JP2000162738A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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JP2000162738A
JP2000162738A JP10337141A JP33714198A JP2000162738A JP 2000162738 A JP2000162738 A JP 2000162738A JP 10337141 A JP10337141 A JP 10337141A JP 33714198 A JP33714198 A JP 33714198A JP 2000162738 A JP2000162738 A JP 2000162738A
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、被写体光量に応じて撮影モー
ドを選択できるレンズ付きフイルムユニットを提供す
る。 【構成】 ストロボ発光操作部材21は、発光停止位置
26a、通常発光位置26b、微発光位置26cの3位
置でスライド自在に設けられている。撮影レンズ31の
前面には、2つの絞り46、47を持つ絞り切替板14
が回動自在に軸設されており、前記切替板14は、前記
操作部材21の微発光位置26cへのスライドに連動し
て大絞り46に切替られるようになっている。この大絞
り46への切替と同時に、ストロボ発光部22前面で横
方向にスライド自在に設けられ、ストロボ光量を減少さ
せるフイルタ板41も前記発光部22を覆う位置にセッ
トされる。絞りの切替とストロボ光量の調節は、被写体
光量に応じて選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボ装置の光
量を切り替える手段と、絞り開口を切り替える手段とを
備えたレンズ付きフイルムユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】手軽に誰でも写真撮影が楽しめる1回使
用型の簡易型カメラであるレンズ付きフイルムユニット
が普及している。このような1回使用が前提とされてい
るレンズ付きフイルムユニットでは、シャッタスピード
や絞り調節等の露出条件を調節する機構等を可能な限り
排除して簡易な構造を徹底し、小型化、低価格化を実現
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、レンズ付きフイ
ルムユニットが一般に普及した近年においては、室内や
夜間等の被写体光量が少ない撮影場所でも撮影が可能な
ように、発光量が一定のストロボ装置を内臓したものが
販売される等さまざまな機能が盛り込まれる状況にあ
る。このような付加的な機能に対する要求の増加傾向に
対応して、比較的高品質な画像を撮影できるような性能
も求められてきている。
【0004】しかしながら、高品質な画像を得るために
は、撮影場所の明るさ等の露出に与える条件に対応し
て、よりきめの細かい露出条件の補正が必要であり、こ
のための補正手段をレンズ付きフイルムユニット自体に
備えることが必要になる。これに対応するために、コン
パクトカメラに採用されているような、被写体光量に応
じて絞りとシャッタスピードを調整するプログラムシャ
ッタを採用することも考えられるが、レンズ付きフイル
ムユニット本体のボディサイズ及びコスト面を考慮する
と事実上不可能に近い。
【0005】本発明は、上記問題点を考慮してなされた
もので、簡単な構造で、被写体の明るさ等の露出条件に
対応して適正な露出条件の調節を可能にし、これにより
高品質な撮影画像を得られるレンズ付きフイルムユニッ
トを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットは、前記目的を達成するために、ストロボ
装置を発光させるか否かを切り替える発光切り替え手段
と、ストロボ装置から被写体に照射されるストロボ光量
を通常光量と微光量との間で切り替える光量切り替え手
段と、第1〜第3の撮影モードのいずれかを選択するた
めに移動操作される撮影モード選択手段と、この撮影モ
ード選択手段の移動操作に連動して、前記発光切り替え
手段と光量切り替え手段とをそれぞれ切り替え動作さ
