JP2002252804A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2002252804A
JP2002252804A JP2001046650A JP2001046650A JP2002252804A JP 2002252804 A JP2002252804 A JP 2002252804A JP 2001046650 A JP2001046650 A JP 2001046650A JP 2001046650 A JP2001046650 A JP 2001046650A JP 2002252804 A JP2002252804 A JP 2002252804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッタを切る直前までの画像を取り込むプリ
キャプチャ機能を適切に制御する電子カメラを提供す
る。 【解決手段】システムコントローラ27は、第1レリー
ズスイッチがオン(レリーズボタン半押し)されている
間、新しい順に所定数だけ蓄えるようにバッファメモリ
18を巡回利用しながら画像を撮影し続け、第2レリー
ズスイッチボタンがオン(レリーズボタン全押し)され
たときに、バッファメモリ18に蓄えられた画像とその
時の撮影画像とを記録媒体20に記録する、いわゆるプ
リキャプチャ機能を利用した撮影を実行する場合、設定
された露出条件で必要とされるシャッタ速度が周期的に
実行される撮影の間隔よりも長くなっていないかを調
べ、長くなっていれば、このプリキャプチャ機能を自動
的に解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばCCD
2次元イメージセンサなどの半導体撮像素子により被写
体像を撮影する電子カメラに係り、特に、シャッタを切
る直前の画像を取り込むプリキャプチャ機能を適切に制
御する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体像を撮像光学系により半導
体撮像素子、たとえばCCD2次元イメージセンサ上に
結像して電気信号に変換し、これにより得られた被写体
像の画像データを半導体メモリや磁気ディスクのような
記録媒体に記録する、いわゆる電子カメラが広く普及し
つつある。
【0003】また、最近の電子カメラの中には、たとえ
ばレリーズボタンが半押しされている間、新しい順に所
定数だけ蓄えるようにバッファを巡回利用しながら画像
の撮影を繰り返し実行し、レリーズボタンが全押しされ
たときに、バッファに蓄えられた画像と全押しされた時
の撮影画像とを記録媒体に記録する、いわゆるプリキャ
プチャ機能を有するものも存在する。
【0004】このプリキャプチャ機能を利用すれば、ユ
ーザは、シャッタチャンスを逃すことなく、所望の画像
を容易に撮影することが可能となり、また、レリーズボ
タンが押下されている間、画像の撮影と記録媒体への記
録とを繰り返し実行する、いわゆる連写機能とは異な
り、有限な記録媒体に無駄な画像を必要以上に記録して
しまうこともない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このプリキ
ャプチャ機能を利用する際には、レリーズボタンが半押
しされている間、1秒間に何枚の画像を撮影、つまりバ
ッファリングするのかがユーザにより設定される。いわ
ゆるプリチャプチャ速度の設定である。このレリーズボ
タンが半押しされている間のCCD2次元イメージセン
サからの画像データの読み出しは、1秒間に15回のサ
イクルで実行されているため、1秒間に15枚を上限
に、たとえば7.5枚、5枚、3枚などといった値が連
写速度の選択肢が用意されており、ユーザは、これらの
中から所望の枚数を選択する。
【0006】そして、たとえば15枚が設定されている
場合には、この15回の読み出しのすべてを採用しなが
ら画像のバッファリングが行われる。また、7.5枚が
設定されている場合には、この15回の読み出しの中の
1/2、つまり2回に1回の割合で採用しながら画像の
バッファリングが行われ、以下、同様に、5枚の場合は
1/3、3枚の場合は1/5を採用しながら画像のバッ
ファリングが行われることになる。
【0007】しかしながら、通常、電子カメラでは、ユ
ーザ自身が絞り値とシャッタ速度とを任意に設定した
り、あるいは、その時の状況に応じて適正な露出が得ら
れるように絞り値とシャッタ速度とを自動的に設定する
等、様々な方法で所定の露出条件が設定されるようにな
っている。したがって、たとえば暗い被写体像を撮影す
るような場合に、必要とされるシャッタ速度が長くな
り、撮影時間全体が1/15秒より長秒時となると、レ
リーズ全押し時の画像(本撮影画像)のみが適正露出で
撮影され、レリーズ半押し時の画像(プリキャプチャ画
像)はすべて不足した露出で撮影されてしまうなどとい
った事態が発生してしまっていた。
【0008】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたものであり、シャッタを切る直前の画像を取り込む
プリキャプチャ機能を適切に制御する電子カメラを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明の電子カメラは、プリキャプチャ機能
が有効に設定されている場合であっても、たとえば周期
的に実行される撮影の間隔よりも必要とされるシャッタ
速度の方が長くなってしまうときには、このプリキャプ
チャ機能を自動的に解除するようにしたものであり、そ
のために、所定の操作に基づく撮影時に、その操作直前
までの時間的に連続する予め設定された数のプリキャプ
チャ画像を本撮影画像とともに記録するプリキャプチャ
機能を有する電子カメラにおいて、前記プリキャプチャ
画像を得るための撮影動作を所定の間隔で繰り返し実行
するプリ撮影手段と、撮影条件として設定されたシャッ
タ速度が前記プリ撮影手段により繰り返し実行される撮
影動作の間隔よりも長秒時となるときに、前記プリキャ
プチャ機能を自動的に解除するプリキャプチャ制御手段
とを具備することを特徴とする。
【0010】この発明の電子カメラにおいては、所定の
露出条件を満たさない不完全な画像の撮影を行わないよ
うに制御するため、有限な記録媒体の無益な消費や無駄
な動作を未然に防ぐことを可能にする。
【0011】また、前記プリキャプチャ制御手段は、前
記シャッタ速度が前記プリ撮影手段の撮影動作間隔より
も長秒時となるときであっても、前記プリ撮影手段によ
り得られるプリキャプチャ画像の露出不足が予め定めら
れた許容範囲内に収まるときには、前記プリキャプチャ
機能を解除しないことを特徴とする。これにより、若干
の露出不足が見られても、いわゆるシャッタチャンスを
捉えるための撮影を取り敢えず実行する。さらに、前記
許容範囲を設定する許容範囲設定手段を具備すれば、こ
のプリキャプチャ機能の解除条件にユーザの意図を反映
させることが可能となる。
【0012】また、この発明の電子カメラは、プリキャ
プチャ機能が有効に設定されている場合であっても、ユ
ーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔より
も必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまうと
きには、このプリキャプチャ機能を自動的に解除するよ
