JP2002237994A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2002237994A
JP2002237994A JP2001033714A JP2001033714A JP2002237994A JP 2002237994 A JP2002237994 A JP 2002237994A JP 2001033714 A JP2001033714 A JP 2001033714A JP 2001033714 A JP2001033714 A JP 2001033714A JP 2002237994 A JP2002237994 A JP 2002237994A
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light
subject
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still camera
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JP2001033714A
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Koichiro Murakami
耕一郎 村上
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セルフタイマモードが設定されているときに、
シャッタタイミングを被写体となる人物に知らしめるこ
とが可能でありながら、高画質な画像を得ることができ
る電子スチルカメラを提供する。 【解決手段】シャッタレリーズ時にストロボ装置14に
よりストロボ発光を行うことで、被写体となる人物は、
シャッタレリーズのタイミングを的確に把握でき、一
方、ストロボ発光により露光オーバーとなることが予想
される場合には、撮像後の画像処理によって適正な画素
値を得ることができるため、高画質な画像を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
に関し、特にセルフタイマモードを備えた電子スチルカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】撮像素子を備えた電子スチルカメラは、
被写体像を電気的な信号である画像データに直接的に変
換できるが、かかる画像データは記憶媒体に記憶するこ
とができ、またネットワークなどを介して送信すること
もできるなど取り扱い容易性に優れている。従って、こ
れまでに用いられてきた銀塩カメラに代わり、将来的に
はより広範囲に利用されると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、銀塩カメラ
と同様に、電子スチルカメラもセルフタイマモードを備
えているのが一般的である。かかるセルフタイマモード
を用いることで、三脚などと組み合わせることで撮影者
自身を撮影できる。
【0004】しかるに、セルフタイマーモードにおいて
は、通常はレリーズボタンの押圧からシャッタレリーズ
動作までLEDの点滅を行い、被写体である人物に、シ
ャッタタイミングを知らしめるようにしている。ところ
が、近年の電子スチルカメラは、携帯性を重視した結
果、よりコンパクトなボディを有するものがあり、また
デザイン的にも様々な形を有しているために、機種によ
ってはLEDの点滅が見にくいという問題がある。従っ
て、被写体となる人物にとっては、いつシャッタレリー
ズが行われたか判断が困難な場合も生じうる。
【0005】かかる問題に対し、シャッタレリーズ動作
と共に、電子音を発する電子スチルカメラは既に開発さ
れている。しかしながら、かかる電子音は、通常は撮影
者に聞こえる程度の音量であるため、電子スチルカメラ
から離れた被写体となる人物には聞こえにくいという問
題がある。
【0006】一方、被写体輝度が低い場合には、自動ス
トロボ発光モードが設定されていれば、シャッタレリー
ズ時にストロボ発光が行われることから、それにより、
被写体となる人物はシャッタレリーズが行われたと判断
できる。しかしながら、被写体輝度が高い場合、自動ス
トロボ発光モードでは、通常、ストロボ発光が行われな
いため、セルフタイマモードにおける上述の問題が生じ
ることとなる。これに対し、強制的にストロボ発光を行
うことも考えられるが、それにより露光がオーバーとな
り、適切な画質の画像を得ることができないという問題
がある。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、セルフタイマモードが設定され
ているときに、シャッタタイミングを被写体となる人物
に知らしめることが可能でありながら、高画質な画像を
得ることができる電子スチルカメラを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、第1の本発明による電子スチルカメラは、発光光量
を調整可能なストロボ装置を備え、所定の操作から一定
時間経過後にシャッタレリーズ動作を行わせるセルフタ