せ、第1撮影モードではストロボ装置の発光を禁止する
ように設定し、第2撮影モードではストロボ装置を発光
させ、かつ被写体への照射光量を通常光量に設定し、第
3撮影モードではストロボ装置を発光させ、かつ被写体
への照射光量を微光量に設定する連動手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0007】また、前記レンズ付きフイルムユニット
に、絞り開口を通常の絞り開口と小絞り開口との間で切
り替えられる絞り切り替え手段を設け、前記連動手段に
連動させて撮影モードの選択を行うようにしたことを特
徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフイルムユニ
ット(以下フイルムユニットという。)について以下、
図面を参照しながら説明する。図2及び図3に示すフイ
ルムユニット2は、露光機構3及びストロボユニット4
が中央に組み付けられた本体基部6と、これを前後から
覆う前カバー7及び後カバー8とから構成されるユニッ
ト本体と、カートリッジ11及びカートリッジ11から
引き出してロール形態にした写真フイルム12とからな
る。カートリッジ11及び写真フイルム12は、本体基
部6の左右に形成されたカートリッジ収納室6aとフイ
ルム収納室6bに製造時点で予め装填される。
【0009】前カバー7は、前カバー本体13と、その
前面に組み付けられた絞り切替板14を覆う前面パネル
16とからなる。この前面パネル16には、絞り切替板
14を露呈する開口17と、前カバー本体13に設けら
れたファインダ対物窓18に対応した開口19が形成さ
れる。この前面パネル16の横には、主としてストロボ
ユニット4の充電のオンオフを行ってストロボ発光の有
無を切り替える発光切り替え手段である発光操作部材2
1が設けられており、その斜め上方にはストロボ発光部
22を露呈するストロボ発光窓23が形成されている。
【0010】前記絞り切替板14には、後述するよう
に、異なる口径を持つ大小2つの絞り開口が形成されて
いる。この絞り切替板14を発光操作部材21の操作に
連動させることにより、2つの絞り開口が選択的に切り
替られて絞り調節が行われるようになっている。また、
発光操作部材21には、ストロボ発光部22前面に挿脱
されるフイルタ板(後述41、図1及び4参照)も連動
するようになっている。このフイルタ板(後述41)
は、ストロボ発光部22から発光されるストロボ光の一
部を吸収して被写体に照射される発光量を減少させるも
のである。このように、発光操作部材21の操作に連動
してストロボ発光量の調節と絞り調節が行われる。
【0011】発光操作部材21は、ストロボユニット4
の充電の開始及び停止を制御できるように上下にスライ
ド自在に設けられている。そのスライド位置は、発光操
作部材21の横に設けられた指標26a、26b、26
cに示すように3段階設けられている。まず、指標26
a(図上「OFF」で示す)に対応する発光停止位置は
ストロボ充電を停止する位置であり、被写体光量が十分
に確保される場所で撮影を行う時に使用する”日中モー
ド”とされる。なお、製造時にはこの位置にセットされ
て出荷が行われる。
【0012】次に、指標26b(図上「ON2」で示
す)に対応する通常発光位置は、ストロボ充電を開始す
る位置であり、ストロボ発光部22から発光される光量
がそのまま被写体に照射される位置で、被写体が逆光に
さらされている場所又は被写体光量が極端に少なく真暗
に近い場所等で撮影を行う時に使用する”逆光・真暗モ
ード”とされる。
【0013】最後に、指標26c(図上「ON1」で示
す)に対応する微発光位置は、通常発光位置と同様スト
ロボ充電を開始する位置であるが、同時に、ストロボ発
光部22前面に発光量の一部を吸収するフイルタ板(後
述41)を挿入させることにより、被写体に向けて照射
するストロボ発光量の一部を減少させる位置である。こ
の微発光位置は、蛍光灯等の照明下にある室内や、夜間
でも外灯やネオンに照らされている場所等の被写体光量
が若干不足しているところで撮影を行う時に使用する”
室内・夜間モード”とされる。
【0014】フイルムユニット2本体上面には、露光ユ
ニット3に設けられたシャッタ機構と連動してシャッタ