うにしたものであり、そのために、所定の操作に基づく
撮影時に、その操作直前までの時間的に連続する予め設
定された数のプリキャプチャ画像を本撮影画像とともに
記録するプリキャプチャ機能を有する電子カメラにおい
て、前記プリキャプチャ画像の撮影間隔を設定するプリ
キャプチャ連写速度設定手段と、前記プリキャプチャ画
像を得るための撮影動作を前記プリキャプチャ連写速度
設定手段で設定された間隔で繰り返し実行するプリ撮影
手段と、撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記
プリキャプチャ連写速度設定手段により設定された撮影
間隔よりも長秒時となるときに、前記プリキャプチャ機
能を自動的に解除するプリキャプチャ制御手段とを具備
することを特徴とする。
【0013】この発明の電子カメラにおいては、ユーザ
が設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔では所定
の露出条件を満たさない場合に、不完全な画像の撮影を
行わないように制御するため、有限な記録媒体の無益な
消費や無駄な動作を未然に防ぐことを可能にする。
【0014】また、前記プリキャプチャ制御手段は、前
記シャッタ速度が前記プリキャプチャ連写速度設定手段
により設定された撮影間隔よりも長秒時となるときであ
っても、前記プリ撮影手段により得られるプリキャプチ
ャ画像の露出不足が予め定められた許容範囲内に収まる
ときには、前記プリキャプチャ機能を解除しないことを
特徴とする。これにより、若干の露出不足が見られて
も、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影を取
り敢えず実行する。さらに、前記許容範囲を設定する許
容範囲設定手段を具備すれば、このプリキャプチャ機能
の解除条件にユーザの意図を反映させることが可能とな
る。
【0015】また、この発明の電子カメラは、ユーザが
設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔では露出条
件が満たされないときに、その条件を満たすべくプリキ
ャプチャ連写速度を強制的に延長するようにしたもので
あり、そのために、所定の操作に基づく撮影時に、その
操作直前までの時間的に連続する予め設定された数のプ
リキャプチャ画像を本撮影画像とともに記録するプリキ
ャプチャ機能を有する電子カメラにおいて、前記プリキ
ャプチャ画像の撮影間隔を設定するプリキャプチャ連写
速度設定手段と、前記プリキャプチャ画像を得るための
撮影動作を前記プリキャプチャ連写速度設定手段で設定
された間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、撮影条
件として設定されたシャッタ速度が前記プリキャプチャ
連写速度設定手段により設定された撮影間隔よりも長秒
時となるときに、前記プリ撮影手段の撮影間隔を強制的
に延長するプリキャプチャ制御手段とを具備することを
特徴とする。
【0016】この発明の電子カメラにおいては、ユーザ
が設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔では所定
の露出条件を満たさない場合に、その条件を満たされる
ようにプリキャプチャ連写速度を強制的に延長すること
によって、ユーザの設定とは異なる間隔で画像の撮影が
行われる場合が生じる反面、適正露出での画像の撮影を
保証することを可能とする。
【0017】また、前記プリキャプチャ制御手段は、延
長後のプリキャプチャ連写速度が予め定められた許容範
囲を越えるときに、前記プリキャプチャ機能を自動的に
解除することが望ましい。この場合、プリキャプチャ機
能としての意味をなさない無駄な動作を未然に防ぐこと
を可能にする。さらに、前記許容範囲を設定する許容範
囲設定手段を具備すれば、このプリキャプチャ機能の解
除条件にユーザの意図を反映させることが可能となる。
【0018】また、この発明の電子カメラは、所定の操
作に基づく撮影時に、その操作直前までの時間的に連続
するプリキャプチャ画像を本撮影画像とともに記録する
プリキャプチャ機能を有する電子カメラにおいて、絞り
値、シャッタ速度およびISO感度を含む露出条件を設
定する露出条件設定手段と、前記プリキャプチャ画像を
得るための撮影動作を所定の間隔で繰り返し実行するプ
リ撮影手段と、前記露出条件設定手段により設定された
露出条件下で前記プリ撮影手段により得られるプリキャ
プチャ画像が露出不足となるときに、前記ISO感度を
自動的に変更するプリキャプチャ制御手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0019】この発明の電子カメラにおいては、本撮影
用に設定される露出条件では適正な明るさのプリキャプ
チャ画像を得られない場合に、ISO感度を強制的に変
更することによって、適正露出での画像の撮影を保証す
ることを可能とする。
【0020】また、この発明の電子カメラは、所定の操
作に基づく撮影時に、その操作直前までの時間的に連続
するプリキャプチャ画像を本撮影画像とともに記録する
プリキャプチャ機能を有する電子カメラにおいて、絞り
値、シャッタ速度およびISO感度を含む露出条件を設
定する露出条件設定手段と、前記プリキャプチャ画像を
得るための撮影動作を所定の間隔で繰り返し実行するプ
リ撮影手段と、前記露出条件設定手段により設定された
露出条件下で前記プリ撮影手段により得られるプリキャ
プチャ画像が露出不足となるときに、前記シャッタ速度
を自動的に変更するプリキャプチャ制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0021】この発明の電子カメラにおいては、本撮影
用に設定される露出条件では適正な明るさのプリキャプ
チャ画像を得られない場合に、シャッタ速度を強制的に
変更することによって、適正露出での画像の撮影を保証
することを可能とする。
【0022】また、この発明は、前記プリキャプチャ制
御手段が、(1)前記シャッタ速度の変更後、前記プリ
キャプチャ画像の露出不足が解消されていないときに、
さらに前記ISO感度を自動的に変更する、(2)前記
ISO感度の変更後、前記プリキャプチャ画像の露出不
足が解消されていないときに、さらに前記絞り値を自動
的に変更する、(3)前記シャッタ速度の変更後、前記
プリキャプチャ画像の露出不足が解消されていないとき
に、さらに前記絞り値を自動的に変更する、等の手段を
備えることが好ましい。
【0023】この発明の電子カメラにおいては、適正露
出を得るために実施する露出条件の強制的な変更を適切
な手順で実行することを可能とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0025】(第1実施形態)まず、この発明の第1実
施形態を説明する。
【0026】図1は、この第1実施形態に係る電子カメ
ラの外観を示す図である。
【0027】図1に示すように、この電子カメラは、大
きく分けて、カメラ本体1とレンズ鏡筒2とからなる。
カメラ本体1には、電子ビューファインダ(EVF)3
やポップアップタイプのストロボ4のほか、操作部とし
てレリーズボタン5、メニューボタン6、十字ボタン7
およびOKボタン8などが設けられ、さらに表示部とし
てカラー液晶ディスプレイ(LCD)9が設けられてい
る。