イマモードを設定可能な電子スチルカメラにおいて、前
記セルフタイマモードが設定されたとき、シャッタレリ
ーズ動作時に前記ストロボ装置を発光させると共に、撮
像前の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装置の最
低発光量で発光を行った場合、露光がオーバーとなると
判断したときは、撮像後に、各画素に対応する画像信号
のレベルを下げる画像処理を行うことを特徴とする。
【0009】第2の本発明の電子スチルカメラは、発光
光量を調整可能なストロボ装置を備え、所定の操作から
一定時間経過後にシャッタレリーズ動作を行わせるセル
フタイマモードを設定可能な電子スチルカメラにおい
て、前記セルフタイマモードが設定されたとき、シャッ
タレリーズ動作時に前記ストロボ装置を発光させると共
に、撮像前の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装
置の最低発光量で発光を行った場合、露光がオーバーと
なると判断したときは、透過光を制限するフィルタを、
撮像手段の受光面と被写体の間、及び前記ストロボ装置
の発光部と被写体との間の少なくとも一方で機能を発揮
する状態におくことを特徴とする。
【0010】第3の本発明の電子スチルカメラは、発光
光量を調整可能なストロボ装置を備え、所定の操作から
一定時間経過後にシャッタレリーズ動作を行わせるセル
フタイマモードを設定可能な電子スチルカメラにおい
て、前記セルフタイマモードが設定されたとき、撮像前
の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装置の最低発
光量で発光を行うと、露光がオーバーとなると判断した
場合には、シャッタレリーズ動作とストロボ発光のタイ
ミングをずらすことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の本発明の電子スチルカメラは、発光光量
を調整可能なストロボ装置を備え、所定の操作から一定
時間経過後にシャッタレリーズ動作を行わせるセルフタ
イマモードを設定可能な電子スチルカメラにおいて、前
記セルフタイマモードが設定されたとき、シャッタレリ
ーズ動作時に前記ストロボ装置を発光させると共に、撮
像前の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装置の最
低発光量で発光を行った場合、露光がオーバーとなると
判断したときは、撮像後に、各画素に対応する画像信号
のレベルを下げる画像処理を行うので、シャッタレリー
ズ時にストロボ発光を行うことで、被写体となる人物
は、シャッタレリーズのタイミングを的確に把握でき、
一方、ストロボ発光により露光オーバーとなることが予
想される場合には、撮像後の画像処理によって適正な画
素値を得ることができるため、高画質な画像を得ること
ができる。
【0012】第2の本発明の電子スチルカメラは、発光
光量を調整可能なストロボ装置を備え、所定の操作から
一定時間経過後にシャッタレリーズ動作を行わせるセル
フタイマモードを設定可能な電子スチルカメラにおい
て、前記セルフタイマモードが設定されたとき、シャッ
タレリーズ動作時に前記ストロボ装置を発光させると共
に、撮像前の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装
置の最低発光量で発光を行った場合、露光がオーバーと
なると判断したときは、透過光を制限するフィルタを、
撮像手段の受光面と被写体の間、及び前記ストロボ装置
の発光部と被写体との間の少なくとも一方で機能を発揮
する状態におくので、シャッタレリーズ時にストロボ発
光を行うことで、被写体となる人物は、シャッタレリー
ズのタイミングを的確に把握でき、一方、ストロボ発光
により露光オーバーとなることが予想される場合には、
撮像時に、透過光を制限するフィルタを、撮像手段の受
光面と被写体の間、及び前記ストロボ装置の発光部と被
写体との間の少なくとも一方で、機能即ち光の透過量を
制限することで、被写体からの反射光を抑制し、それに
より適正な露光を行うことができる。尚、ここでフィル
タとは、光の透過率を減少させる機能を有する光学部材
をいい、偏光フィルタなどを含む。また、フィルタの機
能を発揮する状態におくとは、フィルタを光路内に挿入
することの他、偏光フィルタの場合には、光軸回りに回
転させて光透過率を変化させることを含む。
【0013】第3の本発明の電子スチルカメラは、発光
光量を調整可能なストロボ装置を備え、所定の操作から
一定時間経過後にシャッタレリーズ動作を行わせるセル
フタイマモードを設定可能な電子スチルカメラにおい
て、前記セルフタイマモードが設定されたとき、撮像前
の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装置の最低発
光量で発光を行うと、露光がオーバーとなると判断した
場合には、シャッタレリーズ動作とストロボ発光のタイ
ミングをずらすので、シャッタレリーズ時にストロボ発
光が行われることから、被写体となる人物は、シャッタ