羽根(図示せず)の開閉を行うシャッタボタン27、写
真フイルム12の撮影可能枚数を示すフイルムカウンタ
を露呈するフイルムカウンタ窓28、ストロボユニット
4の充電完了を知らせる充電完了表示窓29が形成され
ている。
【0015】露光ユニット3は、暗箱部3aをベースに
して撮影レンズ31,シャッタ羽根を含むシャッタ機
構,シャッタチャージ機構,巻き止め機構,フイルムカ
ウンタ板等を組み付けたもので、さらにファインダ光学
系を構成する対物及び接眼レンズを保持している。シャ
ッタ機構は周知の蹴飛ばし式のシャッタ羽根で構成さ
れ、シャッタスピードは設計時に既定された一定時間で
固定される。
【0016】ストロボユニット4は、シャッタ機構に連
動してストロボ発光を行うためのトリガー信号を発信す
るシンクロスイッチ33が設けられた回路基板34と、
ストロボ発光部22と、給電を行う電池36とからな
る。ストロボ発光部22から被写体へ照射される発光量
は、発光操作部材21が通常発光位置にある時には、例
えば、ガイドナンバー「10」程度の一定量である。
【0017】ストロボの充電は、発光操作部材21と連
動するスイッチ接片37の回路基板34への接触によっ
て行われる。スイッチ接片37と発光操作部材21の連
動は、発光操作部材21のスライドに伴って、前記部材
21背面に設けた突起(図示せず)でスイッチ接片37
を押圧することによって行われる。この突起37は、発
光操作部材21が指標26b、26cで示される通常発
光位置と微発光位置の2位置にある時には、スイッチ接
片37を押圧し、該接片37を回路基板34に接触させ
て充電を開始させ、該操作部材21が指標26aで示さ
れる発光停止位置にある時には、該接片37から離れ
て、充電が停止されるように形成されている。
【0018】本体基部6の中央部には露光枠6cが形成
され、撮影位置に送られてきた写真フイルム12の前面
で1コマ分の露光範囲を制限する。露光枠6cの前方に
は角筒状に突出した遮光筒6dが一体に形成され、本体
基部6に露光ユニット3を組み付けることによって、露
光ユニット3側の暗箱部3aと協同して暗箱(図示せ
ず)を構成する。
【0019】また、カートリッジ収納室6aの上部には
巻上げノブ38が設けられ、その下面に一体に形成され
た巻上げ軸がカートリッジ11のスプールに係合する。
撮影ごとに巻上げノブ38を回動操作することによっ
て、撮影済みの写真フイルム12は1コマ分ずつカート
リッジ11に巻き込まれる。このフイルム1コマ巻上げ
に連動して露光ユニット3に組み込まれたシャッタ機構
が次回の撮影のためにチャージされ、またフイルム1コ
マ給送が完了すると露光ユニット3に組み込まれたロッ
クレバーによって巻上げノブ38の回動がロックされ
る。
【0020】後カバー8には、この巻き上げノブ38を
一部露出させる開口、ファインダ接眼窓39が形成さ
れ、さらに、カートリッジ収納室6a,フイルム収納室
6bの底部開口を光密に覆う底蓋8a,8bが一体に形
成されている。底蓋8aは、撮影済みの写真フイルムが
巻き込まれたカートリッジ11を取り出すときに開放さ
れる。
【0021】図4に示すように、前カバー本体13と、
前面パネル16の間には、前記絞り切替板14、発光操
作部材21、フイルタ板41、連動部材42とが設けら
れ、これらが撮影モード切替機構を構成している。絞り
切替板14は、例えば、扇状のプラスチック製の薄板を
ベースにして構成される。該切替板14は、その扇の中
心方向に中空軸14aが設けられており、この中空軸1
4aが、前カバー本体13側から突設した軸40と前面
パネル16から突設した軸(図示せず)との間で軸支さ
れることにより、回動自在に保持される。この中空軸1
4aと前面パネル16側の軸との間にはバネ43が設け
られており、これにより絞り切替板14は正面から見て
反時計方向に回動するように付勢されている。
【0022】絞り切替板14には前述のとおり、大きな
口径を持つ大絞り(通常開口)46と小さな口径を持つ
小絞り(小絞り開口)47が形成されている。絞り切替
板14の回動は、この異なる口径を持つ2つの絞り4
6、47のいずれかが撮影レンズ31前面に位置するよ
うに行われる。前記バネ43の付勢により小絞り47が
撮影レンズ31前面にセットされる位置が標準位置とさ
れる。