【0028】次に、図2を用いてこの電子カメラの内部
の詳細な構成を説明する。
【0029】図2において、レンズ鏡筒2に設けられた
レンズ11を通過する被写体光は、絞り12およびシャ
ッタ13により光量が制御される。絞り12は、通過す
る被写体光量を内部の複数枚の羽根の位置に応じて機械
的に制限するものであり、また、シャッタ13は、被写
体光を通過または遮断すべく羽根の位置で開閉するもの
である。
【0030】このレンズ11、絞り12およびシャッタ
13を通過した被写体光は、カメラ本体1内に導かれ、
カラー半導体撮像素子であるCCD2次元カラーイメー
ジセンサ(以下、単にCCDという)14に入射して、
CCD14の撮像面上に被写体像を結像する。
【0031】CCD14は、光電変換を行なう複数の画
素を2次元のマトリクス状に配列して撮像面を構成し、
さらに撮像面にカラーフィルタを配置したものであり、
撮像面に結像された被写体像に対応した信号電荷を蓄積
する。このCCD14には撮像回路15が付属してお
り、この撮像回路15によって、露光、読み出し、素子
シャッタ、ゲイン調整、電力供給等が制御される。ま
た、CCD14からの出力は、A/D変換器16により
デジタル信号に変換された後、画像処理部17に導か
れ、ISO感度設定、オートホワイトバランス、輝度/
色信号生成およびガンマ処理などが施されることによ
り、所定フォーマットのカラー画像信号が生成される。
【0032】この画像処理部17によって生成されたカ
ラー画像信号は、たとえばDRAMからなるバッファメ
モリ18に一時的に記憶される。そして、プリキャプチ
ャ機能を用いた撮影時には、このバッファメモリ18に
新しい順に所定数のカラー画像信号が蓄えられるように
巡回利用しながらバッファリングが行われる。
【0033】また、このバッファメモリ18には、圧縮
伸長部19が接続される。この圧縮伸長部19は、バッ
ファメモリ18に記憶された画像信号を読み出して圧縮
(符号化)処理を行なうことにより、記録媒体20への
記録に適した形態とするための圧縮処理部と、記録媒体
20に記録された画像データを読み出して伸長(復号
化)処理を行なう伸長処理部とからなる。この圧縮処理
の方式としては、たとえばJPEG方式が用いられる
が、これに限られるものではない。再生時は、伸長処理
された画像信号がバッファメモリ18に一時記憶され、
液晶制御部21を経てカラー液晶ディスプレイ(LC
D)9で適宜表示される。なお、記録媒体20は、たと
えばカード型フラッシュメモリのような半導体メモリに
より構成されたメモリカードが一般的に使用されるが、
これに限られるものではなく、たとえばハードディスク
やフロッピー(登録商標)ディスクのような磁気記録媒
体等、種々の形態のものを使用できる。
【0034】また、この電子カメラは、カラー液晶ディ
スプレイ(LCD)9とは別に、覗き込み型の電子ビュ
ーファインダ(EVF)3が設けられており、A/D変
換器16からの出力に対して、ファインダ画像生成部2
2にてnフレーム/秒の動画処理が行われ、スルー画像
として液晶制御部23を介して電子ビューファインダ
(EVF)3から、または液晶制御部21を介してカラ
ー液晶ディスプレイ(LCD)9から表示される。
【0035】また、A/D変換器16からの出力は、A
E(自動露出)処理部24およびAF(自動焦点調整)
処理部25にも画像信号として入力される。
【0036】AE処理部24では、A/D変換器16よ
り出力されるデジタル化された画素信号を受け、各画素
からの画素信号の累積加算を主体とする演算処理を行な
い、この累積加算値に基づき被写体の明るさに応じたA
E評価値を求める。
【0037】AF処理部25では、A/D変換器16よ
り出力されるデジタル化された画素信号を受け、たとえ
ば1画面分の画素信号の高周波成分をハイパスフィルタ
により抽出し、これに対して累積加算等の演算処理を行
なうことによって高域側の輪郭成分量に対応するAF評
価値を算出する。
【0038】また、ストロボ4は、被写体を照明するた
めの光源であり、ストロボ制御回路26によってストロ
ボ4の発光量が制御される。ストロボ制御回路26は、
所定量の電荷を蓄積可能なストロボ用コンデンサを備
え、このストロボ用コンデンサを充放電させてストロボ
4を駆動する。
【0039】以上の各部の動作は、すべてシステムコン
トローラ27によりその制御が司られるが、このシステ
ムコントローラ27は、AE処理部24およびAF処理
部25の処理結果と操作部30からの指令に基づいて各
部を制御するものであり、CPUを用いて構成される。
【0040】つまり、システムコントローラ27は、A
E処理部24で得られたAE評価値に基づき、絞り12
を制御することで光量を制御したり、撮像回路15を介
してCCD14の電荷蓄積時間を制御することにより、
自動露出(AE)処理を行ない、また、AF処理部25
で得られたAF評価値に基づき、レンズ11を光軸方向
に移動させて自動焦点調整(AF)処理を行なう。
【0041】操作部30は、ユーザによる操作に基づい
て各種の動作を行なわせるための指令信号を発生してシ
ステムコントローラ27に伝達する。具体的には、操作
部30には撮影指示のためのスイッチとして、第1段レ
リーズスイッチ31と第2段レリーズスイッチ32とが
設けられている。
【0042】第1段レリーズスイッチ31は、画像の撮
像動作に先立って行なう予備動作であるAE処理および
AF処理を開始させる指令信号を発生させる。第2段レ
リーズスイッチ32は、第1段レリーズスイッチ41に
より発生される指令信号を受けて画像の実際の撮像動作
を開始させる指令信号を発生させる。そして、この電子
カメラが備えるプリキャプチャ機能は、この第1段レリ
ーズスイッチ31のオンで撮影画像のバッファリングを
開始し、第2段レリーズスイッチ32のオンで画像の本
撮影を実行するとともに、所定数のプリキャプチャ画像
と本撮影画像とからなる一連の画像の記録を開始する。
【0043】さらに、操作部30には、この電子カメラ
の各種撮影条件等を設定するためのメニュースイッチ3
3、十字スイッチ34およびOKスイッチ35などが設
けられている。このメニュースイッチ33、十字スイッ
チ34およびOKスイッチ35により設定される各種撮
影条件のうち、プリキャプチャ機能に関わる撮影条件と
しては、1秒間に何枚の画像を撮影するのかを示すプリ
キャプチャ連写速度と、プリキャプチャ画像を何枚記録
するのかを示すプリキャプチャ枚数と、絞り値およびシ
ャッタ速度を決定するための露出条件とが存在する。こ
の露出条件は、ユーザ自身が絞り値およびシャッタ速度
の両方を設定することも可能であり、また、いずれか一
方のみを設定し、かつ、その設定で適正露出が得られる
ように他方を自動調整させることも可能である。さら
に、この両方をその時の状況に応じて自動調整させるこ
とも可能である。
【0044】図1との対応を説明すると、第1段レリー
ズスイッチ31および第2段レリーズスイッチ32は、
レリーズボタン5の押下によりオン状態となるスイッチ
であり、レリーズボタン5を半押し状態にすると、第1
段レリーズスイッチ31のみがオンとなって画像の撮影
準備が指示され、システムコントローラ27による制御
で撮影動作に先立つ予備動作であるAE処理およびAF
処理が開始される。そして、プリキャプチャ機能作動時
には、プリキャプチャ画像のバッファリングも開始され
る。
【0045】また、レリーズボタン5を全押し状態にす