レリーズのタイミングを的確に把握でき、一方、ストロ
ボ発光により露光オーバーとなることが予想される場合
には、シャッタレリーズ動作とストロボ発光のタイミン
グをずらすことで、ストロボ光の影響を排除して、適正
な露光を行うことができるため、高画質な画像を得るこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかる電子カメラの構成を示すブロック図である。図1
において、撮影レンズ1により受光面に光学像を結像さ
れた撮像素子であるCCD2は、光学像に対応したアナ
ログ信号を出力する、いわゆる光電変換を行うものであ
り、A/D変換装置3は、CCD2から入力されたアナ
ログ信号をデジタル信号に変換して出力するものであ
る。かかるA/D変換回路3を介して得られた画像デー
タは、一旦、画像用メモリ4に記憶される。
【0015】画像用メモリ4に記憶された画像データ
は、制御手段であるMPU5によって各種の画像処理が
施され、最終的には、MPU5に接続されたメモリカー
ド等の不揮発性メモリ6に記憶される。尚、MPU5
は、電子カメラに装填されたバッテリ7から電力供給を
受け、インタフェース装置8を介してIrDA(赤外線
通信)やシリアル通信等を利用して、外部と通信できる
ようになっている。又、MPU5は、レリーズボタン1
0からのレリーズ信号を受信して、図示しないシャッタ
装置を駆動して撮影を行うようになっている。更に、M
PU5は、液晶モニタ等の画像表示装置(LCD)9を
駆動制御して、画像の表示を行わせるようになってい
る。また、MPU5は、ストロボ装置14にストロボ光
を発光させることができる。ストロボ装置14は、発光
光量を調整可能なタイプである。加えて、MPU5は、
フィルタ13aを撮影光路内(CCD2の受光面の前
方、すなわち撮影レンズ1と被写体(不図示)との間)
に挿入・退避可能に、アクチュエータ13を駆動させる
ことができるようになっており、又、フィルタ13a’
をストロボ装置14のストロボ光路内(ストロボ発光部
と被写体(不図示)との間)に挿入・退避可能に、アク
チュエータ13’を駆動させることができるようになっ
ている。
【0016】更に、MPU5は、モードスイッチ16の
オン操作により、セルフタイマモードを設定するように
なっている。セルフタイマモードは、レリーズボタン1
0の押圧から定められた期間(本実施の形態では10
秒)経過後、シャッタレリーズ動作を行わせる機能であ
る。
【0017】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図2は、本実施の形態の動作にかかるフローチャー
ト図である。モードスイッチ16のオン操作によりセル
フタイマモードが設定された後、図2のステップS10
1において、MPU5は、CCD2を介して、シャッタ
レリーズ前の被写体像に基づく画像信号を取得して、被
写体輝度を求め、ストロボ発光すべきか否か判断する。
【0018】続くステップ102で、MPU5は、スト
ロボ発光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最
低発光量以上か判断する。被写体輝度が低いため、スト
ロボ発光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最
低発光量以上と判断した場合、MPU5は、ステップS
103でレリーズボタン10が押されるまで待った後、
ステップS104でセルフタイマ計時を定められた期間
(本実施の形態では10秒)行い、ステップS105で
ストロボ装置14とCCD2を駆動して、通常通りスト
ロボ発光と撮像とを同時に行う。その後、MPU5は、
ステップS106で通常の画像処理を行い、ステップS
107で画像データを不揮発性メモリ6に記録する。
【0019】一方、被写体輝度が高いため、ストロボ発
光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最低発光
量未満と判断した場合、たとえ最低発光量でストロボ装
置14を発光させたとしてもオーバー露光と判断され
る。そこで、以下のような制御を行う。かかる場合、M
PU5は、ステップS108でレリーズボタン10が押
されるまで待った後、ステップS109でセルフタイマ
計時を定められた期間(本実施の形態では10秒)行
い、ステップS110でストロボ装置14とCCD2を
駆動して、通常通りストロボ発光と撮像とを同時に行
う。その後、MPU5は、ステップS106で、オーバ
ー露光が行われたものとみなして、オーバー露光画像処
理を行う。かかる画像処理は、例えばCCD2より得ら
れた全画素値を一律に減少させたり、あるいは輝度に応
じて減少率を変えることなどを含む。その後、MPU5
は、ステップS112で、得られた画像データを不揮発
性メモリ6に記録する。以上で、撮像動作が終了する。
【0020】このように、本実施の形態によれば、露光
がオーバーとなると判断したときは、撮像後に、各画素
に対応する画像信号のレベルを下げる画像処理を行うの