【0023】各絞り46、47の口径は、例えば、大絞
り47がほぼ開放に近い4.3mmで、小絞り47が
0.9mm程度になっている。撮影レンズ31の焦点距
離を現行のレンズ付きフイルムユニットで使用される2
4mmとすれば、絞り値(F値)はそれぞれ、大絞り4
6時で約5.6、小絞り47時で約27となる。
【0024】また、絞り切替板14の上方には、扇の一
辺から中空軸14a方向にかけて、遮光片14bが設け
られており、この遮光片14bによってファインダ開口
側から撮影レンズ31側へ侵入する光を遮っている。中
空軸14aの側方には、この遮光片14b側から延長さ
れた被押圧部14cが設けられている。この被押圧部1
4cで連動部材42の回動による押圧を受けることによ
り、絞り切替板14の回動が行われる。
【0025】連動部材42は、この発光操作部材21と
絞り切替板14を連動させる「へ」の字形の部材であ
り、「ヘ」の字形状の屈曲部に中空軸42aを設けて、
絞り切替板14と同様に、前カバー本体13と前面パネ
ル16との間で軸設される。また、バネ44によって絞
り切替板14とは反対に、正面から見て時計方向に回動
するように付勢されている。
【0026】発光操作部材21は、操作部48と支持部
49とからなり、支持部49に形成された長円形状の溝
49aと前カバー本体13に設けられた軸50とが係合
することにより、スライド自在に保持される。図示しな
いが、この溝49aには各スライド位置に対応した3つ
のクリックが設けられており、発光操作部材21が各ス
ライド位置で止まるように構成されている。支持部49
の下方横側には押圧部49bが設けられており、この押
圧部49bが発光操作部材21の上方へのスライドに伴
って連動部材42の一端42bを押圧する。この押圧に
よる連動部材42の回動によって他端42cが絞り切替
板14の被押圧部14cを押圧し、絞り切替板14を回
動させる。これにより絞り切替が行われる。
【0027】また、支持部49の上面部はテーパ面49
cになっている。このテーパ面49cが、発光操作部材
21を”室内・夜間モード”位置へスライドした時に、
ストロボ光量を調節するフイルタ板41と係合し、この
フイルタ板41をストロボ発光部22の前面を覆う位置
へ横方向にスライドさせる。
【0028】フイルタ板41は、例えば、濃度0.1か
ら0.3程度のNDフイルタで形成されており、ストロ
ボ発光部22から被写体へ向けて発光するストロボ光の
光量を前記濃度にしたがってガイドナンバーを1〜4程
度まで減少させる。
【0029】フイルタ板41はストロボ発光部22の形
状に対応した矩形状で構成されており、その裏面の正面
から見て左端には、前カバー本体13側に設けられたス
ライドガイド51とスライド自在に係合する軸41a、
41bが上下に2本形成されている。フイルタ板41の
正面から見て右端は、ストロボ発光窓23の側面に設け
られたフイルタ開口52に一部挿入されて支持される。
【0030】発光操作部材21とストロボ光量の調節を
行うフイルタ板41の連動は、前記テーパ面49cと下
側の軸41bとの係合によって次のように行われる。軸
41bは、発光操作部材21が上方へスライドすると、
そのテーパ面49cから押圧を受ける。この押圧を受け
ながら、軸41bがテーパ面49cにしたがってストロ
ボ発光部22の方向へスライドする。この結果、フイル
タ板41がストロボ発光部22の前面に移動する。ま
た、上側の軸41aには、バネ53が設けられており、
このバネ53によって、フイルタ板41は、ストロボ発
光部22の前面から退避した標準位置に付勢されてい
る。これにより、発光操作部材21が下方へスライドさ
れ、テーパ面49cが軸41bから離れている時には、
フイルタ板41は、標準位置にセットされる。
【0031】以下、上述の発光操作部材21の3つのス
ライド位置と、絞り切替板14及びフイルタ板41の位
置との相関関係を説明する。まず、図1(A)に示すよ
うに、発光操作部材21が指標26a(図上「OF
F」)で示す発光停止位置にある時(図中実線で示す)
には、押圧部49bと連動部材42、テーパ面49cと
軸41bはそれぞれ接触位置にない。このため、絞り切
替板14は、バネ43の付勢により小絞り47が撮影レ
ンズ31の前面にくる位置にあり、フイルタ板41もバ