ると、第2段レリーズスイッチ32もオンとなって画像
の撮影記録が指示され、システムコントローラ27によ
る制御で画像が撮影され、記録媒体20に記録される。
このとき、プリキャプチャ機能が作動していれば、バッ
ファリングされていたプリキャプチャ画像も併せて記録
されることになる。
【0046】メニュースイッチ33は、メニューボタン
6の押下によりオン状態となるスイッチであり、このメ
ニュースイッチ33がオンとなってメニューの表示が指
示され、システムコントローラ27による制御でメニュ
ーがカラー液晶ディスプレイ(LCD)9に表示され
る。また、十字スイッチ34は、十字キー7の押下によ
りオン状態となるスイッチであり、この十字スイッチが
オンとなってメニュー上のいずれかの項目の選択が指示
され、システムコントローラ27による制御でその項目
の設定に移行する。そして、OKスイッチ35は、OK
ボタン8の押下によりオン状態となるスイッチであり、
このOKスイッチ35がオンとなって設定の適用が指示
され、システムコントローラ27による制御でその項目
の設定が保持されてメニューから通常画面に復帰する。
【0047】また、システムコントローラ27は、前述
した各種の制御のほか、シャッタを切る直前の画像を取
り込むプリキャプチャ機能を適切に制御するといった、
この発明に特有のプリキャプチャ制御を有する。以下、
このプリキャプチャ制御について詳細に説明する。
【0048】この電子カメラでは、1秒間に15回の間
隔でCCD読み出しが実行され、また、プリキャプチャ
連写速度としては、1秒間に15枚を上限に、7.5
枚、5枚または3枚のいずれかが設定可能である。そし
て、ここでは、プリキャプチャ速度が1秒間に5枚、プ
リキャプチャ枚数も5枚と設定されたと想定する。つま
り、1/15秒ごとに得られる画素信号を3回に1回の
割合で取り込みながらプリキャプチャ画像の撮影を行っ
ていき、かつ、新しい順に少なくとも5枚以上のプリキ
ャプチャ画像をバッファリングするように設定されてい
ることになる。
【0049】図3および図4を参照して、この設定でプ
リキャプチャ機能を用いた撮影を行った場合の動作をよ
り具体的に説明すると、図3に示すように、レリーズ半
押し中は、1/15秒間隔でCCD露光を繰り返し実行
し、また、このうちの3回に1回、つまり1/5秒間隔
でプリキャプチャ画像の撮影およびバッファリングを繰
り返し実行する。そして、レリーズ全押し時に、このバ
ッファリングした新しい順に5枚のプリキャプチャ画像
とその時点での本撮影画像とを一連の画像として記録す
る。これにより、図4に示すように、たとえば走行中の
車両を撮影した場合には、本撮影画像を最終画像とし、
かつ、そこから時間的に5枚分溯ったプリキャプチャ画
像を先頭画像とした6枚の連写画像が記録されることに
なり、車両全体がフレーム内に収まった3枚目の画像を
逃さず得られることとなる。
【0050】ここで、たとえば暗い被写体を撮影する場
合など、ユーザ自身が設定した、あるいは自動設定され
たシャッタ速度が1/15秒よりも長くなってしまった
場合を考える。つまり、図5に示すように、レリーズ半
押し中の撮影の間隔の時間と比較して、設定された露出
条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)の方が長
くなってしまった場合である。
【0051】このとき、システムコントローラ27は、
たとえば図6に示す手順でプリキャプチャ制御を実行す
る。図6は、システムコントローラ27が実行する第1
のプリキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0052】システムコントローラ27は、プリキャプ
チャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、ま
ず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャ
ッタ速度)がCCD露光の間隔よりも長くなっていない
かを調べ(ステップA1)、長くなっていれば(ステッ
プA1のYES)、このプリキャプチャ機能を自動的に
解除した上で、必要な露出時間で1回の撮影を実行する
(ステップA2)。一方、長くなっていなければ(ステ
ップA1のNO)、通常通り、そのままプリキャプチャ
機能を用いて撮影を実行する(ステップA3)。
【0053】なお、システムコントローラ27は、プリ
キャプチャ機能が設定されると、その時点で、カラー液
晶ディスプレイ(LCD)9上に、プリキャプチャ機能
の設定を表すマークを白色で表示する。そして、前述の
ようにプリキャプチャ機能を自動的に解除した場合に
は、このマークを白色から赤色に変更することにより、
その旨をユーザに告示する。
【0054】これにより、露出条件を満たさない不完全
な画像の撮影は禁止され、記録媒体20の無益な消費や
無駄な動作が未然に防止されることになる。
【0055】次に、図7を参照して、システムコントロ
ーラ27が実行する第1のプリキャプチャ制御の動作手
順を説明する。
【0056】システムコントローラ27は、プリキャプ
チャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、ま
ず、設定された露出条件で必要とされる露光時間(シャ
ッタ速度)がCCD露光の間隔よりも長くなっていない
かを調べ(ステップB1)、長くなっていれば(ステッ
プB1のYES)、続いて、プリキャプチャ機能を用い
た撮影を強行した場合のプリキャプチャ画像の露出不足
が予め定められた許容範囲(たとえば−1EV値)内か
どうかを調べる(ステップB2)。そして、許容範囲外
であれば(ステップB2のNO)、このプリキャプチャ
機能を自動的に解除した上で撮影を実行する(ステップ
B3)。
【0057】一方、設定された露出条件で必要とされる
露光時間(シャッタ速度)がCCD読み出しの間隔より
も長くなっていないか(ステップB1のNO)、または
長くなってはいるが露出不足が予め定められた許容範囲
内である場合(ステップB1のYES,ステップB2の
YES)、通常通り、そのままプリキャプチャ機能を用
いて撮影を実行する(ステップB4)。
【0058】これにより、第1のプリキャプチャ制御と
異なり、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッ
タチャンスを捉えるための撮影が取り敢えず実行される
ことになる。
【0059】なお、このプリキャプチャの解除条件にユ
ーザの意図を反映させるため、露出不足の許容範囲を十
字キー7およびOKボタン8の押下によって任意に設定
できるようにしても良い。
【0060】次に、この電子カメラがレリーズ半押し時
に実行される周期的な撮影間隔を自在に変更可能に構成
されている場合を考える。つまり、プリキャプチャ速度
として1秒間に15枚が設定されている場合を除き、必
要に応じて、撮影の間隔を1/15秒よりも長くするこ
とができる場合である。
【0061】この場合、システムコントローラ27は、
設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ
速度)がユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮
影間隔よりも長くなっていないかを調べ、図8に示すよ
