず、例えば2.5
mでもよい。また、開放絞りをF11,近距離での絞り
をF22としたが、本発明はこれらの数値に限定されな
いのは勿論である。また、各絞りの差を2EVとした
が、例えば1.5EVでもよい。
フイルムユニットに適用したものであったが、本発明は
一般のコンパクトカメラに適用できるのは勿論である。
また、絞りの切換を行なう境界点となる被写体距離D0
として、上記実施例では1.7mを採用したが、本発明
はこれに限定されず、過焦点距離(上記実施例では5
m)より近い適当な距離であればよく、例えば2mでも
よい。また、過焦点距離も5mに限らず、例えば2.5
mでもよい。また、開放絞りをF11,近距離での絞り
をF22としたが、本発明はこれらの数値に限定されな
いのは勿論である。また、各絞りの差を2EVとした
が、例えば1.5EVでもよい。
【0035】また、絞りの切換を自動で行なうようにし
たが、マニュアルで行なうようにしてもよい。また、被
写体位置を判定する方法としては、光電式に限らず、カ
メラボディ内に巻取り式のメジャーを内蔵しておき、撮
影時にこれを引き延ばして判定するようにしてもよい。
また、ファインダ内に所定サイズの顔型マークを表示し
ておき、被写体の顔がこの顔型マークからはみ出したと
きに絞りを切り換えるようにしてもよい。
たが、マニュアルで行なうようにしてもよい。また、被
写体位置を判定する方法としては、光電式に限らず、カ
メラボディ内に巻取り式のメジャーを内蔵しておき、撮
影時にこれを引き延ばして判定するようにしてもよい。
また、ファインダ内に所定サイズの顔型マークを表示し
ておき、被写体の顔がこの顔型マークからはみ出したと
きに絞りを切り換えるようにしてもよい。
【0036】また、上記実施例では絞りの切換を2段階
としたが、被写体位置の判定を遠・中・近の3段階に
し、これに対応して絞りを3段階に切り換えるようにし
てもよい。この場合には、例えば絞り板に中距離用,近
距離用の2種類の絞り開口を設け、この絞り板を被写体
位置の判定結果に応じて撮影光路に出し入れするように
すればよい。また、上記実施例では、被写体位置の判定
は、2個の受光素子を用いた簡易な装置によって行なっ
たが、多数の受光素子をライン状に並べた受光素子アレ
ーやCCD等を用いた測距装置で行なってもよい。
としたが、被写体位置の判定を遠・中・近の3段階に
し、これに対応して絞りを3段階に切り換えるようにし
てもよい。この場合には、例えば絞り板に中距離用,近
距離用の2種類の絞り開口を設け、この絞り板を被写体
位置の判定結果に応じて撮影光路に出し入れするように
すればよい。また、上記実施例では、被写体位置の判定
は、2個の受光素子を用いた簡易な装置によって行なっ
たが、多数の受光素子をライン状に並べた受光素子アレ
ーやCCD等を用いた測距装置で行なってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、判定手
段によって被写体位置を判定し、被写体が所定位置より
近い場合に、撮影レンズの絞り口径を被写体が所定位置
より遠い場合よりも小さい小絞り口径に変更するように
したので、焦点深度がより深くなり、近距離撮影でもピ
ントの良好な画像を得ることができる。また、判定手段
の判定結果に基づいて自動的に絞り部材の小絞り開口を
撮影レンズの撮影光路に挿脱するようにしたので、面倒
な操作を行なうことなく近距離撮影時でもピントの良好
な画像を得ることができる。また、ストロボ撮影を行な
う際に、判定手段の判定結果に基づいて撮影レンズの絞
り口径を小絞り口径に変更するので、近距離におけるス
トロボ撮影でオーバー露光になるおそれが解消される。
段によって被写体位置を判定し、被写体が所定位置より
近い場合に、撮影レンズの絞り口径を被写体が所定位置
より遠い場合よりも小さい小絞り口径に変更するように
したので、焦点深度がより深くなり、近距離撮影でもピ
ントの良好な画像を得ることができる。また、判定手段
の判定結果に基づいて自動的に絞り部材の小絞り開口を
撮影レンズの撮影光路に挿脱するようにしたので、面倒
な操作を行なうことなく近距離撮影時でもピントの良好
な画像を得ることができる。また、ストロボ撮影を行な
う際に、判定手段の判定結果に基づいて撮影レンズの絞
り口径を小絞り口径に変更するので、近距離におけるス
トロボ撮影でオーバー露光になるおそれが解消される。
【図1】本発明の実施例の要部を示す説明図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視
図である。
図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの分解斜視図であ
る。
る。
【図4】絞り板,規制レバー,レリーズレバーの初期状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図5】図4に示した状態からシャッタボタンを押下操
作した場合の説明図である。
作した場合の説明図である。
【図6】32mmレンズの錯乱円と撮影距離の逆数との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
10 レンズ付きフイルムユニット 11 ユニット本体 13 撮影レンズ 20a 投光レンズ 20b 受光レンズ 30 ストロボユニット 33 電池 38a 投光部 38b 受光部 39 制御部 40 露光ユニット 41 電磁石 42a,42b 受光素子 47a 開放絞り開口 51 絞り板 51a 小絞り開口 54 規制レバー 61 レリーズレバー
Claims (3)
- 【請求項1】 一定距離に焦点を合わせて固定した撮影
レンズと、少なくとも前記一定距離よりも近い所定位置
を基準にしてこれより近い位置に被写体があるか否かの
判定を行なう判定手段と、この判定手段によって被写体
が前記所定位置より近い位置にあると判定された場合
に、前記撮影レンズの絞り口径を被写体が前記所定位置
より遠い位置にある場合よりも小さい小絞り口径に変更
する絞り変更手段とを備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記絞り変更手段は、前記小絞り口径に
対応した小絞り開口が形成され、前記撮影レンズの撮影
光路に挿脱自在に設けられた絞り部材と、この絞り部材
を前記判定手段に基づいて移動させ、被写体が所定位置
より近い位置にあると判定された場合に、前記小絞り開
口が撮影レンズの撮影光路の所定位置に挿入する制御手
段とからなることを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 シャッタレリーズに同調して閃光を放出
するストロボ装置を備え、このストロボ装置を使用して
ストロボ撮影を行なう際に、前記判定手段が前記所定位
置より近い位置に被写体があると判定したとき、前記絞
り変更手段が撮影レンズの絞り口径を前記小絞り口径に
変更することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176404A JPH0926608A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176404A JPH0926608A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926608A true JPH0926608A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16013089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7176404A Pending JPH0926608A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926608A (ja) |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP7176404A patent/JPH0926608A/ja active Pending
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