ネ53の付勢によりストロボ発光部22前面から退避し
た位置にある。この”日中モード”での撮影は、ストロ
ボ発光は無く、絞りは小絞り47で行われる。
【0032】次に、発光操作部材21が指標26b(図
上「ON2」)で示す通常発光位置にある時(図中一点
鎖線で示す)にはストロボユニット4への充電が開始さ
れる。他方、押圧部49bと連動部材42、テーパ面4
9cと軸41bはそれぞれ接触位置にないので、小絞り
47が撮影レンズ31前面に位置し、フイルタ板41も
退避位置にある。この”逆光・真暗モード”での撮影
は、ストロボが予め設定された一定量で通常発光され、
絞りは小絞り47で行われる。
【0033】最後に、図1(B)に示すように、発光操
作部材21が指標26c(図上「ON1」)で示す微発
光位置にある時には、押圧部49bと連動部材42、テ
ーパ面49cと軸41bはそれぞれ接触して連動が行わ
れる。まず、押圧部49bによって反時計方向に回動さ
れた連動部材42が被押圧部14cを押圧して絞り切替
板14を時計方向に回動させる。これにより、撮影レン
ズ31の前面から小絞り47が上方へ退避して大絞り4
6が撮影レンズ31前面にセットされる。一方、テーパ
面49cも上方のスライドにより軸41bを押圧する。
このテーパ面49cからの押圧を受けることにより、軸
41bはスライドガイド51とテーパ面49cにしたが
って正面からみて右方向にスライドする。
【0034】これにより、フイルタ板41は、スライド
ガイド51に沿ってストロボ発光部22を覆う前面位置
にセットされる。また、通常発光位置と同様にストロボ
ユニット4への充電も行われる。この”室内・夜間モー
ド”での撮影は、ストロボ発光部22前面に位置するフ
イルタ板41によって減少したストロボ光と、大絞り4
6で行われる。
【0035】以下、上記実施形態の作用について説明す
る。まず、撮影者は、巻き上げノブ38を回動して、写
真フイルム11の1コマ巻き上げを行って露光枠6cに
写真フイルム1コマをセットする。この巻き上げと同時
にシャッタチャージが行われる一方、巻き上げロック機
構が作動して巻き上げノブ38の回動がロックされる。
【0036】次に、被写体の明るさに応じて撮影モード
の切替を行う。日中の屋外撮影等、被写体光量が十分に
確保される場所で撮影を行う場合には”日中モード”が
選択される。撮影者は、発光操作部材22が指標26a
で示す発光停止位置にあることを確認する。この時、絞
り切替板14は標準位置にあり、撮影レンズ31の前面
には小絞り47がセットされている。フイルタ板41も
標準位置にあり、ストロボ発光部22の前面から退避し
た位置にある。
【0037】ファインダ接眼窓39でフレーミングを行
った後、シャッタボタン27を押下する。シャッタ押下
によりシャッタ羽根が開閉し、被写体光が小絞り47を
通って撮影レンズ31から暗箱内に入射する。この被写
体光が露光枠6cにセットされた写真フイルム12に結
像する。この”日中モード”では、小絞り47で撮影を
行っているからF値が大きくなっている。そして、シャ
ッタスピードは固定であるから、結果、露出値が下がる
ことになる。しかし、撮影場所は日中の屋外であるから
被写体光量は十分に確保されて適正な露出量が得られ
る。一方、F値が大きくなることにより、現行のレンズ
付きフイルムユニットに比較して、シャープネスの高い
画像を得ることができる。
【0038】被写体が、逆光にさらされている場所又は
被写体光量が極端に少なく真暗に近い場所で撮影を行う
時には、”逆光・真暗モード”が選択される。撮影者
は、発光操作部材21を指標26bで示す通常発光位置
にスライド移動してセットする。これにより、ストロボ
ユニット4の充電が開始される。通常発光位置において
も、絞り切替板14及びフイルタ板41の位置は”日中
モード”と同様であり、小絞り47がセットされ、フイ
ルタ板41は退避位置にある。
【0039】撮影者は、充電完了表示窓29でストロボ
ユニット4の充電完了を確認した後、シャッタボタン2
7を押下する。シャッタ開閉によりシンクロスイッチ3
3が作動してストロボ発光部22から被写体に向けてス
トロボ光が照射される。このストロボ光の反射光を含む
被写体光が小絞り47、撮影レンズ31を通って写真フ
イルム12に結像する。この”逆光・真暗モード”で