うに、ユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影
間隔よりも設定された露出条件で必要とされるシャッタ
速度の方が長くなってしまった場合に、たとえば図9に
示す手順でプリキャプチャ制御を実行する。図9は、こ
の電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な
撮影間隔を変更可能に構成されている場合のシステムコ
ントローラ27が実行する第1のプリキャプチャ制御の
動作手順を説明するためのフローチャートである。
【0062】システムコントローラ27は、プリキャプ
チャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、ま
ず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャ
ッタ速度)が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影
間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップC
1)、長くなっていれば(ステップC1のYES)、こ
のプリキャプチャ機能を自動的に解除した上で撮影を実
行する(ステップC2)。一方、長くなっていなければ
(ステップC1のNO)、通常通り、そのままプリキャ
プチャ機能を用いて撮影を実行する(ステップC3)。
【0063】これにより、前述と同様、露出条件を満た
さない不完全な画像の撮影は禁止され、記録媒体20の
無益な消費や無駄な動作が未然に防止されることにな
る。
【0064】次に、図10を参照して、この電子カメラ
がレリーズ半押し時に実行される周期的な撮影の間隔を
自在に変更可能に構成されている場合のシステムコント
ローラ27が実行する第2のプリキャプチャ制御の動作
手順を説明する。
【0065】システムコントローラ27は、プリキャプ
チャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、ま
ず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャ
ッタ速度)が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影
間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップD
1)、長くなっていれば(ステップD1のYES)、続
いて、この撮影間隔で強行した場合のプリキャプチャ画
像の露出不足が予め定められた許容範囲(たとえば−1
EV値)内かどうかを調べる(ステップD2)。そし
て、許容範囲外であれば(ステップD2のNO)、この
プリキャプチャ機能を自動的に解除した上で、必要な露
出時間で1回の撮影を実行する(ステップD3)。
【0066】一方、設定された露出条件で必要とされる
シャッタ速度が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮
影間隔よりも長くなっていないか(ステップD1のN
O)、または長くなってはいるが露出不足が予め定めら
れた許容範囲内である場合(ステップD1のYES,ス
テップD2のYES)、通常通り、そのままプリキャプ
チャ機能を用いて撮影を実行する(ステップD4)。
【0067】これにより、第1のプリキャプチャ制御と
異なり、若干の露出不足が見られても、いわゆるシャッ
タチャンスを捉えるための撮影が取り敢えず実行される
ことになる。
【0068】なお、前述と同様、このプリキャプチャの
解除条件にユーザの意図を反映させるため、露出不足の
許容範囲を十字キー7およびOKボタン8の押下によっ
て任意に設定できるようにしても良い。
【0069】次に、図11および図12を参照して、こ
の電子カメラがレリーズ半押し時に実行される周期的な
撮影の間隔を自在に変更可能に構成されている場合のシ
ステムコントローラ27が実行する第3のプリキャプチ
ャ制御の動作手順を説明する。
【0070】この第3のプリキャプチャ制御と前述した
第1および第2のプリキャプチャ制御との違いは、第1
および第2のプリキャプチャ制御がプリキャプチャ連写
速度優先で実行されるのに対し、露出条件優先で実行さ
れる点にある。
【0071】たとえば図11に示すように、設定された
プリキャプチャ連写速度の撮影間隔と比較して、設定さ
れた露出条件で必要とされる露出時間(シャッタ速度)
の方が長くなってしまった場合に、その時間が予め定め
られた許容範囲内であるならば、その撮影間隔を強制的
に延長して撮影動作を実行する。
【0072】図12は、システムコントローラ27が実
行する第3のプリキャプチャ制御の動作手順を説明する
ためのフローチャートである。
【0073】システムコントローラ27は、プリキャプ
チャ機能が有効に設定された状態で撮影を行う場合、ま
ず、設定された露出条件で必要とされる露出時間(シャ
ッタ速度)が設定されたプリキャプチャ連写速度の撮影
間隔よりも長くなっていないかを調べ(ステップE
1)、長くなっていれば(ステップE1のYES)、続
いて、露出条件を満たすべく撮影間隔を変更した場合
に、その変更後の撮影間隔が予め定められた許容範囲
(たとえば2倍)内に収まるかどうかを調べる(ステッ
プE2)。そして、許容範囲外であれば(ステップE2
のNO)、このプリキャプチャ機能を自動的に解除した
上で撮影を実行し(ステップE3)、また、許容範囲内
であれば(ステップE2のNO)、撮影間隔を強制的に
変更した上で、プリキャプチャ機能を用いた撮影を実行
する(ステップE4)。
【0074】一方、設定された露出条件で必要とされる
露出時間(シャッタ速度)が設定されたプリキャプチャ
連写速度の撮影間隔よりも長くなっていない場合(ステ
ップE1のNO)、通常通り、撮影間隔の変更を行わず
に、そのままプリキャプチャ機能を用いて撮影を実行す
る(ステップE5)。
【0075】なお、システムコントローラ27は、プリ
キャプチャ機能が設定されると、その時点で、カラー液
晶ディスプレイ(LCD)9上に、プリキャプチャ機能
の設定を表すマークを白色で表示する。そして、前述の
ように撮影間隔を強制的に変更した場合には、このマー
クを白色から赤色に変更することにより、その旨をユー
ザに告示する。
【0076】これにより、ユーザの設定とは異なる間隔
で画像の撮影が行われる場合が生じる反面、適正露出で
の画像の撮影を保証し、また、許容範囲内か否かでプリ
キャプチャ機能の作動有無を制御することにより、プリ
キャプチャ機能としての意味をなさない無駄な動作を未
然に防ぐことになる。
【0077】なお、このプリキャプチャの解除条件にユ
ーザの意図を反映させるため、プリキャプチャ連写速度
の延長幅の許容範囲を十字キー7およびOKボタン8の
押下によって任意に設定できるようにしても良い。
【0078】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態について説明する。なお、この第2実施形態の電
子カメラの外観および内部の機器構成は、図1および図
2に示した前述の第1実施形態の電子カメラと同じであ
るため、ここではその説明を省略する。
【0079】そして、この第2実施形態の電子カメラの
特徴は、本撮影用に設定された露出条件下で撮影される