で、シャッタレリーズ時にストロボ発光を行うことで、
被写体となる人物は、シャッタレリーズのタイミングを
的確に把握でき、一方、ストロボ発光により露光オーバ
ーとなることが予想される場合には、撮像後の画像処理
によって適正な画素値を得ることができるため、高画質
な画像を得ることができる。
【0021】次に、別な実施の形態の動作について説明
する。図3は、かかる実施の形態の動作にかかるフロー
チャート図である。モードスイッチ16のオン操作によ
りセルフタイマモードが設定された後、図3のステップ
S201において、MPU5は、CCD2を介して、シ
ャッタレリーズ前の被写体像に基づく画像信号を取得し
て、被写体輝度を求め、ストロボ発光すべきか否か判断
する。
【0022】続くステップ202で、MPU5は、スト
ロボ発光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最
低発光量以上か判断する。被写体輝度が低いため、スト
ロボ発光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最
低発光量以上と判断した場合、MPU5は、ステップS
203でレリーズボタン10が押されるまで待った後、
ステップS204でセルフタイマ計時を定められた期間
(本実施の形態では10秒)行い、ステップS205で
ストロボ装置14とCCD2を駆動して、通常通りスト
ロボ発光と撮像とを同時に行う。その後、MPU5は、
ステップS206で通常の画像処理を行い、ステップS
207で画像データを不揮発性メモリ6に記録する。
【0023】一方、被写体輝度が高いため、ストロボ発
光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最低発光
量未満と判断した場合、たとえ最低発光量でストロボ装
置14を発光させたとしてもオーバー露光と判断され
る。そこで、以下のような制御を行う。かかる場合、M
PU5は、ステップS208で、アクチュエータ13を
駆動して、フィルタ13aを撮影光路内に挿入する(或
いは、アクチュエータ13’を駆動して、フィルタ13
a’をストロボ光路内に挿入する)。その後、レリーズ
ボタン10が押されるまで待った後、ステップS204
でセルフタイマ計時を定められた期間(本実施の形態で
は10秒)行い、ステップS205でストロボ装置14
とCCD2を駆動して、通常通りストロボ発光と撮像と
を同時に行う。その後、MPU5は、ステップS206
で、ステップS206で通常の画像処理を行い、ステッ
プS207で画像データを不揮発性メモリ6に記録す
る。以上で、撮像動作が終了する。
【0024】本実施の形態によれば、シャッタレリーズ
時にストロボ発光を行うことで、被写体となる人物は、
シャッタレリーズのタイミングを的確に把握でき、一
方、露光がオーバーとなると判断したときは、透過光を
制限するフィルタ13a又は13a’を、CCD2の受
光面と被写体の間、或いはストロボ装置14の発光部と
被写体との間に挿入するので、被写体からの反射光を抑
制し、それにより適正な露光を行うことができる。
【0025】更に別な実施の形態の動作について説明す
る。図4は、かかる実施の形態の動作にかかるフローチ
ャート図である。モードスイッチ16のオン操作により
セルフタイマモードが設定された後、図4のステップS
301において、MPU5は、CCD2を介して、シャ
ッタレリーズ前の被写体像に基づく画像信号を取得し
て、被写体輝度を求め、ストロボ発光すべきか否か判断
する。
【0026】続くステップ302で、MPU5は、スト
ロボ発光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最
低発光量以上か判断する。被写体輝度が低いため、スト
ロボ発光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最
低発光量以上と判断した場合、MPU5は、ステップS
303でレリーズボタン10が押されるまで待った後、
ステップS304でセルフタイマ計時を定められた期間
(本実施の形態では10秒)行い、ステップS305
で、ストロボ装置14とCCD2を駆動して、通常通り
ストロボ発光と撮像とを同時に行う。その後、MPU5
は、ステップS306で通常の画像処理を行い、ステッ
プS307で画像データを不揮発性メモリ6に記録す
る。
【0027】一方、被写体輝度が高いため、ストロボ発
光で補うべき必要光量が、ストロボ装置14の最低発光
量未満と判断した場合、たとえ最低発光量でストロボ装
置14を発光させたとしてもオーバー露光と判断され
る。そこで、以下のような制御を行う。かかる場合、M
PU5は、ステップS308でレリーズボタン10が押
されるまで待った後、ステップS309でセルフタイマ
計時を定められた期間(本実施の形態では10秒)行
い、更にステップS310で、ストロボ装置14を駆動
して発光を行い、かかるストロボ発光とタイミングをず
らしながら、ステップS311でCCD2を駆動して、
ストロボ光の照射光が被写体から反射しなくなった或い