は、小絞り47で撮影を行っているからF値が大きくな
っている。しかし、ストロボ光が通常の発光量で発光さ
れるので、真暗な撮影場所においても露出値は十分に確
保され、約10m程度の距離まで明るく撮影ができる。
また、被写体が逆光にさらされている場合にも通常の発
光量のストロボ光により被写体が照射されるから、被写
体像が真黒になることなく明瞭な被写体像を得ることが
できる。
【0040】被写体光量が若干不足している蛍光灯等の
照明下にある室内や夜間でも外灯やネオンに照らされて
いる場所等で撮影を行う時には、”室内・夜間モード”
が選択される。撮影者は、発光操作部材21を指標26
cで示す微発光位置にスライドさせる。この時、発光操
作部材21の上方へのスライドに伴いフイルタ板41が
横方向へスライドし、ストロボ発光部22の前面にセッ
トされる。他方、押圧部49bと連動部材42との連動
により、絞り切替板14も回動されて、大絞り46が撮
影レンズ31の前面に移動する。また、ストロボユニッ
ト4への充電は微発光位置においても通常発光位置と同
様に行われる。
【0041】撮影者は、ストロボの充電完了を確認後、
フレーミングを行ってシャッタボタン27を押下して撮
影を行う。シャッタ羽根開閉によりシンクロスイッチ3
3が作動してストロボ発光が行われる。この時、ストロ
ボ発光部22の前面にはフイルタ板41がセットされて
いるため、被写体へ照射されるストロボ光量はフイルタ
板41に吸収されて減少する。この減少されたストロボ
光によって被写体は照射され、その反射光を含む被写体
光が写真フイルム12に結像する。
【0042】上述のように、”室内・夜間モード”で
は、ストロボ光が通常発光量よりも減少する一方、絞り
が大絞り47になっているためF値も小さくなる。ま
た、撮影場所が室内にあっては蛍光灯等の明かり、又室
外にあっては外灯やネオンの明かりによって被写体自体
も多少照らされていることから適正な露出値が得られ
る。さらに、ストロボ光の光量を少なくして、絞りを開
放に近い状態にするため、背景の明かりがストロボ光に
よって殺されることなく撮影され、また、遠い場所の被
写体を撮影する場合においても感度が高く明るい写真が
撮影される。
【0043】以上、図示した実施形態にしたがって本発
明について説明してきたが、本発明は、その他にも種々
変形が可能である。
【0044】上記実施形態では、選択可能な3つの撮影
モードを、”日中モード”,”室内・夜間モード”,”
逆光・真暗モード”として説明している。この内、スト
ロボを通常発光し、絞り開口を小絞りに設定する”逆光
・真暗モード”を、絞り開口を大絞り(通常の絞り開
口)に設定するようにして、”遠距離撮影モード”とし
てもよい。この”遠距離撮影モードでは、小絞りの場合
に比較して、感光量が増加するので撮影可能距離が長く
なる。このため、遠距離の被写体を撮影するのに適して
いる。
【0045】また、上記実施形態では、ストロボ光量切
り替え手段に加えて、絞り切り替え手段が設けられてい
る例で説明しているが、絞り切り替え手段を設けずに、
ストロボ発光のオン・オフと、ストロボ光量の切り替え
だけにしてもよい。この場合、3つの撮影モードは、そ
れぞれ、発光禁止モード,通常発光モード,微発光モー
ドとして設定される。これによれば、絞り切り替え手段
が設けられていない分、フイルムユニットの構造をより
簡単化することができる。
【0046】また、ストロボ光量切り替え手段として、
NDフイルタを使用した形で説明したが、例えば、図5
に示すように、穴あきフイルタ61を用いてもよい。穴
あきフイルタ61は、例えば、プラスチック製の遮光板
62で成形され、これに複数の開口63が設けられてい
る。ストロボ発光部22から発光されるストロボ光は、
複数の開口63からのみ被写体へ照射される。これによ
り、ストロボ光量を減少させることができる。被写体へ
照射される光量は、この複数の開口63の大きさや数を
変更して、調節される。この他、フイルタ板としては、
半透明の白色板等を使用してもよい。
【0047】さらに、ストロボ光量切り替え手段として
は、フイルタ板の挿脱に限らず、図6に示すように、ス
トロボ光量の調節を電気的に行うストロボ回路76が組
み込まれたストロボ装置を用いてもよい。ストロボ回路