プリキャプチャ画像が適切な露出を得られないときに、
ISO感度、シャッタ速度、絞り値などを適切な手順で
変更する点にあり、以下、この点について詳細に説明す
る。
【0080】この制御を実現するために、システムコン
トローラ27は、たとえば図13に示すようなテーブル
を保持する。このテーブルは、絞り値およびシャッタ速
度をその時の状況に応じて自動調整させる、いわゆるオ
ートモード設定時におけるプリキャプチャ画像の露出不
足をどのように解消するかを示すテーブルである。より
具体的に説明すると、システムコントローラ27は、絞
り値およびシャッタ速度がそれぞれ開放(2.0)とプ
リキャプチャ撮影時の最長(1/15秒)とに自動調整
され、かつ、この撮影条件下で撮影されるプリキャプチ
ャ画像の明るさがしきい値(1)を下回ってしまうとき
に、その明るさに応じて、ISO感度を通常時の固定値
である100から段階的に高めていく。また、この図1
3に示すテーブルは、上段から下段に暗くなる方向を表
している。
【0081】ここで、図14を参照しながら、このとき
のシステムコントローラ27の動作手順を説明する。
【0082】システムコントローラ27は、その時の状
況に応じて露出条件を自動設定すると(ステップF
1)、まず、絞り値が開放であって、かつ、シャッタ速
度がプリキャプチャ撮影時の最長かどうかを判定する
(ステップF2)。ここで、開放かつ最長であれば(ス
テップF2のYES)、システムコントローラ27は、
今度は、その撮影条件下で撮影されるプリキャプチャ画
像の明るさが許容される範囲にあるかどうかを判定する
(ステップF3)。
【0083】そして、明るさが許容される範囲になけれ
ば、つまり露出不足であれば(ステップF3のNO)、
システムコントローラ27は、その明るさ、つまり露出
不足の度合いに応じてISO感度を変更し(ステップF
4)、プリキャプチャ撮影を実行する(ステップF
5)。
【0084】なお、システムコントローラ27は、プリ
キャプチャ機能が設定されると、その時点で、カラー液
晶ディスプレイ(LCD)9上に、プリキャプチャ機能
の設定を表すマークを白色で表示する。そして、前述の
ようにISO感度を自動的に変更した場合には、このマ
ークを白色から赤色に変更することにより、その旨をユ
ーザに告示する。
【0085】また、この変更は、プリキャプチャ撮影に
ついてのみ行うものであり、システムコントローラ27
は、この変更を行った後、本撮影を行う時には、それ以
前に自動設定した露出条件を復帰させる。
【0086】これにより、この電子カメラは、本撮影用
に設定される露出条件では適正な明るさのプリキャプチ
ャ画像を得られない場合に、ISO感度を強制的に変更
することによって、適正露出での画像の撮影を保証する
ことを可能とする。
【0087】次に、ユーザが絞り値のみを設定し、その
設定で適正露出が得られるようにシャッタ速度を自動調
整させる、いわゆる絞り優先モード設定時におけるプリ
キャプチャ画像の露出不足を解消する場合の動作原理を
説明する。
【0088】図15は、露出不足が大きくなる、つまり
暗くなるにしたがって、シャッタ速度、ISO感度およ
び絞り値の順に変更を行うことにより、その露出不足を
解消する場合の動作原理を説明するための図である。
【0089】いま、絞り優先モードにおいて絞り値が
5.6に設定されたと想定する。この場合、システムコ
ントローラ27は、暗くなるにしたがって、つまり図1
5のテーブルの上段から下段に向かうにしたがって、ま
ず、シャッタ速度を変更して露出時間を長くする。この
シャッタ速度がプリキャプチャ撮影の最長である1/1
5秒に達すると、システムコントローラ27は、今度
は、ISO感度を高感度に変更していく。そして、この
ISO感度も最高感度の800に達すると、システムコ
ントローラ27は、最後に、絞り値を開放(2)の方向
に変更していく。
【0090】また、図16は、ISO感度は固定で、シ
ャッタ速度および絞り値の順に変更を行うことにより、
その露出不足を解消する場合の動作原理を説明するため
の図である。
【0091】この場合、システムコントローラ27は、
シャッタ速度がプリキャプチャ撮影の最長である1/1
5秒に達しても、ISO感度を変更することは行わず、
即座に絞り値を開放(2)の方向に変更していく。
【0092】この図15および図16に示したいずれの
原理でプリキャプチャ撮影における露出条件を変更制御
するのかは、たとえばメニュースイッチ33、十字スイ
ッチ34およびOKスイッチ35をユーザに操作させて
設定すれば良い。
【0093】ここで、図17を参照しながら、このとき
のシステムコントローラ27の動作手順を説明する。
【0094】システムコントローラ27は、ユーザが指
定した絞り値に基づいて露出条件を自動設定すると(ス
テップG1)、まず、シャッタ速度がプリキャプチャ撮
影時の最長かどうかを判定する(ステップG2)。ここ
で、最長であれば(ステップG2のYES)、システム
コントローラ27は、その撮影条件下で撮影されるプリ
キャプチャ画像の明るさが許容される範囲にあるかどう
かを判定する(ステップG3)。
【0095】明るさが許容される範囲になければ、つま
り露出不足であれば(ステップG3のNO)、システム
コントローラ27は、今度は、その明るさ、つまり露出
不足の度合いに応じてISO感度を変更する(ステップ
G4)。また、このISO感度が最高感度にまで達する
と(ステップG5のYES)、その撮影条件下で撮影さ
れるプリキャプチャ画像の明るさが許容される範囲にあ
るかどうかを再度判定する(ステップG6)。そして、
明るさが許容される範囲になければ、つまり露出不足で
あれば(ステップG6のNO)、最後に、ユーザが指定
した絞り値を開放の方向に変更し(ステップG7)、プ
リキャプチャ撮影を実行する(ステップF8)。
【0096】なお、ISO感度を固定する場合には、前
述した処理のうち、ステップG4〜ステップG6の処理
を省略する。
【0097】また、この変更は、プリキャプチャ撮影に
ついてのみ行うものであり、システムコントローラ27
は、この変更を行った後、本撮影を行う時には、それ以
前に絞り優先で自動設定した露出条件を復帰させる。
【0098】これにより、この電子カメラは、本撮影用
に設定される露出条件では適正な明るさのプリキャプチ
ャ画像を得られない場合に、シャッタ速度、ISO感度
および絞り値を適切な手順で変更しつつ、適正露出での
画像の撮影を保証することを可能とする。
【0099】
【発明の効果】以上、詳述したように、この発明によれ
ば、プリキャプチャ機能が有効に設定されている場合で
あっても、たとえば周期的に実行される撮影の間隔より
も必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまうと
きには、このプリキャプチャ機能を自動的に解除し、所
定の露出条件を満たさない不完全な画像の撮影を行わな
いように制御するため、有限な記録媒体の無益な消費や
無駄な動作を未然に防ぐことを可能にする。
【0100】また、各画像が所定の露出条件を許容範囲
を越えて満たさないときに、このプリキャプチャ機能を
自動的に解除するようにすれば、若干の露出不足が見ら
れても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影
を取り敢えず実行させることができ、さらに、この許容
範囲を任意に設定できるようにすれば、このプリキャプ