は適正露光可能な程度に減少した状態で、撮像を行う
が、ストロボ発光開始を撮像後に行うようにしても良
い。その後、ステップS206で、ステップS306で
通常の画像処理を行い、ステップS307で画像データ
を不揮発性メモリ6に記録する。以上で、撮像動作が終
了する。
【0028】このように、本実施の形態によれば、シャ
ッタレリーズ時にストロボ発光を行うことで、被写体と
なる人物は、シャッタレリーズのタイミングを的確に把
握でき、一方、ストロボ発光により露光オーバーとなる
ことが予想される場合には、ストロボ光の影響を排除し
て、適正な露光を行うことができるため、高画質な画像
を得ることができる。尚、本実施の形態では、ストロボ
発光を撮像前に行うようにずらしているが、撮像後に行
うようにずらしても良い。
【0029】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、従来技術と同様に、タイマ計
時中にLEDの点滅を行わせることも可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、セルフタイマモードが
設定されているときに、シャッタタイミングを被写体と
なる人物に知らしめることが可能でありながら、高画質
な画像を得ることができる電子スチルカメラを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる電子カメラの構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施の形態における動作のフローチャート図
である。
【図3】別な実施の形態における動作のフローチャート
図である。
【図4】更に別な実施の形態における動作のフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
5 MPU 13、13’ アクチュエータ 13a、13a’ フィルタ 14 ストロボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 H04N 5/232 H04N 5/232 Z 5/243 5/243 Fターム(参考) 2H002 GA17 HA11 HA13 HA21 JA07 2H053 AA01 AA08 AC12 AC16 AD03 AD06 BA77 BA85 DA03 2H054 AA01 BB11 2H083 AA05 AA35 AA53 5C022 AA13 AB15 AB33 AB53 AB67 AC52 AC55 AC69 CA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光光量を調整可能なストロボ装置を備
    え、所定の操作から一定時間経過後にシャッタレリーズ
    動作を行わせるセルフタイマモードを設定可能な電子ス
    チルカメラにおいて、 前記セルフタイマモードが設定されたとき、シャッタレ
    リーズ動作時に前記ストロボ装置を発光させると共に、
    撮像前の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装置の
    最低発光量で発光を行った場合、露光がオーバーとなる
    と判断したときは、撮像後に、各画素に対応する画像信
    号のレベルを下げる画像処理を行うことを特徴とする電
    子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 発光光量を調整可能なストロボ装置を備
    え、所定の操作から一定時間経過後にシャッタレリーズ
    動作を行わせるセルフタイマモードを設定可能な電子ス
    チルカメラにおいて、 前記セルフタイマモードが設定されたとき、シャッタレ
    リーズ動作時に前記ストロボ装置を発光させると共に、
    撮像前の被写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装置の
    最低発光量で発光を行った場合、露光がオーバーとなる
    と判断したときは、透過光を制限するフィルタを、撮像
    手段の受光面と被写体の間、及び前記ストロボ装置の発
    光部と被写体との間の少なくとも一方で機能を発揮する
    状態におくことを特徴とする電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 発光光量を調整可能なストロボ装置を備
    え、所定の操作から一定時間経過後にシャッタレリーズ
    動作を行わせるセルフタイマモードを設定可能な電子ス
    チルカメラにおいて、 前記セルフタイマモードが設定されたとき、撮像前の被
    写体の輝度に基づいて、前記ストロボ装置の最低発光量
    で発光を行うと、露光がオーバーとなると判断した場合
    には、シャッタレリーズ動作とストロボ発光のタイミン
    グをずらすことを特徴とする電子スチルカメラ。
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