76は、電池36,昇圧用トランス等が接続された昇圧
回路77と、メインコンデンサ,トリガー用トランス,
シンクロスイッチ等が接続されたトリガー回路78と,
放電管79,抵抗81及びストロボ光量を切り替える切
り替えスイッチ82とからなる。
【0048】切り替えスイッチ82は、放電管79と直
列に接続される抵抗81をスイッチングによって切り替
えるためのものである。前記切り替えスイッチ82がオ
ンされると、抵抗81が放電管79と直列に接続され
る。抵抗81の接続により、放電管79の端子間の電圧
降下が生じて、放電管79に放電される電流が減少す
る。このため、ストロボ光量が減少して、微発光する。
【0049】切り替えスイッチ82は、発光操作部材2
1と連動して操作される。これにより、発光操作部材2
1のスライド操作によって、ストロボ発光禁止,ストロ
ボ光微発光,ストロボ光通常発光の三段階のモードが選
択される。
【0050】また、予め設定するストロボ発光量のガイ
ドナンバーを10とし、フイルタ板によってガイドナン
バーを1〜4程度に減少させるものとして説明したが、
それぞれの値はこれらの値に限られない。絞り口径の値
も含めてさまざまな組み合わせが可能である。
【0051】なお、上記実施形態では、写真フイルムと
して、IX240型のカートリッジを使用した例で説明
しているが、135型のカートリッジでもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットは、発光切り替え手段と、光量切り替え手
段と、第1〜第3の撮影モードのいずれかを選択するた
めに移動操作される撮影モード選択手段とを備え、この
撮影モード選択手段の移動操作に連動する連動手段を設
けたから、撮影場所や被写体の明るさ等に対応して適正
な露出条件の調節を可能にし、これにより高品質な撮影
画像を得られるレンズ付きフイルムユニットを提供する
ことができる。さらに、これに加え、絞り切り替え手段
を設けることにより、より適正な露出条件の調節が可能
になる。
【0053】また、前記絞り切り替え手段を、前記連動
手段により撮影光路内で移動して絞り開口を切り替える
絞り切り替え板で構成すれば、簡単な構造を実現するこ
とができる。さらに、前記光量切り替え手段を、前記連
動手段によりストロボ装置の発光部の前面に挿脱される
フイルタ板で構成すれば、同様に、簡単な構造を実現す
ることができる。これによれば、既存のレンズ付きフイ
ルムユニットで使用されている発光量が一定のストロボ
装置を流用することができるので、コスト面での効果も
期待できる。
【0054】また、ストロボ光量を減少させるモードを
選択できるようにしたことにより、室内や夜間等でスト
ロボ撮影を行った時に人の目が赤く撮影されるというい
わゆる赤目現象を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】絞り切替板、フイルタ板、発光操作部材の連動
を示す説明図である。
【図2】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観斜
視図である。
【図3】本発明のレンズ付きフイルムユニットの分解斜
視図である。
【図4】本発明のレンズ付きフイルムユニットの前カバ
ーの分解斜視図である。
【図5】穴あきフイルタを示す説明図である。
【図6】光量切り替え機能を有するストロボ回路を示す
説明図である。
【符号の説明】
14 絞り切替板 21 発光操作部材 22 ストロボ発光部 31 撮影レンズ 41 フイルタ板 42 連動部材 46 大絞り 47 小絞り

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ装置を発光させるか否かを切り
    替える発光切り替え手段と、ストロボ装置から被写体に
    照射されるストロボ光量を通常光量と微光量との間で切
    り替える光量切り替え手段と、第1〜第3の撮影モード
    のいずれかを選択するために移動操作される撮影モード
    選択手段と、この撮影モード選択手段の移動操作に連動
    して、前記発光切り替え手段と光量切り替え手段とをそ
    れぞれ切り替え動作させ、第1撮影モードではストロボ
    装置の発光を禁止するように設定し、第2撮影モードで