チャ機能の解除条件にユーザの意図を反映させることが
可能となる。
【0101】また、この発明によれば、たとえば周期的
に実行される撮影の間隔を自在に変更な場合に、プリキ
ャプチャ機能が有効に設定されている場合であっても、
ユーザが設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よ
りも必要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまう
ときには、このプリキャプチャ機能を自動的に解除する
ようにしたことから、所定の露出条件を満たさない不完
全な画像の撮影を行わないように制御されるため、有限
な記録媒体の無益な消費や無駄な動作を未然に防ぐこと
を可能とする。
【0102】また、各画像が所定の露出条件を許容範囲
を越えて満たさないときに、このプリキャプチャ機能を
自動的に解除するようにすれば、若干の露出不足が見ら
れても、いわゆるシャッタチャンスを捉えるための撮影
を取り敢えず実行させることができ、さらに、この許容
範囲を任意に設定できるようにすれば、このプリキャプ
チャ機能の解除条件にユーザの意図を反映させることが
可能となる。
【0103】また、この発明によれば、たとえば周期的
に実行される撮影の間隔を自在に変更な場合に、ユーザ
が設定したプリキャプチャ連写速度の撮影間隔よりも必
要とされるシャッタ速度の方が長くなってしまうときに
は、その条件を満たすべくプリキャプチャ速度を強制的
に延長するようにしたことから、ユーザの設定とは異な
る間隔で画像の撮影が行われる場合が生じる反面、適正
露出での画像の撮影を保証することが可能となる。
【0104】また、延長後のプリキャプチャ連写速度が
許容範囲を越えるときに、プリキャプチャ機能を自動的
に解除するようにすれば、プリキャプチャ機能としての
意味をなさない無駄な動作を未然に防ぐことを可能と
し、さらに、この許容範囲を任意に設定できるようにす
れば、このプリキャプチャ機能の解除条件にユーザの意
図を反映させることが可能となる。
【0105】また、本撮影用に設定される露出条件では
適正な明るさのプリキャプチャ画像を得られない場合
に、ISO感度やシャッタ速度、絞り値等を適切な手順
で変更しつつ、適正露出での画像の撮影を保証すること
を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る電子カメラの外
観を示す図。
【図2】同第1実施形態の電子カメラの内部の詳細な構
成を説明するための図。
【図3】プリキャプチャ機能を用いた撮影を行った場合
の通常時の動作をより具体的に説明するための第1の
図。
【図4】プリキャプチャ機能を用いた撮影を行った場合
の通常時の動作をより具体的に説明するための第2の
図。
【図5】シャッタ速度が撮影間隔よりも長くなってしま
った状況を示すための図。
【図6】同第1実施形態の電子カメラのシステムコント
ローラが実行する第1のプリキャプチャ制御の動作手順
を説明するためのフローチャート。
【図7】同第1実施形態の電子カメラのシステムコント
ローラが実行する第2のプリキャプチャ制御の動作手順
を説明するためのフローチャート。
【図8】同第1実施形態の電子カメラがレリーズ半押し
時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に
構成されている場合であって、シャッタ速度がこの撮影
間隔よりも長くなってしまった状況を示すための図。
【図9】同第1実施形態のレリーズ半押し時に実行され
る周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成された電
子カメラのシステムコントローラが実行する第1のプリ
キャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチャ
ート。
【図10】同第1実施形態のレリーズ半押し時に実行さ
れる周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成された
電子カメラのシステムコントローラが実行する第2のプ
リキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチ
ャート。
【図11】同第1実施形態の電子カメラがレリーズ半押
し時に実行される周期的な撮影の間隔を自在に変更可能
に構成されている場合であって、シャッタ速度がこの撮
影間隔よりも長くなってしまった場合の撮影動作示すた
めの図。
【図12】同第1実施形態のレリーズ半押し時に実行さ
れる周期的な撮影の間隔を自在に変更可能に構成された
電子カメラのシステムコントローラが実行する第3のプ
リキャプチャ制御の動作手順を説明するためのフローチ
ャート。
【図13】同第2実施形態の電子カメラのシステムコン
トローラが保持する、オートモード設定時におけるプレ
キャプチャ画像の露出不足をどのように解消するかを示
すテーブルの内容を表す図。
【図14】同第2実施形態のシステムコントローラの動
作手順を説明するための第1のフローチャート。
【図15】同第2実施形態の電子カメラが露出不足を解
消する場合の動作原理を説明するための第1の図。
【図16】同第2実施形態の電子カメラが露出不足を解
消する場合の動作原理を説明するための第2の図。
【図17】同第2実施形態のシステムコントローラの動
作手順を説明するための第2のフローチャート。
【符号の説明】
1…カメラ本体 2…レンズ鏡筒 3…電子ビューファインダ(EVF) 4…ストロボ 5…レリーズボタン 6…メニューボタン 7…十字ボタン 8…OKボタン 9…カラー液晶ディスプレイ(LCD) 11…レンズ 12…絞り 13…シャッタ 14…CCD2次元カラーイメージセンサ(CCD) 15…撮像回路 16…A/D変換器 17…画像処理部 18…バッファメモリ 19…圧縮伸長部 20…記録媒体 21…液晶制御部 22…ファインダ画像生成部 23…液晶制御部 24…AE処理部 25…AF処理部 26…ストロボ制御回路 27…システムコントローラ 30…操作部 31…第1レリーズスイッチ 32…第2レリーズスイッチ 33…メニュースイッチ 34…十字スイッチ 35…OKスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 H04N 5/235 H04N 5/235 5/765 101:00 5/781 5/781 510C // H04N 101:00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作に基づく撮影時に、その操作
    直前までの時間的に連続するプリキャプチャ画像を本撮
    影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する電
    子カメラにおいて、 前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を所定の
    間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、 撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記プリ撮影
    手段により繰り返し実行される撮影動作の間隔よりも長
    秒時となるときに、前記プリキャプチャ機能を自動的に
    解除するプリキャプチャ制御手段とを具備することを特
    徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記プリキャプチャ制御手段は、前記シ
    ャッタ速度が前記プリ撮影手段の撮影動作間隔よりも長
    秒時となるときであっても、前記プリ撮影手段により得
    られるプリキャプチャ画像の露出不足が予め定められた
    許容範囲内に収まるときには、前記プリキャプチャ機能
    を解除しないことを特徴とする請求項1記載の電子カメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記許容範囲を設定する許容範囲設定手
    段を具備することを特徴とする請求項2記載の電子カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 所定の操作に基づく撮影時に、その操作
    直前までの時間的に連続するプリキャプチャ画像を本撮
    影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する電
    子カメラにおいて、 前記プリキャプチャ画像の撮影間隔を設定するプリキャ
    プチャ連写速度設定手段と、 前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を前記プ
    リキャプチャ連写速度設定手段で設定された間隔で繰り
    返し実行するプリ撮影手段と、 撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記プリキャ
    プチャ連写速度設定手段により設定された撮影間隔より
    も長秒時となるときに、前記プリキャプチャ機能を自動
    的に解除するプリキャプチャ制御手段とを具備すること
    を特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 前記プリキャプチャ制御手段は、前記シ
    ャッタ速度が前記プリキャプチャ連写速度設定手段によ
    り設定された撮影間隔よりも長秒時となるときであって
    も、前記プリ撮影手段により得られるプリキャプチャ画
    像の露出不足が予め定められた許容範囲内に収まるとき
    には、前記プリキャプチャ機能を解除しないことを特徴
    とする請求項4記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 前記許容範囲を設定する許容範囲設定手
    段を具備することを特徴とする請求項5記載の電子カメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 所定の操作に基づく撮影時に、その操作
    直前までの時間的に連続するプリキャプチャ画像を本撮
    影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する電
    子カメラにおいて、 前記プリキャプチャ画像の撮影間隔を設定するプリキャ
    プチャ連写速度設定手段と、 前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を前記プ
    リキャプチャ連写速度設定手段で設定された間隔で繰り
    返し実行するプリ撮影手段と、 撮影条件として設定されたシャッタ速度が前記プリキャ
    プチャ連写速度設定手段により設定された撮影間隔より
    も長秒時となるときに、前記プリ撮影手段の撮影間隔を
    強制的に延長するプリキャプチャ制御手段とを具備する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  8. 【請求項8】 前記プリキャプチャ制御手段は、延長後
    の撮影間隔が予め定められた許容範囲を越えるときに、
    前記プリキャプチャ機能を自動的に解除することを特徴
    とする請求項7記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 前記許容範囲を設定する撮影条件設定手
    段を具備することを特徴とする請求項8記載の電子カメ
    ラ。
  10. 【請求項10】 所定の操作に基づく撮影時に、その操
    作直前までの時間的に連続するプリキャプチャ画像を本
    撮影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する
    電子カメラにおいて、 絞り値、シャッタ速度およびISO感度を含む露出条件
    を設定する露出条件設定手段と、 前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を所定の
    間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、 前記露出条件設定手段により設定された露出条件下で前
    記プリ撮影手段により得られるプリキャプチャ画像が露
    出不足となるときに、前記ISO感度を自動的に変更す
    るプリキャプチャ制御手段とを具備することを特徴とす
    る電子カメラ。
  11. 【請求項11】 所定の操作に基づく撮影時に、その操
    作直前までの時間的に連続するプリキャプチャ画像を本
    撮影画像とともに記録するプリキャプチャ機能を有する
    電子カメラにおいて、 絞り値、シャッタ速度およびISO感度を含む露出条件
    を設定する露出条件設定手段と、 前記プリキャプチャ画像を得るための撮影動作を所定の
    間隔で繰り返し実行するプリ撮影手段と、 前記露出条件設定手段により設定された露出条件下で前
    記プリ撮影手段により得られるプリキャプチャ画像が露
    出不足となるときに、前記シャッタ速度を自動的に変更
    するプリキャプチャ制御手段とを具備することを特徴と
    する電子カメラ。
  12. 【請求項12】 前記プリキャプチャ制御手段は、 前記シャッタ速度の変更後、前記プリキャプチャ画像の
    露出不足が解消されていないときに、さらに前記ISO
    感度を自動的に変更することを特徴とする請求項11記
    載の電子カメラ。
  13. 【請求項13】 前記プリキャプチャ制御手段は、 前記ISO感度の変更後、前記プリキャプチャ画像の露
    出不足が解消されていないときに、さらに前記絞り値を
    自動的に変更することを特徴とする請求項12記載の電
    子カメラ。
  14. 【請求項14】 前記プリキャプチャ制御手段は、 前記シャッタ速度の変更後、前記プリキャプチャ画像の
    露出不足が解消されていないときに、さらに前記絞り値
    を自動的に変更することを特徴とする請求項11記載の
    電子カメラ。
  15. 【請求項15】 前記本撮影画像を得るための撮影動作
    を実行する際、前記プリキャプチャ制御手段により変更
    された露出条件を前記露出条件設定手段により設定され
    た露出条件に復帰させる本撮影制御手段を具備すること
    を特徴とする請求項10、11、12、13または14
    記載の電子カメラ。
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