    はストロボ装置を発光させ、かつ被写体への照射光量を
    通常光量に設定し、第3撮影モードではストロボ装置を
    発光させ、かつ被写体への照射光量を微光量に設定する
    連動手段とを備えたことを特徴とするレンズ付きフイル
    ムユニット。
  2. 【請求項2】 前記撮影モード選択手段の移動操作に連
    動して、絞り開口を通常の絞り開口と小絞り開口との間
    で切り替えられる絞り切り替え手段が設けられ、前記連
    動手段は、第1撮影モードではストロボ装置の発光を禁
    止して絞り開口を小絞り開口に設定し、第2撮影モード
    ではストロボ装置を発光させ、かつ被写体への照射光量
    を通常光量にするとともに絞り開口を小絞り開口に設定
    し、第3撮影モードではストロボ装置を発光させ、かつ
    被写体への照射光量を微光量にするとともに絞り開口を
    通常の絞り開口に設定することを特徴とする請求項1記
    載のレンズ付きフイルムユニット。
  3. 【請求項3】 前記撮影モード選択手段の移動操作に連
    動して、絞り開口を通常の絞り開口と小絞り開口との間
    で切り替えられる絞り切り替え手段が設けられ、前記連
    動手段は、第1撮影モードではストロボ装置の発光を禁
    止して絞り開口を小絞り開口に設定し、第2撮影モード
    ではストロボ装置を発光させ、かつ被写体への照射光量
    を通常光量にするとともに絞り開口を通常の絞り開口に
    設定し、第3撮影モードではストロボ装置を発光させ、
    かつ被写体への照射光量を微光量にするとともに絞り開
    口を通常の絞り開口に設定することを特徴とする請求項
    1記載のレンズ付きフイルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記絞り切り替え手段は、少なくとも前
    記小絞り開口が形成され前記連動手段により撮影光路内
    で移動して絞り開口を切り替える絞り切り替え板で構成
    されていることを特徴とする請求項2又は3記載のレン
    ズ付きフイルムユニット。
  5. 【請求項5】 前記光量切り替え手段は、前記連動手段
    によりストロボ装置の発光部の前面に挿脱され、挿入時
    には発光部から被写体に照射されるストロボ光量を微光
    量に減少させるフイルタ板で構成されていることを特徴
    とする請求項1ないし4いずれか1つ記載のレンズ付き
    フイルムユニット。
  6. 【請求項6】 前記フイルタ板は、遮光板に複数の開口
    を形成した穴あきフイルタで構成されていることを特徴
    とする請求項5記載のレンズ付きフイルムユニット。
  7. 【請求項7】 前記フイルタ板は、NDフイルタで構成
    されていることを特徴とする請求項5記載のレンズ付き
    フイルムユニット。
  8. 【請求項8】 前記光量切り替え手段は、前記ストロボ
    装置により電気的に行われるものであることを特徴とす
    る請求項1ないし4いずれか1つ記載のレンズ付きフイ
    ルムユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305221A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Konica Corp レンズ付きフィルムユニット、及びその製造方法
JP2002237994A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Konica Corp 電子スチルカメラ
US6714728B2 (en) 2002-05-16 2004-03-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic mode selectable camera
US7343090B2 (en) 2004-09-01 2008-03-11 Fujifilm Corporation Lens-fitted photo film unit

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